JPS62100623A - 放射温度測定方法並びにそのための黒体テ−プ - Google Patents
放射温度測定方法並びにそのための黒体テ−プInfo
- Publication number
- JPS62100623A JPS62100623A JP60239440A JP23944085A JPS62100623A JP S62100623 A JPS62100623 A JP S62100623A JP 60239440 A JP60239440 A JP 60239440A JP 23944085 A JP23944085 A JP 23944085A JP S62100623 A JPS62100623 A JP S62100623A
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- Japan
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- black body
- measured
- tape
- measuring
- temperature
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、測定対象物が放射する赤外線量の強度を、
放射率補正することな(測定1〜て、測定対象物の真の
表面温度を測定する放射温度測定方法並びにそのための
黒体テープに関する。
放射率補正することな(測定1〜て、測定対象物の真の
表面温度を測定する放射温度測定方法並びにそのための
黒体テープに関する。
一般K、温度ある物体はその表面から赤外線を放射して
おり、その赤外線+Jtは物体の表面温度に比例してい
ることが知られている。この原理を利用し、物体から放
射される赤外線量を測定することによって、物体の表面
温度を求める放射温度測定装置に赤外線温度計や赤外線
カメラがある。
おり、その赤外線+Jtは物体の表面温度に比例してい
ることが知られている。この原理を利用し、物体から放
射される赤外線量を測定することによって、物体の表面
温度を求める放射温度測定装置に赤外線温度計や赤外線
カメラがある。
しかしながら、同一温度の物体でキ)ってもその材質、
表面仕上げ、表面状態等の違いで、放射される赤外線量
が異なる。この放射度合いを通常「放射率」と称してお
り、全ての波長の輻射を完全に吸収する物体即ち、黒体
の場合「1」であり、それ以外のものでは「1」以下と
なる。
表面仕上げ、表面状態等の違いで、放射される赤外線量
が異なる。この放射度合いを通常「放射率」と称してお
り、全ての波長の輻射を完全に吸収する物体即ち、黒体
の場合「1」であり、それ以外のものでは「1」以下と
なる。
従って、放射率「1」以下の物体の表面温度を前記の赤
外線温度計や赤外線カメラで測定すると物体表面の真の
温度より低い温度となってしまう。このため、一般の赤
外線温度計、赤外線カメラ等には放射率補正機能が付加
されており、物体に応じた放射率補正を行うことによっ
て、物体表面の真の温度を測定することができるように
なっている。
外線温度計や赤外線カメラで測定すると物体表面の真の
温度より低い温度となってしまう。このため、一般の赤
外線温度計、赤外線カメラ等には放射率補正機能が付加
されており、物体に応じた放射率補正を行うことによっ
て、物体表面の真の温度を測定することができるように
なっている。
しかしながら、放射率が極端に小さい物体、例えば全属
人面に光沢性のある金、銀、ニッケル等のメッキを施し
たもの、さらには金属表面を鏡状に研摩したもの等の場
合には、その物体が放射する赤外線量より、その表面で
反射される赤外線量が極端に多くなるため、物体の放射
赤外線が反射赤外線に埋もれてしまい、放射率補正を行
なっても真の温度を測定することができなかった。
人面に光沢性のある金、銀、ニッケル等のメッキを施し
たもの、さらには金属表面を鏡状に研摩したもの等の場
合には、その物体が放射する赤外線量より、その表面で
反射される赤外線量が極端に多くなるため、物体の放射
赤外線が反射赤外線に埋もれてしまい、放射率補正を行
なっても真の温度を測定することができなかった。
本発明は、測定対象物が放射する赤外線量の強度により
測定対象物の表面温度を測定するに当り、測定対象物の
表面状態のいかんにかかわらず放射率の補正なしに、真
の表面温度を測定し得る放射温度測定方法を提供するこ
とを目的とする。
測定対象物の表面温度を測定するに当り、測定対象物の
表面状態のいかんにかかわらず放射率の補正なしに、真
の表面温度を測定し得る放射温度測定方法を提供するこ
とを目的とする。
また本発明は、従来の放射率補正機能を備えた赤外線温
