JPS62130649A - 植物エキス組成物 - Google Patents

植物エキス組成物

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JPS62130649A
JPS62130649A JP27779186A JP27779186A JPS62130649A JP S62130649 A JPS62130649 A JP S62130649A JP 27779186 A JP27779186 A JP 27779186A JP 27779186 A JP27779186 A JP 27779186A JP S62130649 A JPS62130649 A JP S62130649A
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oil
extract
plant
tea
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JP27779186A
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シエング−シウング ス
スコツト ウエストフオール
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Nestle SA
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物エキスに付随する泡の抑制およびかかるエ
キス、とりわけ茶のアロマ添加に関する。
茶およびコーヒーのような飲物は、植物材料、例えば茶
菓または焙焼磨砕コーヒー豆の水性抽出により普通製造
される。インスタント飲料の工業的製造においては、液
体抽出物を一般には粉末形に乾燥する。本明細書中で使
用する「エキス」という用語は、特に断らない限り液体
および乾燥形両者を包含する。
液体植物エキスは泡立つ傾向があり、工業的処理加工中
の取扱いに困難を生ずる傾向がある。また、乾燥植物エ
キスを消費者が水でもどすとき、あるいは再構成可能飲
料を販売のため飲料を絶えず再循環させかつ噴霧して分
与する分与器に入れて提供するとき、目されすな泡を生
ずる。
従って、泡立ちを抑制するために植物エキス中に添加で
きる有効な消泡剤あるいは「アンチフオーム」に対し長
い間要望があった。幾つかの市販消泡剤が一般に食品お
よび飲料に使用するのに満足できると考えられたが、そ
れらは外来物質と見做され、従ってしばしば望ましくな
いと考えられる。米国特許第3,100.151号明細
書は、植物油、例えばコーヒー油から、コーヒー油をグ
リセリンと反応させてモノグリセリドをつくることによ
りコーヒーまたは茶に使用するための消泡剤を製造でき
ることを示唆している。この方法に利用されるグリセリ
ンは植物エキスの天然に存在する成分でなく、そのため
この消泡剤はがなりの量の外来物質を含む。
本発明は消泡剤含有植物エキス組成物ならびに消泡剤お
よびエキス組成物の製造法を提供する。
望ましくは、消泡剤は植物エキスと同種の植物から生ず
る成分から主としであるいは全体的に誘導されるのがよ
い。このようにして、本発明は植物エキス中に望まない
外来物質を導入することなく泡の効果的抑制を与える。
本発明の一面によれば、植物油を水の存在下アルカリ性
条件の下でカルシウムおよびマグネシウム、およびその
組合わせからなる陽イオン源と反応させて効果的消泡剤
をつくる。反応生成物は典型的には、モノグリセリドお
よびジグリセリドと混合状態にある脂肪酸のカルシウム
および(または)マグネシウム塩を含む。
主としてトリグリセリドから構成される植物油はエキス
と同じ植物種から誘導されるのがよい。
例えば、消泡剤茶エキス組成物の製造には茶油を使用で
き、また消泡剤コーヒーエキス組成物の製造にはコーヒ
ー油を使用できる。
なるべく陽イオン源は、エキスをつくった種と同種の植
物の植物材料の灰であるのがよい。このようにして、茶
菓またはコーヒー豆の灰を陽イオン源として使用できる
。抽出された植物材料の灰は未抽出材料の灰より一層有
効な消泡剤を生ずる傾向があることが意外にも判明した
更に一つの具体例として、消泡剤を植物エキスへの添加
前に食用担体油と配合する。この担体油は消泡剤に一層
流動性を与え、そのため植物エキス−消泡剤組成物の形
成においてエキスへの添加を容易にする。担体油は典型
的には消泡剤の効力を増進し、そして消泡剤は再構成時
