JPS62127985A - 文字切出し方式 - Google Patents

文字切出し方式

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Publication number
JPS62127985A
JPS62127985A JP60267408A JP26740885A JPS62127985A JP S62127985 A JPS62127985 A JP S62127985A JP 60267408 A JP60267408 A JP 60267408A JP 26740885 A JP26740885 A JP 26740885A JP S62127985 A JPS62127985 A JP S62127985A
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JP
Japan
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character
area
circumscribing frame
determined
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP60267408A
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English (en)
Inventor
Shigeru Goto
茂 後藤
Yoshiyuki Yamashita
山下 義征
Shinji Narita
成田 真二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、文字切出し方式に関し、更に詳細には帳票に
記入された文字を読取り、読取った文字に基〈文字パタ
ン列を1文字領域毎に分離して抽出する文字切出し方式
に関する。
(従来の技術) 光学式文字認識装置(以下、OCRと略す)においては
帳票に記入された文字を行毎に走査し、光信号を光電変
換器により画像信号に変換し、ラインバッファに格納す
る。そのラインバッファを順次読出し文字パタン列を1
文字領域毎に分離し、その分離された文字パタンにより
認識を行っているので、文字パタン列の中から1文字領
域を抽出する文字切出し法はOCRの性能に犬きく影響
する。
OCRにおいて、文字列が格納されているラインバッフ
ァの上端から下端に向って1列走査し、この走査と直角
な方向に順次列を移動することにより、ラインバッファ
の文字パタンの読出しを行う。また、1列の走査中に黒
点(文字部分を黒点、背景部分を白点)を計数すること
によりヒストグラムを作成し、その黒点ヒストグラムを
参照して、1文字の領域を決定する。
しかしながら、手書文字の場合において記入者が文字を
傾斜して記入しているため、あるいは文字記入枠からは
み出して記入したため、もしくは記入者が文字の一部を
はねたため等の理由により、隣接する文字が重なって、
2文字以上の文字パタンか1文字として切出されるとい
う問題点がある。
この問題点を解決するために本出願人が先に提案した特
願昭60−36574号では黒点ヒストグラムの幅より
何文字分に相当するか判定し、2文字以上の場合には、
その文字パタン列の文字外接枠を検出し、その文字外接
枠内の文字パタン列を記憶手段に保持する。次に文字外
接枠の上下の辺から各々反対側の辺へ向って走査し、記
憶手段から文字パタン列の内容を読出し、その内容が文
字部分であるか背景部分であるか検出する。このように
して、上辺からの走査により検出された背景部分及び下
辺からの走査により検出された背景部分、文字部分、並
びに該走査で文字部分が検出されると、語列の走査を打
切り、そのため該走査を受けなかった背景部分の4種類
に文字外接枠内の文字パタン列を分類する。次に水平走
査を行い分類が変化する変化点を検出し、順次変化点を
格納し、同時に変化点の前後の状態(分類結果)を保持
し、該状態の遷移を所定の分類の変化の遷移の組み合せ
と比較して一致する変化点を検出し、その変化点により
、隣接する文字の一部が重なった文字パタン列から文字
を切出していた。
しかしながら、文字の一部が隣接する文字に深く入り込
むような文字パタン列の場合には文字外接枠内の分類結
果の遷移の組み合せが所定の組み合せと一致する変化点
が検出できないので文字を切出すことができなかった。
これを解決するために本出願人が先に提案した文字切出
し方式(昭和60年11月22日出願)によるパタン例
を第5図(a)に示す。
同図において、100はパタンlot、102の文字外
接枠である。
同図に示すように5文字外接枠100の水平2等分割線
(y+)を求め該分割線で分割されたそれぞれの分割領
