JPS6197475A - 布仕上剤組成物ならびに布仕上剤を繊維材料に旋与する方法 - Google Patents
布仕上剤組成物ならびに布仕上剤を繊維材料に旋与する方法Info
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- JPS6197475A JPS6197475A JP60226030A JP22603085A JPS6197475A JP S6197475 A JPS6197475 A JP S6197475A JP 60226030 A JP60226030 A JP 60226030A JP 22603085 A JP22603085 A JP 22603085A JP S6197475 A JPS6197475 A JP S6197475A
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- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- D06M15/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M15/19—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
- D06M15/21—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D06M15/263—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
効果を与えるだめの新規な組成物に関する。
更に詳細には、本発明は従来の噴霧用デンプン組成物の
欠点を有していない、簡単容易に施用しりろ布仕上剤に
関する。
欠点を有していない、簡単容易に施用しりろ布仕上剤に
関する。
繊維材料の外観、ふくらみ( body ) および
着用性( wearing )を改善することは以前か
ら望まれていた。たとえば、衣服に張りを持たせるため
に加圧液体洗たくのりが広く使用されている。米国特許
第3644241号および3833393号明細書に開
示されているこの種洗たくのシは、布の上にスプレーま
たはふりかけされそしてアイロンがけすることによって
デンプンが布に固着される。デンプンはきわめて有効な
のり剤であるが、しかし残念ながら、施用時にアイロン
の底にくっつく傾向がある。乾燥されたデンプンはフレ
ークとなって布の上に白い斑点をつくり、まだ焼は焦げ
てアイロンから布に転移した時に布を変色させる(スコ
ーチングという)欠点もある。更に、デンプンは水の媒
介による汚染に対する抵抗性を布に与えない。
着用性( wearing )を改善することは以前か
ら望まれていた。たとえば、衣服に張りを持たせるため
に加圧液体洗たくのりが広く使用されている。米国特許
第3644241号および3833393号明細書に開
示されているこの種洗たくのシは、布の上にスプレーま
たはふりかけされそしてアイロンがけすることによって
デンプンが布に固着される。デンプンはきわめて有効な
のり剤であるが、しかし残念ながら、施用時にアイロン
の底にくっつく傾向がある。乾燥されたデンプンはフレ
ークとなって布の上に白い斑点をつくり、まだ焼は焦げ
てアイロンから布に転移した時に布を変色させる(スコ
ーチングという)欠点もある。更に、デンプンは水の媒
介による汚染に対する抵抗性を布に与えない。
その他の所望特性を布に賦与するのを助長するだめ、デ
ンプン含有組成物に添加剤を配合することも行なわれて
いる。たとえば、米国特許第3644241号明細書に
はフッ素重合体を使用して汚染抵抗性を向上させること
が提案されておシ、米国特許第3833393号では布
のふくらみと柔軟さを改善するためワックスを使用する
ことが提案されている。
ンプン含有組成物に添加剤を配合することも行なわれて
いる。たとえば、米国特許第3644241号明細書に
はフッ素重合体を使用して汚染抵抗性を向上させること
が提案されておシ、米国特許第3833393号では布
のふくらみと柔軟さを改善するためワックスを使用する
ことが提案されている。
米国特許第3897206号および4038027号明
細書等には繊維の汚れ落ちを良くしかつ汚染抵抗性を高
めるだめの商業曲面含浸処理剤が開示されている。しか
しながら、1−ヘキセンと無水マレイン酸との共重合体
を含有するこの種の含浸剤は、その共重合体を布置のセ
ルロース基に化学的に結合するためにエステル化触媒が
必要とされる。さらにこの処理方法は商業的なパジング
装置と1時間にも及ぶ硬化および乾燥時間を与えうる強
力乾燥機とを必要するものである。このような方法の使
用は一般消費者には全く受は入れ難いものである。しか
も、この含浸処理剤の場合では、たとえば防しわ性など
の他の高度に所望される特性を賦与するためには、その
重合体に加えて、さらに他のパーマネント・プレスタイ
プの添加剤で布を処理することが必要となる。
細書等には繊維の汚れ落ちを良くしかつ汚染抵抗性を高
めるだめの商業曲面含浸処理剤が開示されている。しか
しながら、1−ヘキセンと無水マレイン酸との共重合体
を含有するこの種の含浸剤は、その共重合体を布置のセ
ルロース基に化学的に結合するためにエステル化触媒が
必要とされる。さらにこの処理方法は商業的なパジング
