JPS62124223A - 磁界中回転熱処理装置 - Google Patents
磁界中回転熱処理装置Info
- Publication number
- JPS62124223A JPS62124223A JP26103385A JP26103385A JPS62124223A JP S62124223 A JPS62124223 A JP S62124223A JP 26103385 A JP26103385 A JP 26103385A JP 26103385 A JP26103385 A JP 26103385A JP S62124223 A JPS62124223 A JP S62124223A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- magnetic field
- heat treatment
- magnetic
- heater
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は磁界中回転熱処理装置に係り、特にVTR用e
1気ヘッド等に用いられる高透磁率が要求される磁性材
料の熱処理に好適な磁界中熱処理装置に関する。
1気ヘッド等に用いられる高透磁率が要求される磁性材
料の熱処理に好適な磁界中熱処理装置に関する。
従来磁性材料の処理を行なう装置としては、特開昭55
−110764号に記載のように、電気炉内に固定され
た試料の上方に位置する回転シャフトに先端に永久磁石
を取付けたアームを接続して、磁性材料の処理を行う回
転磁界中熱処理装置が提案されている。
−110764号に記載のように、電気炉内に固定され
た試料の上方に位置する回転シャフトに先端に永久磁石
を取付けたアームを接続して、磁性材料の処理を行う回
転磁界中熱処理装置が提案されている。
しかしこの方法では、永久磁石を用い・ており、しかも
永久磁石が加熱され熱減磁するため強磁界が得られず、
さらに磁界強度の変更が簡便でないという問題があった
。この問題を解決するには電磁石を使用しその磁極間に
電気炉を配置し、試料を回転させる必要が生じるが、こ
の際電気炉のスペースによって試料室が小さくなってし
まうという問題があった。
永久磁石が加熱され熱減磁するため強磁界が得られず、
さらに磁界強度の変更が簡便でないという問題があった
。この問題を解決するには電磁石を使用しその磁極間に
電気炉を配置し、試料を回転させる必要が生じるが、こ
の際電気炉のスペースによって試料室が小さくなってし
まうという問題があった。
また電気炉中に試料を入れて加熱する場合には電気炉の
電流による不必要な磁界が生じることは避けられない。
電流による不必要な磁界が生じることは避けられない。
本発明の目的は、強磁界を印加することができかつ作業
能率の良い磁界中回転熱処理装置を提供することにある
。
能率の良い磁界中回転熱処理装置を提供することにある
。
一上記目的を達成するために、本発明は、電磁石磁極間
に電気炉を用いず、試料室中に加熱したガスを送シ込ん
で試料を加熱するものである。
に電気炉を用いず、試料室中に加熱したガスを送シ込ん
で試料を加熱するものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
は本発明の一実施例を示す磁界中回転熱処理装置の主要
部分模式図である。
は本発明の一実施例を示す磁界中回転熱処理装置の主要
部分模式図である。
同図において本装置は、対向する一対の電磁石磁極1,
1′、該磁極間に設けられた試料室2、該磁極1.1′
の中心に配置された試料ホルダー3、該試料ホルダー3
を支える受は台付回転シャフト4、窒素ガス加熱用ヒー
タ5で構成されている。
1′、該磁極間に設けられた試料室2、該磁極1.1′
の中心に配置された試料ホルダー3、該試料ホルダー3
を支える受は台付回転シャフト4、窒素ガス加熱用ヒー
タ5で構成されている。
次に、本装置の動作を説明する。(1)電磁石のコイル
に電流を流し磁極1.1′間に試料が磁気的に飽和する
程度の磁界を印加する。(21回転シャフト4に連結し
たモータ6により試料を一定角速度で回転させる。(3
1窒素ガスを一定量流しながらヒータ5によシ窒素ガス
を所定の温度まで加熱する。この際試料に近接して置か
れた熱電対7によって測定される試料近傍温度が常に所
定値にあるようにヒータ5にフィードバックをかける。
に電流を流し磁極1.1′間に試料が磁気的に飽和する
程度の磁界を印加する。(21回転シャフト4に連結し
たモータ6により試料を一定角速度で回転させる。(3
1窒素ガスを一定量流しながらヒータ5によシ窒素ガス
を所定の温度まで加熱する。この際試料に近接して置か
れた熱電対7によって測定される試料近傍温度が常に所
定値にあるようにヒータ5にフィードバックをかける。
以上の様に熱処理をすることにより試料が有する磁気異
方性エネルギーを小さく、あるいは除去し、軟磁気特性
を向上させることができる。
方性エネルギーを小さく、あるいは除去し、軟磁気特性
を向上させることができる。
また同様の熱処理の際に試料を磁界に対しである角度で
固定しておき、磁化容易軸の方向を制御することができ
る。さらに磁界の強さ、熱処理温度、熱処理時間を変化
させることにより、磁気異方性エネルギーの大きさを制
御することができる。
固定しておき、磁化容易軸の方向を制御することができ
る。さらに磁界の強さ、熱処理温度、熱処理時間を変化
させることにより、磁気異方性エネルギーの大きさを制
御することができる。
斯る実施例によれば、磁極間に電気炉がないため、磁極
間をすべて試料室にすることができるので同一磁極間隔
の電磁石を使用した場合、−回の熱処理に供する試料数
に関して有利である。本実施例では、磁極間隔100m
mにおいて、電気炉を用いた場合の試料室径が(55m
mであるのに対し、本発明の方法によれば試料室径95
風鵬を確保することができた。
