JPS62129605A - ボイラの廃液排ガス処理装置 - Google Patents

ボイラの廃液排ガス処理装置

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JPS62129605A
JPS62129605A JP60270115A JP27011585A JPS62129605A JP S62129605 A JPS62129605 A JP S62129605A JP 60270115 A JP60270115 A JP 60270115A JP 27011585 A JP27011585 A JP 27011585A JP S62129605 A JPS62129605 A JP S62129605A
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JP
Japan
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boiler
exhaust gas
waste liquid
neutralization
reaction tank
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JP60270115A
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English (en)
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徹 谷口
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Reika Kogyo KK
Original Assignee
Reika Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はボイラの廃液排ガス処理装置、特に大気汚染の
主たる原因の一つとなる酸性排ガスを効率良く中和する
ことのできる改良されたボイラの廃液排ガス処理装置に
関するものである。
[従来の技術] 燃料の燃焼熱にて給水を加熱して温水ある0&よ高圧ス
チームを得るボイラが各種の産業分野あるいは一般家庭
用の温給湯用装置としても用(Xられており、渇水ある
いはスチームを直接加熱媒体として用い、あるいはこれ
らの有する熱エネルギを機械的エネルギ、電気的エネル
ギに変換するために用いられている。
この種のボイラにおいては、小型の装置でかつ熱効率の
優れた装置が望まれ、更に近年においては、用いられる
燃料が低品位のものでも良好な燃焼を行うことが望まれ
ている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、これらの従来装置においては、燃焼排ガ
スの中和処理が必要であり、このような排ガス処理装置
に高額かつ大型の装置を必要とし、系全体の効率が著し
く低下するという問題があった。
すなわち、ボイラでの燃焼排ガスをそのまま大気中に放
出すると、この排ガスは極めて高い酸性を示し、大気汚
染の原因となり、特に近年においては酸性雨として地上
の広範囲にわたる汚染をもたらす恐れがあり、排ガスの
中和作用が極めて重要な問題となってきた。
特に、このような酸性排ガスは低品位の燃料例えばC重
油を用いた場合に顕著であり、このために、従来装置に
おいては、ボイラに排ガスの中和装置を接続するととも
に使用燃料として品位の高いへ重油あるいは両重油の混
合した燃料を用いることが一般的であった。
従って、従来においてボイラ全体の効率は必ずしも満足
できるものではなかった。
従来の一般的なIJ+ガス中和装置は、排ガスに苛性ソ
ーダ等のアルカリ薬液を反応させて中和を行うものであ
り、このために、常に苛性ソーダを消費する等のランニ
ングコストを増大する欠点があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は極めて優れた中和効率を達成し、かつ中和液の
消費が少ない極めて効率の良いボイラの廃液排ガス処理
装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明はボイラの高温廃液
がアルカリ性を呈することに着目し、この高温廃液と前
記高温排ガスとを混合反応させて両者の中和作用を同時
に行ってしまうことを特徴とする。すなわち、ボイラの
給水にはもともと混入していた不純物がボイラ水中に次
第に蓄積し、このような不純物を除去しないで放置Jる
とボイラの働きに支障をきたし、あるいは腐蝕の原因と
なる等の悪影響があり、このためにボイラにおける廃液
は連続的あるいは間欠的に排出され、さらに予め給水に
は防蝕剤が添加されている。そして、前記防蝕剤はアル
カリ薬液例えば苛性ソーダ、苛性ソーダと燐の混合剤等
であり、この結果、ボイラからの高温廃液も強いアルカ
リ性を示す。
従って、本発明においては前記酸性の高温排ガスとアル
カリ性の高温廃液とをミキサ等によって混合反応させ、
従来における中和剤を用いることなく両者間で所望の中
和作用を行わせることを特徴とする。
また、本発明によれば、両液、ガスは共に高温であり、
この中和作用を行う中和反応槽内に給水を通して廃液、
排ガス内の熱の回収を図ることも好適である。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
第1図には本発明の好適な実施例が示されており、ボイ
ラ10には導管12を通って給水が供給され、ボイラ1
0内での燃料燃焼によって給水が加熱された後管14か
ら高圧スチームとして取り出され、所望の熱源あるいは
圧力源として用いられる。
ボイラ10内での燃焼のため流路16から燃料が連続的
