JPS62129798A - オフガス処理装置 - Google Patents

オフガス処理装置

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JPS62129798A
JPS62129798A JP26979885A JP26979885A JPS62129798A JP S62129798 A JPS62129798 A JP S62129798A JP 26979885 A JP26979885 A JP 26979885A JP 26979885 A JP26979885 A JP 26979885A JP S62129798 A JPS62129798 A JP S62129798A
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JP
Japan
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gas
ruthenium
silica gel
gel layer
adsorption tower
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JP26979885A
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JPH0715515B2 (ja
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正史 北村
龍ケ江 良三
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はオフガス処理装置に係り、特に、揮発性ルテニ
ウムをシリカゲルにより吸着させる場合の効率を向上さ
せたオフガス処理装置Iソに関する。
「従来の技術及びその問題点」 核燃料サイクル施設において発生するオフガスの中には
、放射性物質の一つであるガス状の揮発性ルテニウムが
含まれている。
従来、オフガス中に含まれている揮発性ルテニウムの除
去処理を行なう場合、吸着塔内のシリカゲル層にオフガ
スを通して、揮発性ルテニウムをシリカゲル層に吸着さ
せろようにしている。
しかしながら、オフガスの中には揮発性ルテニウム以外
にも各種の成分が混在しているために、吸着塔を通過す
る間に、揮発性ルテニウム以外の物質がシリカゲル層に
吸着されて、揮発性ルテニウムか吸着されにくくなる傾
向が生じる。このため、吸着性能の低下に対して十分な
余裕を有するように長い吸着塔を使用する、あるいは吸
着塔の交換を頻繁に行なうなどの必要があった。
「本発明の目的とその達成手段」 本発明は揮発性ルテニウムをシリカゲル層に効率よく吸
着さけて、除染効率の向上を図ることを「]的としてお
り、吸着塔の前段に、オフガスを洗浄することによりそ
の中のNOx等の不純成分の大部分を除去して該不純成
分に対する揮発性ルテニウムの相対比率を大きくするス
クラバを設けたことを特徴として、該スクラバを経由さ
せることによりシリカゲル層への有害物質を予め除去し
て、残った揮発性ルテニウムをシリカゲル層に吸着させ
るようにしたものである。
「実施例」 以下、本発明のオフガス処理装置の一実施例について図
面を参照して説明する。
該−実施例のオフガス処理装置は、オフガス処理系1の
途中に、前処理塔2と、シリカゲル層3を存する吸着塔
4とを連設したものである。前処理塔2は、オフガスが
下部から上方に流通させられる縦長の容器5の中に、ス
クラバ6、冷却器7、デミスタ8、加熱器9がオフガス
の流通方向に沿って預次連投状聾で収納されたもので、
前記スクラバ6には、その上部から洗浄液を供給する洗
浄液供給ノズル10と、前記流通方向に対して多段構造
をなす複数の棚段11とが配設されている。なお、スク
ラバ6の底部には洗浄液排出系[2が連設されろととも
に、洗浄液を前記供給ノズル10に送る洗浄液循環系1
3が設けられる。
このように構成したオフガス処理装置は、前処理塔2に
おいて、まず、スクラバ6によりオフガスを洗浄するこ
とによって、スクラバ6の水と親和性の強いNOX等の
不純成分の大部分を除去し、これにより、オフガス中の
不純成分に対する揮発性ルテニウムの相対比率を大きく
する。次いで、冷却器7により一旦20°C程度に冷却
凝縮して、デミスタ8によりミスト分を除去し、さらに
加熱器9で70〜80℃に加熱することによりオフガス
中の水分6度を約4%以下とする。つまり、冷却器7か
ら加熱器9までの一連の処理によって、オフガス中の水
分の大部分を除去して乾燥状態とするものである。そし
て、このような前処理を施した後に、吸着塔4を経由さ
せろことにより、前記したようにNOxや水分等のシリ
カゲル層3に対する有害物質の大部分が除去されている
ので、該吸着塔4においては、揮発性ルテニウムを中心
に吸着することができる乙のである。
[実験例j 次に、このオフガス処理装置の性能を確認するために行
なった実験例について説明する。
この実験においては、次のような試験ガスを使用した。
■オフガス類貝のガスとして、ルテニウム(Ru)濃度
が2.3X 10−@mol/Nm’、Noxa度が0
.1%、H20濃度が4%の試験ガス ■ルテニウム吸着を阻害する成分を含むオフガスを模擬
するために、硝酸を仮焼することにより得た試験ガス(
ルテニウムは含まれない。この場合、NoXa度を変え
た数種類のガスを生成した) そして、第1図例の処理装置と等価の試験装置に■の試
験ガスを予め通しておいたものと、■の試験ガスを通し
ていないものとに、それぞれ■の試験ガスを通して、こ
れらの吸着塔におけるルテニウムの吸着分布を測定した
。その結果を第2図の○、△、口、◇で示す。該第2図
において、○は■の試験ガスを通していない試験装置に
■の試験ガスを3時間通したもの、△、口、◇は■の試
鈴ガスを予め61Iン11N++’t71−た後に■の
廿鈴ガス木3時間通したもので、この場合の■の試験ガ
スにおItルN0xi!度は、△カ0.2%、口が0.
7%、◇カ1.0%であった。
また、第1図例の処理装置からスクラバ6を除いた状態
とした試験装置に■の試験ガスを6時間通した後、■の
試験ガスを3時間通してルテニウムの吸着分布を測定し
た。その結果を第2図のム、■、◆で示す。この場合の
■の試験ガスのNOx濃度は、ムが0.05%、■が0
.05%、◆が02%であった。
なお、各試験において、吸着塔のシリカゲル層の高さは
35cm、シリカゲル層の温度は70℃、各ガスのンリ
カゲル層通過時における流速は22cm/seaである
