JPS62124187A - 含熱粉コ−クス冷却方法 - Google Patents
含熱粉コ−クス冷却方法Info
- Publication number
- JPS62124187A JPS62124187A JP26261185A JP26261185A JPS62124187A JP S62124187 A JPS62124187 A JP S62124187A JP 26261185 A JP26261185 A JP 26261185A JP 26261185 A JP26261185 A JP 26261185A JP S62124187 A JPS62124187 A JP S62124187A
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- JP
- Japan
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- coke
- cooling
- water
- heat
- coke powder
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は含熱の粉コークスを、出来るだけ少量の水で効
率よく、又後で水との分離工程の必要のない程度に直接
冷却する方法に関する。特にコークス乾式冷却装置(以
後CDQと称す)の1次ダストキャツチャ−での回収コ
ークス粉の直接冷却方法に関する。
率よく、又後で水との分離工程の必要のない程度に直接
冷却する方法に関する。特にコークス乾式冷却装置(以
後CDQと称す)の1次ダストキャツチャ−での回収コ
ークス粉の直接冷却方法に関する。
(従来の技術)
従来、CDQ設備の1次ダストキャツチャ−で捕集され
た粉コークスは、冷却管内に堆積させ、冷却管は2重管
又は3重管構造となっており、外部より水を流し、含熱
粉コークスを管壁を通し、水で間接冷却する構造により
冷却するのが通例であった。
た粉コークスは、冷却管内に堆積させ、冷却管は2重管
又は3重管構造となっており、外部より水を流し、含熱
粉コークスを管壁を通し、水で間接冷却する構造により
冷却するのが通例であった。
例えば特公昭59−46551号公報の図面においても
間接水冷式冷却器が記載されている。これは大量の水で
冷却すれば、コークス粉の後の利用において、水を分離
し、乾燥する必要があるからである。同様の趣旨で特公
昭60−31878号公報では、含熱粒体コークスを冷
却気体との特殊な向流接触によって冷却する装置が提案
されている。粉コークスはこのように塊状の赤熱コーク
ス等の冷却とは全く異る冷却方式が求められている。
間接水冷式冷却器が記載されている。これは大量の水で
冷却すれば、コークス粉の後の利用において、水を分離
し、乾燥する必要があるからである。同様の趣旨で特公
昭60−31878号公報では、含熱粒体コークスを冷
却気体との特殊な向流接触によって冷却する装置が提案
されている。粉コークスはこのように塊状の赤熱コーク
ス等の冷却とは全く異る冷却方式が求められている。
(発明が解決しようとする問題点)
含熱コークス粉を水によって間接に冷却する場合、コー
クス粉が管の壁と点状接触をしていること、壁とコーク
ス粉中の気体との伝熱係数は極めて低いこと、コークス
粉同志の伝熱も、接触が密接でないので極めて低いこと
のような点より、冷却効率が悪く、装置が大きくなり、
設備費が高くなる。又粉コークスが均一に冷却されない
こと、水洩れ時等の補修が困難である等の問題があった
。
クス粉が管の壁と点状接触をしていること、壁とコーク
ス粉中の気体との伝熱係数は極めて低いこと、コークス
粉同志の伝熱も、接触が密接でないので極めて低いこと
のような点より、冷却効率が悪く、装置が大きくなり、
設備費が高くなる。又粉コークスが均一に冷却されない
こと、水洩れ時等の補修が困難である等の問題があった
。
(問題点を解決するだめの手段と作用)本発明者は前記
の問題点を解決するため研究を行い、含熱コークス粉を
水流や水中に入れる等、大量の水で直接冷却すれば、冷
却は効率的だが後の水の分離、乾燥に手間どるけれども
、水を微細な水滴状にして含熱コークスに噴霧吹付けれ
ば、コークス粉に接触した水滴はコークスを冷却すると
共に、自体は質量が小さいので急速に蒸発し、コークス
粉をぬらさないばかりか、その時、大量の蒸発潜熱をう
ばって気体となって去るため、冷却効率が極めて良好で
あることを見出し、本発明を完成した。
の問題点を解決するため研究を行い、含熱コークス粉を
水流や水中に入れる等、大量の水で直接冷却すれば、冷
却は効率的だが後の水の分離、乾燥に手間どるけれども
、水を微細な水滴状にして含熱コークスに噴霧吹付けれ
ば、コークス粉に接触した水滴はコークスを冷却すると
共に、自体は質量が小さいので急速に蒸発し、コークス
粉をぬらさないばかりか、その時、大量の蒸発潜熱をう
ばって気体となって去るため、冷却効率が極めて良好で
あることを見出し、本発明を完成した。
即ち本発明は、含熱粉コークスに微細な水滴の噴霧流体
を吹付けて直接冷却することを特徴とする含熱粉コーク
ス冷却方法である。
を吹付けて直接冷却することを特徴とする含熱粉コーク
ス冷却方法である。
微細な水滴の噴霧流体としては、水を空気、窒素、水蒸
気などの気体でスプレーして形成したもの、水を機械式
