JPS6212421B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212421B2 JPS6212421B2 JP56206684A JP20668481A JPS6212421B2 JP S6212421 B2 JPS6212421 B2 JP S6212421B2 JP 56206684 A JP56206684 A JP 56206684A JP 20668481 A JP20668481 A JP 20668481A JP S6212421 B2 JPS6212421 B2 JP S6212421B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- seal member
- main body
- depth
- lid member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 11
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 8
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000011056 performance test Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は機器の密封構造、とくに空圧および
油圧機器類の組み付け不備その他を確実に検知し
得る構造に関するものである。
油圧機器類の組み付け不備その他を確実に検知し
得る構造に関するものである。
従来のこの種密封構造としては、たとえば第1
図に示すものがある。
図に示すものがある。
図中1は機器本体、2は蓋部材、3は蓋部材を
機器本体に固着するボルトを示す。
機器本体に固着するボルトを示す。
ここでは、蓋部材2に設けたエンドレスの条溝
2aにシール部材としてのOリング4を予め位置
決めし、この蓋部材2で機器本体1の開口1aを
閉止する。
2aにシール部材としてのOリング4を予め位置
決めし、この蓋部材2で機器本体1の開口1aを
閉止する。
この閉止状態にて蓋部材2およびOリング4は
それぞれ開口1aの周辺で機器本体1と当接する
ので、機器本体1に対する蓋部材2の位置決めを
行つた後、ボルト3を締め込んで密封状態をもた
らしている。
それぞれ開口1aの周辺で機器本体1と当接する
ので、機器本体1に対する蓋部材2の位置決めを
行つた後、ボルト3を締め込んで密封状態をもた
らしている。
しかしながら、かかる従来技術にあつては、近
年の機械加工精度の著しい向上に起因してたとえ
ばシール部材の組み付け忘れ、切損したシール部
材の取り付け、シール部材への異物の噛み込みな
どが生じた場合にも、比較的短時間の密封性能検
査ではこれらの欠陥を確実に発見することが困難
であり、事後的に発生する空気洩れ、油洩れがた
とえば車両事故を誘発するおそれがあるため、多
くの工数をかけて検査する必要があつた。
年の機械加工精度の著しい向上に起因してたとえ
ばシール部材の組み付け忘れ、切損したシール部
材の取り付け、シール部材への異物の噛み込みな
どが生じた場合にも、比較的短時間の密封性能検
査ではこれらの欠陥を確実に発見することが困難
であり、事後的に発生する空気洩れ、油洩れがた
とえば車両事故を誘発するおそれがあるため、多
くの工数をかけて検査する必要があつた。
そこで、かかる問題を解決するため、実公昭50
−17066号公報に開示されているように、内部に
ガスが封入される接合管の端部にフランジをそれ
ぞれ設け、これらのフランジの接合面に接して設
けられたパツキング溝にOリングを収納し、そし
て、そのパツキング溝を大気に連通させる検出口
を有する気密用パツキングを、Oリングより外周
の接合面の間に介在せしめ、このことによつて、
Oリングからの漏気を、検出口からの漏気のみに
て監視可能ならしめる密封構造が提案されてい
る。
−17066号公報に開示されているように、内部に
ガスが封入される接合管の端部にフランジをそれ
ぞれ設け、これらのフランジの接合面に接して設
けられたパツキング溝にOリングを収納し、そし
て、そのパツキング溝を大気に連通させる検出口
を有する気密用パツキングを、Oリングより外周
の接合面の間に介在せしめ、このことによつて、
Oリングからの漏気を、検出口からの漏気のみに
て監視可能ならしめる密封構造が提案されてい
る。
ところが、この提案技術によれば、少なくとも
一方のフランジに、気密用パツキングの配設のた
めの段付け加工が必要となり、加工工数およびコ
ストが嵩むという問題があつた他、接合管の接合
に際して、気密用パツキングのための液状パツキ
ング、薄板状パツキングなどが必要になるという
問題があり、しかも、この提案技術では、検出口
が、パツキング溝の外周側にのみ存在するため、
パツキング溝より内周側の機械加工精度が高い場
合には、前述した従来技術と同様に、シール部材
の組み付け忘れ、切損したシール部材の組み付け
などの発生を、確実に発見することが困難である
という問題があつた。
一方のフランジに、気密用パツキングの配設のた
めの段付け加工が必要となり、加工工数およびコ
ストが嵩むという問題があつた他、接合管の接合
に際して、気密用パツキングのための液状パツキ
ング、薄板状パツキングなどが必要になるという
問題があり、しかも、この提案技術では、検出口
が、パツキング溝の外周側にのみ存在するため、
パツキング溝より内周側の機械加工精度が高い場
