JPS6197475A - 布仕上剤組成物ならびに布仕上剤を繊維材料に旋与する方法 - Google Patents

布仕上剤組成物ならびに布仕上剤を繊維材料に旋与する方法

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JPS6197475A
JPS6197475A JP60226030A JP22603085A JPS6197475A JP S6197475 A JPS6197475 A JP S6197475A JP 60226030 A JP60226030 A JP 60226030A JP 22603085 A JP22603085 A JP 22603085A JP S6197475 A JPS6197475 A JP S6197475A
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    • D06M15/21Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/263Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 効果を与えるだめの新規な組成物に関する。
更に詳細には、本発明は従来の噴霧用デンプン組成物の
欠点を有していない、簡単容易に施用しりろ布仕上剤に
関する。
繊維材料の外観、ふくらみ( body )  および
着用性( wearing )を改善することは以前か
ら望まれていた。たとえば、衣服に張りを持たせるため
に加圧液体洗たくのりが広く使用されている。米国特許
第3644241号および3833393号明細書に開
示されているこの種洗たくのシは、布の上にスプレーま
たはふりかけされそしてアイロンがけすることによって
デンプンが布に固着される。デンプンはきわめて有効な
のり剤であるが、しかし残念ながら、施用時にアイロン
の底にくっつく傾向がある。乾燥されたデンプンはフレ
ークとなって布の上に白い斑点をつくり、まだ焼は焦げ
てアイロンから布に転移した時に布を変色させる(スコ
ーチングという)欠点もある。更に、デンプンは水の媒
介による汚染に対する抵抗性を布に与えない。
その他の所望特性を布に賦与するのを助長するだめ、デ
ンプン含有組成物に添加剤を配合することも行なわれて
いる。たとえば、米国特許第3644241号明細書に
はフッ素重合体を使用して汚染抵抗性を向上させること
が提案されておシ、米国特許第3833393号では布
のふくらみと柔軟さを改善するためワックスを使用する
ことが提案されている。
米国特許第3897206号および4038027号明
細書等には繊維の汚れ落ちを良くしかつ汚染抵抗性を高
めるだめの商業曲面含浸処理剤が開示されている。しか
しながら、1−ヘキセンと無水マレイン酸との共重合体
を含有するこの種の含浸剤は、その共重合体を布置のセ
ルロース基に化学的に結合するためにエステル化触媒が
必要とされる。さらにこの処理方法は商業的なパジング
装置と1時間にも及ぶ硬化および乾燥時間を与えうる強
力乾燥機とを必要するものである。このような方法の使
用は一般消費者には全く受は入れ難いものである。しか
も、この含浸処理剤の場合では、たとえば防しわ性など
の他の高度に所望される特性を賦与するためには、その
重合体に加えて、さらに他のパーマネント・プレスタイ
プの添加剤で布を処理することが必要となる。
したがって、本発明の目的は消費者の使用に適する布仕
上げ組成物であって、布に上記のごときフレーキングや
スコーチングを生じさせることなく、水媒介汚染に対す
る抵抗性、防しわ性、光沢および白変、および風合い(
feel )  を賦与しうる組成物を提供するととで
ある。
しかして、本発明は、少なくとも1種の高級1−アルケ
ン約40乃至51モルパーセントと、無水マレイン酸約
60乃至49モルパーセントとからの可溶化重合体を含
有し、布に施用されそして熱および圧力の作用下でその
布に固着される水性繊維仕上剤組成物に関する。本発明
の好ましい実施態様においては、その組成物は少なくと
も1種の高級l−アルケン約40乃至51モルパーセン
トと無水マレイン酸約60乃至49モルパーセントとか