の油の分離および目ざわりな油の薄膜の形成を抑制する
傾向のあることも決定された。
このようにして本発明は、上記反応によりつくられた有
効量の消泡剤を植物エキスと共に添加した改良植物エキ
ス組成物を提供する。本明細書中で「アロマ物質」と称
するエキスの香気を増進する物質もエキス組成物に添加
できる。担体油は消泡剤およびアロマ物質両者に対する
ビヒクルとして役立ちうる。
本発明のもう一つの面によれば、食用油、とり一 〇 
− わけ茶油は、茶のアロマ物質に対して高い親和性を有す
ることが分った。従って、少量の油が水性茶エツセンス
と接触したとき実質量の茶のアロマ物質を吸収して強力
な着香油を与えるであろう。
例えば、担体油を茶の水性エツセンスと接触させてアロ
マ物質を水相から油へと移すことにより茶のアロマ物質
を担体油と配合できる。次に得られたアロマ物質含有油
を水相から分離した後、この油を消泡剤と配合する。
アロマ添加工程を消泡剤の添加と組合わせるのがよいが
、アロマ添加工程を消泡剤なしに用いてもよい。従って
、乾燥茶エキスにアロマ添加する改良法および改良され
たアロマ添加茶エキス組成物が開示される。
本発明の上記および他の目的、特徴、および利点は、下
記の特に適当な具体例の詳細な記述から一層容易に明ら
かとなるであろう。
本発明に係る消泡剤の製造に用いる特に適当な陽イオン
源は植物材料の灰である。この灰はなるべくは植物材料
の燃焼により得るのがよい。乾燥植物材料は一般的には
植物材料I Kg当り約0.05から1.0TrL3/
分の強制空気流を用いて約15分間焼却することにより
完全に灰に変換できる。燃焼後、灰を粉砕および(また
は)篩分けして大きい塊を除くか分散させることができ
る。
なるべく灰の製造に使用する植物材料は燃焼前に水で抽
出するのがよい。抽出後の植物材料の灰を用いてつくら
れた消泡剤は優れた効力を与えることが判明した。本発
明が操作理論に制限されることはないが、この優越性は
、未抽出材料に見られる比と比較して抽出後の植物材料
中のカリウム対カルシウムおよびマグネシウムの低い比
と関係づけられると思われるが、それは植物材料の水性
抽出が典型的にはカルシウムおよびマグネシウムより大
きい速度でカリウムを取り除くからであり、そしてこれ
はカリウム化合物の方がカルシウムおよびマグネシウム
化合物よりも水によく溶は一層容易に浸出により除去さ
れると考えられるからである。
ある特定量の陽イオン源中のカルシウムおよびマグネシ
ウムの量は、陽イオン源中のカルシウムのモル数とマグ
ネシウムのモル数の和であるパラメーター「全Ca+M
qJにより特徴づけられる。
カリウムイオンは脂肪酸の望むカルシウム塩およびマグ
ネシウム塩の形成と競合しそして(または)形成を抑制
すると考えられるので、灰の中のカリウムのモル数対全
Ca十MOの比はなるべく約1未満、一層好ましくは約
0.5未満とするのがよい。従って、灰中のカリウム対
カルシウムおよびマグネシウムの比は、灰そのものを、
なるべくは約20℃以下の温度で浸出することにより減
少できる。
この反応に利用される陽イオン源の量は、反応した油1
Kg当り少なくとも0.05モルの全Ca+MOを与え
るように選ぶ。反応した油I Kg当り約0.2から約
1.5モルの全Ca+Mgが好ましく、油I Kg当り
約0.6から約1.0モルが一層好ましい。当然のこと
なから、与えられた前記Ca+MOを与えるのに要する
陽イオン源の量は、その陽イオン源の組成に依存するで
あろう。廃茶灰を陽イオン源として利用するとき、油I
 Kg当り約28グラムから約215グラムの灰を用い
るのがよく、そして特に油1 Kg当り約85グラムか
ら約145グラムの廃茶灰の範囲が好ましい。
灰以外のカルシウムおよび(または)マグネシウム陽イ
オン源も使用できる。このようにしてカルシウムおよび
マグネシウムの酸化物および水酸化物およびこれら物質
の混合物を使用できる。陽イオン源として純粋なカルシ
ウムおよびマグネシウム化合物の混合物を用いてつくら
れた消泡剤は一般的には、同様な条件下でつくられた植
物エキス組成物に対して同じモル量のカルシウムおよび
マグネシウムを与えるように灰から誘導された消泡剤と
効力において同様である。マグネシウムイオンは一般的
には、同様な量のカルシウムイオンまたはカルシウムイ
オンとマグネシウムイオンの混合物より良い消泡活性を
与える。それ故に非灰分の陽イオン源のうちマグネシウ
ム化合物が特によい。
