JPS62119184A - 透光性アルミナ焼結体の透光性向上方法 - Google Patents
透光性アルミナ焼結体の透光性向上方法Info
- Publication number
- JPS62119184A JPS62119184A JP60255782A JP25578285A JPS62119184A JP S62119184 A JPS62119184 A JP S62119184A JP 60255782 A JP60255782 A JP 60255782A JP 25578285 A JP25578285 A JP 25578285A JP S62119184 A JPS62119184 A JP S62119184A
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- JP
- Japan
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- sintered body
- translucency
- alumina sintered
- improvement
- translucent alumina
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- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は透光性アルミナ焼結体の透光性をさらに向上さ
せる方法に―する。
せる方法に―する。
透光性アルミナ焼結体は局渦に耐え、かつ透光性を有す
るため尚圧ナトリつムランプの発光管等に使用されてい
る。
るため尚圧ナトリつムランプの発光管等に使用されてい
る。
一般に透光性アルミナ焼結体は晶純度のアルミナ微粉末
に微社のMgU を添加し、7700〜/9SO”C
の高温で焼成してつくられるが、その透光性は、満足な
ものでなかった。これを屏決すル方法として、Mg(J
とともにLa、(Js、 Y、O3、Zr103を
添加する方法(特公昭46−15304人焼結するアル
ミナ微粉末のダレインサイズを大ぎ(する方法(特公昭
57−37554)、等が提案されている。しかし、こ
れら方法によって得られる焼結体は、透光性はよくなる
が、その機械的強度、熱衝撃性等が低下する欠点があっ
た。
に微社のMgU を添加し、7700〜/9SO”C
の高温で焼成してつくられるが、その透光性は、満足な
ものでなかった。これを屏決すル方法として、Mg(J
とともにLa、(Js、 Y、O3、Zr103を
添加する方法(特公昭46−15304人焼結するアル
ミナ微粉末のダレインサイズを大ぎ(する方法(特公昭
57−37554)、等が提案されている。しかし、こ
れら方法によって得られる焼結体は、透光性はよくなる
が、その機械的強度、熱衝撃性等が低下する欠点があっ
た。
本発明省等はアルミナ焼結体の機械的強度、熱衝撃性を
低下させることなく透光性χ向上させる方法を鋭意研究
した結果、透光性アルミナ焼結体を酸化性雰囲気で熱処
理すること釦よって透光性がよくなることを発見した。
低下させることなく透光性χ向上させる方法を鋭意研究
した結果、透光性アルミナ焼結体を酸化性雰囲気で熱処
理すること釦よって透光性がよくなることを発見した。
本発明は上記の発見に基づいて開発されたもので、機械
的強度等の物性を低下させることな(、透光性を向上さ
せる方法を提供することを目的とする。
的強度等の物性を低下させることな(、透光性を向上さ
せる方法を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するためになされたもので、
その安旨は、透光性アルミナ焼結体を1000〜1lI
so°Cの酸化性雰囲気で処理する透光性アルミナ焼結
体の透光性向上方法にある。
その安旨は、透光性アルミナ焼結体を1000〜1lI
so°Cの酸化性雰囲気で処理する透光性アルミナ焼結
体の透光性向上方法にある。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の方法に用いられる透光性アルミナ焼結体は、一
般周知の方法によってつ(られなものである。すなわち
、高純度アルミナ粉末に少数の高純iMgo 粉末、さ
らに心安に応じ、La、01、Y、0. 、Zr、(J
、等の粉末、有機バインダ、および水を添UIIして混
合し、これを顆粒化して、平均粒径SO〜/SOμ鶏の
噴粒とする。この顆粒を加圧成形し、この成形体を空気
或いは酸素の酸化性雰囲気下で焼成し、含有する有8I
i物を除去する。
般周知の方法によってつ(られなものである。すなわち
、高純度アルミナ粉末に少数の高純iMgo 粉末、さ
らに心安に応じ、La、01、Y、0. 、Zr、(J
、等の粉末、有機バインダ、および水を添UIIして混
合し、これを顆粒化して、平均粒径SO〜/SOμ鶏の
噴粒とする。この顆粒を加圧成形し、この成形体を空気
或いは酸素の酸化性雰囲気下で焼成し、含有する有8I
i物を除去する。
この際、焼成は成形体のふくれを防止するため、/〜1
0“C/韻の逮夏で昇温し、goo〜1000°Cに加
熱する。この有@吻を除去した成形体を真空下、770
0〜7950°Cで数時間焼成して、透光性アルミナ焼
