JPS62122941A - グラス及びそれに類似する製品のためのデイスプレイ・パツケ−ジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、グラス及びそれに類似する製品のディスプレ
イ・パッケージに関するものである。こうしたディスプ
レイ・パッケージは、折曲げ可能な材料からなるブラン
クを適宜切断し折曲げて小船状に成形した、グラス及び
それに類似する製品のディスプレイ・パッケージであっ
て、上記ブランクは、 パッケージの底面部をなす矩形パネル部と、該矩形パネ
ル部の２つの長辺にそれぞれ隣接し且つパッケージの側
面部をなすほぼ矩形状の第１及び第２のフラップと、 上記矩形パネル部の２つの短辺にそれぞれ隣接し且つパ
ッケージの端面部をなす第３及び第４の矩形フラップと
、 第１及び第３のフラップのいずれか１方の対向する２つ
の短辺にそれぞれ隣接する２つの固定用タブからなる第
１の対と、 第２及び第４のフラップのいずれか１方の対向する２つ
の短辺にそれぞれ隣接する２つの固定用タブからなる第
２の対と、 上記固定用タブの第１と第２の対は第１と第２のフラッ
プを第３と第４のフラップに固定する働きがあり、上記
ブランクはさらに、 第３のフラップ内で切出され、パッケージが包装する製
品の１方の端部を保持するようにパッケージの内側に折
返される折返しタブと、矩形パネルの短辺に平行な第４
のフラップの外側の辺に隣接するほぼ矩形状の第５のフ
ラップを有し、上記製品のもう１方の端部を保持する保
持手段と、 を備える。

ゴブレット、脚付きグラスもしくはそれらに類似する製
品を１個のみ包装する上記小船状のディスプレイ・パッ
ケージは、よく知られている。詳細については後述する
が、ブランクｉご適宜切断及び折曲げを施して従来のデ
ィスプレイ・パッケージを製作するには、様々な機械を
使用して多数の工程を経る必要があるの乙、各パッケー
ジの組立て所要時間は比較的長く、その製造には比較的
多大な費用がかかる。更に、詳細については後述するが
、従来のディスプレイ・パッケージでは、その製造に比
較的大量な素材を使用し、それと同じぐらいに大量な素
材をスクラップとして損失する。

本発明は、製作がより簡便で組立て所要時間がより短く
費用がより安く且つ従来のディスプレイ・パッケージよ
りも少量の素材からなるディスプレイ・パッケージを提
供することを目的とする。

そのため、本発明のディスプレイ・パッケージにおいて
、上記保持手段は、更に第４のフラップの外側の辺に垂
直な第５のフラップの２つの短辺にそれぞれ隣接する２
つの固定用タブを備えており、 上記２つの固定用タブは、パッケージの側面部をなす第
１及び第２のフラップの外側面にそれぞれ固定されるこ
とを特徴とする。

本発明は、図面を参照しての以下の説明を通じてよりよ
く理解されることになろう。

第１図は、従来のディスプレイ・パッケージを構成する
ブランクを示す。ブランク１は、−葉の厚紙、プラスチ
ック加工をした厚紙もしくはその他の適当な素材から切
り出されており、１少なくとも一点鎖線で図示した矩形
枠２の寸法を有する必要がある。ブランク１は、ディス
プレイ・パッケージの底面部をなす矩形パネル３と、パ
ッケージの側面部をなすほぼ矩形状の２つのフラップ４
及び５と、パッケージの端面部をなす２つの矩形フラッ
プ６及び７とを備えている。２つのフラップ４及び５は
、パネル３の長辺８及び９にそれぞれ隣接している。一
方、フラップ６及び７は、パネル３の短辺１１及び１２
にそれぞれ隣接している。パネル３の長辺８．９、及び
短辺１１．１２は、フラップ４乃至７の折曲げ線となっ
ている。

ブランク１は、更にフラップ４及び５の辺１７．１８．
１９及び２１にそれぞれ隣接する４つの固定用タブ１３
乃至１６を備えている。固定用タブ１４及び１６は、フ
ラップ６の辺２２及び２３の一部にもそれぞれ隣接して
おり、さらに、折曲げ線２４及び２５によってそれぞれ
２つの部分に区分される。折曲げ線２４及び２５は、パ
ネル３の短辺１１の両端から外側に延在し且つフラップ
４及び５の辺１８及び２１に対してそれぞれ４５°の角
度をなす。フラップ４乃至６の辺１７乃至１９及び２１
乃至２３は、固定用タブ１３乃至１６の折曲げ線にもな
っている。

