JPS62102157A - 抗体 - Google Patents

抗体

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JPS62102157A
JPS62102157A JP60241658A JP24165885A JPS62102157A JP S62102157 A JPS62102157 A JP S62102157A JP 60241658 A JP60241658 A JP 60241658A JP 24165885 A JP24165885 A JP 24165885A JP S62102157 A JPS62102157 A JP S62102157A
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は抗体に関し、更に詳しくは、ヒトBリンパ球
を抗体産生細胞へ分化させる因子であると)B細胞分化
因子(以下BCDFと称する)に対する抗体に関する。
このような抗体は、人の免疫機能の診断薬として使用で
きる。
従来の技術 化体内でB$I胞が抗体産生を行なうに到る経路におい
て、T細胞から産生される蛋白性の因子によりB細胞が
活性化される必要がある。これら因子の中でB細胞の増
殖は促進せず、B細胞の抗体産生細胞への分化のみを誘
導する゛因子はBCDFと名付けられている(T、 K
ISHIMOTOら、ImmunologyToday
↓、117〜120.1983)。
人間が免疫機能を維持するためには、T細胞が適正な刺
激を受けてはじめて正常な形のBCDFを産生ずること
やB細胞がBCDFに正常に反応して抗体産生細胞へ分
化することが必要である。
たとえば自己免疫疾患のモデルであるMRL/APrマ
ウスでは、T細胞が自発的にBCDFを−産生し続ける
ために自己免疫疾患が生ずることが病因の1つとされて
いる(G、J、PRUDHOMMEらJ、 Bxp、 
Mod、  157. 730〜742.1983)。
人間の自己免疫疾患でも同様の病因が想定されている(
鈴木登ら、医学のあゆみ、125,549〜555.1
983)。このようにBCDFは人間の生命維持に重要
な働きをしており、BCDFの産生や分子形体の異常は
重篤な疾病を引きおこす。
このようなりCDFに対する抗体は、従って、ヒトの免
疫不全の診断に使用できる。
発明が解決しようとする問題点 この発明の目的は従って、ヒ)BCDFに対する抗体を
得ることにある。BCDFに対する抗体はヒトの免疫不
全の診断薬として使用できる。
問題を解決するための手段 このような状況下において、本発明者らは、BCDFの
アミノ酸配列(以下「抗原ペプチド」と記す)を抗原と
してBCDFに対する抗体を得ることに成功した。
抗原ペプチド Pro−Val−Pro−Pro−Gly−Glu−A
sp−Ser−Lys−Asp−−Val−Ala−A
la 抗原ペプチドを用いて抗血清を得るには、抗原ペプチド
と適当なキャリヤー蛋白と結合せしめた後、抗原として
用いる。
キャリヤー蛋白としては、キーホールリンペットヘモシ
アニン(KLH)、  ウシ血清アルブミン。
卵白アルブミン(OV A)等従来知られているものの
いずれも使用できる。キャリヤー蛋白と抗原ペプチドと
を結合せしめる方法も、又、マレイミドを用いる方法(
R,JulianらAnal、 Biochem、。
132.68 (1983)]及びグルタルアルデヒド
を用いる方法(G、 Walter et al、 P
roc。
Natl、 Acad、 Sci、、  77. 51
97 (1980)及び水溶性カルボジイミドを用いる
方法(W、 G:Boyle et al、 Proc
、 Natl、 Acad、 Sci、、  80゜2
834 (1983)) 、サクシンイミドを用いる方
法(T、 Kitagawa et al、 J、 B
iochem、  79゜233 (1976)”)等
通常の方法を用いても特に支障はない。
キャリヤー蛋白と抗原ペプチドとの結合物を用いて、マ
ウス、ウサギ、ラット、ヒツジ等の動物を免疫する。免
疫方法も通常の方法でよい。
得られた抗血清より本発明の抗体を得る方法も従来知ら
れているいずれの方法も採用できる。具体的には、例え
ば採血後、抗血清を作成する。抗ペプチド活性の測定は
酵素免疫測定法(EL I SA)又はラジオイムノア
ッセイ法(RI A)にて行なう。
