JPS62121223A - 可撓性膜製可動堰 - Google Patents

可撓性膜製可動堰

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JPS62121223A
JPS62121223A JP25949685A JP25949685A JPS62121223A JP S62121223 A JPS62121223 A JP S62121223A JP 25949685 A JP25949685 A JP 25949685A JP 25949685 A JP25949685 A JP 25949685A JP S62121223 A JPS62121223 A JP S62121223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible membrane
organic fiber
movable weir
threads
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP25949685A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
Shinichiro Niwa
真一郎 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は可撓性膜製可動堰に関するものである。
(従来技術) 可撓性膜製可動堰は、可撓性膜で作った包被を少くとも
河川等の床部に取付け、包被内部に空気又は水等流体を
入れて膨張起立させ、或いは包被内部から空気又は水等
流体を排出して収縮倒伏させる様にしたものである(例
えば特公昭40−11702号、特公昭44−2371
号参照)。
上記包被の可撓性膜は通常ナイロンやポリエステル等の
有機繊維の織物をゴム又はプラスチックで被覆して一体
化したものであり、必要な強度に応じ積層数は調整され
る。
しかし乍らこの種の膜を用いた起伏堰にあっては、膜が
自然的或いは人為的な損傷を受は易い。
例えば流木による貫通傷、いたずらによるナイフ傷等が
ある。
そこでこのような流木、ナイフ等による損傷防止即ち耐
カット性の向上には従来第7〜10図に示す様な手段が
考えられている。
即ち金属製補強部材例えばスチールコード(3)、スパ
イク(4)、チェーン(5)、ステープル(6)等を従
前からのゴム又はプラスチックの引布本体即ち織物(2
)にゴム又はプラスチック(1)を被覆したもののゴム
又はプラスチックの中に一体に埋設したものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし乍ら上記従来のものにあっては何れも下記の様な
問題点がある。
■堰体たる包被の厚さが大きくなり、堰が完全に倒伏し
にくくなる(倒伏機能の低下)。
これは可撓性膜本体に耐カツト性付与の目的で金属製補
強部材を埋設するため、可撓性膜本体は厚くなり、曲げ
剛性が大きくなり屈曲性が劣るためである。
■金属製補強部材の伸縮性が乏しく、包被の金属製補強
部材周辺部にひび割れが生じゃすい。
これは金属製補強部材の伸びおよび金属製補強部材の構
造的な伸びが小さく、金属製補強部材以外の可撓性膜本
体との伸びの差が大きいためである。
又包被厚さが大きいため倒伏時、外層表面歪みは大きく
さらにひび割れが生じやすくなる。
上記に鑑み本発明はこのような問題点を解消するため開
発されたものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち本発明の可撓性膜製可動堰は、ナイロン、ポリエス
テル等の有機繊維の糸と銅、ステンレス等の金属繊維の
糸乃至線状体を編物とし、さらに可撓性材料のゴム、プ
ラスチックで被覆した耐カット性にすぐれた可撓性膜を
一層以上堰体を形成する包被の外側の少くとも一部に設
けたことを特徴とするものである。
上記を例示図面によりより詳細に説明する。第1図は本
発明の可撓性膜製可動堰の断面図を例示している。第1
図中(7)は河川等の床部、(8)は空気又は水、(9
)は堰体を形成する可撓性膜製包被であり、包被(9)
の可撓性膜は従来と変らず前記した通り有機繊維を用い
た織物(たて、よこの糸を上下に交叉させてなる布)と
し、これにゴム又はプラスチックを被覆してなる。この
包被の可撓性膜の織物は編物に代えてもよい。
本発明に於いては上記包被(9)たる可撓性膜の外側の
1部に、後記の第3〜5図に示すが如き金属繊維の糸乃
至線条体と有機繊維の糸の編物(12)に従来の如くゴ
ム又はプラスチック(13)を被覆した耐カット性に優
れた可撓性膜(14) (第2図参照)を一層又は二層
以上貼合わしている。第3図は本発明に用いている上記
耐カット性に優れた膜の編物の一例を示す。図に示した
例では、たて、よこ方向に交叉させることなく(交叉さ
せることもある)直線的に有機繊維の糸(10)が配置
され、その有機繊維の糸(10)を金属繊維の糸乃至線
状体(11)がバインドした形になっている。伸びの少
ない金属繊維糸乃至線状体を編物にすることにより有機
繊維の糸の伸びに追従できる。
このため、可撓性膜製可動堰の可撓性膜本体の外層の一
部に少なくとも一層以上設けることにより耐カット性に
すぐれた可撓性膜製可動堰とすることができる。
1だ、既存の可撓性膜製可動堰に上述の有機繊維と金属
