JPS62105923A - パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化物の製造方法 - Google Patents
パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化物の製造方法Info
- Publication number
- JPS62105923A JPS62105923A JP24222785A JP24222785A JPS62105923A JP S62105923 A JPS62105923 A JP S62105923A JP 24222785 A JP24222785 A JP 24222785A JP 24222785 A JP24222785 A JP 24222785A JP S62105923 A JPS62105923 A JP S62105923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lanthanum
- stannate
- aqueous solution
- pyrochlore type
- precipitate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業」−の利用分デ?〉
本発明は、パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化
物の製造方法に関する。
物の製造方法に関する。
く従来技術〉
この種パイロクロア型ランタンースズ酸塩複合醇化物は
、強請’4j:体、蛍光材料のB1体、光変調素f−9
に応用されることが期待されている。
、強請’4j:体、蛍光材料のB1体、光変調素f−9
に応用されることが期待されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
かかるランタン−スズm塩複合酸化物を製造する方法と
して、構成原料成分の化合物を乾式混合し、これを仮焼
する方法かある。しかし、かかる方法では、酸化ランタ
ン、m化スズは共に800℃以北となると揮散し易くな
り、化学量論組成を保つことが難しく、かつ均一組成の
原料粉末を畳難いという欠点がある。
して、構成原料成分の化合物を乾式混合し、これを仮焼
する方法かある。しかし、かかる方法では、酸化ランタ
ン、m化スズは共に800℃以北となると揮散し易くな
り、化学量論組成を保つことが難しく、かつ均一組成の
原料粉末を畳難いという欠点がある。
そこで、かかる方法の欠点を是iEする方法として、各
構成成分の程合液を作り、これを混合沈澱させて、その
沈澱物を加熱する共沈法がある。
構成成分の程合液を作り、これを混合沈澱させて、その
沈澱物を加熱する共沈法がある。
この共沈法に基いて、ランタン−スズ酸塩複合酸化物を
形成する従来方法としては、塩化ランタンと塩化第2ス
ズの混合溶液にアンモニア水を加えて共沈させ、その沈
ε物を加熱して熱分解する方法がある。
形成する従来方法としては、塩化ランタンと塩化第2ス
ズの混合溶液にアンモニア水を加えて共沈させ、その沈
ε物を加熱して熱分解する方法がある。
ところが、かかる方lノ、であると、沈Cする水酸化ラ
ンタン、水酪化ススの重比を1対lに保つことが難しく
、また弔−結晶を得るために1000℃以にの高温加熱
が必要であるという欠点がある。
ンタン、水酪化ススの重比を1対lに保つことが難しく
、また弔−結晶を得るために1000℃以にの高温加熱
が必要であるという欠点がある。
本発明は、かかる共沈法を採用し、しかも製造が容易で
低温焼成が可能な、パイロクロア型ランタン−スズ酸塩
複合酸化物の製造方法の提供を目的とするものである。
低温焼成が可能な、パイロクロア型ランタン−スズ酸塩
複合酸化物の製造方法の提供を目的とするものである。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、スズの錯体水溶液に、ランタン塩化合物の水
溶液を混合して、ランタン−スズ酸塩水酸化物を沈澱さ
せた後、該沈澱物を加熱することを特徴とするものであ
る。
溶液を混合して、ランタン−スズ酸塩水酸化物を沈澱さ
せた後、該沈澱物を加熱することを特徴とするものであ
る。
〈実施例〉
本発明の一実施例を説明する。
まず塩化第2スズ水溶液中に過剰の水酸化ナトリウムを
加えた。
加えた。
すなわち
5IIC:14 + 4 NaOH+5n(OH)4+
4NaCIS!I(OH)4 + 2 NaOH→
Na25n(OH)aの化学反応により、スズの錯体水
溶液である Na5n(OH) sを生じさせ、これに
ランタン塩化合物である塩化ランタンLaCl:+を滴
下し、ランタン−スズ酸塩複合酸化物を沈澱させた。尚
、スズの錯体水溶液及びランタン塩化合物として、他の
化合物を用いることもできる。
4NaCIS!I(OH)4 + 2 NaOH→
Na25n(OH)aの化学反応により、スズの錯体水
溶液である Na5n(OH) sを生じさせ、これに
ランタン塩化合物である塩化ランタンLaCl:+を滴
下し、ランタン−スズ酸塩複合酸化物を沈澱させた。尚
、スズの錯体水溶液及びランタン塩化合物として、他の
化合物を用いることもできる。
この沈澱物を、 600℃、700°C,800℃の各
温度で大々4時間加熱処理して、ランタン−スズ酸塩複
合酸化物を得た。
温度で大々4時間加熱処理して、ランタン−スズ酸塩複
合酸化物を得た。
・試験力υ、
前記の方法で合成されたランタン−スズ酸塩水酸化物及
び、加熱によって得られた酸化物について、特性X線C
uKαを使用したX線粉末回折法による41一定、示差
熱分析による熱分解過程の観察を行った。
び、加熱によって得られた酸化物について、特性X線C
uKαを使用したX線粉末回折法による41一定、示差
熱分析による熱分解過程の観察を行った。
・試験結果
第1図に示す、前記試料のテンタン−スズ酸塩水酸化物
の示差熱分析(DTA)及び熱刊早分析(TG)の結果
、室温から300°C付近まで、脱水による玉量減少が
認められ、その後、略一定となり、760℃付近で発熱
ピークが認められた。
の示差熱分析(DTA)及び熱刊早分析(TG)の結果
、室温から300°C付近まで、脱水による玉量減少が
認められ、その後、略一定となり、760℃付近で発熱
ピークが認められた。
また加熱によってイ11られた酸化物のX線粉末回折の
結果は第2図のとおりであった。尚、図中0は、X線の
入射角および反射角を示す。
結果は第2図のとおりであった。尚、図中0は、X線の
入射角および反射角を示す。
第1図にあって、 700℃及び800°Cはいずれも
バイロクロア型La2Sn207のパターンの回折線で
あり、また該パイロクロア型車−相の結晶化ば、 60
0℃からはじまることが示された。これにより本実施例
試料は、当該温度の加熱により、パイロクロア型中−相
となることが示された。