反応混合物に水を含める。一般的には油I Kg当り少
なくとも約10グラムの水が使用され、油1にg当り水
約150グラムまでのもっと多量が特によい。
本反応に用いる油は、なるべくは消泡剤と合わせるエキ
スと同じ植物種から導かれる植物油を基本とする食用ト
リグリセリドである。このようにして、物理的圧搾によ
り、あるいは溶媒抽出により茶植物の種子から誘導され
る茶油、あるいは同様な公知の方法によりコーヒー豆ま
たは]−ヒー粉砕物から誘導されるコーヒー油を使用で
きる。
未精留または精留油の何れも使用できる。
この反応工程は、油、水および陽イオン源を単に混合し
、そして混合物をアルカリ性条件下に、はぼ室温、即ち
20℃で、あるいはなるべくは高温に保つことにより行
なわれる。高温での反応により生じた消泡剤は一般的に
は室温での反応によりつくられたものより強力である。
高温で行なわれる反応は、油の酸化を抑制するために密
閉容器中で更に(または)不活性ガス雰囲気下に進める
べきである。陽イオン源は通常はカルシウムおよびマグ
ネシウムの高度にアルカリ性の酸化物および(または)
水酸化物を含むので、陽イオン源それ自身が反応混合物
に望むアルカリ性条件を維持するのに役立つかもしれな
い。反応混合物をなるべくは成分の均密な混合を保つた
めかきまぜるのがよい。
約65℃以下の温度では、反応はごく限られた程度まで
進むに過ぎず、未反応陽イオン源が存在するかどうかに
関係なく約1〜2時間後止む傾向がある。約65℃以下
の温度で反応後、反応混合物は一般的には油状液体で、
反応前の元の油よりやや粘稠である。未精製の油は一般
的には、幾分大きい粘度増加を与え、そしてもし反応を
約65℃以下の温度で行なうなら、精製油よりも幾分か
強力な泡止め剤を形成する。従って、このような温度で
の主要な反応は、反応開始前の油の中に存在した′¥[
脂肪酸からの塩の形成を含み、反応後の混合物中に見出
されるモノグリセリドおよびジグリセリドの大部分は反
応前の油中に存在していたものであると考えられる。
反応混合物を高温に、なるべくは65℃以上に、そして
最も好ましくは約100℃から約180℃に保った場合
、反応は一層迅速にかつ一層大きい程度まで進行する。
約65℃以上の温度で精製および未精製油は実質的に同
じ結果を与える。従って、このような温度においては、
油中のトリグリセリドの実質的加水分解があってモノグ
リセリドおよびジグリセリドを生じ、そしてまた遊離脂
肪酸を形成し、そして後者は替ってカルシウムおよびマ
グネシウム陽イオンと反応してカルシウムおよびマグネ
シウム塩を生ずると考えられる。
反応が進行する速度は、用いた正確な温度、反応混合物
に含まれる水および陽イオン源の量、陽イオン源の型、
および陽イオン源が油中に分散する度合により変化する
。灰は一般的には、当量のカルシウムおよびマグネシウ
ムの純粋な酸化物または水酸化物より幾分反応を遅くす
る。
反応はなるべく油中に存在する脂肪酸部分の全部が塩に
変えられる前に阻止するのがよい。陽イオン源の特に適
当な量を用いたときは、そして前記の特に適当な量の陽
イオン源が油の脂肪酸部分を完全に塩に変換するのに要
求されるより少ないカルシウムおよびマグネシウムを含
有する場合には、陽イオン源が消費されるにつれて反応
速度が減衰する。従って、反応の終りでかなりの量のモ
ノグリセリドおよびジグリセリドが混合物中に残る。反
応後に若干の未反応トリグリセリドも混合物中に存在す
ることがある。
通常は、高温での反応は、陽イオン源におけるカルシウ
ムおよびマグネシウムが完全に消費される前に混合物を
室温まで冷却することにより中断されるが、これは約2
0分から約36時間後、なるべくは約8から24時間後
である。高温での反応および冷却の後に起こりうるこれ
以上の反応は一般には重要でない。高温での反応および
室温までの冷却後、その混合物は明瞭な降服点をもつろ
う種牛固体から固体までのコンシスチンシイ−を有する
反応生成物はそれ以上修飾することなくそのまま消泡剤
として使用できる。通常は、この反応段階の生成物は少
量の未反応カルシウムおよび(または)マグネシウム化
合物、および陽イオン源として灰を用いたとぎには他の
未反応法成分の粒子を含む。有効量の消泡剤の添加によ
り植物エキス組成物中に導入されるこのような物質の少
量は典型的には組成物に対し目立つ程の悪影響をもたな
い。必要に応じ、未反応カルシウムおよびマグネシウム
化合物および(または)灰粒子を沈降、遠心、またはな
