JPS62101234A - 磁気共鳴反転回復像の位相修正方法とその装置 - Google Patents

磁気共鳴反転回復像の位相修正方法とその装置

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JPS62101234A
JPS62101234A JP61251565A JP25156586A JPS62101234A JP S62101234 A JPS62101234 A JP S62101234A JP 61251565 A JP61251565 A JP 61251565A JP 25156586 A JP25156586 A JP 25156586A JP S62101234 A JPS62101234 A JP S62101234A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 (al  スピン共鳴信号は、安定した均−磁場内に置
かれた物体の局所に高周波励起パルスによって2個の第
1および第2の系列で発生されて、前記均一磁場に重畳
される磁場勾配の存在のもとに測定されるとともに、 (b)  前記第1の系列での励起パルスは、核磁化を
反転させる高周波反転パルスに先行され、(c)変換を
用いて、複合像値の第1の画像が前記第1の系列から形
成されるに対して、この複合像値の第2の画像は前記第
2の系列から形成され、かつ (d)  前記第1および第2の画像での各画素は1、
画像振幅と画像位相とによって表わされて、前記物体の
局所での核磁化分布を定める磁気共鳴反転回路像の位相
修正方法に関するものである。
また、本発明は、 (al  安定した均一磁場を発生させるための手段、
(b)  高周波励起パルスを発生させるための手段、
(C)  前記均一磁場に重畳される磁場勾配を発生さ
せるための手段、 (d+  スピン共鳴信号を測定するための手段、(e
l  測定された前記スピン共鳴信号を処理するための
処理手段および (f)  前記磁場発生手段と、前記高周波励起パルス
発生手段と、前記磁場勾配発生手段と、前記スピン共鳴
信号測定手段と、前記処理手段とを制御するための制御
手段 を具えて、 前記制御手段は、異なる系列の測定に適しているととも
に、 前記処理手段は、2つの異なる系列からの測定結果を結
合し、かつ前記系列からの画像を定めるに適している 物体の局所での核磁化分布を定める磁気共鳴反転回復像
の位相修正装置に関するものである前述のような方法お
よび装置は、ヨーロッパ特許第0.145,276号明
細書から理解される。
物体(身体)の局所での核磁化分布を定める装置と、こ
の装置の動作原理とは、例えばフィリップス・テクニカ
ル・レビュー、第41巻(1983/84゜隘3.P7
3〜83)における「陽子核磁気共鳴(NMR)断層写
真装置」から理解される。前記構成および原理に関して
は、この論説に触れられている。
ヨーロッパ特許第0.145,276号明細書に開示さ
れる方法に関して、検査されるべき身体は、いわゆる飽
和回復測定の間中、すなわちエコー信号を得るように選
択励起90°パルスに続いて非選択180°パルスを印
加する飽和回復測定の間中、安定した均一磁場(静磁場
) Beにさらされる。なお、安定した均一磁場B0は
、例えばカーテシアン座標系(X、 Y、  Z)のZ
軸に一致するような方向を有する。また、この安定した
磁場B0は、身体内に存するスピンにわずかな偏極を生
じさせくとともに、この磁場B0の前記方向の回りにス
ピンに歳差運動を行なわせるようにできる。前記磁場B
0の設定後に、選択勾配として作用する磁場勾配が加え
られるとともに、同時にラジオ周波90°パルスが発生
される。このラジオ周波90°パルスは、選択されたス
ライス内に存する前記原子核の磁化を90゜まで回転さ
せる。この90°パルスの終了後に、前記スピンは、前
記磁場B0の前記磁場方向の回りに歳差運動を行ない、
こうして共鳴信号(自由誘導減衰(FID)信号)を発
生させる。前記90°パルス後において、同時に磁場勾
配G、、G、、Gyが加えられる。これら磁場勾配G、
、G、、Gyの磁場方向は、前記磁場B。の磁場方向と
一致するとともに、これら磁場勾配G、、G、、G、の
傾斜方向は、前記Z、XおよびY方向夫々に伸びる。
それから、前記磁場勾配G2は、前記90°パルスの間
中において加えられるその磁場勾配G2に対向するとと
もに、前記Z方向に対して垂直なスライス内の前記励起
スピンを再同調するに供する。
前記磁場勾配GX、G、は、前記X方向およびY方向夫
