JPS62127941A - 乗算装置におけるシフト方式 - Google Patents
乗算装置におけるシフト方式Info
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- JPS62127941A JPS62127941A JP60268506A JP26850685A JPS62127941A JP S62127941 A JPS62127941 A JP S62127941A JP 60268506 A JP60268506 A JP 60268506A JP 26850685 A JP26850685 A JP 26850685A JP S62127941 A JPS62127941 A JP S62127941A
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- multiplicand
- shifting
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔目 次〕
概要
産業上の利用分野
従来の技術
発明が解決しようとする問題点
問題点を解決するだめの手段
作用
実施例
発明の効果
〔概要〕
被乗数レジスタ(R2)と1乗数レジスタ(R3)と。
該乗数レジスタ(R3)から取り出したデータをデコー
ドするデコーダ(DECODE)と、上記デコーダ(D
ECODE)のデコード結果に基づいて、被乗数の倍数
を算出する倍数発生回路(MG)と、複数段からなる桁
上げ保存加算器(C5A1、CSA2)と1桁上げ先見
加算器(CPA)と、該桁上げ先見加算器(CPへ)の
結果の正規化を行う正規化回路(POST 5FT)と
から構成される装置 構があることに着目し、シフトデコーダ(SDEC)と
。
ドするデコーダ(DECODE)と、上記デコーダ(D
ECODE)のデコード結果に基づいて、被乗数の倍数
を算出する倍数発生回路(MG)と、複数段からなる桁
上げ保存加算器(C5A1、CSA2)と1桁上げ先見
加算器(CPA)と、該桁上げ先見加算器(CPへ)の
結果の正規化を行う正規化回路(POST 5FT)と
から構成される装置 構があることに着目し、シフトデコーダ(SDEC)と
。
シフト乗数発生手段と,通常の乗数と上記シフト乗数と
の何れかを選択する選択手段と,シフト方向情報によっ
て、桁上げ先見加算器(CPA)出力の上位半分か,下
位半分かの何れかを選択する手段とを設けることにより
、該乗算装置において、シフト命令が指示するシフト数
(量)からシフトするのに必要な倍数を求め、求められ
た倍数と,シフト方向情報とによって、被乗数に対する
任意のシフトを行うことができるようにしたものである
。
の何れかを選択する選択手段と,シフト方向情報によっ
て、桁上げ先見加算器(CPA)出力の上位半分か,下
位半分かの何れかを選択する手段とを設けることにより
、該乗算装置において、シフト命令が指示するシフト数
(量)からシフトするのに必要な倍数を求め、求められ
た倍数と,シフト方向情報とによって、被乗数に対する
任意のシフトを行うことができるようにしたものである
。
本発明は、パイプライン方式で処理される乗算装置にお
けるシフト方式に関する。
けるシフト方式に関する。
最近の計算機システムの普及に伴って、各種の分野にお
いて、大量のデータを該計算機システムで処理するよう
になり、該計算機システムに対する処理能力の向上が益
々要求されるようになってきた。
いて、大量のデータを該計算機システムで処理するよう
になり、該計算機システムに対する処理能力の向上が益
々要求されるようになってきた。
従来から、該計算機システムの処理能力を向上させる手
段の一つとして、大量のデータを演算パイプラインに順
次投入することにより、同時に複数個のデルタを演算す
る、所謂パイプライン方式がよく知られている。
段の一つとして、大量のデータを演算パイプラインに順
次投入することにより、同時に複数個のデルタを演算す
る、所謂パイプライン方式がよく知られている。
このパイプライン処理において、更に複数個の演算パイ
プライン、例えば、加算パイプライン。
プライン、例えば、加算パイプライン。
乗算パイプライン,除算パイプライン等を設けて、同時
に複数個の演算を並列に実行させることにより、該計算
機システムの処理能力をより向上させることが行われて
いる。
に複数個の演算を並列に実行させることにより、該計算
機システムの処理能力をより向上させることが行われて
いる。
この場合、シフト命令は上記加算パイプラインでの浮動
小数点演算機構に既に備えられている、桁合わせの為の
右シフト機能と,正規化処理の為の左シフト機能を使用
して、該加算パイプラインで実行させるのが一般的であ
る。
小数点演算機構に既に備えられている、桁合わせの為の
右シフト機能と,正規化処理の為の左シフト機能を使用
して、該加算パイプラインで実行させるのが一般的であ
る。
然して、通常のデータ処理においては、加減算命令の使
用頻度が大きいのが普通であるため、シフト命令が発行
された場合には、該シフト命令の実行が待たされること
が多く、該計算機システムの処理能力の向上を妨げる要
因になっていた。
用頻度が大きいのが普通であるため、シフト命令が発行
された場合には、該シフト命令の実行が待たされること
が多く、該計算機システムの処理能力の向上を妨げる要
因になっていた。
一方、乗算パイプラインには、被乗数に対する倍数発生
機構があることに着目すると、該乗算パイプラインでシ
フト命令を実行することが期待でき、該計算機システム
全体の処理能力を一段と向上させることが可能となる。
機構があることに着目すると、該乗算パイプラインでシ
フト命令を実行することが期待でき、該計算機システム
全体の処理能力を一段と向上させることが可能となる。
第5図は通常のパイプライン方式による乗算方式の一例
を説明する図である。
を説明する図である。
本図においては、説明の便宜上、固定小数点の乗算方式
を主体にした、前述の乗算パイプラインを構成しており
、ベクトルレジスタ(VR) 1から連続した乗数、被
乗数が当該乗算装置に投入されることにより、該ベクト
ルデータに対する乗算がパイプライン方式で実行される
。
を主体にした、前述の乗算パイプラインを構成しており
、ベクトルレジスタ(VR) 1から連続した乗数、被
乗数が当該乗算装置に投入されることにより、該ベクト
ルデータに対する乗算がパイプライン方式で実行される
。
