JPS6199874A - 故障電流検出表示器 - Google Patents
故障電流検出表示器Info
- Publication number
- JPS6199874A JPS6199874A JP59221436A JP22143684A JPS6199874A JP S6199874 A JPS6199874 A JP S6199874A JP 59221436 A JP59221436 A JP 59221436A JP 22143684 A JP22143684 A JP 22143684A JP S6199874 A JPS6199874 A JP S6199874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- circuit
- phase
- voltage
- fault
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Locating Faults (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は配電線に取着される故障電流検出表示器に関
するものである。
するものである。
(従来技術)
現在、架空配電線における一時的な地絡故障の事故点の
発見は、変電所で再開路を繰返すことを利用して、区分
開閉器と組合せた故障区間検出装置にて事故点の存在す
る区間を検出することにより行なわれている。
発見は、変電所で再開路を繰返すことを利用して、区分
開閉器と組合せた故障区間検出装置にて事故点の存在す
る区間を検出することにより行なわれている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、地絡故障のうち碍子や避雷器等の劣化によって
発生する故障については、短時間で絶縁が回復して再送
が成功する場合が多く、このような故障における事故点
の発見は困難である。
発生する故障については、短時間で絶縁が回復して再送
が成功する場合が多く、このような故障における事故点
の発見は困難である。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
この発明は前記問題点を解消し、さらに従来の方向性地
絡表示器に比較して取付は易く、絶縁性能に優れ、低コ
ストである故障電流検出表示器を提供することを目的と
している。
絡表示器に比較して取付は易く、絶縁性能に優れ、低コ
ストである故障電流検出表示器を提供することを目的と
している。
すなわち、この発明の故障電流検出表示器は二相の各配
電線に取着される第一及び第二の検出器は、電流変成器
と、配電線に流れる故障電流を前記電流変成器が検出し
たとき電流変成器の二次電流に基づき故障電流検出信号
を出力する故障電流検出回路とからなる電流検出部と、
前記電流検出部からの故障電流検出信号に基づいて光信
号に変換出力する電流用発光素子と、同じく配電線に近
接配置される電圧検出コンデンサと、同電圧検出コンデ
ンサに接続され、配電線に地絡が発生したとき変化する
大地電圧に比例した電圧検出信号を出力する電圧検出回
路とからなる電圧検出部と、同電圧検出部からの電圧検
出信号に基づいて光信号に変換出力する電圧用発光素子
とから構成し、残りの一相の配電線に取着される第三の
検出器は前記他の二相と同構成の電流検出部と、電圧検
出部どを備え、さらに、前記他の二相の電流用発光素子
からの光信号をそれぞれ入力し、その光信号に基づいて
故障電流信号に変換出力する一対の電流用受光素子と、
前記一対の電流用受光素子と第三の検出器の電流検出部
からの各故障電流信号レベルを比較し、所定レベル以上
の電流値である場合には短絡表示駆動電流を出力し、所
定レベル以上でない場合には各故障電流信号を出力する
短絡電流レベル判定回路と、前記短絡電流レベル判定回
路からの各故障電流信号に基づいて零相電流を検出し、
その零相電流の位相信号を出力する零相電流判別回路と
、前記一対の電圧用受光素子からの電圧信号と第三の検
出器の電圧検出部からの電圧信号に基づいて零相電圧を
検出し、その零相電圧の位相信号を出力する零相電圧判
別回路と、前記零相電流判別回路からの位相信号と零相
電圧判別回路からの位相信号との位相比較を行い、その
位相比較に基づいて地絡故障点が表示装置の!?IN側
か負荷側かのいずれか一方の表示駆動電流を出力する位
相判別回路と、前記短絡電流レベル判定回路からの短絡
表示駆動電流に応答して短絡表示を行なう短絡表示部と
、位相判別回路からの表示駆動電流に応答して方向性の
地絡表示を行なう地絡方向表示部とより構成したことを
その要旨とするものである。
電線に取着される第一及び第二の検出器は、電流変成器
