JPS62126541A - 放電灯 - Google Patents
放電灯Info
- Publication number
- JPS62126541A JPS62126541A JP26600685A JP26600685A JPS62126541A JP S62126541 A JPS62126541 A JP S62126541A JP 26600685 A JP26600685 A JP 26600685A JP 26600685 A JP26600685 A JP 26600685A JP S62126541 A JPS62126541 A JP S62126541A
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は放電灯特にはその’fInの改良に関する。
従来から放電灯たとえば水銀ランプや高圧ナトリウムラ
ンプ等の電極はタングステン製の電極軸にタングステン
線からなるコイルを装着し、このコイルに電子放射性物
質を被着してなり、上記重子放射性物質としては一般に
アルカリ土類金属酸化物あるいはこの酸化物と高融点酸
化物たとえばトリアTh02.アルミナA120 s
*酸化スカンジウム50203.イツトリアY 20
a *酸化タングステンW03等との混合物が使用され
ている。
ンプ等の電極はタングステン製の電極軸にタングステン
線からなるコイルを装着し、このコイルに電子放射性物
質を被着してなり、上記重子放射性物質としては一般に
アルカリ土類金属酸化物あるいはこの酸化物と高融点酸
化物たとえばトリアTh02.アルミナA120 s
*酸化スカンジウム50203.イツトリアY 20
a *酸化タングステンW03等との混合物が使用され
ている。
このような電極を備えた放電灯、たとえば40W水銀ラ
ンプについて云えば、その動作中、!極先端の温度は1
400@Cb(輝度温度)以上となり、コイル部分の電
極先端に近い方では1200’Cb以上となる。そのた
め、電子放射性物質の蒸発速度が早まり、さらにイオン
や電子による衝撃によって飛散消耗し、始動特性が低下
したり、あるいは蒸発や飛散した電子放射性物質やこれ
が還元して生じたたとえば金属バリウム等が発光管内面
に被着して黒化現象を生じ、光の損失を増大して光束低
下をきたし、ランプの寿命を低下させる。
ンプについて云えば、その動作中、!極先端の温度は1
400@Cb(輝度温度)以上となり、コイル部分の電
極先端に近い方では1200’Cb以上となる。そのた
め、電子放射性物質の蒸発速度が早まり、さらにイオン
や電子による衝撃によって飛散消耗し、始動特性が低下
したり、あるいは蒸発や飛散した電子放射性物質やこれ
が還元して生じたたとえば金属バリウム等が発光管内面
に被着して黒化現象を生じ、光の損失を増大して光束低
下をきたし、ランプの寿命を低下させる。
このよ与な欠点に対処して、電極軸にトリウムTh−タ
ングステンWを使用したものがある。このものは始動電
圧かや〜低くなり、電子放射性物質の蒸発およびイオン
や電子の衝撃による飛散は少なくなるが、!極軸先端の
温温がJ400°cb以上となり、 Thの蒸発が加わ
るため1発光管内面の黒化は減少せず、光束低下による
短寿命は依然として避けることはできなかった。
ングステンWを使用したものがある。このものは始動電
圧かや〜低くなり、電子放射性物質の蒸発およびイオン
や電子の衝撃による飛散は少なくなるが、!極軸先端の
温温がJ400°cb以上となり、 Thの蒸発が加わ
るため1発光管内面の黒化は減少せず、光束低下による
短寿命は依然として避けることはできなかった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので。
始動特性、光束維持率を改善して長寿命の放電灯を提供
することを目的とする。
することを目的とする。
本発明は放電灯用!極のv!、極軸およびこれに装着し
たコイルの少なくとも一方を(オスミウムOs−タング
ステンW)合金で形成し、かつ、上記合金中のOsの含
有率が0.05%〜10%(重量比)としたことを特徴
とする。
たコイルの少なくとも一方を(オスミウムOs−タング
ステンW)合金で形成し、かつ、上記合金中のOsの含
有率が0.05%〜10%(重量比)としたことを特徴
とする。