先ず、ベクトルレジスタ(VR) 1から読み出された
被乗数データと9乗数データとが、それぞれ被乗数レジ
スタ(R2) laと乗数レジスタ(R3) lbに入
力される。
被乗数データと9乗数データとが、それぞれ被乗数レジ
スタ(R2) laと乗数レジスタ(R3) lbに入
力される。
この時、例えば、4バイトの固定小数点乗算を行う場合
には、8バイト幅の上記レジスタ(R2) 1a、 (
R3) lbのそれぞれにおいて、上位4バイトに有効
データが設定され(斜線で示す)、下位の4バイトには
°0゛が設定され、被乗数データはレジスタ(CAND
) 2aに移される。
には、8バイト幅の上記レジスタ(R2) 1a、 (
R3) lbのそれぞれにおいて、上位4バイトに有効
データが設定され(斜線で示す)、下位の4バイトには
°0゛が設定され、被乗数データはレジスタ(CAND
) 2aに移される。
該乗数データが設定されたレジスタ(R3) lbは、
例えば、2バイト(16ビツト)×4に分割され、該分
割された2バイトの乗数データはデコーダ(DECOD
E) 3において、公知の「ブース(BOOT)1)の
アルゴリズム」に基づいて、61〜G9の9種類のシフ
ト制御信号に変換され、被乗数データ(CAND) 2
aに対する倍数を倍数レジスタ(IER) 2bに設定
して、倍数発生回路(MG) 4に送出される。
例えば、2バイト(16ビツト)×4に分割され、該分
割された2バイトの乗数データはデコーダ(DECOD
E) 3において、公知の「ブース(BOOT)1)の
アルゴリズム」に基づいて、61〜G9の9種類のシフ
ト制御信号に変換され、被乗数データ(CAND) 2
aに対する倍数を倍数レジスタ(IER) 2bに設定
して、倍数発生回路(MG) 4に送出される。
上記デコーダ(DECO(IE) 3での変換動作の詳
細を、第6図のデコーダ(DECODE)の動作を説明
する図によって述べる。
細を、第6図のデコーダ(DECODE)の動作を説明
する図によって述べる。
上記2バイトの乗数データ(to〜■1.)は、図示の
如き変換動作が行われて、Gl−C9で示す9種類のシ
フト制御信号に分けられる。
如き変換動作が行われて、Gl−C9で示す9種類のシ
フト制御信号に分けられる。
ここで、該デコード値が、0.+1.+2.−1.−2
のとき、それぞれ以下の意味を有する。
のとき、それぞれ以下の意味を有する。
0:被乗数データ(CAND)の内容をOとする。即ち
、被乗数データ(CAND) X Oと同意である。
、被乗数データ(CAND) X Oと同意である。
+1:被乗数データ(CAND)をその侭用いる。即ち
、被乗数データ(CAND) X (+1)と同意であ
る。
、被乗数データ(CAND) X (+1)と同意であ
る。
+2:被乗数データ(CAND)を1ビツト左シフトし
て用いる。即ち、被乗数データ(CAND) X (+
2)と同意である。
て用いる。即ち、被乗数データ(CAND) X (+
2)と同意である。
−1:被乗数データ(CAND)の2の補数を用いる。
即ち、被乗数データ(CAND) X (−1)と同意
である。
である。
−2:被乗数データ(CAND)の2の補数を1ビツト
左シフトして用いる。即ち、被乗数データ(CAN[)
) X(−2)と同意である。
左シフトして用いる。即ち、被乗数データ(CAN[)
) X(−2)と同意である。
又、上記デコード値Gl、G2.G3.・−等は、それ
ぞれ2ビツト宛左にずれた乗数データ(R3) lbか
ら変換されたものであるので、それぞれ°×4”の重み
を持っている。
ぞれ2ビツト宛左にずれた乗数データ(R3) lbか
ら変換されたものであるので、それぞれ°×4”の重み
を持っている。
従って、例えば、該乗数が“3゛のとき、即ち、被乗数
データ(CAND)を3倍するときのシフト量は、該乗
数データ(R3) lbの°LsJ+s’が“11’
のときに得られる倍数であるが、上記デコード値におい
ては、第2図から明らかな如< 、Gl=(−1)、G
2・(+1)となっているので、上記の“重み”を考慮
すると、 4 x (+1)+I X (−1)=+3なる加算を
行うことによって得られることが分かる。
データ(CAND)を3倍するときのシフト量は、該乗
数データ(R3) lbの°LsJ+s’が“11’
のときに得られる倍数であるが、上記デコード値におい
ては、第2図から明らかな如< 、Gl=(−1)、G
2・(+1)となっているので、上記の“重み”を考慮
すると、 4 x (+1)+I X (−1)=+3なる加算を
行うことによって得られることが分かる。
一般に、被乗数データ(CAND)を、上記61〜G9
で示される倍数だけシフト (ここでの倍数は2の墓乗
となっているのでシフトすることになる)して、桁上げ
保存加算器(C5A1.2) 50.51で加算するこ
とにより、被乗数データ(CAND) X乗数(IER
)の部分積である中間和(SUN)と中間キャリ(CA
RRY)を得ることができる。
で示される倍数だけシフト (ここでの倍数は2の墓乗
となっているのでシフトすることになる)して、桁上げ
保存加算器(C5A1.2) 50.51で加算するこ
とにより、被乗数データ(CAND) X乗数(IER
)の部分積である中間和(SUN)と中間キャリ(CA
RRY)を得ることができる。
上記の動作は、倍数発生回路(MG) 4において、被
乗数データ(CAND) 2aをビット対応に、上記G
1〜G9で示される倍数だけシフトし、その結果を桁上
げ保存加算器(CSAI) 50に送出することによっ
て実行される。
乗数データ(CAND) 2aをビット対応に、上記G
1〜G9で示される倍数だけシフトし、その結果を桁上
げ保存加算器(CSAI) 50に送出することによっ
て実行される。
第7図は、上記倍数発生回路(MG)でのシフト動作を
模式的にに示した図である。実際には、被乗数データ(
CAND) 2aに対して、上記倍数(G1〜G9)で
示される±1.±2,0の何れかが選択されるので、結
果的には、被乗数データの各ビット対応の9つのシフト
データが生成され、次の桁上げ保存加算器(C3AI)
50に入力される。
模式的にに示した図である。実際には、被乗数データ(
CAND) 2aに対して、上記倍数(G1〜G9)で
示される±1.±2,0の何れかが選択されるので、結
果的には、被乗数データの各ビット対応の9つのシフト
データが生成され、次の桁上げ保存加算器(C3AI)
50に入力される。
このように、乗算装置においては、乗数データをデコー