バイロクロア型La2Sn207のパターンの回折線で
あり、また該パイロクロア型車−相の結晶化ば、 60
0℃からはじまることが示された。これにより本実施例
試料は、当該温度の加熱により、パイロクロア型中−相
となることが示された。
前記の回折試験からも明らかなように、本実施例試料は
、熱分解により非晶質から600℃以上の温度でバイロ
クロア型La 2Sn207?li−相に結晶化するこ
とが示された。
、熱分解により非晶質から600℃以上の温度でバイロ
クロア型La 2Sn207?li−相に結晶化するこ
とが示された。
このことから、本発明方法は、従来の共沈法よりも低温
で、パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化物を得
ることができるのを確認できた。
で、パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化物を得
ることができるのを確認できた。
〈発明の効果〉
本発明は、1述のように、パイロクロア型ランタン−ス
ズ酸塩複合酸化物を低温加熱で形成でき、しかも製造が
容易である等の優れた効果がある。
ズ酸塩複合酸化物を低温加熱で形成でき、しかも製造が
容易である等の優れた効果がある。
第1図は本実施例試料のX線粉末回折図形であり、第2
図は比較試料の同図形である。 第1図 温度(0C)
図は比較試料の同図形である。 第1図 温度(0C)
Claims (1)
- スズの錯体水溶液に、ランタン塩化合物の水溶液を混合
して、ランタン−スズ酸塩水酸化物を沈澱させた後、該
沈澱物を加熱することを特徴とするパイロクロア型ラン
タン−スズ酸塩複合酸化物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24222785A JPS62105923A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24222785A JPS62105923A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62105923A true JPS62105923A (ja) | 1987-05-16 |
Family
ID=17086123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24222785A Pending JPS62105923A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62105923A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280239A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Schott Ag | オプトセラミックス、それらから製造された光学エレメント、その用途及びイメージング光学素子 |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP24222785A patent/JPS62105923A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280239A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Schott Ag | オプトセラミックス、それらから製造された光学エレメント、その用途及びイメージング光学素子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Valenzuela et al. | Sol‐Gel Synthesis of Lithium Aluminate | |
US2823134A (en) | Densifying magnesia | |
Abraham et al. | Bi1. 7V8O16: the first Bi-Hollandite-type compound | |
JPS62105923A (ja) | パイロクロア型ランタン−スズ酸塩複合酸化物の製造方法 | |
JPS5943440B2 (ja) | アルカリチタネイト繊維材の製造方法 | |
JPH0645458B2 (ja) | パイロクロア型ビスマス−スズ酸塩複合酸化物の製造方法 | |
Tanaka | Studies on the Reactions between Oxides in Solid State at Higher Temperatures. I. The Reaction between Magnesium Oxide and Titanium Oxide | |
JP2002274847A (ja) | 針状酸化亜鉛の製法 | |
US3418087A (en) | Hydrated magnesium aluminate containing bound sulfate and processes for preparing same | |
KR0161814B1 (ko) | 비표면적이 큰 단일상 r(감마)-LiAlO2분말의 제조방법 | |
JP2590431B2 (ja) | Bi5 O7 (NO3 )の製造方法 | |
JPH0461807B2 (ja) | ||
JPH0193425A (ja) | ニオブ酸リチウム粉末の製造方法 | |
JP2791460B2 (ja) | チタン酸アルミン酸カリウムウィスカー及びその製造方法 | |
Yordanova et al. | Synthesis of nanosized pure and Cr doped Sc2–xInx (WO4) 3 solid solutions | |
JPH0343215B2 (ja) | ||
US3894969A (en) | Process for producing germanium-doped iron oxides | |
JP2535781B2 (ja) | プリデライト型化合物及びその合成法 | |
KR0167851B1 (ko) | 요소를 이용한 균일침전법에 의한 이트리윰철 가넷분말의 제조방법 | |
Araújo et al. | Influence of pH on the incorporation and growth of Pb 2 CrO 5 crystallites in silica matrix | |
JPH01192707A (ja) | 酸化物成形体の製造方法 | |
KR101025567B1 (ko) | 지오폴리머를 이용한 윌레마이트의 제조방법 | |
JPH07267643A (ja) | ビスマス化合物、その製造法と無機陰イオン交換体 | |
JPH06183898A (ja) | 針状チタン酸アルカリの製造方法 | |
JPH0251848B2 (ja) |