と、配電線に流れる故障電流を前記電流変成器が検出し
たとき電流変成器の二次電流に基づき故障電流検出信号
を出力する故障電流検出回路とからなる電流検出部と、
前記電流検出部からの故障電流検出信号に基づいて光信
号に変換出力する電流用発光素子と、同じく配電線に近
接配置される電圧検出コンデンサと、同電圧検出コンデ
ンサに接続され、配電線に地絡が発生したとき変化する
大地電圧に比例した電圧検出信号を出力する電圧検出回
路とからなる電圧検出部と、同電圧検出部からの電圧検
出信号に基づいて光信号に変換出力する電圧用発光素子
とから構成し、残りの一相の配電線に取着される第三の
検出器は前記他の二相と同構成の電流検出部と、電圧検
出部どを備え、さらに、前記他の二相の電流用発光素子
からの光信号をそれぞれ入力し、その光信号に基づいて
故障電流信号に変換出力する一対の電流用受光素子と、
前記一対の電流用受光素子と第三の検出器の電流検出部
からの各故障電流信号レベルを比較し、所定レベル以上
の電流値である場合には短絡表示駆動電流を出力し、所
定レベル以上でない場合には各故障電流信号を出力する
短絡電流レベル判定回路と、前記短絡電流レベル判定回
路からの各故障電流信号に基づいて零相電流を検出し、
その零相電流の位相信号を出力する零相電流判別回路と
、前記一対の電圧用受光素子からの電圧信号と第三の検
出器の電圧検出部からの電圧信号に基づいて零相電圧を
検出し、その零相電圧の位相信号を出力する零相電圧判
別回路と、前記零相電流判別回路からの位相信号と零相
電圧判別回路からの位相信号との位相比較を行い、その
位相比較に基づいて地絡故障点が表示装置の!?IN側
か負荷側かのいずれか一方の表示駆動電流を出力する位
相判別回路と、前記短絡電流レベル判定回路からの短絡
表示駆動電流に応答して短絡表示を行なう短絡表示部と
、位相判別回路からの表示駆動電流に応答して方向性の
地絡表示を行なう地絡方向表示部とより構成したことを
その要旨とするものである。
(作用)
前記構成により、地絡事故が生じると第一から第三の検
出器の電流変成器が配電線に流れる故障電流を検出する
。すると、電流変成器の二次電流に基づき故障電流検出
回路が故障電流検出信号を出力し、第一及び第二の検出
器においては、さらに前記故障電流検出回路からの故障
電流検出信号に基づいて電流用発光素子が光信号に変換
出力する。そして、第三の検出器において一対の電流用
受光素子が他の二相の電流用発光素子からの光信号をそ
れぞれ入力し、その光信号に基づいて故障電流信号に変
換出力する。
出器の電流変成器が配電線に流れる故障電流を検出する
。すると、電流変成器の二次電流に基づき故障電流検出
回路が故障電流検出信号を出力し、第一及び第二の検出
器においては、さらに前記故障電流検出回路からの故障
電流検出信号に基づいて電流用発光素子が光信号に変換
出力する。そして、第三の検出器において一対の電流用
受光素子が他の二相の電流用発光素子からの光信号をそ
れぞれ入力し、その光信号に基づいて故障電流信号に変
換出力する。
続いて、短絡電流レベル判定回路は前記一対の電流用受
光素子と第三の検出器の電流検出部からの各故障電流信
号レベルを比較する。この場合には地絡故障の故障電流
は短絡故障の場合の故障電流に比べそのレベルが低いた
め、所定レベル以上とはならず各故障電流信号を零相電
流判別回路に出力する。
光素子と第三の検出器の電流検出部からの各故障電流信
号レベルを比較する。この場合には地絡故障の故障電流
は短絡故障の場合の故障電流に比べそのレベルが低いた
め、所定レベル以上とはならず各故障電流信号を零相電
流判別回路に出力する。
零相電流判別回路は前記短絡電流レベル判定回路からの
各故障電流信号に基づいて零相電流を検出し、その零相
電流の位相信号を位相判別回路に出力する。
各故障電流信号に基づいて零相電流を検出し、その零相
電流の位相信号を位相判別回路に出力する。
一方、前記故障電流が配電線に流れたときに第一及び第
二の検出器の電圧検出コンデンサが故障電流を検出する
。電圧検出回路はその検出に基づいて電圧検出信号を出
力し、さらに電圧用発光素子が前記電圧検出回路からの
電圧検出信号に基づいて光信号に変換出力する。そして
、第三の検出器において一対の電圧用受光素子が他の二
相の電圧用発光素子からの光信号をそれぞれ入力し、そ
の光信号に基づいて電圧検出信号に変換出力する。
二の検出器の電圧検出コンデンサが故障電流を検出する
。電圧検出回路はその検出に基づいて電圧検出信号を出
力し、さらに電圧用発光素子が前記電圧検出回路からの
電圧検出信号に基づいて光信号に変換出力する。そして
、第三の検出器において一対の電圧用受光素子が他の二
相の電圧用発光素子からの光信号をそれぞれ入力し、そ
