JPS62124248A - 部材の組合せ - Google Patents

部材の組合せ

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JPS62124248A
JPS62124248A JP26334485A JP26334485A JPS62124248A JP S62124248 A JPS62124248 A JP S62124248A JP 26334485 A JP26334485 A JP 26334485A JP 26334485 A JP26334485 A JP 26334485A JP S62124248 A JPS62124248 A JP S62124248A
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JP
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wear
composite material
silicon nitride
combination
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JP26334485A
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English (en)
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Masahiro Kubo
雅洋 久保
Tadashi Donomoto
堂ノ本 忠
Atsuo Tanaka
淳夫 田中
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2201/00Metals
    • F05C2201/02Light metals
    • F05C2201/021Aluminium
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2201/00Metals
    • F05C2201/02Light metals
    • F05C2201/028Magnesium
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    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
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    • F05C2201/00Metals
    • F05C2201/04Heavy metals
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    • F05C2201/0448Steel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
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    • F05C2253/16Fibres

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、互いに当接して相対的に121動する二つの
部材の組合ぜに係り、更に詳細には一方の部材が窒化ケ
イ素ホイスカを強化材とする複合材料にて構成され他方
の部材が窒化処理された鋼にて構成された二つの部材の
組合せに係る。
従来の技術 各種機械の構成要素や部材に於ては、部分的に特別な機
械的特性を要求されることが多い。例えば、自動車用エ
ンジンに於ては、エンジンの性能に対する要求が高く愈
るにつれて、ピストンの如き部材はその比強度や剛性が
優れていることに加えて、そのm動面が耐摩耗性に優れ
ていることが強り!!請されるようになってぎた。かか
る部材の比強度や耐摩耗性等を向上させる一つの手段と
して、それらの部材を各種の無R質繊維等を強化材とし
アルミニウム合金の如き軽金属をマトリックスとする複
合材料にて構成することが試られている。かかるIM維
強化金属複合材料の一つとして、窒化ケイ素ホイスカを
強化材とし、アルミニウム合金などをマトリックスとす
る繊維強化金属複合材料は既に知られており、かかる繊
随強化金腐複金材料によれば、それらにて構成された部
