JPS6211822Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211822Y2 JPS6211822Y2 JP1981117035U JP11703581U JPS6211822Y2 JP S6211822 Y2 JPS6211822 Y2 JP S6211822Y2 JP 1981117035 U JP1981117035 U JP 1981117035U JP 11703581 U JP11703581 U JP 11703581U JP S6211822 Y2 JPS6211822 Y2 JP S6211822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- lining material
- lining
- fixture
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 48
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 15
- 239000003721 gunpowder Substances 0.000 description 10
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 239000004699 Ultra-high molecular weight polyethylene Substances 0.000 description 1
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- 229920000785 ultra high molecular weight polyethylene Polymers 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はポツパー等の壁面に合成樹脂板等のラ
イニング材を取付ける際の固定構造に関するもの
である。
イニング材を取付ける際の固定構造に関するもの
である。
従来、合成樹脂板等のライニング材を金属壁或
はコンクリート壁にライニングするには、鋲打ち
或はアンカーボルト等により固定していたが、座
金を用いずに直接ピンやボルト等の固定具の頭部
でライニング材を押えていた。また鋲打機による
鋲打ちの場合には、ピンを打ちこむための火薬の
量により打ちこむ深さが種々異なるが、この火薬
の入つている管体は現在4〜5種類しかなく、ラ
イニング材の厚味や金属壁の厚味により細かく使
い分けることができず、ましてや金属壁の厚味変
動や金属壁の摩耗や腐蝕等による状態の変化に対
応した使い分けをすることは出来ず、火薬の量が
適切な場合は第1図のようにライニング材表面に
ピン頭部が突出した状態で打ちこまれるが、多す
ぎると第2図イに示すようにライニング材を貫通
してしまい、少なすぎると第2図ロに示すように
金属壁に打ちこまれず、ライニング材を固定でき
ないという欠点を有していた。更に、火薬の量が
適切で第1図のように打ちこまれたとしても、ラ
イニング材を押えているピン頭部が小さく、時間
が経過すると、ライニング材の伸縮や金属壁の振
動や粉体のライニング材裏側へのまわり込み等に
よりライニング材がピン頭部より抜けてライニン
グ材を固定出来ないという欠点もあつた。またコ
ンクリート壁に固定する場合も、第2図ハに示す
ように、ライニング材にアンカーと同径の孔を穿
孔するので、ボルト頭部のライニング材を押えて
いる部分が少なくなり、ピンの場合と同様にライ
ニング材がボルト頭部より抜けてライニング材を
固定出来ないという欠点があつた。
はコンクリート壁にライニングするには、鋲打ち
或はアンカーボルト等により固定していたが、座
金を用いずに直接ピンやボルト等の固定具の頭部
でライニング材を押えていた。また鋲打機による
鋲打ちの場合には、ピンを打ちこむための火薬の
量により打ちこむ深さが種々異なるが、この火薬
の入つている管体は現在4〜5種類しかなく、ラ
イニング材の厚味や金属壁の厚味により細かく使
い分けることができず、ましてや金属壁の厚味変
動や金属壁の摩耗や腐蝕等による状態の変化に対
応した使い分けをすることは出来ず、火薬の量が
適切な場合は第1図のようにライニング材表面に
ピン頭部が突出した状態で打ちこまれるが、多す
ぎると第2図イに示すようにライニング材を貫通
してしまい、少なすぎると第2図ロに示すように
金属壁に打ちこまれず、ライニング材を固定でき
ないという欠点を有していた。更に、火薬の量が
適切で第1図のように打ちこまれたとしても、ラ
イニング材を押えているピン頭部が小さく、時間
が経過すると、ライニング材の伸縮や金属壁の振
動や粉体のライニング材裏側へのまわり込み等に
よりライニング材がピン頭部より抜けてライニン
グ材を固定出来ないという欠点もあつた。またコ
ンクリート壁に固定する場合も、第2図ハに示す
ように、ライニング材にアンカーと同径の孔を穿
孔するので、ボルト頭部のライニング材を押えて
いる部分が少なくなり、ピンの場合と同様にライ
ニング材がボルト頭部より抜けてライニング材を
固定出来ないという欠点があつた。
本考案は上述の欠点に鑑みてなされたものであ
つて、以下図面に基ずいて詳述する。1は座金で
あつて円形状をなした金属板よりなつており、該
座金1と同心円状に固定具4の頭部5が嵌合する
凹部2を中央部に設けてある。また該凹部2の中
央には固定具4の挿入部6の径よりやや大きい孔
3を開孔してある。なお、座金1の材質は金属に
限らず、ライニング材より堅い材質であれば限定
されず、合成樹脂であつてもよい。
つて、以下図面に基ずいて詳述する。1は座金で
あつて円形状をなした金属板よりなつており、該
