JPS6211163Y2 - - Google Patents
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- JPS6211163Y2 JPS6211163Y2 JP7859678U JP7859678U JPS6211163Y2 JP S6211163 Y2 JPS6211163 Y2 JP S6211163Y2 JP 7859678 U JP7859678 U JP 7859678U JP 7859678 U JP7859678 U JP 7859678U JP S6211163 Y2 JPS6211163 Y2 JP S6211163Y2
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- JP
- Japan
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- resistors
- surge
- resistor
- series
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- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 13
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 claims description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金属酸化物電圧非直線抵抗体(以下、
抵抗体という)を用いたサージ吸収器に関するも
ので、該しくはその抵抗体に抵抗またはインダク
タンスを直列に接続し、そしてその直列回路を複
数個並列に接続することにより抵抗体のサージ吸
収能力を向上させるものである。
抵抗体という)を用いたサージ吸収器に関するも
ので、該しくはその抵抗体に抵抗またはインダク
タンスを直列に接続し、そしてその直列回路を複
数個並列に接続することにより抵抗体のサージ吸
収能力を向上させるものである。
一般に、サージ吸収能力は抵抗体の大きさに比
例し、大きいサージ吸収能力を得るためには、大
きい抵抗体を作る必要があつた。しかし、大きい
抵抗体はプレス加工や焼成時等の工程上に技術的
問題があり、無限に大きい抵抗体を作ることは不
可能である。そのため、技術的問題がある抵抗体
は不均一に構成され、そして不均一な部分にサー
ジエネルギーが集中し、体積に比例したサージ吸
収能力を得ることはできなかつた。また、均一な
抵抗体Z1〜Z4を第1図に示すように並列接続して
も、第2図に示すように制限電圧電流特性が一致
していないと、制限電圧電流特性の低い抵抗体Z2
にサージ電流が集中してしまう。このため、特性
の同じものを捜し出して並列接続するという手数
がかかる作業と必要な数量を確保する作業が必要
となり、多くの抵抗体がいるという生産効率が悪
い問題点があつた。
例し、大きいサージ吸収能力を得るためには、大
きい抵抗体を作る必要があつた。しかし、大きい
抵抗体はプレス加工や焼成時等の工程上に技術的
問題があり、無限に大きい抵抗体を作ることは不
可能である。そのため、技術的問題がある抵抗体
は不均一に構成され、そして不均一な部分にサー
ジエネルギーが集中し、体積に比例したサージ吸
収能力を得ることはできなかつた。また、均一な
抵抗体Z1〜Z4を第1図に示すように並列接続して
も、第2図に示すように制限電圧電流特性が一致
していないと、制限電圧電流特性の低い抵抗体Z2
にサージ電流が集中してしまう。このため、特性
の同じものを捜し出して並列接続するという手数
がかかる作業と必要な数量を確保する作業が必要
となり、多くの抵抗体がいるという生産効率が悪
い問題点があつた。
本考案は上記の従来の欠点を除去するもので、
抵抗またはインダクタンスと抵抗体を直列接続し
たものを数個並列接続することによつて、サージ
吸収能力の性能を高めたサージ吸収器を提供する
ものであり、以下本考案の実施例を第3図〜第8
図を用いて説明する。
抵抗またはインダクタンスと抵抗体を直列接続し
たものを数個並列接続することによつて、サージ
吸収能力の性能を高めたサージ吸収器を提供する
ものであり、以下本考案の実施例を第3図〜第8
図を用いて説明する。
第3図に本考案の一実施例によるサージ吸収器
を示し、R1〜R4は抵抗、Z1〜Z4は抵抗体で、抵
抗R1〜R4と抵抗体Z1〜Z4が直列に接続されてい
る。このように本実施例では抵抗体Z1〜Z4同志の
制限電圧特性が多少異なつていても抵抗R1〜R4
と抵抗体Z1〜Z4を直列接続しているため制限電圧
特性が近似する。
を示し、R1〜R4は抵抗、Z1〜Z4は抵抗体で、抵
抗R1〜R4と抵抗体Z1〜Z4が直列に接続されてい
る。このように本実施例では抵抗体Z1〜Z4同志の
制限電圧特性が多少異なつていても抵抗R1〜R4
と抵抗体Z1〜Z4を直列接続しているため制限電圧
特性が近似する。
このためサージが印加されても、第4図のよう
にサージ電流が一個に集中することなく、各々の
抵抗体Z1〜Z4にほぼ均一に流れるため、全体とし
て大きなサージ電流を吸収することが可能とな
る。
にサージ電流が一個に集中することなく、各々の
抵抗体Z1〜Z4にほぼ均一に流れるため、全体とし
て大きなサージ電流を吸収することが可能とな
る。
第5図〜第8図に本考案の他の実施例を示して
おり、以下その説明を行う。
おり、以下その説明を行う。
第5図に示す実施例では、可変抵抗VR1〜VR4
を抵抗体Z1〜Z4に直列に接続したものである。
を抵抗体Z1〜Z4に直列に接続したものである。
従つて可変抵抗VR1〜VR4を調整すると第6図
のように上記実施例よりも更に制限電圧電流特性
が近似すると共に、各々のサージ吸収能力の限界
点を一致させることができる。
のように上記実施例よりも更に制限電圧電流特性
が近似すると共に、各々のサージ吸収能力の限界