々でのエンコーディングに供する。前記3個の磁場勾配
G、、G、、G、の終了後で、かつ180°エコーパル
スの印加後に、磁場勾配G、が加えられるとともに、も
との前記FID信号のエコー共鳴信号がサンプリングさ
れ、その後に画像がフーリエ変換後に再構成される。引
用された前記ヨーロッパ特許第0.145,276号明
細書において、注目されるべきことは、前述のいわゆる
飽和回復測定法によって発生された画素の前記位相が、
測定の間に磁場勾配が加えられまたは終わることに起因
してMRI装置の導電部分に生じる渦電流によって、と
りわけ乱されるようになることである。
飽和回復測定法によって発生される画素での位相妨害を
取り除(または少なくとも軽減するために、引用された
前記ヨーロッパ特許第0.145,276号明細書は、
エコー信号を得るように非選択180°パルスを有する
反転回復測定の手法で前記方法の拡張を提案している。
これに関してのパルス系列は、飽和回復測定法のパルス
系列と同一外観を有している。反転回復測定法に関して
、前記パルス系列は、高周波電磁90°パルスの前に、
ある時間発生される高周波電磁180°パルスを有する
ように拡大される。前記飽和回復測定法および反転回復
測定法が行なわれる場合での時間系列が関連がないこと
は明らかである。反転回復測定法および飽和回復測定法
夫々から得られた画像の画素当りの商を定めることによ
って、2タイプの測定が互いに位相誤りが打消されるよ
うに両者を同一実験条件のもとで行なわれている場合に
は、理想的には位相誤りのない画像が得られる。
前述の既知の拡張された方法の問題点は、引用されたヨ
ーロッパ特許第0.145,276号明細書中の前記部
が2つの前記系列での位相誤り間の相違を示し、かつ実
際上においてかならずしも無視できる程に小さくはない
虚数項を含むことである。したがって、修正された画素
は、修正された画像での強度においてやっかいな相違を
生じさせる位相誤りをなお含んでいる。また、別の問題
点は、前記反転回復測定法が純粋な反転回復画像を生成
しないで、前記飽和回復測定法に関連して比例画像を生
成することである。
本発明の目的は、やっかいな強度相違を含まない画像が
得られるように、位相誤りを含まない反転回復画像の画
素の決定を可能にする方法を提供せんとするものである
この目的を達成するために、本発明による方法は、符号
関数値が、対応する各画素にとって、前記第1の画像と
第2の画像との画素間での位相相違から定められること
を特徴とするものである。
前記第1の画像の複合画像値が各複合画像値の係数を採
ることによって振幅画像を形成するように用いられる場
合には、前記第1の画像の符号情報は失われる。前記振
幅画像での各画像値が前記位相相違に依存する値を有す
る符号関数によって乗算され、また適切な符号関数が選
択される場合には、前記第1の画像の符号関数は失われ
ない。
本発明による方法の一つの態様は、前記符号閣外にある
場合には一1値を有することを特徴とするものである。
前記位相誤りが同じオーダのの大きさである場合には、
正または負の符号に関して同等に弁別する前記符号関数
は適切な選択である。
この符号関数の異なった変化は、前記位相誤りが本質的
に逸脱する場合に考慮に入れることができる。注目され
る゛べきことは、位相誤りが、例えば渦電流のような体
系的な原因だけではなく、例えば流れに影響を受けるス
ピンのような非体系的な原因に起因し得ることである。
本発明による方法の他の態様は、 fa)  前記磁場勾配の変化は、前記2つの系列にお
いて前記スピン共鳴信号の各対について一致していると
ともに、 (b)  擬似磁場勾配は、前記第2の系列において、
前記高周波反転パルスが前記第1の系列で生じる位置に
対応する位置に加えられることを特徴とするものである
。本質的に機能を有さない前記擬似磁場勾配は、前記系
列において単に同一の磁場勾配を作るように役立つ。こ
の擬似磁場勾配および他の系列での全ての他の磁場勾配
は、同一振幅および持続時間を有するべきであるととも
に、前記第1の系列での振幅および持続時間に対応する
時点で切り換えられるべきである。こうして、体系的な
原因の前記位相誤りは少なくともほぼ等しくあることが
達成される。
本発明による方法の他の態様は、 (a)  前記第2の系列は、異なる分解能によって発
生されるとともに、 (b)  補間および変換によって、前記第1の系列か
らの画像と同じ分解能を有する画像が前記第2の系列か
ら得られる ことを特徴とするものである。異なる、好ましくは低い
分解能で前記第2の系列を発生させることによって、前