第2図から明らかなように、01△、口、◇で示す各条
件においては、いずれらほぼ同様なルテニウム吸n分布
を示しており、■の試験ガスを予め通しておいた吸着塔
ら、該試験ガスを通していない吸着塔もほぼ同様なルテ
ニウム吸着性能を有するということが確認された。つま
り、吸着塔を長時間オフガス処理に使用しても、オフガ
スを吸着塔に通す前にスクラバに経由させておくことに
より、シリカゲル層の吸着性能の低下を抑制し得るとい
うことがいえるものである。
また、△、口、◇とム、■、◆とを比較すると、△、口
、◇の条件下では、ム、■、◆の条件下よりも吸着塔の
人口付近で多くのルテニウムが吸着されている。例えば
、△と◆とであると、吸着塔においてIO’cpmのγ
線強度となる位置は、◆ではAで示すように吸着塔入口
からシリカゲル層の20cm以上の長さを要するのに対
し、△ではBで示すように12cm程度の長さで足りて
いる。したがって、この結果から、オフガスを吸着塔に
通す前に少なくともスクラバを経由させることにより、
吸着塔の入口からシリカゲル層の短い距離の間で集中的
に多くのルテニウムを吸着し得ること、言い替えれば、
ルテニウム吸若量の少ない残りの層によりさらにルテニ
ウムを吸着し得る余裕を多く有しているといえるもので
ある。
「発明の効果」 以」二説明したように、本発明のオフガス処理装置によ
れば、オフカスを吸着塔に通ず前に1、スクラバにより
オフガス中のNOX等の不純成分の大部分を除去して該
不純成分に対する揮発性ルテニウムの相対比率を大きく
しておくようにしたから、吸着塔においては揮発性ルテ
ニウムを中心に吸着し得るので、シリカゲル層の短い距
離の間で集中的に多くのルテニウムを吸着し得るととも
に、長時間の処理によるシリカゲル層の吸着性能の低下
を抑制し得て、除染効率を高めることができろという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるオフガス処理装置の一実施例を
示す概略図、第2図は第1図の処理装置の性能を立証す
るために被試験ガスにより実験して得たシリカゲル層の
Ru吸着分布図である。 1・・・・・・オフガス処理系、2・・・・・・前処理
塔、3・・・・・・シリカゲル層、4・・・・・・吸着
塔、5・・・・・・容器、6・・・・・・スクラバ、7
・・・・・・冷却器、8・・・・・・デミスタ、9・・
・・・・加熱器。 出願人  石川島播磨重工業株式会社 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 揮発性ルテニウムを含有するオフガスを洗浄することに
    よりその中のNO_x等の不純成分の大部分を除去して
    該不純成分に対する揮発性ルテニウムの相対比率を大き
    くするスクラバと、該スクラバを経由したオフガスをシ
    リカゲル層に通して前記揮発性ルテニウムをシリカゲル
    層に吸着させる吸着塔とを具備するオフガス処理装置。
JP60269798A 1985-11-30 1985-11-30 オフガス処理装置 Expired - Lifetime JPH0715515B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP60269798A JPH0715515B2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30 オフガス処理装置

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JP60269798A JPH0715515B2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30 オフガス処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62129798A true JPS62129798A (ja) 1987-06-12
JPH0715515B2 JPH0715515B2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=17477311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60269798A Expired - Lifetime JPH0715515B2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30 オフガス処理装置

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JP (1) JPH0715515B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0299898A (ja) * 1988-10-06 1990-04-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ルテニウム除去装置
FR2688335A1 (fr) * 1992-03-03 1993-09-10 Cogema Procede de piegeage du ruthenium gazeux sur de la polyvinylpyridine, utilisable en particulier pour recuperer le ruthenium radioactif provenant de combustibles nucleaires irradies.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042695A (ja) * 1983-08-18 1985-03-06 東洋エンジニアリング株式会社 放射性ガスの処理法

Patent Citations (1)

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JPH0299898A (ja) * 1988-10-06 1990-04-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ルテニウム除去装置
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JPH0715515B2 (ja) 1995-02-22

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