JPS62118864A - 練り製品の製造装置 - Google Patents
練り製品の製造装置Info
- Publication number
- JPS62118864A JPS62118864A JP60258202A JP25820285A JPS62118864A JP S62118864 A JPS62118864 A JP S62118864A JP 60258202 A JP60258202 A JP 60258202A JP 25820285 A JP25820285 A JP 25820285A JP S62118864 A JPS62118864 A JP S62118864A
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- JP
- Japan
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- heating
- heating chamber
- conveyor
- steam
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、主として、かに定態の蒲鉾を連続的に製造
するための、練り製品の製造装置に関する。
するための、練り製品の製造装置に関する。
従来技術
魚肉すり身を帯状に成型して加熱処理した後、これを繊
維状に載断し、棒状にまとめたものの表面に着色すると
ともに、香料を添加して、かに定態に仕上げた蒲鉾が広
く知られている。
維状に載断し、棒状にまとめたものの表面に着色すると
ともに、香料を添加して、かに定態に仕上げた蒲鉾が広
く知られている。
かかるかに定態蒲鉾を連続的に製造するには、魚肉すり
身を帯状の蒲鉾に加工処理するための装置が必要である
が、従来、この種の装置として知られているものは、水
平に走行するベルトコンベア上に、帯状に、肉糊(魚肉
すり身に適量の食塩を加えてすり潰し、粘稠な糊状にし
たものをいう、以下同じ)を押し出し、このベルトコン
ベアを加熱室内部に走行通過させながら、肉糊のゲル化
処理を行なうものである(たとえば、特開昭57−20
2271号公報、特開昭58−101665号公報〉。
身を帯状の蒲鉾に加工処理するための装置が必要である
が、従来、この種の装置として知られているものは、水
平に走行するベルトコンベア上に、帯状に、肉糊(魚肉
すり身に適量の食塩を加えてすり潰し、粘稠な糊状にし
たものをいう、以下同じ)を押し出し、このベルトコン
ベアを加熱室内部に走行通過させながら、肉糊のゲル化
処理を行なうものである(たとえば、特開昭57−20
2271号公報、特開昭58−101665号公報〉。
而して、肉糊をゲル化せしめるに当っては、魚肉に含ま
れる筋原繊維たんばく質の主成分であるアクトミオシン
の熱凝固温度に相当する約50℃以下の低温域で予熱し
て、まず、「すわり」を付与した俊、60’Cを中心と
する50〜70℃の温度域(いわゆる、戻り温度域)を
速やかに通過せしめて、約90℃の最終温度で再加熱す
ることによって、強固なゲル組織が得られ、いわゆる足
の強い練り製品を作ることができることは、二段加熱方
式として、よく知られている所である。
れる筋原繊維たんばく質の主成分であるアクトミオシン
の熱凝固温度に相当する約50℃以下の低温域で予熱し
て、まず、「すわり」を付与した俊、60’Cを中心と
する50〜70℃の温度域(いわゆる、戻り温度域)を
速やかに通過せしめて、約90℃の最終温度で再加熱す
ることによって、強固なゲル組織が得られ、いわゆる足
の強い練り製品を作ることができることは、二段加熱方
式として、よく知られている所である。
そこで、前記の如き水平走行形ベルトコンベアを使用し
た従来の装置によって、この二段加熱方式を実施しよう
とするときは、充分なすわりを付与するために低温域に
長時間保持する必要性から、装置の全長が極めて長くな
ること、再加熱工程を水平に後続させれば、ざらに全長
を延長せざるを得ないので、これを予熱工程部分と積層
せしめるとしても、やはり、全体として極めて大型なも
のとなることの弊が避けられなかった。
た従来の装置によって、この二段加熱方式を実施しよう
とするときは、充分なすわりを付与するために低温域に
長時間保持する必要性から、装置の全長が極めて長くな
ること、再加熱工程を水平に後続させれば、ざらに全長
を延長せざるを得ないので、これを予熱工程部分と積層
せしめるとしても、やはり、全体として極めて大型なも
のとなることの弊が避けられなかった。
発明の目的
−そこでこの発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑
み、魚肉すり身は、食塩を加えて混練して肉糊としたと
きは、それ自体、極めて粘稠性があるから、ベルトコン
ベアを垂直に走行させても、肉糊がベルトコンベアから
剥落するおそれがないことに着目して、縦長の加熱室内
部においてベルトコンベアを逆T字形に走行せしめると
ともに、その上向行程で予熱を行ない、その下向行程で
再加熱を行なうことによって、二段加熱方式を実施する
にも拘らず極めてコンパクトに形成することができる、
