JPS62111747A - フレキソ印刷機インキ装置用のインキ分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、異なるインキを送り出す、インキローラの２
つの区域間に配置されるフレキソ印刷機インキ装置用の
インキ分離装置であって、インキ４＋離板によって相互
に分離されたインキ室の上方と下方で上記のインキロー
ラに２つのドクタブレードが取付けられた形式のものに
関する。

従来技術 上記形式の装置は例えば西ドイツ国特許出願公開第３３
２０６３８号明細書から知られている。この装置ではイ
ンキ分離板の端面がシールのためにばねの力によってイ
ンキローラの周面に直接当付いている。インキ室の側方
でのシールはインキ分離板をドクタブレードないしはか
き取りナイフの端面に直接当付けることによって行なわ
れる。かかる装置フは、第１にすべての運転条件下にお
いて、特に希薄液の印刷インキ使用時にインキ室の十分
なシールが困難であり、かつ第２にドクタブレードを必
要なインキ室の数と寸法に応じて設計しなげればならな
いので一貫したドクタブレードを使用することができな
いのが欠点である。更にはインキローラ外周面がインキ
分離板によって損傷するおそれがある。この構成ではイ
ンキローラに環状のイ散るかまたは運転期間が比較的長
い場合には乾く。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、必要な部材が簡単に製作されるととも
にすべての運転条件下におけるインキ室の確実なシール
が達成され、しかもインキ室を任意に分割することがで
き、環状のインキ跡の形成が避けられ、かつ、−貫した
Ｐフタブレードないしはかき取りナイフを使用すること
が〒きる、冒頭に記載の形式のインキ分離装置を提供す
ることである。

問題点を解決するための手段 上記の課題を解決するための本発明の手段は、冒頭に記
載の形式のインキ分離装置においてインキ分離板のそれ
ぞれインキ室に隣接する側に上方へ突出するシール部材
が配置されており、該シール部材が２つのドクタブレー
ドの下方でこれらの２つのドクタブレードによって囲ま
れるインキローラの周面区間に当付いており、該周面区
間に当付くシール部材の部分が滑石ライニングを有して
おり、がつドクタブレードがインキ分離板よりも側方に
突出していることである。

発明の効果 本発明によるインキ分離装置によって上記の課題が解決
される。

実施例 第１図〜第３図から判るようにインキローラ１、例えば
アンロツタスローラにはドクタブレード２が取付けられ
ており、このｒフタブレードによって１種類のインキを
含有したインキ室から与えられたインキがかき取られる
。インキローラ１を両方向で運転し得るためには有利に
はインキ室Ｓの他方の側にもう１つのドクタブレード３
が取付けられており、このドクタブレードによって別の
回転方向においてインキがかき取られる。単に１方向で
の運転が必要である場合には第２のドクタブレード３の
代わりにかによる実施例ではインキローラーは矢印牛で
示される時計回り方向およびその逆の方向に回転するこ
とができる。

インキローラーを軸線方向でみて異なるインキで着肉し
得るためには第４図から判るように互いに分離されたイ
ンキ槽５，６が必要である。

被印刷基材は屡々異なるインキで印刷されるので、イン
キ槽の軸線方向の寸法については適宜変えなげればなら
ない。本発明によるインキ分離装置ではインキ槽の寸法
の変更がインキローラの周面に刻み目もしくはみぞを設
けることな続 （連結的に可能であり、かつ−貫した、すなわち分割さ
れないドクタブレード２，３も使用することかできろ。

したがって本発明によればインキ分離板９のインキ室に
面した例にはシール部材７が貼付けられている。インキ
ローラーに当付くシール部材７は所定の外周区間Ｍにわ
たって滑りライニング８を有している。インキ分離板９
は例えばづ　斗　・）　１ノ　ブ　信ス　正ツ）ｒ−Ｉ
ＩＩ　１１口１ト　プ、　ν　ト　シ１　づ　〉　プ、
　　　、・７−ル部材７の材料としては例えばゴムまた
はネオプレンが挙げられる。滑りライニング８としては
例えばテフロンが好適である。