結体が得られる。
0“C/韻の逮夏で昇温し、goo〜1000°Cに加
熱する。この有@吻を除去した成形体を真空下、770
0〜7950°Cで数時間焼成して、透光性アルミナ焼
結体が得られる。
このようにして得られt従来の透光性アルミナ焼結体を
酸化性雰囲気下、7000〜71710°Cの温度に数
時間加熱保持することにより、例外な(透光性の向上が
認められ、さらに、その際雰囲気に水蒸気を流すことに
よって透光性向上の効果が助長される。また、上記後処
理によって、焼結体の機械的強度等が低下しないことが
確認された。
酸化性雰囲気下、7000〜71710°Cの温度に数
時間加熱保持することにより、例外な(透光性の向上が
認められ、さらに、その際雰囲気に水蒸気を流すことに
よって透光性向上の効果が助長される。また、上記後処
理によって、焼結体の機械的強度等が低下しないことが
確認された。
このように、従来の透光性アルミナ焼結体に後処理を施
すことにより、その6光性を向上させることが出来る。
すことにより、その6光性を向上させることが出来る。
透光性が向上する埋白は、焼結体中の酸素欠陥が少なく
なる、或は、Fe等の不純物の価数が低い状mA(Fe
、FeO等)から高い状B(Fe、O,)になる為と考
えられる。
なる、或は、Fe等の不純物の価数が低い状mA(Fe
、FeO等)から高い状B(Fe、O,)になる為と考
えられる。
次に実施例、比較例を示して本発明の詳細な説明する。
〔実施例1〕
純度: 99.99%、比表面1jI:10d/9の高
純度アルミナ粉末に、純度: 95’、 99%、比表
面積:コ0ゼ/シのMgO粉末をaO左wt%、バイン
ダーとじてホ゛リビニールアルコールヲ2 wt%およ
び電気抵抗率:10MΩC?lの純水をDOえ、硬質ナ
イロン製ボールのボールミルで2を時間混合した。この
混合スラリーを一流体ノズル方式の噴雰乾燥機で顆粒化
し、平均粒径が60μ票の顆粒とした。この顆粒を湿式
ラバープレスでゴム型ヲ用い、成形圧力、2 t /
c−で、内径:L75鴎、外型://、qI!1111
長さニア33關のパイプに成形した。この成形体を空気
雰囲気下、/’C7順の昇温速度で10θθ゛Cまで焼
成し含有する有機物を除去した。次いで、この有機物を
除去した成形体を/ 0−’ Torrの真空下/ざ5
0゛Cに5時間保持して焼成し、透光性アルミナ焼結体
のパイプを得度。
純度アルミナ粉末に、純度: 95’、 99%、比表
面積:コ0ゼ/シのMgO粉末をaO左wt%、バイン
ダーとじてホ゛リビニールアルコールヲ2 wt%およ
び電気抵抗率:10MΩC?lの純水をDOえ、硬質ナ
イロン製ボールのボールミルで2を時間混合した。この
混合スラリーを一流体ノズル方式の噴雰乾燥機で顆粒化
し、平均粒径が60μ票の顆粒とした。この顆粒を湿式
ラバープレスでゴム型ヲ用い、成形圧力、2 t /
c−で、内径:L75鴎、外型://、qI!1111
長さニア33關のパイプに成形した。この成形体を空気
雰囲気下、/’C7順の昇温速度で10θθ゛Cまで焼
成し含有する有機物を除去した。次いで、この有機物を
除去した成形体を/ 0−’ Torrの真空下/ざ5
0゛Cに5時間保持して焼成し、透光性アルミナ焼結体
のパイプを得度。
この焼結体パイプの拡散透過率はタグ%であった。
次いで上記焼結体パイプに、空気雰囲気下、7200°
Cでグ時間保持する後処理を施し之。この後処理したパ
イプの拡散透過率は96%に向上した。
Cでグ時間保持する後処理を施し之。この後処理したパ
イプの拡散透過率は96%に向上した。
また、両省の機械的強度(圧環強度)は約30に9/−
1熱衝撃は、200°Cで差は認められなかつた。
1熱衝撃は、200°Cで差は認められなかつた。
なお、上記拡散透過率の測定は次のようにして行なう。
すなわち、パイプ内側の中心位置に標準白熱燈を点燈し
、パイプを通つ之光を周囲の積分球で受けて光量を測定
し、これをIとし、また、パイプを配置せず、白熱燈の
光を直接積分球に受げてその光量を10 とすると、
拡散透過率は、次の式で示される。
、パイプを通つ之光を周囲の積分球で受けて光量を測定
し、これをIとし、また、パイプを配置せず、白熱燈の
光を直接積分球に受げてその光量を10 とすると、
拡散透過率は、次の式で示される。
■
拡散透過率=−×10θ じ)
O
また機械的極度は圧環強度法で測定した。圧環強度は、
圧縮試験と同じ操作で測定する。すなわち、圧填試験片
を試験機の王権治具の間におぎ、上下から円周を110
圧して破壊させ、その時の荷重値から次式により求める
。
圧縮試験と同じ操作で測定する。すなわち、圧填試験片
を試験機の王権治具の間におぎ、上下から円周を110
圧して破壊させ、その時の荷重値から次式により求める
。
、 但し、σr:圧環強K (kg/md)
P :破壊時の最大荷重値(〜) D :試験片の外径 (悶) d :試験片の内厚 (騙) ノ :試験片の長さ (轟露) また、衝撃試験は、長さがJcmの円環を10乍、所定
の温度に保持し、0°Cの水に投入し、クラックの発生
割合が30%になった場合の、上記保持温度で表わす。
P :破壊時の最大荷重値(〜) D :試験片の外径 (悶) d :試験片の内厚 (騙) ノ :試験片の長さ (轟露) また、衝撃試験は、長さがJcmの円環を10乍、所定
