JPS62110013A - スプリングワツシヤ - Google Patents
スプリングワツシヤInfo
- Publication number
- JPS62110013A JPS62110013A JP21405285A JP21405285A JPS62110013A JP S62110013 A JPS62110013 A JP S62110013A JP 21405285 A JP21405285 A JP 21405285A JP 21405285 A JP21405285 A JP 21405285A JP S62110013 A JPS62110013 A JP S62110013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring washer
- temperature
- shape
- transformation point
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)発明の目的
[産業上の利用分野]
この発明は捩子、ボルトの緩み防止に使用づるスプリン
グワッシャに関するものである。
グワッシャに関するものである。
r従来の技術]
捩子・ボルトの締結力の緩和防1[、いわゆる緩み止め
としてばね座金(スプリングワッシャ)が用いられてい
る。
としてばね座金(スプリングワッシャ)が用いられてい
る。
ボルト、ナツト、基材(締結対象物)及び座金が同一材
質である場合には、締結時より温度が著しく上昇しても
、互にほぼ同じ熱膨張を示す゛ため、締結力の緩和はそ
れ程問題にならない。
質である場合には、締結時より温度が著しく上昇しても
、互にほぼ同じ熱膨張を示す゛ため、締結力の緩和はそ
れ程問題にならない。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、各構成要素、即ち、ポル1−、ナツト、
基材及びスプリングワッシ1?が同一素材であることは
希rあり、また、最近の新素材を用いた極限技術におい
て、締結時を数百℃以上上回る温度での使用も珍しいこ
とではない。このような大きな温度変化がある場合には
、スプリングワッシャの熱膨張よりもボルトの熱膨張の
方が人さくなる場合があり、この場合はスプリングワッ
シtνが緩み止めとして開面し得ず、締結力は低下する
。
基材及びスプリングワッシ1?が同一素材であることは
希rあり、また、最近の新素材を用いた極限技術におい
て、締結時を数百℃以上上回る温度での使用も珍しいこ
とではない。このような大きな温度変化がある場合には
、スプリングワッシャの熱膨張よりもボルトの熱膨張の
方が人さくなる場合があり、この場合はスプリングワッ
シtνが緩み止めとして開面し得ず、締結力は低下する
。
このようなことから、大きな温度差によってボルトが大
きく熱膨張した場合であっても、なお締結力を維持し青
るスプリングワッシpが望まれている。
きく熱膨張した場合であっても、なお締結力を維持し青
るスプリングワッシpが望まれている。
この発明は上記の如き“11情に鑑みてなされたもので
あって、締結時よりも温度が著しく1冒してち、なお、
締結力をlし得るスプリングワツシを提供することを目
的とするものである。
あって、締結時よりも温度が著しく1冒してち、なお、
締結力をlし得るスプリングワツシを提供することを目
的とするものである。
(ロ)発明の構成
[問題を解決するための手段]
この目的に対応して、この発明のスプリングワッシャは
、変態点以上の温度で隆起した形状をなす形状記憶合金
製の素材を変態点以上の温度において短縮した形状に塑
性変形させてなることを特i牧どしている。
、変態点以上の温度で隆起した形状をなす形状記憶合金
製の素材を変態点以上の温度において短縮した形状に塑
性変形させてなることを特i牧どしている。
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面についで説
明する。
明する。
第1図において、1はこの発明の一実施例に係わるスプ
リングワッシせである。スプリングワツシVr 1は円
環状をなし一部分に切欠部2が設けられでいる。
リングワッシせである。スプリングワツシVr 1は円
環状をなし一部分に切欠部2が設けられでいる。
スプリングワツシ1ν1はその素材がNiTi合金等の
形状記憶金属からなり、5℃乃至10℃の温度において
は、第3図に示す如ぎ、スプリングワッシllt′J<
隆起した形状となるように成形加工されている。即15
、形状回復終了温度(以後変態点という)が前記5℃〜
10℃になるような割合のNili合金等の形状記憶金
属で、前記第1図に示J形状に成形した素材をこの形状
に拘束して、アルゴンガス中で950℃で1時間保持し
た後、そのまま炉の中で冷却し、更に大気炉中で300
℃を30分間保持することにより、前記第1図に示づ形
状の記憶を有するスプリングワッシp 1が得られるし
のである。これを変態点より十分低い温度、例えば0℃
の雰囲気で塑性変形して、第2図に示すような端部が切
欠部2で相接した元の環状のスプリングワッシャとし、
使用前は冷凍庫等の変態点より十分低い温度で保存して
おく。
形状記憶金属からなり、5℃乃至10℃の温度において
は、第3図に示す如ぎ、スプリングワッシllt′J<
隆起した形状となるように成形加工されている。即15
、形状回復終了温度(以後変態点という)が前記5℃〜
10℃になるような割合のNili合金等の形状記憶金
属で、前記第1図に示J形状に成形した素材をこの形状
に拘束して、アルゴンガス中で950℃で1時間保持し
た後、そのまま炉の中で冷却し、更に大気炉中で300
℃を30分間保持することにより、前記第1図に示づ形
状の記憶を有するスプリングワッシp 1が得られるし
のである。これを変態点より十分低い温度、例えば0℃
の雰囲気で塑性変形して、第2図に示すような端部が切
欠部2で相接した元の環状のスプリングワッシャとし、
使用前は冷凍庫等の変態点より十分低い温度で保存して
おく。
ボルト、ナツトの使用温度が常温にり十分高い場合には
、その温度に対応した変態点を有する形状記憶合金を使
用することにより効果的な締結を得ることができる。
、その温度に対応した変態点を有する形状記憶合金を使
用することにより効果的な締結を得ることができる。
[作用]
このように構成されたスプリングワッシャ1を使用する
場合、第3図に示すように、セラミックス製のu材4,
5を金属製のボルト6、ナツト7で締結する場合、通常
のスプリングワッシャの使用方法と同様に、ポル]・6
と基材4の間、若しくはナツト7と基材5の11″Aに
スプリングワッシャ1を1叙装ヂるが、この締結作業は
ポルh6、ナツト7及び基材4.5並びにスプリングワ
ッシャ1共に変態温度以上にならないようにする。締結
作業が終了したら、温度の拘束を解除Jる。
場合、第3図に示すように、セラミックス製のu材4,