抗血清゛の抗ヒ1−BCDF活性があるか否か判定する
には下記の方法を用いる。
まず抗原ペプチドを結合したカラムを用いて、抗ペプチ
ド抗体を特異的に吸着させて、精製抗ペプチド抗体を得
る。
さらに精製抗ペプチド抗体を結合したカラムに対するヒ
トBCDFの吸着を検出することにより抗ペプチド抗体
が抗ヒ1−BCDF活性を持つことを判定できる。(実
施例参照) あるいは上記のように免疫した動物のリンパ球とミエロ
ーマとを融合させ、本発明の抗体を特異的に産生ずるハ
イブリドーマを得、これによってモノクローナル抗体と
して、本発明の抗体を得ることもできる。
このようにして得られた免疫グロブリンは、以下のよう
な性質を有するものである。
1)免疫グロブリンの種類:1gG 2)分子量    =150×103ダルトン3)分子
吸光係数 : Ej2. 280nm= 14.04)
得られた抗体はヒ1−BCDF蛋白と結合する。
作用 本発明の抗体は免疫不全症の診断薬として使用できるほ
か、免疫不全症の治療薬として使用できる可能性がある
実施例 実施例1 (1)  V T −11,、:よるBCDFの製造2
1容プラスチツクローラ培養器(ファルコン#3027
)(以下ローラーと称する)中の11の20%FC3含
有RPM11640培地(,2mMグルタミン、5xl
O−’、M  2MB、100単位/mlペニシリン、
100μg/mβ ストレプトマイシン、20μg /
 m l  ゲンタマイシン、16 mM  N a 
HCOtを含有)に2X10’/mj!細胞数にVT−
1を接種し、8 rpmで回転させつつ3日間、37℃
で培養した。培養後、培養物を遠心分離して細胞を集め
RPM11640培地で2回細胞を洗った後、細胞を2
j2容ローラー中11のRPM11640培地にIX1
’O’/mj!細胞濃度に懸濁した。ローラーを8 r
pmで回転させつつ2日間、37℃で培養する。培養後
培養物を遠心分離して、培養上清を得た。
上述のように、VT−1を培養して得たBCDFを含む
培養上清よりBCDFを以下の方法で精製した。無細胞
上清Ionを限外濾過膜(アミコンYM−10、アミコ
ン・コーポレーション、マサチューセッツ、USA)を
装着した限外濾過装置(アミコン大量処理用セル200
0型、アミコン・コーポレーション、マサチューセッツ
、USA)を用いて窒素ガスにより4kg/cdの圧力
をかけ濾過した。濾過膜上部に残った1 00mlの濃
縮液をさらに限外濾過膜(アミコンYM−10)を装着
した限外濾過装置(アミコン、スタンダードセル52型
)を用い窒素ガスにより4 kg / aJの圧力をか
けて濾過した。濾過膜上部に残った5mlの濃縮液を採
取した。
上述の濃縮した上清をAcA−34ゲル濾過カラム(L
KB Produker、Sweden、、 2.6 
X 90 cm)で処理した。なお、ゲル濾過カラムを
あらかじめPBS (ホスフェート・バッファーセイラ
イン、0.15M食塩を含む0.01Mホスフェート・
パンファー、p H7,0)で平衡化した。濃縮上清を
PBSで溶出し、溶出液を5 m lずつ分取し、分取
液のBCDF活性を測定した。BCDF活性を有する分
画は分子量(3,5±0.5X10’ダルトンに相当す
るフラクションにBCDFが含まれていることがわかっ
た。ゲル濾過カラムは次の分子量マーカーで検定した。
ブルーデキストラン2000  (ファルマシア・ファ
インケミカルス、スウェーデン)2X10b%フェリチ
ン4.5×10’、 フルVラ−M1.58 X 10
’、オブ7)Liブミン4.5xlO’、キモトリプシ
ノーゲン2.5×104、チトクロームC1,17xl
O’また、BCDFを含むフラクションを集め、限外濾
過膜(アミコンYM−10)を装置した限外濾過装置を
用いて25mMピペラジン−塩酸緩衝液(pH6,3)
に置換した。
クロマトフオーカシング ACA−34カラムクロマトグラフイーで分画されたB
CDF画分をあらかじめ25mMピペラジン−塩酸緩衝
液(pH6,3)で平衡化したMon。
Pカラム(ファルマシア・ファインケミカルス、スウェ
ーデン)に通した。このカラムを25mMピペラジン−
塩酸緩衝液で洗った後、塩酸でpH4,5に調製した4
 0 m itの1/10希釈ポリバツフアー74 (
ファルマシア・ファインケミカルス、スウェーデン)で
溶出した。カラム操作はファースト・プロティン・リキ
ッド・クロマトグラフィ+、FPLC(ファルマシア・