装置と1時間にも及ぶ硬化および乾燥時間を与えうる強
力乾燥機とを必要するものである。このような方法の使
用は一般消費者には全く受は入れ難いものである。しか
も、この含浸処理剤の場合では、たとえば防しわ性など
の他の高度に所望される特性を賦与するためには、その
重合体に加えて、さらに他のパーマネント・プレスタイ
プの添加剤で布を処理することが必要となる。
したがって、本発明の目的は消費者の使用に適する布仕
上げ組成物であって、布に上記のごときフレーキングや
スコーチングを生じさせることなく、水媒介汚染に対す
る抵抗性、防しわ性、光沢および白変、および風合い(
feel ) を賦与しうる組成物を提供するととで
ある。
上げ組成物であって、布に上記のごときフレーキングや
スコーチングを生じさせることなく、水媒介汚染に対す
る抵抗性、防しわ性、光沢および白変、および風合い(
feel ) を賦与しうる組成物を提供するととで
ある。
しかして、本発明は、少なくとも1種の高級1−アルケ
ン約40乃至51モルパーセントと、無水マレイン酸約
60乃至49モルパーセントとからの可溶化重合体を含
有し、布に施用されそして熱および圧力の作用下でその
布に固着される水性繊維仕上剤組成物に関する。本発明
の好ましい実施態様においては、その組成物は少なくと
も1種の高級l−アルケン約40乃至51モルパーセン
トと無水マレイン酸約60乃至49モルパーセントとか
らの可溶化重合体と、該重合体がアイロンにくっつく傾
向を減少させるための摩擦低減添加剤と、施用時に該重
合体が泡立つ傾向を減少させるための泡防止添加剤とを
含有する。
ン約40乃至51モルパーセントと、無水マレイン酸約
60乃至49モルパーセントとからの可溶化重合体を含
有し、布に施用されそして熱および圧力の作用下でその
布に固着される水性繊維仕上剤組成物に関する。本発明
の好ましい実施態様においては、その組成物は少なくと
も1種の高級l−アルケン約40乃至51モルパーセン
トと無水マレイン酸約60乃至49モルパーセントとか
らの可溶化重合体と、該重合体がアイロンにくっつく傾
向を減少させるための摩擦低減添加剤と、施用時に該重
合体が泡立つ傾向を減少させるための泡防止添加剤とを
含有する。
さらに、施用を便宜ならしめるため推進剤を使用して本
面仕上剤組成物を自己推進性とすることも好ましい。
面仕上剤組成物を自己推進性とすることも好ましい。
本発明は繊維材料に布仕上剤を施用する方法にも関し、
その方法は上記のごとき布仕上剤組成物を繊維材料に施
用して腰布をコートし、そして熱と圧力とを使用してコ
ートされた仕上剤を固着させることを特徴とする。
その方法は上記のごとき布仕上剤組成物を繊維材料に施
用して腰布をコートし、そして熱と圧力とを使用してコ
ートされた仕上剤を固着させることを特徴とする。
なお、本明細書で高級1−アルケンと言うのは少なくと
も10個の炭素原子を有する1−アルケンを意味する。
も10個の炭素原子を有する1−アルケンを意味する。
本発明の可溶化重合体を繊維材料または繊維衣服に施用
しそして次にアイロンがけすると、その繊維に耐水性、
水媒介汚染抵抗性、防しわ性、向上された風合いならび
に布の光沢および白色度が賦与されることが見出された
。アイロンがけの間フレーキングやスコーチングは全く
起らない。賦与された仕上げ効果はその繊維に対して永
続的であり、少なくとも上記のごとき特性が洗濯後も存
在するという意味で持続性がある。
しそして次にアイロンがけすると、その繊維に耐水性、
水媒介汚染抵抗性、防しわ性、向上された風合いならび
に布の光沢および白色度が賦与されることが見出された
。アイロンがけの間フレーキングやスコーチングは全く
起らない。賦与された仕上げ効果はその繊維に対して永
続的であり、少なくとも上記のごとき特性が洗濯後も存
在するという意味で持続性がある。
本発明のその他の特徴および洞点は、本発明の好ましい
実施態様についての以下の記載から明らかと々ろう。
実施態様についての以下の記載から明らかと々ろう。
本発明の組成物はα−オレフィン/無水マレイン酸重合
体を含有する。α−オレフィンは少なくとも1種の高級
1−アルケンである。
体を含有する。α−オレフィンは少なくとも1種の高級
1−アルケンである。
この高級1−アルケンは少なくとも10個の炭素原子を
有するものである。かかる単量体は単独で、あるいはよ
シ好ましくは高級1−アルケン類の混合物として使用さ
れる。この混合物はたとえばc2oXc22、c24混
合1−アルケンおよびC30+混合1−アルケンである
。
有するものである。かかる単量体は単独で、あるいはよ
シ好ましくは高級1−アルケン類の混合物として使用さ
れる。この混合物はたとえばc2oXc22、c24混
合1−アルケンおよびC30+混合1−アルケンである
。
より好ましい実施態様においては、1−アルケンは、
(+) C,。乃至C381−アルケン単量体と(+
i) Cy3+ 混合1−アルケン単量体との混合物
である。特に好ましいのはC781−アルケンとC3o
+ 混合1−アルケンとの混合物である。このような単
量体混合物が無水マレイン酸単量体と重合される。
i) Cy3+ 混合1−アルケン単量体との混合物
である。特に好ましいのはC781−アルケンとC3o
+ 混合1−アルケンとの混合物である。このような単
量体混合物が無水マレイン酸単量体と重合される。