点を一致させることができる。
このため抵抗体Z1〜Z4を並列接続した数量分の
サージ吸収能力を得ることが可能となる。
サージ吸収能力を得ることが可能となる。
また、第7図に示す実施例では、インダクタン
スL1〜L4を抵抗体Z1〜Z4に直列に接続したもので
ある。この実施例の場合も、上記実施例と同じ制
限電圧電流特性を得ることができ、大きなサージ
吸収能力を得ることができる。特に、高周波サー
ジに対して、抵抗体Z1〜Z4に流れるサージ電流の
分流効果が大きくなる。
スL1〜L4を抵抗体Z1〜Z4に直列に接続したもので
ある。この実施例の場合も、上記実施例と同じ制
限電圧電流特性を得ることができ、大きなサージ
吸収能力を得ることができる。特に、高周波サー
ジに対して、抵抗体Z1〜Z4に流れるサージ電流の
分流効果が大きくなる。
また、第8図に示す実施例では、可変インダク
タンスVL1〜VL4を抵抗体Z1〜Z4に直列に接続し
たものであり、上記可変抵抗VR1〜VR4を用いた
実施例と同じ制限電圧電流特性を得ることがで
き、大きなサージ吸収能力を得ることができる。
特に、この実施例の場合も上記実施例と同様に高
周波サージに対して、抵抗体Z1〜Z4に流れるサー
ジ電流の分流効果が大きくなる。
タンスVL1〜VL4を抵抗体Z1〜Z4に直列に接続し
たものであり、上記可変抵抗VR1〜VR4を用いた
実施例と同じ制限電圧電流特性を得ることがで
き、大きなサージ吸収能力を得ることができる。
特に、この実施例の場合も上記実施例と同様に高
周波サージに対して、抵抗体Z1〜Z4に流れるサー
ジ電流の分流効果が大きくなる。
以上のように本考案のサージ吸収器は、抵抗ま
たはインダクタンスと抵抗体を直列接続したもの
は複数個並列接続するものであり、サージが印加
されてもサージ電流が一個の抵抗体に集中するこ
となく各々の抵抗体にほぼ均一に流れるため、全
体として大きなサージ電流を吸収し、簡単に大き
なサージ吸収能力を得ることができるという利点
を有するものである。
たはインダクタンスと抵抗体を直列接続したもの
は複数個並列接続するものであり、サージが印加
されてもサージ電流が一個の抵抗体に集中するこ
となく各々の抵抗体にほぼ均一に流れるため、全
体として大きなサージ電流を吸収し、簡単に大き
なサージ吸収能力を得ることができるという利点
を有するものである。
第1図は従来のサージ吸収器の結線図、第2図
はそのサージ吸収器の制限電圧電流特性の一例を
示す特性図、第3図は本考案の一実施例によるサ
ージ吸収器の結線図、第4図はそのサージ吸収器
の制限電圧電流特性の一例を示す特性図、第5
図、第7図および第8図はそれぞれ本考案の他の
実施例によるサージ吸収器の結線図、第6図は第
5図に示すサージ吸収器の制限電圧電流特性の一
例を示す特性図である。 Z1〜Z4……抵抗体(金属酸化物電圧非直線抵抗
体)、R1〜R4……抵抗、VR1〜VR4……可変抵
抗、L1〜L4……インダクタンス、VL1〜VL4……
可変インダクタンス。
はそのサージ吸収器の制限電圧電流特性の一例を
示す特性図、第3図は本考案の一実施例によるサ
ージ吸収器の結線図、第4図はそのサージ吸収器
の制限電圧電流特性の一例を示す特性図、第5
図、第7図および第8図はそれぞれ本考案の他の
実施例によるサージ吸収器の結線図、第6図は第
5図に示すサージ吸収器の制限電圧電流特性の一
例を示す特性図である。 Z1〜Z4……抵抗体(金属酸化物電圧非直線抵抗
体)、R1〜R4……抵抗、VR1〜VR4……可変抵
抗、L1〜L4……インダクタンス、VL1〜VL4……
可変インダクタンス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属酸化物電圧非直線抵抗体に抵抗またはイ
ンダクタンスを直列に接続し、かつこの直列回
路を複数個並列に接続してなるサージ吸収器。 (2) 抵抗またはインダクタンスが可変可能である
実用新案登録請求の範囲第1項に記載のサージ
吸収器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7859678U JPS6211163Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7859678U JPS6211163Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54179444U JPS54179444U (ja) | 1979-12-19 |
JPS6211163Y2 true JPS6211163Y2 (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=28995816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7859678U Expired JPS6211163Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6211163Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171414A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-28 | 富士電機株式会社 | サ−ジ吸収装置 |
JP2013196895A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Toshiba Corp | 直流遮断器 |
-
1978
- 1978-06-07 JP JP7859678U patent/JPS6211163Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54179444U (ja) | 1979-12-19 |
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