記全実験時間が実質的に減ぜられることが達成される。
このことは、例えば検査される患者にとってのラジオ周
波の線量および高周波パルス伝送装置にとってのラジオ
周波負荷の両方にとって好ましいことである。比較的に
短い実験時間は、例えば検査されるような患者の動きに
よっての画像のぶれの恐れをも減する。
本発明による方法の他の態様は、 fa)  第3の画像は、前記第1および第2の複合画
像から形成されるとともに、 (b)  前記第3の画像の各画素は、前記第1の画像
の対応する画素の画像振幅と、前記符号関数の関連され
る値との積がら導出されることを特徴とするものである
。このようにして得られた画像は、実質的な位相誤りの
場合においてさえ、位相誤りができるだけ取り除かれて
いることろの前記第1の画像の複合画像値を表す。
本発明による方法の他の態様は、 (al  各画素に対して、縦緩和時間T、に依存する
比率が定められるとともに、 (bl  この比率は、前記第1および第2の画像に対
応する前記画素に関する前記符号関数の値によって乗算
された、これらの画素の画像振幅の商である ことを特徴とするものである。
とりわけヨーロッパ特許第0.140,276号明細書
から、局所縦緩和時間T、が、反転回復測定法および飽
和回復測定法夫々から得られた画像の画素当りの商から
計算されることができることは知られている。既に説明
したように、この商は、実際上において無視されること
ができない虚数の項を含む。位相誤りによって、これは
前記局所緩和時間T、の間違った決定に導く。前記比率
は、画素当りの前記緩和時間T1の決定にとって、すな
わち緩和時間19画像の形成にとって良き基礎を提供す
る。
本発明による装置は、 前記処理手段が、対応する画素に関して、第1および第
2の画像の画素間での位相相違から符号関数の値を定め
ることを特徴とするものである。
次に、本発明による磁気共鳴反転回復像の位相修正方法
およびその装置の具体的一実施例につき、図面を参照し
つつ説明する。なお、第1図および第2図は、夫々スピ
ンエコー読み取りを有する反転回復測定法のパルス系列
と、スピンエコー測定法のパルス系列とを示している。
核磁気共鳴(NMR)技術によって得られる画像の画素
当りの画像強度は、励起層中に局所的に存する陽子密度
ρに関し、縦緩和時間T1および横緩和時間T2に概し
て依存する。これらは、前記励起層中の核磁化分布に影
響を及ぼす重要なパラメータである。反転回復測定法は
、画像強度が励起層中に局所的に存する前記陽子密度ρ
と、前記緩和時間T1とに主に依存する画像を得るには
適している。スピンエコー測定法(よ、前記陽子密度ρ
と、前記緩和時間T2とに主に依存する画像強度を得る
のに一般に行なわれている。実際上は、反転回復測定法
およびスピンエコー測定法が、1つの実験中において、
励起層からの画像によって核磁化分布を測定するために
行なわれている。この画像は、主にρ−T、またはρ−
T2に依存している。
一般に、核磁気共鳴(MNR)測定での問題点は、渦電
流の発生である。この渦電流自体が磁場勾配を生じさせ
る。この磁場勾配は、測定から得られるような画像に位
相誤りをもたらす。この理由は、同一歳差位相と同一歳
差周波とを有する一定数の原子核が最終信号に一定の顕
著な寄与を生じるからである。渦電流によってもたらさ
れる前記磁場勾配は、前記所定数の原子核の歳差位相お
よび歳差周波にも影響を与えるために、所定の顕著な寄
与をもたらす原子核の数が変化する。これによって、前
述の寄与の強度も変化する。
第1図は、スピンエコー読み取りを有する正規反転回復
パルス系列を示している。時計方向に回転する正規直交
系は、勾配方向が互いに垂直に延びながら、静的な均一
磁場がZ軸に沿って向けられ、この均一磁場の方向に対
して高周波電磁場が垂直に向けられ、かつ前記磁場勾配
の磁場方向が前記均一磁場の磁場方向と一致する場合に
考慮に入れられる。1=1.時点と1=1.時点とによ
って区切られる区間1の間において、磁場勾配Gz加え
られ、同時に高周波電磁180°パルスが発生される。
これにより、前記スピンが2=2゜面内で励起される。
これは、Z =Z o面内で前記スピンによって発生さ
れる磁化が正のZ軸に対して180°の角度を巡らし、
言い換えれば負のZ軸に向けられることを意味する。こ
の高周波電磁180°パルスは一定のバンド幅を有する
ために、スピンは前記2=2.面内のみならず、このZ
=Zo面の付近でも励起される。また、高周波電磁18
0°パルスの周波数内容の変動によって、前記2=2.
