JPS6211196A - 燃料破損検出装置 - Google Patents

燃料破損検出装置

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Publication number
JPS6211196A
JPS6211196A JP60149366A JP14936685A JPS6211196A JP S6211196 A JPS6211196 A JP S6211196A JP 60149366 A JP60149366 A JP 60149366A JP 14936685 A JP14936685 A JP 14936685A JP S6211196 A JPS6211196 A JP S6211196A
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JP
Japan
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fuel
detection device
coolant
ion
cooling water
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Pending
Application number
JP60149366A
Other languages
English (en)
Inventor
健一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Atomic Industry Group Co Ltd filed Critical Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Publication of JPS6211196A publication Critical patent/JPS6211196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、原子炉に用いられる燃料に破損が生じたかど
うかを検査するための燃料破損検出装置に関する。
「従来の技術」 例えば沸騰水型原子炉の炉心には、燃料集合体が多数装
荷されている。これらの燃料集合体は一例として62本
の燃料棒と2本のウォーターロッドを8行8列の格子状
に配列した構成となっている。これら燃料棒およびウォ
ーターロッドはチャンネルボックス内に納められており
、冷却材(冷却水)によって冷却される。
ところで燃料棒は内部に核燃料としてのベレットを収容
し、その外側を金属製の被覆管で密封したものである。
この被覆管によって、核分裂によって発生した有害な核
分裂生成物を冷却水中に混入させないようになっている
。しかしながら製造上の欠陥や腐食の進行、あるいは原
子炉運転時の局所的な応力の発生などによって、被覆管
にピンホール等が発生し燃料に破損が生じる場合がある
燃料に破損が発生すると、核分裂生成物が冷却水中に混
入し、これを汚染させる。またこの汚染された冷却水に
よってタービン等の周辺機器が汚染される可能性もある
。そこで従来から原子炉の燃料の交換等が行われるたび
にそれらの点検が行われ、破損した燃料を取り除く措置
が採られている。
第4図は沸騰水型原子炉に使用された従来の燃料破損検
出装置の断面図である。この図で、概略、的に示した燃
料棒1はチャンネルボックス2内に収容されており、全
体として燃料集合体3を構成している。この燃料集合体
3は炉心支持板4上に支持装着されている。冷却水5は
、この炉心支持板4の下方からチャンネルボックス2の
内外を流通し、燃料から発生する崩壊熱が冷却除去され
ることになる。
この従来の装置で燃料の破損の検出を行う際には、燃料
集合体3の上端部に空気供給用の空気管6と、冷却水5
をサンプリングするためのサンプリング管7を取り付け
る。そしてまず空気管6から供給する空気によって液面
8を形成し、燃料集合体3への冷却水の流入を阻止する
。原子炉の運転が停止したこの状態でも崩壊熱により冷
却水5が加熱され、またこれによりチャンネルボックス
2内で自然に対流が発生する。従って、もし燃料の破損
が発生していた場合には、核分裂生成物が比較的容易に
冷却水5中に溶は出すといわれている。一定の時間が経
過した後、この冷却水5をサンプリング管7でサンプリ
ングし、これをガンマ線検出器9で調べて燃料破損の有
無が検査されることになる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで従来から、作業員の安全上、炉内の放射能の濃
度がある程度低下してから燃料の破損の検出作業が行わ
れている。従って前記した崩壊熱はそれ程大きくなく、
燃料の破損の程度によっては核分裂生成物の放出量がか
なり少ない。このため、従来の燃料破損検出装置では、
燃料集合体の比較的下部で燃料の破損が発生した場合等
にはその検出が困難であった。またサンプリング管でサ
ンプリングを開始するまでの時間を十分置かない場合に
も、冷却水の対流が十分でなく、燃料の破損の検出が困
難となる可能性があった。このようなことから従来の燃
料破損検出装置では、燃料の破損を検出するための検出
作業を迅速に終了させることができないという問題もあ
った。
本発明はこのような事情に鑑み、燃料破損の検出精度を
高めると共に、検出作業をより迅速に行うことができる
燃料破損検出装置を提供することをその目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、冷却材循環用の循環路を設け、この循環路
中にイオン捕獲手段を配置する。ガンマ線検出器は、こ
のイオン捕獲手段によって捕獲されたイオンに対してガ
ンマ線の検出を行う。本発明の燃料破損検出装置におけ
る冷却材循環用の循環路は、例えば原子炉の運転停止時
に燃料集合体ごとに冷却材をその外部に配置されたイオ
ン捕獲手段に導き、イオンの捕獲後再び燃料集合体に戻
すような経路で形成される。もちろん、原子炉運転時の
冷却材の循環路をそのまま利用すれば、運転時において
もガンマ線の検出が可能となる。イオン捕獲手段として
は、イオン交換フィルタを用いてもよいし、陽イオン交
換樹脂塔や陰イオン交換樹脂塔を用いてもよい。
本発明によれば、多くの冷却材を循環させることにより
濃縮された核分裂生成物に対してガンマ線の検出を行う
ことができるので、検出精度を向上させることができ、
検出作業をそれだけ効率的に行うことができる。
「実施例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図は本実施例の燃料破損検出装置を表わしたもので
ある。第4図と同一部分には同一の符号を付しており、
これらの説明を適宜省略する。
