JPS62116684A - 帯電防止剤 - Google Patents

帯電防止剤

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JPS62116684A
JPS62116684A JP60257355A JP25735585A JPS62116684A JP S62116684 A JPS62116684 A JP S62116684A JP 60257355 A JP60257355 A JP 60257355A JP 25735585 A JP25735585 A JP 25735585A JP S62116684 A JPS62116684 A JP S62116684A
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JP
Japan
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sulfonic acid
polystyrene sulfonic
antistatic agent
antistatic
polystyrene
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JP60257355A
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Tokuo Saito
斎藤 徳男
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L101/00Compositions of unspecified macromolecular compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D175/00Coating compositions based on polyureas or polyurethanes; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D175/04Polyurethanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2201/00Properties
    • C08L2201/04Antistatic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は帯電防止剤に関し、更に詳しくは、部分的に塩
化されていることもあるポリスチレンスルホン酸からな
る帯電防止剤に関する。
プラスデック材料は電気の不良導体であるため摩擦によ
り帯電しやすく、加工を困難にしたり、はこりを吸いつ
けたりするという不都合が生じやすい。このため、種々
の帯電防止剤が開発され、実用に供されている。しかし
ながら、帯電防止剤としての望ましい条件、即ち(イ)
プラスチ、ツク材料との相容性あるいは付着性に浸れて
いること、(ロ)熱に対する安全性に優れていること、
(ノリ人体に対して有害な作用を持たないこと、(ニ)
帯電防止効果が大きいこと、などの諸条件を満たす帯電
防止剤は極めて少ない。
本発明者は、上記の諸条件を満足する帯電防止剤を求め
て鋭意研究を重ねた結果、ドデシルベンゼンスルホン酸
、トリデシルベンゼンスルホン酸、ポリスチレンスルホ
ン酸などのアリールスルホン酸の金属塩が優れた帯電防
止作用を有することを見い出し、これを特許出願した(
特願昭58−21810、特開昭59−147073号
)。これらのアリールスルホン酸塩は既に実用に供され
ており、当該技術分野に於いて高く評価されている。
本発明者は、実用段階に於いて、上記の3種のアリール
スルホン酸塩の内、ポリスチレンスルホン酸塩について
更に詳細な検討を行なった所、色性にも遊離のポリスチ
レンスルホン酸および部分的にスルホン酸基を塩化せし
めた該ポリスチレンスルホン酸に、その塩を遥かに凌ぐ
帯電防止効果があることを見い出した。本発明は、かか
る知見に基づき完成されたものである。
即ち本発明は、部分的に塩化されていることもあるポリ
スチレンスルホン酸からなる帯電防止剤を提供するもの
である。
本発明で使用されるポリスチレンスルホン酸は、分子量
が約4,000〜20,000であり、スルホン化度が
40〜90%であるものが好ましい。
この様なポリスチレンスルホン酸は、ポリスチレンを塩
化パラフィン類などの有機溶媒に溶解し、この溶液に、
