JPS62104388A - X線画像処理装置 - Google Patents

X線画像処理装置

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Publication number
JPS62104388A
JPS62104388A JP60245077A JP24507785A JPS62104388A JP S62104388 A JPS62104388 A JP S62104388A JP 60245077 A JP60245077 A JP 60245077A JP 24507785 A JP24507785 A JP 24507785A JP S62104388 A JPS62104388 A JP S62104388A
Authority
JP
Japan
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image
mask
stored
frame
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP60245077A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Kawai
益実 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP60245077A priority Critical patent/JPS62104388A/ja
Publication of JPS62104388A publication Critical patent/JPS62104388A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、X線画像のデジタルサブトラクション処理
を行なうX線画像処理装置に関する。
従来の技術 X線画像のデジタルサブトラクシ苫ン処理を行なう装置
はデジタルサブトラクションシステムとして知られてい
る。これは、造影剤を用いて血管の画像を抽出する血管
造影撮影を行なうのにきわめて有効である。その原理は
、造影剤注入前の画像をマスク像として蓄え、造影剤注
入後のテンポラル像からマスク像を差引けば、変化のな
い部分(造影剤以外の画像)はキャンセルされることに
よって造影剤の画像(造影剤が満たされた血管像)のみ
が抽出できる、というものである。
ところで、このようにテンポラル像とマスク像との差引
演算によってこれらの間で変化のない部分をキャンセル
するのであるから、造影剤以外の画像は同じであること
が前提となっている。そのため、患者が動くなどして造
影剤以外の部分の画像が変化した場合は差引演算によっ
てキャンセルされない部分が生じ、これが障害陰影(モ
ーションアーティファクト)となる。
そこで、従来では、実際に患者の臨床検査を行なう場合
、患者の動きによるモーションアーティファクトが生じ
ないように、患者に呼吸を止めてもらったり、検査部位
を動かさないようにしてもらうという協力が必要であっ
た。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このように患者側に協力を要請するので
は問題がある。呼吸を止めることが不可能な患者に対し
ては血管造影撮影を行なうことができず、また呼吸を止
めることができる患者に対してもかなりの苦痛を与える
からである。
この発明は、患者が呼吸したままでも、あるいは動いて
も、モーションアーティファクトのないデジタルサブト
ラクション像を得ることのできるX線画像処理装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明によるX線画像処理装置は、マスク像を蓄える
記憶手段と、テンポラル像と上記マスク像とを所定の関
心領域で比較してテンポラル像からマスク像を差引演算
する演算手段とを有する。
作    用 関心領域においてテンポラル像とマスク像とを比較する
ことにより呼吸位相に関して最も近似するマスク像を選
んだり、動いた画像のシフト量を求めてマスク像をその
シフト量だけシフトさせることができる。このようにし
て選んだ、あるいはシフトさせたマスク像を用いてテン
ポラル像との差引演算を行なえば、患者が呼吸していて
も、動いても、モーションアーティファクトのない差像
が得られる。
実施例 第1図において、この発明の一実施例にかかるX線画像
処理装置のビデオプロセッサ部10は、A/D変換器1
1と、切換回路19と、マスク像用画像メモリ12と、
マスク像の関心領域(ROI)用画像メモリ13と、テ
ンポラル徴用画像メモリ14と、テンポラル像のROI
用画像画像メモリ15差引演算を行なう演算回路16と
、D/A変換器17とからなる。そして、このビデオプ
ロセッサ部lOの出力はモニタ装置1Bに送られる。
図示しないX線テレビジョン透視システムから送られる
X線画像のビデオ信号は、まずA/D変換器11でデジ
タル信号に変換される。造影剤注入前には切換回路19
は図のように切換られており、ビデオ信号は多数の画像
メモリ12.12、・・・の各々に1フレームの画像毎
に記憶される。X線テレビジョン透視システムにおける
X線曝射期間を患者の1呼吸分に設定し、1呼吸分の多
数枚のマスク像が記憶される。このマスク像は第2図の
ようである。ここでは患者の胸部の撮影を行なっている
ものとし、背骨や肋骨や横隔膜などが表われている。
この画像において比較的小さな領域のROIが設定され
ている。このROIは呼吸運動を最も良く表わすような
場所に設定される0図の場合は。
横隔膜の縁の部分に設定され、呼吸運動による横隔膜の
動きを良くとらえるようにしている。このROIの部分
の画像を微分した画像がマスク像の蓄積と同時に画像メ
モリ13.13.・・・にそれぞれ記憶される。この微
分像は横隔膜の縁の領域を微分したものであるから、第
4図のように縁の部分のみが表われている画像となって
いる。
次に造影剤が注入され、テンポラル像の受像が開始され
ると、切換回路19が図とは反対方向に切換えられ、テ
ンポラル徴用の画像メモリ14にフレーム毎に順次記憶
されては更新されていく。
このテンポラル像は第3図のようになり、血管中を造影
剤が徐々に流れてくる様子が表示される。
このテンポラル像のROI部は微分処理されてROI用
の画像メモリ15に記憶される。したがってこのROI
部の微分像は、第5図のようになり、最初は横隔膜の縁
のみが表われており、造影剤が流れてくると、その造影