材の比強度19耐摩耗性等を向上させることができる。
発明が解決しようとする問題点 しかし、互いに当接して相対的に摺動する二つの部材の
組合せに於て、その一方の部材を上述の如さ繊維強化金
属複合材料にて構成した場合には、その他方の部材の材
質によってはその他方の部材の摩耗が著しく増大し、従
ってそれらを互いに当接して相対的に1習eするlPI
動部材の組合せとして使用することはできない。
本願発明者等は、互いに当接して相対的に)Fl動する
二つの部材の組合せであって、その一方の部材がU&紺
強化金属複合材料にて構成され、その他方の部材が窒化
処理された鋼にて構成された部材の組合Vに於て、それ
ら両方の部材の摩耗量を最小限に抑えるためには、それ
らの材質及び性質の組合せとしては如何なるものが適切
であるかについて種々の実験的研究を行なった結果、そ
れぞれ特定の特徴を有するものでなければならないこと
を見出した。
本発明は、本願発明名等が行なった一F)ホの如き実験
的研究の結果19られた知見に基き、一方の部材が強度
及び剛性に優れた窒化ケイ素ホイスカを強化材としアル
ミニウム合金の如き金属をマトリックスとする繊維強化
金属複合材料にて構成され、その他方の部材が窒化処理
された鋼にて構成された互いに当接して相対的に活動す
る二つの部材の組合せであって、それら両方の部材の互
いに他に対する活動面に於ける耐摩耗性が改善された二
つの部材の組合せを提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、互いに当接して相
対的に摺動する第一の部材と第二の部材との組合ぜにし
て、前記第一の部材の少なくとも前記第二の部材に対す
る活動面部は直径150μ以上の非m#i化粒子の総量
が2wt%以下であり置体積率が3%以上の窒化ケイ素
ホイスカの集合体を強化材とし、アルミニウム、マグネ
シウム、スズ、銅、鉛、亜鉛、及びそれらの合金よりな
る群より選択された金属をマトリックスとする複合材料
にて構成されており、前記第二の部材の少なくとも前記
第一の部材に対する活動面部は硬さHv(500)が6
00以上の窒化処理された鋼にて構成されていることを
特徴とする部材の組合せによって達成される。
発明の作用及び効果 本発明によれば、互いに当接して相対的に摺動する二つ
の部材の組合せであって、それら両方の部材の互いに他
に対する贋動面は耐摩耗性に優れており、従ってそれら
両方の部材のイれぞれの摺動面に於()る摩耗量を最小
限に抑えることができ、しかしその一方の部材は比強度
f>剛性などにも優れている如き部材の組合Uを得るこ
とかできる。
本発明の一つの詳細な特徴によれば、強化材としての窒
化ケイ素ホイスカの体積率は、一方の部材を構成する繊
維強化複合材料の強度及び耐摩耗性を向上させる必要か
ら、3%、好ましくは4%、更に好ましくは5%以上と
される。
本発明の他の一つの詳細な特徴によれば、窒化ケイ素は
非常に硬いものであり、本願発明者等が行なった実験的
研究の結果によれば、特に直径150μ以上の窒化ケイ
素の非繊組化粒子が多聞に複合材料中に含まれている場
合には、複合材料に対し切削等の加工を行なうことが非
常に困難であり、また相手材に対しスカッフィング等の
巽常摩耗を惹起こすので、直径150μ以上の窒化ケイ
素の非m維化粒子の総量は窒化ケイ素ホイスカの集合体
の全重量に対し2wt%以下、好ましくは1wt%以下
に制限される。
尚本願出願人と同一の出願人の出願にかがる特願昭60
−46293号明細占及び同じく特願昭60−9488
0号明細占には、それぞれムライト結晶含有アルミナ−
シリカ繊維及び鉱物繊維にて強化された金属よりなる複
合材料と窒化処理された鋼との組合せ及びアルミナ繊維
及びアルミナ−シリカ繊維にて強化された金属よりなる
複合材料と窒化処理された鋼との組合せが記載されてい
る。
本発明による部材の組合Uは、例えば自動車用エンジン
のシリンダとピストン、ピストンリングとビス1〜ンの
如く、種々の機械装冒等の部材の組合ぼに対し適用され
てよい。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
11九二 互いに当接して相対的に摺動ケる二つの部材の組合せで
あって、その一方の部材が繊維強化金属複合材料にて構
成されており、その他方の部材が窒化処理された鋼にて
構成された部材の組合せに於て、それぞれの部材の材質
や性質が如何なるものであるのが適切であるかについて
の摩耗試験を行なった。