本発明において使用されるワックス状のα−オレフィン
重合体は当技術分野で公知であり、米国特許第4240
916号および第4358573号各明細書に開示され
ている。
重合体は当技術分野で公知であり、米国特許第4240
916号および第4358573号各明細書に開示され
ている。
これらをここに参照として加える。今回、本発明によつ
−C使用に適する組成物を得るだめには、そのα−オレ
インは少なくとも10個の炭素原子を有する必要がある
ことが見出された。炭素数が10個より少ない1−アル
ケンと無水マレイン酸との重合体は、その布仕上剤を固
着する時にアイロンに付着する傾向がある。そのような
重合体で処理された布は過度にこわばる傾向がある。こ
れは炭素数が10より少ない1−アルケン単量体を使用
して製造された重合体はワックス質というよりもむしろ
ガラス的な性状を呈するからである。
−C使用に適する組成物を得るだめには、そのα−オレ
インは少なくとも10個の炭素原子を有する必要がある
ことが見出された。炭素数が10個より少ない1−アル
ケンと無水マレイン酸との重合体は、その布仕上剤を固
着する時にアイロンに付着する傾向がある。そのような
重合体で処理された布は過度にこわばる傾向がある。こ
れは炭素数が10より少ない1−アルケン単量体を使用
して製造された重合体はワックス質というよりもむしろ
ガラス的な性状を呈するからである。
さらに、炭素数が約10より少ない1−アルケン単量体
は過度に吸水性の重合体を形成し、そのため布が過剰の
水分を吸水するようになる。
は過度に吸水性の重合体を形成し、そのため布が過剰の
水分を吸水するようになる。
本発明の重合体はさらに無水マレイン酸を含有する。メ
チルマレイン酸無水物、メチルエチルマレイン酸無水物
々どの他のマレイン酸無水物を使用することも可能であ
る。
チルマレイン酸無水物、メチルエチルマレイン酸無水物
々どの他のマレイン酸無水物を使用することも可能であ
る。
本発明により使用される1−アルケン単量体の代表例は
、CIOCI8単量体としては、1−デセン、 1−ドデセン、 ■−テトラデセン、 1−へキサデセン、 1−オクタデセン などが挙げられ、そしてC2O−C
30+ 1−アルケンとしては、1−エイコセン 1−テトラメチル 1−トリアコセン などが挙げられる。
、CIOCI8単量体としては、1−デセン、 1−ドデセン、 ■−テトラデセン、 1−へキサデセン、 1−オクタデセン などが挙げられ、そしてC2O−C
30+ 1−アルケンとしては、1−エイコセン 1−テトラメチル 1−トリアコセン などが挙げられる。
本発明による重合体は高級1−アルケンを40乃至51
モルパーセントそして無水マレイン酸を60乃至49モ
ルパーセント含有する。1−アルケンと無水マレイン酸
とのモル比は、好ましくは約1;1である。C+0−C
581−アルケン10乃至40モルパーセント、C2o
−09+ 1−アルケン40乃至10モルパーセント、
無水マレイン酸60乃至49モルパーセントからの重合
体を使用すると最良の結果が得られる。
モルパーセントそして無水マレイン酸を60乃至49モ
ルパーセント含有する。1−アルケンと無水マレイン酸
とのモル比は、好ましくは約1;1である。C+0−C
581−アルケン10乃至40モルパーセント、C2o
−09+ 1−アルケン40乃至10モルパーセント、
無水マレイン酸60乃至49モルパーセントからの重合
体を使用すると最良の結果が得られる。
一般的に、該重合体は有効的彦耐水性、水媒介汚染抵抗
性、防しわ性、光沢および白色度を与えるのに十分な量
で使用される。この目的Aらびに他の目的のために所要
される本重合体の使用量は通常は約1乃至7重量%、よ
り好ましくは約2,5乃至3.5重量%、そして最も好
ましくは約3重量%である。なお、重量%は、特に別途
記載のない限り、水性組成物の全重量をベースとした数
値である。
性、防しわ性、光沢および白色度を与えるのに十分な量
で使用される。この目的Aらびに他の目的のために所要
される本重合体の使用量は通常は約1乃至7重量%、よ
り好ましくは約2,5乃至3.5重量%、そして最も好
ましくは約3重量%である。なお、重量%は、特に別途
記載のない限り、水性組成物の全重量をベースとした数
値である。
本発明の重合体は、脱イオン水または水道水のごとき水
性キャリヤーに可溶化されている。この可溶化のために
は、少なくとも水性塩基の大部分が脱離性陽イオンを持
つアルカリ性物質からの水性塩基であることが必要であ
る。そのアルカリ塩基は、そのアルカリ性物質の少なく
とも犬部量がアンモニウムイオンのごとき脱離性陽イオ
ンを含有することを条件として、アルカリ塩基はたとえ
ば水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化テト
ラメチルアンモニウム、アルキルアミン、モルホリン等
でありうる。水酸アンモニウムを少なくとも50%含有
するものが好ましく、水酸化アンモニウム100係のも
のがより好ましい。
性キャリヤーに可溶化されている。この可溶化のために
は、少なくとも水性塩基の大部分が脱離性陽イオンを持
つアルカリ性物質からの水性塩基であることが必要であ
る。そのアルカリ塩基は、そのアルカリ性物質の少なく
とも犬部量がアンモニウムイオンのごとき脱離性陽イオ
ンを含有することを条件として、アルカリ塩基はたとえ