ドすることによって決まるデコード値(G1−C9)だ
け、被乗数データ(CAND)をシフト (墓乗倍)す
る機能を備えていると云う特徴がある。
ドすることによって決まるデコード値(G1−C9)だ
け、被乗数データ(CAND)をシフト (墓乗倍)す
る機能を備えていると云う特徴がある。
上記桁上げ保存加算器(C3AI) ’50においては
、上記倍数発生回路(MG) 4で生成された、被乗数
データ(CAND) 2aに対する9個の倍数出力(シ
フト出力)をビット対応で加算し、得られたビット対応
の4出力を、次の桁上げ保存加算器(CSA2) 51
に送出する。
、上記倍数発生回路(MG) 4で生成された、被乗数
データ(CAND) 2aに対する9個の倍数出力(シ
フト出力)をビット対応で加算し、得られたビット対応
の4出力を、次の桁上げ保存加算器(CSA2) 51
に送出する。
桁上げ保存加算器(CSA2) 51においては、上記
乗数データ(R3) xbの1つ前の下位桁(2バイト
)によって得られている中間和(SUM) 6bと、中
間キャリ(CARRY) 6aと共に、上記4出力とを
加算することにより、上記乗数データ(R3) lbの
当該桁(2ハイド)に対する中間和(SIJM) 6b
と、中間キャリ(CARRY) 6a、即ち被乗数デー
タ(CAND) x乗数データ(R3)の部分積を求め
ることができる。
乗数データ(R3) xbの1つ前の下位桁(2バイト
)によって得られている中間和(SUM) 6bと、中
間キャリ(CARRY) 6aと共に、上記4出力とを
加算することにより、上記乗数データ(R3) lbの
当該桁(2ハイド)に対する中間和(SIJM) 6b
と、中間キャリ(CARRY) 6a、即ち被乗数デー
タ(CAND) x乗数データ(R3)の部分積を求め
ることができる。
上記、部分積を求める乗算処理を、乗数データ(R3)
lbの桁数分(本例では、4桁)繰り返すことにより
、最終積を中間和(SUM) 6b、中間キャリ(CA
RRY) 6aに得ることができる。
lbの桁数分(本例では、4桁)繰り返すことにより
、最終積を中間和(SUM) 6b、中間キャリ(CA
RRY) 6aに得ることができる。
このようにして、得られた最終相と最終キャリとを、桁
上げ先見加算器(CPA) 7で加算することにより、
最終積を結果レジスタ(ZR) 8に得ることになる。
上げ先見加算器(CPA) 7で加算することにより、
最終積を結果レジスタ(ZR) 8に得ることになる。
但し、上記の部分積を求める演算においては、桁上げ保
存加算器(C5A2) 51で得られる部分積10バイ
ト (即ち、8バイト×2バイト=10バイト)の中間
和(SUM) 、中間キャリ(CARRY)の内、該繰
り返し演算に使用されるのは、上位の8バイトである為
、下位の2バイトが切り捨てられることになる。この切
り捨てられた部分で発生するキャリ成分を保存して、上
記桁上げ先見加算器(CPA) 7に入力して補正する
必要があり、この為の演算をスピル加算器(SPA)
11において行っている。
存加算器(C5A2) 51で得られる部分積10バイ
ト (即ち、8バイト×2バイト=10バイト)の中間
和(SUM) 、中間キャリ(CARRY)の内、該繰
り返し演算に使用されるのは、上位の8バイトである為
、下位の2バイトが切り捨てられることになる。この切
り捨てられた部分で発生するキャリ成分を保存して、上
記桁上げ先見加算器(CPA) 7に入力して補正する
必要があり、この為の演算をスピル加算器(SPA)
11において行っている。
従って、上記桁上げ先見加算器(CPA) 7での演算
においては、中間和(StlM) 6bと、中間キャリ
(CARRY) 6aと、上記スピル加算器(SPA)
11で生成されたキャリ成分とを加算している。
においては、中間和(StlM) 6bと、中間キャリ
(CARRY) 6aと、上記スピル加算器(SPA)
11で生成されたキャリ成分とを加算している。
このようにして、下位桁で発生するキャリ成分を補正す
ることにより、真の乗算結果(8バイト)を結果レジス
タ(ZR) 8に得ることができる。
ることにより、真の乗算結果(8バイト)を結果レジス
タ(ZR) 8に得ることができる。
若し、当該乗算装置が浮動小数点データを扱う場合には
、上記スピル加算器(SPA) 11で生成される最下
位桁の値が、上記結果レジスタ(ZR) 8の最下位桁
に入力されると共に、上記の最終結果において、最上位
桁が°oooo’であると、該桁は無効桁であるので、
正規化回路(POST 5FT) 9で正規化され、最
終結果レジスタ(R1) 10に設定されるが、固定小
数点の場合には、正規化回路(POST 5FT) 9
による正規化動作は行われず、その侭最終結果レジスタ
(R1) 10に出力されるように動作する。
、上記スピル加算器(SPA) 11で生成される最下
位桁の値が、上記結果レジスタ(ZR) 8の最下位桁
に入力されると共に、上記の最終結果において、最上位
桁が°oooo’であると、該桁は無効桁であるので、
正規化回路(POST 5FT) 9で正規化され、最
終結果レジスタ(R1) 10に設定されるが、固定小
数点の場合には、正規化回路(POST 5FT) 9
による正規化動作は行われず、その侭最終結果レジスタ
(R1) 10に出力されるように動作する。
第8図は、複数個の演算パイプラインを有する計算機シ
ステムを模式的にに示した図であって、aは上記乗算パ
イプライン、bは加算パイプライン、Cは除算パイプラ
インを示している。
ステムを模式的にに示した図であって、aは上記乗算パ
イプライン、bは加算パイプライン、Cは除算パイプラ
インを示している。
このような、複数個の演算パイプラインを備えた計算機
システムにおいては、それぞれの演算パイプラインa、
b、cを効率よく機能させる為に、互いに独立に動作さ
せることにより、加減算処理と、乗算処理と、除算処理
とが並列に実行できると云う特徴がある。
システムにおいては、それぞれの演算パイプラインa、
b、cを効率よく機能させる為に、互いに独立に動作さ
せることにより、加減算処理と、乗算処理と、除算処理
とが並列に実行できると云う特徴がある。
ご発明が解決しようとする問題点〕
然しなから、この従来方式においては、前述のように、
シフト命令は、上記加算パイプラインでしか実行できな
い為、加減算命令の処理が多い通常のデータ処理におい
ては、当該シフト命令が待たされることになり、当該計