新規の練り製品の製造装置を提供することにある。
み、魚肉すり身は、食塩を加えて混練して肉糊としたと
きは、それ自体、極めて粘稠性があるから、ベルトコン
ベアを垂直に走行させても、肉糊がベルトコンベアから
剥落するおそれがないことに着目して、縦長の加熱室内
部においてベルトコンベアを逆T字形に走行せしめると
ともに、その上向行程で予熱を行ない、その下向行程で
再加熱を行なうことによって、二段加熱方式を実施する
にも拘らず極めてコンパクトに形成することができる、
新規の練り製品の製造装置を提供することにある。
発明の構成
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、縦長の
加熱室内部に、上下方向に折り返し走行するとともに下
方に水平走行部分を有して、結局、逆T字形に走行する
ベルトコンベアを設けるとともに、その上向行程におい
ては、スチーム加熱によって肉糊にすわりを付与する一
方、その下向行程においては、マイクロ波加熱とスチー
ム加熱とを併用して戻り温度域を速やかに通過せしめた
上、再加熱することによって、ベルトコンベアを上下方
向に走行させながら加熱処理を行なうので、装置の全長
を著るしく短縮できる様にしたことをその要旨とする。
加熱室内部に、上下方向に折り返し走行するとともに下
方に水平走行部分を有して、結局、逆T字形に走行する
ベルトコンベアを設けるとともに、その上向行程におい
ては、スチーム加熱によって肉糊にすわりを付与する一
方、その下向行程においては、マイクロ波加熱とスチー
ム加熱とを併用して戻り温度域を速やかに通過せしめた
上、再加熱することによって、ベルトコンベアを上下方
向に走行させながら加熱処理を行なうので、装置の全長
を著るしく短縮できる様にしたことをその要旨とする。
実施例
以下、図面を以って実施例を説明する。
練り製品の加熱装置は、縦長の加熱室10と、その内部
において逆T字形に走行するベルトコンベア30とから
なる(第1図)。
において逆T字形に走行するベルトコンベア30とから
なる(第1図)。
加熱室10は、前壁板11aと、後壁板11bと、天井
板11Gと、底板11dと、図示しない両側壁板とで四
周を囲まれてなる直方体形の空室であって、前壁板11
aには、撹拌用ファン12と、スチームノズル13a、
13aとが取り付けられている一方、後壁板11bには
、撹拌用ファン12と、マイクロ波導波管14.14と
温度計15と、スチームノズル13a、13aとが取り
付けられ、ざらに、天井板11Gには、ダンパ16a付
き開口16が、また、傾斜した底板11dには、ドレン
俵き17が、それぞれ、設けられている。
板11Gと、底板11dと、図示しない両側壁板とで四
周を囲まれてなる直方体形の空室であって、前壁板11
aには、撹拌用ファン12と、スチームノズル13a、
13aとが取り付けられている一方、後壁板11bには
、撹拌用ファン12と、マイクロ波導波管14.14と
温度計15と、スチームノズル13a、13aとが取り
付けられ、ざらに、天井板11Gには、ダンパ16a付
き開口16が、また、傾斜した底板11dには、ドレン
俵き17が、それぞれ、設けられている。
スチームノズル13a、13a・・・は、制御弁13b
を介して、図示しない蒸気発生装置に接続されている一
方、マイクロ波導波管14.14は、図示しないマイク
ロ波発生装置と連結され、且つ、その端部が後壁板11
bを貫通して、加熱室10の内部に、ベルトコンベア3
0に対向して開口している。
を介して、図示しない蒸気発生装置に接続されている一
方、マイクロ波導波管14.14は、図示しないマイク
ロ波発生装置と連結され、且つ、その端部が後壁板11
bを貫通して、加熱室10の内部に、ベルトコンベア3
0に対向して開口している。
ベルトコンベア30は、加熱室10の上方内部に設けた
ローラ32と、加熱室10の下方内部に設けたガイドロ
ーラ33.33と、加熱室10の前方および後方の下方
外部に設けたローラ34.35との間に張設した、1枚
の無端ベルト31で形成され、減速モータ36によりチ
ェーン36aを介してローラ35を駆動することによっ
て、全体が逆T字形の走行経路を以って、一方向に走行
している。すなわち、前方のローラ34と一方のガイド
ローラ33との間の水平走行部分は、前壁板11aに設
けた貫通孔11e、11eを通って、また、他方のカイ
トローラ33と後方のローラ35との間の水平走行部分
は、後壁板11bに設けた貫通孔11f、11fを通っ
て、それぞれ、加熱室10の前方および後方に露出して
いる一方、ガイドローラ33.33とローラ32との間
は、ローラ32で折り返された矢印への方向に走行する
上向行程部分と矢印Bの方向に走行する下向行程部分と
からなって、その全体が加熱室10内に収納されている
。ここで、ガイドローラ33は、ベルト31の両側端部
を抑える2個の回転自在の小径ローラ33a、33aか
らなっており(第2図)、それぞれ、軸33b、33b
を以って軸支されている。
ローラ32と、加熱室10の下方内部に設けたガイドロ
ーラ33.33と、加熱室10の前方および後方の下方
外部に設けたローラ34.35との間に張設した、1枚