に噴霧ノズルに圧力供給して、水滴化したものの1種又
は2種以上の組合せの何れの方法でもよい。
気などの気体でスプレーして形成したもの、水を機械式
に噴霧ノズルに圧力供給して、水滴化したものの1種又
は2種以上の組合せの何れの方法でもよい。
含熱粉コークスが出来る場所としては、CDQ設備での
1次ダストキャツチャ−で捕集されたダストコークスが
代表的である。温度としては800〜900℃である。
1次ダストキャツチャ−で捕集されたダストコークスが
代表的である。温度としては800〜900℃である。
噴霧水滴を吹付ける方法として、含熱コークスが堆積し
た状態の所へ吹付けたのでは、すべてのコークス粒と接
触が悪く、堆積表面のみが冷却することになるので、含
熱コークスがダストキャツチャ−等で捕集され、上方よ
り流下して来る途中で噴霧水滴を吹付け、できるだけす
べてのコークス粉に水滴が付着するように構成すると効
率的である。水滴を付着して堆積したものからは水蒸気
が発生し、上方のコークス粉の間を上昇してゆき、これ
が又冷却作用をする。
た状態の所へ吹付けたのでは、すべてのコークス粒と接
触が悪く、堆積表面のみが冷却することになるので、含
熱コークスがダストキャツチャ−等で捕集され、上方よ
り流下して来る途中で噴霧水滴を吹付け、できるだけす
べてのコークス粉に水滴が付着するように構成すると効
率的である。水滴を付着して堆積したものからは水蒸気
が発生し、上方のコークス粉の間を上昇してゆき、これ
が又冷却作用をする。
(実施例)
図面について実施例を説明するが、本発明はこれに限定
されるものでないことは明らかである。
されるものでないことは明らかである。
第1図は本発明の方法をCDQ装置1次ダストキャツチ
ャ−で捕集した800〜900℃の温度の粉コークスに
適用した冷却装置の1例である。
ャ−で捕集した800〜900℃の温度の粉コークスに
適用した冷却装置の1例である。
ダストキャツチャ−5で捕集された含熱粉コークスは冷
却管4に入る。冷却管4内では粉コークスの落下中へ、
水滴噴霧吹込管1より、微細水滴がスプレーされており
、含熱コークスはここで水滴及び水蒸気と接触すること
により冷却される。
却管4に入る。冷却管4内では粉コークスの落下中へ、
水滴噴霧吹込管1より、微細水滴がスプレーされており
、含熱コークスはここで水滴及び水蒸気と接触すること
により冷却される。
水蒸気はダストキャツチャ−5を通りCDQ循環ガスへ
混入される。冷却された粉コークスは冷却管内に堆積し
、この堆積が一定量になったことをレベル計が検知する
と、まず粉コークス抜取弁11が開となり、前回切り出
された粉コークスを粉コークス抜取管12へ切り出し、
一定タイムアップ後、抜取弁11を閉にする。
混入される。冷却された粉コークスは冷却管内に堆積し
、この堆積が一定量になったことをレベル計が検知する
と、まず粉コークス抜取弁11が開となり、前回切り出
された粉コークスを粉コークス抜取管12へ切り出し、
一定タイムアップ後、抜取弁11を閉にする。
次ニレベルコントロールバルブ9を開とし、冷却粉コー
クス7を粉コークス貯留管10へ切り出し、切り出し完
了後間とする。貯留管10に切り出された粉コークスが
、万一冷却不充分な場合は、温度計14でこれを検知し
、不活性ガス吹込弁13を開にして、不活性ガス例えば
窒素ガスを吹き込み、粉コークスを更に冷却する。この
時はパルプ9を開にし、窒素ガスは上部へ流出するよう
にする。この場合冷却ガスは粉コークスの温度が比較的
低ければ空気を使用してもよい。冷却管へと送られた不
活性ガスは、ダストキャツチャ−5を経てCDQ循環ガ
スへ混入される。
クス7を粉コークス貯留管10へ切り出し、切り出し完
了後間とする。貯留管10に切り出された粉コークスが
、万一冷却不充分な場合は、温度計14でこれを検知し
、不活性ガス吹込弁13を開にして、不活性ガス例えば
窒素ガスを吹き込み、粉コークスを更に冷却する。この
時はパルプ9を開にし、窒素ガスは上部へ流出するよう
にする。この場合冷却ガスは粉コークスの温度が比較的
低ければ空気を使用してもよい。冷却管へと送られた不
活性ガスは、ダストキャツチャ−5を経てCDQ循環ガ
スへ混入される。
なお粉コークスの回収率低下時等、冷却管内温度が低下
した場合は、温度計3でこれを検出し、吹精コントロー
ルバルブ2を閉にすることによりスプレーを停止し、粉
コークスの管壁付着を防止する。
した場合は、温度計3でこれを検出し、吹精コントロー
ルバルブ2を閉にすることによりスプレーを停止し、粉
コークスの管壁付着を防止する。
第2図は第1図の粉コークス冷却装置を取付けたCDQ
装置の全体ブロック図である。16は赤熱コークス冷却
チャンバーであり、下部より不活性循環ガスを吹込み、
コークスを冷却する。高温となったガスは1次ダストキ
ャツチャ−5で含熱粉コークスを分離し、ボイラー17
へ入り、蒸気を発生する。ボイラーで冷却されたガスは
、2次ダストキャツチャ−18を経て、プロワ−19に
よって再度チャンバーへ送られる。
装置の全体ブロック図である。16は赤熱コークス冷却
チャンバーであり、下部より不活性循環ガスを吹込み、
コークスを冷却する。高温となったガスは1次ダストキ
ャツチャ−5で含熱粉コークスを分離し、ボイラー17
へ入り、蒸気を発生する。ボイラーで冷却されたガスは