るべくは濾過により消泡剤から除去できる。
消泡剤は、液体抽出液の一部と消泡剤との混合物を加圧
下にノズルを通して強制的に押し出して消泡剤とエキス
との乳濁系をつくり、次にこの乳濁系を液体抽出液の残
りと混合することにより液体植物エキス中に分散させる
ことができる。消泡剤が室温で固体か半固体である場合
には、これを一般的には約65℃に加熱することにより
融かし、あるいはこれを液体担体油と配合して乳化工程
を促進させることができる。
−15−’ 液状抽出物と消泡剤の混合物を乾燥することによって乾
燥粉末形エキス組成物を製造できる。消泡剤を乾燥前の
組成物に添加するとき、与えられた量の消泡剤により達
成される泡抑制の度合は用いた乾燥法により変化する。
混合物を高ぜん断速度にさらさない真空乾燥、ドラム乾
燥などといった乾燥法は一般に、混合物を噴霧ノズルで
極端に高いせん断速喰にさらす通常法による噴霧乾燥よ
り良い結果を与える。液体抽出物の主要部分を消泡剤な
しで噴霧乾燥し、液体抽出物の残りの部分に消泡剤を添
加し、そして高ぜん断速度を含まない方法でエキス−消
泡剤組成物混合物を乾燥して第二の粉末をつくり、次に
第一粉末と第二粉末とを配合することにより好結果を達
成できる。
消泡剤を乾燥粉末形エキスと接触させることによる消泡
剤の添加は一般に勝れた泡沫抑制エキス組成物を与える
。なるべく消泡剤はそれを粉末上に噴霧することによっ
て乾燥粉末形エキス組成物中に添加するのがよい。粉末
との接触により消泡剤を添加する場合には、消泡剤は主
として個々の粉末粒子の表面に、または表面付近に分布
されると考えられる。従って、再構成のとき、乾燥エキ
ス成分の大部分が液相に分散する前に消泡剤が泡立ちの
抑制に有効となると考えられる。
消泡剤の物理的性質が消泡剤を効果的乾燥に不向きにし
ている場合には、消泡剤を液体配合物に添加し、次にこ
れを粉末上に噴霧する。このようにして消泡剤を水で、
または水と植物エキス固体との混合物で乳化することが
できる。固体は安定な、噴霧可能乳濁系の形成を促進す
る傾向がある。
次に、生じた乳濁系を粉末上に噴霧する。乳濁系中の水
が最終製品に水分を追加するので、乳濁系の形成に必要
な水の最少量を使用すべきである。
典型的消泡剤の場合、受は入れられる乳濁系は消泡剤各
1重量部に対し本釣3.5重量部および植物エキス固体
的1.5重量部からつくられる。
噴霧に用いる配合物は、なるべく消泡剤と食用担体油と
の混合物からなるのがよい。本発明に係る消泡剤は、典
型的には食用油と混和しうる。従って、配合物の粘度は
油と消泡剤の適当な割合を選ぶことによって希望通りに
調節できる。担体油はなるべく消泡剤を適用する植物エ
キスと同じ植物種から誘導される油がよい。
噴霧に対して申し分なく低い粘性を達成するために要求
される油の量は噴霧技術および用いた装置そして消泡剤
のコンシスチンシイ−により左右されるであろう。消泡
剤各1重量部に対し約1重量部の油を使用すると、通常
の噴霧装置で適用できる液体配合物が得られる。噴霧可
能配合物をつくるのに必要な油の量は、それらがエキス
組成物に不利な効果を生み出すことがないよう十分少量
とする。必要に応じ、配合物の粘性を更に下げるため、
水または水と植物エキス固体の混合物を消泡剤/油配合
物と混合するか後者で乳化してもよい。
本発明に係るエキス組成物に用いる消泡剤の有効量は、
消泡剤の組成、消泡剤をエキス組成物に添加する方法、
植物エキスの性質、および望む泡沫抑制の度合により変
化するであろう。典型的には、組成物中の植物エキス固
体の重量に基づき、重量で約0.01%から約1.5%
の消泡剤を添加すると申し分ない起泡抑制が得られる。
油および消泡剤両方を含む配合物をエキス粉末上に噴霧
することにより乾燥茶エキス中に添加された特に適当な
消泡剤の場合には、約0.05から約0.2重量%の消
泡剤が特に好ましい。
達成される起泡抑制の度合は、「泡沫流出重量試験」に
より、あるいは「泡沫崩壊時間試験」により測定できる
。泡沫流出重量試験においては、液体エキス組成物ある
いは水で普通にもどした乾燥エキス組成物60C)ni
!を通常の1j!実験実験分用ロートの中に室温で入れ
る。次に、ロートを10秒間激しく振り、直ちに活栓を
下にしてまっすぐな位置で置き、次に活栓を開いて液を
流し出す。
液体/泡沫境界面が活栓に達したとき活栓を閉じ、残留
する泡の重量をグラム数で決定する。
泡沫崩壊時間試験においては、1グラムの乾燥エキス組
成物を、容fM360d、高さ約14−cm、そして頂
