JPS62131697A - 有機強誘電体を用いた音響装置 - Google Patents

有機強誘電体を用いた音響装置

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JPS62131697A
JPS62131697A JP60271247A JP27124785A JPS62131697A JP S62131697 A JPS62131697 A JP S62131697A JP 60271247 A JP60271247 A JP 60271247A JP 27124785 A JP27124785 A JP 27124785A JP S62131697 A JPS62131697 A JP S62131697A
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JP
Japan
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electrodes
flc
substrate
liquid crystal
ferroelectric
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JP60271247A
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English (en)
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JPH0573120B2 (ja
Inventor
Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の利用分野」 この発明は有機強誘電体を用いた音響装置に関する。。
「従来の技術」 音響装置としてスピーカ、イヤホーンが知られている。
このスピーカに関し、従来は小型のセラミック振動子を
用い、この振動子に共鳴板を装着させて具備していた。
「本発明が解決すべき問題点」 しかしかかるセラミックスピーカは高温度で焼成するた
め、この振動子自体を大きくすることができず、小型の
時計、電卓等のアラームに用いられるにすぎなかった。
そしてその音響特性は必ずしもよいものとはいえなかっ
た。
また焼成の際、破損しやすく、また固体のため大面積の
薄型スピーカを作ることができなかった。
他方、市場では薄膜型であり、かつ大面積の振動が可能
な音響装置が求められている。
さらに加えてスピーカの方向を変化させることなく所定
の方向に強い指向性を有する音響機器が求められている
。特にこの音9機器は単なるスピーカからの可聴周波で
はなく、超音波振動領域に対しても求められている。
「問題を解決するための手段」 薄膜型の音響装置におけるかかる問題を解決するため、
本発明においては有機強誘電体である強誘電性液晶(以
下FLCという)および強誘電体薄膜(以下FEという
)を複合化し一体化した強誘電体を用いたものである。
即ち、可曲性プラスチックの薄板を2枚重合わせ、その
内側に複数の電極を設け、その電極間にFLCまたはF
LCとFEとを介在せしめたものである。
かかる構造とすることにより、基板全体が発音源となり
、かつ大面積とすることができる。このため従来の振動
子とこのエネルギを大面積とする共鳴板とを一体化した
スピーカにおける周辺部での音の歪を減少させることが
できる。
「作用」 さらにかかる薄膜型の音響装置において、複数の電極に
対し発音する移相をわずかにずらすことにより所定の方
向への指向性をきわめて高くすることができる。このた
め、所定の方向にのみ選択的に音を出し、その反射音を
検出するソナー等への応用も可能となる。また特定方向
の遠方に音を伝えることもできる。さらに本発明に示さ
れる如< 、FLCを用いた音響装置は、液晶表示装置
と一体化せしめることができる。そして液晶表示装置の
周辺部に本発明の音響装置を一体化しても、また液晶表
示装置それ自体をスピーカとすることも可能である。
さらに基板および電極を透光性とすることにより、この
音響装置の振動性に従い、実質的に透過光量を制御する
ことができる。そのため舞台等でのファツション性を与
えることができる。さらに電子機器としてその振動数に
従い、透過光量の変調を行うことができるため電気−音
響−光変調器としても使用可能である。さらに本発明は
、2つの可曲性薄膜の間にFLCを充填することにより
音響機器とするため、この形状は薄膜型であると同時に
、任意の平面形状を与えることができる。
以下に実施例に従い本発明を説明する。
「実施例1」 第1図に本発明の音9機器の縦断面図を示す。
図面において、基板(1)上には導電性電極(2)がX
方向に1つまたは複数本数設けられている。
さらに対抗する基板(1°)の下側にも他の導電性電極
(2゛)が複数本数Y方向に設けられている。これら導
電膜電極(2) 、 (2”)上には配向処理層(3’
)、(3”°)が設けられている。そしてこの間隔は約
0.3〜4μm例えば2.0μmで互いに離間しており
、その間にはFLC(3)が充填されている。もちろん
このFLCは本実施例ではカイラルスメクチックC相を