直径150μ以上の非繊維化粒子の総量が096wt%
となるよう処理された平均IJI雑径1μ、平均ta帷
長100μの窒化ケイ素ホイスカ(タテホ化学工業株式
会社製、99wt%以上S+3N4.1wt%以下不純
物、結晶構造α)をコロイダルシリカ水溶液中に分散し
、該分散液に対し真空成形を行うことにより、窒化ケイ
素ホイスカの成形体を形成し乾燥させることにより、第
1図に示されている如く個々の窒化ケイ素ホイスカ2が
実質的に三次元ランダムにて配向された80X80X2
Qmmの繊維成形体1を形成した。
次いで第2図に示されている如り、4a維成形体1を鋳
型3のモールドキャビティ内に配置し、該モールドキャ
ビティ内に730℃のアルミニウム合金(、)[S規格
AC8A)の溶湯5を注渇し、該溶湯を鋳型3に嵌合す
るプランジャ6により1500kg/Jの圧力に加圧し
、その加圧状態を溶湯が完全に凝固するまで保持し、か
くして第3図に示されている如く外径11011111
1、高さ50IIII11の円柱状の凝固体7を鋳造し
、更に該凝固体に対し熱処理TIを施し、該凝固体より
体積率10%の窒化ケイ素ホイスカを強化t[とじアル
ミニウム合金(JIS規格AC8A)をマトリックスど
する複合材料1′を切出した。次いでイの複合材料より
大きさが16X6X1Qmn+であり、その−“つの面
(16X 10mm)を試験面とするブロック試験片を
作成した。
同様にアルミニウム合金LJIS規格ΔC8Δ〉のみよ
りなる同一寸法のブロック試験片、及び体積率7%のア
ルミナ−シリカ繊維〈平均繊維径2゜8μ、平均繊維長
3III11)を強化材としアルミニウム合金をマトリ
ックスとする複合材料にて形成された同一寸法のブロッ
ク試験片を作成した。
これらのブロック試験片を順次LFW摩擦摩耗試験機に
セットし、相手部材である外径35mm。
内径30111m1幅10IIl11の窒化処理された
ステンレス鋼又は窒化処理された軸受鋼製の円筒試験片
の外周面と接触させ、それら試験片の接触部に常温(2
0℃)の潤滑油(キャッスルモータオイル5W−30>
を供給しつつ、面圧20kg/ll1ll12、すべり
速度0.3111./secにて円筒試験片を1時間回
転させる摩耗試験を行なった。尚この摩耗試験に於ける
ブロック試験片と円筒試験片との組合せは下記の表1に
示す通りであった。
1:試験片の組合せ 注:1)JrS規格AC8A 2)JIS規格5US420J2 3)J Is規格SUJ 2 4)43wt%At 20a 、52wt%S!Op上
述の摩耗試験の結果を第4図に示寸。尚第4図に於て、
上半分はブロック試験片の摩耗聞(摩耗痕深さμ)を表
しており、下半分は相手材である円筒試験片の摩耗m(
摩耗域1mg)を表しており、記号A。−A5はそれぞ
れ上掲の表1に於ける試験片の組合せA o ” A 
6に対応している。
この第1図より、アルミニウム合金のみよりなるブロッ
ク試験片<Ao)はその摩耗層が非常に大きいのに対し
、強化!!維にて強化されたアルミニウム合金よりなる
ブロック試験片(A+〜A5)は、鋼の材質や硬さに関
係なくアルミニウム合金のみよりなるブロック試験片(
A)に比べその摩耗聞が非常に小さいことが解る。また
相手材としての円筒試験片の摩耗については、硬さHv
(50g)が600以上の場合に摩耗聞が小さく、特に
組合せ八2〜A4の円筒試験片の摩耗機は、比較例の組
合L’AI及びA5の場合よりも小さいことが解る。
実施例2 上述の実施例1より、互いに当接して相対的にm !I
I する二つの部材の組合せに於て、その他方の部材が
窒化処理された鋼にて構成されている場合には、鋼の種
類や硬さに拘らず、その一方の部材を構成する複合材料
の強化材は窒化ケイ素ホイスカであることが好ましいこ
とが解ったので、強化材としての窒化ケイ素ホイスカの
体積率が如何なる値であることが適切であるかについて
の摩耗試験を行なった。
直径150μ以下の非繊維化粒子の総出が0゜7wt%
となるよう処理された窒化ケイ素ホイスカ(実施例1と
同じ)が体積率1%、2%、3%、4%、5%、15%
、25%にて実質的に三次元ランダムに配向された繊維
成形体を強化材とし、アルミニウム合金(JIS規格A
C8A)をマトリックスとする複合材料を実施例1の場
合と同一の条件の高圧鋳造にて製造し、それぞれの複合
材料に対しTr熱処理を施した後、それぞれの複合材料
より大きさが16×6×10IIIIlであり、その一
つの而(16X10I1m)を試験面とするブロック試