部の直径約6.5cmの飲用グラスの底に入れる。グラ
ス中に約18℃の水道水の120d7秒の流れを、水が
最初粉末上に直接ぶつかるように向けることによりエキ
スをもどす。泡沫の頭の一番上がグラス頂部に達したと
き流れを止める。
流れの停止から泡のない透明なスポットが液層頂部に見
られるまでの時間(秒で表わす)を泡沫崩壊時間と見做
す。
本明細書中で記述した泡沫流出重量値および泡沫崩壊時
間値はこれらの方法に従って測定されたものと解釈すべ
きであり、そしていずれの方法においても、値が低い程
泡沫の抑制が大である。
消泡剤の添加に用いた同じ担体油を、植物エキス組成物
中へのアロマ物質の添加にも使用できる。
アロマ物質および消泡剤両方に対し担体として役立つた
めに必要な油の量は、一般にはアロマ物質単独に対し担
体として役立つのに必要な量であるに過ぎない。
焙焼磨砕コーヒーから蒸留により回収されたアロマ物質
を、アロマ物質と食用担体油とを配合しその配合物を乾
燥コーヒーエキス上に噴霧することによりインスタント
コーヒーに添加する技術は公知である。同様な技術は本
発明に係る消泡剤と共にアロマ物質を適用するために使
用できる。このようにして蒸留したコーヒーアロマを担
体油および消泡剤と配合し、得られた混合物を乾燥コー
ヒーエキス粉末上に噴霧できる。本発明に係る消泡剤は
またカプセル化油/アロマ物質混合物によるコーヒーの
アロマ添加にも使用できる。消泡剤をアロマ物質添加油
と配合し、生じた混合物の小滴をコーヒー固体または他
の炭水化物の殻の中に閉じこめることができる。油、ア
ロマ物質および消泡剤を含むカプセルを乾燥コーヒーエ
キスと混合し、このようにして消泡剤とアロマ物質がエ
キス組成物に添加される。
油の薄膜形成は、担体油中アロマ物質の添加により着香
されたある種のインスタントコーヒー組成物に関して従
来重要な問題となっている。もどしたとき、油は水相か
ら分離し、飲物の一番上に薄膜を形成する傾向がある。
本消泡剤はエキスをもどしたとき油の分離および油膜の
形成を抑制する傾向がある。
インスタントコーヒーはアロマ物質/油配合物で着香さ
れて来たが、一般にインスタント茶【ま従来そのように
処理されたことはない。本発明の更に一つの面によれば
、茶アロマ/油配合物で着香できる。茶のアロマ物質は
担体油、なるべく(よ茶油の中に、油を茶のアロマ物質
含有水性エツセンスと接触させてアロマをエツセンスか
ら油に移し、次に得られたアロマ含有油を水相から分離
することにより添加できる。水性エツセンスは紅茶葉の
水蒸気蒸留により、なるべくは液体水性茶抽出物を水蒸
気ストリッピングすることによりつくりうる。
油を水性茶エツセンスとバッチ操作あるいは連続操作で
接触させる。垂直にのびる円柱の中で上向きに移動する
油相と向流として下向きに移動する水性エツセンス相と
を連続接触させるのがよ(IXllこの円柱は油相およ
び水相の間で均密な混合を確保するためにその長さに沿
って配置されたかきまぜ機を装置するのがよい。出て来
る着香油は円柱頂部で入って来る水性抽出物から浮揚に
より分離でき、アロマ物質の枯渇した流出エツセンスは
円柱底部で侵入油から同様な仕方で分離できる。円柱内
の油の滞留時間は一般には約1分であるのに対し、水性
エツセンスの滞留時間は一般に約12分である。これら
の接触および分離工程で達成された結果は約20℃から
約60℃の範囲内の温度で目立つ程変動しないようであ
り、この範囲内のすべての温度は等しく使用でき、他の
温度も使用できる。接触工程後に、アロマの枯渇したエ
ツセンスを液体茶抽出物に加えてエツセンス中に残る残
留茶成分の回収をできるようにする。
本発明のこの面は最終製品に望ましい香気を与えるのに
適当な割合のアロマを接触操作で油により抽出するとい
う発見を導入している。更にまた、本発明のこの面によ
る方法で非常に少量の油の中に大量の基アロマを捕捉で
きることがわかった。
従って、過度の量の油を導入することなく望む量のアロ
マを乾燥茶エキスに添加できる。このようにして、エキ
スに添加される若番油の惜は望ましくない油の効果によ
るのでなく官能的考慮により影響される。
基エツセンスのアロマ物質含量は、ストリッピングされ
る茶の重量の百分率として表わされるエツセンスの重量
である1%ストリップ」として表示できる。このように
して4%ストリップエツセンスは茶菓100重量部から
のアロマを4重量部のエツセンス中に含むのであり、2