域で再度上下の辺から対辺に向って走査することにより
、前記分割領域内の文字パタン列を4種類に分類する。
次に分割されたそれぞれの分割領域の分類された文字パ
タンについてそれぞれ分割領域毎に水平走査を行い分類
が変化する変化点を検出し、順次変化点を格納し、同時
に変化点の前後の状態(分類結果)を保持し、該状態の
遷移を所定の分類の変化の遷移の組み合せと比較して一
致する変化点を検出し、各分割領域毎に検出された変化
点と分割線により文字切出し位置を決定していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来の文字切出し方式では次のよう
な問題点があった。
第5図(b)に文字切出しの誤りを起すパタン例を示す
。同図(b)に示すように、文字外接枠100内に重な
ったパタン101,102 の他に不要パタン103が
重なって存在する場合にはこの不要パタン103のため
、A−A“が切出し位置となってしまう。
また、帳票の汚れ、シミ等による不要パタンが混入した
場合には上記の例に示すような切出し誤りが起こる。さ
らに当該行の上下の行に記入された文字が、記入者の習
慣、くせ等により当該行に混入して上記の例と同じよう
な切出しの誤りが起こる。
本発明は、これらの問題点を解決するためのもので、簡
単な構成で精度の良い文字切出し方式を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、帳票に記入され
た文字列を光電変換して得られる量子化された文字パタ
ン列を垂直方向の黒点ヒストグラムの幅に基づいて1文
字毎に分離して抽出し、該黒点ヒストグラムの幅で2文
字以上含まれると判定された文字パタン列を1文字毎に
分離して抽出する文字切出し方式において、(a)2文
字以上含まれた文字パタン列の文字外接枠を検出する第
1の手段と、(b)前記文字外接枠内の文字パタン列を
記憶する第2の手段と、(c)文字外接枠の上辺。
下辺から各々反対側の辺へ走査して第2の手段の内容を
読出し、該内容が文字領域であるか背景領域であるかを
検出し、上辺からの走査で検出された背景領域、下辺か
らの走査で検出された背景領域、文字領域、並びに文字
領域が検出され列走査が停止されたために該走査を受け
なかった背景領域の各領域に文字外接枠内の文字パタン
列を分類する第3の手段と、(d)第3の手段による文
字外接枠内の分類結果に対し、水平走査を行って領域が
変化する変化点を検出すると共に変化点の領域及び変化
点の前後の領域を保持し、該領域の遷移を所定の領域の
変化の組み合せと比較して一致する変化点を検出し、該
変化点に基づいて文字の切出し位置候補を検出する第4
の手段と、(e)第4の手段で得られた切出し位置候補
で文字外接枠内を分割したときの一方の多角形の面積と
文字外接枠内の面積との比が所定の条件に適合している
切出し位置候補を切出し位置として決定する第5の手段
と、(f)第4の手段で切出し位置候補が検出されない
場合、又は第5の手段で切出し位置が決定できない場合
には、文字外接枠内を水平方向に分割する第6の手段と
を存し、第6の手段で分割した分割領域を新たな文字外
接枠として第3の手段から第5の手段を用いて分割領域
毎に切出し位置を検出し、切出し位置が決定できない分
割領域については切出し位置が決定できるまで水平方向
の再分割処理を繰り返し、決定された全分割領域の切出
し位置と分割線に基づいて文字の切出し位置を決定する
ものである。
(作用) 本発明によれば以上のように文字切出し方式を構成した
ので、技術的手段は次のように作用する。
第1の手段は文字パタン列の文字外接枠を検出するよう
に働き、第2の手段は文字外接枠内の文字パタン列を記
憶するように働く。第3の手段は文字外接枠内の文字パ
タン列を4種類の領域に分類するように働く。第4の手
段は第3の手段の文字外接枠内の分類結果に対して水平
走査を行い、変化点を検出すると共に変化点の領域及び
変化点の前後の領域を保持し、その領域の遷移が所定の
領域の変化の組み合せと一致する変化点を検出して切出
し位置候補を検出するように働く。第5の手段は切出し
位置候補で文字外接枠内を分割したときの一方の多角形
の面積と文字外接枠内の面積との比が所定の条件に適合
している切出し位置候補を切出し位置として決定するよ
うに慟〈。第6の手段は第4の手段で切出し位置候補が
検出されない場合や第5の手段で切出し位置が決定でき
ない場合には文字外接枠内を水平方向に分割するように
働く。第6の手段で分割した分割領域を新たな文字外接
枠として第3の手段から第5の手段を用いて分割領域毎
に切出し位置を検出する。切出し位置か決定できない分
割領域に対しては切出し位置か決定できるまで水平方向
