JPS6210118B2 - - Google Patents

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JPS6210118B2
JPS6210118B2 JP53130297A JP13029778A JPS6210118B2 JP S6210118 B2 JPS6210118 B2 JP S6210118B2 JP 53130297 A JP53130297 A JP 53130297A JP 13029778 A JP13029778 A JP 13029778A JP S6210118 B2 JPS6210118 B2 JP S6210118B2
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JP
Japan
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voltage
control
circuit
deviation
speed
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Application number
JP53130297A
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English (en)
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JPS5558788A (en
Inventor
Shigeki Kawada
Yoshimoto Fujioka
Naoto Oota
Yasuo Takahashi
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サイリスタ駆動の三相逆並列ブリツ
ジ回路を使用した界磁巻線形直流電動機の駆動回
路に関する。
直流電動機の速度制御に自動界磁弱め制御があ
る。この速度制御方法は、電機子電圧が定格値に
達するまでは界磁は強め一定として電機子電圧を
変えることにより速度が制御される。電機子電圧
が定格値に達すると、界磁を弱めてさらに高速度
の範囲にわたり速度制御が行なわれる。
上記の如き自動界磁弱め制御方式において、正
転中の直流電動機を逆転せしめる場合、逆側変換
器に切替え、これに制御進み角βを有するゲート
パルスを加えてインバータ動作を行なわせて直流
電動機に回生制動をかける。ここで逆側変換器の
インバータ運転を行なう場合、6相回路では制御
進み角βの最小値βminの値を直流電動機の減起
電圧の最大値により決定される値βに選ぶ必要
がある。
ところで、上述の如く正転中の直流電動機を逆
転させる場合、変換器をインバータ動作させて直
流電動機に回生制動を掛け、正転中の直流電動機
をいつたん停止させるわけであるが、この間位相
制御回路の位相制御原点は常にβに設定されて
いる。したがつて、停止した直流電動機を逆転さ
せるため制御遅れ角αを有するゲートパルスを変
換器に加えようとしても、原点位相がβにある
ため、これから制御遅れ角α領域までシフトさせ
るのに長時間を要し、停止中の直流電動機を直ち
に逆転せしめることはできない。
本発明は、サイリスタ駆動の三相逆並列ブリツ
ジ回路を使用した界磁巻線形直流電動機の駆動回
路において、可逆運転時の方向切替の無駄時間を
少なくし、応答性の改善を計ることを目的とする
ものである。
その目的を達成せしめるため、本発明は電流制
御ループを有し、電流指令電圧と電流検出電圧と
の偏差に位相補償を加えた偏差電圧を、偏差極性
信号と偏差電圧を絶対値化した偏差絶対値信号と
に分割し、これら2つの信号からサイリスタのゲ
ートパルスを作成する、自動界磁弱め方式により
基底速度以上にて定電圧制御を行なうと共に電動
機の回転方向変換の制御を行なうの6相サイリス
タレオナード駆動装置において、速度検出信号を
入力として電機子電圧模擬信号を得、該模擬信号
を位相制御回路に加える偏差絶対値信号に加算し
て制御遅れ角の最小値を設定する速度帰還関数発
生器を設け、直流電動機の電機子電流極性の切替
時に生じる極性切替無駄時間を短縮することを特
徴とする界磁巻線形直流電動機の駆動回路を提供
する。
次に本発明の実施例を図面を用いて詳述する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク図
であり、図中1は速度制御誤差アンプ、2は電流
制御誤差アンプ、3は位相制御回路、4は正側変
換器、5は逆側変換器、6は正側変換器4の位相
制御回路をゲートするゲート回路で、正側変換器
4を動作せしめる時に開となる。7は逆側変換器
5の位相制御回路をゲートするゲート回路で、逆
側変換器5を動作せしめる時に開となる。8は直
流電動機の電機子、9は直流電動機の界磁巻線、
10は速度計発電機、11は電機子電圧検出点、