%ストリップエツセンスは茶菓100重量部からのアロ
マを2重量部のエツセンス中に含む。2%から4%スト
リップエツセンスが特によい。油各1重量部はこのよう
なエツセンス15重量部またはそれ以上といった多量か
らアロマを抽出する。このように、接触工程に利用され
る水性エツセンス対油の重量比は約15:1またはそれ
以上まででよく、約8=1から約15=1のエツセンス
:油化が特に好ましい。特に適当なエツセンス:油化を
特に適当なエツセンスと共に利用すると、茶菓100重
量部からのアロマ物質が油約0.13から約0.5重量
部により抽出される。
乾燥茶エキスに添加されるアロマ物質の量は「化学量論
のパーセント」として表わされる。100%化学量論に
おいては、茶菓100重量部から誘導されるアロマ物質
を茶菓100重量部から誘導される乾燥エキス中に添加
し、50%化学量論においては、茶菓50重量部から誘
導されるアロマを、茶菓100重量部から誘導される乾
燥エキス中に添加する、等々である。本発明に係る若番
法の場合、約50%化学量論以下の若番レベルがよく、
最も快的な香気を有する乾燥エキス組成物をつくるには
、約10%から約25%化学量論のレベルが特に好まし
い。本発明に係る特に適当な高度に濃縮された若番油の
場合、望む若番レベルを得るには乾燥茶エキスの重量に
基づき0.5重量%よりかなり少ない油で済む。
アロマ物質含有油は粉末形の茶エキス組成物へ油を粉末
と接触させることにより添加できる。なるべくは、アロ
マ物質含有油を本発明に係る消泡剤の適用に担体油とし
て利用するのがよい。このように、アロマ物質含有油を
消泡剤と配合し、そしてこの配合物をインスタント茶粉
末上に噴霧する。製品をもどしたとき油薄膜形成を抑制
する消泡剤に加えて、配合された消泡剤およびアロマ物
質含有油の適用は、同じアロマ物質含有油を消泡剤無し
に適用したときより一層釣合いのとれたかつ快適な香気
を有する着香粉末を与える。消泡剤の使用により達成さ
れる香気の改善は、消泡剤それ自身が一般に認めうる程
の香気をもたないので、予想外である。
このようにして、一層釣合いのとれたかつ快適な香気を
有する乾燥茶エキスを得るには、アロマ含有油を消泡剤
と共に、あるいは無しに、水性茶エキスと混合する。ア
ロマ物質含有担体油1重量部当り、約25%から約50
%、なるべくは約30%から約45%の茶固形分を有す
る水性茶抽出物的1から約3、なるべくは約1.5から
約2重量部を油と配合する。
アイスティーミクスに通常含まれるレモンエツセンスと
共に、あるいはコーヒーエキスと共に通常含まれるチコ
リエキス、または糖と共に他の成分、例えば、糖を含む
植物エキス組成物へ、消泡剤および(または)若番油を
添加することにより相当する利益を達成できる。
また、カルシウムおよび(または)マグネシウム陽イオ
ン源と油との間の反応は、効果的な物質の組み合わせを
含む消泡剤の簡単かつ効果的製造法を提供するが、他の
余り望ましくない方法を用いても同様な消泡剤をつくる
ことができる。一つのこのような別法においては、植物
油を鉱酸および水で部分加水分解して遊離脂肪酸、モノ
グリセリドおよびジグリセリドの混合物をつくる。酸を
中和し、生じた鉱物質塩を沈澱させた後、脂肪酸をカル
シウムおよびマグネシウムでけん化する。
また、カルシウムおよびマグネシウム源以外の陽イオン
源を使用できるが、これはアルカリ性条件下の油、陽イ
オン源および水の間の反応の明らかに望ましくない改変
である。カルシウムおよびマグネシウム以外の陽イオン
を用いてつくられた消泡剤は若干の起泡抑制効果を有す
るが、このような消泡剤は特に適当な消泡剤に見られる
カルシウムおよび(または)マグネシウム塩を欠き、そ
のため著しく効果が乏しい。
下記の例は、本発明の幾つかの面を例示するためのもの
である。特に断らない限り、示されたすべての部数、比
、および百分率は重量で表わしである。
例1 紅茶葉を従来の抽出法により水で抽出した。この抽出過
程の副産物として生ずる廃茶葉186.1重量部を燃や
して灰にし、粉砕し、325メツシユ篩に通して篩分け
した。篩分けした灰4.84重量部を40.3重量部の
茶油および4.84重量部の水と混合した。この混合物
を121℃で8時間反応させて50重量部の消泡剤をつ
くった。
水性抽出物の一部を抽出物中に水蒸気を吹き込むことに
よりアロマをストリッピングし、3%ストリップ水性茶
留出物562.5重量部を凝縮させた。ストリッピング
した抽出物を残りの抽出物と配合し直した。留出物を垂