ば水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化テト
ラメチルアンモニウム、アルキルアミン、モルホリン等
でありうる。水酸アンモニウムを少なくとも50%含有
するものが好ましく、水酸化アンモニウム100係のも
のがより好ましい。
水性塩基は重合体を溶液にし、水性組成物中で樹脂を安
定化する働きをする。塩基の使用量は、多くの場合、そ
のアルカリ溶解性重合体を溶解まだは分散させるに十分
な量であればよく、約0.2乃至2.0重量%の範囲で
ある。好ましくは約0.6重量%、特に好ましくは約0
.45重量%の量で塩基を使用する。
定化する働きをする。塩基の使用量は、多くの場合、そ
のアルカリ溶解性重合体を溶解まだは分散させるに十分
な量であればよく、約0.2乃至2.0重量%の範囲で
ある。好ましくは約0.6重量%、特に好ましくは約0
.45重量%の量で塩基を使用する。
本発明の仕上げ組成物のpl+は安定性を向上させるた
めに上記の塩基の添加によって約7.5乃至9.6の範
囲内に調整される。
めに上記の塩基の添加によって約7.5乃至9.6の範
囲内に調整される。
繊維材料に施用した後、本発明の布仕上剤組成物はアイ
ロンかけにより熱と圧力との作用にかけられて重合体が
乾燥され、硬化され、これによって繊維材料上に重合体
の安定なフィルムが形成される。本組成物中の重合体は
布または織物の各繊維に化学的にではなく、主として物
理的に結合されるものと考えられる。
ロンかけにより熱と圧力との作用にかけられて重合体が
乾燥され、硬化され、これによって繊維材料上に重合体
の安定なフィルムが形成される。本組成物中の重合体は
布または織物の各繊維に化学的にではなく、主として物
理的に結合されるものと考えられる。
アイロンの温度、布に対してアイロンによって加えられ
る圧力、仕」二剤組成物中の重合体濃度、繊維基質へ付
与された重合体の量などの各種ファクターによって、場
合によっては、形成された重合体フィルムの一部が部分
的にアイロンの通過と共に剥離されることがあることが
判明している。剥離されたフィルムはアイロンの底にく
っついてアイロンと布との間の摩擦を増大させる。さら
に、本発明のα−オレフィン樹脂はエーロゾル缶から加
圧噴霧された時に泡を形成する傾向のあることが判明し
ている。
る圧力、仕」二剤組成物中の重合体濃度、繊維基質へ付
与された重合体の量などの各種ファクターによって、場
合によっては、形成された重合体フィルムの一部が部分
的にアイロンの通過と共に剥離されることがあることが
判明している。剥離されたフィルムはアイロンの底にく
っついてアイロンと布との間の摩擦を増大させる。さら
に、本発明のα−オレフィン樹脂はエーロゾル缶から加
圧噴霧された時に泡を形成する傾向のあることが判明し
ている。
したがって、処理中に布の上をアイロンがスムーズにす
べるのを助長するため、摩擦減少添加剤を配合するのが
好ましい。また、布の上に泡が生じて不均質な仕上げ、
すなわち不均質な重合体フィルムが形成されるのを防止
するために泡止め添加剤を配合するのが好ましい。摩擦
を低減しかつ泡を防止することが単一の添加剤の使用に
よっても達成され得ることが見出されている。このよう
な添加剤はアイロン助剤とも呼ばれることがある。
べるのを助長するため、摩擦減少添加剤を配合するのが
好ましい。また、布の上に泡が生じて不均質な仕上げ、
すなわち不均質な重合体フィルムが形成されるのを防止
するために泡止め添加剤を配合するのが好ましい。摩擦
を低減しかつ泡を防止することが単一の添加剤の使用に
よっても達成され得ることが見出されている。このよう
な添加剤はアイロン助剤とも呼ばれることがある。
最も好ましいアイロン助剤は離型性のすぐれたシリコー
ン類である。代表例を示せば、ジメチルシリコーン流体
、メチルフェニルシリコーン、アミン変性シリコーンな
どである。
ン類である。代表例を示せば、ジメチルシリコーン流体
、メチルフェニルシリコーン、アミン変性シリコーンな
どである。
このような材料は各種の形状のものが市場で入手可能で
ある。乳化されたシリコーンを使用するのが一般に好ま
しいが、非乳化シリコ−ンを適当な溶剤に溶解しそして
エマルジョンにすることもできる。ポリエチレン類も場
合によってはアイロン助剤として使用することができる
。ポリエチレン類の使用も本発明の範囲に含まれる。最
も好捷しいアイロン助剤は陰イオン性ジメチルポリシロ
キサンエマルジョンである。
ある。乳化されたシリコーンを使用するのが一般に好ま
しいが、非乳化シリコ−ンを適当な溶剤に溶解しそして
エマルジョンにすることもできる。ポリエチレン類も場
合によってはアイロン助剤として使用することができる
。ポリエチレン類の使用も本発明の範囲に含まれる。最
も好捷しいアイロン助剤は陰イオン性ジメチルポリシロ
キサンエマルジョンである。
一般的には、このようなアイロン助剤は摩擦低減と泡防
止のために有効々量で使用される。過剰に使用されると
、重合体フィルムの汚水性汚染防止性すなわち水の媒介
による汚染に対する抵抗性が損なわれる。これはシロキ
サンの分散のだめに使用された乳化剤が表面張力を低下
させ、そして処理されたものに水を停留させておくとと
になるからである。
止のために有効々量で使用される。過剰に使用されると
、重合体フィルムの汚水性汚染防止性すなわち水の媒介
