JPS6211082B2 - - Google Patents
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- JPS6211082B2 JPS6211082B2 JP58248528A JP24852883A JPS6211082B2 JP S6211082 B2 JPS6211082 B2 JP S6211082B2 JP 58248528 A JP58248528 A JP 58248528A JP 24852883 A JP24852883 A JP 24852883A JP S6211082 B2 JPS6211082 B2 JP S6211082B2
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- clothing
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光硬化性樹脂組成物を利用した被服
に関する。
に関する。
被服は、身体に適合し動作にしたがつて所要部
が自由に伸縮するのが好ましいが、下着類では身
体の一部のぜい肉が膨出するのを抑制して整形す
ることも広く行なわれている。従来のこれらのも
のは、伸縮性の異なる伸縮生地を縫合したり、伸
縮性のない生地を縫着したり、また所定の糸を縫
着したりして身体の膨出部等を拘束するようにし
ていたものであつた。そのため、所望のものを成
形するには、裁縫工程が複雑化して手間がかかつ
たり、生地が重なつてごわごわするものであつ
た。
が自由に伸縮するのが好ましいが、下着類では身
体の一部のぜい肉が膨出するのを抑制して整形す
ることも広く行なわれている。従来のこれらのも
のは、伸縮性の異なる伸縮生地を縫合したり、伸
縮性のない生地を縫着したり、また所定の糸を縫
着したりして身体の膨出部等を拘束するようにし
ていたものであつた。そのため、所望のものを成
形するには、裁縫工程が複雑化して手間がかかつ
たり、生地が重なつてごわごわするものであつ
た。
また、近年熱プレスすることにより、所要個所
の伸縮部を拘束することも知られているが、押圧
加熱により生地をいためたり、変色しやすいもの
であり、また立体的な多面処理にあつては簡単に
処理できないものであつた。
の伸縮部を拘束することも知られているが、押圧
加熱により生地をいためたり、変色しやすいもの
であり、また立体的な多面処理にあつては簡単に
処理できないものであつた。
本発明は上記のような点に鑑みたもので、伸縮
性の異なる生地を縫合したり、伸縮しない生地を
縫着したりすることなく、また押圧加熱により生
地を劣化したりすることなく、所望個所に硬化用
光線を照射するだけで伸縮性生地の伸びを適宜に
拘束できて所望の被服を形成できる光硬化性樹脂
組成物を利用した被服を提供するにある。
性の異なる生地を縫合したり、伸縮しない生地を
縫着したりすることなく、また押圧加熱により生
地を劣化したりすることなく、所望個所に硬化用
光線を照射するだけで伸縮性生地の伸びを適宜に
拘束できて所望の被服を形成できる光硬化性樹脂
組成物を利用した被服を提供するにある。
以下、本発明を実施例にもとずいて説明する。
第1図は本発明の一実施例で、ブラジヤーに実
施したものである。ブラジヤー1は、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタン等
の非弾性のものや弾性のある心糸に特開昭57−
76016号、特開昭57−65714号、特開昭57−165417
号等で開示されているようなオルガノシラシを構
造の一部とするオリゴウレタンアクリレートを5
〜70重量部含む樹脂組成物、ポリエステルポリオ
ール、多価イソシアネート化合物、活性水素含有
アクリル系単量体を所定量の割合で反応させて得
る適宜な弾性の樹脂組成物、アリルエーテル化2
価アルコール等を成分とする低分子量ポリエステ
ル樹脂、ジイソシアネート化合物、活性水素含有
アクリル系を適宜に反応して得る被服組成物等の
紫外線照射により可撓的に硬化できる光硬化性樹
脂組成物を適量塗着し、その外面にナイロン、ア
クリル、木綿、毛等の糸繊維を巻回、捻合あるい
は植設等により形成した編糸を経編、横編、丸
編、平型編等で編成し、所定通り裁断するととも
に、胸バンド2、肩ひも3、縁飾り4を適宜に縫
合して形成している。このように光硬化性樹脂組
成物含有の編糸で編成したブラジヤー1の図の斜
線で示した肩ひも3の肩部5、胸部の乳房下部