折返しタブ２６は、フラップ６内で切り出され、折曲げ
線２７まわりにパッケージの内側に折返される。折曲げ
線２７は、フラップ６の中央をパネル３の短辺１１に対
して垂直に延在する。

ブランク１は、更に２つの別のフラップ２８及び２９を
備えている。フラップ２８及び２９は、フラップ７の辺
３１及び辺３２の一部にそれぞれ隣接している。

上記辺３１及び３２は、フラップ２８及び２９の折曲げ
線をなす。フラップ２８の縁辺３３は、中央部が折曲げ
線３１の方へ湾曲している。フラップ２９は、はぼ台形
状の開口部３４を有する。台形状開口部３４の上底辺３
５は、フラップ２９の辺３６に近接しており、フラップ
２８の縁辺３３の湾曲部の曲率に相当する曲率をもって
辺３６の方へ湾曲している。フラップ２９には２本の折
曲げ線３７及び３８が辺３６に対して平行に設けられて
おり、それぞれ台形状開口部３４の下底辺及び上底辺に
ほぼ対応している。

第１図及び第２図に示すように、２つのフラップ４及び
５の外側の長辺３９及び４１は、パッケージが包装する
製品４２の肝心な部分が外部から見えるように、大きく
切り込まれた形状を有する。

第１図に示すブランク１から従来のディスプレイ・パッ
ケージを組立て、該パッケージ内にゴブレットや脚付き
グラス等の製品４２を格納する方法について、以下詳述
する。

先ず、第１の工程として、フラップ４乃至６をそれぞれ
折曲げ線８．９及び１１まわりに９０°だけ折返す。こ
の第１の工程では、さらに２つの固定用タブ１４及び１
６をそれぞれ折曲げ線１８．２２．２４及び２１．２３
．２５まわりに折りたたんで、フラップ６の内側面に接
着剤で固定される三角状の糊付は部を形成する。

第２の工程として、フラップ７と所定の角度（約７０°
）をなすように、フラップ２８を折曲げ線３１まわりに
折返す。次にフラップ２９を折曲げ線３２まわりに１８
０°だけ折返し、上記フラップ２９のうち２９ａで示す
部分を、フラップ７の内側面に接着する。そして、°フ
ラップ２９の２９ｂで示す部分を、折曲げ線３７まわり
に上方へ折返す。更に、フラップ２９の２９ｃで示す部
分を、折曲げ線３８まわりに下方へ折返し、第２図に示
すように、フラップ２８の外側面に接着する。このとき
、台形状開口部３４の湾曲した上底辺３５は、フラップ
２８の縁辺３３の湾曲部と一致する。

上記第１の工程と第２の工程は、必要に応じてその順序
を変えることができる。

第３の工程として、製品４２が上記第１及び第２の工程
を経て部分的に成形されたディスプレイ・パッケージ内
に格納される。

第４の工程として、フラップ７を折曲げ線１２まわりに
９０°だけ折返す。固定用タブ１３及び１５をそれぞれ
折曲げ線１７及び１９まわりに９０°だけ折返し、フラ
ップ７の外側面に接着する。このとき、フラップ２９の
２９ｂ及び２９Ｇで示す部分とフラップ２８は、パッケ
ージからはずれないように製品４２の底部をフラップ２
９の開口部に部分的にはめ込んで保持する突起端面部を
構成する。

第５の工程として、グラスあるいはゴブレットといった
製品４２の開口部に侵入するように、折返しタブ２６を
パッケージの内側に押し込む。こうして、製品がパッケ
ージからはずれることを回避する。

製品４２をパッケージの所定の位置に格納（第３工程）
する作業は、フラップ７を折返し、該フラップに固定用
タブ１３及び１５を固定する（第４工程）以前になされ
なければならない。さもなければ、すなわち、もし第４
工程が第３工程以前になされたならば、製品４２をパッ
ケージの所定の位置に格納することができないか、ある
いはフラップ２９の２９ｂ及び２９ｃで示す部分が形成
する突起端面部のせいで製品の格納が困難となる。結局
、従来のディスプレイ・パッケージでは、単一の工程及
び単一の機械をもって組立てを完了することはできず、
上述のように多数の工程を多数の機械を使用して経るこ
とで初めて組立てられる。