繊維の糸乃至線状体を用いた編物をゴム又はプラスチッ
クで被覆した耐カット性にすぐれた可撓性膜を外層の一
部に設けることにより容易に耐カット性にすぐれた可撓
性膜製可動堰とすることもできる。
また包被本体への設置方法としては、本体強度の補強を
目的とするものではないので第6図のように非連続的に
設けることが可能である。第6図中第1図と同一符号は
同一部位である。
又本発明に用いる編物組織として第3図の他に第4.5
図のような組織が考えられる。いずれも有機繊維の糸(
10)は直線的に配置され、伸びの少ない金属繊維の糸
乃至線状体(11)はループ状に編んでいる。第4図は
マリモ編、第5図はブラインドステッチである。なお又
本発明に於いて金属繊維の糸乃至線条体は金属繊維を単
独に用いる代りに有機繊維を併用したものでもよい。即
ち有機繊維の撚糸に金属繊維をからめた糸即ち有機繊維
の芯糸に金属繊維を巻きつけたカバードヤーン、又は金
属繊維と有機繊維を同時に撚糸した合撚糸(交撚糸)、
或いは有機繊維に金属繊維のステープルを混紡したもの
を撚糸した混紡糸等であってもよい。
(作用) 上記に於いては金属繊維が耐カット性に寄与する。
(発明の効果) 以上の様な本発明に於いては下記の様な効果がある。
■有機繊維と金属繊維の糸乃至線状体の編物を可撓性材
料のゴム又はプラスチックで被覆して用いているため金
属繊維の耐カット性が付与される。即ち堰は耐カット性
にすぐれている。
■金属繊維の糸乃至線状体をクリンプの大きい編物とし
可撓性材料のゴム又はプラスチックで被覆するときは伸
縮性があり屈曲性が損われない。
また耐カット性を付与するために金属製補強部材を埋設
する方式でないため可撓性膜製可動堰の本体である可撓
性膜の厚さが大きくならないので屈曲性が損われない。
従って可撓性膜製可動堰の倒伏機能性が損われない。
■可撓性膜製可動堰の可撓性膜本体の外層の一部に少な
くとも1層だけ金属繊維と有機繊維の糸乃至線状体の編
物を可撓性材料のゴム又はプラスチックで被覆した耐カ
ット性にすぐれた可撓性膜を設けることにより耐カット
性が付与されるため既設の可撓性膜製可動堰にも本発明
の耐カット性にすぐれた可撓性膜製可動堰とすることが
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可撓性膜製可動堰の横断面図、第2図
は第1図の耐カット性に優れた可撓性膜の断面図、第5
図は第2図の発明に於ける耐カット性に優れた可撓性膜
の編物の平面図、第4図及び第5図は本発明に於ける耐
カット性に優れた可撓性膜の編物の他の例の断面図、第
6図は本発明の他の例の可撓性膜製可動堰の横断面図、
第7図〜第10図は従来の可撓性膜製可動堰の耐カツト
性向上を狙った包被の可撓性膜の断面図を夫々例示して
いる。 (1)・・・ゴム又はプラスチック、(2)・・・織物
、(7)・・・河川等の床部、(8)・・・空気又は水
、(9)・・・堰体を形成する可撓性膜製包被、(10
)・・・有機繊維からなる糸、 (11)・・・金属繊維からなる糸乃至線状体、(12
)・・・金属繊維の糸乃至線状体と有機繊維の糸の編物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)堰体を形成する可撓性膜製の包被を少くとも河川
    等の床部に河川等流れを横断する方向に取付け、包被内
    部に空気又は水等流体を入れて膨張起立させ、或いは包
    被内部から空気又は水等流体を排出し収縮倒伏させるこ
    とが出来るようにした可動堰に於いて、上記包被の可撓
    性膜は有機繊維の糸を用いて織物、編物等の布とし、こ
    れにゴム又はプラスチツクを被覆したものを一層で又は
    二層以上積層して構成されており、この包被外側の少く
    とも一部に、有機繊維の糸と、金属繊維の糸乃至線状体
    とで編物を形成し、これにゴム又はプラスチツクを被覆
    した可撓性膜を少くとも一層以上設けたことを特徴とす
    る可撓性膜製可動堰。
  2. (2)有機繊維が、ナイロン、ポリエステルの群から選
    ばれる少くとも一つの繊維である特許請求の範囲第(1
    )項記載の可撓性膜製可動堰。
  3. (3)金属繊維が、銅、ステンレスの群から選ばれる少
    くとも一つの繊維である特許請求の範囲第(1)項記載
    の可撓性膜製可動堰。
  4. (4)有機繊維の糸と、金属繊維の糸乃至線状体とで形
    成した編物が、有機繊維の糸をたて、よこ方向に交叉す
    ることなく又は交叉させて直線的に配置し、金属繊維の
    糸乃至線状体でその有機繊維の糸をバインドするようル
    ープ状に編んだ編物である特許請求の範囲第(1)項記
    載の可撓性膜製可動堰。
  5. (5)金属繊維の糸乃至線状体が、有機繊維の撚糸に金
    属繊維の糸乃至線状体をからめたカバードヤーン又は有
    機繊維の糸と金属繊維の糸乃至線状体を同時に撚糸した
    合撚糸或いは有機繊維と無機繊維を混紡したものを撚糸
    した混紡糸の群から選ばれた一つである特許請求の範囲
    第(1)項記載の可撓性膜製可動堰。
JP25949685A 1985-11-19 1985-11-19 可撓性膜製可動堰 Pending JPS62121223A (ja)

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