5を金属製のボルト6、ナツト7で締結する場合、通常
のスプリングワッシャの使用方法と同様に、ポル]・6
と基材4の間、若しくはナツト7と基材5の11″Aに
スプリングワッシャ1を1叙装ヂるが、この締結作業は
ポルh6、ナツト7及び基材4.5並びにスプリングワ
ッシャ1共に変態温度以上にならないようにする。締結
作業が終了したら、温度の拘束を解除Jる。
次に、このような締結部分が高温になるとボルト6は熱
膨服により隆起するが、スプリングワッシλ!]ち変態
点以上に胃温することによって第1図に示す隆起した状
態に(り元し、スプリングワツシt・とじての開化を発
揮し締結力を維持りる。
膨服により隆起するが、スプリングワッシλ!]ち変態
点以上に胃温することによって第1図に示す隆起した状
態に(り元し、スプリングワツシt・とじての開化を発
揮し締結力を維持りる。
(ハ)発明の効宋
このように、この発明のスプリングワッシャでは、その
素材を形状記憶合金で構成するだけで、従来と同じ操作
と部品数で、締ね一時と使用時で大きな温度差が生じる
場合にJ5いでも、温1良上譬に伴うポル[〜の伸びを
1−回る変形tj1を記憶させた形状記憶合金(ハ形状
復元によって確実tこ締結力を紺141Jることがでさ
る。
素材を形状記憶合金で構成するだけで、従来と同じ操作
と部品数で、締ね一時と使用時で大きな温度差が生じる
場合にJ5いでも、温1良上譬に伴うポル[〜の伸びを
1−回る変形tj1を記憶させた形状記憶合金(ハ形状
復元によって確実tこ締結力を紺141Jることがでさ
る。
第1図は隆起した状態のスプリングワッシャを示す斜視
説明図、第2図は短縮した状態のスプリングワッシャを
示す斜?J!1明図、及び第3図はスプリングワッシt
2の使用状態を丞す縦断面図である。 1・・・スプリングワッシャ 2・・・切欠部 4
゜5・・・基材 6・・・ボルト 7・・・ナット
第1図 第2図
説明図、第2図は短縮した状態のスプリングワッシャを
示す斜?J!1明図、及び第3図はスプリングワッシt
2の使用状態を丞す縦断面図である。 1・・・スプリングワッシャ 2・・・切欠部 4
゜5・・・基材 6・・・ボルト 7・・・ナット
第1図 第2図
Claims (1)
- 変態点以上の温度で隆起した形状をなす形状記憶合金製
の素材を変態点以下の温度において短縮した形状に塑性
変形させてなることを特徴とするスプリングワッシャ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214052A JPH0742973B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | スプリングワッシャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214052A JPH0742973B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | スプリングワッシャ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62110013A true JPS62110013A (ja) | 1987-05-21 |
JPH0742973B2 JPH0742973B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=16649463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60214052A Expired - Lifetime JPH0742973B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | スプリングワッシャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742973B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01147597A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-06-09 | U S Philips Corp | 鍵盤打楽器の共鳴管のチューニング調整装置 |
JPH01210607A (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-24 | Tokyo Seimitsu Bane Kk | 開環ウェーブワッシャ |
JPH02102012U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-14 | ||
JP2006183827A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Sharp Corp | 締結構造およびネジユニット並びに物品の組立て方法 |
JP2007046779A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-22 | Union Seimitsu:Kk | 易分解締結組み立て品、易分解締結構造、易分解締結用雄ねじ、易分解締結用のワッシャ付き雄ねじ、及び、その製造方法 |
US7210884B2 (en) | 2004-06-28 | 2007-05-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fastening component and appliance |
US7699568B2 (en) | 2003-06-04 | 2010-04-20 | Union Seimitsu Co. Ltd | Screw attachment, fastening assembly having screw attachment, and process of releasing fastening assembly |
US8303222B2 (en) | 2007-12-03 | 2012-11-06 | Tokai University Educational System | Fastening body structure |