本発明のディスプレイ・パッケージは、第３図に示すブ
ランク１０から構成される。ブランク１０は、例えば厚
紙、プラスチック加工した厚紙、あるいはプラスチック
材料のように半硬性を有し折曲げ可能な材料からなる帯
板から切り出したものである。ブランク１０の構成要素
のうち、第１図のブランク１の要素と同一もしくは同一
の機能を果たす構成要素については、同一の参照番号を
付して図示した。したがって、上記同一もしくは同一機
能の構成要素に９いては、詳述を省略する。ブランク１
０が第１に示すブランクｌと本質的に相違する点は、ブ
ランク１０はフラップ２９を備えていないが、フラップ
２８の短辺４５及び４６にそれぞれ隣接する固定用タブ
４３及び４４を備えていることである。短辺４５及び４
６は、固定用タブ４３及び４４の折曲げ線をなす。更に
、フラップ４及び５の各々は、それぞれ折曲げ線４７あ
るいは４８を備えており、該２つの折曲げ線は、それぞ
れフラップ４及び５のほぼ全長にわたってパネル３の長
辺８及び９に対して平行に延在している。２つの切込み
４９及び５１がフラップ４に設けられており、それぞれ
折曲げ線４７の一端からフラップ４の長縁辺の一端の方
へ延在する。

同様に、もう２つ別の切込み５２及び５３がフラップ５
に設けられており、それぞれ折曲げ線４８の一端からフ
ラップ５の長縁辺の一端の方へ延在する。

第３図に示すブランク１０の固定用タブ１４及び１６は
、フラップ４及び５の辺１８及び２１にのみ隣接してお
り、固定用タブ１６は、ノツチ５４を有する。ノツチ５
４の機能については後述する。

本発明のディスプレイ・パッケージの組立て方法及び製
品の格納方法について以下詳述する。４つのフラップ４
乃至７を、それぞれ折曲げ線８．９．１１及び１２まわ
りに９０°だけ折返す。同時に、４つの固定用タブ１３
乃至１６を、それぞれ折曲げ線１７．１８．１９及び２
１まわりに９０°だげ折返し、フラップ６及び７に固定
する。上記折返し操作中に、固定用タブ１３及び１５は
、フラップ７の内側面あるいは外側面のどちらでも好き
な方に固定される。

固定用タブ１４及び１６は、フラップ６の内側面あるい
は外側面のどちらでも好きな方に固定される。

固定用タブ１３乃至１６のフラップ６及び７に対する固
定は、接着剤もしくは留め金を用いてなされる。

上記すべての操作は、パッケージ成形機と呼称される従
来の機械設備を用い、単一の工程をもってなされる。こ
の第１の工程の結果、ディスプレイ・パッケージは実質
的に組み立てられてしまう。

フラップ４及び５がそれぞれ折曲げ線４７及び４８と切
込み４９．５１及び５２．５３を備えている場合、フラ
ップ４及び５の４ａ及び５ａで示す部分は、それぞれ折
曲げ線４７及び４８まわりにパッケージの内側へ折返さ
れて、パッケージの側面部を二重にして補強する。それ
と同時に、上記側面部に大きな切込み部が形成されて、
ディスプレイ・パッケージに格納されることになる製品
が外部からより見え易くなっている。４ａ及び５ａで示
す部分の折返し操作は、パッケージの成形及び製品の格
納からなるサイクルに要する時間を増大させることはな
く、極めて簡易な手段を用いてなされる。従って、上記
パッケージ成形機と一台の製品格納機の間をパッケージ
が移動する間に、生産ライン上のパッケージの動きを妨
げることなく、上記折返し操作がなされる。

次に第２の工程において、ゴブレットもしくは脚付きグ
ラス等の製品がパッケージに格納される。

引き続き第３工程において、第５図に示すように、フラ
ップ７と所定の角度（約７０°）をなすように、フラッ
プ２８を折曲げ線３１まわりにパッケージの内側へ折返
す。同時に、固定用タブ４３及び４４を、折曲げ線４５
及び４６まわりに９０°だけ折返し、それぞれフラップ
４及び５に固定する。固定用タブ４３及び４４は、第４
図乃至第６図に示すようにフラップ４及び５の外側０に
固定される。フラップ４及び５に対する固定用タブ４３
及び４４の固定は、例えば接着剤あるいは留め金を用い
てなされる。固定用タブ４３及び４４がフラップ４及び
５に固定された後、パッケージが包装するゴブレットあ
るいは脚付きグラスの底部がパッケージからはずれるの
を防止するための突起端面部をフラップ２８が形成する
。