の光信号に基づいて電圧検出信号に変換出力する。
続いて零相電圧判別回路は前記一対の電圧用受光素子か
らの電圧検出信号と第三の検出器の電圧検出部からの電
圧検出信号に基づいて零相電圧を検出し、その零相電圧
の位相信号を位相判別回路に出力する。
らの電圧検出信号と第三の検出器の電圧検出部からの電
圧検出信号に基づいて零相電圧を検出し、その零相電圧
の位相信号を位相判別回路に出力する。
位相判別回路は前記零相電流判別回路からの位相信号と
零相電圧判別回路からの位相信号との位相比較を行い、
その位相比較に基づいて地絡故障点が表示装置の電源側
か負荷側かのいずれか一方の表示駆動電流を出力する。
零相電圧判別回路からの位相信号との位相比較を行い、
その位相比較に基づいて地絡故障点が表示装置の電源側
か負荷側かのいずれか一方の表示駆動電流を出力する。
そして、地絡方向表示部は位相判別回路からの表示駆動
電流に応答して方向性の地絡表示を行なう。
電流に応答して方向性の地絡表示を行なう。
又、配電線に短絡事故が生じて短絡事故の故障電流が流
れた場合には前記短絡電流レベル判定回路に出力された
故障電流信号レベルが所定レベル以上の電流値となるた
め、短絡電流レベル判定回路は短絡表示駆動電流を出力
し、短絡表示部はそ゛の駆動電流に応答して短絡表示を
行なう。
れた場合には前記短絡電流レベル判定回路に出力された
故障電流信号レベルが所定レベル以上の電流値となるた
め、短絡電流レベル判定回路は短絡表示駆動電流を出力
し、短絡表示部はそ゛の駆動電流に応答して短絡表示を
行なう。
(実施例)
以下、この発明を具体化した実施例を第1図〜第3図に
従って説明する。
従って説明する。
各相の配電線1には一側方から順に第一、第三。
第二の検出器A、C,Bがそれぞれ取着配置され、同第
−の検出器A、第二の検出器B及び第三の検出器A、B
、Cとから故障電流検出表示器Hが構成されている。
−の検出器A、第二の検出器B及び第三の検出器A、B
、Cとから故障電流検出表示器Hが構成されている。
第一及び第二の検出器A、Bは同一構成のため第一の検
出器Aについて説明すると、第2図に示すように検出器
Aはそのケース上部に配N線1に結合される電流変成器
CTと、配電線1に対し近接するように電圧検出コンデ
ンサ2が設けられ、故障電流が配電線1に流れたときに
故障電流の電流及び電圧を検知するようになっている。
出器Aについて説明すると、第2図に示すように検出器
Aはそのケース上部に配N線1に結合される電流変成器
CTと、配電線1に対し近接するように電圧検出コンデ
ンサ2が設けられ、故障電流が配電線1に流れたときに
故障電流の電流及び電圧を検知するようになっている。
前記検出器へのケース内には前記電流変成器CTに接続
された故障電流検出回路3が設けられ、電流変成器0丁
の二次電流に基づき故障電流検出信号を出力するように
なっている。前記電流変成器CTと故障電流検出回路3
とから電流検出部4が構成されている。さらに前記電流
検出部4の故障電流検出回路3には電流用発光素子5が
接続され、故11!電流検出回路3から出力された故障
電流検出信号に基づいて光信号に変換出力(発光)する
ようになっている。同電流用発光素子5は検出器Aのケ
ース側部に対し後記第三の検出器Cの電流用受光素子1
0と対応するように露出配置されている(第1図参照)
。
された故障電流検出回路3が設けられ、電流変成器0丁
の二次電流に基づき故障電流検出信号を出力するように
なっている。前記電流変成器CTと故障電流検出回路3
とから電流検出部4が構成されている。さらに前記電流
検出部4の故障電流検出回路3には電流用発光素子5が
接続され、故11!電流検出回路3から出力された故障
電流検出信号に基づいて光信号に変換出力(発光)する
ようになっている。同電流用発光素子5は検出器Aのケ
ース側部に対し後記第三の検出器Cの電流用受光素子1
0と対応するように露出配置されている(第1図参照)
。
前記検出コンデンサ2には電圧検出回路6が接続され、
配電線の大地電圧に比例した電圧検出信号を出力するよ
うになっている。前記検出コンデンサ2と電圧検出回路
6とにより電圧検出部7が構成されている。さらに、電
圧検出回路6には電圧用発光素子8が接続され、電圧検
出回路6からの電圧検出信号に基づいて光信号に変換出
力(発光)するようになっている。同電圧用発光素子8
は前記電流用発光素子5と同様に検出器へのケース側部
に対し後記第三の検出器Cの電圧用受光素子11と対応
するように露出配置されている。
配電線の大地電圧に比例した電圧検出信号を出力するよ
うになっている。前記検出コンデンサ2と電圧検出回路
6とにより電圧検出部7が構成されている。さらに、電
圧検出回路6には電圧用発光素子8が接続され、電圧検
出回路6からの電圧検出信号に基づいて光信号に変換出
力(発光)するようになっている。同電圧用発光素子8
は前記電流用発光素子5と同様に検出器へのケース側部
に対し後記第三の検出器Cの電圧用受光素子11と対応
するように露出配置されている。
さらに、前記電流変成器CTには電源回路9が接続され
、前記各回路及び素子の駆動電流を供給するようになっ
ている。
、前記各回路及び素子の駆動電流を供給するようになっ
ている。
第三の検出器Cについて説明する。
なお、この検出器Cでは前記第一及び第二の検出器A、
Bの構成と同一構成については同一符号を付す。
Bの構成と同一構成については同一符号を付す。
この第三の電流検出器Cは前記他の二相に取着される第
一及び第二の検出器A、Bと同構成の電流検出部4と、
電圧検出部7とを備えている。第三の検出器Cのケース
両側部には前記他の二相の電流用発光素子5及び電圧用
発光素子8とにそれぞれ対応して一対の電流用受光素子
10と一対の電圧用受光素子11とが露出配置されてい
る。この電流用受光素子10と電圧用受光素子11とは
それぞれ電流用発光素子5及び電圧用発光素子8からの
光信号を入力(受光)し、その光信号に基づいて故障電
流信号及び電圧検出信号にそれぞれ変換出力するように
なっている。
一及び第二の検出器A、Bと同構成の電流検出部4と、
電圧検出部7とを備えている。第三の検出器Cのケース
両側部には前記他の二相の電流用発光素子5及び電圧用
発光素子8とにそれぞれ対応して一対の電流用受光素子
10と一対の電圧用受光素子11とが露出配置されてい
る。この電流用受光素子10と電圧用受光素子11とは
それぞれ電流用発光素子5及び電圧用発光素子8からの
光信号を入力(受光)し、その光信号に基づいて故障電
流信号及び電圧検出信号にそれぞれ変換出力するように
なっている。
短絡電流レベル判定回路12は前記第三の電流検出部7
の故障電流検出回路3と前記一対の電流用受光素子10
に接続され、故障電流検出回路3と電流用受光素子10
からの各故障電流信号レベルが所定レベルであるか否か
をそれぞれ検出し、所定レベル以上の電流値である場合
には短絡表示駆動電流を出力し、所定レベル以上でない
場合には各故障電流信号を出力するようになっている。
の故障電流検出回路3と前記一対の電流用受光素子10
に接続され、故障電流検出回路3と電流用受光素子10
からの各故障電流信号レベルが所定レベルであるか否か
をそれぞれ検出し、所定レベル以上の電流値である場合
には短絡表示駆動電流を出力し、所定レベル以上でない
場合には各故障電流信号を出力するようになっている。
前記短絡電流レベル判定回路12には零相電流判別回路
13が接続され、前記短絡電流レベル判定回路12から
の各故障電流信号に基づいて零相電流を検出し、その零
相電流の位相信号を位相判別回路14に出力するように
なっている。
13が接続され、前記短絡電流レベル判定回路12から
の各故障電流信号に基づいて零相電流を検出し、その零
相電流の位相信号を位相判別回路14に出力するように
なっている。
又、前記第三の検出器Cの電圧検出部7及び前記一対の
電圧用受光素子11には零相電圧判別回路15が接続さ
れ、電圧用受光素子11からの三相分の電圧信号と第三
の検出器Cの電圧検出部7からの一相分の電圧信号に基
づいて零相電圧を検出し、その零相電圧の位相信号を位
相判別回路14に出力するようになっている。
電圧用受光素子11には零相電圧判別回路15が接続さ
れ、電圧用受光素子11からの三相分の電圧信号と第三
の検出器Cの電圧検出部7からの一相分の電圧信号に基
づいて零相電圧を検出し、その零相電圧の位相信号を位
相判別回路14に出力するようになっている。
位相判別回路14は前記零相電流判別回路13からの位
相信号と零相電圧判別回路15からの位相信号との位相
比較を行い、その位相比較に基づいて地絡故障点が表示
装置の電源側か負荷側かのいずれか一方の表示駆動電流
を出力するするようになっている。
相信号と零相電圧判別回路15からの位相信号との位相
比較を行い、その位相比較に基づいて地絡故障点が表示
装置の電源側か負荷側かのいずれか一方の表示駆動電流
を出力するするようになっている。
すなわち、零相電圧の位相を基準として零相電流の位相
が90度進みに近い場合には地絡故障点が負荷側である
として、負荷側表示駆動電流を出力し、反対に零相電流
の位相が180度ずれているときには地絡故障点が電源
側であるとして電源側表示駆動電流を出力する。
□地絡方向表示部16は前記位相判別回路14に接
続され、前記検出器Cの下面に配置されている(第3図
参照)。この地絡方向表示器16は電源側表示部16a
と、負荷側表示部16bとが設けられ、前記電源側表示
駆動電流が入力されると、電源側表示部16aが電源側
方向を表示し、負荷側表示駆動電流が入力されると、負
荷側表示部16bが負荷側方向を表示する。
が90度進みに近い場合には地絡故障点が負荷側である
として、負荷側表示駆動電流を出力し、反対に零相電流
の位相が180度ずれているときには地絡故障点が電源
側であるとして電源側表示駆動電流を出力する。
□地絡方向表示部16は前記位相判別回路14に接
続され、前記検出器Cの下面に配置されている(第3図
参照)。この地絡方向表示器16は電源側表示部16a
と、負荷側表示部16bとが設けられ、前記電源側表示
駆動電流が入力されると、電源側表示部16aが電源側
方向を表示し、負荷側表示駆動電流が入力されると、負
荷側表示部16bが負荷側方向を表示する。
短絡表示部17は前記短絡電流レベル判定回路12に接
続され、短絡電流レベル判定回路12からの短絡表示駆
動電流を入力すると、その短絡表示駆動電流に基づいて
短絡表示を行なうようになっている。
続され、短絡電流レベル判定回路12からの短絡表示駆
動電流を入力すると、その短絡表示駆動電流に基づいて
短絡表示を行なうようになっている。
さらに、第三の検出器Cの電源回路9は第三の検出器C
の各回路及び素子に駆動電流を供給する。
の各回路及び素子に駆動電流を供給する。
以上のように構成された故障電流検出表示装置の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
さて、今いずれか一相の配電線1に地絡事故が生じ配電
線1に故障電流が流れると、第一から第三の検出器A、
B、Cの電流変成器CTがその故障電流を検出する。す
ると、電流変成器CTの二次電流に基づき故障電流検出
回路3が故障電流検出信号を出力し、第一及び第二の検
出器A、Bにおいては、さらに前記故障電流検出回路3
からの故障電流検出信号に基づいて電流用発光素子5が
光信号に変換出力(発光)する。そして、第三の検出器
Cにおいて一対の電流用受光素子10が他の二相の電流
用発光素子5からの光信号をそれぞれ入力(受光)し、
その光信号に基づいて故障電流信号に変換出力する。
線1に故障電流が流れると、第一から第三の検出器A、
B、Cの電流変成器CTがその故障電流を検出する。す
ると、電流変成器CTの二次電流に基づき故障電流検出
回路3が故障電流検出信号を出力し、第一及び第二の検
出器A、Bにおいては、さらに前記故障電流検出回路3
からの故障電流検出信号に基づいて電流用発光素子5が
光信号に変換出力(発光)する。そして、第三の検出器
Cにおいて一対の電流用受光素子10が他の二相の電流
用発光素子5からの光信号をそれぞれ入力(受光)し、
その光信号に基づいて故障電流信号に変換出力する。
続いて、短絡電流レベル判定回路12は前記−刻の電流
用受光素子10からの故障電流信号レベル及び第三の検
出器Cの電流検出部4からの故障電流信号レベルを比較
する。この場合には地絡故障の故障電流は短絡故障の場
合の故障電流に比べそのレベルが低いため、所定レベル
以上とはならず各故障電流信号を零相電流判別回路13
に出力する。
用受光素子10からの故障電流信号レベル及び第三の検
出器Cの電流検出部4からの故障電流信号レベルを比較
する。この場合には地絡故障の故障電流は短絡故障の場
合の故障電流に比べそのレベルが低いため、所定レベル
以上とはならず各故障電流信号を零相電流判別回路13
に出力する。
零相電流判別回路13は前記短絡電流レベル判定回路1
2からの各故障電流信号に基づいて零相電流を検出し、
その零相電流の位相信号を位相判別回路14に出力する
。
2からの各故障電流信号に基づいて零相電流を検出し、
その零相電流の位相信号を位相判別回路14に出力する
。
一方、前記故障電流が配電線1に流れたときに第一、第
二及び第三の検出器A、B、Cの電圧検出コンデンサ2
が大地電圧の変化に比例した電界の変化を検出する。第
一及び第二の検出器A、Bにおいて電圧検出回路6はそ
の検出に基づいて電圧検出信号を出力し、ざらに電圧用
発光素子8が前記電圧検出回路6からの電圧検出信号に
基づいて光信号に変換出力(発光)する。そして、第三
の検出器Cにおいて一対の電圧用受光素子11が他の二
相の電圧用発光素子8からの光信号をそれぞれ入力(受
光)し、その光信号に基づいて電圧検出信号に変換出力
する。
二及び第三の検出器A、B、Cの電圧検出コンデンサ2
が大地電圧の変化に比例した電界の変化を検出する。第
一及び第二の検出器A、Bにおいて電圧検出回路6はそ
の検出に基づいて電圧検出信号を出力し、ざらに電圧用
発光素子8が前記電圧検出回路6からの電圧検出信号に
基づいて光信号に変換出力(発光)する。そして、第三
の検出器Cにおいて一対の電圧用受光素子11が他の二
相の電圧用発光素子8からの光信号をそれぞれ入力(受
光)し、その光信号に基づいて電圧検出信号に変換出力
する。
続いて零相電圧判別回路15は前記一対の電圧用受光素
子11からの電圧検出信号と第三の検出器Cの電圧検出
部7からの電圧検出信号に基づいて零相電圧を検出し、
その零相電圧の位相信号を位相判別回路14に出力する
。
子11からの電圧検出信号と第三の検出器Cの電圧検出
部7からの電圧検出信号に基づいて零相電圧を検出し、
その零相電圧の位相信号を位相判別回路14に出力する
。
位相判別回路14は前記零相電流判別回路13からの位
相信号と零相電圧判別回路15からの位相信号との位相
比較を行う。
相信号と零相電圧判別回路15からの位相信号との位相
比較を行う。
このとき位相判別回路14は零相電圧の位相を基準とし
て零相電流の位相が90度進みに近い場合には地絡故障
点が負荷側であるとして、負荷側表示駆動電流を出力し
、反対に零相電流の位相が180度ずれているときには
地絡故障点が電源側であるとして電源側表示駆動電流を
出力する。
て零相電流の位相が90度進みに近い場合には地絡故障
点が負荷側であるとして、負荷側表示駆動電流を出力し
、反対に零相電流の位相が180度ずれているときには
地絡故障点が電源側であるとして電源側表示駆動電流を
出力する。
すると、地絡方向表示部16は位相判別回路14から電
源側表示駆動電流が入力されると、電源側表示部16a
が電源側方向を表示し、負荷側表示駆動電流が入力され
ると、負荷側表示部16bが負荷側方向を表示する。
源側表示駆動電流が入力されると、電源側表示部16a
が電源側方向を表示し、負荷側表示駆動電流が入力され
ると、負荷側表示部16bが負荷側方向を表示する。
従って、第三の検出器Cの下面において地絡方向表示部
16のNm側又は負荷側表示部16a。
16のNm側又は負荷側表示部16a。
16bが方向性を表示するので巡視員がその表示を視認
し、その故障電流検出表示器Hが設けられた取付点から
地絡事故点が電源側か負荷側かを判断する。
し、その故障電流検出表示器Hが設けられた取付点から
地絡事故点が電源側か負荷側かを判断する。
又、配電線1に短絡事故が生じて短絡事故の故障電流が
流れた場合には前記短絡電流レベル判定回路12に出力
された故障電流信号レベルが所定レベル以上の電流値と
なるため、短絡電流レベル判定回路12は短絡表示駆動
電流を出力し、短絡表示部17はその駆動電流に応答し
て短絡表示を行なう。
流れた場合には前記短絡電流レベル判定回路12に出力
された故障電流信号レベルが所定レベル以上の電流値と
なるため、短絡電流レベル判定回路12は短絡表示駆動
電流を出力し、短絡表示部17はその駆動電流に応答し
て短絡表示を行なう。
なお、この発明は前記実施例に限定さ、れるものではな
く、例えば第一の検出器へと第三の検出器C間、第二の
検出器Bと第三の検出器Bとの間にラインスペーサをそ
れぞれ接続固定し、そのラインスペーサ内に電流用発光
素子5と電流用受光素・子10との間、電圧用発光素子
8と電圧用受光素子11との間の光信号の伝達手段とし
て光ケーブルを配置してもよい。
く、例えば第一の検出器へと第三の検出器C間、第二の
検出器Bと第三の検出器Bとの間にラインスペーサをそ
れぞれ接続固定し、そのラインスペーサ内に電流用発光
素子5と電流用受光素・子10との間、電圧用発光素子
8と電圧用受光素子11との間の光信号の伝達手段とし
て光ケーブルを配置してもよい。
発明の効果
以上詳述したようにこの発明は接地変圧器を必要とせず
、故障電流検出回路、電圧検出回路、短絡電流レベル判
定回路、零相電流判別回路、零相電圧判別回路及び位相
判別回路という簡単な構成で良いため、機器全体を小形
化、軽量化及び低コスト化を図ることができ、さらに、
配電線に取付けることにより、取付点から地絡事故点が
電源側か負荷側かを簡単な構成で検出することができ、
この故障電流検出表示器を配電線に数多く配置ずればそ
のことによって故障点探査時間の短縮ひいては早期復旧
に効果が大きく、さらに短絡表示をも行なうという優れ
た効果を奏する。
、故障電流検出回路、電圧検出回路、短絡電流レベル判
定回路、零相電流判別回路、零相電圧判別回路及び位相
判別回路という簡単な構成で良いため、機器全体を小形
化、軽量化及び低コスト化を図ることができ、さらに、
配電線に取付けることにより、取付点から地絡事故点が
電源側か負荷側かを簡単な構成で検出することができ、
この故障電流検出表示器を配電線に数多く配置ずればそ
のことによって故障点探査時間の短縮ひいては早期復旧
に効果が大きく、さらに短絡表示をも行なうという優れ
た効果を奏する。
第1図はこの発明を具体化した実施例の故障電流検出表