らの可溶化重合体と、該重合体がアイロンにくっつく傾
向を減少させるための摩擦低減添加剤と、施用時に該重
合体が泡立つ傾向を減少させるための泡防止添加剤とを
含有する。
さらに、施用を便宜ならしめるため推進剤を使用して本
面仕上剤組成物を自己推進性とすることも好ましい。
本発明は繊維材料に布仕上剤を施用する方法にも関し、
その方法は上記のごとき布仕上剤組成物を繊維材料に施
用して腰布をコートし、そして熱と圧力とを使用してコ
ートされた仕上剤を固着させることを特徴とする。
なお、本明細書で高級1−アルケンと言うのは少なくと
も10個の炭素原子を有する1−アルケンを意味する。
本発明の可溶化重合体を繊維材料または繊維衣服に施用
しそして次にアイロンがけすると、その繊維に耐水性、
水媒介汚染抵抗性、防しわ性、向上された風合いならび
に布の光沢および白色度が賦与されることが見出された
。アイロンがけの間フレーキングやスコーチングは全く
起らない。賦与された仕上げ効果はその繊維に対して永
続的であり、少なくとも上記のごとき特性が洗濯後も存
在するという意味で持続性がある。
本発明のその他の特徴および洞点は、本発明の好ましい
実施態様についての以下の記載から明らかと々ろう。
本発明の組成物はα−オレフィン/無水マレイン酸重合
体を含有する。α−オレフィンは少なくとも1種の高級
1−アルケンである。
この高級1−アルケンは少なくとも10個の炭素原子を
有するものである。かかる単量体は単独で、あるいはよ
シ好ましくは高級1−アルケン類の混合物として使用さ
れる。この混合物はたとえばc2oXc22、c24混
合1−アルケンおよびC30+混合1−アルケンである
より好ましい実施態様においては、1−アルケンは、 (+)  C,。乃至C381−アルケン単量体と(+
i)  Cy3+ 混合1−アルケン単量体との混合物
である。特に好ましいのはC781−アルケンとC3o
+ 混合1−アルケンとの混合物である。このような単
量体混合物が無水マレイン酸単量体と重合される。
本発明において使用されるワックス状のα−オレフィン
重合体は当技術分野で公知であり、米国特許第4240
916号および第4358573号各明細書に開示され
ている。
これらをここに参照として加える。今回、本発明によつ
−C使用に適する組成物を得るだめには、そのα−オレ
インは少なくとも10個の炭素原子を有する必要がある
ことが見出された。炭素数が10個より少ない1−アル
ケンと無水マレイン酸との重合体は、その布仕上剤を固
着する時にアイロンに付着する傾向がある。そのような
重合体で処理された布は過度にこわばる傾向がある。こ
れは炭素数が10より少ない1−アルケン単量体を使用
して製造された重合体はワックス質というよりもむしろ
ガラス的な性状を呈するからである。
さらに、炭素数が約10より少ない1−アルケン単量体
は過度に吸水性の重合体を形成し、そのため布が過剰の
水分を吸水するようになる。
本発明の重合体はさらに無水マレイン酸を含有する。メ
チルマレイン酸無水物、メチルエチルマレイン酸無水物
々どの他のマレイン酸無水物を使用することも可能であ
る。
本発明により使用される1−アルケン単量体の代表例は
、CIOCI8単量体としては、1−デセン、 1−ドデセン、 ■−テトラデセン、 1−へキサデセン、 1−オクタデセン などが挙げられ、そしてC2O−C
30+ 1−アルケンとしては、1−エイコセン 1−テトラメチル 1−トリアコセン などが挙げられる。
本発明による重合体は高級1−アルケンを40乃至51
モルパーセントそして無水マレイン酸を60乃至49モ
ルパーセント含有する。1−アルケンと無水マレイン酸
とのモル比は、好ましくは約1;1である。C+0−C
581−アルケン10乃至40モルパーセント、C2o
−09+ 1−アルケン40乃至10モルパーセント、
無水マレイン酸60乃至49モルパーセントからの重合
体を使用すると最良の結果が得られる。
一般的に、該重合体は有効的彦耐水性、水媒介汚染抵抗
性、防しわ性、光沢および白色度を与えるのに十分な量
で使用される。この目的Aらびに他の目的のために所要
される本重合体の使用量は通常は約1乃至7重量%、よ
り好ましくは約2,5乃至3.5重量%、そして最も好
ましくは約3重量%である。なお、重量%は、特に別途
記載のない限り、水性組成物の全重量をベースとした数
値である。
本発明の重合体は、脱イオン水または水道水のごとき水
性キャリヤーに可溶化されている。この可溶化のために
は、少なくとも水性塩基の大部分が脱離性陽イオンを持
つアルカリ性物質からの水性塩基であることが必要であ
る。そのアルカリ塩基は、そのアルカリ性物質の少なく
とも犬部量がアンモニウムイオンのごとき脱離性陽イオ
ンを含有することを条件として、アルカリ塩基はたとえ
ば水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化テト
ラメチルアンモニウム、アルキルアミン、モルホリン等
でありうる。水酸アンモニウムを少なくとも50%含有
するものが好ましく、水酸化アンモニウム100係のも
のがより好ましい。
水性塩基は重合体を溶液にし、水性組成物中で樹脂を安
定化する働きをする。塩基の使用量は、多くの場合、そ
のアルカリ溶解性重合体を溶解まだは分散させるに十分
な量であればよく、約0.2乃至2.0重量%の範囲で
ある。好ましくは約0.6重量%、特に好ましくは約0
.45重量%の量で塩基を使用する。
本発明の仕上げ組成物のpl+は安定性を向上させるた
めに上記の塩基の添加によって約7.5乃至9.6の範
囲内に調整される。
繊維材料に施用した後、本発明の布仕上剤組成物はアイ
ロンかけにより熱と圧力との作用にかけられて重合体が
乾燥され、硬化され、これによって繊維材料上に重合体
の安定なフィルムが形成される。本組成物中の重合体は
布または織物の各繊維に化学的にではなく、主として物
理的に結合されるものと考えられる。
アイロンの温度、布に対してアイロンによって加えられ
る圧力、仕」二剤組成物中の重合体濃度、繊維基質へ付
与された重合体の量などの各種ファクターによって、場
合によっては、形成された重合体フィルムの一部が部分
的にアイロンの通過と共に剥離されることがあることが
判明している。剥離されたフィルムはアイロンの底にく
っついてアイロンと布との間の摩擦を増大させる。さら
に、本発明のα−オレフィン樹脂はエーロゾル缶から加
圧噴霧された時に泡を形成する傾向のあることが判明し
ている。
したがって、処理中に布の上をアイロンがスムーズにす
べるのを助長するため、摩擦減少添加剤を配合するのが
好ましい。また、布の上に泡が生じて不均質な仕上げ、
すなわち不均質な重合体フィルムが形成されるのを防止
するために泡止め添加剤を配合するのが好ましい。摩擦
を低減しかつ泡を防止することが単一の添加剤の使用に
よっても達成され得ることが見出されている。このよう
な添加剤はアイロン助剤とも呼ばれることがある。
最も好ましいアイロン助剤は離型性のすぐれたシリコー
ン類である。代表例を示せば、ジメチルシリコーン流体
、メチルフェニルシリコーン、アミン変性シリコーンな
どである。
このような材料は各種の形状のものが市場で入手可能で
ある。乳化されたシリコーンを使用するのが一般に好ま
しいが、非乳化シリコ−ンを適当な溶剤に溶解しそして
エマルジョンにすることもできる。ポリエチレン類も場
合によってはアイロン助剤として使用することができる
。ポリエチレン類の使用も本発明の範囲に含まれる。最
も好捷しいアイロン助剤は陰イオン性ジメチルポリシロ
キサンエマルジョンである。
一般的には、このようなアイロン助剤は摩擦低減と泡防
止のために有効々量で使用される。過剰に使用されると
、重合体フィルムの汚水性汚染防止性すなわち水の媒介
による汚染に対する抵抗性が損なわれる。これはシロキ
サンの分散のだめに使用された乳化剤が表面張力を低下
させ、そして処理されたものに水を停留させておくとと
になるからである。
以」二の理由から、減摩/油止め添加剤は約0.05乃
至]、5重量%、より好ましくは約0.4乃至0.8重
量%の量で本発明の組成物の中に使用される。
本発明の組成物はさらに多くの任意成分から選択された
1種壕だはそれ以上の成分を含有しうる。任意成分の例
としては、香料、芳香剤、螢光増白剤、静電防止剤、乳
化剤、湿潤剤、腐食防止剤、保存剤、フィラーなどが挙