座金1と同心円状に固定具4の頭部5が嵌合する
凹部2を中央部に設けてある。また該凹部2の中
央には固定具4の挿入部6の径よりやや大きい孔
3を開孔してある。なお、座金1の材質は金属に
限らず、ライニング材より堅い材質であれば限定
されず、合成樹脂であつてもよい。
このような座金1を用いてライニング材、例え
ば超高分子量ポリエチレンの如き滑り特性や機械
的強度の優れたライニング材7を鋲打機によりラ
イニング壁面、すなわち金属壁8に固定するに
は、まずライニング材7表面に座金1と同形の切
り欠き部9を削除し、しかる後に切り欠き部9に
座金1をはめこんで、座金1の孔3より固定具4
の1種であるピン41を鋲打機により打ちこみ、
ピン41の先端を金属壁8に固定することにより
ライニング材7をライニング壁面に固定する。こ
の場合、火薬の量は座金1を使用せずにピン41
を打ちこんだ時にピン頭部51がわずかにライニ
ング材7に入りにむ程度のものが最適であるが、
これより火薬量の多いものを使用しても座金1に
よりピン41の挿入が防止され、確実にライニン
グ材7を固定できるものである。
ば超高分子量ポリエチレンの如き滑り特性や機械
的強度の優れたライニング材7を鋲打機によりラ
イニング壁面、すなわち金属壁8に固定するに
は、まずライニング材7表面に座金1と同形の切
り欠き部9を削除し、しかる後に切り欠き部9に
座金1をはめこんで、座金1の孔3より固定具4
の1種であるピン41を鋲打機により打ちこみ、
ピン41の先端を金属壁8に固定することにより
ライニング材7をライニング壁面に固定する。こ
の場合、火薬の量は座金1を使用せずにピン41
を打ちこんだ時にピン頭部51がわずかにライニ
ング材7に入りにむ程度のものが最適であるが、
これより火薬量の多いものを使用しても座金1に
よりピン41の挿入が防止され、確実にライニン
グ材7を固定できるものである。
第4図イはコンクリート壁をライニング壁面と
する場合に使用する座金1であつて、前記のもの
と同様に凹部2と孔3を有しているが、該凹部2
は固定具4の1種であるボルト42の頭部52が
嵌合できる形状となつており、また孔3もボルト
42の挿入部62の径よりやや大きく開孔してい
る。
する場合に使用する座金1であつて、前記のもの
と同様に凹部2と孔3を有しているが、該凹部2
は固定具4の1種であるボルト42の頭部52が
嵌合できる形状となつており、また孔3もボルト
42の挿入部62の径よりやや大きく開孔してい
る。
このような座金1を用いてライニング材7をラ
イニング壁面、すなわちコンクリート壁10に固
定するには、まずライニング材7表面に座金1と
同形の切り欠き部9を削除し、該切り欠き部9の
底辺にアンカーが貫通できる孔11を開孔し、こ
の孔11を通してコンクリート壁10へアンカー
12を挿入する挿入孔13を穿孔する。しかる後
に、コンクリート壁10の挿入孔13にアンカー
12を挿入固定し、ライニング材7の切り欠き部
9に座金1を嵌着したライニング材7を、ライニ
ング材7の孔3とアンカー12とが合致するよう
に配置し、ボルト42を座金1の孔3を通してア
ンカー12に縲入することにより、第4図ロに示
すように、ボルト42の頭部52が座金1の凹部
に嵌合し、ライニング材7がコンクリート壁10
に圧着固定できるものである。
イニング壁面、すなわちコンクリート壁10に固
定するには、まずライニング材7表面に座金1と
同形の切り欠き部9を削除し、該切り欠き部9の
底辺にアンカーが貫通できる孔11を開孔し、こ
の孔11を通してコンクリート壁10へアンカー
12を挿入する挿入孔13を穿孔する。しかる後
に、コンクリート壁10の挿入孔13にアンカー
12を挿入固定し、ライニング材7の切り欠き部
9に座金1を嵌着したライニング材7を、ライニ
ング材7の孔3とアンカー12とが合致するよう
に配置し、ボルト42を座金1の孔3を通してア
ンカー12に縲入することにより、第4図ロに示
すように、ボルト42の頭部52が座金1の凹部
に嵌合し、ライニング材7がコンクリート壁10
に圧着固定できるものである。
第5図イは本考案のさらに他の実施例であり、
座金1の外周上に下向きの突起14を一定間隔お
きに設けてある。このようにすることにより、第
5図ロに示すように、該突起14がライニング材
7にくいこみ、座金1とライニング材7との固定
をより確実にすることが出来、ライニング材7を
金属壁8に強固に固定できるものである。なお、
突起14を周全体に設けても同様の効果を奏す
る。
座金1の外周上に下向きの突起14を一定間隔お
きに設けてある。このようにすることにより、第
5図ロに示すように、該突起14がライニング材
7にくいこみ、座金1とライニング材7との固定
をより確実にすることが出来、ライニング材7を
金属壁8に強固に固定できるものである。なお、
突起14を周全体に設けても同様の効果を奏す
る。
第6図イは本考案のさらに他の実施例であり、
座金1の中央部より外周を低くして座金1表面を
傾斜させてある。このような座金1を用いると、
第6図ロに示すように、ピン41で固定した時に
座金1の弾性により外周がライニング材7の切り
欠き部9表面に密着し、該部分から粉体が入りこ
むのをより確実に防止できライニング材7の浮き
上がりを完全に防止できるものである。
座金1の中央部より外周を低くして座金1表面を
傾斜させてある。このような座金1を用いると、
第6図ロに示すように、ピン41で固定した時に
座金1の弾性により外周がライニング材7の切り
欠き部9表面に密着し、該部分から粉体が入りこ
むのをより確実に防止できライニング材7の浮き
上がりを完全に防止できるものである。
上述のように、座金の中央部に固定具の頭部を
嵌着する凹部を設け、該凹部に固定具の挿入部を
挿通する孔を開孔したライニング用座金をライニ
