JPS6211649Y2 - - Google Patents

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JPS6211649Y2
JPS6211649Y2 JP9315983U JP9315983U JPS6211649Y2 JP S6211649 Y2 JPS6211649 Y2 JP S6211649Y2 JP 9315983 U JP9315983 U JP 9315983U JP 9315983 U JP9315983 U JP 9315983U JP S6211649 Y2 JPS6211649 Y2 JP S6211649Y2
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JP
Japan
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breathing
breath
plate
side edge
chin
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JP9315983U
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JPS602557U (ja
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は腹式呼吸を容易に会得できるように
した腹式呼吸練習具に関する。
歌を教える場合、洋の東西、音楽のジヤンルを
問わずいわれてきたことは腹式呼吸という呼吸法
である。腹式呼吸によつてはじめて声量豊かな美
しい歌声が得られるものであり、歌を学ぶ者にと
つて腹式呼吸は必ず会得しなければならない呼吸
法である。また歌に限らず、腹式呼吸は役者やア
ナウンサーなどにとつて、声量豊かで美しい淀み
のない発声を得るために必要な呼吸法であり、ま
たダンス、舞踊、スポーツ、武道などにおいても
動きをスムーズに行うために会得しなければなら
ない呼吸法であり、また息を使う楽器、例えば管
楽器の奏者にも必要とされる呼吸法である。
更には、腹式呼吸は呼吸の乱を静め精神を安定
させ、また吃音を矯正する手段ともなる呼吸法で
ある。
ではこの腹式呼吸とはいつたいどのような呼吸
をいうのか、従来これを他人に教える方法として
一般に「腹に息を入れて」とか「腹から声を出
せ」とか「横隔膜をふくらませて」とか「胸を動
かさないで息をして」というような教え方がなさ
れており、これが腹式呼吸であるといつた具体的
な確認手段がなかつたため非常に漠然としていて
初心者にはなかなか理解し難い。
そこで、この考案者は腹式呼吸を確認する手段
として、呼吸により吐く息によつて確認すること
に着目し、口の前に接近させた透明プラスチツク
板に腹式呼吸により息を吐いたところ透明プラス
チツク板に大きな曇面が現われ、胸式呼吸により
息を吐いたところ透明プラスチツク板にほとんど
曇面が現われなかつた。このことにより腹式呼吸
と胸式呼吸の区別が判明し、この考案を開発する
に至つた。即ちこの考案は呼吸により吐く息によ
つて腹式呼吸と胸式呼吸との区別ができ、容易に
腹式呼吸の確認ができるようにした腹式呼吸練習
具を提供するものであり、その要旨は着息確認可
能な板材により適宜形状に形成した息吹付板体の
一側縁略中央を顎係止部とし、かかる一側縁の両
端には頭部に巻付け前記息吹付板体を顎に係止さ
せた状態で顔面に固定する固定帯を設けたところ
にある。
以下この考案の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
図面において、1は若干彎曲した形状に形成し
た息吹付板体であり、この息吹付板体1は透明プ
ラスチツク板材その他息を吹き付けたとき曇面が
現われるような、即ち着息確認可能な板材により
形成する。2は前記息吹付板体1の一側縁3の略
中央部に凹状に形成した顎係止部、4は息吹付板
体1の一側縁3の両端に端部を固着し、頭部に巻
付け前記息吹付板体1を顎に係止させた状態で顔
面に固定する固定帯であり、この固定帯4は弾性
帯で形成してもよく、或は実施例で示すように一
側縁3の両端にそれぞれ帯5,6の端部を固着
し、該帯5,6の他端部に面フアスナー7,8を
設けてもよく、特に限定されるものではない。
この考案は以上の構成からなり、その使用にあ
つては、第2図に示すように、息吹付板体1の一
側縁3に形成した顎係止部2を口のすぐ下の顎に
当て、息吹付板体1の一側縁3の両端に設けた固
定帯4を頭部に巻付け、顎に係止させた息吹付板
体1を、その先端を若干上方へ持ち上げるように
して顔面に固定する。
この状態で、息吹付板体1の板面に向けて息を
吐くと、腹式呼吸の場合には第3図に示すように
息吹付板体1の板面に大きな曇面9が現われ、胸
式呼吸の場合には前記板面にはほとんど曇面が現
われず、これを見ることにより今の呼吸が腹式呼
吸となつているか胸式呼吸となつているか区別し
確認される。
以上のようにこの考案によれば、着息確認可能
な板材により適宜形状に形成した息吹付板体の一
側縁略中央部を顎係止部とし、かかる一側縁の両
端には頭部に巻付け前記息吹付板体を顎に係止さ
せた状態で顔面に固定する固定帯を設けたもので
あるから、息吹付板体を顔面に固定し、この息吹
付板体の板面に息を吐き、このときの板面に現わ
れる曇面を見ることにより、その呼吸が腹式呼吸
によるものであるか、胸式呼吸によるものである
かを本人が容易に確認することができ、これを確
認しながら発声練習、呼吸練習を行うことによ
り、容易且つ短時間で腹式呼吸を会得することが
でき、しかも取扱いが簡単で、顔面に固定してい
てもこれが動作の妨げとはならないので、例えば
演技をしながら、また踊りながら腹式呼吸の練習
ができるなど腹式呼吸練習具として頗る便利であ
り、更には構成が簡単なので製造が容易である等
の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はこの考案の斜視図、第2図は使用状態を示す
説明図、第3図は腹式呼吸をしたとき息吹付板体
に現われる曇面を示す説明図である。 1……息吹付板体、2……顎係止部、3……一
側縁、4……固定帯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 着息確認可能な板材により適宜形状に形成した
    息吹付板体の一側縁略中央部を顎係止部とし、か
    かる一側縁の両端には頭部に巻付け前記息吹付板
    体を顎に係止させた状態で顔面に固定する固定帯
    を設けたことを特徴とする腹式呼吸練習具。
JP9315983U 1983-06-17 1983-06-17 腹式呼吸練習具 Granted JPS602557U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9315983U JPS602557U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 腹式呼吸練習具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9315983U JPS602557U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 腹式呼吸練習具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS602557U JPS602557U (ja) 1985-01-10
JPS6211649Y2 true JPS6211649Y2 (ja) 1987-03-19

Family

ID=30223820

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9315983U Granted JPS602557U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 腹式呼吸練習具

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JP (1) JPS602557U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607846U (ja) * 1983-06-28 1985-01-19 末永 明光 腹式呼吸練習具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS602557U (ja) 1985-01-10

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