以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は40W水銀ランプの発光管を示し、(1)は石
英ガラス製発光管バルブでその両端は加熱圧潰により封
止部(2A)、(2B)が形成されている。
英ガラス製発光管バルブでその両端は加熱圧潰により封
止部(2A)、(2B)が形成されている。
(3A)、(3B)は一対の電極、 (3C)は始動用
補助電極で、それぞれ封着用金廖箔(4A) 、 (4
B) 。
補助電極で、それぞれ封着用金廖箔(4A) 、 (4
B) 。
(4C)を介して外部リード線(5A) 、 (5B)
、 (5C)に接続され、かつ、管内には適量の始動用
希ガスたとえばアルゴンガスおよび水銀h1封入されて
℃する。このような発光管は内部を真空にした外管(図
示しない)内に収容されてランプを構成する。
、 (5C)に接続され、かつ、管内には適量の始動用
希ガスたとえばアルゴンガスおよび水銀h1封入されて
℃する。このような発光管は内部を真空にした外管(図
示しない)内に収容されてランプを構成する。
上記電極(3A)、(3B)は第2図に拡大して示すよ
うに、 Os含有率が1%(重量比)のOs −W合金
線からなる電極軸(6)にタングステン線を巻回してな
るコイル(力を装着し、コイル(7)に(またとえ&ず
アルカリ土類金属酸化物のBaO、CaOと高融点酸化
物Y2O3とからなる電子放射性物質(8)カ(被層し
て構成されている。な札上記電癒軸(6)を形成する0
s−W合金線は、タングステン線の製作過程にお℃・て
W粉末と03金属粉末とを混合、溶融し、続〜・て線引
きすることによって製作される。
うに、 Os含有率が1%(重量比)のOs −W合金
線からなる電極軸(6)にタングステン線を巻回してな
るコイル(力を装着し、コイル(7)に(またとえ&ず
アルカリ土類金属酸化物のBaO、CaOと高融点酸化
物Y2O3とからなる電子放射性物質(8)カ(被層し
て構成されている。な札上記電癒軸(6)を形成する0
s−W合金線は、タングステン線の製作過程にお℃・て
W粉末と03金属粉末とを混合、溶融し、続〜・て線引
きすることによって製作される。
このような構成のランプを言、を極(3A)、(3B)
の動作温度が従来のものより低くなるため、を子放射性
物質(8)の蒸発、飛散カー減少し、それによって始動
特性および光束の低下を少なく押えることができた。
の動作温度が従来のものより低くなるため、を子放射性
物質(8)の蒸発、飛散カー減少し、それによって始動
特性および光束の低下を少なく押えることができた。
次に上記40W水銀ランプにつき、電極軸(6)を形成
する0s−W合金中のOsの含有率(重量比)を種々変
化させた場合のランプ特性に与える影響につき試験した
結果を第3図〜第5図に示す。第3図は始動電圧、 1
11g4図は光束維持率、第5図は電極先端温度に関す
る。
する0s−W合金中のOsの含有率(重量比)を種々変
化させた場合のランプ特性に与える影響につき試験した
結果を第3図〜第5図に示す。第3図は始動電圧、 1
11g4図は光束維持率、第5図は電極先端温度に関す
る。
まず、第3図に示すように0s−W合金を使用したもの
はOsを含有しないWだけのもの(従来例)に比較して
始動電圧が下がり、始動特性が改善されることが判る。
はOsを含有しないWだけのもの(従来例)に比較して
始動電圧が下がり、始動特性が改善されることが判る。
また、光束維持率も第4図に示すよ5にOs −W合金
を使用することにより改善されるが、 Os含有率が1
0%を越えて15%にも達するとOsの蒸発が顕著とな
り、逆に従来のものよりも低下する結果となる。一方、
Os含有率が0.05%よりも少ない0.02%にな
ると、上記特性の改善効果は不充分となり、特に光束維
持率では従来のものとほとんど差違が認められなくなる
。
を使用することにより改善されるが、 Os含有率が1
0%を越えて15%にも達するとOsの蒸発が顕著とな
り、逆に従来のものよりも低下する結果となる。一方、
Os含有率が0.05%よりも少ない0.02%にな
ると、上記特性の改善効果は不充分となり、特に光束維
持率では従来のものとほとんど差違が認められなくなる
。
したがって、始動特性と光束維持率の両ランプ特性を共
に顕著に改善できる0s−W合金中のOs含有率は0.