さてこの燃料破損検出装置では、空気管6を取りつけた
キャップ11に冷却水採取用のサンプリング管12と、
冷却水排出用の排出管13を取りつけている。ポンプ1
4は冷却水5を取り込み、イオン交換フィルタ15上に
排出する。イオン交換フィルタ部15を透過した冷却水
は、排出管13によって再び同一燃料集合体3に戻され
る。
イオン交換フィルタ部15は、例えばゲルマン・サイエ
ンス・ジャパンの商品名No。
60800SA(陽イオン用)およびNo。
609435B(陰イオン用)の各フィルタを重ね併せ
て構成したものである。このように陽、陰双方のイオン
交換フィルタを重ね併せてイオン交換フィルタ部を構成
すると、核分裂生成物中に存在するヨウ素131(陰イ
オン)やセシウム137(Mイオン)等の両イオンを同
時に捕獲することができる。これらイオンの捕獲量は、
イオン交換フィルタ部15を構成する47mm径のフィ
ルタ1枚当り0.10〜0.17ミリ当量程度である。
イオン交換フィルタ部15の近傍にはガンマ線検出器9
が配置されている。冷却水5が十分イオン交換フィルタ
部15を通過したら、このガンマ線検出器9でガンマ線
の検出が行われる。これにより、核分裂生成物の検出を
十分高精度で行うことができる。測定が終了したら他の
燃料集合体について同様の測定が行われる。この際、必
要により予めイオン交換フィルタの交換を行う。
「変形例」 第2図は、本発明の第1の変形例を表わしたちの′であ
る。この変形例の燃料破損検出装置では、ポンプ14に
よって冷却水5を陽イオン交換樹脂塔21にまず供給し
、続いて陰イオン交換樹脂塔22に供給する。これら双
方のイオン交換樹脂塔21.22に冷却水5を供給した
ら、ガンマ線検出器9を移動させてこれら双方のイオン
交換樹脂塔21.22について逐次ガンマ線の検出を行
う。
イオン交換樹脂塔21.22はこの燃料破損検出装置用
に特に用意する必要はなく、冷却水5の浄化系で使用し
ているものがあれば、これを兼用することができる。こ
れにより、原子炉の運転の行われている状態で燃料の破
損の有無を判別することも可能となる。
第3図は、本発明の第2の変形例を説明するものである
。この変形例では、複数の燃料集合体から冷却水5I 
〜5N を同時に取り出し、同一のイオン交換フィルタ
B15に排出する。イオン交換フィルタ部15を透過し
た冷却水5′は一時的に保管され、この状態でガンマ線
検出器9による燃料破損の判別が行われる。この結果、
核分裂生成物の存在が確認されなかったときは、これら
の燃料集合体すべてが正常と判別される。これに対して
ガンマ線の検出が行われたときには、保管された冷却水
5′を元に戻さずに、これら個々の燃料集合体に対して
個別にガンマ線の検出作業が行われる。この変形例の装
置によれば、燃料の破損の有無を更に迅速に判別するこ
とができる。しかも各燃料集合体から十分な量の冷却水
を採取するので、これにより検出精度が低下するおそれ
はない。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、燃料の冷却材を濃
縮してガンマ線の測定を行うので、燃料破損検出精度が
向上し、信頼性の高い測定を行うことができる。また本
発明によれば燃料集合体内で冷却材が循環するで、燃料
集合体の比較的下部で燃料の破損が発生した場合でも、
破損によって流出した核分裂生成物を効率よく捕獲し検
出することができる。更に本発明と浄化系を兼用させる
場合には、イオン捕獲手段で核分裂生成物を取り除くの
で、原子炉の運転中も燃料の破損を検出することができ
るばかりでなく、冷却材をこれによって浄化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による燃料破損検出装置の縦
断面図、第2図は本発明の第1の変形例を説明するため
の要部ブロック図、第3図は本発明の第2の変形例を説
明するための要部ブロック図、第4図は従来の燃料破損
検出装置の一例を示す縦断面図である。 5・・・・・・冷却水(冷却材)、 9・・・・・・ガンマ線検出器、 12・・・・・・サンプリング管、 13・・・・・・排出管、 14・・・・・・ポンプ、 15・・・・・・イオン交換フィルタ部、21・・・・
・・陽イオン交換樹脂塔、22・・・・・・陰イオン交
換樹脂塔。 出  願  人 日本原子力事業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃料冷却用の冷却材を循環させるための循環路と、
    この循環路中に設けられ、冷却材中に存在するイオンを
    捕獲するイオン捕獲手段と、このイオン捕獲手段の捕獲
    したイオンからのガンマ線の強度を検出するためのガン
    マ線検出器とを具備することを特徴とする燃料破損検出
    装置。 2、冷却材を循環させるための循環路は、原子炉の運転
    停止時に燃料集合体ごとに冷却材をその外部に配置され
    たイオン捕獲手段に導き、イオンの捕獲後その燃料集合
    体に戻すような経路で形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の燃料破損検出装置。 3、イオン捕獲手段がイオン交換フィルタであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の燃料破損検出装
    置。 4、イオン捕獲手段が陽イオン交換樹脂塔と陰イオン交
    換樹脂塔であり、ガンマ線検出器がこれらの交換樹脂塔
    に交互に接近して陽イオンあるいは陰イオン中のガンマ
    線の強度を検出することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の燃料破損検出装置。
JP60149366A 1985-07-09 1985-07-09 燃料破損検出装置 Pending JPS6211196A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029930A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Hitachi Ltd 核燃料の炉外シッピング装置及び炉外シッピング方法
JP2007126869A (ja) * 2005-11-03 2007-05-24 Fukui Fibertech Co Ltd シート類の接続具
JP2007162383A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Tokyo Electric Power Co Inc:The シート構造

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