の無端ベルト31で形成され、減速モータ36によりチ
ェーン36aを介してローラ35を駆動することによっ
て、全体が逆T字形の走行経路を以って、一方向に走行
している。すなわち、前方のローラ34と一方のガイド
ローラ33との間の水平走行部分は、前壁板11aに設
けた貫通孔11e、11eを通って、また、他方のカイ
トローラ33と後方のローラ35との間の水平走行部分
は、後壁板11bに設けた貫通孔11f、11fを通っ
て、それぞれ、加熱室10の前方および後方に露出して
いる一方、ガイドローラ33.33とローラ32との間
は、ローラ32で折り返された矢印への方向に走行する
上向行程部分と矢印Bの方向に走行する下向行程部分と
からなって、その全体が加熱室10内に収納されている
。ここで、ガイドローラ33は、ベルト31の両側端部
を抑える2個の回転自在の小径ローラ33a、33aか
らなっており(第2図)、それぞれ、軸33b、33b
を以って軸支されている。
ベルトコンベア30の、前方のローラ34側の水平走行
部分の上方には、ノズル41が配設されていて(第1図
)、ホッパ42に貯えられた肉糊Pは、ポンプ42a、
ホース42bを介して、ノズル41から帯状に押し出さ
れて、ベルト31上に載置される(第2図)。ただし、
ベルト31上に押し出される帯状の肉糊Pの幅は、前記
のガイドローラ33を形成する2個の小径ローラ33a
、33aの離間間隔より狭くなるように、ノズル41の
幅寸法を定めであるものとする。
部分の上方には、ノズル41が配設されていて(第1図
)、ホッパ42に貯えられた肉糊Pは、ポンプ42a、
ホース42bを介して、ノズル41から帯状に押し出さ
れて、ベルト31上に載置される(第2図)。ただし、
ベルト31上に押し出される帯状の肉糊Pの幅は、前記
のガイドローラ33を形成する2個の小径ローラ33a
、33aの離間間隔より狭くなるように、ノズル41の
幅寸法を定めであるものとする。
ホッパ42に貯えられている肉糊Pは、魚肉のすり身に
通信の食塩と、その他の必要な添加物とを混合して充分
に混練したものであるから、糊稠な糊状であり、ノズル
41から厚さ数Mの帯状に押し出してベルト31上に載
置すると、ベルト31の表面をぬらしながらその上に伸
展して粘着する。したがって、ベルト31が、ガイドロ
ーラ33で垂直方向に折り曲げられて上面行程に向って
も、肉糊Pがベルト31から剥落することはない。
通信の食塩と、その他の必要な添加物とを混合して充分
に混練したものであるから、糊稠な糊状であり、ノズル
41から厚さ数Mの帯状に押し出してベルト31上に載
置すると、ベルト31の表面をぬらしながらその上に伸
展して粘着する。したがって、ベルト31が、ガイドロ
ーラ33で垂直方向に折り曲げられて上面行程に向って
も、肉糊Pがベルト31から剥落することはない。
肉糊Pは、ベルトコンベア30によって上面行程を搬送
される間に、前壁板11aに取り付けられたスチームノ
ズル13a、13aから噴出するスチームによって、約
50’Cまで予熱され、すわりを付与される(第3図の
曲線(a)のへ点ないし8点)。
される間に、前壁板11aに取り付けられたスチームノ
ズル13a、13aから噴出するスチームによって、約
50’Cまで予熱され、すわりを付与される(第3図の
曲線(a)のへ点ないし8点)。
つづいて、ベルトコンベア30は、ローラ32によって
折り返されて下向行程に入るが、このとき、肉糊Pは、
ゲル化が不充分でおるため、なお、粘着性を保有してお
り、ベルト31から剥離することはない。後壁板11b
には、スチームノズル13a、13aの他に、マイクロ
波導波管14.14が取り付けであるので、肉糊Pは、
導波管14.14から放射されるマイクロ波によって急
激に内部加熱され、約50〜70’Cの戻り温度域を速
やかに通過しく同B点ないし0点)、以後、スチームに
よって、最終温度たる約90’Cに再加熱されて(同C
点ないしD点)、後壁板11bの下方の貫通孔11fか
ら搬出されて来る。搬出される肉糊Pは、完全にゲル化
が完了しており、充分足の強い帯状の蒲鉾となっていて
、主として、付着水分によってベルト31の表面に密着
しているのて、肉糊Pとベルト31との間に、エアノズ
ル37からのエアを吹き付けて付着水分を除去すること
によって、簡単にベル1〜31から引き剥がし、たとえ
ば、次工程コンベア3Bに移送することができる(第1
図)。
折り返されて下向行程に入るが、このとき、肉糊Pは、
ゲル化が不充分でおるため、なお、粘着性を保有してお
り、ベルト31から剥離することはない。後壁板11b
には、スチームノズル13a、13aの他に、マイクロ
波導波管14.14が取り付けであるので、肉糊Pは、
導波管14.14から放射されるマイクロ波によって急
激に内部加熱され、約50〜70’Cの戻り温度域を速
やかに通過しく同B点ないし0点)、以後、スチームに
よって、最終温度たる約90’Cに再加熱されて(同C
点ないしD点)、後壁板11bの下方の貫通孔11fか
ら搬出されて来る。搬出される肉糊Pは、完全にゲル化
が完了しており、充分足の強い帯状の蒲鉾となっていて