ファインケミカルス、スウェーデン)を用い、流速は毎
分0.5 m lで行なった。溶出液を1mlずつ分取
し、BCDF活性とp Hを測定した。BCDF活性は
p H4,9〜5.1の位置に溶出された。
Mono Pカラムより得たBCDF活性画分を0.1
% TFA (1−リフルオロ酢酸水溶液)で緩衝化し
た逆相クロマトグラフィー用カラムPr。
RPCHR5/10  (ファルマシア・ファイン・ケ
ミカルズ)にかけ、溶出液、001% TFA中のアセ
トニトリル濃度を0から60%まで直線的に増加させB
CDFを溶出した。アセトニトリル50〜55%で溶出
される。O,D、 2110のピークは他のO,D、、
、。のピークとは完全に分離しており、このピークに対
応してBCDF活性が検出された。このピークを凍結乾
燥して精製BCDFを得た。
BCDF蛋白のアミノ酸配列を決定するために6μgの
精製BCDFをプロティン・セクエンサ−(Appli
ed Biosystem Co、、 Ca1f、 M
odel 470A)に導入した。アミノ酸配列の決定
方法はJ、 Biol。
Chem、、193.265〜275 (1951)に
記載されている方法により行なった。
N−末端からのアミノ酸配列は以下のとおりであった。
Pro Val Pro Pro Gly Glu A
sp Ser Lys Asp ValAla Ala
  ・・ (2)  抗原蛋白の調製 BCDFの部分構造決定より得たアミノ酸配列に従って
、Pro−Val−Pro−Pro−Gly−Glu−
Asp−Ser−Lys−Asp−Val−^1a−^
1aなる抗原ペプチドを合成した。
本ペプチドの合成はベックマン社990B自動ペプチド
合成装置を用い固相法で行なった。
合成されたペプチドを、75%フン化水素/25%アニ
ソール中で30分間O℃で加温することにより樹脂から
脱離した。合成されたペプチドは、sp−セファデック
スカラム(2,5co+X50cm)  (0,05M
酢酸アンモニウム、p H7,0及び1mMジチオスラ
イトールと平衡化)に吸着させた。500ml!の同緩
衝液と、0,5M酢酸アンモニウム及び1mMジチオス
ライドールpH7,0,500mgのグラジェントで目
的のペプチドを分画精製した。各両分をフルオロレスカ
ミンでペプチドを検出し、ペプチド含有画分を集め、濃
縮した。30%酢酸で平衡化したセファデックスG−1
0カラム(I QcmX 50cm)に上記濃縮液を加
え蛋白画分を集めた。得られたペプチド画分を濃縮乾固
した。ペプチドの構成アミノ酸組成は、ペプチドをIN
塩酸で120℃1晩の加水分解により調べた。加水分解
物はアミノ酸アナライザーを用いて測定した。
ペプチドのアミノ酸組成は以下の通りであった。
Pro  Val  Gly  Glu  Asp  
Ser  Lys  Alaこのペプチドにキャリヤー
蛋白を以下のように付加させた。
1)SH基導入ペプチドの作製CR,JulianらA
nal、 Biochem、  132. 68 (1
983) )ペプチド2■を0.5 m lの1mME
DTAを含む0.05MKH2PO4−NazHPO4
バッファーp H7,5に溶解し、LOttlのdim
etyl formamideに溶解した1、2■のS
 A T A (N−succinidylS−ace
tylthioacetaLe)を混合し、室温で10
分攪拌した。100.ci!の360 mM Tris
−HC1pH7,8を加えて反応を停止した。反応液を
0.1% T F A (Trifluoroacet
ic Ac1d)水溶液で緩衝化したC1逆層カラーム
(バイオラド)に注入し、0.1%TFAアセトニトリ
ルの0〜15%の直線的濃度自記により溶出した。流速
は1.5mff/分とした。ペプチド−3ATA結合画
分を集め減圧乾固した。これをQ、5m4の0.05 
MK H2P O。
N a z HP O4バッファーpH7,5に溶解し
、50m1のhydroxyamine溶液(500m
Mhydroxyamine−hydrochlori
de、  25 m M  E D T AをN a 
z HP Oaでp H7,5に調整した)を加えて、
室温で1時間攪拌した。
ii)マレイミド基導入オブアルプミンの作製(S、 
Has’hidaら、J、 Appl、 Bioche
m  6. 563.4mgのOVAを含む300μl
の0.1 Mリン酸ナトリウムバッファーpH7,0と
0.87mgのCM B S (N −T −Male
imidobutyryloxysuccimide)
を含む30μlのDMF (ジメチルホルムアミド)を
混合し、30℃で30分攪拌した。反応液を0.1M 
リン酸ナトリウムバッファーpH6,0で緩衝化したP
D−10カラムでゲル濾過しマレイミド基導入オブアル
ブミン分画を得た。
iii )マレイミド−OVA分画(約1mjりとSH
−ペプチド溶液(550μIりを0.1 Mリン酸ナト
リウムバッファー(pH6,8)中にて反応(4℃。
20時間)後、反応液をセファデックスG−25を用い
てカラムクロマトグラフィーを行って、OVAと抗原ペ
プチドとの結合物を得た。
(3)  抗体の調製 得られたキャリアーとペプチド結合物700μgをフロ
イントの完全アジュバントと共にウサギの指軍部に注射
した。以後7日間隔で3回キャリアー・ペプチド結合物
700μgをフロイントの不完全アジュバントと共にウ
サギの背皮下に免疫した。
最終免疫の後10日ロー採血し血清を得た。血清を遠心
(10000Xg、5分)した上清に飽和硫安溶液(p
H7,4)を加えて50%飽和とした。
−晩水冷下で攪拌した後、IQOOOXgにて5分間遠
心し、沈澱物を得た。沈澱物を蒸留水に溶かし、200
倍量の0.15MNaC1に対し、36時間透析した。
得られた抗血清’1m1lを10mMリン酸緩衝液(p
H7,2>で平衡化したDEAE−セルロース(ワット
マンDE32)カラム(1cm X l 5 clB)
に添加した。免疫グロブリンIgG画分は素通りして溶
出されるので、この両分を回収した。’1mlの抗血清
から24■のIgGが得られた。集めたIgGを0.1
 M炭酸ナトリウム緩衝液(pH9,0)に透析した。
次にキャリヤー蛋白に用いたOVAに対する抗体を除去
するため、キャリヤー蛋白−結合セファロース4Bカラ
ムを用いてキャリヤー蛋白抗体を結合させた。すなわち
、CNBr−活性化セファロース4B(ファルマシア製
17−0431−01)0.5gを0.1 M炭酸緩衝
液(pH9,0)5mj!に投入し、ただちに、0VA
25■を加え、氷冷しながら24時間攪拌した。このよ
うにしてできたキャリヤー蛋白結合セフ10−ス4Bを
Q、5aaX20cmOカラムにつめ、このカラムにI
gG画分画分2壱lせた。洗浄用緩衝液(0,15MN
aC110,02M炭酸ナトリウム緩衝液、pH8,0
)で洗浄し、未結合のまま溶出した蛋白をすべて集めた
得られたIgGはさらにペプチドを結合させたアフィー
ゲル力ラム(バイオラド)で精製した。このペプチド結
合アフィーゲルカラム(0,5cmx20cm)に上記
で得られたI’gG画分をのせ、洗浄用緩衝液(0,1
5MNa(1!10.02M炭酸ナトリウム緩衝液、p
H8,0)で十分洗浄し、3Mでカラムに吸着した抗ペ
プチド抗体を溶出させた。
集めた溶出液を0.15MNaC/に対して透析し、限
外濾過で濃縮した。このようにして10■の精製抗体を
得た。
(4)抗BCDF抗体の性質 (4) −1IgGであることの証明 精製した抗BCDF抗体がIgGクラスであることは、
抗体のクラス別に作成された抗1g抗体で免疫沈降する
かどうかで判定できる、すなわち抗つサギIgG抗体(
カンベル社製m0212−0124)、抗つサギIgM
抗体(カッペル社製Na0212−0210)、抗ウサ
ギI gA+ I gM十l−gG抗体(カッペル社製
11h0212−0234)を用いて免疫沈降した。方
法はオフタロニー法を用いた。すなわち、1%の寒天中
にあけた穴の中心に抗つサギIg抗体3種を入れ、まわ
りの穴には抗体に対して1/20量から2倍づつ希釈し
た精製抗ペプチド抗体を入れる。0℃で1晩放置後形成
された沈降線を観察した所、精製抗ペプチド抗体は抗ゲ
サギIgG抗体及び抗ウサギI gA+IgM+IgG
抗体とのみ沈降したことがらIgGであると確認できた
←ツー2 分子量 精製した抗ペプチド抗体の分子量はセファデックスG−
100を用いるゲル濾過法により求めた。
すなわち0.02M炭酸ナトリウム緩衝液で平衡化させ
たセファデックスG−1″00(1cmX100c++
+)カラムに1mgの精製抗ペプチド体をのせ、同緩衝
液で展開した。280 nmの吸光度で溶出蛋白を検出
し、分子量測定スタンダード(バイオランド社製Na1
51−1901.チログロブリン分子量670000.
