JPS62127184A - 電子ビ−ム穴明け法 - Google Patents

電子ビ−ム穴明け法

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JPS62127184A
JPS62127184A JP26480185A JP26480185A JPS62127184A JP S62127184 A JPS62127184 A JP S62127184A JP 26480185 A JP26480185 A JP 26480185A JP 26480185 A JP26480185 A JP 26480185A JP S62127184 A JPS62127184 A JP S62127184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
pulse
machining
processing
block
Prior art date
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Pending
Application number
JP26480185A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Horio
健一郎 堀尾
Takao Terabayashi
寺林 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電子ビーム加工に係り、特に高密度な穴を高
能率加工する加工法に関する。
〔発明の背景〕
電子ビーム穴明は加工は、高エルネギ密度のビームを照
射したときに生ずる熱エネルギで材料を瞬間的に溶融蒸
発させて除去させる加工法で、耐熱合金やセラミックス
などの難削材を高精度高能率に加工できる加工法である
。また。
静電偏向や電磁偏向によるビームの移動を利用して高速
な位置決めができるという特徴を有する。
しかしながら、精密機械36巻1号の宮崎。
呑口による「電子ビーム加工・レーザ加工における温度
解析」に指摘されているように、テーバが小さく熱影響
層の少ない加工を実現するには、ビームをパルス化して
材料に照射し、1個の穴を複数個のパルスで加工しなけ
ればならない。また、そのときパルス幅とパルス間隔の
比を0.01程度以下にしなければならないことも上記
論文に指摘されている。これは、熱エネルギを連続的に
与えると、材料表面の溶融が表面に沿って進行して深さ
方向の加工が進行しないからである。
ここで従来の加工法について図面を用いて説明する。電
子ビーム加工機の構成を第2図に示す。第2図において
、1は陰極、2はグリッド。
3は陽極であり、これらにより電子銃9を構成している
。8は、この電子銃9から放出された電子ビーム4は、
この電子ビーム8を細く集束するための電磁レンズ、5
は、ビーム偏向指令装置からの指令により電子ビーム8
を偏向させて所定位置へ照射することができる偏向コイ
ル。
6は、その上に被加工物7を載置し、XYテーブル移動
指令装置からの指令によりXYテーブル移動指令値だけ
移動して、被加工物7を所定位置へ位置決めすることが
できるXYテーブルである。
このように構成した加工装置により加工する方法を第3
.第4図を用いて説明する。
この被加工物7の加工を行なうに際し、穴加工領域を加
ニブロック17(ブロックの大きさし)で複数個に区画
する。1個の加ニブロック17の範囲では電子ビーム8
のビーム偏向で加工点を位置決めし、次の加ニブロック
17′へ移るときにはXYテーブル6を移動させるとい
うようにビーム偏向とXYテーブル移動を組み合わせて
加工する。
加工装置をONにすると、XYテーブル駆動装置により
XYテーブル6が所定位置へ移動し、電子ビーム8が最
初の加ニブロック17の中心点であるビーム初期位置1
0へ位置決めされる。
ビーム偏向指令装置から偏向コイル5へ指令が与えられ
、軌跡12のように電子ビーム8が偏向して加工点11
に位置決めされ、ビームパルスを所定の数だけ照射して
穴加工する。このときのビームパルス間の時間間隔は前
記したようにパルス幅の100倍程度の時間をとる。1
個の穴加工が終了したら、軌跡14のように電子ビーム
8を穴ピッチPだけ偏向し、加工点13に位置決めした
のち、次の穴を加工する。以上の操作が繰り返すことで
穴加工を順次行い、加ニブロック17の最後の加工点1
5に達したら軌跡16のように電子ビーム8を偏向して
ビーム初期位置10に戻し、1加ニブロツク17の穴加
工が終了する。1加ニブロツク17の加工が終了すると
、XYテーブル6が前記XYテーブル移動装置により縦
方向(あるいは横方向)に加ニブロックの大きさと穴ピ
ッチの和(L+P)だけ移動して次の加ニブロック17
′のビーム初期位置10′へ位置決めされ、前述した過
程が再び繰り返され、すべての加ニブロックの加工が行
なわれる。
以上述べた加工法においては、加工時間に占めるパルス
休止時間、即ち、待ち時間、の割合が高く加工能率向上
の隘路となっている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記した待ち時間を減少させて高密度
の穴を高能率で加工する方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明に係る電子ビーム穴明は法は、前記した加ニブロ
ック内の穴加工に際し、各加工点にビーム位置を固定し
たまま複数個のパルスを照射する代わりに、加ニブロッ
ク内の全ての加工点に1個のビームパルスを照射した後
で、更に全ての加工点にビームパルスを1個ずつ照射す
るという手順を、加工穴を形成するのに必要なパルス数
の回数だけ繰り返すという方法である。
本方法によれば、前記したパルス休止時間、即ち待ち時
