JPS5937348Y2 - レ−ザ加工装置 - Google Patents
レ−ザ加工装置Info
- Publication number
- JPS5937348Y2 JPS5937348Y2 JP1975015927U JP1592775U JPS5937348Y2 JP S5937348 Y2 JPS5937348 Y2 JP S5937348Y2 JP 1975015927 U JP1975015927 U JP 1975015927U JP 1592775 U JP1592775 U JP 1592775U JP S5937348 Y2 JPS5937348 Y2 JP S5937348Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- electrode
- discharge
- laser
- laser beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は切断もしくは穿孔等を行うレーザ加工装置に関
する。
する。
レーザ光の照射でたとえば工作物に穴あけ加工を施すと
、穿孔された穴の入口や出口に溶融した飛散物が付着し
て、一種のぼりが形成される欠点があった。
、穿孔された穴の入口や出口に溶融した飛散物が付着し
て、一種のぼりが形成される欠点があった。
このために工作物上のレーザ照射側に高圧ガスを吹きつ
けるノズルを設置し、照射点に高圧ガスを加えなからレ
ーザを照射し、溶融飛散物を吹き飛ばす構造にした治具
が開発された。
けるノズルを設置し、照射点に高圧ガスを加えなからレ
ーザを照射し、溶融飛散物を吹き飛ばす構造にした治具
が開発された。
しかしながらこの加工装置では、工作物のレーザ照射側
に対してその反対側の穴の周囲には多量の溶融飛散物が
付着してしまうため、ぼりかむしろ大きくなり、このば
つを除去するのに多くの労力と時間を費さねばならなか
った。
に対してその反対側の穴の周囲には多量の溶融飛散物が
付着してしまうため、ぼりかむしろ大きくなり、このば
つを除去するのに多くの労力と時間を費さねばならなか
った。
本考案は上記従来の欠点を解消するためになされたもの
で、工作物上のレーザ光照射側に対してその反対側に電
極を設置して良好な工作をおこなうことができるように
したものである。
で、工作物上のレーザ光照射側に対してその反対側に電
極を設置して良好な工作をおこなうことができるように
したものである。
図は本考案の穴あけ加工における一実施例を示す構成図
で、レーザ発振器１より発振されたレーザ光は、レンズ
等の集光光学系２によって集光され、載置台３上に設置
された平板状の工作物４の加工点に集光される。
で、レーザ発振器１より発振されたレーザ光は、レンズ
等の集光光学系２によって集光され、載置台３上に設置
された平板状の工作物４の加工点に集光される。
上記載置台３は中央部が開放になり、工作物４の裏面中
央部を露出して設置する構成にされている。
央部を露出して設置する構成にされている。
一方、工作物４の裏面すなわちレーザ光の照射側に対す
るその反対側には、上記レーザ光軸上でかつ工作物と間
隙を介して電極５が設けられている。
るその反対側には、上記レーザ光軸上でかつ工作物と間
隙を介して電極５が設けられている。
また上記工作物４と電極５との間にはコンデンサ６、コ
イル７および電源８とからなる放電発生回路９が接続さ
れている。
イル７および電源８とからなる放電発生回路９が接続さ
れている。
このように構成した加工装置におＬ・て、レーザ発振器
１から発振されたレーザ光を集光光学系２で集光し工作
物４に照射して、工作物の穴あけ加工を行なう。
１から発振されたレーザ光を集光光学系２で集光し工作
物４に照射して、工作物の穴あけ加工を行なう。
このとき、放電発生回路９のコンデンサ６により上記工
作物４と電極５との間に放電を起させて放電を開始する
。
作物４と電極５との間に放電を起させて放電を開始する
。
この放電開始はレーザ照射前または加工途中でもよい。
上記放電は工作物を加工するレーザ光の熱が工作物の表
面より裏面へ伝導し、工作物の裏面へ伝導された熱と上
記電極５と工作物４との間の放電による熱の和乗組合せ
による熱で、工作物４と電極５との間の放電がさかんに
なる。
面より裏面へ伝導し、工作物の裏面へ伝導された熱と上
記電極５と工作物４との間の放電による熱の和乗組合せ
による熱で、工作物４と電極５との間の放電がさかんに
なる。
上記工作物４にレーザ光を照射し続けてこの工作物４に
穴があくと、穴の出口側に加工によって生じる溶融飛散
物が出する。
穴があくと、穴の出口側に加工によって生じる溶融飛散
物が出する。
この場合工作物４の穴の出口側は工作物４に加工された
穴を通し、既に放電を開始している電極５上に焦点ずれ
のレーザ光のスポットが照射される。
穴を通し、既に放電を開始している電極５上に焦点ずれ
のレーザ光のスポットが照射される。
このため、電極５は加熱されて高温になり、放電がより
さかんになる。
さかんになる。
このとき、工作物の裏面にばつが突出する如く形成され
始めると、選択的にこのばっと電極５間で強力な放電が
始まる。
始めると、選択的にこのばっと電極５間で強力な放電が
始まる。
この放電は工作物の貫通した穴の周囲で特に活発となり
、突出部が除去され、加工された工作物の面が平坦とな
る。
、突出部が除去され、加工された工作物の面が平坦とな
る。
また放電電圧の強さを変化させることにより、加工され
た穴の周囲にさらに凹みをつけることも可能である。
た穴の周囲にさらに凹みをつけることも可能である。