度計や赤外線カメラを用いても測定不可能であった、放
射率が極端に小さい物体の真の表面温度をも測定し得る
放射温度測定方法を提供することを目的とする。
度計や赤外線カメラを用いても測定不可能であった、放
射率が極端に小さい物体の真の表面温度をも測定し得る
放射温度測定方法を提供することを目的とする。
さらに本発明は、放射率補正機能のない赤外線温度計や
赤外線カメラを用いても、測定対象物の真の表面温度を
測定し得る放射温度測定方法を提供することを目的とす
る。
赤外線カメラを用いても、測定対象物の真の表面温度を
測定し得る放射温度測定方法を提供することを目的とす
る。
さらにまた本発明は、測定対象物の放射率を補正するこ
となく測定対象物の真の表面温度の測定を可能にする黒
体テープを提供することを目的とする。
となく測定対象物の真の表面温度の測定を可能にする黒
体テープを提供することを目的とする。
この発明は、ヒ記問題点を解決するものであって、特定
発明は放射温度の測定方法であって、測定対象物が放射
する赤外線量の強度により測定対象物の表面温度を測定
する方法において、前記測定対象物の表面に黒体テープ
を貼付したのち、放射温度測定装置にて前記黒体テープ
を測定することにより、前記測定対象物の放射率を補正
することなく前記測定対象物の真の表面温度を測定する
ことを特徴とする。
発明は放射温度の測定方法であって、測定対象物が放射
する赤外線量の強度により測定対象物の表面温度を測定
する方法において、前記測定対象物の表面に黒体テープ
を貼付したのち、放射温度測定装置にて前記黒体テープ
を測定することにより、前記測定対象物の放射率を補正
することなく前記測定対象物の真の表面温度を測定する
ことを特徴とする。
また、第2の発明は、該特定発明の方法に用いられる黒
体テープに関し、良熱伝導性の可撓フィルムと、該フィ
ルムの一方の面に塗布された粘着剤と、前記フィルムの
他方の面に塗布された黒体塗料と、前記粘着剤の露出面
に貼付された剥離紙とからなることを特徴とする。
体テープに関し、良熱伝導性の可撓フィルムと、該フィ
ルムの一方の面に塗布された粘着剤と、前記フィルムの
他方の面に塗布された黒体塗料と、前記粘着剤の露出面
に貼付された剥離紙とからなることを特徴とする。
測定対象物に黒体テープを貼付して測定対象物表面の放
射率を「1」にしたのち、放射温度測定装置にて該黒体
テープを測定することにより、測定対象物の放射率を考
慮することなく真の表面温度を測定することができる。
射率を「1」にしたのち、放射温度測定装置にて該黒体
テープを測定することにより、測定対象物の放射率を考
慮することなく真の表面温度を測定することができる。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
。第1図は本発明の放射温度測定方法に用いられる黒体
テープの構成を示す一部截断斜視図、第2図は第゛1図
に示した黒体テープを測定対象物に貼付した状態を示す
一部截断斜視図である。
。第1図は本発明の放射温度測定方法に用いられる黒体
テープの構成を示す一部截断斜視図、第2図は第゛1図
に示した黒体テープを測定対象物に貼付した状態を示す
一部截断斜視図である。
両面において、1は例えばポリエステルフィルム等から
なる良熱伝導性の可撓フィルムであり、このフィルムの
一方の面(図においては背面)には、測定対象物20(
第2図)に貼付するためのアクリル系粘着剤等からなる
粘着剤2が塗布されている。また、可撓フィルムの他方
の面(図においては表面)には、放射率が「1」もしく
は極めてrlJに近い黒体塗料3が塗布されており、こ
の黒体塗料3としては特殊黒粉を混入した有機溶材量塗
料をスプレー等にて可撓フィルム1に艶消し塗布されて
いる。4は剥離紙であって、粘着剤2と剥離性がよく、
測定対象物20に貼付する際に剥して捨てる保護紙であ
る。このように構成された黒体テープ10の形状は、テ
ープ状に整形し使用に当って任意の大きさに切断して用
いるのが便利であるが、パッド状等に整形したものであ
ってもよい。また黒体テープ10を構成する可撓フィル
ム1、粘着剤2および黒体塗料3は、熱伝導度のよい材
質のものを使用し、その厚さも測定対象物200表面温
度と黒体塗料3の表面温度が等しくなるよう、できるだ
け薄く構成することが望ましい。因に、本実施例におい
ては、可撓フィルム1、粘着剤2および黒体塗料3の厚
みをそれぞれ20〜100ミクロンにし、これら3者の
厚み合計を0.1〜0.2誌に構成したものを用いて艮
好な測定結果を得ている。
なる良熱伝導性の可撓フィルムであり、このフィルムの
一方の面(図においては背面)には、測定対象物20(
第2図)に貼付するためのアクリル系粘着剤等からなる
粘着剤2が塗布されている。また、可撓フィルムの他方
の面(図においては表面)には、放射率が「1」もしく
は極めてrlJに近い黒体塗料3が塗布されており、こ
の黒体塗料3としては特殊黒粉を混入した有機溶材量塗
料をスプレー等にて可撓フィルム1に艶消し塗布されて
いる。4は剥離紙であって、粘着剤2と剥離性がよく、
測定対象物20に貼付する際に剥して捨てる保護紙であ
る。このように構成された黒体テープ10の形状は、テ
ープ状に整形し使用に当って任意の大きさに切断して用
いるのが便利であるが、パッド状等に整形したものであ
ってもよい。また黒体テープ10を構成する可撓フィル
ム1、粘着剤2および黒体塗料3は、熱伝導度のよい材
質のものを使用し、その厚さも測定対象物200表面温
度と黒体塗料3の表面温度が等しくなるよう、できるだ
け薄く構成することが望ましい。因に、本実施例におい
ては、可撓フィルム1、粘着剤2および黒体塗料3の厚
みをそれぞれ20〜100ミクロンにし、これら3者の
厚み合計を0.1〜0.2誌に構成したものを用いて艮
好な測定結果を得ている。
第2図に黒体テープ10の使用状態を示すが図から明ら
かなように、黒体テープ10を適宜の大きさに切断して
剥離紙4を剥し、測定対象物20の表面に貼付する。測
定対象物20の表面温度と黒体塗料3の表面111−1
を度が同一になるまでの時間、前記具体例として示した
黒体テープ10の場合では約10秒経過後、赤外線温度
1’4f’や赤外線カメラの放射温度測定装置(図示せ
ず)にて黒体テープ10を測定すれば、測定対象物20
の材質、表面仕上げ、表面状態等に左右されることなく
、即ち放射率の補正を行うことなく測定対象物20の真
の表面温度を測定tて)ことができる。
かなように、黒体テープ10を適宜の大きさに切断して
剥離紙4を剥し、測定対象物20の表面に貼付する。測
定対象物20の表面温度と黒体塗料3の表面111−1
を度が同一になるまでの時間、前記具体例として示した
黒体テープ10の場合では約10秒経過後、赤外線温度
1’4f’や赤外線カメラの放射温度測定装置(図示せ
ず)にて黒体テープ10を測定すれば、測定対象物20
の材質、表面仕上げ、表面状態等に左右されることなく
、即ち放射率の補正を行うことなく測定対象物20の真
の表面温度を測定tて)ことができる。
□発明の効果〕
この発明によれば、測定対象物が放射する赤外線量の強
度により測定対象物の表面温度を測定するに当り、測定
対象物の表面状態のいかんにかかわらず、放射率の補正
なしに真の表面温度を測定することができる。また、従
来61す定ができなかった放射率が極端に小さい測定対
象物であっても、黒体デーゾを貼伺することによって測
定対象物表面で反射される赤外線を無くすることかでき
るので、放射率の補正なしに真の表面温度を測定するこ
とができるようになった。
度により測定対象物の表面温度を測定するに当り、測定
対象物の表面状態のいかんにかかわらず、放射率の補正
なしに真の表面温度を測定することができる。また、従
来61す定ができなかった放射率が極端に小さい測定対
象物であっても、黒体デーゾを貼伺することによって測
定対象物表面で反射される赤外線を無くすることかでき
るので、放射率の補正なしに真の表面温度を測定するこ
とができるようになった。
さらに黒体テープは、粘着性を有する貼付型に構成した
ので、測定後は測定対象物から容易に剥離することがで
き、測定対象物を汚す虞れもない。
ので、測定後は測定対象物から容易に剥離することがで
き、測定対象物を汚す虞れもない。
第1図は本発明の放射温度測定方法に用いられる黒体テ
ープの構成を示す一部截断斜視図、第2図は第1図に示
した黒体テープを測定対象物に貼付した状態を示す一部
截断斜視図である。 1 可撓フィルム、2・・・粘着剤、3・・・黒体塗料
4・・・剥離紙、10・・・黒体テープ、20 ・測定
対象物
ープの構成を示す一部截断斜視図、第2図は第1図に示
した黒体テープを測定対象物に貼付した状態を示す一部
截断斜視図である。 1 可撓フィルム、2・・・粘着剤、3・・・黒体塗料
4・・・剥離紙、10・・・黒体テープ、20 ・測定
対象物
Claims (2)
- (1)測定対象物が放射する赤外線量の強度により測定
対象物の表面温度を測定する方法において、前記測定対
象物の表面に黒体テープを貼付したのち、放射温度測定
装置にて前記黒体テープを測定することにより、前記測
定対象物の放射率を補正することなく前記測定対象物の
真の表面温度を測定することを特徴とする放射温度測定
方法。 - (2)測定対象物が放射する赤外線量の強度により測定
対象物の表面温度を測定する方法において、前記測定対