面に平行な他の面内のスピンも励起されることができる
。1=1.時点後に、前記スピンは、前記静的な均一磁
場の方向内で再配向する。
なぜならば、この時点から前記スピンは、高周波電磁パ
ルスの影響を受けないためである。この緩和過程は、前
記磁化が再びもとの正の方向に向くまで続く。この場合
に、この磁化は連続的に前記負のZ軸に沿って滅じ、零
になり、次に前記正のZ軸に沿って前述されたもとの値
に再び到達するまで増加する。1=1.時点と1=1.
時点とによって区切られる区間3の間において、高周波
電磁90°パルスは、前記磁場勾配Gtが存する場合に
、前記Z軸の回りに90”の角度で前記励起層内に磁化
の歳差運動を生じさせるように発生される1=1.時点
と1=1.時点とによって区切られる区間4の間におい
て、3個の磁場勾配Gt+Gt*G+:が加えられる。
時間を短縮するために、これらの3個の磁場勾配G;、
G、、G、は、同一時間区間の間に加えられる。しかし
ながら、この区間に高周波電磁パルスは発生されないた
めに、前記磁場勾配の影響は、別々に考慮されることが
できる。前記負の磁場勾配G:は、前記Z軸方向に前記
スピンを再同調させる。この結果、前記Z ” Z 。
面内と、この2=2.面の付近内で選択的に励起されて
いる前記スピンは、もはや前記Z軸方向での位相弁別の
影響を受けない。前記磁場勾配GXIC;は、前記X軸
方向およびY軸方向夫々において前記スピンの意図的な
離同調に供する。このようにして、エンコーディングが
両方向において実現される。1=1.時点と1=1.時
点との間において、1=1c時点の直前に前記Z軸方向
に局所的に存する前記磁化に依存する共鳴信号が発生さ
れる。この磁化の大きさは、縦緩和時間T、に依存する
。例えば患者の励起層が異なる緩和時間T。
を有する異なるタイプのamを有する場合には、前記局
所磁化は同調あるいは180°位相はずれのいずれかに
ある。これは、前記局所磁化が高周波電磁90”パルス
によって前記磁化の影響を受けるに先立って前述の負の
Z軸方向になお向けられるように、持続時間’r= <
tb−tc)がT、・1n。
より小さい場合に、前記最終磁化が、例えば持続時間T
がT、・lnzを超えるところの組織での原子核によっ
て発生される前記局所磁化に対して180゜の位相はず
れにあるためである。次に、この局所磁化は、1=1c
時点で前述の正のZ軸方向に向けられる。前述した渦電
流によって生じる磁場勾配は、反転回復測定法の間にお
いて共鳴信号の位相または周波数成分を乱すことができ
る。
第2図は、スピンエコーパルス系列を示している。区間
1の間において、反転回復系列の間と同一の磁場勾配G
2の変化をえるように擬似磁場勾配G書が加えられる。
この結果、少なくとも実質的に等しい渦電流が生じる。
これによって、渦電流によって生じる前記位相誤りは、
少なくとも両系列においてほぼ等しくある。1−1.時
点とt=1.時点とによって区切られる区間3に発生さ
れる前記高周波電磁90°パルスは、前記層内に局所的
に存する前記スピンによって形成される前記磁化を前記
Z軸に関してて90’の角度まで回転させる。1=1.