以上のように、本考案は工作物のレーザ光による加工部
所のレーザ照射側とは反対側に、レーザ光による貫通出
口で間隙を介してかつその出口を通過してくるレーザ光
の焦点ずれスポットで加熱される位置に放電電極を設け
たので、レーザカ旺によって発生するレーザ照射熱と工
作物と電極間での放電による放電熱とによる熱で放電を
さかんにして、レーザ光によるたとえば穴あけの加工速
度を促進する他、穿孔と同時に焦点ずれのレーザスポッ
トにより電極が加熱され放電がより強まりばり等の突出
部を同時にしかも的確に除去できるようになり、従来の
ようにレーザ加工後、面取り等の工程を行うことなく、
良好な加工面で加工することが可能となった。
所のレーザ照射側とは反対側に、レーザ光による貫通出
口で間隙を介してかつその出口を通過してくるレーザ光
の焦点ずれスポットで加熱される位置に放電電極を設け
たので、レーザカ旺によって発生するレーザ照射熱と工
作物と電極間での放電による放電熱とによる熱で放電を
さかんにして、レーザ光によるたとえば穴あけの加工速
度を促進する他、穿孔と同時に焦点ずれのレーザスポッ
トにより電極が加熱され放電がより強まりばり等の突出
部を同時にしかも的確に除去できるようになり、従来の
ようにレーザ加工後、面取り等の工程を行うことなく、
良好な加工面で加工することが可能となった。
ところで、上記実施例では穴あけ加工の例を示したが、
切断加工の場合では、レーザ発振器１および電極５と、
工作物４とを相対的に移動するようにして行うのである
から、工作物４の裏面側に形成されるばりは、レーザ光
照射による切断に同期して的確に除去でき、良好な切断
面を得るとともに、切断作業能率を著しく向上すること
ができたＯ さらに、出力の少さいレーザでも工作物を最も効率よく
適温に上昇させることができる。
切断加工の場合では、レーザ発振器１および電極５と、
工作物４とを相対的に移動するようにして行うのである
から、工作物４の裏面側に形成されるばりは、レーザ光
照射による切断に同期して的確に除去でき、良好な切断
面を得るとともに、切断作業能率を著しく向上すること
ができたＯ さらに、出力の少さいレーザでも工作物を最も効率よく
適温に上昇させることができる。
なお、上記放電は必要に応じて灯油等の放電加工液中で
行ってもよい。
行ってもよい。
図は本考案の一実施例を示す構成図である。
１・・・・・・レーザ発振器、２・・・・・・光学系、
４・・・・・・工作物、５・・・・・・電極、６・・・
・・・コンデンサ、７・・・・・・コイル、８・・・・
・・電源、９・・・・・・放電発生回路。
４・・・・・・工作物、５・・・・・・電極、６・・・
・・・コンデンサ、７・・・・・・コイル、８・・・・
・・電源、９・・・・・・放電発生回路。
Claims (1)
- 集束されたレーザ光を工作物に照射する照射装置と、上
記集束されたレーザ光の照射部と反対側にある上記工作
物の裏面中央部を露出せしめてこの工作物を保持する保
持装置と、上記裏面中央部近傍に位置しかつ上記照射に
よって上記工作物を貫通する上記レーザ光の焦点ずれス
ポットの照射を受ける位置に配設される電極と、この電
極と上記工作物に印加する放電発生回路とを備えること
を特徴とするレーザ加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975015927U JPS5937348Y2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | レ−ザ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975015927U JPS5937348Y2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | レ−ザ加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5198395U JPS5198395U (ja) | 1976-08-06 |
| JPS5937348Y2 true JPS5937348Y2 (ja) | 1984-10-16 |
Family
ID=28097340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975015927U Expired JPS5937348Y2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | レ−ザ加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937348Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015058470A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 旭硝子株式会社 | 放電補助式レーザ孔加工装置 |
| JP6432402B2 (ja) * | 2015-03-17 | 2018-12-05 | 株式会社デンソー | レーザ加工装置 |
-
1975
- 1975-02-05 JP JP1975015927U patent/JPS5937348Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5198395U (ja) | 1976-08-06 |
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