合には、前述した従来技術と同様に、シール部材
の組み付け忘れ、切損したシール部材の組み付け
などの発生を、確実に発見することが困難である
という問題があつた。
この発明は、これらの従来技術の問題点を有利
に解決するものであり、シール部材用の位置決め
条溝を設けた部材の、他方の部材への当接面に、
その条溝を、本体部材の内側および外側に連通さ
せる導通溝を設け、この導通溝の深さを、条溝の
深さより浅くし、密封性能検査に際する内部流体
の洩出を、この導通溝によつて容易ならしめるこ
とにより、シール部材の組み付け忘れ、切損した
シール部材の組み付け、シール部材への異物の噛
み込みなどの欠陥を、単に導通溝を設けるだけの
簡単かつ安価な加工によつて、確実に発見するこ
とができる機器の密閉構造を提供するものであ
る。
に解決するものであり、シール部材用の位置決め
条溝を設けた部材の、他方の部材への当接面に、
その条溝を、本体部材の内側および外側に連通さ
せる導通溝を設け、この導通溝の深さを、条溝の
深さより浅くし、密封性能検査に際する内部流体
の洩出を、この導通溝によつて容易ならしめるこ
とにより、シール部材の組み付け忘れ、切損した
シール部材の組み付け、シール部材への異物の噛
み込みなどの欠陥を、単に導通溝を設けるだけの
簡単かつ安価な加工によつて、確実に発見するこ
とができる機器の密閉構造を提供するものであ
る。
以下にこの発明を図面に基いて説明する。
第2図にこの発明の一実施例を示す。
図中11は機器本体を示し、この機器本体は密
封される開口11aを有する。12は蓋部材を示
し、この蓋部材12は機器本体11の開口周辺に
固着される一方、その機器本体11との当接面
に、シール部材13を位置決めするための条溝1
2aを有する。
封される開口11aを有する。12は蓋部材を示
し、この蓋部材12は機器本体11の開口周辺に
固着される一方、その機器本体11との当接面
に、シール部材13を位置決めするための条溝1
2aを有する。
そしてこの例では、第2図bから明らかなよう
に、蓋部材12に、シール部材位置決め用の条溝
12aを、機器本体11の内側および外側に連通
させる一本の流体導通溝14を設ける。なお、第
2図b中12bは蓋部材12の周方向の三箇所に
突設したフランジを示し、12cはこれらのフラ
ンジ12bに設けたボルト孔を示す。ここにおけ
る流体導通溝14は、第2図aに示すような機器
本体11の密閉後において、たとえばシール部材
13の組み込み忘れがあつたときには、条溝12
aを介して機器本体11の内外を連通する一方、
シール部材13の組み込みがあつた場合にはその
連通が阻止されるべく設けられる必要があること
から、条溝12aよりも浅い深さを有する。な
お、シール部材13としてはOリングの他に、角
リングガスケツトなどをも用い得ることはもちろ
んである。
に、蓋部材12に、シール部材位置決め用の条溝
12aを、機器本体11の内側および外側に連通
させる一本の流体導通溝14を設ける。なお、第
2図b中12bは蓋部材12の周方向の三箇所に
突設したフランジを示し、12cはこれらのフラ
ンジ12bに設けたボルト孔を示す。ここにおけ
る流体導通溝14は、第2図aに示すような機器
本体11の密閉後において、たとえばシール部材
13の組み込み忘れがあつたときには、条溝12
aを介して機器本体11の内外を連通する一方、
シール部材13の組み込みがあつた場合にはその
連通が阻止されるべく設けられる必要があること
から、条溝12aよりも浅い深さを有する。な
お、シール部材13としてはOリングの他に、角
リングガスケツトなどをも用い得ることはもちろ
んである。
この例における開口11aの密封は、第1図に
ついて前述したところと同様であり、条溝12a
に予めシール部材13を位置決めした蓋部材12
で機器本体11の開口11aを閉止し、しかる
後、蓋部材12の機器本体11に対する位置決め
を行なつて、ボルト孔12cへ差し込んだボルト
を締め付けることによりもたらされる。
ついて前述したところと同様であり、条溝12a
に予めシール部材13を位置決めした蓋部材12
で機器本体11の開口11aを閉止し、しかる
後、蓋部材12の機器本体11に対する位置決め
を行なつて、ボルト孔12cへ差し込んだボルト
を締め付けることによりもたらされる。
組み付け終了後の密封性能検査において、適正
なシール部材13が不備なく組み込まれている場
合には、そのシール部材13の作用によつて流体
導通溝14を通る機器内流体の洩出が確実に阻止
される一方、たとえばシール部材13の組み込み
忘れがあつた場合には、機器内流体の洩出を直ち
にかつ確実に検知することができる。
なシール部材13が不備なく組み込まれている場
合には、そのシール部材13の作用によつて流体
導通溝14を通る機器内流体の洩出が確実に阻止
される一方、たとえばシール部材13の組み込み
忘れがあつた場合には、機器内流体の洩出を直ち
にかつ確実に検知することができる。
また切損したシール部材の取り付け、シール部
材への異物の噛み込みなどが生じた場合には、そ
の切損もしくは異物の噛み込み部分から洩出した
流体は、条溝12aを伝わつて流体導通溝14か
ら機器本体外へ流出するので、この場合の不具合
の検知もまた確実に行われる。
材への異物の噛み込みなどが生じた場合には、そ
の切損もしくは異物の噛み込み部分から洩出した
流体は、条溝12aを伝わつて流体導通溝14か
ら機器本体外へ流出するので、この場合の不具合
の検知もまた確実に行われる。