05%〜10%の範囲内にあることが判る。
に顕著に改善できる0s−W合金中のOs含有率は0.
05%〜10%の範囲内にあることが判る。
このような改善効果が得られる理由は9次の点にあるも
のと考えられる。すなわち、第5図に示すように電接軸
を0s−W合金で形成すると、11!、極の動作温度を
下げることができ、したがって始動特性が改善されると
共に、電子放射性物質の蒸発。
のと考えられる。すなわち、第5図に示すように電接軸
を0s−W合金で形成すると、11!、極の動作温度を
下げることができ、したがって始動特性が改善されると
共に、電子放射性物質の蒸発。
飛散も少なくなり、管壁黒化も減少して光束維持率も改
善できるものである。
善できるものである。
次に他の実施例につき説明する。この実施例は先に説明
した実施例と異なり、を極(3A) 、 (3B)f)
j 4 ル(7)tc’ 0s−W合金Is(Os
含有率1%)で形成し、を極軸(6)はO3を含まない
W製としたもので、他の構成は第1図および第2図に示
した先の実施例と全く同一であるのでその説明は省略す
る。
した実施例と異なり、を極(3A) 、 (3B)f)
j 4 ル(7)tc’ 0s−W合金Is(Os
含有率1%)で形成し、を極軸(6)はO3を含まない
W製としたもので、他の構成は第1図および第2図に示
した先の実施例と全く同一であるのでその説明は省略す
る。
この実施例の場合も先の実施例と同様に、始動特性およ
び光束維持率の改善効果が得られた。
び光束維持率の改善効果が得られた。
ついで、上記40W水銀ランプにつき、電極軸(6)を
形成する0s−W合金中のO3の含有率(重量比)を種
々変化させた場合のランプ特性に与える影響につき試験
した結果を第6図〜駆8図に示す。第6図は始動電圧、
第7図は光束維持率、第8図は電極先端温度に関する。
形成する0s−W合金中のO3の含有率(重量比)を種
々変化させた場合のランプ特性に与える影響につき試験
した結果を第6図〜駆8図に示す。第6図は始動電圧、
第7図は光束維持率、第8図は電極先端温度に関する。
まず、第6図に示すように0s−W合金を使用したもの
はOsを含有しないWだけのもの(従来例)に比較して
始動電圧が下がり、始動特性が改善されることが判る、
また、光束維持率も第7図に示すように0s−W合金を
使用することにより改善されるが、 Os含有率て10
%を越えて15%にも達するとOsの蒸発が顕著となり
、逆に従来のものよりも低下する結果となる。一方、
Os含有率が0.05%よりも少ない0.02%にな
ると、上記特性の改善効果は不充分となり、特に光束維
持率では従来のものとほとんど差違が認められなくなる
。
はOsを含有しないWだけのもの(従来例)に比較して
始動電圧が下がり、始動特性が改善されることが判る、
また、光束維持率も第7図に示すように0s−W合金を
使用することにより改善されるが、 Os含有率て10
%を越えて15%にも達するとOsの蒸発が顕著となり
、逆に従来のものよりも低下する結果となる。一方、
Os含有率が0.05%よりも少ない0.02%にな
ると、上記特性の改善効果は不充分となり、特に光束維
持率では従来のものとほとんど差違が認められなくなる
。
したがって、始動特性と光束維持率の両ランプ特性を共
に顕著に改善できる0s−W合金製コイル(7)中に占
めるOs含有率は、0s−W合金を電極軸(6)に使用
した場合と同様に0.05%〜10%の範囲内にあるこ
とが判る。
に顕著に改善できる0s−W合金製コイル(7)中に占
めるOs含有率は、0s−W合金を電極軸(6)に使用
した場合と同様に0.05%〜10%の範囲内にあるこ
とが判る。
このような改善効果が得られる理由は、第8図に示すよ
うに電極のコイル(7)を0s−W合金製とすることに
よって、従来のWfiのものよりも電極の動作温度を下
げることができるからであって、このことにより始動特
性が改善されると共に、電子放射性物質の蒸発、飛散も
少なくなり、管壁黒化も減少して光束維持率も改善でき
るものである。
うに電極のコイル(7)を0s−W合金製とすることに
よって、従来のWfiのものよりも電極の動作温度を下
げることができるからであって、このことにより始動特
性が改善されると共に、電子放射性物質の蒸発、飛散も
少なくなり、管壁黒化も減少して光束維持率も改善でき
るものである。
また、上記各実施例では電極軸(6)またはコイル(力