算機システムの全体としての処理能力を低下させ、複数
個の演算パイプラインa、 b、 cによる処理能力を
有効に生かし切れていないと云う問題があづた。
シフト命令は、上記加算パイプラインでしか実行できな
い為、加減算命令の処理が多い通常のデータ処理におい
ては、当該シフト命令が待たされることになり、当該計
算機システムの全体としての処理能力を低下させ、複数
個の演算パイプラインa、 b、 cによる処理能力を
有効に生かし切れていないと云う問題があづた。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、上記乗算パイプライン
での演算形態に着目し、シフト命令を実行可能とする乗
算装置を提供することを目的とするものである。
での演算形態に着目し、シフト命令を実行可能とする乗
算装置を提供することを目的とするものである。
第1図は、本発明の一実施例をプロ、り図で示した図で
ある。
ある。
即ち、本発明においては、
(11被乗数レジスタ(R2) laと1乗数レジスタ
(R3) 1bと、該乗数レジスタ(R3) lbから
取り出したデータをデコードするデコーダ(DECOD
IIり 3と。
(R3) 1bと、該乗数レジスタ(R3) lbから
取り出したデータをデコードするデコーダ(DECOD
IIり 3と。
上記デコーダ(DHCODIi) 3のデコード結果に
基づいて、被乗数の倍数を算出する倍数発生回路(MG
) 4と、複数段からなる桁上げ保存加算器(C3A1
.CSA2) 50.51と1桁上げ先見加算器(CP
^)7と、該桁上げ先見加算器(CPA) 7の結果の
正規化を行う正規化回路(POST 5FT) 9とか
ら構成される装置置において、シフト命令でのシフト量
を保持するレジスタ(Di) 12と,該シフト量をデ
コードするシフトデコーダ(SDEC) 13と.該デ
コード結果と。
基づいて、被乗数の倍数を算出する倍数発生回路(MG
) 4と、複数段からなる桁上げ保存加算器(C3A1
.CSA2) 50.51と1桁上げ先見加算器(CP
^)7と、該桁上げ先見加算器(CPA) 7の結果の
正規化を行う正規化回路(POST 5FT) 9とか
ら構成される装置置において、シフト命令でのシフト量
を保持するレジスタ(Di) 12と,該シフト量をデ
コードするシフトデコーダ(SDEC) 13と.該デ
コード結果と。
シフトするにあたって別途与えられるシフト方向情報と
から、被乗数をシフトさせる為のシフト量を生成するシ
フト乗数発生手段14と,該シフト乗数発生手段14か
らの出力を保持するレジスタ(D2) lcと,乗数レ
ジスタ(R3) lbとの何れかを一方を選択する第1
の選択回路S1と,上記桁上げ先見加算器(CPA)
7の全ての出力結果の内、上位半分と,下位半分の内、
上記シフト方向情報によって、何れか一方を選択する第
2の選択回路(S2)とを設け、上記第2の選択回路(
S2)からの出力を正規化回路(POST SFT)
9に入力するようにして、被乗数に対するシフト結果を
得るように構成する。
から、被乗数をシフトさせる為のシフト量を生成するシ
フト乗数発生手段14と,該シフト乗数発生手段14か
らの出力を保持するレジスタ(D2) lcと,乗数レ
ジスタ(R3) lbとの何れかを一方を選択する第1
の選択回路S1と,上記桁上げ先見加算器(CPA)
7の全ての出力結果の内、上位半分と,下位半分の内、
上記シフト方向情報によって、何れか一方を選択する第
2の選択回路(S2)とを設け、上記第2の選択回路(
S2)からの出力を正規化回路(POST SFT)
9に入力するようにして、被乗数に対するシフト結果を
得るように構成する。
(2) 上記シフトデコーダ(SDEC) 13 、
及び該シフトデコーダ(SDEC) 13の出力結果と
、シフト方向情報とから、被乗数をシフトさせる為の乗
数を発生させる上記シフト乗数発生手段14は、該シフ
トデコーダ(SDEG) 13によって出力される情報
を基にして、右シフトの場合には、最上位ビットより降
順に、左シフトの場合には最下位ビ・7トより昇順に、
乗数レジスタ(R3) lbに対応したビットを゜‘1
’にすると共に、その他のビットは“O゛であるデータ
を発生するように構成する。
及び該シフトデコーダ(SDEC) 13の出力結果と
、シフト方向情報とから、被乗数をシフトさせる為の乗
数を発生させる上記シフト乗数発生手段14は、該シフ
トデコーダ(SDEG) 13によって出力される情報
を基にして、右シフトの場合には、最上位ビットより降
順に、左シフトの場合には最下位ビ・7トより昇順に、
乗数レジスタ(R3) lbに対応したビットを゜‘1
’にすると共に、その他のビットは“O゛であるデータ
を発生するように構成する。
(3)上記桁上げ先見加算器(CPA) 7の全ての出
力結果の内、上位半分と.下位半分を、上記シフト方向
情報によって選択する、上記第2の選択回路S2は、左
シフトの場合には、下位半分の結果を、右シフトの場合
には、上位半分の結果を出力して、上記正規化回路(P
OST SFT) 9に入力するように構成する。
力結果の内、上位半分と.下位半分を、上記シフト方向
情報によって選択する、上記第2の選択回路S2は、左
シフトの場合には、下位半分の結果を、右シフトの場合
には、上位半分の結果を出力して、上記正規化回路(P
OST SFT) 9に入力するように構成する。
(4)上記正規化回路(POST SFT) 9におい
ては、被乗数のシフトを行う場合には、正規化動作を抑
止するように構成する。
ては、被乗数のシフトを行う場合には、正規化動作を抑
止するように構成する。
即ち、本発明によれば、被乗数レジスタ(R2)と。
乗数レジスタ(R3)と、該乗数レジスタ(R3)から
取り出したデータをデコードするデコーダ(DECOD
E)と、上記デコーダ(OECODE)のデコード結果
に基づいて、被乗数の倍数を算出する倍数発生回路(M
G)と、複数段からなる桁上げ保存加算器(CSA1.
CSA2)と、桁上げ先見加算器(CPA)と、該桁上
げ先見加算器(CPA)の結果の正規化を行う正規化回
路(POST SFT)とから構成される乗算装置にお
いて、該乗算装置に倍数発生機構があることに着目し、
シフトデコーダ(SDf!C)と、シフト乗数発生手段
と。
取り出したデータをデコードするデコーダ(DECOD
E)と、上記デコーダ(OECODE)のデコード結果
に基づいて、被乗数の倍数を算出する倍数発生回路(M
G)と、複数段からなる桁上げ保存加算器(CSA1.
