JPS62108699A - スピ−カ用エツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分界１ この発明はスピーカ用エツジの改良に関する。

［従来の技術１ 従来、スピーカ用エツジの材料としては、主として耐候
性、成形性を考慮して遷択されており、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリカーボネート等が多用されていた。

［発明が解決しようとする問題点１ ところが、従来の上記樹脂は、内部ロスが小さい欠点が
あり、又スティフネスが大ぎくなって、エツジ共振等の
原因となっていた。

そこで、最近内部ロスが大ぎい特徴を有する樹脂として
、ポリプロピレンがエツジ部材として使用されるように
なってきた。

ところが、当該ポリプロピレン樹脂は接着性に乏しく、
粗面加工や表面活性化処理等を必要とするため、加工コ
ストが増大する欠点があった。

［問題を解決するための手段１ この発明は熱可塑性ポリスチルエラストマーよりなる樹
脂フィルムを成形してなるスピーカ用エツジである。

［実施例］ この発明に使用される熱可塑性ポリスチルエラストマー
樹脂としては、 １１Ｉ Ａニーｆ−Ｃ−◎−Ｃ−０＋ＣＨ２す＜ＯｆＯ Ｂニー（−Ｃ−◎−Ｃ−Ｏ−ＨＣＨ「１「Ｏｔ「１を化
学式とするＡ及びＢの共重合体があり、ｐｌｑ及びＡ、
Ｂの比により、柔軟性等の調整が出来る。

そして、当該樹脂を所定の形状に熱成形して、エツジが
完成する。

［発明の効果Ｊ 上記実旅例に説明したこの発明のエツジの諸特性を測定
し、従来のエツジ部（Δとの比較を次表にに示す。

比較２：ボリカーボネ−１・ 比較３：ポリプロピレン ◎：良好　○：良い　△：菖通　×：不可耐候性：キセ
ノンフェードメークを使用し、１００ｈｒ紫外線を照！
Ｊ１シたときの強度劣化を示づ。（◎印　５％以下） 耐溶剤性：エツジ形状に成形したものを酢酸エチル中に
１０分間浸積し、変形度合 い、外観変化を観察（×印　ポリカ ーボネートはクラックが発生、◎印 は変化なし）。

接名性：クロロプレンフエノリック系接着剤を用い、各
材料と綿布とを一定量で接着 し、１８０度剥離強度テストを行った。

成形性二〇印　熱プレス成形を行う必要があり、成形条
件（湿度、プレス圧、時間等） の選択範囲が狭い。

◎印　真空成形可能であり、成形条件 の選択可能範囲が広い。

以上の様に、この発明のエツジは内部ロスが極めて大き
く、かつ耐候性、耐溶剤性、接着性及び成型性等におい
ても、従来のエツジに比較して、優れた利点を有するも
のである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱可塑性ポリエステルエラストマーよりなる樹脂フィル
   ムを成形してなることを特徴とするスピーカ用エッジ。