直の連続向流抽出カラム中で茶油と流出物二油の比12
:1 (重量)で接触させた。若番された茶油46.9
重量部が円柱頂部で回収された。アロマの枯渇した留出
物を水性抽出液の残りに混ぜ戻した。
若番された油を消泡剤と配合した。水性抽出物の少部分
を重量で37%茶固形分に調節し、調節された抽出物1
94.5重量部を消泡剤および若番油と配合した。消泡
剤、若番油、および茶液の配合物をミキサーを通して連
続的に再循環させ均一性を保った。
水性茶抽出物の残りを従来法により噴霧乾燥しておよそ
50,000重量部の乾燥茶抽出物粉末を得た。消泡剤
7着香油/茶抽出物の配合物を濾過器を経て、次に、ノ
ズル周りに環状の流れとして粉末を通過させなから配合
物を平らな円形模様で外に向かって噴霧するよう配列さ
せた細かいオリフィスを有するノズルを通して加圧下に
押し出すことにより乾燥抽出物と接触させた。この接触
操作から得られる組成物は、乾燥抽出物の重量に基づき
消泡剤0.1%および若番油0.09%を含み、15%
の化学量論で若番した。
この組成物は5.24秒の泡沫崩壊時間を有した。比較
として、抽出物のどの部分もストリッピングせずに、ま
た消泡剤または若番油を添加することなく、同じ水性抽
出と噴霧乾燥法によりつくられた、第一の対照乾燥茶抽
出物は200秒を越す泡沫崩壊時間を有した。アロマ添
加油を用いるが消泡剤は用いずに同じ手順によりつくら
れた第二の対照試料は約60秒の泡沫崩壊時間を有した
本組成物を入れたジャーを開けたとき強い、はっきりし
た茶の香気が感知された。感覚評価試験においては、若
番油および消泡剤を含む組成物の香気の方が両方の対照
のそれより好ましかった。
例  2 例1の手順に実質的に従って乾燥茶エキス組成物の2試
料を調製するが、泡止め剤をつくる反応工程で異なる陽
イオン源を用いた。一つの試料は、例1で用いた灰によ
り与えられるモル数と同じモル数のカルシウムおよび同
じモル数のマグネシウムを与えるような割合をもつ水酸
化カルシウムと水酸化マグネシウムからなる陽イオン源
を使用してつくった。第二の試料は、例1で用いた灰に
より与えられる油1 Ky当りのカルシウム、マグネシ
ウムおJ:びカリウムの全モル量と等しいモル量のカリ
ウムイオン/油1Kgを与える量で水酸化カリウムを含
有する陽イオン源を用いてつくった。水酸化カルシウム
と水酸化マグネシウム陽イオン源を用いてつくった試料
は6.0秒の泡沫崩壊時間を有するのに対し、水酸化カ
リウムを用いてつくった試料は17.8秒の泡沫崩壊時
間を有した。
例  3 油、灰および水の混合物、例1におけるように8時間で
なく24時間121℃に保つという点を除き、例1の方
法を同条件下で繰返した。生じた消泡剤12.5重量部
を若番油42.5重量部および固形分37%の茶エキス
115重量部と配合し、得られた配合物を例1で用いた
配合物の代りに乾燥茶エキス50,000重量部に噴霧
した。
このようにして生じた組成物は、消泡剤0.025重量
%と若番油0.085重量%を含み、約14%の化学量
論でアロマ添加を与えた。
この組成物は良好な茶の香気と4から7秒の泡沫崩壊時
間を有した。
例  4 水酸化カルシウム3.2重量部を蒸留水8重量部中に分
散し、分散液を60000重量茶油に加えて反応混合物
をつくった。この反応混合物を密閉容器中177℃で3
0分二酸化炭素雰囲気下に保った。次に反応混合物を迅
速に冷却し、未反応水酸化カルシウムを沈澱させて分離
した。この沈降工程から採取された上澄液は油状液体消
泡剤である。この消泡剤を、生ずる組成物が約0.17
重量%の消泡剤を含むように噴霧接触により乾燥粉末形
茶エキスに適用した。泡沫崩壊時間は約5〜10秒であ
った。消泡剤を含まない乾燥エキスの泡沫崩壊時間は2
00秒を越えた。
例  5 三つの試験の各々で、茶油5oグラムを陽イオン[0,
5グラムおよび水2.0グラムと54℃で20分反応さ
せ、生じた消泡剤を同じ乾燥茶エキスと同じ割合で、即
ち消泡剤3d対乾燥茶エキス454グラムで噴霧接触さ
せた。この試験に用いた陽イオン源の組成および処理乾
燥茶エキスの泡沫流出重量は次の通りである: 表  工 l盃工之J       l1J−災JLLICa(0
旧   Ho(叶)2 1 (グラム) ニゲ之b>    (グラム)A  
  O,50,019,3 B    O,00,58,17 G    O,250,2517,66比較として、消
泡剤なしの乾燥茶エキスは30.7グラムの泡沫流出重