本発明による形式では、シール部材７はインキ分離板９
にその形状で該シール部材７が上方へ突出するように、
しかも該シール部材が突出した部分でもってそれぞれド
クタブレード２゜３の下方に弾性的に当付くように、す
なわちシール部材７がそれぞれインキローラ１の回転方
向でみてドクタブレード２もしくは３の前方に接触する
ように、固定される。これによってＰクタブレーＰ２も
しくは凸の避けられない撓みにもかかわらず厳密なシー
ルが得られろという利点が得られる。インキローラ１に
対して適合せしめられた曲率を有する、インキローラ１
の外周区間Ｍに当付いた突出部分はインキローラ１の保
護のために滑りライニング８で被覆されている。

したがって本発明による、シール部材７を備えたインキ
分離板９によってインキ室Ｓの確実にソール性の側方（
インキローラの軸線方向）での制限が得られる。それに
もかかわらず側方へ若干のインキが流れた場合には、有
利にインキ分離板９の他の側面に設けられた排出通路を
構成する切欠き１０．１１によって流出したインキが乾
いたりまたは飛び散ったすせずにこれらの切欠き１０．
１１を介してインキ分離板９に沿って排出され、かつイ
ンキ捕集装置（図示せず）へ案内される。各切欠き１０
，１１をウェブ１２．１３によって分割すると有利であ
る。

第４図には２つの・／−ル部材１５．１６をＦＡえた挿
入体１９が示されている。これらのシール部材は既述の
シール部材７と同様に構成され、かつインキ分離板２１
．２２に固定される（例えば接着される）。この挿入体
＼１９ｔによってインキローラ１４の任意の箇所で分割
、すなわち軸線方向の制限を行なうことができる。挿入
体１９は２つの、有利には異なるインキを含有するイン
キ槽５，６を分離する。第４図による実施例でもシール
部材１５．１６はそれぞれ滑りライニング１７．１８を
有しており、かつインキ分離板２１．２２は切欠き２３
，２＋を有し、これらの切欠きは場合によりウェブによ
って分離ないしは分割されていてもよい。

インキｐ！Ｊ５または６の側方から条板２０を備えた分
離継ぎ口内にもしくはこの中空室中にインキが入った場
合にはインキはその都度切欠き２３．２４を介して導出
され、かつ捕集容器（図示せず）へ案内される。したが
って挿入体１９はインキローラ１４に沿って任意の箇所
へ取付けることができ、その結果インキ槽５，６の軸線
方向の寸法と分割を任意に行なうことかでリンノ状の きる。インキローラ１ないしは１４上のインキ跡の形成
を回避するためには、ドクタブレード２．３がインキ分
離板９もしくは２１．２２よりも側方に突出しているこ
とが重要である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインキ分離装置の側面図、第２図
は第１図の■−■線に沿った断面図、牛図は２つのイン
キ分離板を備えた挿入体を示した図である。 １・・・インキローラ、２，３・・・ｒフタブレード。 ヰ・・・矢印、５．６・・・インキ槽、７，１５．１６
・・・シール部材、８．１７．１８・・・滑りライニン
グ、９．２１．２２・・・インキ分離板、１０，１１．
２３．２４・・・切欠き、Ｓ・・・インキ室、Ｍ・・・
外周区間 （Ｅ二７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、有利には異なるインキを送り出す、インキローラの
   ２つの区域間に配置されるフレキソ印刷機インキ装置用
   のインキ分離装置であつて、インキ分離板によつて相互
   に分離されたインキ室の上方と下方で上記のインキロー
   ラに２つのドクタブレードが取付けられた形式のものに
   おいて、インキ分離板（９、２１、２２）のそれぞれイ
   ンキ室（Ｓ）に隣接する側に上方へ突出するシール部材
   （７、１５、１６）が配置されており、該シール部材が
   １２つのドクタブレード（２、３）の下方でこれらの２
   つのドクタブレード（２、３）によつて囲まれるインキ
   ローラ（１、１４）の周囲区間（Ｍ）に当付いており、
   該周面区間に当付くシール部材（７、１５、１６）の部
   分が滑りライニング（８、１７、１８）を有しており、
   かつドクタブレードがインキ分離板（９、２１、２２）
   よりも側方に突出していることを特徴とする、フレキソ
   印刷機インキ装置用のインキ分離装置。 ２、インキ分離板（９、２１、２２）のインキ室（Ｓ）
   側とは反対の側面にインキ排出通路を構成する切欠き（
   １０、１１、２３、２４）が形成されている、特許請求
   の範囲第１項記載のインキ分離装置。 ３、切欠き（１０、１１、２３、２４）がウェブ（１２
   、１３）によつて互いに分割されている、特許請求の範
   囲第２項記載のインキ分離装置。