時点と1=1.時点とによって区切られる区間5の間に
おいて発生される前記高周波電磁180°パルスは、区
間(tr+tJO間にエコー共鳴信号を生ずる。前記磁
場勾配G、、G、。
G X + G ンの機能は、第1図の反転回復パルス
系列の説明で述べたのと同様である。たとえ、例えば異
なる緩和時間T、を有する異なるタイプの組織が再び励
起層に存していても、最終的に得られる前記局所磁化は
、理想的には同調である。これは、前述の負のZ軸に沿
って向けられる磁化が測定中に生じないためである。前
述した渦電流のために、妨害はスピンエコー測定中に得
られた画像にも生ずる。これから説明するように、正し
くない強度を有する画素にもたらす反転回復像での前記
位相誤りは、反転回復測定法とスピンエコー測定法との
組み合せによって減ぜられることができる。この反転回
復測定法の共鳴信号の二倍位相敏感検波の後に、この検
波から導出される2グループの信号が濾過(フィルター
)後にサンプリングされる。
この濾過後に、複合画像は、2Dフリーエ変換によって
2クループのサンプリング値から再構成される。この操
作は、前記スピンエコー測定法の共鳴信号に関して行な
われる。
反転回復(IR)画素の値およびスピンエコー(SE)
画素の値は、複素数表示で次のように表わされることが
できる。
31g=mod(S IR)  e’φS工R(1)S
SE=TIIO3(SSE)  e’φS sK   
    (2+なお、SIMは複素数のIR画素の値で
あり、mod(S+*)は係数であり、φsIRは複素
数のIR画素の位相である。相応する表示が、前記スピ
ンエコー共鳴画素にも用いられる。言い換えれば、理想
的に、渦電流によって生じる前記位相誤りがなく、また
例えば静的な均一磁場の不均一および不完全な高周波電
磁の90°または180°パルスによって生じるような
他の位相誤りがなければ、次式が成立する。
φS =0 または φS工□=1 R したがって、 である。また、 φ8=O F であることから、 Sst=mod(Ss+:)  (φ5sE=0)であ
る。
前述渦電流によって生じる位相誤りおよび他の位相誤り
が、Δφの項において考慮される場合に:式(11,(
2)は次のようになる。
Sst=mod(SsE) ei(φSSE+Δφss
F、)(6)ΔφS 項は、 K により各画素について、今や簡単に定められることがで
きる。なお、Re5stおよびIIIISSEは、夫々
前記複素数の画素(2)の実数部と虚数部とである。前
記複素数の画素S!E+  S+えの位相誤りが、同一
にふるまい。
Δφs zΔφ8工R(8) B を示すと仮定するならば、反転回復画素での前記位相誤
りは減ぜられることができる。この条件は、実際、反転
回復測定または、例えばスピンエコー測定の間に前記ス
ピンが前記磁場勾配によって前記位相誤りに関して同じ
効果を受けるように実験状況を選ぶと、実質的に満足さ
れることができる。
第1図および第2図に示されるような測定法は、適切な
例である。式(1)による前記IR画素の係数像は、式
(5)による前記IR画素の係数像と同一である。修正
のために、式(3)による前記係数の+または一符号を
定めることがただ必要である。前記係数は、 である場合には、十符号を得ることが適切に判断するこ
とができ、また 1 π である場合には、−符号を得ることがわかる。こ測定法
の画素当りの測定された位相であり、またΔφs8Eは
前記SE測定法の画素当りの測定された位相である。他
の評価区間もまた選択されることができる。前記係数に
+または一符号を与えることに加えて、例えば、この係
数が評価区間の境の付近で小さくされることができる。
この評価区間は、前記符号関数がその評価区間の境の付
近での絶対値よりも小さい絶対値を有することを意味す
る。他の可能性は、前記境の付近で+または一符号を決
めるだめのより上級の統計上の手段を用いることにある
本発明は、画素当りの前記縦緩和時間T+を定めるため
にも用いられることができる。雑誌rMagn。
Res、 in Med、2 J (P L36〜15
8.1985)から、前記画素S III+  S 3
E夫々の実部Re(S IR)l  Re(S st)
の比率、 から前記緩和時間T1を導出することが知られている。
式αψかられかるように、この緩和時間T、の決定は、
位相誤りにも依存される。本発明によって、前記緩和時
間T、が、 によって導出される場合に、この緩和時間T、は位相誤
りなしに定められることができる。なお、符号関数は、
式(9)の規準または他の規準によって+符号または一
符号夫々を発生する。前記画素当りの縦緩和時間T、は
、計算機の索引テーブルにおいて関連される緩和時間T
、を調べるために前記式卸によって得られる値Rを用い
ることによってほぼ定められることができる。前記計算
機の索引テーブルには、前記理論的比率Rが前記関連さ
れる緩和時間T、とともに規定されている。弐〇〇から
得られた前記比率Rを用いる場合に、緩和時間T、は前
記理論的比率Rから数字の零点を定める方法によって解
かれることもできる。
前記比率Rに関する前記緩和時間T、の理論的依存状態
は、ブロッホ方程式の解によって見出されることができ
る。注目されるべきことは、画像再構成が、例えば投影
再構成手段を用いることも可能であるほどに磁場勾配の
