JPS62106800A - ソ−イング用品収納ボツクス配設体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） この発明はミシン、特に、工業用ミシンの操作側におい
てミシン台に取り付けられるソーイング用品収納ボック
ス配設体の構造に関するものである。

（従来の技術） ソーイングにおいて使用されるボビン、針、鋏、目打ち
、ものさし、ビンセット、ドライバ、アタッチメント、
押え小物、縫製指示板、洗濯表示片、ワッペン、ボタン
、糸等の縫製に必要な部品、材料等のソーイング用品は
その種類が多い。

そこで、ミシンにはこれらのソーイング用品を一応収納
できる１個の大きな引出しが設けられているが、その中
は仕切りのない空間になっている。

そのため、この引出しを使用してみると、ソーイング用
品の整理ができず、又、必要なソーイング用品をそこか
ら取り出そうとする場合、迅速に取り出すことができな
いし、−目でその中に何が収納されているかを確認する
ことができない。

従って、前記引出しは現実にはソーイング用品を収納す
るために使用されておらず、通常はミシン台の上にソー
イング用品が無造作に置かれることが多い。

もし、ミシン台の上にソーイング用品が置かれた場合、
例えば、ミシン台から鋏を足の上に落としたり、針を床
の上に落としたりして怪我をする等危険である。そこで
、ソーイング用品を収納するためボックスが必要となる
。

ところが、これまでソーイング用品の収納に適した収納
箱がなく、通常はありあわせの箱で済ませている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、そのような箱はソーイング用品を収納し
にクク、又、そこからソーイング用品を取り出しにくい
という問題がある。特に、工業用ミシンの操作において
はソーイング用品や！ｉＨＪ材料が多く使用されるので
このような問題が多く、その問題が生産性を阻害する一
要因になっていた。

この発明の目的はミシン台に取り付けたり、ミシン台か
ら取り外したりすることが容易にでき、しかも、前記問
題の解決ができるソーイング用品収納ボックス配設体を
提供することにある。

発明の構成 （問題点を解決するための手段） この発明は前記の目的を達成するために、深さ５〜３０
＋ａｍの多数個のボックスがそれらの間口部を上に向け
て横方向に配設されているボックス集合体であって、ミ
シン台上に着脱可能に形成されているソーイング用品収
納ボックス配設体なる構成を採用した。

（作用） ミシン台上にソーイング用品収納ボックス配設体が取着
されると、それには多数個のボックスが配設されている
ので、その中に小物が整１里シた状態で収納される。各
ボックスはその深さが５〜３０１ｍと浅いので、ミシン
操作側において作′！Ｊ、名が手を伸ばすだけでそれら
のボックスに何が収納されているかを判別して、容易に
ソーイング用品を取り出すことができる。

（実施例） 次に、この発明を具体化した一実施例を第１図、第２図
に基づいて説明する。

第１図に示すようにミシンＭにはミシン本体Ｃを固定す
るために平板状のミシン台Ｂが設けられている。ミシン
本体Ｃを操作する側において前記ミシン台Ｂには縦断面
形状が全体としてほぼ逆り字形になっているソーイング
用品収納ボードへが取り付けられている。

第２図に示すようにソーイング用品収納ボードＡは、ミ
シン台Ｂの上に設けられるソーイング用品収°納ボック
ス配設体３（以下単にボックス配設体と称する）と、ソ
ーイング用品を収納するためにミシン台Ｂの側部に設け
られる側部ボックス６から主に構成されている。

そして、前記ボックス配設体３は側部ボックスＡの後板
１に取り付けられた懸吊部材２の上に固定されている。

前記側部ボックス６は薄型の筒状に形成され、１枚の長
方形の前板１１と、その前板１１の左右側部に同前板１
１に対して直角の方向に取り付けられた左右側板７．８
と、それらの左右側板７．８を挾んで前記前板１１と相
対向して設【ノられ後板１とから構成されている。