CSA2)と、桁上げ先見加算器(CPA)と、該桁上
げ先見加算器(CPA)の結果の正規化を行う正規化回
路(POST SFT)とから構成される乗算装置にお
いて、該乗算装置に倍数発生機構があることに着目し、
シフトデコーダ(SDf!C)と、シフト乗数発生手段
と。
乗数と上記シフト乗数との何れがを選択する選択手段と
,シフト方向情報によって、桁上げ先見加算器(CPA
)出力の上位半分か,下位半分かの何れかを選択する手
段とを設けることにより、該乗算装置において、シフト
命・令が指示するシフト量からシフトするのに必要な倍
数を求め、該求められた倍数と,シフト方向情報とによ
って、被乗数に対する任意のシフトを行うことができる
ようにしたものであるので、例えば、加減算.乗算,除
算が、それぞれ独立に動作できるパイプライン方式の計
算機システムにおいて、シフトと,加減算との並列動作
を可能とし、該計算機システムの全体としての処理能力
を向上させる効果がある。
,シフト方向情報によって、桁上げ先見加算器(CPA
)出力の上位半分か,下位半分かの何れかを選択する手
段とを設けることにより、該乗算装置において、シフト
命・令が指示するシフト量からシフトするのに必要な倍
数を求め、該求められた倍数と,シフト方向情報とによ
って、被乗数に対する任意のシフトを行うことができる
ようにしたものであるので、例えば、加減算.乗算,除
算が、それぞれ独立に動作できるパイプライン方式の計
算機システムにおいて、シフトと,加減算との並列動作
を可能とし、該計算機システムの全体としての処理能力
を向上させる効果がある。
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
前述の第1図は、本発明の一実施例をブロック図で示し
た図であり、第2図は左シフトの動作例を模式的に示し
た図であり、第3図は右シフトの動作例を模式的に示し
た図であり、第4図はシフトデコーダ(SDEC)と、
シフト乗数発生手段の具体的な一実施例を示した図であ
り、第1図におけるシフトデコーダ(SDEC) 13
と、シフト乗数発生手段14と9乗数と上記シフト乗数
との何れかを選択する第1の選択手段(S1)と、シフ
ト方向情報によって、桁上げ先見加算器(CPA)出力
の上位半分か、下位半分かの何れかを選択する第2の手
段(S2)とが、本発明を実施するのに必要な機能ブロ
ックである。尚、全図を通して、同じ符号は同じ対象物
を示している。
た図であり、第2図は左シフトの動作例を模式的に示し
た図であり、第3図は右シフトの動作例を模式的に示し
た図であり、第4図はシフトデコーダ(SDEC)と、
シフト乗数発生手段の具体的な一実施例を示した図であ
り、第1図におけるシフトデコーダ(SDEC) 13
と、シフト乗数発生手段14と9乗数と上記シフト乗数
との何れかを選択する第1の選択手段(S1)と、シフ
ト方向情報によって、桁上げ先見加算器(CPA)出力
の上位半分か、下位半分かの何れかを選択する第2の手
段(S2)とが、本発明を実施するのに必要な機能ブロ
ックである。尚、全図を通して、同じ符号は同じ対象物
を示している。
本発明を実施しても、乗算動作そのものは変わることは
ないので省略し、ここでは、本発明によるシフト動作を
中心にして説明する。
ないので省略し、ここでは、本発明によるシフト動作を
中心にして説明する。
先ず、シフト命令によって、シフト (数)量と。
シフト方向情報が与えられ、該シフト量(例えば、6ビ
ツト幅)はシフトレジスタ(Di) 12に設定された
後、シフトデコーダ(SDEC) 13でデコードされ
、ソフト乗数発生手段14に送出される。
ツト幅)はシフトレジスタ(Di) 12に設定された
後、シフトデコーダ(SDEC) 13でデコードされ
、ソフト乗数発生手段14に送出される。
該シフト乗数発生手段14においては、上記デコードさ
れた情報と、上記シフト方向情報とに基づいて、被乗数
をシフト命令が指示するシフトを行う為のシフト乗数デ
ータ(D2) lcを発生する。
れた情報と、上記シフト方向情報とに基づいて、被乗数
をシフト命令が指示するシフトを行う為のシフト乗数デ
ータ(D2) lcを発生する。
該シフト乗数データ(D’2) lcと1通常の乗数デ
ータ(R3) lbとが、第1の選択手段(S1)によ
り選択される。即ち、通常の乗算命令実行の場合には、
乗数データ(R3) lbを選択し、シフト命令実行の
場合には、上記シフト乗数データ(D2) lcを選択
する。
ータ(R3) lbとが、第1の選択手段(S1)によ
り選択される。即ち、通常の乗算命令実行の場合には、
乗数データ(R3) lbを選択し、シフト命令実行の
場合には、上記シフト乗数データ(D2) lcを選択
する。
該選択されたシフト乗数データ(D2) lcは、被乗
数データ(R2) laとの間で通常の乗算動作を行い
、桁上げ先見加算器(CPA) 7の出力を結果レジス
タ(ZR) 8に設定する。
数データ(R2) laとの間で通常の乗算動作を行い
、桁上げ先見加算器(CPA) 7の出力を結果レジス
タ(ZR) 8に設定する。
そして、該結果レジスタ←ZR) 8の内容は、上記シ
フト方向情報によって、上位半分か、或いは下位半分が
、第2の選択手段(S2)によって選択され、最終結果
レジスタ(R1) 10にシフト結果を得ることができ
る。
フト方向情報によって、上位半分か、或いは下位半分が
、第2の選択手段(S2)によって選択され、最終結果
レジスタ(R1) 10にシフト結果を得ることができ
る。
上記のシフト動作を具体例について、説明する。
(a)左に1ビツトのシフトを行う場合:被乗数データ
(R2) :“000−−−−−−−−−− 0101
”シフト量(Di) :’000001’(即ち、
1ビツトシフト) としたとき、該シフト量(旧) 12を、シフトデコー
ダ(SDEC) 13において、’ooo−−−−−・
−・−−−−−−−・010゛なるデータに変換して、
シフト乗数データ(D2) lcとする。
(R2) :“000−−−−−−−−−− 0101
”シフト量(Di) :’000001’(即ち、
1ビツトシフト) としたとき、該シフト量(旧) 12を、シフトデコー
ダ(SDEC) 13において、’ooo−−−−−・
−・−−−−−−−・010゛なるデータに変換して、
シフト乗数データ(D2) lcとする。
該シフト乗数データ(D2) lcはデコーダ(DEC
ODE) 3において、被乗数データ(R2) laか
ら移された被乗数データ(CAND) 2aを21倍、
即ち、lビット左シフトするシフト量を倍数レジスタ(
IER) 2bに生成して、倍数発生回路(MG) 4
に送出し、上記被乗数データ(CAND) 2aを左に
1ビツトシフトして、桁上げ保存加算器(CSSi2C
3A2) 50.51に送出する。
ODE) 3において、被乗数データ(R2) laか
ら移された被乗数データ(CAND) 2aを21倍、
即ち、lビット左シフトするシフト量を倍数レジスタ(
IER) 2bに生成して、倍数発生回路(MG) 4
に送出し、上記被乗数データ(CAND) 2aを左に