による汚染に対する抵抗性が損なわれる。これはシロキ
サンの分散のだめに使用された乳化剤が表面張力を低下
させ、そして処理されたものに水を停留させておくとと
になるからである。
以」二の理由から、減摩/油止め添加剤は約0.05乃
至]、5重量%、より好ましくは約0.4乃至0.8重
量%の量で本発明の組成物の中に使用される。
至]、5重量%、より好ましくは約0.4乃至0.8重
量%の量で本発明の組成物の中に使用される。
本発明の組成物はさらに多くの任意成分から選択された
1種壕だはそれ以上の成分を含有しうる。任意成分の例
としては、香料、芳香剤、螢光増白剤、静電防止剤、乳
化剤、湿潤剤、腐食防止剤、保存剤、フィラーなどが挙
げられる。
1種壕だはそれ以上の成分を含有しうる。任意成分の例
としては、香料、芳香剤、螢光増白剤、静電防止剤、乳
化剤、湿潤剤、腐食防止剤、保存剤、フィラーなどが挙
げられる。
化合物の尿素が重合体の切断を助け、またアイロンがけ
の間、重合体のフレーキングやスコーチングを防止する
だめに役立つことも見出されている。このような目的の
だめには約0.5乃至1.5重量%の尿素が使用される
。
の間、重合体のフレーキングやスコーチングを防止する
だめに役立つことも見出されている。このような目的の
だめには約0.5乃至1.5重量%の尿素が使用される
。
フィラー兼安定剤として、本発明の組成物中にデンプン
を使用することが望ましい。とうもろこし、米、小麦、
タピオカいもなどから得た天然産デンプンはいずれも適
当である。
を使用することが望ましい。とうもろこし、米、小麦、
タピオカいもなどから得た天然産デンプンはいずれも適
当である。
まだ所望の場合には、仕上げされたものに付加的な張り
とふくらみとを与えるために変性デンプンや他のフィラ
ーたとえばカルボキシメチルセルロースやクレイなども
使用できる。
とふくらみとを与えるために変性デンプンや他のフィラ
ーたとえばカルボキシメチルセルロースやクレイなども
使用できる。
通常はデンプンは重合体の濃度の3分の1の量まで使用
できる。一般的にはデンプンは約03乃至3重量%の量
で、特に好ましくは0.3乃至1重量%の量で使用され
る。
できる。一般的にはデンプンは約03乃至3重量%の量
で、特に好ましくは0.3乃至1重量%の量で使用され
る。
組成物の残分は脱イオン水または水道水などの水性キャ
リヤーが使用される。
リヤーが使用される。
本組成物はウェット表面スプレーとして加圧容器から散
布できる自己加圧形組成物として製剤するのが最も有利
である。所望の場合には、本組成物はパジングによっで
あるいはポンプ噴射装置からの放散によって施用するこ
とができる。
布できる自己加圧形組成物として製剤するのが最も有利
である。所望の場合には、本組成物はパジングによっで
あるいはポンプ噴射装置からの放散によって施用するこ
とができる。
加圧は、組成物に二酸化炭素のような不活性ガスを添加
するか、まだは常態では気体である液化推進薬たとえば
炭化水素または炭化水素混合物を添加することによって
実施される。常態では気体である液化炭化水素推進薬の
好ましい例は、プロパン、ブタン、イソブタン、イソペ
ンタンおよびこれらの混合物である。環境上好ましくは
ないが、フッ化炭化水素の使用も可能である。
するか、まだは常態では気体である液化推進薬たとえば
炭化水素または炭化水素混合物を添加することによって
実施される。常態では気体である液化炭化水素推進薬の
好ましい例は、プロパン、ブタン、イソブタン、イソペ
ンタンおよびこれらの混合物である。環境上好ましくは
ないが、フッ化炭化水素の使用も可能である。
使用される推進薬の量は組成物を入れた容器の全内容物
を追い出すのに十分な量である。
を追い出すのに十分な量である。
原則としてその推進薬によって微細空間噴霧で力<、面
浸潤噴霧(ウェットスプレー)が与えられる。この目的
のためには、推進薬を約3乃至10重量%の量で使用す
るのが好ましい。特に好ましい推進薬はプロパン20部
とイソブタン80部との混合物である。
浸潤噴霧(ウェットスプレー)が与えられる。この目的
のためには、推進薬を約3乃至10重量%の量で使用す
るのが好ましい。特に好ましい推進薬はプロパン20部
とイソブタン80部との混合物である。
本組成物は布、ファイバー、ヤーンなどの各種形態の繊
維材料に施用することができる。
維材料に施用することができる。
木綿布または木綿とポリエステルとの混合繊維材料より
の布、たとえば、木綿50係/ポリエステル50%ある
いは木綿35%/ポリエステル65チの混合繊維材料よ
りの布が容易に処理できる。
の布、たとえば、木綿50係/ポリエステル50%ある
いは木綿35%/ポリエステル65チの混合繊維材料よ
りの布が容易に処理できる。
その材料が好ましくはセルロース基質を含むものであり
さえすれば、本発明による仕上げ処理は同時に存在する
合成繊維材料の種類のいかんにかかわらず適用できる。
さえすれば、本発明による仕上げ処理は同時に存在する
合成繊維材料の種類のいかんにかかわらず適用できる。
たとえばポリエステルのごとき合成繊維が100%の繊
維材料にも本発明の組成物を施用することができる。
維材料にも本発明の組成物を施用することができる。
製造例■
本発明の仕上剤組成物を次のようにして調製した。
本発明の重合体、尿素、デンプン、全使用量の約半分の
水およびアンモニア、を混合する。この混合物を攪はん