間をすべて試料室にすることができるので同一磁極間隔
の電磁石を使用した場合、−回の熱処理に供する試料数
に関して有利である。本実施例では、磁極間隔100m
mにおいて、電気炉を用いた場合の試料室径が(55m
mであるのに対し、本発明の方法によれば試料室径95
風鵬を確保することができた。
また本実施例において試料室2の材質を例えば透明石英
等の透明で耐熱性に優れた材料にすれば、試料の状態を
見ながら熱処理することができる。
等の透明で耐熱性に優れた材料にすれば、試料の状態を
見ながら熱処理することができる。
さらに、試料の周囲に電気炉がないため、炉電流による
不必要な磁界の試料への影響を考点しないでよい。
不必要な磁界の試料への影響を考点しないでよい。
さらに、試料室2に、加熱された窒素ガスを導入するノ
ズル10の先端を下方斜めに向け、試料室2の内壁にラ
セン状のガイド8を設けたことにより、窒素ガスが試料
室2の内部で攪拌された状態になり、温度分布を向上さ
せることができる。これによシ、試料の範囲を縦方向に
も大きくすることができる。
ズル10の先端を下方斜めに向け、試料室2の内壁にラ
セン状のガイド8を設けたことにより、窒素ガスが試料
室2の内部で攪拌された状態になり、温度分布を向上さ
せることができる。これによシ、試料の範囲を縦方向に
も大きくすることができる。
本発明によれば、強磁界を印加することができかつ作業
能率の良い磁界中回転熱処理装置を得ることができる。
能率の良い磁界中回転熱処理装置を得ることができる。
第1図は本発明の′4/:m例を示す磁界中回転熱処理
装置の模式図である。 1.1′・・・電磁石磁極 2・・・試料室4・・
・回転シャフト 5・・・ヒータ8・・・ガイド
9・・・試料lO・・・ノズル
装置の模式図である。 1.1′・・・電磁石磁極 2・・・試料室4・・
・回転シャフト 5・・・ヒータ8・・・ガイド
9・・・試料lO・・・ノズル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、試料に磁界を印加する磁石部と、試料を回転させる
回転伝達部と、試料を保持する試料ホルダー部と、試料
を加熱する温度制御部とを有する磁界中回転熱処理装置
において、試料室へガスを送り込むノズルと、ガスを試
料室外で加熱するためのヒータを設けたことを特徴とす
る磁界中回転熱処理装置。 2、上記特許請求の範囲第1項記載の磁界中回転熱処理
装置において、試料室内壁にラセン状のガイドを設けた
ことを特徴とする磁界中回転熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26103385A JPS62124223A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 磁界中回転熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26103385A JPS62124223A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 磁界中回転熱処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124223A true JPS62124223A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17356118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26103385A Pending JPS62124223A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 磁界中回転熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124223A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996017215A1 (fr) * | 1994-12-02 | 1996-06-06 | Kawasaki Steel Corporation | Procede de chauffage non oxidant et appareil afferent |
JP2001135543A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-05-18 | Nikko Consulting & Engineering Co Ltd | 熱処理装置 |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP26103385A patent/JPS62124223A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996017215A1 (fr) * | 1994-12-02 | 1996-06-06 | Kawasaki Steel Corporation | Procede de chauffage non oxidant et appareil afferent |
US5700420A (en) * | 1994-12-02 | 1997-12-23 | Kawasaki Steel Corporation | Non-oxidizing heating method and apparatus |
JP2001135543A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-05-18 | Nikko Consulting & Engineering Co Ltd | 熱処理装置 |
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