JPS62104Y2 - - Google Patents

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JPS62104Y2
JPS62104Y2 JP4807978U JP4807978U JPS62104Y2 JP S62104 Y2 JPS62104 Y2 JP S62104Y2 JP 4807978 U JP4807978 U JP 4807978U JP 4807978 U JP4807978 U JP 4807978U JP S62104 Y2 JPS62104 Y2 JP S62104Y2
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JP
Japan
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head
housing
rotating shaft
switch
bearing
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Expired
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JP4807978U
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JPS54149665U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来この種のリミツトスイツチは第1図に示す
ようにハウジング1とヘツド3間に設けたダイヤ
フラムタイプのシール15と、回転軸6に形成し
た溝18および軸受4間に設けたOリング16に
よつてたとえば切削油等の流体がハウジング1内
に侵入するのを防止しているが、使用中に、ダイ
ヤフラムシール15とヘツド3とによつて形成さ
れた室19内の圧力が次第に上昇し、やがてこれ
が、2気圧位になるとプランジヤー13が復帰作
用を失い、プランジヤー13が下つたままの状
態、換言すればスイツチのプランジヤー14が下
つたままの状態に保持され、スイツチ2は開閉能
力を失う。
スイツチの組み立て時にヘツド3をハウジング
1に対し室19内の気圧を下げた状態で、取付け
ているが、リミツトスイツチとして約3万回作動
すると、スイツチ2に内蔵された復帰スプリング
(図に示してない)が、プランジヤー13を復帰
させることができなくなる。
リミツトスイツチの使用中に室19内の圧力が
異常に上昇する現象については未だ解明されてお
らず、したがつてその原因は不明であるが、おそ
らく次に述べる理由によつて生じるものと思われ
る。すなわちヘツド3とダイヤフラムシール15
間にこれらによつて密封された室19が形成さ
れ、さらにばね11によつて付勢された復帰プラ
ンジヤー9とヘツド3の内壁によつて小室19a
が形成され、なお軸受4は一般に焼結合金によつ
て構成されている。またスイツチの作動に当つて
回転軸6が回転されると平坦部8と接触している
復帰プランジヤー9はばね11に抗して上方に押
上げられ、同時にプランジヤー13は下方に押圧
されて下降する。このとき小室19a内の体積が
小さくなるのでこの内部の空気は復帰プランジヤ
ー9の孔10を通して下方に移動し、反対にプラ
ンジヤー13の下降とともに下げられたダイヤフ
ラムシール15の作用によつて拡大された下部小
室19bは上部小室19aから流入した空気によ
つて上部小室と同一圧力に保たれるが、室19全
体の圧力は外部に比し低いため、軸受部5と軸6
との間にポンピング作用が起き、さらに回転軸6
が繰返し操作されると外部の空気あるいは液体は
室19内に導かれ、しだいに室19内の圧力が上
昇し、やがてこの圧力が、プランジヤー14の復
帰力を越えたとき、スイツチ2が作動不良に至る
ものと考えられる。
この考案はこのような欠点を解消しようとする
もので、以下図によつてこの考案の一実施例を説
明する。すなわち1はハウジング、2はこのハウ
ジングに内蔵されたスイツチ、3はハウジング1
の頭部にボルトによつて取付けられた周知のヘツ
ド、4はヘツド3の軸受部5に嵌挿した筒状の軸
受で、これは焼結合金により構成されている。6
はこの軸受に回転自在に支持された回転軸、7は
この回転軸に取付けられるローラーレバー、8は
回転軸の内端部に形成した平坦部、9はこの平坦
部と衝合するカツプ状の復帰プランジヤー、10
はこのプランジヤーに設けた孔、11はプランジ
ヤー9とヘツド内壁間に設けた復帰スプリング、
12は回転軸6の内端部において平坦部8と反対
側面に形成したカム部である。そしてこのカム部
は円板状に成形したものを回転軸6に嵌挿するこ
とにより構成することもできる。13は一端をこ
のカム部に、また他端をスイツチ2の押圧子14
にそれぞれ衝合させたプランジヤー、15はハウ
ジング1とヘツド3間にその周縁部が保持され、
中央部にプランジヤー13を貫通させたダイヤフ
ラムシールで、これはハウジング1内への水や油