して不溶物の懸濁物を得ると共に尿素を溶解させる。次
いでこの混合物を重合体が可溶化されるまで約96乃至
99℃(205乃至210?)に加熱する。
水およびアンモニア、を混合する。この混合物を攪はん
して不溶物の懸濁物を得ると共に尿素を溶解させる。次
いでこの混合物を重合体が可溶化されるまで約96乃至
99℃(205乃至210?)に加熱する。
この混合物の粘度は最初上昇し、そしてその後で下降す
る。最後に混合物を強制冷却し、そして水の残分を加え
る。
る。最後に混合物を強制冷却し、そして水の残分を加え
る。
完全に冷却した時に、減摩剤兼油止め剤、螢光増白剤、
腐食防止剤、香料および保存剤を攪はん下で添加し、そ
して得られた製品を沢過する。
腐食防止剤、香料および保存剤を攪はん下で添加し、そ
して得られた製品を沢過する。
所望ならば、重合体を最初に固形分約20チの濃度の濃
厚樹脂液として調製してもよい。
厚樹脂液として調製してもよい。
この樹脂液を後で調合のだめ約3重量%まで希釈するの
である。組生成を加圧しておきたい場合には、調製した
組成物を連光な容器に入れそして推進薬を添加する。使
用時には、処理されるべき布の上に組成物が一般に約0
.02乃至Q、 099 /布c4の量でスプレーされ
る。
である。組生成を加圧しておきたい場合には、調製した
組成物を連光な容器に入れそして推進薬を添加する。使
用時には、処理されるべき布の上に組成物が一般に約0
.02乃至Q、 099 /布c4の量でスプレーされ
る。
以下の実施例は本発明の特定の実施態様を説明するもの
である。
である。
実施例1
上記製造例■に記載した方法に従って、下記組成の本発
明の組成物を製造した。なお、成分の量は重量%である
。
明の組成物を製造した。なお、成分の量は重量%である
。
成 分 量ターポ
リマー(注1) 3.00アンモニア(2
8チ溶液) 0.60デンプン(注2)
0.70尿 素
1.50ホルムアルデヒド
、37係溶液 0.10安息香酸ナトリウム
0.50香料(注5) 0.
07保存剤(注6) 0.01泡
止め剤(注7) 0.10水
92.961
00.00 〔注〕 1、オクタデセン25モル係、cso+i−アルケン混
合物25モル係、無水マレイン酸50モル係よりなるタ
ーポリマー。
リマー(注1) 3.00アンモニア(2
8チ溶液) 0.60デンプン(注2)
0.70尿 素
1.50ホルムアルデヒド
、37係溶液 0.10安息香酸ナトリウム
0.50香料(注5) 0.
07保存剤(注6) 0.01泡
止め剤(注7) 0.10水
92.961
00.00 〔注〕 1、オクタデセン25モル係、cso+i−アルケン混
合物25モル係、無水マレイン酸50モル係よりなるタ
ーポリマー。
2、 ペンフォードガム(Penford Gum )
280〔ベニツク社(Pen1ck Co、 ) ]の
商標〕。
280〔ベニツク社(Pen1ck Co、 ) ]の
商標〕。
3、 HV450[ダウケミカル社(DowChem
ical Co、)の商標〕。
ical Co、)の商標〕。
4、チノポール(Tjnopal ) CBS [チバ
ガイギー社(C4ba−Geigy Corp、)の商
標〕。
ガイギー社(C4ba−Geigy Corp、)の商
標〕。
5、 ラベンダール(Lavendal )香料(0,
07)6、 カトン(Kathol ) NW、 [
ローム アンド ハース社(Rohm & Hase
Co、 )の商標〕 7、 サグ(Sag ) 10 (0,10)、〔ユニ
オン カーバイト社(Union CarbideCO
1’p、 )の商標〕 実施例2 本発明の布仕上剤組成物によって賦与される耐水性を実
証するため下記の試験を実施した。
07)6、 カトン(Kathol ) NW、 [
ローム アンド ハース社(Rohm & Hase
Co、 )の商標〕 7、 サグ(Sag ) 10 (0,10)、〔ユニ
オン カーバイト社(Union CarbideCO
1’p、 )の商標〕 実施例2 本発明の布仕上剤組成物によって賦与される耐水性を実
証するため下記の試験を実施した。
木綿100係の布地から約29.8 X 40.6セン
チメードル(9X16インチ)寸法の試料布片を切取っ
た。この木綿繊維材料は洗だく漂白剤で2回、洗剤で2
回、そして洗剤を入れ々い水で1回、合計5回、約43
.3乃至48.9℃(110〜120下)の洗たく水温
度で最初に洗濯されていた。
チメードル(9X16インチ)寸法の試料布片を切取っ
た。この木綿繊維材料は洗だく漂白剤で2回、洗剤で2
回、そして洗剤を入れ々い水で1回、合計5回、約43
.3乃至48.9℃(110〜120下)の洗たく水温
度で最初に洗濯されていた。
前記実施例1で製造された組成物をエーロゾル缶に詰め
てプロパン20部とイソブタン80部との混合物を組成
物92部に対して推進薬8部の重量比で配合して加圧状
態とした。
てプロパン20部とイソブタン80部との混合物を組成
物92部に対して推進薬8部の重量比で配合して加圧状
態とした。
上記加圧組成物を試料の木綿100%の布片に施用した
。比較のため未処理試料ならびに従来公知のスプレータ
イプの洗たくデンプンのシで処理した試料も試験に供し
た。試験は試料表面から高さ約10.1乃至15.2セ
ンチメートル(4乃至6インチ)のiところに設置した