の再分割処理を繰り返す。最終的に決定された全ての分
割領域の切出し位置と分割線により文字の切出し位置を
決定する。従って、文字外接枠内に文字パタンの一部等
の不要パタンか混入した場合にも文字を精度よく切出す
ことが可能となる。
(実施例) 本発明の実施例を第1図乃至第4図を参照して説明する
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、200は図示されていないラインバッフ
ァメモリよりの文字パタン又は文字パタン列、201は
文字パタンデータの切換回路、202はパタンバッファ
、203はパタン領域分類回路、204は白点(文字の
背景部分)より黒点(文字部分)への変化点を検出する
文字線検出回路、205はパタン領域変化点検出回路、
206は切出し領域検出回路、207は切出し位置によ
り分割された文字外接枠の面積を算出し、その比を算出
し、切出し位置を判定する面積比検出判定回路、208
はパタンバッファ202のX軸上のアドレスを与えるX
アドレスカウンタ、209は同様にY軸上のアドレスを
与えるYアドレスカウンタ、210は本実施例の制御を
行う制御回路である。パタンバッファ202の座標は第
4象限に取っている。また、−重の矢印はデータの流れ
を示し、二重の矢印は制御回路210の制御信号を示す
以下に第1図のブロックを用いて本実施例の動作につい
て説明を行う。
帳票上の文字列は光電変換器により2値化された画像信
号に変換されラインバッファに格納される。ラインバッ
ファに格納されている画像信号を読出すと同時に、黒点
ヒストグラム作成回路(図示せず)で1列車位に垂直方
向の黒点ヒストグラムを作成する。この黒点ヒストグラ
ムの連続する長さく閾値αより大きい黒点ヒストグラム
が連続して閾値8列以上続く列の長さ又は幅)と文字の
平均値な幅より求められた閾値γ1.γ2(例えばγ、
 =75.γ2=125)とを比較し、読出した文字パ
タン列の1文字領域を文字数判定回路(図示せず)で判
定する。この判定後、外接枠検出回路(図示せず)で該
領域の文字外接枠を水平方向及び垂直方向の黒点ヒスト
グラムにより検出して、文字外接枠内の文字パタン20
0が切換路201を介してパタンバッファ202に格納
される。パタンバッファ202に格納された文字パタン
200は次段へ転送される。垂直方向に作成した黒点ヒ
ストグラムによる1文字領域の判定で2文字以上と判定
された文字パタン列200については第1図のブロック
図に示すごとく、制御回路210の制御に基づいて以下
のように文字の切出しを行う。
制御回路210はパタンバッファ202のアドレスを与
えるXアドレスカウンタ208及びYアドレスカウンタ
209を文字の外接枠の上辺の左端の位置にセットし、
Yアドレスカウンタ209をインクリメントして文字外
接枠の下辺に向って走査を行う。
そして、パタンバッファ202のアドレスをXIdl。
Y軸に対して(x、y)とし、それぞれXアドレスカウ
ンタ208 、 Yアドレスカウンタ209の値を用い
る。前記アドレスで示される位置のパタンバッファ20
2の内容をPM(x、y)で表わす。本実施例において
は白点をPM(X、、y )=0、黒点をPM(x、y
 )=1、前記上辺からの走査時に検出された白点をP
M(x、y )=2、前記下辺からの走査時に検出され
た白点をPM(x。
y)=4とした。従って、本実施例におけるパタンバッ
ファ202は1メツシユに対して3ビツトのデータ幅を
有する。パタン領域分類回路203において、文字外接
枠の上辺左端にアドレスを設定し、パタンバッファ20
2より文字パタンを読出す。
PM(x、y )=0のときは(PM(x、y)。
OR,2)を新たなPM(x、y)とし切換え回路20
1を介してパタンバッファ202の当該番地に書き込み
を行う。
制御回路210は、文字線検出回路204がPM(x、
y)=1である黒点を検出すると、語列の走査を打ち切
り、Xアドレスカウンタ208を1つインクリメントし
、次の列の走査を文字外接枠の上辺より行う。また、前
記文字外接枠の上辺より走査を行い下辺まで到達したと
きも語列の走査を打ち切り、次列の走査を行う。以上の
走査を順次繰り返し、文字外接枠の右端の列を処理した
ら終了する。前記上辺よりの走査が終了したら制御回路
210は、Xアドレスカウンタ208 、Yアドレスカ
ウンタ209を文字外接枠の下辺左端に設定し、前記下
辺より上辺に向っての走査を行い、前記上辺よりの走査
時と同様の処理を行う。ただし、PM(x、y)=Oの
ときは、(PM(x、y )−0R04)をPM(x、
y)としてパタンバッファ202に格納する。前記上辺
よりの走査と同様に右端の列の処理をしたら終了する。
前記2種類の走査が終了し、文字外接枠内のパタンの分