12は電機子電圧検出回路、13は電機子電流検
出点、14は電機子電流検出回路、15は界磁電
流を制御する変換器、16は界磁電流検出点、1
7は界磁電流検出回路、18は界磁の設定回路、
19は界磁制御回路、20は位相制御回路、21
はゲート回路、22はヒユーズ、23はACリア
クトル、24は電磁接触器、25はアラーム回
路、26は界磁回路用トランス、27は速度帰還
関数発生器である。
上記の如き自動界磁弱め制御装置において、速
度制御系のマイナループとして、電機子電流検出
回路14を含む電流制御系があり、さらに電流制
御系の後に速度帰還関数発生器27からなる電圧
制御系があつて、電流制御系により逆並列結線さ
れた正側変換器4及び逆側変換器5を制御して電
機子電圧が制御される。
一方、界磁電流は変換器15により制御され
る。
以上の電機子制御系と界磁制御系との間に、自
動界磁弱め制御系が介在する。界磁制御回路19
には、界磁の設定回路18から強め界磁基準が与
えられ、電機子電圧が定格値以下の運転範囲では
強め界磁に制御される。電機子電圧が定格値に達
して電機子電圧検出回路12がこれを検出する
と、該回路からは、界磁の設定回路18から与え
られている強め界磁基準を弱める方向の信号が発
生して電機子電圧が定格値を越えないように界磁
が弱められる。
ところで、上記制御装置において、電機子8を
正転から逆転または逆転から正転させる時に、逆
側変換器5または正側変換器4をインバータ運転
に切替えて直流電動機に回生制動を掛けるが、こ
の際変換器に加えるゲート信号の制御進み角βの
値は逆起電圧の全範囲において、電動機の逆起電
圧の最大値により決定される値βである必要は
なく、逆起電圧Enの関数として表わされるβ
min(En)であれば充分である。そこで、本発
明では速度帰還関数発生器27を設け、第2図に
示すように、電動機の回転数Nが基底速度Bs
上の範囲にあるときは制御進み角βをβに設定
し、回転数Nが基底速度Bs以下では制御進み角
βを電動機の逆起電圧に応じて変化させる。な
お、本発明においては、βminを設定するための
電機子電圧の検出に、電機子電圧と等価的な値と
して得られ、しかも制御しやすい信号として得ら
れる速度計発電機10の出力電圧を用いている。
第3図は、速度帰還関数発生器27の詳細を示
す回路図である。なお、説明をわかりやすくする
ため、第3図において電流制御誤差アンプ2及び
第1図には現われていない絶対値回路も示してい
る。第3図において、27aは速度計発電機10
からの速度信号を取り込む速度帰還回路、27b
は速度信号の絶対値をとる絶対値回路、27cは
理想ダイオード回路、27dはバツフアアンプ2
7eを含む信号修正回路である。28はリミツタ
付アンプ28bを含む絶対値回路で、入力された
電圧を0〔V〕からマイナス方向にスイングさ
せ、しかもツエナー電圧により一定電圧より大き
なマイナス方向へのスイングは制限される。信号
修正回路27dから出力された信号は、絶対値回
路28の1段目のアンプ28aの出力回路に加え
られ、該アンプ28aの出力電圧は信号修正回路
27dから出力された信号により嵩上げされる。
速度計発電機10は第4図に示すように、電機
子8の回転速度に比例した電圧を出力する。そし
てその出力は抵抗で所定値に分圧された後、速度
帰還回路27aを通して絶対値回路27bに加え
られて絶対値に変換される。一方、理想ダイオー
ド回路27cは、電動機が基底速度Bs(たとえ
ば1000rpmとする)に達したときの絶対値回路2
7bの出力電圧Ecに達したときオンするように
設定される。したがつて、バツフアアンプ27e
の出力点Bの出力電圧は、第5図に示すように、
基底速度Bs以上の領域では電圧Ecに抑えられ、
基底制御Bs未満では回転数に比例して0からEc
まで直線状に変化する。この電圧は商用電源周波
数の相違にもとづく若干の修正を受けた後、前述
の如く絶対値回路28に加えられる。その結果、
絶対値回路28から位相制御回路3へ加えられる
誤差電圧εrの最小値は、第6図に示すように基
底速度Bs以上では0.9〔V〕の一定値に抑えら
れ、基底速度Bs未満では、回転数に応じて0.9
〔V〕から2.7〔V〕まで変化する。このため、基
底速度Bs以上では、変換器に加えられるゲート
パルスの制御進み角βに抑えられ、回転数が基
底速度Bsより下ると、その回転数の低下に応じ
て制御進み角は増加する。
次に、正方向に回転数N1で回転している電動
機を逆回転せしめる動作に例をとつて作用を説明
する。
第7図Aに示すように、時間t1において、回転
数N1で正方向に回転している電動機に対し、時
間t2において第7図Bに示すように逆転速度信号
が速度制御装置の入力端に加えられると、速度制
御誤差アンプ1の出力電圧は第7図Cに示すよう
に反転して負電流の基準を発生する。電流基準の
方向が反転することによりただちに位相制御回路