呈する液晶であり、室温において強誘電性を有するため
、例えばB7と88との混合体を用いた。これら液晶材
料に関しては、特開昭59−98051.特開昭59−
118744に示されている。
さらに対向処理層(3’)、(3”)に関しては、電極
上にFEを形成しこの一方をラビング処理をして配向処
理を行った。このFBは有機物であり、例えばビニリデ
ンフロライト(CI(zcFz) (VDF) とトリ
フロロエチレン(TrFE)との共重合体とした。この
ビニリデン系としてビニリデンクロライド(CHzCh
)VDFとテトラフロロエチレン(CFzCFz)との
共重合体を用いてもよい。PVDF (ポリ・ビニリデ
ン・フロライY)でもよい。かかる共重合体をメチル・
エチル・ケトン法にて希釈し、スピンコードしてその厚
さを100〜1000人とし、電圧がこのFEとPLC
とに同じ様に印加できるようにした。ここではVDF/
TrFE (成分比52/48)に(成分比65/35
)を(3”)として用いた。
この液晶の一対の基板間への液晶充填は未発明人の出願
しているラミネート充填法を用いた。
周辺部は(4) 、 (4’)でエポキシ剤で封止をす
る。
これら全体をアルミニューム枠(6)、(6’)に固定
する。
かくして得られた音響装置に対し、上側の電極はX方向
に、また下側の電極はY方向(図面では垂直方向とした
)とした。そしてこのY方向の電極の印加電圧をミリ秒
の範囲で互いに移相をずらし、特定の方向への指向性を
高めた。例えば図面で右斜上方向に音を出そうとすると
、左端より右端に向かって発音を少しずらせればよい。
そしてこの一対の電極(2) 、 (27)との間に電
圧を印加した。
このFLCが第2図に示す如く、ヒステリシス特性を有
するため、一対の電極に電気信号を+Vまたは一■の電
圧を印加することにより与える。その電気伝導に従って
分極(P)ができ、このヒステリシス(7) 、 (8
)に従って基板が振動し始める。するとこのヒステリシ
スの面積(10)のエネルギが基板に振動を与える。さ
らにこの基板の振動が大気の振動を促すものである。
かくして強誘電体を用いることにより、大気中、水中等
で音を発生させることができた。
「効果」 本発明により、音響機器全体の厚さを1mm以下とする
こともでき、その面積が1〜10mmφまたは負の小型
形状から100〜500mmφまたは長方形の大きさの
ものを作ることが可能である。その使途により大きな自
由度を有する。
また有機強誘電体のみを用いて薄膜型台9機器を作る可
能性も有する。しかしかかる場合、このVDF/TrF
E、 PVDFに加える電圧がきわめて大きい。
またこれを100〜500人と薄くすると、局部的にピ
ンホールによりショートシやすい。このため、FLC(
厚さ1〜4μ)をバッファ層としてFEに密接して設け
ることにより上下の電極間がショートしにくく高信頬性
を期待できるという特長を有するQさらにこの基板を大
気中ではなく水中等に浸漬することにより水中音響機、
水中発信機とし得る等の他の特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の音響機器の縦断面図を示す。 第2図は本発明の音響機器の電気特性の一例を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電極を互いに有する一対の基板を前記電極を有する
    面を内側にして対抗せしめるとともに、前記基板間に強
    誘電性液晶と強誘電体薄膜とを有し、前記電極間に電気
    信号を与えることにより前記基板を振動せしめることを
    特徴とする有機強誘電体を用いた音響装置。 2、特許請求の範囲第1項において、電極はマトリック
    ス状または櫛状に配設せしめられ、隣あった電極間の移
    相をずらすことにより所定の方向に指向性を有せしめて
    発音せしめることを特徴とする有機強誘電体を用いた音
    響装置。
JP60271247A 1985-12-02 1985-12-02 有機強誘電体を用いた音響装置 Granted JPS62131697A (ja)

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JP60271247A JPS62131697A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 有機強誘電体を用いた音響装置

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JP60271247A JPS62131697A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 有機強誘電体を用いた音響装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62131697A true JPS62131697A (ja) 1987-06-13
JPH0573120B2 JPH0573120B2 (ja) 1993-10-13

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