なお、前記後板１は前記前板１１より上下幅が大きく形
成され、側部ボックス６の！Ｆｉｆｆ口部付近でわずか
に屈曲し、水平方向の屈曲部１ａが形成されている。

前記側部ボックス６中の左側には前記左側板７と対向す
るように同左側板７より短い大区画板１０が垂直状に設
けられている。

そして、前記大区画板１０ａの下端部と前記左側板７の
西面中央部との間には上げ庇状の１枚の底板９が水平状
に取り付けられ、前記大区画板１０ａ、前記前板１１及
び後板１と協働して上方に１７１０する側部ボックス６
ａを形成している。

前記大区画板１０ａと右側板８との間には所定の間隔を
しって前記前板１１等に対して直角状に立てられた複数
枚の小区画板１０ｂが設けられ、それらは複数面の円形
の穴１４が設けられた上板１５によって覆われている。

なお１、前記穴１４は前記各小区画板１０ｂの間に１個
ずつ配設され、その穴１４にドライバや目打ち等の道具
が入れられたとき、その柄が引掛るようになっている。

このように、前記各小区画板１０ｂ、前記上板１５、前
記前板１１及び後板１によって下に間口する側部小ボッ
クス６ｂが前記側部ボックス６に形成されている。

前記後板１の上端部には側部ボックス６をミシン台Ｂに
懸吊するための平板状の懸吊部材２が前記後板１と逆り
字状を形成するように固定されている。

前記懸吊部材２の上面には深さが５〜３Ｑｍｍの、平面
形状が直方形のボックス配設体３が載置・固定され、そ
の中は多数個の仕切り板１２で仕切られた大小四つのグ
ループのボックス１３ａ１１３ｂ、１３ｃ、１３ｄが形
成されている。従って、ボックス配設体３は一種のボッ
クス集合体である。

他方、ＩｙＩ記後板１の後面側、すなわち、ミシン本体
Ｃ側には前記懸吊部材２の下面からミシン台Ｂの厚さ、
例えば、４０ｍｍだけ下方に下った位置で、同懸吊部材
２と同様の形状、大きさの板状の撮止め部材４が前記懸
吊部材２に対して平行に溶接・固定されている。

そして、同懸吊部材２は側部ボックス６がぶらぶら振れ
て不安定になったり、又は作業者が接触してミシン台Ｂ
から前記ソーイング用品収納ボードＡが外れ落ちたりす
るのを防止している。

なお、撮止め部材４は前記後板１に対して両部材４．１
のなす角度θが９０度より小さく、６０度よりは大きく
なるように前記屈曲部１ａ付近で固着されている。

上記のように構成されているこの実施例の作用、効果に
ついて述べる。

第１図に示すようにミシン台Ｂのミシン操作側にソーイ
ング用品収納ボードＡを持ってゆき、ソーイングの障害
にならないように右側に寄った位置で懸吊部材２と振れ
止め部材４との間に、ミシン台Ｂを挟むようにしてミシ
ン本体Ｃの方にソーイング用品収納ボードＡを押し込む
と、同ソーイング用品収納ボードＡがミシン台Ｂに取り
付けられる。

このように、この実施例のボックス配設体３はミシン台
Ｂに容易かつ簡単に装着することができる。

ミシン台Ｂに１着されたソーイング用品収納ボードＡに
おいては後板１と、懸吊部材２又は振れ止め部材４との
なす角度θが９０度より小さくなっているので、その重
心がミシン本体Ｃ側に寄り、前記ボードＡを安定した状
態でミシン台已に取り付けることができ、又、収納され
たドライバーの種類等を判別して取り出し易くなる。

又、後板１には振止め部材４が取り付けられているので
、測部ボックス６に作業者が接触しても収納ボード八が
振れることがなく、従って、ソーイング用品収納ボード
Δがミシン台Ｂから反転して落下するようなことはない
。

このようにミシン台Ｂに装着されたソーイング用品収納
ボードＡおいてボックス配設体３がミシン台Ｂの上に存
在することになるので、作業者は席を立つことなく、そ
れに順次ソーイング用品を収納することが可能になる。

例えば、左側にある一番大きなボックス１３ａには小鋏
、洗濯表示片等を、中央部の二つのボックス１３ｂには
ミシンのアクッヂメント等を、右側の二つのボックス１
３ｃには使用可能な針や折れた針等を、そして最も小さ
いボックス１３ｄにはその伯の小物をそれぞれ収納する
ことができる。