類が出来たら、制御回路210は、Xアドレスカウンタ
208及びYアドレスカウンタ209を文字外接枠上の
上辺左端に設定し、水平走査を行い文字切出し領域の検
出を行う。
次に、パタン領域変化点検出回路205は制御回路21
0により起動されると、パタンバッファ202から文字
パタンデータ(垂直走査による分類結果)を読出して外
接枠内を水平走査する。また、パタン領域変化点検出回
路205は、パタンバッファ202からの文字パタンデ
ータを処理する。
パタン領域変化点検出回路205は文字外接枠内の水平
走査を行い、読出された文字パタンデータは、パタンデ
ータ保持用レジスタ(図示せず)に1メツシユ毎に保持
し、当該レジスタの出力と現在読出されている文字パタ
ンデータの1メツシユと比較し、その変化を検出し異っ
ている場合を変化点とし、そのときのX座標、およびY
座標を保持する。すなわちパタン領域変化点検出回路2
05で変化点が検出されると、変化点座標PM(x。
y)およびPM(x−1,y)の文字パタンデータ (
領域)が切出し領域検出回路206に保持される。切出
し領域検出回路206では、前記PM(x−1,y )
の文字パタンデータを保持する状態レジスタ(図示せず
)を3個有し、該状態レジスタはパタン領域の変化点が
検出されたときに、レジスタの内容が隣接するレジスタ
にシフトする構成となっている。さらに、パタン領域の
変化点が検出され、状態レジスタのシフトが完了したら
3種類状態レジスタの内容が所定の値と一致するかを検
出する。本実施例において用いた所定の組合せはPM 
(x、y)の変化点の前後でのパタン領域を示す値が(
4,0,2)、(2,0,4)、(4,2)、(2,4
)の4種類である。切出し領域検出回路206の状態レ
ジスタが所定の組合せと一致した場合、そのときの変化
点に基づいて切出し位置を検出し該切出し位置を当該文
字パタン列の切出し位置候補として面積比判定回路20
7にて切出し位置の判定を行う。制御回路210は切出
し位置候補が検出されると、面積比検出判定回路207
を起動し、該切出し位置の棄却を判定する。
面積比検出判定回路207の詳細について、第2図(a
) (b)を用いて説明する。第2図(a)にその文字
パタン例を示す。同図(a)  において、300は文
字切出し対象としているパタンの文字外接枠、301.
302は切出し対象としている文字パタン、303は帳
票の汚れ、シミなどによる切出し対象としたくないパタ
ン、304は上記切出し手順により検出された切出し線
A−A’である。第2図(b)は、第2図(a)の切出
し線(A−A’ )304で文字外接枠30Gを分割し
た図を示し、座標軸は横軸をX軸、縦軸をY軸として第
4象限にとっている。文字外接枠は(PR,PB)で示
され、X l + X 2 + Y 2は切出し線の座
標である。
第1図の面積比検出判定回路207は切出し領域検出回
路206により切出し位置候補が与えられ、制御回路2
1Gより起動を受けると、文字外接枠の面積および切出
し線(A−A’)304で分割される一方の多角形の面
積を算出する。第2図(b)により、その算出方法を説
明する。文字外接枠300の面積をScとすれば、Sc
 =PBxPR(あるいはγ2)となる。文字外接枠の
切出し線(A−A’)304分割され左側の部分の面積
をSAとすれば、 SA = (yl XX2)+ (pB−yl)xx+
となる。切出し線(A−A”)304で分割された一方
の多角形(SA)と文字外接枠(S C)との面積比を
Pとすれば、 P= (SAXloo)/SC となる。このPと所定の閾値a、bを比較し、次に示す
条件A : a<P<bを満たせば面積比検出判定回路
207より当該切出し点(A−A’ )304は、決定
の旨を制御回路210に知らせ、条件Aを満たさない場
合には当該切出し点(A−A’)304は棄却であるこ
とを制御回路210に知らせる。制御回路210では面
積比検出判定回路207で切出し点決定であればパタン
バッファ202から次段にパタンを転送し、切出し処理
を終了する。当該切出し点が棄却された場合には制御回
路210は次の切出し位置候補について面積比検出判定
回路207を起動して切出し位置候補の判定を行う。全
ての切出し位置候補について判定を行い切出し位置が決
定されない場合、制御回路210は文字外接枠300を
所定の分割数で分割し、それぞれの分割領域で上記のよ
うに、パタン領域分割回路2039文字線検出回路20
4.パタン領域変化点検出回路205及び切出し領域検
出回路206を起動し、切出し位置候補を検出し、当該
切出し位置候補について面積比検出判定回路207を起
動し、切出し位置候補を判定し切出し位置を決定する。
なお、面積比判定用閾値a、bは本実施例においてはa