の一方のみを0s−W合金で形成したが、勿論両者共に
0s−W合金で形成しても良く、さらに電極のコイルは
図示の二層コイルに限らず、一層コイルであっても良い
。
の一方のみを0s−W合金で形成したが、勿論両者共に
0s−W合金で形成しても良く、さらに電極のコイルは
図示の二層コイルに限らず、一層コイルであっても良い
。
なお1本発明は上記のよ5な水銀ランプに限られるもの
ではなく、高圧ナトリウムランプ、キセノンランプ、ネ
オランプ等の他の放電灯にも適用できるものである。
ではなく、高圧ナトリウムランプ、キセノンランプ、ネ
オランプ等の他の放電灯にも適用できるものである。
第1図は本発明の一実施例である水銀ランプ発光管の縦
断面図、第2図は同ランプの電極の拡大縦断面図、第3
図〜第5図は電極軸を形成する0s−W合金中のOs含
有率とランプ特性との関係を示す曲線図で、第3図は始
動電圧、第4図は光束維持率、第5図は電極先端温度に
関し、また第6図〜第8図は電極のコイルを形成するO
s −W合金中のOs含有率とランプ特性との関係を
示す曲線図で、第6図は始動電圧、第7図は光束維持率
、第8図は電極先端温度に関するものである。 (1)・・・・・・発光管バルブ (3A) 、 (
3B)・・・・・・電極。 (6)・・・・・・電極軸、(7)・・・・・・コイル
。 (8)・・・・・・電子放射性物質 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 湯 山 幸 夫 第1図 第2図
断面図、第2図は同ランプの電極の拡大縦断面図、第3
図〜第5図は電極軸を形成する0s−W合金中のOs含
有率とランプ特性との関係を示す曲線図で、第3図は始
動電圧、第4図は光束維持率、第5図は電極先端温度に
関し、また第6図〜第8図は電極のコイルを形成するO
s −W合金中のOs含有率とランプ特性との関係を
示す曲線図で、第6図は始動電圧、第7図は光束維持率
、第8図は電極先端温度に関するものである。 (1)・・・・・・発光管バルブ (3A) 、 (
3B)・・・・・・電極。 (6)・・・・・・電極軸、(7)・・・・・・コイル
。 (8)・・・・・・電子放射性物質 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 湯 山 幸 夫 第1図 第2図
Claims (1)
- 電極軸にコイルを装着し、コイルに電子放射性物質を被
着してなる電極を備え、上記電極軸およびコイルの少な
くとも一方は(オスミウムOs−タングステンW)合金
からなり、かつ、上記合金中のOsの含有率は0.05
%〜10%(重量比)であることを特徴とする放電灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26600685A JPS62126541A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 放電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26600685A JPS62126541A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 放電灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62126541A true JPS62126541A (ja) | 1987-06-08 |
Family
ID=17425057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26600685A Pending JPS62126541A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 放電灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62126541A (ja) |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP26600685A patent/JPS62126541A/ja active Pending
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