量を有した。
例  6 り二つの消泡剤の各々をつくった。すべての成分および
条件は二つの消泡剤の間で同じであるが、ただし一方の
消泡剤は未抽出紅茶葉の灰を用いてつくり、他の消泡剤
は廃紅茶菓の灰を用いてつくった点を除く。消泡剤10
グラムを水35グラムおよび乾燥茶エキス15グラムと
混合することにより各消泡剤を噴霧可能乳濁系につくっ
た。各乳濁系を同じ乾燥茶エキスの等部分と、各場合に
乾燥エキス重量に基づき乾燥茶エキスに0.44重量%
の消泡剤を添加するように噴霧接触させた。
廃茶葉灰を用いてつくった消泡剤で処理したエキスは5
.36グラムの泡沫流出重量をもつのに対し、未抽出紅
茶葉の灰からつくった消泡剤で処理したエキスは12.
48グラムの泡沫流出重量を有した。
例  7 廃コーヒー磨砕物を乾燥し、焼いた。その灰を、灰の中
のカリウム対全ca+vqの比が0.5に落ちるまで冷
水で浸出し、次に乾燥した。浸出した灰200グラムを
水120グラムおよび精製コーヒー柚I Kyと121
℃で8時間反応させることにより消泡剤をつくった。こ
の消泡剤を、固形分40重量%を含む水性コーヒーエキ
スに、エキスの少量部分で消泡剤を乳化しそしてこの乳
濁系をエキスの残りと混合してエキスI Ky当り消泡
剤6.0グラムあるいはエキス中のコーヒー固形分の重
量に基づき消泡剤1.5重量%を与えるようにすること
により添加した。処理されたエキスはタンク中にポンプ
送りしたとき、未処理の同じエキスより明らかに少ない
泡立ちを示し、未処理エキスと比較して体積で173か
ら172多い処理エキスを泡があふれることなくポンプ
送りしタンクに入れることができる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植物エキスおよび有効量の消泡剤を含む組成物に
    おいて、 (イ)植物エキスと同じ種の植物から誘導される脂肪酸
    およびカルシウム、マグネシウムおよびその組合わせか
    らなる群から選ばれる陽イオンの1種以上の塩、および (ロ)前記種の植物から誘導されるモノグリセリドおよ
    びジグリセリドからなることを特徴とする、上記組成物
  2. (2)陽イオンはエキスと同種の植物から誘導される、
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)植物エキスは茶またはコーヒーエキスである、 特許請求の範囲第1項または第2項記載の組成物。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の組成物の製造法にお
    いて、 (イ)植物油をカルシウムおよび(または)マグネシウ
    ムイオン源とアルカリ性条件下水の存在下に反応させて
    、消泡剤をつくり、 (ロ)この消泡剤を植物エキスと合わせ、そして植物エ
    キスおよび植物油は同種植物から誘導されることを特徴
    とする、上記製造法。
  5. (5)イオン源は前記種の植物材料の灰である、特許請
    求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)植物油は茶油であり、灰分は廃茶葉の灰である、
    特許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)陽イオン源の全Ca+Mgは油1kg当り約0.
    2モルから約1.5モルである、特許請求の範囲第4項
    から第6項のいずれか1項に記載の方法。
  8. (8)反応工程を約65℃から約180℃において約2
    0分から約36時間行なう、特許請求の範囲第4項から
    第7項のいずれか1項に記載の方法。
  9. (9)組成物中の植物固体の重量に基づき 約0.05%から約1.5重量%の消泡剤を組成物に添
    加する、特許請求の範囲第4項から第8項のいずれか1
    項に記載の方法。
  10. (10)消泡剤を前記種の植物から誘導される食用担体
    油と混合して配合物をつくり、そして配合物を粉末状植
    物エキス上に噴霧することからなる、特許請求の範囲第
    4項から第9項のいずれか1項に記載の方法。
  11. (11)配合物は前記種の植物から誘導されるアロマ物
    質を更に含有する、特許請求の範囲第10項記載の方法
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