示器の配電線に取付けた状態の斜視図、第2図は故障電
流検出表示器の電気回路図、第3図は表示部の底面図で
ある。 1・・・配電線、2・・・電圧検出コンデンサ、3・・
・故障電流検出回路、4・・・電流検出部、5・・・電
流用発光素子、6・・・電圧検出回路、7・・・電圧検
出部、8・・・電圧用発光素子、9・・・電源回路、1
0・・・電流用受光素子、11・・・電圧用受光素子、
12・・・短絡電流レベル判定回路、13・・・零相電
流判別回路、14・・・位相判別回路、15・・・零相
電圧判別回路、16・・・地絡方向表示部、17・・・
短絡表示部、A・・・第一の検出器、B・・・第二の検
出器、C・・・第三の検出器、0丁・・・電流変成器、
H・・・故障電流検出表示器。 特許出願人 株式会社 高松電気製作所式 理
人 弁理士 恩1)博宣第1図 第3図 6b
示器の配電線に取付けた状態の斜視図、第2図は故障電
流検出表示器の電気回路図、第3図は表示部の底面図で
ある。 1・・・配電線、2・・・電圧検出コンデンサ、3・・
・故障電流検出回路、4・・・電流検出部、5・・・電
流用発光素子、6・・・電圧検出回路、7・・・電圧検
出部、8・・・電圧用発光素子、9・・・電源回路、1
0・・・電流用受光素子、11・・・電圧用受光素子、
12・・・短絡電流レベル判定回路、13・・・零相電
流判別回路、14・・・位相判別回路、15・・・零相
電圧判別回路、16・・・地絡方向表示部、17・・・
短絡表示部、A・・・第一の検出器、B・・・第二の検
出器、C・・・第三の検出器、0丁・・・電流変成器、
H・・・故障電流検出表示器。 特許出願人 株式会社 高松電気製作所式 理
人 弁理士 恩1)博宣第1図 第3図 6b
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、二相の各配電線に取着される第一及び第二の検出器
は、電流変成器と、配電線に流れる故障電流を前記電流
変成器が検出したとき電流変成器の二次電流に基づき故
障電流検出信号を出力する故障電流検出回路とからなる
電流検出部と、前記電流検出部からの故障電流検出信号
に基づいて光信号に変換出力する電流用発光素子と、同
じく配電線に近接配置される電圧検出コンデンサと、同
電圧検出コンデンサに接続され、配電線の大地電圧に比
例した電圧検出信号を出力する電圧検出回路とからなる
電圧検出部と、同電圧検出部からの電圧検出信号に基づ
いて光信号に変換出力する電圧用発光素子とから構成し
、 残りの一相の配電線に取着される第三の検出器は前記他
の二相と同構成の電流検出部と、電圧検出部とを備え、 さらに、前記他の二相の電流用発光素子からの光信号を
それぞれ入力し、その光信号に基づいて故障電流信号に
変換出力する一対の電流用受光素子と、 前記一対の電流用受光素子と第三の検出器の電流検出部
からの各故障電流信号レベルを比較し、所定レベル以上
の電流値である場合には短絡表示駆動電流を出力し、所
定レベル以上でない場合には各故障電流信号を出力する
短絡電流レベル判定回路と、 前記短絡電流レベル判定回路からの各故障電流信号に基
づいて零相電流を検出し、その零相電流の位相信号を出
力する零相電流判別回路と、前記一対の電圧用受光素子
からの電圧信号と第三の検出器の電圧検出部からの電圧
信号に基づいて零相電圧を検出し、その零相電圧の位相
信号を出力する零相電圧判別回路と、 前記零相電流判別回路からの位相信号と零相電圧判別回
路からの位相信号との位相比較を行い、その位相比較に
基づいて地絡故障点が電源側か負荷側かのいずれか一方
の表示駆動電流を出力する位相判別回路と、 前記短絡電流レベル判定回路からの短絡表示駆動電流に
応答して短絡表示を行なう短絡表示部と、位相判別回路
からの表示駆動電流に応答して方向性の地絡表示を行な
う地絡方向表示部と より構成したことを特徴とする故障電流表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59221436A JPS6199874A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | 故障電流検出表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59221436A JPS6199874A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | 故障電流検出表示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6199874A true JPS6199874A (ja) | 1986-05-17 |
