JPS62100327A

JPS62100327A - 回転式サイロ払い出し設備用排出量調節装置

Info

Publication number: JPS62100327A
Application number: JP24046485A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Ikeda; 健池田
Original assignee: Ebara Corp
Current assignee: Ebara Corp
Priority date: 1985-10-29
Filing date: 1985-10-29
Publication date: 1987-05-09
Also published as: JPH0364409B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、粉状体、粒状体または塊状体のようないわゆ
るバラものく以下貯蔵物という）を貯蔵で−る回転式サ
イロ払い出し設（藉における排出量の調節装置に関する
。

［従来技術］例えば石炭、石灰、肥料、木材チップのような貯蔵物を
容器内に貯蔵し必要に応じでｔＪＦ出するため、第３図
に示すように底部に排出口３を有し、その排出口３を覆
うコーン５を設けたサイロ１が用いられている。なお４
はコーン５をサイロ１に支持する支持梁である。貯蔵物
は底部の排出口３に対して固有の安Ω角をもって貯蔵さ
れることになり、したがってコーン５の下方に排出１」
まで所定の安息角で貯蔵物が位置しでいるので、コーン
５で覆われている底部の排出口３のところに回転式スク
レーパ９を設ければ、それを作動したときに安息角がく
ずれて貯蔵物は自動釣に排出を［ｔ；１始する。そして
所定量だけ排出すると再び貯蔵物は安息角を恢復して排
出を停止する。この操作を反復することにより、貯蔵物
を所要徴だけ排出し、街中、自妨巾もしくはコンペＡア
ベル１〜８の輸送手段により所望の場所に輸送すること
ができる。

このようなサイロに、１３いて、貯蔵物の種類の変化に
伴う安Ｑ角の変化に対応すると共に、排出聞の調節を可
能にするため、上記コーン５の下端と排出口３を形成し
た底板２どの間隙を調節するスリーブ６が設けられるの
が通例である。

ところが、第４図に示すように上記スリーブ６はコーン
５から複数本のボルト７によって支持されているので、
スリーブ６の位置を変えるためには人がコーン５の中に
入ってボルト７を操作する必要がある。

ところで、このスリーブ６はスクレーパ９が回転すると
きコーン５の下端と底板２との間隙に入り込む貯蔵物に
より上下動を起こすため、スリーブ６のボルト７への固
着には必ずロックナツト８．８が必要である。そのため
、スリーブ６の位置の調節時には、このロックナツト８
．８の緩め作業、ナツト８ａによるスリーブの調節作業
およびロックナツト８．８の締め付は作業等に１時間程
度を要し、更に、コーン内部という密閉空間であるため
に作業性が悪かった。

［発明の目的コ従って本発明の目的は排出債調節の作業性を向上した回
転式サイ「］払い出し設備用紡出量調節装置を提供する
ことにある。

「発明の構成１本発明によれば、底板に排出口をイｊし、該排出口の上
方に支持梁で支承されたコーンが設けられ、該コーンと
該排出口との間隙をスリーブによって調節すると共に、
該間隙を通って回転する回転式スクレーパによって貯蔵
物を払い出す回転式サイロ払い出し設備用排出量調節装
置において、支持梁によって支承された下方に伸びるポ
ル１−に螺合するハンドルを備え、前記スリーブはその
ハンドル上に支持されている。

［発明の作用効果］従って排出Ｇの調節はコーンの内部に入り込むことなく
、排出口の方からハンドルを操作して行い、その結果、
作業性を大巾に向上することができる。

［好ましい実施の態様］本発明の実施に際し、スリーブの周面はコーンと同程度
の円錐面に形成するのが好ましい。このようにすると、
円錐面にかかる貯蔵物の圧力により排出時のスリーブの
上下動を押え、ロックナラ１〜を不要にして更に作業性
を向上することができる。

本発明の実施に際し、コーン下部から複数個の案内丸棒
を吊設し、その案内丸棒によりスリーブを案内するよう
にするのが好ましい。このようにすると、スリーブの芯
振れを防止し、スリーブの組立、分解の作業性を向上す
ることができる。

［実施例］以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図において第３図に対応する部分については、同じ
符号を付して重複説明を省略する。

第１図および第２図において、スリーブ６ａは下に向っ
て開いたコツプ状のもので、その周面は、コーン５と同
程度の円錐面に形成され、その間口部はコーン５の底部
と略同径に形成されている。

そして、Ｉ０而に形成された複数個（図示の例では３個
）の透孔１０は、コーン５下品に同心的に重設された３
本の案内丸棒１１に係合されている。

なお、１２はスリーブ６ａ頂面の透孔１０付近を補強す
るリブであり、１４は浪曲から３個のリブ１３で支持さ
れたスリーブ中心の゛ボスである。

他方、支持梁４にはコーン５の中心を下方に伸びるポル
（〜１５が吊設されており、その上端部にはポル１−１
５に螺合するハンドル１６が設けられている。そして、
このハンドル１６上にボス１４を介してスリーブ６ａが
支持されており、ハンドル１６を回してねじ込むと、ス
リーブ６ａはハンドル１６により実線の位置から２点鎖
線の位置まで上方に移動され、ハンドル１６をゆるめる
と、スリーブ６ａの白！■で下方に移動されるようにな
っている。

サイロ１内に石炭、石灰、肥料、木材ブーツ１等を投入
すると、それらの貯蔵物はスリーブ６ａの下端と底板２
の間隙から排出１］３に向って流出し、その物質に特有
の安息角を以て静止する。貯蔵物をＩＪＩ出しようとす
る場合、スクレーパ９を回転すると、スクレーパ９は安
息角を以て底板２の排出口３周囲に安定している貯蔵物
を排出口３内に仏い出す。するとホッパ内の貯蔵物は自
動的に流下して排出し、ある徂が排出口３から排出され
た後、再びその物質特有の安息角を以て安定する。スク
レーパ９の回転を続ける限り貯蔵物の排出は継続する。

貯蔵物の排出はすなわち排出速度を変化する必要が生じ
た場合、若しくは貯蔵物が変ることにより安息角が変っ
た場合、これに対応するためスリーブ６ａの位置を上下
に調節する必要が生ずる。

その時、排出口３の方からハンドル１６を回転すれば上
記のようにスリーブ６ａを上下して容易にその位置を変
えることができる。

また、スリーブ６ａの円錐状の周面にかかる貯蔵物の圧
力により、スリーブ６ａには下向きの力が作用するので
、排出時のスリーブ６ａの上下動が押えられ、従って、
ハンドル１６にはロックナツトを用いることなく、その
分、作業性が向−トされる。

また、スリーブ６ａは透孔１０を介し案内丸棒１０に案
内されているので、芯振れが防止されるので、スリーブ
６ａの組立、分解の作業性が向」二される。

［まとめ１以上説明したように本発明によれば、コーンの内部に入
ることなく、排出口の方からハンドルを操ｎして排出量
の調節を作業性よく行うことができ、その結果、す゛イ
ロの利用価値が茗しく増大する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を承り側断面図、第２図はＡ
−Ａ線矢視図、第３図は従来装置を示す側断面図、第４
図は第３図のスリーブ支持部の詳細を示す側断面図であ
る。１・・・サイロ　　３・・・排出口　　４・・・支持梁
　　５・・・コーン　　６ａ・・・スリーブ　　９・・
・スクレーパ　　１１・・・案内丸棒　　１５・・・ボ
ルト　　１６・・・ハンドル第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

底板に排出口を有し、該排出口の上方に支持梁で支承さ
れたコーンが設けられ、該コーンと該排出口との間隙を
スリーブによって調節すると共に、該間隙を通って回転
する回転式スクレーパによって貯蔵物を払い出す回転式
サイロ払い出し設備用排出量調節装置において、支持梁
によって支承され下方に伸びるボルトに螺合するハンド
ルを備え、前記スリーブはそのハンドル上に支持されて
いることを特徴とする回転式サイロ払い出し設備用排出
量調節装置。