の温度に保持し、0°Cの水に投入し、クラックの発生
割合が30%になった場合の、上記保持温度で表わす。
〔実施例2〜8−1比較例1〜4〕
実施例1と同じ拡散透過率:94%の透光性アルミナ焼
結体に、種々な条件で後処理を施し、その拡散透過率を
測定した。結果を第1表に示す。
結体に、種々な条件で後処理を施し、その拡散透過率を
測定した。結果を第1表に示す。
(以下余白〕
表より明かなように、酸化性雰囲気下またはこれにさら
に水蒸気を流した雰囲気下で、1000〜1qoo″C
に加熱する後処理を施したものは、いずれも拡散透過率
が向上することがわかる。しかし拡散透過率は、1oo
o”c以下ではあまり向上せず、/300°C以上では
焼結体が黄色化して向上しないか、逆に低下する。
に水蒸気を流した雰囲気下で、1000〜1qoo″C
に加熱する後処理を施したものは、いずれも拡散透過率
が向上することがわかる。しかし拡散透過率は、1oo
o”c以下ではあまり向上せず、/300°C以上では
焼結体が黄色化して向上しないか、逆に低下する。
まな、後処理の前後(おける焼結体の圧環強度はほぼ同
じで、また熱衝撃試験は、いずれも200”Cで差は認
められなかった。
じで、また熱衝撃試験は、いずれも200”Cで差は認
められなかった。
〔実施例9〜12〕
拡散透過率の異なる透光性アルミナ焼結体のパイプに、
金気+H40: / 00 CC/ hrの雰囲気下で
、/コ00°CK弘時間保持する後処理を施し、後処理
の前後における拡散透過率を比較した。結果を第2表に
示す。
金気+H40: / 00 CC/ hrの雰囲気下で
、/コ00°CK弘時間保持する後処理を施し、後処理
の前後における拡散透過率を比較した。結果を第2表に
示す。
第2表
後処理を施す前に拡散透過率の低い焼結体は、後処理に
よって著しく透光性が向上し、製品のノ(ラツキが少な
くなる。
よって著しく透光性が向上し、製品のノ(ラツキが少な
くなる。
以上述べたように本発明の方法は、透光性アルミナ焼結
体の機械的強度、熱衝撃性等を低下させることなく、透
光性を向上させるので、高圧蒸気放電灯の発光管として
優れたものが得られ、さらに透光性の低い焼結体はど、
その向上が著しいので、製品のバラツキを少な(するこ
とが出来ろ等、多(の長所を有する。
体の機械的強度、熱衝撃性等を低下させることなく、透
光性を向上させるので、高圧蒸気放電灯の発光管として
優れたものが得られ、さらに透光性の低い焼結体はど、
その向上が著しいので、製品のバラツキを少な(するこ
とが出来ろ等、多(の長所を有する。
Claims (2)
- (1)透光性アルミナ焼結体を1000〜1450℃の
酸化性雰囲気中で処理することを特徴とする透光性アル
ミナ焼結体の透光性向上方法。 - (2)酸化性雰囲気中にさらに水蒸気を流す特許請求の
範囲第1項記載の透光性アルミナ焼結体の透光性向上方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255782A JPS62119184A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 透光性アルミナ焼結体の透光性向上方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255782A JPS62119184A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 透光性アルミナ焼結体の透光性向上方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62119184A true JPS62119184A (ja) | 1987-05-30 |
Family
ID=17283553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60255782A Pending JPS62119184A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 透光性アルミナ焼結体の透光性向上方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62119184A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006527162A (ja) * | 2003-06-13 | 2006-11-30 | ジョー−ワン ハン、 | セラミックス接合方法:反応拡散接合 |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP60255782A patent/JPS62119184A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006527162A (ja) * | 2003-06-13 | 2006-11-30 | ジョー−ワン ハン、 | セラミックス接合方法:反応拡散接合 |
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