6、胸バンド2の乳房間部7に、所定の紫外線照
射装置(図示せず)により50〜200W/cm位の紫
外線の硬化用光線をほぼ0.5〜数秒等の短時間照
射して、上記所要部の生地の伸びを可撓的に拘束
するようにしている。所要部の照射方法として
は、たとえば編成したブラジヤー1を平面状に展
開し、斜線で示したような所要形状に開孔したア
ルミ箔等のテンプレートシートをブラジヤー1に
被覆して紫外線照射装置に搬送するなどして行な
うものである。
施したものである。ブラジヤー1は、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタン等
の非弾性のものや弾性のある心糸に特開昭57−
76016号、特開昭57−65714号、特開昭57−165417
号等で開示されているようなオルガノシラシを構
造の一部とするオリゴウレタンアクリレートを5
〜70重量部含む樹脂組成物、ポリエステルポリオ
ール、多価イソシアネート化合物、活性水素含有
アクリル系単量体を所定量の割合で反応させて得
る適宜な弾性の樹脂組成物、アリルエーテル化2
価アルコール等を成分とする低分子量ポリエステ
ル樹脂、ジイソシアネート化合物、活性水素含有
アクリル系を適宜に反応して得る被服組成物等の
紫外線照射により可撓的に硬化できる光硬化性樹
脂組成物を適量塗着し、その外面にナイロン、ア
クリル、木綿、毛等の糸繊維を巻回、捻合あるい
は植設等により形成した編糸を経編、横編、丸
編、平型編等で編成し、所定通り裁断するととも
に、胸バンド2、肩ひも3、縁飾り4を適宜に縫
合して形成している。このように光硬化性樹脂組
成物含有の編糸で編成したブラジヤー1の図の斜
線で示した肩ひも3の肩部5、胸部の乳房下部
6、胸バンド2の乳房間部7に、所定の紫外線照
射装置(図示せず)により50〜200W/cm位の紫
外線の硬化用光線をほぼ0.5〜数秒等の短時間照
射して、上記所要部の生地の伸びを可撓的に拘束
するようにしている。所要部の照射方法として
は、たとえば編成したブラジヤー1を平面状に展
開し、斜線で示したような所要形状に開孔したア
ルミ箔等のテンプレートシートをブラジヤー1に
被覆して紫外線照射装置に搬送するなどして行な
うものである。
このように本実施例では、硬化用光線を照射し
て光硬化性樹脂組成物を硬化できて所要部の伸び
を拘束できるため、従来のように所望の伸縮拘束
個所に伸縮性の異なる生地を縫合したり、伸縮性
のない生地を縫着したり、糸を縫着したりするこ
となく整形できるものであり、裁縫工程が複雑化
せずに手間がかからず、また生地を押圧加熱しな
いため生地の劣化も回避できるものである。
て光硬化性樹脂組成物を硬化できて所要部の伸び
を拘束できるため、従来のように所望の伸縮拘束
個所に伸縮性の異なる生地を縫合したり、伸縮性
のない生地を縫着したり、糸を縫着したりするこ
となく整形できるものであり、裁縫工程が複雑化
せずに手間がかからず、また生地を押圧加熱しな
いため生地の劣化も回避できるものである。
特にポリウレタンを心としたいわゆるスパンデ
イスク糸の場合、伸びの拘束性を大きくできるも
ので好ましいものである。
イスク糸の場合、伸びの拘束性を大きくできるも
ので好ましいものである。
第2図は本発明の他の実施例で、ガードル8に
実施したものである。本実施例でも、上記したよ
うな編糸で編成して形成しているとともに、ガー
ドル8の前部中央の腹部9に上記装置で紫外線の
硬化用光線を所要時間菱形状に照射して腹部9の
伸びを拘束して形成しているものである。
実施したものである。本実施例でも、上記したよ
うな編糸で編成して形成しているとともに、ガー
ドル8の前部中央の腹部9に上記装置で紫外線の
硬化用光線を所要時間菱形状に照射して腹部9の
伸びを拘束して形成しているものである。
本実施例では、従来のように腹部に伸縮性のな
い生地を重ねて縫着するのを防止できて腹部がご
わごわせずに整形がはかれるとともに、腹部の生
地の節約化、縫着作業の省略がはかれるものであ
る。
い生地を重ねて縫着するのを防止できて腹部がご
わごわせずに整形がはかれるとともに、腹部の生
地の節約化、縫着作業の省略がはかれるものであ
る。
第3図、第4図は本発明のガードル8の他の実
施例で、上記のように腹部9のほかに腰部10、
でん部11を硬化用光線を斜線のように照射して
形成したものである。
施例で、上記のように腹部9のほかに腰部10、
でん部11を硬化用光線を斜線のように照射して
形成したものである。
本実施例では、上記のようなガードルの前面の