げられる。
化合物の尿素が重合体の切断を助け、またアイロンがけ
の間、重合体のフレーキングやスコーチングを防止する
だめに役立つことも見出されている。このような目的の
だめには約0.5乃至1.5重量%の尿素が使用される
フィラー兼安定剤として、本発明の組成物中にデンプン
を使用することが望ましい。とうもろこし、米、小麦、
タピオカいもなどから得た天然産デンプンはいずれも適
当である。
まだ所望の場合には、仕上げされたものに付加的な張り
とふくらみとを与えるために変性デンプンや他のフィラ
ーたとえばカルボキシメチルセルロースやクレイなども
使用できる。
通常はデンプンは重合体の濃度の3分の1の量まで使用
できる。一般的にはデンプンは約03乃至3重量%の量
で、特に好ましくは0.3乃至1重量%の量で使用され
る。
組成物の残分は脱イオン水または水道水などの水性キャ
リヤーが使用される。
本組成物はウェット表面スプレーとして加圧容器から散
布できる自己加圧形組成物として製剤するのが最も有利
である。所望の場合には、本組成物はパジングによっで
あるいはポンプ噴射装置からの放散によって施用するこ
とができる。
加圧は、組成物に二酸化炭素のような不活性ガスを添加
するか、まだは常態では気体である液化推進薬たとえば
炭化水素または炭化水素混合物を添加することによって
実施される。常態では気体である液化炭化水素推進薬の
好ましい例は、プロパン、ブタン、イソブタン、イソペ
ンタンおよびこれらの混合物である。環境上好ましくは
ないが、フッ化炭化水素の使用も可能である。
使用される推進薬の量は組成物を入れた容器の全内容物
を追い出すのに十分な量である。
原則としてその推進薬によって微細空間噴霧で力<、面
浸潤噴霧(ウェットスプレー)が与えられる。この目的
のためには、推進薬を約3乃至10重量%の量で使用す
るのが好ましい。特に好ましい推進薬はプロパン20部
とイソブタン80部との混合物である。
本組成物は布、ファイバー、ヤーンなどの各種形態の繊
維材料に施用することができる。
木綿布または木綿とポリエステルとの混合繊維材料より
の布、たとえば、木綿50係/ポリエステル50%ある
いは木綿35%/ポリエステル65チの混合繊維材料よ
りの布が容易に処理できる。
その材料が好ましくはセルロース基質を含むものであり
さえすれば、本発明による仕上げ処理は同時に存在する
合成繊維材料の種類のいかんにかかわらず適用できる。
たとえばポリエステルのごとき合成繊維が100%の繊
維材料にも本発明の組成物を施用することができる。
製造例■ 本発明の仕上剤組成物を次のようにして調製した。
本発明の重合体、尿素、デンプン、全使用量の約半分の
水およびアンモニア、を混合する。この混合物を攪はん
して不溶物の懸濁物を得ると共に尿素を溶解させる。次
いでこの混合物を重合体が可溶化されるまで約96乃至
99℃(205乃至210?)に加熱する。
この混合物の粘度は最初上昇し、そしてその後で下降す
る。最後に混合物を強制冷却し、そして水の残分を加え
る。
完全に冷却した時に、減摩剤兼油止め剤、螢光増白剤、
腐食防止剤、香料および保存剤を攪はん下で添加し、そ
して得られた製品を沢過する。
所望ならば、重合体を最初に固形分約20チの濃度の濃
厚樹脂液として調製してもよい。
この樹脂液を後で調合のだめ約3重量%まで希釈するの
である。組生成を加圧しておきたい場合には、調製した
組成物を連光な容器に入れそして推進薬を添加する。使
用時には、処理されるべき布の上に組成物が一般に約0
.02乃至Q、 099 /布c4の量でスプレーされ
る。
以下の実施例は本発明の特定の実施態様を説明するもの
である。
実施例1 上記製造例■に記載した方法に従って、下記組成の本発
明の組成物を製造した。なお、成分の量は重量%である
成   分                量ターポ
リマー(注1)       3.00アンモニア(2
8チ溶液)      0.60デンプン(注2)  
        0.70尿  素         
             1.50ホルムアルデヒド
、37係溶液   0.10安息香酸ナトリウム   
     0.50香料(注5)        0.