等の流体の侵入を防止している。16は回転軸6
に嵌合され、軸受部5に向うにしたがつて軸6か
ら離間して展開するテーパ部17を有する弾性リ
ングで、そのテーパ部17によつて形成されたラ
ツパ状の口縁部が、軸受部5に形成された凹段部
端面18に衝合している。
上記構成において回転軸6を回転させると復帰
プランジヤー9がスプリング11に抗して上方に
押し上げられ、小室19a内の圧力は増加しよう
とするが、その増加分は孔10を通して下部小室
19bに逃げる。このときカム部12によつてプ
ランジヤー13は下方に押圧され、スイツチ2を
作動させるが、ダイヤフラムシールも下降するた
め、室19全体としての圧力は減少する。ヘツド
3の室19が低圧になつてもリング16のラツパ
状の口縁部が軸受部5の凹段部端面18に押付け
られるため、流体の侵入が防止される。また逆に
室19内の圧力が上昇してもリング16の特性
上、すなわち圧力上昇分が比較的小さくてもこの
室内の空気はリング16の口縁部を通して大気に
排出されるため室19内の圧力は異常に上昇しな
い。
この考案は上述のように回転軸6に嵌合され、
軸受部5に向うにしたがつて軸6から離間して展
開するテーパ部17を有し、このテーパ部によつ
て形成されたラツパ状の口縁部を上記軸受部5に
設けた凹段部端面18に衝合させた弾性リング1
6を設けているので、回転軸6の回動および復帰
が繰返されても室19内に充満した加圧流体を上
記リング16の周縁部と凹段部端面18との間を
通して排出させることができ、したがつて室19
内の圧力を一定に保つことができ、スイツチ2を
つねに正常に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリミツトスイツチを示す側断面
図、第2図はこの考案の一実施例を示す側断面図
である。 1……ハウジング、2……スイツチ、3……ヘ
ツド、4……軸受、5……軸受部、6……回転
軸、7……レバー、8……平坦部、12……カム
部、13……プランジヤー、14……押圧子、1
5……ダイヤフラムシール、16……弾性リン
グ、17……テーパ部、18……凹段部端面、1
9……室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ2を内蔵するハウジング1と、このハ
    ウジングに着脱自在に取付けられるヘツド3と、
    このヘツドの軸受部5に取付けた軸受4に回転自
    在に支持され、外端部にレバー7を支持する回転
    軸6とこの回転軸の内側端に形成されたカム部1
    2に一端をまた他端を上記スイツチ2の押圧子1
    4にそれぞれ衝合させたプランジヤー13と上記
    ハウジング1と上記ヘツド3間に保持され、かつ
    上記プランジヤー13を貫通させるとともに上記
    ハウジング1内への流体の侵入を防止するダイヤ
    フラムシール15と、上記回転軸6に嵌合され、
    上記軸受部5に向うにしたがつて上記軸6から離
    間して展開するテーパ部17を有し、このテーパ
    部によつて形成されたラツパ状の口縁部を上記軸
    受部5に設けた凹段部端面18に衝合させた弾性
    リング16とを備え、上記シール15と上記ヘツ
    ド3とによつて形成された空室19内の加圧流体
    を上記リング16の周縁部と上記凹段部端面18
    との間を通して排出するようにしたリミツトスイ
    ツチ。
JP4807978U 1978-04-11 1978-04-11 Expired JPS62104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4807978U JPS62104Y2 (ja) 1978-04-11 1978-04-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4807978U JPS62104Y2 (ja) 1978-04-11 1978-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54149665U JPS54149665U (ja) 1979-10-18
JPS62104Y2 true JPS62104Y2 (ja) 1987-01-06

Family

ID=28931130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4807978U Expired JPS62104Y2 (ja) 1978-04-11 1978-04-11

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JP (1) JPS62104Y2 (ja)

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JPS54149665U (ja) 1979-10-18

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