1ビツトシフトして、桁上げ保存加算器(CSSi2C
3A2) 50.51に送出する。
以下通常の乗算動作が行われることにより、結果として
、当該被乗数データ(CAND) 2aを左に1ビツト
シフトした結果を結果レジスタ(ZR) 8に得ること
ができる。
、当該被乗数データ(CAND) 2aを左に1ビツト
シフトした結果を結果レジスタ(ZR) 8に得ること
ができる。
該乗算結果(16バイト幅)は、左シフトと云うシフト
方向情報によって、下位の8バイトのみが選択手段(S
2)で選択され出力される。
方向情報によって、下位の8バイトのみが選択手段(S
2)で選択され出力される。
この出力結果は、シフト動作と云う条件で、正規化回路
(PO5T 5FT) 9での正規化動作は抑止され、
その侭、最終結果レジスタ(R1) 10に出力され、
当該シフト動作が終了する。
(PO5T 5FT) 9での正規化動作は抑止され、
その侭、最終結果レジスタ(R1) 10に出力され、
当該シフト動作が終了する。
このときのシフト動作を模式的にに示したものが、第2
図であって、■は上記被乗数データを示し、■はシフト
乗数データを示し、■が最終乗算結果であるシフト結果
を示している。
図であって、■は上記被乗数データを示し、■はシフト
乗数データを示し、■が最終乗算結果であるシフト結果
を示している。
(b)右に1ビツトのシフトを行う場合:被乗数データ
(R2) : ’1010−・−・・・−oooo”シ
フト量(D1) :’000001” (即ち、1
ビツトシフト) としたとき、該シフト量(Di) 12を、シフトデコ
−ダ(SDEC) 13において、’ 010 ・−−
−−−−−−−−−−−−000’なるデータに変換し
て、シフト乗数データ(口2)ICとする。
(R2) : ’1010−・−・・・−oooo”シ
フト量(D1) :’000001” (即ち、1
ビツトシフト) としたとき、該シフト量(Di) 12を、シフトデコ
−ダ(SDEC) 13において、’ 010 ・−−
−−−−−−−−−−−−000’なるデータに変換し
て、シフト乗数データ(口2)ICとする。
該シフト乗数データ(D2) lcはデコーダ(DEC
ODE) 3において、被乗数データ(R2) laか
ら移された被乗数データ(CAND) 2aを262倍
、即ち、1ビツト右シフトするシフト量を倍数レジスタ
(IER) 2bに生成して、倍数発生回路(MG)
4に送出し、上記被乗数データ(CAND) 2aを右
に1ビツトシフトし、桁上げ保存加算器(C5AI、C
S^2) 50.51に送出する。
ODE) 3において、被乗数データ(R2) laか
ら移された被乗数データ(CAND) 2aを262倍
、即ち、1ビツト右シフトするシフト量を倍数レジスタ
(IER) 2bに生成して、倍数発生回路(MG)
4に送出し、上記被乗数データ(CAND) 2aを右
に1ビツトシフトし、桁上げ保存加算器(C5AI、C
S^2) 50.51に送出する。
以下通常の乗算が行われることにより、結果として、当
該被乗数データ(CAND) 2aを右に1ビツトシフ
トした結果を結果レジスタ(ZR) 8に得ることがで
きる。
該被乗数データ(CAND) 2aを右に1ビツトシフ
トした結果を結果レジスタ(ZR) 8に得ることがで
きる。
該乗算結果(16バイト幅)は、右シフトと云うシフト
方向情報によって、上位の8バイトのみが選択手段(S
2)で選択され出力される。
方向情報によって、上位の8バイトのみが選択手段(S
2)で選択され出力される。
この出力結果は、シフト動作と云う条件で、正規化回路
(POST 5FT) 9での正規化動作は抑止され、
その侭、最終結果レジスタ(R1) 10に出力され、
当該シフト動作が終了する。
(POST 5FT) 9での正規化動作は抑止され、
その侭、最終結果レジスタ(R1) 10に出力され、
当該シフト動作が終了する。
このときのシフト動作を模式的にに示したものが、第3
図であって、■は上記被乗数データを示し、■はシフト
乗数データを示し、■が最終乗算結果であるシフト結果
を示している。
図であって、■は上記被乗数データを示し、■はシフト
乗数データを示し、■が最終乗算結果であるシフト結果
を示している。
上記シフトデコーダ(SDEC) 13.及びシフト乗
数発生手段14の具体例を示した図が第4図である。
数発生手段14の具体例を示した図が第4図である。
6ビツトからなるシフト数入力は、該シフトデコーダ(
SDEC) 13によって、Do −063にデコード
され、右シフト、或いは左シフトと云ったシフト方向情
報によって、図示の如くシフト乗数レジスタ(D2)
lcに分配されることにより、上記第2図。
SDEC) 13によって、Do −063にデコード
され、右シフト、或いは左シフトと云ったシフト方向情
報によって、図示の如くシフト乗数レジスタ(D2)
lcに分配されることにより、上記第2図。
第3図の■で示したようなシフト乗数データを発生する
ことができる。
ことができる。
即ち、第4図はシフトデコーダ(SDIIC) 13と
、シフト乗数発生手段14の具体的な一実施例を示して
おり、図中13は第1図に示されているものと同一のも
のであり、20−1ないし20−6はアンド回路、21
−1ないし21−3はオア回路を示している。
、シフト乗数発生手段14の具体的な一実施例を示して
おり、図中13は第1図に示されているものと同一のも
のであり、20−1ないし20−6はアンド回路、21
−1ないし21−3はオア回路を示している。
本図において、右に1ビツトシフトを行う場合について
説明する。
説明する。
シフト数レジスタ12からのシフト数入力(6ビツト)
は、’000001’として与えられ、シフトデコーダ
(SDEC) 13によってDi倍信号“‘1’に印加
される。
は、’000001’として与えられ、シフトデコーダ
(SDEC) 13によってDi倍信号“‘1’に印加
される。
このとき、シフト方向情報は右シフトであることを示し
ている為、左シフト信号は0゛が印加されている。
ている為、左シフト信号は0゛が印加されている。
従って、アンド回路20−1.20−3.20−5の右
シフト信号が°l゛であり、Di倍信号゛1’、Do信
号が’O’、 02信号〜D63信号が“O゛に印加さ
れているので、該アンド回路20−1〜20−6の内、
20−3の出力のみが“‘1’に印加される。
シフト信号が°l゛であり、Di倍信号゛1’、Do信
号が’O’、 02信号〜D63信号が“O゛に印加さ
れているので、該アンド回路20−1〜20−6の内、
20−3の出力のみが“‘1’に印加される。
オア回路21−1〜21−3は、アンド回路20−3の
みが°1°に印加されているので、オア回路20−2の
出力のみが°l゛に印加されることになる。
みが°1°に印加されているので、オア回路20−2の
出力のみが°l゛に印加されることになる。
このようにして、シフト数発生手段14によって得られ
たデータは01000−・・−・・−・−・・−ooo
’となり、シフト乗数レジスタ(D2) ICにセット
される。