巧みな処置を含む場合には、両系列での前記区間2の後
に、いずれか他の手段が前記共鳴信号を導出するために
、またはエコー信号を発生するために用いられることが
できることである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明による磁気共鳴反転回復像
の位相修正方法とその装置を説明するための図面であっ
て、 第1図はスピンエコー読み取りを有する反転回復測定法
のパルス系列、 第2図はスピンエコー測定法のパルス系列である。 G:”、G÷、0口・・・磁場勾配 R1・・・ 縦緩和時間 R2・・・ 横緩和時間 特許比IJi 人   エヌ・ベー・フィリップス・フ
ルーイランペンファブリケン 代理人弁理士  杉  村  暁  秀(ξ・芝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)スピン共鳴信号は、安定した均一磁場内に置
    かれた物体の局所に高周波励起パルスによって2個の第
    1および第2の系列で発生されて、前記均一磁場に重畳
    される磁場勾配の存在のもとに測定されるとともに、 (b)前記第1の系列での励起パルスは、核磁化を反転
    させる高周波反転パルスに先行され、 (c)変換を用いて、複合像値の第1の画像が前記第1
    の系列から形成されるに対して、この複合像値の第2の
    画像は前記第2の系列から形成され、かつ (d)前記第1および第2の画像での各画素は、画像振
    幅と画像位相とによって表わされて、 前記物体の局所での核磁化分布を定める磁 気共鳴反転回復像の位相修正方法において、符号関数値
    は、対応する各画素にとって、前記第1の画像と第2の
    画像との画素間での位相相違から定められることを特徴
    とする 磁気共鳴反転回復像の位相修正方法。 2、前記符号関数は、前記位相相違φが−(π/2)<
    φ<(π/2)にある場合には+1値を有し、また−(
    π/2)<φ<(π/2)以外にある場合には−1値を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    磁気共鳴反転回復像の位相修正方法。 3、(a)前記磁場勾配の変化は、前記2つの系列にお
    いて前記スピン共鳴信号の各対について一致していると
    ともに、 (b)擬似磁場勾配は、前記第2の系列において、前記
    高周波反転パルスが前記第1の系列で生じる位置に対応
    する位置に加えられることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の磁気共鳴反転回復像の位相
    修正方法。 4、(a)前記第2の系列は、異なる分解能によって発
    生されるとともに、 (b)補間および変換によって、前記第1の系列からの
    画像と同じ分解能を有する画像が前記第2の系列から得
    られる ことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または
    第3項に記載の磁気共鳴反転回復像の位相修正方法。 5、(a)第3の画像は、前記第1および第2の複合画
    像から形成されるとともに、 (b)前記第3の画像の各画素は、前記第1の画像の対
    応する画素の画像振幅と、前記符号関数の関連される値
    との積から導出されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項乃至第4項のいずれかに記載の磁気共鳴反転回復
    像の位相修正方法。 6、(a)各画素に対して、縦緩和時間T_1に依存す
    る比率が定められるとともに、 (b)この比率は、前記第1および第2の画像に対応す
    る前記画素に関する前記符号関数の値によって乗算され
    た、これら画素の画像振幅の商である ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のい
    ずれかに記載の磁気共鳴反転回復像の位相修正方法。 7、(a)安定した均一磁場を発生させるための手段、 (b)高周波励起パルスを発生させるための手段、 (c)前記均一磁場に重畳される磁場勾配を発生させる
    ための手段、 (d)スピン共鳴信号を測定するための手段、(e)測
    定された前記スピン共鳴信号を処理するための処理手段
    および (f)前記磁場発生手段と、前記高周波励起パルス発生
    手段と、前記磁場勾配発生手段と、前記スピン共鳴信号
    測定手段と、前記処理手段を制御するための制御手段 を具えて、 前記制御手段は、異なる系列の測定に適し ているとともに、 前記処理手段は、2つの異なる系列からの 測定結果を結合し、かつ前記系列からの画像を定めるに
    適している 物体の局所での核磁化分布を定める磁気共鳴反転回復像
    の位相修正装置において、 前記処理手段は、対応する画素に関して、 第1および第2の画像の画素間での位相相違から符号関
    数の値を定めることを特徴とする磁気共鳴反転回復像の
    位相修正装置。
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