JP2017519945A (ja) * | 2014-04-17 | 2017-07-20 | コリア・インスティテュート・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー | 緩み止めねじ締結構造、及び緩み止めねじ締結構造の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015160173A1 (ko) * | 2014-04-17 | 2015-10-22 | 한국과학기술연구원 | 풀림 방지 나사 체결 구조 및 풀림 방지 나사 체결 구조 제조 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588817A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-19 | 株式会社山科精工所 | 弾性座金 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP60214052A patent/JPH0742973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588817A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-19 | 株式会社山科精工所 | 弾性座金 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01147597A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-06-09 | U S Philips Corp | 鍵盤打楽器の共鳴管のチューニング調整装置 |
JPH01210607A (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-24 | Tokyo Seimitsu Bane Kk | 開環ウェーブワッシャ |
JPH02102012U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-14 | ||
US7699568B2 (en) | 2003-06-04 | 2010-04-20 | Union Seimitsu Co. Ltd | Screw attachment, fastening assembly having screw attachment, and process of releasing fastening assembly |
US7210884B2 (en) | 2004-06-28 | 2007-05-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fastening component and appliance |
JP2006183827A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Sharp Corp | 締結構造およびネジユニット並びに物品の組立て方法 |
JP2007046779A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-22 | Union Seimitsu:Kk | 易分解締結組み立て品、易分解締結構造、易分解締結用雄ねじ、易分解締結用のワッシャ付き雄ねじ、及び、その製造方法 |
US8303222B2 (en) | 2007-12-03 | 2012-11-06 | Tokai University Educational System | Fastening body structure |
JP2017519945A (ja) * | 2014-04-17 | 2017-07-20 | コリア・インスティテュート・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー | 緩み止めねじ締結構造、及び緩み止めねじ締結構造の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742973B2 (ja) | 1995-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62110013A (ja) | スプリングワツシヤ | |
US4484955A (en) | Shape memory material and method of treating same | |
US3783429A (en) | Temperature actuated connector | |
EP0105733B1 (en) | Connecting device with a heat-recoverable metal driver member | |
JPS5831492B2 (ja) | テイチヤクピン | |
WO1995015443A1 (en) | Washer and method for using the washer | |
JP3916085B2 (ja) | 締結部品及び締結構造を有する機器 | |
JPS61269874A (ja) | 形状記憶材料の接触素子を用いた電気コネクタ | |
EP0187452B1 (en) | A method of processing a nickel/titanium-based shape memory alloy and article produced therefrom | |
JPS6321367A (ja) | 形状記憶合金装置 | |
US3118035A (en) | Protectors for electric circuits | |
JPS5834215A (ja) | 締付け部材 | |
US4995822A (en) | Electrical connector | |
US5445532A (en) | Reusable vibration resistant integrated circuit mounting socket | |
JP2592461Y2 (ja) | 炭素繊維強化炭素製ワッシャー | |
JPH031459A (ja) | 形状記憶合金を用いた配線用コネクター | |
JPS62124322A (ja) | セラミツク軸受の締結構造 | |
JPS6034510A (ja) | 締結方法及び締結具 | |
EP2620658A2 (en) | Threaded fastener assembly and method of locking a threaded fastener | |
WO1995021333A1 (en) | Pre-tensionable screw | |
JPS63206486A (ja) | 貯湯タンクの防食装置 | |
JPH08184638A (ja) | バーン・イン試験用素子 | |
JPH06290855A (ja) | 炭化珪素質発熱体の端子金具 | |
JPS58206022A (ja) | 熱可逆的応答作動子 | |
Yoo | Plastic deformation of ordered intermetallic alloys: fundamental aspects |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |