JPS6210111Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210111Y2 JPS6210111Y2 JP8433982U JP8433982U JPS6210111Y2 JP S6210111 Y2 JPS6210111 Y2 JP S6210111Y2 JP 8433982 U JP8433982 U JP 8433982U JP 8433982 U JP8433982 U JP 8433982U JP S6210111 Y2 JPS6210111 Y2 JP S6210111Y2
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- JP
- Japan
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- urethane foam
- hard urethane
- density
- layer
- foam layer
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鶏舎、豚舎など特に建物内面に装飾仕
上げの必要のない建築物の内面断熱壁に関する。
上げの必要のない建築物の内面断熱壁に関する。
独立気泡の硬質ウレタンフオームはそのすぐれ
た断熱性が広く認識されるに及んで、種々の建築
物の内側に断熱施工する事が広範囲に利用されて
来ており、近年、鶏舎等畜舎内側への利用も盛ん
になつて来ている。
た断熱性が広く認識されるに及んで、種々の建築
物の内側に断熱施工する事が広範囲に利用されて
来ており、近年、鶏舎等畜舎内側への利用も盛ん
になつて来ている。
これら施工法の中でも硬質ウレタンフオームの
自己接着性を利用した吹付け発泡による現場施工
法は、硬質ウレタンフオーム発泡の特性を利用し
た特に優れた断熱法であり、板物の様に接続の目
地が生じる事なく、所望の厚味に施工出来ると共
に、曲面の様な複雑な面でも施工出来しかもコス
ト的にも安価である等の利点がある事から最近非
常に大量に採用されている。
自己接着性を利用した吹付け発泡による現場施工
法は、硬質ウレタンフオーム発泡の特性を利用し
た特に優れた断熱法であり、板物の様に接続の目
地が生じる事なく、所望の厚味に施工出来ると共
に、曲面の様な複雑な面でも施工出来しかもコス
ト的にも安価である等の利点がある事から最近非
常に大量に採用されている。
しかしながら鶏舎等の清掃の際に高圧水の散水
による方法が行われる事が多く普通断熱材として
使用される範囲の芯密度20〜40Kg/m3程度のもの
では強度が不充分でフオーム層が破壊されてしま
う事がある。
による方法が行われる事が多く普通断熱材として
使用される範囲の芯密度20〜40Kg/m3程度のもの
では強度が不充分でフオーム層が破壊されてしま
う事がある。
この対策として全面をベニヤ等の板で被覆した
り或いはフオーム表面に無機塗料を後塗装するな
どの方法もあるが高価である事や、ウレタンフオ
ームと後塗装の塗料との接着力の不足から界面剥
離等の問題を生じ易い。
り或いはフオーム表面に無機塗料を後塗装するな
どの方法もあるが高価である事や、ウレタンフオ
ームと後塗装の塗料との接着力の不足から界面剥
離等の問題を生じ易い。
本考案はこのような欠点を解消した硬質ポリウ
レタンフオーム断熱壁を提供することを目的とし
てなされたものである。
レタンフオーム断熱壁を提供することを目的とし
てなされたものである。
すなわち本考案は建築物の壁体、天井、床など
1の内面に吹付け発泡によつて芯密度20〜40Kg/
m3の第一層の硬質ウレタンフオーム層2を形成さ
せ、その上に吹付け発泡によつて芯密度150Kg/
m3以上の第二層の高密度硬質ウレタンフオーム層
3を形成させた構造の硬質ウレタンフオーム積層
断熱壁である。
1の内面に吹付け発泡によつて芯密度20〜40Kg/
m3の第一層の硬質ウレタンフオーム層2を形成さ
せ、その上に吹付け発泡によつて芯密度150Kg/
m3以上の第二層の高密度硬質ウレタンフオーム層
3を形成させた構造の硬質ウレタンフオーム積層
断熱壁である。
硬質ウレタンフオーム2の断熱性の点からは密
度20〜40Kg/m3程度が最も熱伝導率が低く、一層
目の断熱層には有効である。従つて断熱性の点か
らも、材料コストの点からも40Kg/m3より高密度
の硬質ウレタンフオームは一層目断熱層としては
不適当である。第一層の硬質ウレタンフオーム層
2の厚さは必要とする断熱性により設定すること
ができるが、通常の畜舎などには15〜25m/mで
充分である。第二層の高密度硬質ウレタンフオー
ム層3は第一層の硬質ウレタンフオーム層2を高
圧水から守るための表面保護層であり、このため
には150Kg/m3以上の密度が必要であり、好適に
は300Kg/m3以上が望ましい。また第二層の高密
度硬質ウレタンフオーム層3の厚さは通常使用さ
れる高圧水のホース内水圧に耐えられる程度の厚
さに設定すれば良いものであり、通常ホース内水
圧20〜30Kg/cm2程度では厚さ3m/m以上で良
い。
度20〜40Kg/m3程度が最も熱伝導率が低く、一層
目の断熱層には有効である。従つて断熱性の点か
らも、材料コストの点からも40Kg/m3より高密度
の硬質ウレタンフオームは一層目断熱層としては
不適当である。第一層の硬質ウレタンフオーム層
2の厚さは必要とする断熱性により設定すること
ができるが、通常の畜舎などには15〜25m/mで
充分である。第二層の高密度硬質ウレタンフオー
ム層3は第一層の硬質ウレタンフオーム層2を高
圧水から守るための表面保護層であり、このため