JPH0516552B2 JPH0516552B2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=16766709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59221436A Granted JPS6199874A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | 故障電流検出表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6199874A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7712711B2 (en) | 2004-06-15 | 2010-05-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus |
US8047487B2 (en) | 2004-05-04 | 2011-11-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus having adjustable supporting unit |
-
1984
- 1984-10-22 JP JP59221436A patent/JPS6199874A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8047487B2 (en) | 2004-05-04 | 2011-11-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus having adjustable supporting unit |
US7712711B2 (en) | 2004-06-15 | 2010-05-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0516552B2 (ja) | 1993-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8243408B2 (en) | Apparatus and method for preventing reverse power flow of over current relay | |
EP0519249B1 (en) | Apparatus for detecting short-circuit for use in bi-polar d.c. transmission system | |
EP2799892A1 (en) | Breakdown detection device and detection method thereof | |
JPS6199874A (ja) | 故障電流検出表示器 | |
JP4463936B2 (ja) | 太陽光発電パネルの地絡検出装置 | |
JPH0670665B2 (ja) | 非接触電界磁界センサ | |
JPH06235740A (ja) | 送電線鉄塔の閃絡検出装置 | |
KR200190768Y1 (ko) | 일체형 전류/영상 전류 검출기 | |
JP2010148269A (ja) | 保護継電システム | |
JP3424878B2 (ja) | 素子動作検出装置 | |
KR102414473B1 (ko) | 고속 차단 기능을 가지는 전력 감시 장치 및 방법 | |
JP2561984B2 (ja) | 変電所の故障区間検出システム | |
JP2885932B2 (ja) | 送電線故障区間判別システム | |
KR20010000555A (ko) | 지락검출장치 | |
JP3260155B2 (ja) | 送配電線の地絡方向検出方法及び装置 | |
JP3530240B2 (ja) | 電力ケーブル故障区間表示器 | |
JPH03270633A (ja) | 地絡継電装置 | |
US5719489A (en) | Apparatus for determining load currents | |
JP3284683B2 (ja) | 電流方向検出継電装置 | |
JP2003329722A (ja) | 故障点標定装置 | |
JPH08149633A (ja) | ガス絶縁開閉装置における地絡発生位置検出装置 | |
KR200217022Y1 (ko) | 지락검출장치 | |
JP2002064928A (ja) | 高圧配電線の地絡方向検出方法 | |
JPH068833B2 (ja) | 故障電流検出表示装置 | |
JPH0619396B2 (ja) | 零相変流器 |