次に、折返しタブ２６は、第５図及び第６図に示すよう
にパッケージの内側に折り返されて、ゴブレットあるい
はグラスがパッケージからはずれないように、その開口
部に押込まれる。固定用タブ１６がフラップ６に固定さ
れると、折返しタブ２６はノツチ５４と整合するのでパ
ッケージの内側へ押込むことが可能となる。以上の説明
により、第３図のブランク１０からなる本発明のディス
プレイ・パッケージは、パッケージ成形及び製品格納に
おいて１、第１図のブランク１からなる従来のディスプ
レイ・パッケージより少数の工程しか要しないことがわ
かる。本発明によるいわゆる小船状のディスプレイ・パ
ッケージは、従来のパッケージ成形機を用いて単一の工
程で成形可能である。更に、ブランク１０のフラップ２
８及び２つの固定用タブ４３．４４の折返し操作は、第
１図に示すブランク１のフラップ２８及び２９の折返し
操作とフラップ２９の２９ｂ及び２９Ｃで示す部分の折
曲げ操作に比して、複雑な機械設備を要することなく、
より簡易に実行される。更に、第１図と第３図とを比較
して明らかなように、同寸法の製品に対して、第３図の
ブランク１０は、第１図のブランク１が内接する矩形枠
２よりも幅のせまい矩形枠２０に内接している。したが
って、素材の節約が図れる。これは、第１図のブランク
１のフラップ２９０辺３６の長さがフラップ７の辺３１
の長さとほぼ等しくなければならないからである。

第７図は、本発明のディスプレイ・パッケージを構成す
るためのもう１つのブランク３０を示す。

ブランク３０の構成要素のうち、第３図のブランク１０
の要素と同一もしくは同一機能を果たす構成要素には、
同一の参照番号を付して図示している。

上記同一もしくは同一機能の構成要素については、詳述
を省略する。ブランク３０がブランク１０と相違する点
は、固定用タブ４３及び４４の各々が、台形部分４３ｂ
もしくは４４ｂに連結する二等辺三角形部分４３ａもし
くは４４ａを備えている点である。二等辺三角形４３ａ
の底辺はフラップ２８の１つの短辺４５からなり、一方
、二等辺三角形４４ａの底辺はフラップ２８のもう１つ
の短辺４６からなる。二等辺三角形４３ａの辺５５は、
折曲げ線となるとともに台形部分４３ｂの下底辺の一部
をもなす。同様に、二等辺三角形４４ａの辺５６は、折
曲げ線となるとともに台形部分４４ｂの下底辺の一部を
もなす。

第７図のブランク３０からなるディスプレイ・パッケー
ジは、第３図のブランク１０からなるパッケージについ
て上述した方法と同様の方法により、パッケージ成形さ
れ製品が格納される。唯一の相違点は、折曲げ線３１ま
わりにフラップ２８を折返し、固定用タブ４３及び４４
をそれぞれ折曲げ線４５及び４６まわりに９０°だけ折
返して４３ａ及び４４ａで示す部分をそれぞれフラップ
４及び５の外側面に固定すると、フラップ７と２つのフ
ラップ４及び５の、各々とが形成する隅角部にそれぞれ
位置するパッケージの垂直辺と辺５５及び５６とが一致
する点である。

４３ｂ及び４４ｂで示す部分は、第８図乃至第１０図に
示すように、それぞれ辺５５及び５６まわりに９０°だ
けフラップ７の外側面の方へ折返されて、例えば接着剤
あるいは留め金によってフラップ７に固定される。本実
施態様では、４３ａ及び４４ａで示す部分は、好ましく
はフラップ４及び５に固定した方がよいが、必ずしも固
定する必要はない。