たデータは01000−・・−・・−・−・・−ooo
’となり、シフト乗数レジスタ(D2) ICにセット
される。
このように、本発明は、乗算回路が、被乗数データ(C
AND)に対して乗数(IER)倍する機能、即ち倍数
発生機能があることに着目し、シフト命令が指示するシ
フト量と、シフト方向情報によって、2の墓乗のシフト
乗数を生成して、通常の乗算を実行し、該乗算結果を、
上記シフト方向情報によって、左シフトの場合には下位
半分を、右シフトの場合には上位半分を選択してシフト
結果とするようにした所に特徴がある。
AND)に対して乗数(IER)倍する機能、即ち倍数
発生機能があることに着目し、シフト命令が指示するシ
フト量と、シフト方向情報によって、2の墓乗のシフト
乗数を生成して、通常の乗算を実行し、該乗算結果を、
上記シフト方向情報によって、左シフトの場合には下位
半分を、右シフトの場合には上位半分を選択してシフト
結果とするようにした所に特徴がある。
以上、詳細に説明したように、本発明の乗算装置におけ
るシフト方式は、被乗数レジスタ(R2)と。
るシフト方式は、被乗数レジスタ(R2)と。
乗数レジスタ(R3)と、該乗数レジスタ(R3)から
取り出したデータをデコードするデコーダ(DECOD
E)と、上記デコーダ(DECODE)のデコード結果
に基づいて、被乗数の倍数を算出する倍数発生回路(M
G)と、複数段からなる桁上げ保存加算器(CS^1.
C5A2)と1桁上げ先見加算器(CPA)と、該桁上
げ先見加算器(CPA)の結果の正規化を行う正規化回
路(POST 5FT)とから構成される装置該乗算装
置に倍数発生機構があることに着目し、シフトデコーダ
(SDEC)と、シフト乗数発生手段と。
取り出したデータをデコードするデコーダ(DECOD
E)と、上記デコーダ(DECODE)のデコード結果
に基づいて、被乗数の倍数を算出する倍数発生回路(M
G)と、複数段からなる桁上げ保存加算器(CS^1.
C5A2)と1桁上げ先見加算器(CPA)と、該桁上
げ先見加算器(CPA)の結果の正規化を行う正規化回
路(POST 5FT)とから構成される装置該乗算装
置に倍数発生機構があることに着目し、シフトデコーダ
(SDEC)と、シフト乗数発生手段と。
乗数と上記シフト乗数との何れかを選択する選択手段と
,シフト方向情報によって、桁上げ先見加算器(CPA
)出力の上位半分か,下位半分かの何れかを選択する手
段とを設けることにより、該乗算装置において、シフト
命令が指示するシフト量からシフトするのに必要な倍数
を求め、該求められた倍数と,シフト方向情報とによっ
て、被乗数に対する任意のシフトを行うことができるよ
うにしたものであるので、例えば、加減算,乗算,除算
が、それぞれ独立に動作できるパイプライン方式の計算
機システムにおいて、シフトと,加減算との並列動作を
可能とし、該計算機システムの全体としての処理能力を
向上させる効果がある。
,シフト方向情報によって、桁上げ先見加算器(CPA
)出力の上位半分か,下位半分かの何れかを選択する手
段とを設けることにより、該乗算装置において、シフト
命令が指示するシフト量からシフトするのに必要な倍数
を求め、該求められた倍数と,シフト方向情報とによっ
て、被乗数に対する任意のシフトを行うことができるよ
うにしたものであるので、例えば、加減算,乗算,除算
が、それぞれ独立に動作できるパイプライン方式の計算
機システムにおいて、シフトと,加減算との並列動作を
可能とし、該計算機システムの全体としての処理能力を
向上させる効果がある。
第1図は本発明の一実施例をブロック図で示した図。
第2図は本発明による左シフトの動作例を模式的に示し
た図。 第3図は本発明による右シフトの動作例を模式的に示し
た図。 第4図はシフトデコーダ(SDEG)と、シフト乗数発
生手段の具体例を示した図。 第5図は通常のパイプライン方式による乗算方式の一例
を説明する図。 第6図はデコーダ(DECODE)の動作を説明する図
。 第7図は倍数発生回路(MG)でのシフト動作を模式的
にl示した図。 第8図は複数個の演算パイプラインを有する計算機シス
テムを模式的にに示した図。 である。 図面において、 1はベクトルレジスタ(VR)。 laは被乗数レジスタ(R2) 、又は被乗数データ(
R2) 。 lbは乗数レジスタ(R3)、又は乗数データ(R3)
。 lcはシフト乗数レジスタ(D2) 、又はシフト乗数
データ(D2) 。 2aは被乗数データ(CAND) 。 2bは倍数レジスタ(IER)。 3はデコーダ(DECODE)、 4は倍数発生回路(
MG)。 50、51は桁上げ保存加算器(CSAI, CSA2
) 。 6aは中間キャリ(CARRY) 、6bは中間和(S
UM) 。 7は桁上げ先見加算器(CPA)。 8は結果レジスタ(ZR)。 9は正規化回路(POST SFT)。 10は最終結果レジスタ(R1)。 11はスピル加算器(SPA)。 l2はシフト量(数)レジスタ(D))。 13はシフトデコーダ(SDEC) 。 14はシフト乗数発生手段。 20−1ないし20−6はアンド回路。 21−1ないし21−3はオア回路。 Slは第1の選択手段. S2は第2の選択手段。 aは乗算パイプライン,bは加算パイプライン。 Cは除算パイプライン。 ■は被乗数データ, ■はシフト乗数データ。 ■はシフト結果データ。 をそれぞれ示す。 ヂつ−9”(DECODビ商劾摺と覧朗する0秦 乙
2 弁ε 割
た図。 第3図は本発明による右シフトの動作例を模式的に示し
た図。 第4図はシフトデコーダ(SDEG)と、シフト乗数発
生手段の具体例を示した図。 第5図は通常のパイプライン方式による乗算方式の一例
を説明する図。 第6図はデコーダ(DECODE)の動作を説明する図
。 第7図は倍数発生回路(MG)でのシフト動作を模式的
にl示した図。 第8図は複数個の演算パイプラインを有する計算機シス
テムを模式的にに示した図。 である。 図面において、 1はベクトルレジスタ(VR)。 laは被乗数レジスタ(R2) 、又は被乗数データ(
R2) 。 lbは乗数レジスタ(R3)、又は乗数データ(R3)
。 lcはシフト乗数レジスタ(D2) 、又はシフト乗数
データ(D2) 。 2aは被乗数データ(CAND) 。 2bは倍数レジスタ(IER)。 3はデコーダ(DECODE)、 4は倍数発生回路(
MG)。 50、51は桁上げ保存加算器(CSAI, CSA2
) 。 6aは中間キャリ(CARRY) 、6bは中間和(S
UM) 。 7は桁上げ先見加算器(CPA)。 8は結果レジスタ(ZR)。 9は正規化回路(POST SFT)。 10は最終結果レジスタ(R1)。 11はスピル加算器(SPA)。 l2はシフト量(数)レジスタ(D))。 13はシフトデコーダ(SDEC) 。 14はシフト乗数発生手段。 20−1ないし20−6はアンド回路。 21−1ないし21−3はオア回路。 Slは第1の選択手段. S2は第2の選択手段。 aは乗算パイプライン,bは加算パイプライン。 Cは除算パイプライン。 ■は被乗数データ, ■はシフト乗数データ。 ■はシフト結果データ。 をそれぞれ示す。 ヂつ−9”(DECODビ商劾摺と覧朗する0秦 乙