07保存剤(注6)           0.01泡
止め剤(注7)          0.10水   
                   92.961
00.00 〔注〕 1、オクタデセン25モル係、cso+i−アルケン混
合物25モル係、無水マレイン酸50モル係よりなるタ
ーポリマー。
2、 ペンフォードガム(Penford Gum )
280〔ベニツク社(Pen1ck Co、 ) ]の
商標〕。
3、  HV450[ダウケミカル社(DowChem
ical Co、)の商標〕。
4、チノポール(Tjnopal ) CBS [チバ
ガイギー社(C4ba−Geigy Corp、)の商
標〕。
5、 ラベンダール(Lavendal )香料(0,
07)6、 カトン(Kathol ) NW、  [
ローム アンド ハース社(Rohm & Hase 
Co、 )の商標〕 7、 サグ(Sag ) 10 (0,10)、〔ユニ
オン カーバイト社(Union CarbideCO
1’p、  )の商標〕 実施例2 本発明の布仕上剤組成物によって賦与される耐水性を実
証するため下記の試験を実施した。
木綿100係の布地から約29.8 X 40.6セン
チメードル(9X16インチ)寸法の試料布片を切取っ
た。この木綿繊維材料は洗だく漂白剤で2回、洗剤で2
回、そして洗剤を入れ々い水で1回、合計5回、約43
.3乃至48.9℃(110〜120下)の洗たく水温
度で最初に洗濯されていた。
前記実施例1で製造された組成物をエーロゾル缶に詰め
てプロパン20部とイソブタン80部との混合物を組成
物92部に対して推進薬8部の重量比で配合して加圧状
態とした。
上記加圧組成物を試料の木綿100%の布片に施用した
。比較のため未処理試料ならびに従来公知のスプレータ
イプの洗たくデンプンのシで処理した試料も試験に供し
た。試験は試料表面から高さ約10.1乃至15.2セ
ンチメートル(4乃至6インチ)のiところに設置した
医薬用点滴器から水滴を落下させ、そしてその水滴が布
の内に吸収される時間を測定することによって行なった
試験の結果から次のことが判明した。すなわち、未処理
試料および公知洗たくデンプンのりをラベル記載の指示
に従ってスプレーした試料はほとんど水滴の吸収を妨げ
ない。これに対し、本発明に従って仕上げ処理された試
料は、スプレー量、被覆の均一性、アイロン温度、アイ
ロンかけ後の試料繊維の乾燥度に応じて、完全または少
なくとも部分的な耐水性を示す。試料約654平方イン
チ(1平方インチ)当り繊維仕上剤0.04.!i+の
濃度で良好な耐水性が得られ、そして約6.54平方セ
ンチ(1平方インチ)当り0.063 gの濃度ではほ
ぼ完全な耐水性が得られた。
試料の耐水性が高ければ高いほど、その試料の水媒介汚
染に対する抵抗性は太きかった。
実施例3 本発明による組成物を施用することによって賦与される
水媒介汚染抵抗性が実施例1の組成物を使用した次の試
験により実証された。
ポリエステル/木綿(65/35)の布、ならびに木綿
100%の布から寸法がほぼ29.8X40.6センチ
メードル(9X16インチ)の試料布片を切り取った。
これらの試料を最初に実施例2に記載したように洗濯し
たのち、実施例1の仕上剤組成物ならびに従来公知のス
プレータイプデンプンのりで噴霧処理した。対照の目的
で未処理試料(場合によりしわを減らすため水を噴霧し
た以外はなんらの噴霧もなされない)も使用した。
このあと、処理した、または、未処理の試料布片を各種
の水媒介汚染物、たとえば、濃いコーヒー、お茶、赤ワ
イン、草のしぼり汁、血液、泥水などで汚染させた。
上記汚染物を試料に付けたあと一晩放置して沈着させた
。いくつかの試料の場合では、上記のような液体を繊維
の上にこぼした場合(このような場合にはこぼれた物は
吸い取られるか、はらい落とされる)に似せて水媒介汚
染物を軽く布ではたいた。汚染された試料を24時間後
(あるいは翌日)洗たくした。
洗だくは、洗たく水温度が約32,2℃(90T)、洗
剤1カツプ、「中」洗たく強度、通常攪はんの条件で実
施された。
その後、汚れ落ちの程度をAATCC試験法130に従
ってランクづけした。本発明による仕上剤組成物で処理
された試料は従来公知のデンプン仕上剤で処理された試
料よりもすぐれた水媒介汚染抵抗性を示し、そして未処
理の布に比較するとはるかに優秀な水媒介汚染抵抗性を
示した。
実施例4 防しわ性を試験するためAATCC試験法128−19
80の規定に従って実施例1で製造された組成物を繊維
材料に施用し、そして防しわ性を評価した。なお、恒湿
室を350℃で60%RHとし、試験実施前に試料をそ
れぞれ1/2乃至3/4時間コンディショニングする変
更を加えて上記の試験法は実施された。
試験の結果、本発明により処理された試料は少なくとも
デンプン仕上げ処理された試料と同等の防しわ性を示し
だ。さらに、実施例1による組成物で処理された木綿シ