剤の縁の部分の画像が表われるようになる。
あるフレームでのテンポラル像のROI部の微分像は1
画像メモリ13上に記憶されている多数のマスク像のR
OI部微分像と比較されて最も近いものが選出される。
たとえば最小2乗法により微分像間の誤差が計算され、
誤差の最も小さなものが決定され、その全体のマスク像
がいずれかの画像メモリ12より読み出される。その結
果、呼吸の位相に関して最も近い位相のマスク像が選出
されたことになり、画像メモリ14に記憶されていたテ
ンポラル像からこの選出されたマスク像の差引演算が演
算回路16において行なわれることにより、モーション
アーティファクトの少ないデジタルサブトラクション像
が得られることになる。このデジタルサブトラクション
像は時間的に1フレーム遅れて出力され、モニタ装置1
8にで表示される。
なお、テンポラル像ROI部微分画像に血管像の成分が
存在している場合でも最小2乗法によって最も位相の近
いマスク像の選択が可能である。
その理由について説明すると、最小2乗法では、誤差D
、マスク像画素値M、テンポラル像画素値Tとした場合
、 D= (T−M)2 が成立する。ここで、テンポラル像が骨および軟部組織
成分(Txとする)および血管成分(Tbとする)より
構成されていることに着目すると、 D= (TX−Tb−M) 2 であり、この式において変数はMのみである。
マスク像には呼吸による移動指標(たとえば横隔膜、肋
骨等)が大部分を占め、そのためMの値もこれらの値が
大部分である(なぜなら、ROIとしては、呼吸運動を
良くとらえるために指標と指標の周辺での輝度差の激し
い場所を指定しており、図のように指標が横隔膜であれ
ば婁春周辺は肺野と肝臓等の臓器となり、指標が肋骨で
あれば周辺は肋骨と肺野であるから)、そこで、MがT
Xに等しいときに誤差りは最小値Tb2をとることにな
る。
D= (Tx−Tb−M) 2 = (Tx −M−Tb) 2 = (X−Tb) 2≧Tb2 (ただしX = T x −Mとする。最後の等式はT
x=MでX=Oのとき成立する。) つまりTからTbを除いた画素値TxとMとが等しいと
き(血管を除いた像とマスク像とが等しいとき)に誤差
が最小になる。
上記では、呼吸運動にともなうモーションアーティファ
クトを除去しているが、たとえば下肢の血管造影撮影を
行なう場合のように呼吸によらないモーションアーティ
ファクトが生じる場合は、その除去は次のようにして行
なう、この場合、マスク像は1枚だけ蓄積し、ROIを
設定する。そして、テンポラル像のROI部との間で差
引演算を行なう、こうして得た差像には画像が動いた部
分が帯状になって表われる0次に、この差像のラプラシ
アン画像を得て、帯状画像の暢つまりシフト量の計算を
行なう、そしてこのシフト量に基づいてマスク像をシフ
トさせ、このシフトさせたマスク像をテンポラル像から
差引けば、モーションアーティファクトのないサブトラ
クション像が得られる。
発明の効果 この発明のX線画像処理装置を用いれば、患者の呼吸に
よるモーションアーティファクトを除去でき画質の向上
が図れる。また患者の呼吸停止が不要になるため、呼吸
停止による患者の苦痛の軽減を図ることもできる。関心
領域設定による小さな領域での演算でよいので高速な演
算が可能であり、リアルタイムでデジタルサブトラクシ
ョン像を得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は呼
吸の各位相でのマスク像を表わす図、第3図は呼吸の各
位相でのテンポラル像を表わす図、第4図はマスク像の
関心領域の微分像を表わす図、第5図はテンポラル像の
関心領域の微分像を表わす図である。 10・・・ビデオプロセッサ部 11・・・A/D変換器 12・・・マスク像用画像メモリ 13・・・マスク像ROI用画像メモリ14・・・テン
ポラル像用画像メモリ 15・・・テンポラル像ROI用画像メモリ16・・・
演算回路    17・・・D/A変換器18・・・モ
ニタ装置   19・・・切換回路手続補正書(方幻 昭和61年 2万27日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マスク像を蓄える記憶手段と、テンポラル像と上
    記マスク像とを所定の関心領域で比較してテンポラル像
    からマスク像を差引演算する演算手段とを有するX線画
    像処理装置。
JP60245077A 1985-10-31 1985-10-31 X線画像処理装置 Pending JPS62104388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60245077A JPS62104388A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 X線画像処理装置

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JP60245077A JPS62104388A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 X線画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62104388A true JPS62104388A (ja) 1987-05-14

Family

ID=17128252

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JP60245077A Pending JPS62104388A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 X線画像処理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260284A (ja) * 1988-08-26 1990-02-28 Hitachi Medical Corp ディジタル・サブトラクション・アンギオグラフィ装置
JPH02114776A (ja) * 1988-10-25 1990-04-26 Toshiba Corp X線診断装置
JP2006516417A (ja) * 2003-01-21 2006-07-06 エレクタ、アクチボラグ コンピュータ断層撮影スキャン

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