第３図と第７図を比較して明らかなように、第７図のブ
ランク３０が内接する矩形枠４０の長さは、ブランク１
０が内接する矩形枠２０の長さより短い。

従って、ブランク３０によれば、ブランクｌＯに比して
米材のより大きな節約が図れることになる。

上述した本発明の実施態様は例示的なものであり、本発
明の範囲を何ら限定するものではない。

また、本発明の範囲内において、当業者であれば上記実
施例に適当な修正を加えることは容易に可能である。し
たがって、固定用タブ１３乃至１６を、フラップ４及び
５の短辺１７．１８．１９及び２１に隣接させる代わり
に、フラップ６及び７の短辺に隣接させることもできる
。更に、もう１つの変形例として、４つの固定用タブ１
３乃至１６を第１図のブランク１の固定用タブ１３乃至
１６に類似する形状とすることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のディスプレイ・パッケージを構成する
ブランクの展開図であり、 第２図は、第１図に示すブランクを組立ててなる従来の
ディスプレイ・パッケージの縦断面図であり、 第３図は、本発明のディスプレイ・パッケージをｌ［す
るブランクの展開図であり、 第４図は、第３図に示すブランクを組立ててなる本発明
のディスプレイ・パッケージの側面図であり、 第５図は、第４図に示す本発明のディスプレイ・パブケ
ージを第６図の■−■線で切断した縦、断面図であり、 第６図は、第４図及び第５図に示す本発明のディスプレ
イ・パッケージの平面図であり、第７図は、本発明のデ
ィスプレイ・パッケージを構成するもう１つ別のブラン
クの展開図であり、第８図は、第７図に示すブランクを
組立ててなる本発明のディスプレイ・パッケージの側面
図であり、 第９図は、第８図に示すディスプレイ・パッケージの左
端面図であり、 第１０図は、第８図及び第９図に示すディスプレイ・パ
ッケージの平面図である。 （主な参照番号） １．１０．３０・・ブランク、 ３・・矩形パネル、 ４．５．６．７・・フラップ、 １３、１４．１５．１６・・固定用タブ、２．２０．４
０・・矩形枠、 ８、９．１１．１２・・折曲げ線、 ５４・・ノツチ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）折曲げ可能な材料からなるブランク（１０、３０
   ）を適宜切断し折曲げて小船状に成形した、グラス及び
   それに類似する製品のディスプレイ・パッケージであっ
   て、上記ブランクは、 パッケージの底面部をなす矩形パネル部（３）と、 該矩形パネル部（３）の２つの長辺（８、９）にそれぞ
   れ隣接し且つパッケージの側面部をなすほぼ矩形状の第
   １及び第２のフラップ（４、５）と、 上記矩形パネル部の２つの短辺（１１、１２）にそれぞ
   れ隣接し且つパッケージの端面部をなす第３及び第４の
   矩形フラップ（６、７）と、 第１及び第３のフラップ（４、６）のいずれか１方（４
   ）の対向する２つの短辺（１７、１８）にそれぞれ隣接
   する２つの固定用タブ（１３、１４）からなる第１の対
   と、 第２及び第４のフラップ（５、７）のいずれか一方（５
   ）の対向する２つの短辺（１９、２１）にそれぞれ隣接
   する２つの固定用タブ（１５、１６）からなる第２の対
   とを備え、 上記固定用タブの第１と第２の対は第１と第２のフラッ
   プ（４、５）を第３と第４のフラップ（６、７）に固定
   する働きがあり、上記ブランクはさらに、 第３のフラップ（６）内で切出され、パッケージが包装
   する製品の１方の端部を保持するようにパッケージの内
   側に折返される折返しタブ（２６）と、矩形パネル（３
   ）の短辺（１２）に平行な第４のフラップ（７）の外側
   の辺（３１）に隣接するほぼ矩形状の第５のフラップ（
   ２８）を有し、上記製品のもう一方の端部を保持する保
   持手段（２８）と、を備えるディスプレイ・パッケージ
   にして、上記保持手段（２８、４３、４４）は、更に第
   ４のフラップ（７）の外側の辺（３１）に垂直な第５の
   フラップ（２８）の２つの短辺（４５、４６）にそれぞ
   れ隣接する２つの固定用タブ（４３、４４）を備えてお
   り、上記２つの固定用タブ（４３、４４）は、パッケー
   ジの側面部をなす第１及び第２のフラップ（４、５）の
   外側面にそれぞれ固定されることを特徴とするディスプ
   レイ・パッケージ。
2. （２）上記保持手段の２つの固定用タブ（４３、４４）
   の各々は、台形部分（４３ｂ、４４ｂ）に連結する二等
   辺三角形部分（４３ａ、４４ａ）を有し、 上記二等辺三角形の底辺は、第５のフラップ（２８）の
   ２つの短辺（４５、４６）のいずれか１方からなり、上
   記二等辺三角形の他の２つの辺のうちで第４のフラップ
   （７）に最近接する辺（５５、５６）は、折曲げ線をな
   すとともに上記台形部分（４３ｂ、４４ｂ）の下底辺の
   一部をもなし、該台形部分は、第４のフラップ（７）の
   外側面に固定されることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項のディスプレイ・パッケージ。
3. （３）上記第１及び第２のフラップ（４、５）の各々は
   、 第１及び第２のフラップのほぼ全長にわたり、矩形パネ
   ル部（３）の長辺（８、９）に対して平行に延在する折
   曲げ線（４７、４８）と、 該折曲げ線（４７、４８）の一端から、対応するフラッ
   プ（４、５）の長縁辺の一端へそれぞれ延在する２つの
   切込み（４９；５１、５２；５３）とを備えており、 上記長縁辺、２つの切込み及び折曲げ線は、折曲げ線（
   ４７、４８）まわりに１８０°パッケージの内側へ折返
   されて、パッケージの外側面の１方の側を二重にして補
   強するフラップの一部分（４ａ、５ａ）を画成すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項もしくは第２項記載
   のディスプレイ・パッケージ。