象物の表面に黒体テープを貼付したのち、放射温度測定
装置にて前記黒体テープを測定することにより、前記測
定対象物の放射率を補正することなく前記測定対象物の
真の表面温度を測定する放射温度測定方法に用いられる
黒体テープであって、良熱伝導性の可撓フィルムと、該
フィルムの一方の面に塗布された粘着剤と、前記フィル
ムの他方の面に塗布された黒体塗料と、前記粘着剤の露
出面に貼付された剥離紙とからなることを特徴とする黒
体テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60239440A JPS62100623A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 放射温度測定方法並びにそのための黒体テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60239440A JPS62100623A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 放射温度測定方法並びにそのための黒体テ−プ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100623A true JPS62100623A (ja) | 1987-05-11 |
Family
ID=17044802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60239440A Pending JPS62100623A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 放射温度測定方法並びにそのための黒体テ−プ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62100623A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02150730A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-11 | Wakomu:Kk | 加熱処理装置 |
WO1990012295A1 (en) * | 1989-04-05 | 1990-10-18 | Plessey Overseas Limited | Temperature-controlled bodies |
JPH06174553A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-24 | Sanyu Kogyo Kk | 金型温度測定方法 |
JP2009049017A (ja) * | 2002-05-28 | 2009-03-05 | Samsung Electronics Co Ltd | バックライトアセンブリ及びこれを有する液晶表示装置 |
JP2009139101A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd | 温度管理インジケータ及びそれを用いた温度管理方法 |
JP2019066455A (ja) * | 2017-10-04 | 2019-04-25 | 株式会社アイセロ | 透明黒体フィルム及び透明黒体塗料 |
US11079284B2 (en) * | 2018-01-11 | 2021-08-03 | Tsinghua University | Plane source blackbody |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5374082A (en) * | 1976-12-14 | 1978-07-01 | Mitsubishi Electric Corp | Surface treatment methid of objects for observation of temperature distribution |
JPS5819519A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-04 | Fujitsu Ltd | 基板の温度測定方法 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP60239440A patent/JPS62100623A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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