、主として、付着水分によってベルト31の表面に密着
しているのて、肉糊Pとベルト31との間に、エアノズ
ル37からのエアを吹き付けて付着水分を除去すること
によって、簡単にベル1〜31から引き剥がし、たとえ
ば、次工程コンベア3Bに移送することができる(第1
図)。
いま、下向行程でマイクロ波加熱を併用しないときの肉
糊Pの温度上昇は、第3図の曲線(b)の如くなる。す
なわち、マイクロ波加熱を併用したときの、戻り温度域
△tを通過するに要する時間△Taは、併用しないとき
の時間△Tbに対して、Δla<<△Tbとすることが
できるので、戻り温度域Δtにおける肉糊Pのゲル構造
の崩壊作用を極少に抑えることができ、したがって、足
の強い蒲鉾を得ることができる。
糊Pの温度上昇は、第3図の曲線(b)の如くなる。す
なわち、マイクロ波加熱を併用したときの、戻り温度域
△tを通過するに要する時間△Taは、併用しないとき
の時間△Tbに対して、Δla<<△Tbとすることが
できるので、戻り温度域Δtにおける肉糊Pのゲル構造
の崩壊作用を極少に抑えることができ、したがって、足
の強い蒲鉾を得ることができる。
なお、ベルトコンベア30を構成するベルト31の材質
は、マイクロ波加熱の効率を高めるため、マイクロ波透
過性の優れたポリテトラフロロエチレン樹脂(商品名テ
フロン)材を使用することが好ましい。
は、マイクロ波加熱の効率を高めるため、マイクロ波透
過性の優れたポリテトラフロロエチレン樹脂(商品名テ
フロン)材を使用することが好ましい。
加熱室10に設けた撹拌用ファン12.12は、導波管
14.14から放射されるマイクロ波の進行方向をラン
ダム化するから、肉糊Pへの熱の通りをよくする一方、
ダンパ16aは、加熱室10の内部温度の過昇を抑制す
る。また、温度計15の出力によって、制御弁13bの
開度調節を行なってもよい。
14.14から放射されるマイクロ波の進行方向をラン
ダム化するから、肉糊Pへの熱の通りをよくする一方、
ダンパ16aは、加熱室10の内部温度の過昇を抑制す
る。また、温度計15の出力によって、制御弁13bの
開度調節を行なってもよい。
発明の効果
以上述べたように、この発明によれば、縦長の加熱室の
内部に、逆T字形に走行するベルトコンベアを設け、そ
のベルトコンベアによって搬送される帯状の肉糊に対し
て、上面行程において、スチーム加熱によってすわりを
付与するとともに、下向行程において、マイクロ波加熱
とスチーム加熱とを併用して戻り温度域を速やかに通過
せしめた上、最終温度まで再加熱することによって、一
定の加熱時間をとるために長くしなければならないベル
トコンベアの走行経路を垂直方向に折り返したものとす
ることができるので、二段加熱方式を実施するにも拘ら
ず装置の設置面積が僅少で済み、したがって、全体を極
めてコンパクトに形成することができるという優れた効
果がある。
内部に、逆T字形に走行するベルトコンベアを設け、そ
のベルトコンベアによって搬送される帯状の肉糊に対し
て、上面行程において、スチーム加熱によってすわりを
付与するとともに、下向行程において、マイクロ波加熱
とスチーム加熱とを併用して戻り温度域を速やかに通過
せしめた上、最終温度まで再加熱することによって、一
定の加熱時間をとるために長くしなければならないベル
トコンベアの走行経路を垂直方向に折り返したものとす
ることができるので、二段加熱方式を実施するにも拘ら
ず装置の設置面積が僅少で済み、したがって、全体を極
めてコンパクトに形成することができるという優れた効
果がある。
加えて、ベルトコンベアの上向行程においてスチーム加
熱を行なうので、すわりを付与する時間を長くとること
ができる一方、下向行程においてマイクロ波加熱を併用
することによって戻り温度域を速やかに通過させた後、
再加熱ができるので、足の強い良好な品質の製品を、容
易に連続生産することができるという効果もある。
熱を行なうので、すわりを付与する時間を長くとること
ができる一方、下向行程においてマイクロ波加熱を併用
することによって戻り温度域を速やかに通過させた後、
再加熱ができるので、足の強い良好な品質の製品を、容
易に連続生産することができるという効果もある。
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は全体縦断
面説明図、第2図は要部斜視図、第3図は加熱特性曲線
図でおる。 P・・・肉糊 10・・・加熱室 11a・・・前壁板 11b・・・後壁板 12・・・撹拌用ファン 13a・・・スチームノズル 14・・・マイクロ波導波管 30・・・ベルトコンベア
面説明図、第2図は要部斜視図、第3図は加熱特性曲線
図でおる。 P・・・肉糊 10・・・加熱室 11a・・・前壁板 11b・・・後壁板 12・・・撹拌用ファン 13a・・・スチームノズル 14・・・マイクロ波導波管 30・・・ベルトコンベア
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)縦長の加熱室と、該加熱室の内部で逆T字形に走行
し、しかも、下方の水平走行部分の両端が前記加熱室の
前方および後方に露出しているベルトコンベアとを備え