以上この発明を図示例に基いて説明したが、流
体導通溝を複数本設けること、または流体導通溝
を機器本体側に設けることもできる。
体導通溝を複数本設けること、または流体導通溝
を機器本体側に設けることもできる。
かかる発明によれば、とくに、シール部材用の
位置決め条溝を設けた部材の、他方の部材への当
接面に、その条溝を、本体部材の内側および外側
に連通させる導通溝を設け、この導通溝の深さ
を、条溝の深さより浅くすることにより、極めて
簡単な加工で、しかも他のシール部材を一切必要
とすることなく、空圧および油圧機器類の組み付
け不備その他の欠陥を、密封性能検査によつて迅
速に、かつ確実に発見することができ、内部流体
の事後的な洩出を確実に防止することができる。
位置決め条溝を設けた部材の、他方の部材への当
接面に、その条溝を、本体部材の内側および外側
に連通させる導通溝を設け、この導通溝の深さ
を、条溝の深さより浅くすることにより、極めて
簡単な加工で、しかも他のシール部材を一切必要
とすることなく、空圧および油圧機器類の組み付
け不備その他の欠陥を、密封性能検査によつて迅
速に、かつ確実に発見することができ、内部流体
の事後的な洩出を確実に防止することができる。
第1図は従来の流体密封構造を示す部分断面
図、第2図a,bはそれぞれこの発明の一実施例
を示す第1図と同様の断面図および蓋部材の底面
図、 11…機器本体、11a…開口、12…蓋部
材、12a…条溝、13…シール部材、14…流
体導通溝。
図、第2図a,bはそれぞれこの発明の一実施例
を示す第1図と同様の断面図および蓋部材の底面
図、 11…機器本体、11a…開口、12…蓋部
材、12a…条溝、13…シール部材、14…流
体導通溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体部材と、この本体部材に取り付けられる
蓋部材と、本体部材と蓋部材との当接面のいずれ
か一方に設けた条溝と、この条溝内に配置される
シール部材とを具え、 前記条溝を設けた一方の部材の当接面に、その
条溝を、本体部材の内側および外側に連通させる
導通溝を設け、この導通溝の深さを、前記条溝の
深さより浅くしてなる機器の密封構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20668481A JPS58106260A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 機器の密封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20668481A JPS58106260A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 機器の密封構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58106260A JPS58106260A (ja) | 1983-06-24 |
JPS6212421B2 true JPS6212421B2 (ja) | 1987-03-18 |
Family
ID=16527393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20668481A Granted JPS58106260A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 機器の密封構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58106260A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005033517A2 (en) * | 2003-10-02 | 2005-04-14 | Warman Africa (Pty) Ltd | Liners for pumps |
JP5798752B2 (ja) * | 2011-02-03 | 2015-10-21 | 美智夫 大塚 | フランジ及びそれに使用するガスケット |
JP6256590B2 (ja) * | 2014-03-03 | 2018-01-10 | 株式会社島津製作所 | シール構造、並びにそれを用いた歯車ポンプ及び歯車モータ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4528812Y1 (ja) * | 1966-05-13 | 1970-11-06 | ||
JPS5017066U (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-24 |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP20668481A patent/JPS58106260A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4528812Y1 (ja) * | 1966-05-13 | 1970-11-06 | ||
JPS5017066U (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58106260A (ja) | 1983-06-24 |
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