ャツを実際に着用してその防しわ性を視覚的に観察しく
28) た結果も、本発明による組成物で仕上げ処理することに
よって防しわ性が非常に顕著に向上されることを明らか
に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の高
    級1−アルケン約40乃至51 モルパーセントと、無水マレイン酸約60 乃至49モルパーセントとからの可溶化重 合体を含有し、布に施与されそして熱およ び圧力の作用下で該布に固着される組成物。 2、該重合体が、10乃至18個の炭素原子を有する1
    −アルケン約1乃至40モルパ ーセントと、少なくとも20個の炭素原子 を有する1−アルケン約1乃至40モルパ ーセントと、無水マレイン酸約49乃至60モルパーセ
    ントとからのターポリマーであ る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 3、該重合体が、1−オクタデセン25モルパーセント
    と、1−トリアコンテン25モ ルパーセントと、無水マレイン酸50モル パーセントとよりのターポリマーである特 許請求の範囲第1項に記載の組成物。 4、該重合体が組成物の全重量を基準にして約1乃至7
    重量%の量で存在する特許請求 の範囲第1項、2項または3項のいずれか に記載の組成物。 5、該重合体が水性塩基で可溶化されている特許請求の
    範囲第1項、2項、3項または 4項のいずれかに記載の組成物。 6、該塩基が水酸化アンモニウムである特許請求の範囲
    第5項に記載の組成物。 7、該塩基が組成物の全重量を基準にして 0.2乃至2.0重量%の量で使用されている特許請求
    の範囲第5項または6項に記載の 組成物。 8、組成物のpHが約7.5乃至8.6に保持されてい
    る特許請求の範囲第1項乃至第7項の いずれかに記載の組成物。 9、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の高
    級1−アルケン約40乃至51 モルパーセントと、無水マレイン酸約60 乃至49モルパーセントとからの可溶化重 合体を含有しており、布に施与されて熱お よび圧力の作用下でそれに固着されるもの であり、そして繊維へ施与後のその組成物 の摩擦を減少するためおよび繊維へ施与時 のその組成物の発泡傾向を減少させるため の添加物を含有している組成物。 10、該摩擦減少添加剤が組成物の全重量を基準にして
    0.05乃至1.5重量%の量で存在する特許請求の範
    囲第9項に記載の組成物。 11、該摩擦減少添加物がシロキサン樹脂エマルジョン
    を含有している特許請求の範囲第 9項または10項に記載の組成物。 12、該シロキサン樹脂エマルジョンがジメチルポリシ
    ロキサン樹脂エマルジョンである 特許請求の範囲第11項に記載の組成物。 13、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の
    高級1−アルケン約40乃至51 モルパーセントと、無水マレイン酸約60 乃至49モルパーセントとからの可溶化重 合体を含有しており、布に施与されて、熱 および圧力の作用下でそれに固着されるも のであり、そして更に組成物の全重量を基 準にして約0.5乃至1.5重量%の量の尿素を含有し
    ている組成物。 14、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の
    高級1−アルケン約40乃至51 モルパーセントと、無水マレイン酸約60 乃至49モルパーセントとからの可溶化重 合体を含有し、布に施与されそして熱およ び圧力の作用下でそれに固着されるもので あり、そして更に組成物の全重量を基準に して約0.3乃至3重量%の量のデンプンを含有してい
    る組成物。 15、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の
    1−アルケン約40乃至51モル パーセントと、無水マレイン酸約60乃至 49モルパーセントとからの可溶化重合体 を含有し、布に施与されて熱および圧力の 作用下でそれに固着されるものであり、そ してその組成物を自己推進性とする推進薬 を含有している組成物。 16、繊維材料に布仕上剤を施与する方法において、少
    なくとも1種の1−アルケン約40乃至51モルパーセ
    ントと、無水マレイン 酸約60乃至49モルパーセントとからの 可溶化重合体を含有する水性繊維仕上剤を 準備し、繊維材料を該布仕上剤組成物で含 浸し、そして高められた温度および圧力を 用いて該組成物をフィルム状に該繊維材料 上に固着することを特徴とする方法。
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