医薬用点滴器から水滴を落下させ、そしてその水滴が布
の内に吸収される時間を測定することによって行なった
。
。比較のため未処理試料ならびに従来公知のスプレータ
イプの洗たくデンプンのシで処理した試料も試験に供し
た。試験は試料表面から高さ約10.1乃至15.2セ
ンチメートル(4乃至6インチ)のiところに設置した
医薬用点滴器から水滴を落下させ、そしてその水滴が布
の内に吸収される時間を測定することによって行なった
。
試験の結果から次のことが判明した。すなわち、未処理
試料および公知洗たくデンプンのりをラベル記載の指示
に従ってスプレーした試料はほとんど水滴の吸収を妨げ
ない。これに対し、本発明に従って仕上げ処理された試
料は、スプレー量、被覆の均一性、アイロン温度、アイ
ロンかけ後の試料繊維の乾燥度に応じて、完全または少
なくとも部分的な耐水性を示す。試料約654平方イン
チ(1平方インチ)当り繊維仕上剤0.04.!i+の
濃度で良好な耐水性が得られ、そして約6.54平方セ
ンチ(1平方インチ)当り0.063 gの濃度ではほ
ぼ完全な耐水性が得られた。
試料および公知洗たくデンプンのりをラベル記載の指示
に従ってスプレーした試料はほとんど水滴の吸収を妨げ
ない。これに対し、本発明に従って仕上げ処理された試
料は、スプレー量、被覆の均一性、アイロン温度、アイ
ロンかけ後の試料繊維の乾燥度に応じて、完全または少
なくとも部分的な耐水性を示す。試料約654平方イン
チ(1平方インチ)当り繊維仕上剤0.04.!i+の
濃度で良好な耐水性が得られ、そして約6.54平方セ
ンチ(1平方インチ)当り0.063 gの濃度ではほ
ぼ完全な耐水性が得られた。
試料の耐水性が高ければ高いほど、その試料の水媒介汚
染に対する抵抗性は太きかった。
染に対する抵抗性は太きかった。
実施例3
本発明による組成物を施用することによって賦与される
水媒介汚染抵抗性が実施例1の組成物を使用した次の試
験により実証された。
水媒介汚染抵抗性が実施例1の組成物を使用した次の試
験により実証された。
ポリエステル/木綿(65/35)の布、ならびに木綿
100%の布から寸法がほぼ29.8X40.6センチ
メードル(9X16インチ)の試料布片を切り取った。
100%の布から寸法がほぼ29.8X40.6センチ
メードル(9X16インチ)の試料布片を切り取った。
これらの試料を最初に実施例2に記載したように洗濯し
たのち、実施例1の仕上剤組成物ならびに従来公知のス
プレータイプデンプンのりで噴霧処理した。対照の目的
で未処理試料(場合によりしわを減らすため水を噴霧し
た以外はなんらの噴霧もなされない)も使用した。
たのち、実施例1の仕上剤組成物ならびに従来公知のス
プレータイプデンプンのりで噴霧処理した。対照の目的
で未処理試料(場合によりしわを減らすため水を噴霧し
た以外はなんらの噴霧もなされない)も使用した。
このあと、処理した、または、未処理の試料布片を各種
の水媒介汚染物、たとえば、濃いコーヒー、お茶、赤ワ
イン、草のしぼり汁、血液、泥水などで汚染させた。
の水媒介汚染物、たとえば、濃いコーヒー、お茶、赤ワ
イン、草のしぼり汁、血液、泥水などで汚染させた。
上記汚染物を試料に付けたあと一晩放置して沈着させた
。いくつかの試料の場合では、上記のような液体を繊維
の上にこぼした場合(このような場合にはこぼれた物は
吸い取られるか、はらい落とされる)に似せて水媒介汚
染物を軽く布ではたいた。汚染された試料を24時間後
(あるいは翌日)洗たくした。
。いくつかの試料の場合では、上記のような液体を繊維
の上にこぼした場合(このような場合にはこぼれた物は
吸い取られるか、はらい落とされる)に似せて水媒介汚
染物を軽く布ではたいた。汚染された試料を24時間後
(あるいは翌日)洗たくした。
洗だくは、洗たく水温度が約32,2℃(90T)、洗
剤1カツプ、「中」洗たく強度、通常攪はんの条件で実
施された。
剤1カツプ、「中」洗たく強度、通常攪はんの条件で実
施された。
その後、汚れ落ちの程度をAATCC試験法130に従
ってランクづけした。本発明による仕上剤組成物で処理
された試料は従来公知のデンプン仕上剤で処理された試
料よりもすぐれた水媒介汚染抵抗性を示し、そして未処
理の布に比較するとはるかに優秀な水媒介汚染抵抗性を
示した。
ってランクづけした。本発明による仕上剤組成物で処理
された試料は従来公知のデンプン仕上剤で処理された試
料よりもすぐれた水媒介汚染抵抗性を示し、そして未処
理の布に比較するとはるかに優秀な水媒介汚染抵抗性を
示した。
実施例4
防しわ性を試験するためAATCC試験法128−19
80の規定に従って実施例1で製造された組成物を繊維
材料に施用し、そして防しわ性を評価した。なお、恒湿
室を350℃で60%RHとし、試験実施前に試料をそ
れぞれ1/2乃至3/4時間コンディショニングする変
更を加えて上記の試験法は実施された。
80の規定に従って実施例1で製造された組成物を繊維
材料に施用し、そして防しわ性を評価した。なお、恒湿
室を350℃で60%RHとし、試験実施前に試料をそ
れぞれ1/2乃至3/4時間コンディショニングする変
更を加えて上記の試験法は実施された。
試験の結果、本発明により処理された試料は少なくとも
デンプン仕上げ処理された試料と同等の防しわ性を示し
だ。さらに、実施例1による組成物で処理された木綿シ
ャツを実際に着用してその防しわ性を視覚的に観察しく