=20. b=80を用いた。
第3図は、本実施例により切出し位置が決定されたパタ
ン例であり、401.402は切出し対象のパタン、4
03はパタン401,402の切出しには不要であるパ
タンであり、404,405は切出し位置候補である。
切出し候補(A−A’ )404  の面積比をPA、
切出し候補(B−B’ )405  の面積比をPBと
すれば、本例ではPA=89.PB=42となり、前記
条件Aを満足する切出し位置は、切出し候補(B−B’
)405と決定される。
次に第5図に示すフローチャートに基づいて本実施例の
処理の流れを詳細に説明する。5500では、垂直方向
の黒点ヒストグラムによる文字数検出回路により2文字
以上と判定された文字パタン列について外接枠検出回路
で文字外接枠が検出された後起動される。
S 501においては、外接枠の上辺および下辺からそ
れぞれ対辺へ文字線か対辺が検出されるまで走査を行い
パタンの領域の分類を行い結果をパタンバッファに格納
する。5502においては外接枠内の水平走査を行い前
記分類結果をパタンバッファ202より読出し切出し領
域の検出を行って切出し位置候補を決定する。
5503においては、S 502で決定された全ての切
出し位置候補について面積比検出判定回路207により
当該切出し位置で文字外接枠を分割して形成される多角
形の面積と文字外接枠の面積を求め、その面積の比を算
出する。また、該面積比について所定の条件と比較し条
件に適合する切出し位置候補により切出し位置を決定す
る。S 504では、切出し位置が決定済であるかを判
定し、決定済のときは、5512 へ進み、パタンバッ
ファ202のパタンを次段に転送し、5514で当該文
字パタン列の切出し処理を終了する。
5504で切出し位置が決定されない場合は、5505
で文字外接枠を水平2等分割線により2分割し、350
6で上側領域の外接枠を決定し、上側領域について、5
507で外接枠の上辺および下辺からそれぞれ対辺へ文
字線か対辺が検出されるまで走査を行いパタンの領域の
分類を行う。この結果をパタンバッファ202に格納す
る。8508では外接枠内の水平走査を行い5507で
作成した分類結果により切出し位置の検出を行い切出し
位置候補を決定する。5509では5508で検出され
た切出し位置候補により面積比検出判定回路207で面
積比の判定を行い切出し位置を決定する。5510で上
下の領域の切出し位置の決定済を判定し、下側の領域の
切出し位置が未決定であれば、S 513で下側の領域
の文字外接枠を決定し、5507〜5509で同様の処
理を行い、切出し位置を決定する。上下の領域の切出し
位置を決定後、S 511では上記2つの切出し位置お
よび文字外接枠の水平分割線により、文字パタン列の切
出し位置を決定する。
なお、5509で切出し位置が決定できない分割領域に
対しては切出し位置が決定できるまで水平方向に再分割
を繰返し、最終的に決定された全分割領域の切出し位置
を合成する。
以上説明したように、本実施例においては切出し位置で
分割される多角形と文字外接枠の面積比により切出し位
置の判定を行っているので精度のよい切出しが可能であ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、文字パタンの文
字外接枠の上下の辺から各々対辺に向って列走査を行う
ことにより背景部分を走査方向別の領域に分類し、その
分類結果により文字外接枠内の水平走査を行って切出し
領域を検出し、切出し位置を決定するので、精度の高い
文字切出しを行うことができる。また、パタンの文字外
接枠内を走査して、変化点の検出を行うことにより実現
しているので簡単な回路構成で実施することが可能であ
る。
また、切出し位置で分割される多角形の面積の比を算出
して切出し位置の決定をしているので3文字以上重なっ
た文字パタン列の文字の切出し時に3文字目の1部が切
出し対象領域の一部に混入した場合にも精度の良い切出
しを行うことが可能である。さらに2文字が重なったパ
タンで帳票のゴミパタン、あるいは上下の行の文字パタ
ンの一部が混入した場合にも精度の良い切出しを行うこ
とが可能である。
単に切出し位置で分割した多角形の面積の比と所定の閾
値とを比較することにより切出し位置を決定しているの
で簡単な回路構成で実施することが可能である。
さらに、本発明を用いることにより、隣接した文字が重
なり合った場合でも切出しが可能であるので、文字記人
粋の間隔を小さくすることができ一行当りの読取可能文
字数を増やすことができる。
従って、多くの種類の帳票に対応でき、帳票設計の自由
度が大きく、従って、性能のよいOCRが実現出来ると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の実施例における面積比算出の説明図、第3図は