には150Kg/m3以上の密度が必要であり、好適に
は300Kg/m3以上が望ましい。また第二層の高密
度硬質ウレタンフオーム層3の厚さは通常使用さ
れる高圧水のホース内水圧に耐えられる程度の厚
さに設定すれば良いものであり、通常ホース内水
圧20〜30Kg/cm2程度では厚さ3m/m以上で良
い。
本考案の断熱壁は芯密度20〜40Kg/m3の断熱性
のすぐれた第一層の硬質ウレタンフオーム層の表
面に強度の大きい密度150Kg/m3以上の高密度硬
質ウレタンフオーム層が表面保護層として積層さ
れているから、断熱壁面を直接高圧水で洗浄して
もフオーム層が破壊することがない。そして第一
層の硬質ウレタンフオーム層と第二層の高密度硬
質ウレタンフオーム層は密度が異なるだけで同質
の硬質ウレタンフオームであるから界面の接着力
はきわめて強固であり、界面剥離は発生せず強固
な積層一体壁が得られる。
のすぐれた第一層の硬質ウレタンフオーム層の表
面に強度の大きい密度150Kg/m3以上の高密度硬
質ウレタンフオーム層が表面保護層として積層さ
れているから、断熱壁面を直接高圧水で洗浄して
もフオーム層が破壊することがない。そして第一
層の硬質ウレタンフオーム層と第二層の高密度硬
質ウレタンフオーム層は密度が異なるだけで同質
の硬質ウレタンフオームであるから界面の接着力
はきわめて強固であり、界面剥離は発生せず強固
な積層一体壁が得られる。
以上のように本考案によると従来のウレタンフ
オーム吹付け発泡の施工技術によるだけで断熱性
にすぐれかつ表面強度の大きい断熱壁が得られる
から、その他の表面補強施工は何ら必要とせずき
わめてコストが安価であり、実用上有効である。
オーム吹付け発泡の施工技術によるだけで断熱性
にすぐれかつ表面強度の大きい断熱壁が得られる
から、その他の表面補強施工は何ら必要とせずき
わめてコストが安価であり、実用上有効である。
実施例
鶏舎の屋根部内側に芯密度27Kg/m3のフオーム
を吹付け発泡によつて平均15m/m厚さに一層吹
付け断熱層を形成した後、芯密度200Kg/m3のフ
オームをその表面全面に平均3m/m厚さに吹付
け被覆した。
を吹付け発泡によつて平均15m/m厚さに一層吹
付け断熱層を形成した後、芯密度200Kg/m3のフ
オームをその表面全面に平均3m/m厚さに吹付
け被覆した。
この様な積層断熱壁にホース内圧力35Kg/cm2の
水圧を持つ高圧水をノズル筒先から散水し吹付け
たがフオーム層の破壊は見られなかつた。
水圧を持つ高圧水をノズル筒先から散水し吹付け
たがフオーム層の破壊は見られなかつた。
第1図は本考案の硬質ウレタンフオーム積層断
熱壁の側面断面図である。 1……建築物の壁体、天井、床、2……第一層
の硬質ウレタンフオーム層、3……第二層の高密
度硬質ウレタンフオーム層。
熱壁の側面断面図である。 1……建築物の壁体、天井、床、2……第一層
の硬質ウレタンフオーム層、3……第二層の高密
度硬質ウレタンフオーム層。
Claims (1)
- 建築物の壁体、天井、床などの内面に吹付け発
泡によつて芯密度20〜40Kg/m3の硬質ウレタンフ
オーム層を形成させ、その上に吹付け発泡によつ
て芯密度150Kg/m3以上の高密度硬質ウレタンフ
オーム層を形成させた構造の硬質ウレタンフオー
ム積層断熱壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8433982U JPS58187431U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 硬質ウレタンフオ−ム積層断熱壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8433982U JPS58187431U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 硬質ウレタンフオ−ム積層断熱壁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58187431U JPS58187431U (ja) | 1983-12-13 |
JPS6210111Y2 true JPS6210111Y2 (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=30093291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8433982U Granted JPS58187431U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 硬質ウレタンフオ−ム積層断熱壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58187431U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019108349A1 (en) * | 2017-11-28 | 2019-06-06 | Dow Global Technologies Llc | Polyurethane-based insulation board |
-
1982
- 1982-06-07 JP JP8433982U patent/JPS58187431U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58187431U (ja) | 1983-12-13 |
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