  γ−グロブリン158000゜卵白アルブミン44
000.  ミオグロビン17000、 ビタミンB−
121350)の溶出パターンと比較した所分子115
0000の所に抗ペプチド抗体が溶出した。
(41−3分子吸光係数 1■の精製抗ペプチド抗体を炭酸ナトリウム緩衝液(p
H9,0)1mlに溶解し、280 nmの吸光度を測
定した所、1.40を示したので、本蛋白の分子吸光係
数E1λ=14.0である。
T41−4  抗体の免疫特異性 i)精製抗ペプチド抗体を0.1 M炭酸バッファー 
(pH9,0)pH8,3,0,5M食塩を含む)中で
CNBr活性化セファロースCL−4B (ファルマシ
ア)に結合(2■抗体/ml(セファ0−ス・ゲル)さ
せた。抗ペプチド抗体結合セファロースをカラム(0,
5csax20cm)につめ、0.1Mリン酸バッファ
ーp H7,4で洗浄後、同バッファーに溶解した40
00単位のBCDFをカラムに添加した。カラム通過分
画(非結合分画)を回収した。次にカラムを0.1 M
リン酸バッファーpH7,4で洗浄後、3M  KSC
Nで結合蛋白を溶出した。溶出液をPBS (ホスフェ
ートバッファーセイライン)に透析し溶出分画とした。
非結合分画と溶出分画のBCDF活性を測定した。表1
に示す通り、抗ペプチドカラムより627単位(16%
)のBCDF活性が回収されたが、対照として用いた抗
OVAカラム(抗OVA抗体を抗ペプチド抗体と同様に
セファロースに結合させたもの)よりは10単位(0,
3%)のBCDF活性しか回収されなかった。この結果
は明らかに、抗ペプチド抗体がBCDFと結合している
を示すものである。
表  1 ii)精製BCDFをペルオキシダーゼ法にて1125
を標識した。抗ペプチド抗体結合セファロースCL−4
B40(11! (抗ペプチド抗体4nmol相当)と
I”’−BCDF400ul(12pmol)を0.1
 Mリン酸バッファー、pH7,4中4℃、1晩反応さ
せた後、セファロースゲルを0. I Mリン酸バッフ
ァー、pH7,4で洗浄し、さらに5DS−PAGEサ
ンプルバッフy−(10%glycerol+5%2−
メルカプトエタノール、2.3%SDS。
0.0625M Tris−HC1pH6,8)  1
00μ!で溶出した。溶出液を2メルカプトエタノール
存在下で5DS−PAGEを行なった。
泳動したポリアクリルアミドゲルのオートラジオグラフ
ィーを行ない、分子120.000の位置に単一の放射
活性バンドを認めた。対照実験として、抗OVA抗体結
合セファロースを用いて同様の操作を行なうと分子量2
0.000の位置に放射活性のバンドを認めなかった。
BCDFの分子量は20.000であるから、上述の結
果は明らかにBCDFが抗ペプチド抗体と結合したこと
を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記のペプチドを抗原として得られる抗体 Pro−Val−Pro−Pro−Gly−Glu−A
    sp−Ser−Lys−Asp−Val−Ala−Al
JP60241658A 1985-10-30 1985-10-30 抗体 Granted JPS62102157A (ja)

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JPH0574600B2 JPH0574600B2 (ja) 1993-10-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR890100799A (el) * 1988-12-01 1991-03-15 Univ North Carolina Μεθοδος παρασκευης συνθετικης ιντερλευκινης-6.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR890100799A (el) * 1988-12-01 1991-03-15 Univ North Carolina Μεθοδος παρασκευης συνθετικης ιντερλευκινης-6.

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