3から出力されている制御遅れ角αをしぼり、通
電状態にある正側変換器4の電流を0にしてゲー
ト回路6によりゲートブロツクを行ない、第7図
Dに示すように電機子電流が完全に0になつた時
間t3において、ゲート回路7のブロツクを解除し
てこれをオンとし、逆側変換器5に切替えらる。
このとき、位相制御回路3からは制御進み角β
のゲートパルスが出力され、この信号はゲート回
路7を通つて逆側変換器5に加えられると、電機
子電流は負電流基準に制御され、回生制動により
減速される。そしてその回転数が時間t4において
基底速度Bsに達した後さらに回転数が低下する
と、速度帰還関数発生器27の作用により制御進
み角βは順次増大する。この間電動機には軽い回
生制動がかかるため急速に減速して時間t5に至つ
て停止する。
その後、逆側変換器5には位相制御回路3から
所定の制御遅れ角αを持つたゲートパルスが加え
られ、電動機は逆転動作に移る。
以上詳細に説明したように、本発明は界磁巻線
形直流電動機の回転方向を逆転させるとき、回転
数が所定の回転数以下に低下した後停止するまで
の間、電動機に回生制動を掛けるための制御進み
角を電動機の逆起電圧が低下するにしたがつて大
きくなるようにシフトせしめているため、電動機
の回転方向切替時において、位相制御回路から送
出されるゲートパルスの位相を制御進み角βから
制御遅れ角αへ切替える時間が少なくて済む。
したがつて、本発明によれば、電動機が停止す
るまで位相制御回路から送出されるゲートパルス
の位相をβに固定しておく従来の速度制御装置
に比べて回転方向の切換が早い。しかも本発明は
電動機の回転方向の切替時ばかりでなく、減速時
においても回路内部に含まれる遅れ要素を最小に
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は、回転数と制御進み角βとの関係を
示すグラフ、第3図は、速度帰還関数発生器の回
路図、第4図は、速度計発電機の出力特性図、第
5図は、速度帰還関数発生器の出力特性図、第6
図は、位相制御回路に加えられる入力信号の特性
曲線図、第7図A乃至Eは、電動機が逆転動作を
行なうときの各部の波形を示す波形図である。 図中1は速度制御誤差アンプ、2は電流制御誤
差アンプ、3は位相制御回路、4は正側変換器、
5は逆側変換器、6及び7はゲート回路、8は電
機子、9は界磁巻線、10は速度計発電機、14
は電機子電流検出回路、27は速度帰還関数発生
器、27aは速度帰還回路、27b及び28は絶
対値回路、27dは信号修正回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電流制御ループを有し、電流指令電圧と電流
    検出電圧との偏差に位相補償を加えた偏差電圧
    を、偏差極性信号と偏差電圧を絶対値化した偏差
    絶対値信号とに分割し、これら2つの信号からサ
    イリスタのゲートパルスを作成する、自動界磁弱
    め方式により基底速度以上にて定電圧制御を行な
    うと共に電動機の回転方向変換の制御を直流電動
    機の6相サイリスタレオナード駆動装置におい
    て、速度検出信号を入力として電機子電圧模擬信
    号を得、該模擬信号を位相制御回路に加える偏差
    絶対値信号に加算して制御遅れ角の最小値を設定
    する速度制御帰還関数発生器を設け、直流電動機
    の電機子電流極性の切替時に生じる極性切替無駄
    時間を短縮することを特徴とする界磁巻線形直流
    電動機駆動回路。
JP13029778A 1978-10-23 1978-10-23 Field-winding type dc motor driving circuit Granted JPS5558788A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13029778A JPS5558788A (en) 1978-10-23 1978-10-23 Field-winding type dc motor driving circuit

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JP13029778A JPS5558788A (en) 1978-10-23 1978-10-23 Field-winding type dc motor driving circuit

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JPS5558788A JPS5558788A (en) 1980-05-01
JPS6210118B2 true JPS6210118B2 (ja) 1987-03-04

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