所望のスルホン化度に対応する量の無水硫酸を50℃以
下で吹き込んでスルホン化することにより製造される。
この反応混合物に乾燥空気を吹き込んで未反応の無水硫
酸を除去した後、水を加えてポリスチレンスルホン酸を
抽出し、要すれば過剰の水を減圧下で留去して樹脂含虫
約35%のポリスチレンスルホン酸水溶液とする。この
水溶液を濃縮乾固すれば、本発明に係る帯電防止剤とし
てのポリスチレンスルホン酸の粉体を得ることができる
が、この粉体は一般の有機溶剤に極めて難溶であり、従
って、前記の水溶液の形で以降の操作に使用するのか便
11である。 もっとも、このポリスチレンスルホン酸
の粉体は、アルコール類には長時間を要して溶解させる
ことができる。
既述した様に、本発明に於いては上記のポリスチレンス
ルホン酸のほか、これを部分的に塩化したものも帯電防
止剤として使用することができる。
この場合、全スルホン酸基に対する遊離のスルホン酸基
の存在率は、約10〜100%であることが好ましい。
部分的に塩化されているポリスチレンスルホン酸は、遊
離のポリスチレンスルホン酸の水溶液に、適当な塩基を
加え、減圧下で溶媒を留去することにより製造すること
ができる。添加する塩基の量は、ポリスチレンスルホン
酸中のスルホン酸基に対してモル比で115〜415で
ある。使用し得る塩基としては、ピリジン、メチルアミ
ンなどの有機塩基、アルミニウム塩(例えばAgzO(
Ctr3COO)4 ・4 HzO)、三価鉄塩(例え
ばFeCC3)、亜鉛塩(例えばZn(CHsCOO)
2 ・21−ItO)、およびアンモニアなどが挙げら
れる。 以上述べた方法で製造された部分的に塩化され
ていることもあるポリスチレンスルホン酸水溶液に塗料
基剤を加えて塗料を製し、各種プラスチック材に塗布し
、Wr電防止処理されたプラスチック材料を得ることが
できる。
本明細書に於いては、本発明に係る帯電防止剤の適用に
関し、被処理剤としてプラスチックを、適用する処理法
として塗布を例にとって記載したが、これは単なる例示
であって、その他の適用も可能であることはいうまでも
ない。例えば、本発明に係る帯電防止剤は、ナイロン梼
脂、ナイロン繊維のほか、ポリエステル、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル、ポ
リエーテルなどの合成樹晰および合成繊維に、浸漬法、
塗布、吹付法、練り込み法およびスプレー吹付法などの
各種の方法で適用することかできる。
以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明する。
実施例1 ポリスチレンスルホン酸 平均分子fi5,500のポリスチレン1049をテト
ラクロルエタン100ON&に溶解した。この溶液に、
50℃以下で無水硫酸80Liを3時間を要して吹き込
んだ。次いで、得られた反応混合物に乾燥空気を2時間
吹き込み、未反応の無水硫酸を除去した。次いで水55
0m12を加えてポリスチレンスルホン酸を抽出し、樹
脂含全約35.2%のポリスチレンスルホン酸水溶液5
20m(7を得た。
日本薬局方一般試験法、硫酸容量分析法に従ってスルホ
ン酸基を定量するとスルホン化度は892%であった。
上で得られた水溶液の一部を濃縮乾固して得たポリスチ
レンスルホン酸は、水に易溶、ベンゼン、トルエンに難
溶、アルコール類に溶解する微黄赤色塊状固形物である
。分解点・270°C実施例2 ポリスヂレンスルホン
酸メチルアミン塩 ポリスチレンスルホン酸水溶液(樹脂含量352%)1
00s+にメチルアミン塩酸塩2.59を加え、60’
C以下で減圧濃縮し固形塩31.59(残存遊離スルホ
ン酸基78.3%)を得る。分解点:270°C 実施例3 ポリスチレンスルホン酸アルミニウム塩 ポリスチレンスルホン酸水溶液(樹脂含量35゜2%)
+001?に塩基性酢酸アルミニウム[AI、0(CI
−(3C00)4−4H3Oi5.09を加え、60℃
以下で減圧濃縮し微黄赤色固形塩a2.Iy(残存遊離
スルホン酸基50.0%)を得る。分解点:270°C 実施例4 ポリスチレンスルホン酸ニッケル塩ポリスチ
レンスルホン酸水溶液(樹脂含量352%)1009に
炭酸−メチル[NiCO3−2Ni(OH)z ・4 
H20]5 、39を加え、60’C以下で減圧濃縮し
微青緑色固形塩33.09(残存遊離スルホン酸基50
0%)を得る。分解点・270℃実施例5 ボリスヂレ
ンスルホン酸亜鉛塩ポリスヂレンスルホン酸水溶液(樹