、2次ダストキャツチャ−18を経て、プロワ−19に
よって再度チャンバーへ送られる。
(発明の効果)
本発明によれば、含熱粉コークスを間接冷却でなく、直
接水滴を噴霧して冷却するので、水の蒸発潜熱による冷
却を有効に活用できて、極めて効率的な冷却が可能とな
った。水を直接導入すれば、水ぬれ粉コークスとなり、
後で水との分離、乾燥の手間を要するが、水滴噴霧なの
で、このおそれがなく、殆んど乾燥状態の冷却コークス
を得る。
接水滴を噴霧して冷却するので、水の蒸発潜熱による冷
却を有効に活用できて、極めて効率的な冷却が可能とな
った。水を直接導入すれば、水ぬれ粉コークスとなり、
後で水との分離、乾燥の手間を要するが、水滴噴霧なの
で、このおそれがなく、殆んど乾燥状態の冷却コークス
を得る。
又スプレー用の空気、窒素、水蒸気等は温度上昇してダ
ストキャツチャ−5を経てボ°イラーへ送られ、ボイラ
ー熱回収率の向上が図れる。
ストキャツチャ−5を経てボ°イラーへ送られ、ボイラ
ー熱回収率の向上が図れる。
設備的には、従来の水による間接冷却では、2重管、3
重管となっているので、破損時の補修に手間がかかり、
冷却効率も悪いので設備も大型にならざるを得なかった
が、本発明では直接冷却で効率的であるので、装置も小
型化し、冷却管も簡単であるので、設備費、補修費の大
巾な低減が可能となった。
重管となっているので、破損時の補修に手間がかかり、
冷却効率も悪いので設備も大型にならざるを得なかった
が、本発明では直接冷却で効率的であるので、装置も小
型化し、冷却管も簡単であるので、設備費、補修費の大
巾な低減が可能となった。
第1図は本発明の方法を具体化した含熱粉コークス冷却
装置のブロック図、第2図は本発明の方法を適用するの
に好適なCDQ装置のブロック図である。 1;水滴噴霧吹込管 2;噴霧コントロール3;温度
計 パルプ 4;冷却管 5;1次ダストキャノ6;レベ
ル計 チャー 7;冷却粉コークス 8;冷却粉コークス抜9;レベ
ルコントロール 毛管 バルブ 10;粉コークス貯留管11;粉コ
ークス抜取弁 12;粉コークス抜取管13;不活性ガ
ス吹込弁 14;温度計15;含熱粉コークス冷 16
;赤熱コークス冷却却装置 チャンバー 17;ボイラー 18 ; 2次ダストキャツ
19;循環プロワ−チャー
装置のブロック図、第2図は本発明の方法を適用するの
に好適なCDQ装置のブロック図である。 1;水滴噴霧吹込管 2;噴霧コントロール3;温度
計 パルプ 4;冷却管 5;1次ダストキャノ6;レベ
ル計 チャー 7;冷却粉コークス 8;冷却粉コークス抜9;レベ
ルコントロール 毛管 バルブ 10;粉コークス貯留管11;粉コ
ークス抜取弁 12;粉コークス抜取管13;不活性ガ
ス吹込弁 14;温度計15;含熱粉コークス冷 16
;赤熱コークス冷却却装置 チャンバー 17;ボイラー 18 ; 2次ダストキャツ
19;循環プロワ−チャー
Claims (3)
- (1)含熱粉コークスに微細な水滴の噴霧流体を吹付け
て、直接冷却させることを特徴とする含熱粉コークス冷
却方法。 - (2)微細な水滴の噴霧流体が、水を空気、窒素、水蒸
気などのガス体でスプレーして形成したもの、水を機械
式に噴霧ノズルで水滴化したものの1種又は2種以上の
組合せである特許請求の範囲第1項記載の含熱粉コーク
ス冷却方法。 - (3)含熱粉コークスが、コークス乾式冷却装置の1次
ダストキヤツチーで捕集されたものである特許請求の範
囲第1項又は第2項記載の含熱粉コークス冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26261185A JPS62124187A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 含熱粉コ−クス冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26261185A JPS62124187A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 含熱粉コ−クス冷却方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124187A true JPS62124187A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17378193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26261185A Pending JPS62124187A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 含熱粉コ−クス冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124187A (ja) |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP26261185A patent/JPS62124187A/ja active Pending
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