第1図の実施例により切出し位置が決定されたパタン例
を示す図、第4図は第1図の実施例による文字切出し処
理のフローチャート、第5図(a) (b)は従来の文
字切出し方式の説明図である。 200−・・画像信号、   201−・・切換回路、
202・・・パタンバッファ、 203−・・パタン領域分類回路、 204−・文字線検出回路、 205−・・パタン領域変換点検出回路、206−・・
切出し領域検出回路、 207−・・面積比検出判定回路、 208−Xアドレスカウンタ、 209−Yアドレスカウンタ、 210−・・制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 帳票に記入された文字列を光電変換して得られる量子化
    された文字パタン列を垂直方向の黒点ヒストグラムの幅
    に基づいて1文字毎に分離して抽出し、該黒点ヒストグ
    ラムの幅で2文字以上含まれると判定された文字パタン
    列を1文字毎に分離して抽出する文字切出し方式におい
    て、 (a)2文字以上含まれた文字パタン列の文字外接枠を
    検出する第1の手段と、 (b)前記文字外接枠内の文字パタン列を記憶する第2
    の手段と、 (c)文字外接枠の上辺、下辺から各々反対側の辺へ走
    査して第2の手段の内容を読出し、該内容が文字領域で
    あるか背景領域であるかを検出し、上辺からの走査で検
    出された背景領域、下辺からの走査で検出された背景領
    域、文字領域、並びに文字領域が検出され列走査が停止
    されたために該走査を受けなかった背景領域の各領域に
    文字外接枠内の文字パタン列を分類する第3の手段と、
    (d)第3の手段による文字外接枠内の分類結果に対し
    、水平走査を行って領域が変化する変化点を検出すると
    共に変化点の領域及び変化点の前後の領域を保持し、該
    領域の遷移を所定の領域の変化の組み合せと比較して一
    致する変化点を検出し、該変化点に基づいて文字の切出
    し位置候補を検出する第4の手段と、 (e)第4の手段で得られた切出し位置候補で文字外接
    枠内を分割したときの一方の多角形の面積と文字外接枠
    内の面積との比が所定の条件に適合している切出し位置
    候補を切出し位置として決定する第5の手段と、 (f)第4の手段で切出し位置候補が検出されない場合
    、又は第5の手段で切出し位置が決定できない場合には
    、文字外接枠内を水平方向に分割する第6の手段とを有
    し、 第6の手段で分割した分割領域を新な文字外接枠として
    第3の手段から第5の手段を用いて分割領域毎に切出し
    位置を検出し、切出し位置が決定できない分割領域につ
    いては切出し位置が決定できるまで水平方向の再分割処
    理を繰り返し、決定された全分割領域の切出し位置と分
    割線に基づいて文字の切出し位置を決定することを特徴
    とする文字切出し方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5822077A (en) * 1992-09-14 1998-10-13 Ricoh Company, Ltd. Determination unit for determining, through detecting information associated with external object, whether or not external object will use functional apparatus or who is external object, so as to provide appropriate service

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5822077A (en) * 1992-09-14 1998-10-13 Ricoh Company, Ltd. Determination unit for determining, through detecting information associated with external object, whether or not external object will use functional apparatus or who is external object, so as to provide appropriate service

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