に供給されており、実施例における燃料はへ重油とC重
油とを所定の割合で混合した混合油をリザーバ18から
ポンプ20にて送り出すことによって得られる。
前記両重油は共に所定の割合でポンプ22,24にて汲
み出された後、静止混合型ミキサ26によって十分に撹
拌混合されて前記リザーバ18に一時的に貯油される。
そして、この貯油の際、混合油はエマルジョン装置28
によって水と混合されて完全燃焼し易いエマルジョン化
が行われる。
周知のごとく、ボイラ10内での燃料燃焼後排ガスが排
管30からボイラ10の外に排出され、この排ガスは強
い酸性を呈し、このままでは大気中に放出することがで
きない。
一方、本発明において特徴的なことは、前記ボイラ10
からはアルカリ性の廃液が連続的にあるいは間欠的に排
出されていることに着目したことであり、本発明におい
ては、前記排ガスと廃液とが中和反応槽32において混
合反応され、両者の中和作用が行われることである。
前記廃液は給水中に含まれる苛性ソーダ等のアルカリ性
の防蝕剤のために十分に強いアルカリ性を示し、例えば
PH11,8程度のアルカリ性を示す。
そして、このような廃液はボイラ10内での不純物の沈
澱あるいは蓄積を防止するために、連続的に3〜b た例えば1日に1回程度ボイラ10内のボイラ水が30
〜50%程度缶底ブローとして排出される。
本発明において、前記廃液は中和反応槽32内に貯留さ
れ、一方、前述した排ガスは静止混合型ミキサ34を通
って中和反応槽32内に送り込まれる。
図示のごとく、中和反応槽32内の廃液はポンプ36に
て前記ミキサ34に直接あるいはエジュクタを介してミ
キサ34に供給され、廃液がミキサ3/I内を落下する
際に周知のスクラバーと同様に排ガスと十分に混合され
、中和反応作用が行われる。
従って、本発明によれば、中和反応槽32内において排
ガスの酸性と廃液のアルカリ性とが同時に中和されてし
まい、何ら外部から中和液を送り込むことなく所望の中
和処理が可能となる。
もちろん、本発明において、排ガスと廃液とのPH値が
常にバランスされているとは限らず、一般的には排ガス
内の酸性総量が廃液内のアルカリ性総量を上回ることが
ほとんどである。
従って、実施例においても、前記中和反応槽32とは別
個の補助中和槽38が設()られており、前述のごとく
中和反応槽32内で中和された排ガスは導管40を通っ
てミキサ42から補助中和槽38内に送り込まれる。こ
の補助中和槽38にはアルカリ中和液源44から弁46
を介して苛性ソーダ等の中和液が供給されており、この
中和液がポンプ48にて常時ミキサ42内に送り込まれ
ているので、導管40から送り込まれた排ガスは補助中
和槽38内においてほぼ完全に中和され、排出管50か
ら大気に中和ガスとして排出される。
本実施例のごとく二重中和槽の場合、補助中和槽38内
の中和液は管52から中和反応槽32内に送り込まれ、
補助中和槽38内の液量を常に一定に保ちながらかつ中
和反応槽32内のアルカリ値を一定範囲に維持する。
中和反応槽32内の廃液と中和液と混合によるオーバフ
ローは排流管54から放流水として外部に放流される。
従って、本発明によれば、中和液を必要とすることなく
あるいは僅かな中和液の使用によって排ガスと廃液との
両者を同時に中和させることが可能となる。
本実施例においては、更に、前記中和反応槽32にお【
プる高温すなわち排ガス及び廃液の両者の高温熱エネル
ギを給水の予備加熱に用いることを特徴とする。
給水は通常常温で管12aに導かれ、本実施例において
は、この管12aはまず補助中和槽38内の熱交換コイ
ル56に連結され、更にこの熱交換コイル26は中和反
応槽内の熱交換コイル58にも連結されており、このよ
うにして、給水は両槽38,32内の熱エネルギによっ
て十分予備加熱した状態でボイラ10に送り込まれる。
従って、本実施例によれば、全体の廃熱を効果的に回収
することが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ボイラの燃焼排
ガスとボイラ水の廃液とを同時に中和させてしまい、効
率の著しい向上が望め、また燃焼排ガスの中和作用が十
分に行われるために低品位の燃料例えばC重油等をボイ
ラの燃料として用いることもできる利点を有する。
また、本発明によれば、装置が小型化し、設備コストが
低下するという利点を右する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る廃液排ガス処理装置の好適な実施
例を示す説明図である。 10 ・・・ ボイラ 12 ・・・ 給水管 14 ・・・ スヂーム管 16 ・・・ 燃料管 30 ・・・ 排ガス管 32 ・・・ 中和反応槽。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカリ性の防蝕剤が添加された給水を燃料燃焼
    にて加熱して温水あるいはスチームを発生させるボイラ
    において、アルカリ性の高温廃液と酸性の高温排ガスと
    を混合反応させて両者の中和作用を行う中和反応槽が設
    けられていることを特徴とするボイラの廃液排ガス処理
    装置。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の装置において、前記
    中和反応槽内には給水が通され高温廃液及び高温排ガス
    の廃熱を給水の加温として吸収することを特徴とするボ
    イラの廃液排ガス処理装置。
JP60270115A 1985-11-29 1985-11-29 ボイラの廃液排ガス処理装置 Pending JPS62129605A (ja)

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