一平面的なものでなく、前部、側部、後部といつ
た多面の立体的な複雑な形状であつても、所要部
の伸びの拘束を容易に行なえるものであり、熱プ
レス処理のように押型が不要なもので、所要形状
に開孔したテンプレートシートなどを介してガー
ドルの周囲から照射して簡単に硬化処理すること
ができるものである。
一平面的なものでなく、前部、側部、後部といつ
た多面の立体的な複雑な形状であつても、所要部
の伸びの拘束を容易に行なえるものであり、熱プ
レス処理のように押型が不要なもので、所要形状
に開孔したテンプレートシートなどを介してガー
ドルの周囲から照射して簡単に硬化処理すること
ができるものである。
このように、伸縮する生地の拘束が必要なそれ
ぞれの部分を個別に、または全部を実施するにあ
つてもそれぞれの部分の必要な伸縮拘束性に対応
して硬化用組線の照射量を適宜に加減することも
できるもので、所望の適切なものを形成できるも
のである。
ぞれの部分を個別に、または全部を実施するにあ
つてもそれぞれの部分の必要な伸縮拘束性に対応
して硬化用組線の照射量を適宜に加減することも
できるもので、所望の適切なものを形成できるも
のである。
なお、所要部への照射手段としては、所要形状
に開孔したテンプレートシートを用いたが、照射
装置部に所要の開孔部を配設するなど適宜に実施
可能であり、また処理工程は被服の縫製後が好ま
しいが、縫製以前の中間工程であつてもよいもの
である。
に開孔したテンプレートシートを用いたが、照射
装置部に所要の開孔部を配設するなど適宜に実施
可能であり、また処理工程は被服の縫製後が好ま
しいが、縫製以前の中間工程であつてもよいもの
である。
また、上記の実施例では、いわゆるカバーヤー
ンやコアスパンヤーン等の合成繊維や混紡繊維の
心材に光硬化性樹脂組成物を塗着して、この心材
を硬化性光線で硬化し、外面は従来品と何ら変化
が生じない風合としたが、このように心材に塗着
するものに限定するものではなく、カバーヤー
ン、コアスパンヤーン等の合成繊維、混紡繊維に
光硬化性樹脂組成物を塗着したり、含浸させりす
ることもでき、また合成樹脂自体に光硬化性樹脂
組成物を配合して形成することもできるものであ
る。また、編糸は、ポリエステル、ナイロン、ポ
リウレタン等の合成繊維や木綿、麻等の天然繊維
に光硬化性樹脂組成物を塗着、配合したものであ
つてもよく、これらの編糸と従来のものとを経
糸、横糸等に適宜に使用して編成し、所望の伸び
の拘束性のある肌ざわりのよい被服を形成するこ
とも適宜に行なえるものである。また、光硬化性
樹脂組成物を含んだ編糸は、上記した被服の全面
にわたつて使用してもよいが、必要箇所のみに使
用して所望の拘束性を得るようにしてもよいもの
である。また、適宜の添加剤や顔料等を付加して
帯電性等を防止したり、模様づけを同時に行なう
こともできるものである。
ンやコアスパンヤーン等の合成繊維や混紡繊維の
心材に光硬化性樹脂組成物を塗着して、この心材
を硬化性光線で硬化し、外面は従来品と何ら変化
が生じない風合としたが、このように心材に塗着
するものに限定するものではなく、カバーヤー
ン、コアスパンヤーン等の合成繊維、混紡繊維に
光硬化性樹脂組成物を塗着したり、含浸させりす
ることもでき、また合成樹脂自体に光硬化性樹脂
組成物を配合して形成することもできるものであ
る。また、編糸は、ポリエステル、ナイロン、ポ
リウレタン等の合成繊維や木綿、麻等の天然繊維
に光硬化性樹脂組成物を塗着、配合したものであ
つてもよく、これらの編糸と従来のものとを経
糸、横糸等に適宜に使用して編成し、所望の伸び
の拘束性のある肌ざわりのよい被服を形成するこ
とも適宜に行なえるものである。また、光硬化性
樹脂組成物を含んだ編糸は、上記した被服の全面
にわたつて使用してもよいが、必要箇所のみに使
用して所望の拘束性を得るようにしてもよいもの
である。また、適宜の添加剤や顔料等を付加して
帯電性等を防止したり、模様づけを同時に行なう
こともできるものである。
以上の実施例では、ブラジヤー、ガードルのフ
アンデーシヨンについて説明したが、スリツプ、
パンテイ、パンテイストツキング、タイツ等につ
いても同様に適宜に適用できるものであり、さら
に必要に応じてソツクス、水着、スポーツシヤ
ツ、ジヨギングパンツ、上着等にも適用すること
ができるものである。
アンデーシヨンについて説明したが、スリツプ、
パンテイ、パンテイストツキング、タイツ等につ
いても同様に適宜に適用できるものであり、さら