るとともに、該ベルトコンベアの上向行程部分に対向す
る前記加熱室の前壁板にスチームノズルを取り付ける一
方、前記ベルトコンベアの下向行程部分に対向する後壁
板にマイクロ波導波管とスチームノズルとを取り付けて
なり、前記ベルトコンベアによって搬送される帯状の肉
糊は、上向行程において、スチーム加熱によってすわり
を付与されるとともに、下向行程において、マイクロ波
加熱とスチーム加熱との併用によって、速やかに戻り温
度域を通過して最終温度まで再加熱される如くしたこと
を特徴とする練り製品の製造装置。 2)前記加熱室は、撹拌用ファンを備えることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の練り製品の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60258202A JPS62118864A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 練り製品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60258202A JPS62118864A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 練り製品の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118864A true JPS62118864A (ja) | 1987-05-30 |
JPH046337B2 JPH046337B2 (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=17316923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60258202A Granted JPS62118864A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 練り製品の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62118864A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0253463A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-22 | Matsumotoharuko Shoten:Kk | 練り製品の薄皮焼き機 |
JPH0416169A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-21 | Houdenshiya:Kk | マイクロ波加熱と遠赤外線加熱の応用による蒲鉾製造方法 |
JPH08322518A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-10 | Yanagiya:Kk | 帯状練り製品原料の加熱方法 |
EP1163855A1 (fr) * | 2000-06-16 | 2001-12-19 | Neptune S.A. | Cuisson combinée en continu microondes vapeur |
-
1985
- 1985-11-18 JP JP60258202A patent/JPS62118864A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0253463A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-22 | Matsumotoharuko Shoten:Kk | 練り製品の薄皮焼き機 |
JPH0416169A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-21 | Houdenshiya:Kk | マイクロ波加熱と遠赤外線加熱の応用による蒲鉾製造方法 |
JPH08322518A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-10 | Yanagiya:Kk | 帯状練り製品原料の加熱方法 |
EP1163855A1 (fr) * | 2000-06-16 | 2001-12-19 | Neptune S.A. | Cuisson combinée en continu microondes vapeur |
FR2810202A1 (fr) * | 2000-06-16 | 2001-12-21 | Neptune Sa | Cuisson combinee en continu microondes vapeur |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH046337B2 (ja) | 1992-02-05 |
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