JPS62101949A - 変速機操作装置 - Google Patents

変速機操作装置

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JPS62101949A
JPS62101949A JP60240849A JP24084985A JPS62101949A JP S62101949 A JPS62101949 A JP S62101949A JP 60240849 A JP60240849 A JP 60240849A JP 24084985 A JP24084985 A JP 24084985A JP S62101949 A JPS62101949 A JP S62101949A
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JP
Japan
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piston rod
pair
shift
gear
opening
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Application number
JP60240849A
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English (en)
Inventor
Akimitsu Ebina
蝦名 昭光
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、主として大型自動車の変速機などに装備され
る変速機操作装置に関する。
b、従来の技術 本願出願人が先に提案した変速機操作装置1(実願昭5
6−162462号)を第5図および第6図に示す。
この操作装置i!lは通常大型自動車などの変速機2の
上部に取付けられ、操作装置lのシフトレバ−3を変速
機ハウジングの開口部4から下方に向けて変速機2内に
突出させ、このシフトレバ−3で変速機2内のギヤシフ
トフォーク18を操作して所望のギヤシフトを行なうよ
うになっている。なお第5図において25はシフターロ
ッド、26は保合部材、27はドライブシャフト、28
は2速ギヤ、29は3速ギヤ、30はシフトスリーブで
あって、シフトスリーブ30には後述するシンクロメツ
シュ機構が組込まれている。
以下、操作装置lの構造につき簡単に説明する。
第5図および第6図に示す如く、操作装置lのハウジン
グ5には2つのシリンダ部6.7が設けられている。こ
れら2つのシリンダ部6,7はその軸線が互いに直角を
なすように設けられており、一方のシリンダ部6にシフ
ト操作用ピストンロッド8が挿入され、他方のシリンダ
部7にセレクト操作用ピストンロッド9が挿入されてい
る。そしてシフト操作用ピストンロッド8にシフトレバ
−3が回動自在に取付けられ、このシフトレバ−3の先
端部はヨーク17によってセレクト操作用ピストンロッ
ド9と連結されている。
2つのシリンダ部6.7の内部構造はまったく同じであ
るので一方のシリンダ部6につき説明すると、第5図に
示す如くシリンダ部6内のピストンロッド8外周に固定
ピストン10が固定的に取付けられている。この固定ピ
ストン10の外周面とシリンダ部6の内周面との間には
左右一対をなす円筒状のフリーピストン11.12が配
設されている。
この一対のフリーピストン11.12は、固定ピストン
IOおよびシリンダ部6に対してそれぞれ摺動自在に配
設されており、固定ピストン10の左右両側の一対の圧
力室13.14に導入される空気圧によって、固定ピス
トンlOおよび一対のフリーピストン11、12が第5
図で左右方向に駆動されるようになっている。なお、一
対の圧力室13.14に対する圧縮空気の給徘は一対の
常時閉弁型電磁弁15.16に゛て制御されるようにな
っている。
一対のフリーピストン11.12の後部には、固定ピス
トン10の端部を押圧する押圧段部21.22がそれぞ
れ形成されている。またシリンダ部6の内周面のほぼ中
央部には内向きのフランジ部23が形成され、第5図に
示す如く一対のフリーピストン11゜12の前端部がこ
のフランジ部23にそれぞれ当接した状態で固定ピスト
ンlOがニュートラル位置(第5図に示す位置)に位置
決めされるようになっている。なおピストンロッド8の
ストローク位置はストロークセンサ24にて検出される
ようになっており、このストロークセンサ24の検出結
果に基づいて前記一対の電磁弁15.16が開閉制御さ
れるようになっている。
第7図は、一対の電磁弁15.16の制御状況をピスト
ンロッド8のストローク位置と対応させて示したもので
あって、R(リバース)、2速または4通ギヤから1速
、3速または5速ギヤにギヤシフトする場合の制御状況
の一例が示されている。
この場合は、一対の電磁弁15.16を同時にONにし
てR,2速または4速ギヤの抜出しが行なわれ、続いて
固定ピストンIOがニュートラル位置に位置決めされ、
その後、一方の電磁弁16だけがOFFにされてl連、
3連または5速ギヤの投入が行なわれる。
変速機操作装置1は上述の如く構成されてなり、電磁弁
15.16の操作により一方の圧力室13または14に
圧縮空気を導入すると、固定ピストン10が第5図で右
または左方向に移動して変速機2のギヤ投入が行なわれ
る。また両方の圧力室13.14に圧縮空気を導入する
と、第5図に示す如く固定ピストン10が一対のフリー
ピストン11.12によってニュートラル位置に位置決
めされる。
ところで、変速機2のシフト操作に要する力はギヤ抜出
し時よりもギヤ投入時の方が大きいことが知られている
6例えば変速機2を2速から3速にギヤシフトする際の
ピストンロッド8に作用する負荷を連続的に測定すると
、第7図に示す如く4つの波形a〜dが得られる。この
うち波形aはギヤ抜出し負荷を示し、波形Cは変速機2
のシンクロメソシュ時の負荷(以下「シンクロ負荷」と
記す)を示すが、シンクロ負荷Cがギヤ抜出し負(+i
l aに対し、著しく大きな負荷を必要とすることがわ
かる。
このため、シリンダ部6の大きさ等はピストンロッド8
の出力がシンクロ負荷Cを上回るように設計されるが、
ピストンロッド8が例えば2速位置から3速位置に移動
する場合、シンクロ負荷Cの生じる位置(以下「シンク
ロ位置」と記す)で圧力室13の圧力が最高になる。そ
してこのシンク口負荷Cを通過すると、第7図に示す如
くピストンロッド8の負荷が急減する。このため、ピス
トンロッド8がシンクロ負荷Cを通過した後急加速し、
シリンダ部6内に設けたピストンロッド8のストッパ(
図示せず)や変速機2のドッグ歯車側において突当て音
が発生したり、摩耗が生じたりするおそれがあり、シン
クロメツシュ機構の耐久性に問題を生じるおそれがあっ
た。
このような事情を第9図〜第13図に基づきさらに詳し
く説明する。
第9図はボルグワーナ一式シンクロメツシュ機構を示す
ものであって、同図において27はドライブシャフト、
28は2速ギヤ、29は3速ギヤ、30はシフトスリー
ブ、42はシンクロナイザハブ、43はシンクロナイザ
キー、44はキースプリング、45は左右一対のシンク
ロナイザリングである。
シフトスリーブ30が第9図において左右方向に移動す
ると、その内周面に形成されたスリーブスプライン30
aが2速ギヤ28又は3速ギヤ29のドッグ歯28a、
 29aに挿入されるようになっている。この際、シフ
トスリーブ30は、まず、第1O図に示す如くシンクロ
ナイザキー43を介してシンクロナイザリング45を左
右方向に押圧し、シンクロナイザリング45のテーパコ
ーン45bが例えば3速ギヤ29のテーパコーン29b
に圧着係合し、この間に生じる摩擦作用によってシフト
スリーブ30と3速ギヤ29との同期が図られる。
この同期が完了すると、第11図及び第12図に示す如
くスリーブスプライン30aがリングスプライン45a
に挿入され、その後にドッグ歯29aに挿入され、3速
ギヤ29の駆動力がシフトスリーブ30及びシンクロナ
イザハブ42を介してドライブシャフト27に伝達され
るようになっている。
既述のシンクロ負荷Cは、第10図の状態の時に生じる
が、第11図及び第12図に示す状態の時には同期が完
了されているのでピストンロッド8の負荷が急激に低下
し、スリーブスプライン30aは右方向に勢いよくスト
ロークする。この際、スリーブスプライン30aの先端
のドッグ歯29aの先端が互いに衝突すると、この衝撃
力によって各々の先端部が損傷したり摩耗するおそれが
ある。
そこで、本出願人は、上述の不都合を解消するために、
電磁弁15.16を第8図に示す如く開閉制御するよう
にした装置を既に提案している(特願昭59−2368
3号)。この装置は、ピストンロッド8がシンクロ負荷
を通過した後すなわち同期完了以後に電磁弁15を継続
的に0N−OFFiltl+御するようにしたものであ
って、この装置によれば、この0N−OFF制御によっ
てピストンロッド8のシフト力が徐々に低減されるため
、スリーブスプライン30aをドッグm29aに比較的
静かに挿入することができる。
C0発明が解決しようとする問題点 しかしながら、同期完了後からドッグ歯噛合までの時間
が短時間であるため、シフト力を充分な弱い力にまで低
減させることが難しかった。しかも、第13図(blに
示すようにスリーブスプライン30aがドッグ歯29a
に挿入し始めた後は、3速ギヤ29を同図で矢印方向に
相対的に速かに回動させるために比較的大きな力が必要
であるが、上述した装置では同期完了後にはシフト力が
漸減されるため充分なドッグ歯かみ合い力が得られず、
シフl−tra作の迅速性に問題を生じることが考えら
れる。
本発明は上述の如き実状に鑑みゼ発明されたものであっ
て、その目的は、シンクロメツシュ機構の同期開始から
ドッグ歯噛合までの間は比較的弱いシフト力にてギヤ投
入を行なうことによりギヤ投入時の衝撃を防止し、ドッ
グ歯噛合開始後にはシフト力を再び増大せしめることに
よってシフト操作を迅速性を確保し得ると共に、電磁弁
の開閉制御を精度良く行ない得る変速機操作装置を提供
することにある。
d、 問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するために、本発明においては、シ
リンダ内のピストンの両側に形成された一対の圧力室に
流体圧を給排する一対の電磁弁をそれぞれ接続し、前記
一対の電磁弁を開閉制御して前記ピストンを駆動し、こ
の駆動力をピストンロッドを介してシフトレバ−に伝達
するようにした変速機操作装置において、 fal  前記ピストンロッドの全ストローク範囲に亘
って前記ピストンロッドのストロークを検知するセンサ
と、 (bl  前記ストロークセンサからの検知信号をアナ
ログ/ディジタル変換する変換器を具備し、前記変換器
から得られるアナログ/ディジタル変換値の変化量に基
いて前記一対の電磁弁を開閉制御するコントローラと、 をそれぞれ設け、前記コントローラによる開閉制御によ
って、変速機のシンクロメツシュ機構の同期開始時から
ドッグ歯噛合開始時までの期間に亘って前記ピストンロ
ッドのシフト力を低下させ、ドッグ歯噛合開始時から前
記シフト力を増大させるように構成している。
以下、本発明の一実施例に付き第1図〜第4図を参照し
て説明する。
第1図は変速機操作装置1の構成を概略的に示すもので
あって、本装置F1はピストンロフト8の位置を検出す
るストロークセンサ24と、このストロークセンサ24
の検出信号に基づいて一対の電磁弁15.16を開閉制
御するコントローラ36とがそれぞれ設けられている。
上述のストロークセンサ24は、第4図に示す如くハウ
ジング5に貫通状態で固定されており、ストロークセン
サ24の感知部24aが、ピストンロフト8の左端周面
上に形成された層状の抵抗体40に対応して配置されて
いる。すなわち、上述の抵抗体40はピストンロッド8
の全ストローク範囲に対応する長さ以上の範囲に亘って
形成されており、ピストンロフト8のストローク時には
ストロークセンサ24の感知部24aに対して前記抵抗
体40が相対的に摺接移動されるように構成されている
。しかして、ピストンロッド8の全ストロークを前記抵
抗体40(可変抵抗)の抵抗値に基いて検知でき、従っ
て、既述のストロークセンサ24によってピストンロッ
ド8のニュートラル位置、同期開始位置。
同期完了位置及びドッグ歯噛合開始位置等を検知し得る
ようになっている。なお、第4図において43はストロ
ークセンサ24のアース板である。
また、ストロークセンサ24からの検出信号はアナログ
信号としてコントローラ36内に配設されたアナログ/
ディジタル変換器(以下においてへ/D変換器と記載す
る)41に人力されてディジタル信号に変換され、この
A/D変換器41からはピストンロッド8のストローク
位置に対応したディジタル信号が出力されるように構成
されている。そして、上述のディジタル信号に基いて一
対の電磁弁15゜16が後述の如く開閉制御されるよう
になっている。
さらに、上述のコントローラ36には各種の制御データ
に加えて、各シフト段のシフトストロークにおけるシフ
ト位置、ニュートラル位置、ドック歯噛合開始位置等に
対応するアナログ/ディジタル変換値(以下において、
A/D変換値と記載する)が予め記憶されている。
なお、その他の部分の構成は第5図及び第6図に示す従
来の変速機操作装置と同様であるので、その説明を省略
すると共に、必要に応じて同図を参照して本発明を説明
する。
第2図は、一対の電磁弁15.16の制御状況をピスト
ンロッド8のストローク位置と対応させて示したちのあ
って、R(リバース)、2速又は4速ギヤからl速、3
速又は5速ギヤにギヤシフトする場合の制御状況が示さ
れている。
例えば2速から3連にギヤシフトする場合に付き第2図
を参照して説明すると、まず制御例1の場合は、一対の
電磁弁15.16を同時にON状態(開弁状1m!i)
にして2速ギヤ2Bの抜出しが行なわれる。
続いて、固定ピストン10がニュートラル位置に位置決
めされ、その後、一方の電磁弁16のみがOFF状態(
閉弁状態)に切換えられる。これによって、圧力室14
内が低圧になるため、固定ピストン10がピストンロッ
ド8と共に第5図において右方へ移動され、これに伴っ
て、3速ギヤ29の投入を行なうべくシフターロッド2
5及びシフトスリーブ30が第1図において右方へ移動
される。なお、この際のシフト力は第2図に示す如く徐
々に増大される。
ニュートラル位WINを通過してさらに時点Aを経過し
、同期開始時点Bに達すると、電磁弁15がコントロー
ラ36によで同期完了時点Cまで継続的に0N−OFF
制御される。このため、同期開始後から同期完了までの
間におけるシフト力は徐々に低減される。そして、同期
完了時点Cからドック歯噛合開始時点りまでは一対の電
磁弁15.16が共にOFF状態となされ、シフト力は
急激に低下される。続いて、ドック歯噛合開始時点りに
達すると、電磁弁15のみがON状態に切換えられてシ
フト力が得られ、ドッグ歯の噛合が確実に行なわれる。
制御例2の場合には、電磁弁15だけをON状態にして
2速ギヤ28の抜出しが行なわれ、このギヤの抜出しが
終わった段階で他方の電磁弁16もON状態に切換えら
れて固定ピストン10がニュートラル位置に位置決めさ
れる。その後、電磁弁16だけがOFF状態に切換えら
れて3速ギヤ29の投入が行なわれる。この制御例2で
は、2速ギヤ28の抜出しが終わるまでは電磁弁16が
OFF状態にされて圧力室14内に大気が導入されてい
るので、固定ピストンIOが第5図において左方向に押
圧されることなく比較的大きなシフト力にてギヤの抜出
しをスムーズに行なうことができる。
また、以後において電磁弁15は常にON状態となされ
るが、電磁弁16はニュートラル位置通過後から同期開
始時点Bまでの間はOFF状態にされ、同期開始時点B
から同期完了時点Cまでの間は継続的に0N−OFF制
御され、この時点Cからドッグ歯噛合開始時点りまでの
間はON状態とされ、それ以後はOFF状態に切換えら
れる。この場合にも、既述の1v目1例1の場合と同様
な特性のシフト力が得られる。
次に、上述の如き電磁弁15.16の開閉制御を行なう
際のコントローラ36の動作に付き第3図に示すフロー
チャートを参照して説明する。なお、制御例1と制御例
2の場合におけるコントローラ36の動作原理は同一で
あるので、ここでは制御例1の場合のみについて述べる
まず、指令ユニット37にて例えば2速から3速へのシ
フト操作が行なわれてピストンロッド8が2速位置から
ニュートラル位置に達すると、この状態がストロークセ
ンサ24にて検出され、この検出信号に基いて電磁弁1
6がON状態からOFF状態に切換えられる。この結果
、シフト力は、第2図に示す如くピストンロッド8のス
トローク量が太きくなるに従って徐々に増大される↓ しかる後、A/D変換器41からの検出信号(^/D変
換値)に基いて、ピストンロッド8がニュートラル位置
から外れた時点Aから、所定のサンプリングタイム毎に
A/D変換値の変化が算出され始める。
すなわち、ニュートラル位置経過後は、所定のサンプリ
ングタイム毎にへ/D変換値が検出され、成る時点の^
/D変換値Vと、この時点からサンプリングタイム経過
後の時点の47口変換値V′とに基いて(V−V’ )
なる演算が行なわれる。そして、ニュートラル位置経過
後にピストンロッド8のストローク速度が著しく低下し
て^/D変換値の変化量が零(V’−V−0)になった
時点B(同期開始時)から、電磁弁15の0N−OFF
t+II m カ開始すa ル。
これによって、シフト力は、第2図に示す如くピストン
ロフト8のストローク量が大きくなるに従って徐々に低
減される。なお、この際のシフト力の低減の程度は電磁
弁15の0N−OFFの比率(デユーティ比)に比例す
るが、このデユーティ比については、同期時のシフト力
を考慮して、2速から3速へのシフト時には4速から5
速へのシフト時に比べて電磁弁15のON時間をより長
くとるようにしている。
次いで、A/D変換値の変化量が所定値以上(例えばv
’−v≧1)となった時点C(同期完了時)から、電磁
弁15がwIVt的にOFF状態に切換えられる。この
結果、シフト力は、第2図に示す如く比較的急激に低減
される0次いで、47口変換値の変化量が、コントロー
ラ36に予め記憶されている所定値(ドッグ歯噛合開始
値)になった時点りすなわちスリーブスプライン30a
 とドッグ歯噛合29aとが第13図(alに示す如く
係合した時から、電磁弁15がON状態に切換えられる
。この結果、シフト力は、第2図に示す如く徐々に増大
され、ドッグ歯完全噛合時点Eにピーク値となる際に第
13図(blに示す如くスリーブスプライン30a が
ドッグ歯29aのテーパ面を摺動しつつ挿入配置される
なお、^10変換値の変化量が零であることを検出して
同期開始時点Bを検知する以前において、その変化量が
零でない時にはドッグ歯噛合開始に対応する値であるか
否かが判断され、その値以上の場合には電磁弁15が0
N−OFF制御されることなく継続的にON状態となさ
れる。
以上の如くき構成の変換機操作装置1によれば、変速機
のシンクロメツシュ機構の同期開始以後にシフト力が一
時的に低下され、同期完了時には弱いシフト力にてギヤ
投入が静かに行なわれることとなるため、変速機の損傷
、摩耗を効果的に防止できる。さらに、同期完了後はシ
フト力が再び増大されるので、ドッグ歯への噛合が充分
なギヤ投入力にて迅速に行なわれ、シフト操作の迅速性
を確保することができる。
なお、電磁弁15. t6の開閉制御については、同期
開始位置、同期完了位置等に対応するピストンロッド8
の位置データをコントローラ36に予め記憶させて、こ
のデータに基いて開閉制御、を行なうことも考えられる
が、変速機の各種部材の寸法精度を勘案した場合、正確
な位置で、の制御を行ない得ない。本実施例においては
、既述の如く^/D変換値の変化量に基いて開閉制御を
行なっているので、正確な制御が可能である。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は既述の
実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
に基いて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、電磁弁15.16の開閉制御のパターンは既述
の実施例の如くに限定されず、必要に応じたパターンで
行なうことが可能である。
e、 発明の効果 以上の如く、本発明は、ピストンロッドの全ストローク
範囲に亘るストロークを検出し、この検出信号に対応す
るA/D変換値の変化量に基いて、変速機のシンクロメ
ツシュ機構の同期開始時から同期完了時までの期間に亘
ってシフト力を低下させるようにしているので、シフト
力が同期完了前に一時的に弱い力に設定され、この弱い
力にてギヤ投入が静かに行なわれることとなり、変速機
の損傷、摩耗を効果的に防止でき、耐久性の向上を図る
ことができる。さらに、ドッグ歯噛合開始時からはシフ
ト力が再び増大されるように構成されているため、ドッ
グ歯噛合に必要なシフト力を得ることができると共にド
ッグ歯噛合動作を迅速に行なうことができ、シフト操作
の迅速性を確保することができる。
また、本発明によれば、電磁弁の開閉制御をA/D変換
値の変化量すなわちピストンロッドの移動速度に応じて
行なうようにしているので、変速機の各種部材の寸法精
度に影響されることなく、正確な制御を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例を示すものであって、
第1図は変速機操作装置における電磁弁の制御系統を示
す概念図、第2図は電磁弁の制御状況を示すタイムチャ
ート、第3図はコントローラによる制御動作を示すフロ
ーチャート、第4図はストロークセンサの配置構成を示
す変速機操作装置の要部拡大断面図、第5図〜第13図
は従来例を説明するためのものであって、第5図は変速
機操作装置の縦断面図、第6図は第5図における■−V
t線断面図、第7図及び第8図は電磁弁の制御状況をそ
れぞれ示すタイムチャート、第9図るよ変速機のシンク
ロメツシュ機構の縦断面図、第1θ図〜第12図はシン
クロメツシュ機構の作動を説明するものであって、第1
θ図(a)、第11図(al及び第12図(5)は第7
図と同様の縦断面図、第1θ図(b)、第11図(bl
及び第12図(blはスリーブスプライン及びドック゛
歯部分を円周方向に展開した概念図、第13図Tal及
び(b)はスリーブスプラインとドッグ歯との係合状態
を示す説明図である。 l・・・変速機操作装置、 2・・・変速機、300.
シフトレバ−16,7・・・シリンダ、8・・・シフト
操作用ピストン口・ノド、9・・・セレクト操作用ピス
トンロッド、10・・・固定ピストン、 13、14・・・圧力室、   15.16・・・電磁
弁、24・・・ストロークセンサ、 27・・・ドライブシャフト、 28・・・2速ギヤ、    28a・・・ド・ノブ歯
、29・・・3連ギヤ、    29a・・・ドッグ歯
、31・・・カウンタシャフト、36・・・コントロー
ラ、37・・・指令ユニット、  40・・・抵抗体、
41・・・アナログ/ディジタル変換器(A/D変換器
)。 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  シリンダ内のピストンの両側に形成された一対の圧力
    室に流体圧を給排する一対の電磁弁をそれぞれ接続し、
    前記一対の電磁弁を開閉制御して前記ピストンを駆動し
    、この駆動力をピストンロッドを介してシフトレバーに
    伝達するようにした変速機操作装置において、 (a)前記ピストンロッドの全ストローク範囲に亘って
    前記ピストンロッドのストロークを検知するセンサと、 (b)前記ストロークセンサからの検知信号をアナログ
    /ディジタル変換する変換器を具備し、前記変換器から
    得られるアナログ/ディジタル変換値の変化量に基いて
    前記一対の電磁弁を開閉制御するコントローラと、 をそれぞれ設け、前記コントローラによる開閉制御によ
    って、変速機のシンクロメッシュ機構の同期開始時から
    ドッグ歯噛合開始時までの期間に亘って前記ピストンロ
    ッドのシフト力を低下させ、ドッグ歯噛合開始時から前
    記シフト力を増大させるように構成したことを特徴とす
    る変速機操作装置。
JP60240849A 1985-10-28 1985-10-28 変速機操作装置 Pending JPS62101949A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011033139A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Honda Motor Co Ltd 変速機の制御装置
JP2012255541A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Hyundai Motor Co Ltd 車両変速機の制御方法
JP2017198235A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 スズキ株式会社 自動変速機

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