に必要に応じてソツクス、水着、スポーツシヤ
ツ、ジヨギングパンツ、上着等にも適用すること
ができるものである。
また、上記では、紫外線硬化について説明した
が、遠赤外線硬化等についても同様に実施できる
もので、所要の遠赤外線硬化樹脂組成物を所定の
条件で照射すればよいものである。
が、遠赤外線硬化等についても同様に実施できる
もので、所要の遠赤外線硬化樹脂組成物を所定の
条件で照射すればよいものである。
以上のように本発明にあつては、所望個所に硬
物用光線を照射するだけで伸縮性生地の伸びを適
宜に拘束できて所望の被服を形成できるもので、
伸縮性の異なる生地を縫合したり、伸縮しない生
地を縫着したりすることなく、また押圧加熱によ
り生地を劣化したりすることもないもので、被服
の製造工程を簡略化でき、裁縫をできるだけ省略
できてすつきりとした被服を得ることができるも
のである。
物用光線を照射するだけで伸縮性生地の伸びを適
宜に拘束できて所望の被服を形成できるもので、
伸縮性の異なる生地を縫合したり、伸縮しない生
地を縫着したりすることなく、また押圧加熱によ
り生地を劣化したりすることもないもので、被服
の製造工程を簡略化でき、裁縫をできるだけ省略
できてすつきりとした被服を得ることができるも
のである。
第1図は本発明の一実施例のブラジヤーの正面
図、第2図は同上の他の実施例のガードルの正面
図、第3図、第4図は同上のさらに他の実施例の
ガードルの正面図および背面図である。 1……ブラジヤー、5……肩部、6……乳房下
部、7……乳房間部、8……ガードル、9……腹
部、10……腰部、11……でん部。
図、第2図は同上の他の実施例のガードルの正面
図、第3図、第4図は同上のさらに他の実施例の
ガードルの正面図および背面図である。 1……ブラジヤー、5……肩部、6……乳房下
部、7……乳房間部、8……ガードル、9……腹
部、10……腰部、11……でん部。
Claims (1)
- 1 光硬化性樹脂組成物を含有した編糸で伸縮性
のある被服を編成するとともに、上記光硬化性樹
脂組成物を硬化する紫外線等の所定の硬化用光線
を上記被服の伸びを拘束したい所定の個所に照射
して所望の被服を形成したことを特徴とする光硬
化性樹脂組成物を利用した被服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248528A JPS60139801A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 光硬化性樹脂組成物を利用した被服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248528A JPS60139801A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 光硬化性樹脂組成物を利用した被服 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60139801A JPS60139801A (ja) | 1985-07-24 |
JPS6211082B2 true JPS6211082B2 (ja) | 1987-03-10 |
Family
ID=17179524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58248528A Granted JPS60139801A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 光硬化性樹脂組成物を利用した被服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60139801A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734886Y2 (ja) * | 1991-05-28 | 1995-08-09 | 株式会社ワコール | 被 服 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP58248528A patent/JPS60139801A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60139801A (ja) | 1985-07-24 |
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