脂含量352%)+009に酢酸亜鉛[Z n(CH3
COO)2 ・21−120コ9.09を加え、60’
C以下で減圧濃縮し微黄色固形塩34.09(残存遊離
スルホン酸基520%)を得る。分解点二270°C 試験例1 実施例1で製造したポリスチレンスルホン酸水溶液、ア
クリル樹脂(LR−117、三菱樹脂(昧)製)および
/またはウレタン樹脂(タケラック−E−365、武田
薬品工業(抹)製)、並びにイソプロピルアルコールを
下記処方で混合し、各種の塗布剤を得た(表I)。
表1 pss :ポリスチレンスルホン酸水溶液IPA・イソ
プロピルアルコール E−365+樹脂分約25%、残分は有機溶剤(アルコ
ールおよびトルエン) LR−117:樹脂公約40%、残分は有機溶剤(アル
コールおよびトルエン) 表1の処方で得た塗料サンプルI−■をビニール仮に塗
布し、ビニール仮の電気抵抗を下記の条件下で測定する
ことによって塗料サンプルの帯電防止効果を測定した。
尚、ポリスチレンスルホン酸水溶液を添加しない塗料サ
ンプル1をビニール仮に塗布したしのをχ・を照とした
測定条件 1 )Rs(平面抵抗)、I’jv(立体抵抗)・超絶
縫針5Ml0E(東庄市波)、印加電圧10V・50V 2)スタヂックオネストメーター、印加電圧2000■ 3)温度、湿度:23℃、50%RH 各サンプルについて得られた結果を以下の表2に示す。
表2から、各サンプルとも、電気抵抗値が極めて低く、
優れた帯電防止効果を有することがわかる。
試験例2 試験例Iの塗料のサンプル■を各種の被塗布樹脂に塗布
した場合の電気抵抗を試験例Iと同様にして測定した。
結果を以下の表3に示す。尚、表3に於いて、Rv=o
oは測定限界以上、帯電圧−〇は測定限界以下であるこ
とを示し、被塗布樹脂名には以下の略号を用いた。PE
−ポリエチレン、AC−ポリアクリル、ABC−アクリ
ロブヂロスチレン、PC=ポリカーボネート、PS=ポ
リスチレン、PP=ポリプロピレン。表3から、本発明
の帯電防止剤は、被塗布樹脂の種類に関係なく、浸れた
帯電防止効果を発揮することがわかる。
試験例3 実施例2〜5により得られた、部分的に塩化されたポリ
スチレンスルホン酸を使用し、以下の表゛4の処方で得
た塗料サンプルを塩ビ仮に塗布し、その電気抵抗を試験
例1と同じ条件下で測定する事によって塗料サンプルの
帯電防止効果を測定した。表5にその結果を示す。表5
から、部分的に塩化されたポリスチレンスルホン酸も優
れた帯電防止効果を有することがわかる。
表4 PSSS :部分的に塩化されたポリスチレンスルホン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、部分的に塩化されていることもあるポリスチレンス
    ルホン酸からなる帯電防止剤。 2、分子中の全スルホン酸基に対する遊離のスルホン酸
    基の存在率が約10〜100%であり、分子量が約4,
    000〜20,000である部分的に塩化されているこ
    ともポリスチレンスルホン酸からなる特許請求の範囲第
    1項に記載の帯電防止剤。 3、ポリスチレンスルホン酸が、アンモニアで部分的に
    塩化されている特許請求の範囲第1項または第2項に記
    載の帯電防止剤。
JP60257355A 1985-11-15 1985-11-15 帯電防止剤 Pending JPS62116684A (ja)

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US06/928,358 US4728689A (en) 1985-11-15 1986-11-10 Optionally and partially salified polystyrene-sulfonic acid as antistatic agent

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JPH01292051A (ja) * 1988-05-19 1989-11-24 Sakota Kagaku Kaihatsu Kenkyusho:Kk 塗料用組成物

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US4728689A (en) 1988-03-01

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