2 弁ε 割
Claims (4)
- (1)被乗数レジスタ(R2)(1a)と、乗数レジス
タ(R3)(1b)と、該乗数レジスタ(R3)(1b
)から取り出したデータをデコードするデコーダ(DE
CODE)(3)と、上記デコーダ(DECODE)(
3)のデコード結果に基づいて、被乗数の倍数を算出す
る倍数発生回路(MG)(4)と、複数段からなる桁上
げ保存加算器(CSA1、CSA2)(50、51)と
、桁上げ先見加算器(CPA)(7)と、該桁上げ先見
加算器(CPA)(7)の結果の正規化を行う正規化回
路(POST SFT)(9)とから構成される乗算装
置において、 シフト数を保持するレジスタ(D1)(12)と、該シ
フト数をデコードするシフトデコーダ(SDEC)(1
3)と、該デコード結果と、シフトするにあたって別途
与えられるシフト方向情報とから、被乗数をシフトさせ
る為のシフト量を生成するシフト乗数発生手段(14)
と、 該シフト乗数発生手段(14)からの出力を保持するレ
ジスタ(D2)(1c)と、乗数レジスタ(R3)(1
b)との何れか一方を選択する第1の選択回路(S1)
と、上記桁上げ先見加算器(CPA)(7)の全ての出
力結果の内、上位半分と、下位半分の内、上記シフト方
向情報によって、何れか一方を選択する第2の選択回路
(S2)とを設け、 上記第2の選択回路(S2)からの出力を正規化回路(
POST SFT)(9)に入力するようにして、被乗
数に対するシフト結果を得るようにしたことを特徴とす
る乗算装置におけるシフト方式。 - (2)上記シフトデコーダ(SDEC)(13)、及び
該シフトデコーダ(SDEC)(13)の出力結果と、
シフト方向情報とから、被乗数をシフトさせる為の乗数
を発生させる上記シフト乗数発生手段(14)は、該シ
フトデコーダ(SDEC)(13)によって出力される
情報を基にして、右シフトの場合には、最上位ビットよ
り降順に、左シフトの場合には最下位ビットより昇順に
、乗数レジスタ(R3)(1b)に対応したビットを‘
1’にすると共に、その他のビットは‘0’であるデー
タを発生するようにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の乗算装置におけるシフト方式。 - (3)上記桁上げ先見加算器(CPA)(7)の全ての
出力結果の内、上位半分と、下位半分を、上記シフト方
向情報によって選択する、上記第2の選択回路(S2)
は、左シフトの場合には、下位半分の結果を、右シフト
の場合には、上位半分の結果を出力して、上記正規化回
路(POST SFT)(9)に入力するようにしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項、又は第2項に記
載の乗算装置におけるシフト方式。 - (4)上記正規化回路(POST SFT)(9)にお
いては、被乗数のシフトを行う場合には、正規化動作を
抑止するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項、第2項、第3項の何れかに記載の乗算装置におけ
るシフト方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60268506A JPS62127941A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 乗算装置におけるシフト方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60268506A JPS62127941A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 乗算装置におけるシフト方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62127941A true JPS62127941A (ja) | 1987-06-10 |
JPH0377539B2 JPH0377539B2 (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=17459446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60268506A Granted JPS62127941A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 乗算装置におけるシフト方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62127941A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0239234A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-08 | Fujitsu Ltd | マイクロコンピュータ |
EP0685786A1 (en) * | 1994-05-26 | 1995-12-06 | Motorola, Inc. | Combined multiplier/shifter and method therefor |
EP0685787A1 (en) * | 1994-05-26 | 1995-12-06 | Motorola, Inc. | Multibit shifting apparatus, data processor using same, and method therefor |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP60268506A patent/JPS62127941A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0239234A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-08 | Fujitsu Ltd | マイクロコンピュータ |
EP0685786A1 (en) * | 1994-05-26 | 1995-12-06 | Motorola, Inc. | Combined multiplier/shifter and method therefor |
EP0685787A1 (en) * | 1994-05-26 | 1995-12-06 | Motorola, Inc. | Multibit shifting apparatus, data processor using same, and method therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377539B2 (ja) | 1991-12-10 |
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