又、前記各ボックス１３ａ〜１３ｄの深さが浅いので収
納されているソーイング用品の判別が容易である。従っ
て、ボックス配設体３から容易にソーイング用品を取り
出すことができる。

又、側部ボックス６の側部大ボックス６ａには筆記用具
、縫製指示板、ビンセット等が、そして側部小ボックス
６ｂにはドライバ等をそれぞれ収納することができる。

このようにソーイング用品がソーイング用品収納ボード
△のボックス１３ａ〜１３ｄ１側部大ボックス６ａ、側
部小ボックス６ｂに収納されると、ソーイング用品の整
理・整頓が容易にできるようになる。さらに、ソーイン
グ用品を紛、失させたりすることも少なくなり、特に、
作業終了後にソーイング用品の数、とりわ【ブ針の本数
を数えたりすることが容易になる。

又、ミシン台Ｂからソーイング用品収納ボードＡを外す
ときも容易かつ簡単にできる。

本発明は前記実施例の構成に限定されることなく、例え
ば、次の態様で実施することもできる。

（１）後板１、懸吊部材２、振止め部材４等を金属板又
はプラスチックで形成すること。特に、前記後板１、懸
吊部材２、低止め部材４の三者をプラスチックで一体的
に形成すること。

（２）ボックス配設体３をビス、両面テープ、又は、面
フ？スナ等を使用して直接ミシン台Ｂの上に、又は懸吊
部材２等を介して着脱自在に設けたり、両者を折り畳め
るようにしたりすること。又、ボックス配設体３の底部
材と懸吊部材２を合わせて１枚の板状部材で形成するこ
と。

（３）振止め部材４をその機能を発揮する範囲において
種々の形状にしたり、後板１に取り付けるようにするこ
と。

例えば、撮止め部材４を懸吊部材２に対して平行を保ち
ながら上下方向に移動可能にしてミシン台Ｂを両部材で
完全に挟んで振れ止めできるようにすること。

（４）後板１の上下幅を側部大、小ボックス６ａ、６ｂ
の形成に必要な最小限度にすること。

（５）ボックス配設体３に適度の大きさと形状を有する
メモ差しや、縫製製品の＠最計呈装置等を取り付けるこ
と。

（６）第３図に示すように側部ボックス６において左、
右側板７．８を設けることなく、前板１１を湾曲形成し
て、その側部を後板１に直接接合し、側部ボックス６の
角部に作業員の作業衣が引掛らないようにすること。

（７）第４図に示すようにミシン操作側の反対側に取り
付けた架台１６上にボックス配設体６を固定してミシン
Ｃ越しに手を伸ばして、その配設体３からソーイング用
品を取り出せるようにすること。

発明の効果 この発明は５〜３Ｑｍｍという浅い多数のボックスの配
設体から構成されているので、ソーイング用品の収納・
整理を容易にするとともに、同用品の点検、確認をし易
くするという効果を発揮する。

又、ボックス配設体はミシン台上に取り付けられるよう
になっているので、作業者が席を立つことなく、ボック
ス配設体にソーイング用品を収納したり、それらから取
り出したり、点検したりすることができるというすぐれ
た効果を発揮する。

この発明のボックス配設体はミシン台に容易かつ安定し
て装着でき、又、取り外しも容易にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の斜視図、第２図は同実施例を部分的に
破断して示す拡大斜視図、第３図は側部ボックスの他の
態様を前記同様に示す斜視図、第４図はボックス配設体
の他の取付は態様を示す斜？ｊｉ図である。 １・・後板、２・・懸吊部材、３・・ソーイング用品収
納ボックス配設体、４・・振止め部材、６・・側部ホッ
クス、１３ａ、１３ｂ、１３ｃ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、深さ５〜３０ｍｍの多数個のボックス（１３ａ、１
   ３ｂ、１３ｃ、１３ｄ）がそれらの開口部を上に向けて
   横方向に配設されているボックス集合体であって、ミシ
   ン台（Ｂ）上に着脱可能に形成されていることを特徴と
   するソーイング用品収納ボックス配設体。