験片8l−BYを作成した。また比較例としてアルミニ
ウム合金(JIS規格AC8A)のみよりなる同一寸法
のブロック試験片Soを作成した。
これらの試験片を順次LFW摩擦摩耗試験機にセットし
、相手部材である外径35Ilfl+1内径3011f
fi、幅101111の窒化処理されたステンレス鋼(
JrsPA格5US420J2、Hv  (50a )
−800)製の円筒試験片の外周面と接触させ、それら
の試験片の接触部に常温のrIJ滑油(キャッスルモー
タオイル5W−30)を供給しつつ、面圧20kg/m
1112、滑り速度0.3 m/secにて円筒試験片
を1時間回転させる摩耗試験を行なった。
このIFJ耗試験の結果を第5図に示す。尚第5図に於
て、上半分はブロック試験片の摩耗ff1(摩耗痕深さ
μ)を表しており、下半分は相手材である円筒試験片の
摩耗聞く摩耗@ m mg)を表しており、横軸は窒化
ケイ素ホイスカの体積率(%)を表しており、記号Bo
=Byはそれぞれ上述のブロック試験片Bo〜B7に対
応している。
この第5図より、ブロック試験片及び円筒試験片の何れ
の摩耗聞の点からも、窒化ケイ素ホイスカの体積率は3
%以上、好ましくは4%以上、更に好ましくは5%以上
であることが望ましいことが解る。
衷1」LL 窒化ケイ素ホイスカ(実施例1と同じ)の集合体に対し
脱粒処理を施して直径150μ以上の非繊維化粒子を除
去し、該窒化ケイ素ホイスカの集合体に非繊維化粒子を
添加することによって直径150μ以上の非繊維化粒子
の総量がそれぞれ7゜Qwt%、5.Qwt%、3.Q
wt%、2.Qwt%、1、Qwt%、0,5wt%で
ある窒化ケイ素ホイスカの集合体C1〜C6を形成した
。次いでこれらの集合体を用いて行われる上述の実施例
1の場合と同一の要領及び条件の高圧U造により、体積
率20%の窒化ケイ素ホイスカを強化材としアルミニウ
ム合金(JIS規格八CへA)をマトリックスとする複
合材料C!・−C6を製造し、各?(金材料より80X
80X20+1111の切削試験片を形成した。
かくして形成された各試験片を超硬バイトを用いて切削
速度150 n+/min 、送り速+ff0.031
1/回転、クーラント水にて一定間の切削を行い、その
場合の超硬バイトの逃げ面の摩耗l(+IIIn)を測
定した。この切削試験の結果を第6図に示す。
第6図より、直径150μ以上の非繊維化粒子が比較的
多Mに含まれる窒化ケイ素ホイスカの集合体を強化材と
する複合材料01〜C3は他の複合材料に比して被削性
が著しく悪く、従って被削性に優れた複合材料とフるた
めには、直径150μ以上の非繊維化粒子の総量は2w
t%以下、更には1wt%以下に抑υjされる必要があ
ることが解る。
1m 直径150μ以上の非繊維化粒子の総量が0゜5wt%
となるよう脱粒処理された窒化ケイ素ホイスカ(実施例
1と同じ)が体積率10%にて実質的に3次元ランダム
に配向された繊維成形体を強化材とし、マグネシウム合
金(J■S規格MOCI−A)、亜1合金(J■S規格
ZOC1) 、鉛白8 (J l5Ie&WJ8)、ス
ズ合金(J ISI格WJ2)をマトリックス金属とす
る複合材r1を、高圧鋳造法(それぞれ湯温690℃、
500℃、410℃、330℃、溶湯に対する加圧力1
000 k(1/ [2)にて製造し、各複合材料より
実施例1と同一寸法のブロック試験片D1〜G+を形成
した。更に比較の目的でそれぞれ対応する合金のみより
なる同一寸法のブロック試験1’+’ D o〜Goを
形成した。
また上述の窒化ケイ素ホイスカと銅合金(GO−1Qw
t%Sn)粉末とを秤吊し、これに少日のエタノールを
添加してスターラーにて約30分間混合した。かくして
得られた混合物を80℃にて5時間乾燥した後、金型内
に所定分の混合物を充填し、その混合物をパンチにて4
000kg/1.2の圧力にて圧縮することにより板状
に成形した。次いで分解アンモニアガス(露点−30℃
)雰囲気に設定されたバッチ型焼結炉にて各板状体を7
70℃にて30分間加熱Jることにより焼結し、焼結炉
内の冷却ゾーンにて徐冷することにより、窒化ケイ素ホ
イスカの体積率が5%であり、直径150μ以上の非繊
維化粒子の総量が0.5wt%である窒化ケイ素ホイス
カを強化材とし銅合金をマトリックスとする複合材料を
製造し、この複合材料よりブロック試験片1−1+を形
成した。更に比較の目的でCu−10wt%Sn粉末の
みを焼結させることにより同一寸法のブロック試験片H