間の間に他の加工点の加工を行うことになり、加工の高
能率化が図れる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を、電子ビームにより厚さ1■の未焼成ア
ルミナセラミックシートに穴径150μ−穴をピッチP
が0.5mで約4万個加工する場合について図を用いて
説明する。
電子ビーム加工機の構成は、従来の方法である第2図の
場合と全く同じである。また、被加工物7を複数個の加
ニブロック17に区画することも第3図の場合と同じで
ある。
ここで、加ニブロック17内の穴加工を行う手順につい
て第1図を用いて説明する。本実施例においては加ニブ
ロック17の大きさし=3゜5mの場合について説明す
る。従って、1つの加ニブロック内では64個の穴明け
を行うことになる。
従来方法を説明したのと同様に、まず前記XYテーブル
駆動装置によりXYテーブル6を所定位置に移動し、電
子ビーム8が最初の加ニブロック17の中心点であるビ
ームの初期位置10へ位置決めされる。前記ビーム偏向
指令から偏向コイル5へ指令が与えられ、軌跡22のよ
うに電子ビーム8が偏向して加工点21に位置決めされ
、ビーム電流2mA、パルス幅50usのビームパルス
が1個照射される。ビームパルスの照射が終了したら直
ちに軌跡24のように電子ビーム8が偏向し、加工点2
3に位置決めされてビームパルスが1個照射される。以
上の操作が繰り返されて64番目の加工点25まで全て
の加工点にビームパルスが1個ずつ照射されたら、軌跡
26のように電子ビーム8を偏向して最初の加工点21
に位置決めする。そして上に述べた方法で全ての加工点
にビームパルスが1つずつ照射されて加工点25に達す
ると、再び軌跡26のように電子ビーム8が偏向して最
初の加工点21に戻る。以上の操作を20回繰り返して
、全ての加工点にビームパルスを20個ずつ照射して加
工点25に達したら、軌跡27のように電子ビーム8を
偏向してビーム初期位置10に戻る。以上で1加ニブロ
ツク17の64個の穴加工が終了する。1加ニブロツク
17の加工が終了すると、XYテーブル6がテーブル移
動装置により縦方向(あるいは横方向)ニx yテーブ
ル移動指令値L+P=4.0filだけ移動して次の加
ニブロック17′のビーム初期位置10’ に位置決め
され、前述した過程が再び繰返され、すべての加ニブロ
ックの加工が行われ、4万個の穴加工が終了する。
ビームの偏向位置決め22,24.26.27は、0.
3@s程度の時間で行われるため、本実施例においては
1加ニブロツクの加工に、(パルス幅0.05+ws+
ビーム偏向時間0.31Is)X64穴X20パルス=
0.45s程度の時間しか必要としない。一方、従来の
方法で行うと、パルス間隔にパルス幅0.05m5の1
00倍の5ms程度必要であるから、(パルス幅0゜0
5m5+パルス間隔5m5)X20パルスX64穴+ビ
一ム偏向時間0.3m5X64穴=6.5S程度も1加
ニブロツクの加工にかかる。加ニブロック間のXYテー
ブル移動に0.5sずつかかるとすると、4万大の加工
に要する時間は。
本実施例によれば約10分ですむものが、従来法によれ
ば、約73分かかることになり、本実施例による加工能
率向上の効果は極めて大きいものがある。
また、本実施例による各加工点でのビームパルスの時間
間隔は、(パルス幅0.05Ll+ビ一ム偏向時間0.
3m5)X64穴=22.4msで、パルス幅の400
倍以上であり、テーパが小さく熱影響層の少い加工穴が
得られる。若し、ビームパルスの時間間隔を短くしたい
場合には。
加ニブロック内の全ての加工点にビームパルスを照射す
る前に最初の加工点へ戻る方法をとることにより実現可
能である。
以上2本実施例によれば4万個の穴あけを従来法の7倍
以上の加工能率で加工できるという効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電子ビーム穴明けにおける待ち時間を
減少させ、高密度の穴明けを高能率で行うことができる
ため、加工コストを低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る1加ニブロツク内の加
工手順を示す拡大平面図、第2図は本発明の実施に使用
される加工装置の略示図。 第3図は第2図における被加工物の穴加工領域を、大き
さLの複数個の加ニブロックに区画した状態を示す平面
図、第4図は従来技術に係る1加ニブロツク内の加工手
順を示す拡大平面図である。 5・・・偏向コイル、7・・・被加工物、8・・・電子
ビ?42 口 第 3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電子ビームを発生させるための電子銃と、該電子ビ
    ームを集束するための電磁レンズと、ビームを偏向させ
    るための偏向装置と、被加工物を載置させるためのXY
    テーブルとを具備した電子ビーム加工装置を用いて穴加
    工を行う場合、電子ビームの偏向可能範囲内の加工にお
    いて、ビーム偏向により位置決めしてビームパルスを1
    個だけ照射するという過程を繰り返して、全ての加工点
    に複数個のビームパルスを照射せしむることを特徴とす
    る電子ビーム穴明け法。
JP26480185A 1985-11-27 1985-11-27 電子ビ−ム穴明け法 Pending JPS62127184A (ja)

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JPS62127184A true JPS62127184A (ja) 1987-06-09

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