JPS62122769U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の縦断面図、第２図
はその一部の拡大図である。 符号の説明、１１…液リザーバ、１２…キヤツ
プ、１３…シール部材としての環状弾性部材、１
３ａ…内周溝、１４…皿状中央部材、１４ａ…底
壁、１４ａ１…漏斗状底壁中央部、１４ｂ…孔、
１４ｃ…第１の溝、１５…蓋状部材、１５ａ…膨
大部、１５ｂ…スリツト、１５ｃ…柱状部、１５
ｄ…凹部、１６…弾性体製円板状部材、１６ａ…
厚肉内周部、１６ｂ…正圧リリーフ弁作用部、１
６ｃ…第２の溝、１６ｄ…負圧リリーフ弁作用部
、１７…第１の室、１８…空間、１９…第２の室
、２０，２１，２２…通路、２３…隙間。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. タンク上方の液注入口を筒状部の上端外周にフ
   ランジ部を突設し、このフランジ部を嵌入させる
   内周溝を形成した弾性シール部を外周に備えさせ
   たキヤツプを上記筒状部の上端に被嵌させた液リ
   ザーバにおいて、前記キヤツプを、前記弾性シー
   ル部を構成する環状弾性部材と、この環状弾性部
   材の内周に密封的に嵌合させ且つその底壁中央部
   を下方に漏斗状に膨出させた皿状中央部材と、こ
   の皿状中央部材の上端開口及び前記環状弾性部材
   の内周部分を上方から覆い且つその中央下側には
   前記漏斗状底壁中央部の底部に形成した孔の径よ
   りも大きい径の膨大部を下端に設けるとともにこ
   の膨大部の径を前記孔の径よりも小さく収縮可能
   とさせる上下方向のスリツトを下端部に形成した
   柱状部を一体に突設しこの柱状部を前記孔に嵌入
   して前記膨大部の上面を前記漏斗状底壁中央部の
   底部下面に係止させる蓋状部材とから構成し、前
   記漏斗状底壁中央部の上方にはその厚肉内周部を
   前記柱状部の外周に設けた凹部に締代を持たせて
   嵌合し固定させ且つその外周部下面を前記漏斗状
   底壁中央部の上端周辺の前記底壁上面に密封的に
   接触させた弾性体製円板部材を配置し、この弾性
   体製円板部材と前記漏斗状底壁中央部間に区画し
   た第１の室は前記スリツトを介して前記キヤツプ
   と液面間の空間と連通させ、前記弾性体製円板部
   材上面が露出する第２の室は前記皿状中央部材と
   前記蓋状部材との間に形成させた通路を介して大
   気と連通させ、前記漏斗状底壁中央部の上端周辺
   の前記底壁上面に前記弾性体製円板部材の外径よ
   りも半径方向外方位置に達し且つ前記第１の室と
   連通する第１の溝を形成するとともに前記弾性体
   製円板部材の外周にはその下面を自己の弾性力で
   前記漏斗状底壁中央部の上端周辺の前記底壁上面
   に接触し前記第１の室の圧力空気を前記第１の溝
   を通して前記第２室へ逃がす薄肉の正圧リリーフ
   弁作用部を一体に形成し、前記弾性体製円板部材
   の厚肉内周部と前記柱状部のいずれか一方に前記
   第２の室から前記第１の室へ空気を流すための第
   ２の溝を形成するとともに前記弾性体製円板部材
   の厚肉内周部にはその内周面を自己の弾性力で前
   記柱状部の外周面に接触し前記第２の室から前記
   第２の溝を通して前記第１の室へ大気を流入させ
   る薄肉の筒状の負圧リリーフ弁作用部を一体に形
   成して成る液リザーバ。