oを形成した。
次いでこれらのブロック試験片について窒化処理された
ステンレス鋼CJISM格5LJS420J2、Hv 
 (50g>−800)製の円筒試験片を相手材として
実施例1の場合と同一の条件(但しブロック試験片Ea
 −Go 、E I”G+につぃては面圧5kg/l1
m2、試験時間30分間)にて摩擦摩耗試験を行った。
この摩耗試験の結果を下記の表2に示す。同表2に於て
、ブロック試験片の1f耗聞比率とはそれぞれブロック
試験片Do=HOの摩耗量(磨耗根深さll1l)に対
するブロック試験片D1〜1−11の摩耗量(摩耗根深
さmm)の百分率を意味し、円筒試験片の摩耗量とはブ
ロック試験片D+〜N + とH16された円筒試験片
の摩耗m(摩耗域」−g)を意味する。尚ブロック試験
片DO及びHaと摩擦された円筒試験片の摩耗量はそれ
ぞれ0.21(+、0.3uであり、ブロック試験片E
o”Goと摩擦された円筒試験片の摩耗量は測定不可能
なほど小さく実質的に0であった。
u 表2より窒化ケイ素ホイスカにより銅合金、マグネシウ
ム合金、亜鉛合金、鉛合金、スズ合金を強化すれば、相
手材の摩耗量を実質的に増大さUることなくそれらの合
金の摩耗mを大幅に低減し得ることが解る。
上述の各実施例の結果より、nいに当接して相対的に潜
動する二つの部材の組合せであって、その一方の部材が
繊維強化金属複合材料にて構成されており、その他方の
部材が窒化処理された鋼にて構成されている如き二つの
部材の組合せに於ては、前記一方の部材を構成する繊維
強化金属複合材料は直径150μ以上の非繊維化粒子の
総量が2wt%以下であり且体積率が3%以上の窒化ケ
イ素ホイスカを強化材とし、アルミニウム、マグネシウ
ム、スズ、銅、鉛、佃鉛、及びそれらを主成分とする合
金よりなる群より選択された金属をマトリックスとする
複合材料であることが好ましく、また前記他方の部材を
構成する窒化処理された鋼は硬さHV  (50(+ 
)が600以上の鋼であることが好ましいことが解る。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
なく、木ブを明の範囲内にて他の種々の実施例が可能で
あることは当業占にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は実質的に三次元ランダムにて配向された窒化グ
イ索ホイスカよりなる繊維成形体を示丈斜視図、第2図
は高圧vI造法による複合材料の製造工程を示す解団、
第3図は第2図の高圧鋳造により形成された凝固体を示
ず斜視図、第4図は神々の繊維強化金属複合材料と鋼と
の組合せについて行われた実施例1の摩耗試験の結果を
示すグラフ、第5図は窒化ケイ素ホイスカの体積率をパ
ラメータとして行われた実施例2の摩耗試験の結果を示
すグラフ、第6図は窒化ケイ素ホイスカの集合体中に含
まれる直径150μ以上の非繊維化粒子の総量をパラメ
ータとして行われた実施例3の切削試験の結果を示すグ
ラフである。 1・・・繊維成形体、1′・・・複合材料、2・・・窒
化ケイ素ホイスカ、3・・・鋳型、4・・・モールドキ
ャビティ、5・・・溶湯、6・・・プランジt、7・・
・凝固体特 許 出 願 人  トヨタ自動車株式会社
代   理   人  弁理士  明石 昌毅第1図 
  第3図 第2図 第 6 区

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに当接して相対的に摺動する第一の部材と第二の部
    材との組合せにして、前記第一の部材の少なくとも前記
    第二の部材に対する摺動面部は直径150μ以上の非繊
    維化粒子の総量が2wt%以下であり且体積率が3%以
    上の窒化ケイ素ホイスカの集合体を強化材とし、アルミ
    ニウム、マグネシウム、スズ、銅、鉛、亜鉛、及びそれ
    らを主成分とする合金よりなる群より選択された金属を
    マトリックスとする複合材料にて構成されており、前記
    第二の部材の少なくとも前記第一の部材に対する摺動面
    部は硬さHv(50g)が600以上の窒化処理された
    鋼にて構成されていることを特徴とする部材の組合せ。
JP26334485A 1985-11-22 1985-11-22 部材の組合せ Pending JPS62124248A (ja)

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