ング材表面に載置し、前記固定具を座金及びライ
ニング材を貫通させライニング壁面に固定してな
るライニング材の固定構造であるので、例えば、
ライニング材をライニング壁面の一例である金属
壁に固定する際に、鋲打機に使用する火薬が入つ
た管体の種類が少なくても、多目の火薬量の管体
を使用することにより、固定具は確実に金属壁に
打ちにまれて固定されるとともに、固定具の頭部
が座金凹部に嵌着されそれ以上ライニング材内に
打ちこまれることがなく、ライニング材や金属壁
の厚味の相違、それらの厚味変動、また金属壁の
摩耗や腐蝕等に関係なく確実にライニング材を金
属壁に固定できるものである。
嵌着する凹部を設け、該凹部に固定具の挿入部を
挿通する孔を開孔したライニング用座金をライニ
ング材表面に載置し、前記固定具を座金及びライ
ニング材を貫通させライニング壁面に固定してな
るライニング材の固定構造であるので、例えば、
ライニング材をライニング壁面の一例である金属
壁に固定する際に、鋲打機に使用する火薬が入つ
た管体の種類が少なくても、多目の火薬量の管体
を使用することにより、固定具は確実に金属壁に
打ちにまれて固定されるとともに、固定具の頭部
が座金凹部に嵌着されそれ以上ライニング材内に
打ちこまれることがなく、ライニング材や金属壁
の厚味の相違、それらの厚味変動、また金属壁の
摩耗や腐蝕等に関係なく確実にライニング材を金
属壁に固定できるものである。
また、固定具頭部は座金凹部にはいりこみ座金
全体でライニング材を押えているので、ライニン
グ材が固定具より抜けることがなく長時間確実に
固定されるものである。
全体でライニング材を押えているので、ライニン
グ材が固定具より抜けることがなく長時間確実に
固定されるものである。
さらに、座金に凹部を設け固定具頭部を凹部に
嵌着しているので、固定具頭部がライニング材面
より突出することなく面一になり、物体がライニ
ング材上をスムーズに落下し、ブリツジの原因と
ならない等の効果を奏するものである。
嵌着しているので、固定具頭部がライニング材面
より突出することなく面一になり、物体がライニ
ング材上をスムーズに落下し、ブリツジの原因と
ならない等の効果を奏するものである。
第1図、第2図は従来のライニング状態を示す
断面図、第3図イは本考案の一実施例の座金の断
面図、ロは平面図、ハはライニング状態を示す断
面図、第4図イは本考案の他の実施例の座金の断
面図、ロはライニング状態を示す断面図、第5図
イはさらに他の実施例の座金の断面図、ロはライ
ニング状態を示す断面図、第6図イはさらに他の
実施例の座金の断面図、ロはライニング状態を示
す断面図であり、1は座金、2は凹部、3は孔、
4は固定具、5は頭部、6は挿入部である。
断面図、第3図イは本考案の一実施例の座金の断
面図、ロは平面図、ハはライニング状態を示す断
面図、第4図イは本考案の他の実施例の座金の断
面図、ロはライニング状態を示す断面図、第5図
イはさらに他の実施例の座金の断面図、ロはライ
ニング状態を示す断面図、第6図イはさらに他の
実施例の座金の断面図、ロはライニング状態を示
す断面図であり、1は座金、2は凹部、3は孔、
4は固定具、5は頭部、6は挿入部である。
Claims (1)
- 座金の中央部に固定具の頭部を嵌着する凹部を
設け、該凹部に固定具の挿入部を挿通する孔を開
孔してなるライニング用座金をライニング材表面
に載置し、前記固定具を座金及びライニング材を
貫通させライニング壁面に固定してなるライニン
グ材の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11703581U JPS5821595U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | ライニング材の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11703581U JPS5821595U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | ライニング材の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821595U JPS5821595U (ja) | 1983-02-09 |
JPS6211822Y2 true JPS6211822Y2 (ja) | 1987-03-20 |
Family
ID=29911242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11703581U Granted JPS5821595U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | ライニング材の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821595U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0318396Y2 (ja) * | 1986-01-21 | 1991-04-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57151306U (ja) * | 1981-03-16 | 1982-09-22 |
-
1981
- 1981-08-05 JP JP11703581U patent/JPS5821595U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821595U (ja) | 1983-02-09 |
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