28) た結果も、本発明による組成物で仕上げ処理することに
よって防しわ性が非常に顕著に向上されることを明らか
に示した。
デンプン仕上げ処理された試料と同等の防しわ性を示し
だ。さらに、実施例1による組成物で処理された木綿シ
ャツを実際に着用してその防しわ性を視覚的に観察しく
28) た結果も、本発明による組成物で仕上げ処理することに
よって防しわ性が非常に顕著に向上されることを明らか
に示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の高
級1−アルケン約40乃至51 モルパーセントと、無水マレイン酸約60 乃至49モルパーセントとからの可溶化重 合体を含有し、布に施与されそして熱およ び圧力の作用下で該布に固着される組成物。 2、該重合体が、10乃至18個の炭素原子を有する1
−アルケン約1乃至40モルパ ーセントと、少なくとも20個の炭素原子 を有する1−アルケン約1乃至40モルパ ーセントと、無水マレイン酸約49乃至60モルパーセ
ントとからのターポリマーであ る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 3、該重合体が、1−オクタデセン25モルパーセント
と、1−トリアコンテン25モ ルパーセントと、無水マレイン酸50モル パーセントとよりのターポリマーである特 許請求の範囲第1項に記載の組成物。 4、該重合体が組成物の全重量を基準にして約1乃至7
重量%の量で存在する特許請求 の範囲第1項、2項または3項のいずれか に記載の組成物。 5、該重合体が水性塩基で可溶化されている特許請求の
範囲第1項、2項、3項または 4項のいずれかに記載の組成物。 6、該塩基が水酸化アンモニウムである特許請求の範囲
第5項に記載の組成物。 7、該塩基が組成物の全重量を基準にして 0.2乃至2.0重量%の量で使用されている特許請求
の範囲第5項または6項に記載の 組成物。 8、組成物のpHが約7.5乃至8.6に保持されてい
る特許請求の範囲第1項乃至第7項の いずれかに記載の組成物。 9、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の高
級1−アルケン約40乃至51 モルパーセントと、無水マレイン酸約60 乃至49モルパーセントとからの可溶化重 合体を含有しており、布に施与されて熱お よび圧力の作用下でそれに固着されるもの であり、そして繊維へ施与後のその組成物 の摩擦を減少するためおよび繊維へ施与時 のその組成物の発泡傾向を減少させるため の添加物を含有している組成物。 10、該摩擦減少添加剤が組成物の全重量を基準にして
0.05乃至1.5重量%の量で存在する特許請求の範
囲第9項に記載の組成物。 11、該摩擦減少添加物がシロキサン樹脂エマルジョン
を含有している特許請求の範囲第 9項または10項に記載の組成物。 12、該シロキサン樹脂エマルジョンがジメチルポリシ
ロキサン樹脂エマルジョンである 特許請求の範囲第11項に記載の組成物。 13、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の
高級1−アルケン約40乃至51 モルパーセントと、無水マレイン酸約60 乃至49モルパーセントとからの可溶化重 合体を含有しており、布に施与されて、熱 および圧力の作用下でそれに固着されるも のであり、そして更に組成物の全重量を基 準にして約0.5乃至1.5重量%の量の尿素を含有し
ている組成物。 14、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の
高級1−アルケン約40乃至51 モルパーセントと、無水マレイン酸約60 乃至49モルパーセントとからの可溶化重 合体を含有し、布に施与されそして熱およ び圧力の作用下でそれに固着されるもので あり、そして更に組成物の全重量を基準に して約0.3乃至3重量%の量のデンプンを含有してい
る組成物。 15、水性布仕上剤組成物において、少なくとも1種の
1−アルケン約40乃至51モル パーセントと、無水マレイン酸約60乃至 49モルパーセントとからの可溶化重合体 を含有し、布に施与されて熱および圧力の 作用下でそれに固着されるものであり、そ してその組成物を自己推進性とする推進薬 を含有している組成物。 16、繊維材料に布仕上剤を施与する方法において、少
なくとも1種の1−アルケン約40乃至51モルパーセ
ントと、無水マレイン 酸約60乃至49モルパーセントとからの 可溶化重合体を含有する水性繊維仕上剤を 準備し、繊維材料を該布仕上剤組成物で含 浸し、そして高められた温度および圧力を 用いて該組成物をフィルム状に該繊維材料 上に固着することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US659979 | 1984-10-12 | ||
US06/659,979 US4623683A (en) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | Fabric finish with alpha olefin resins and process |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197475A true JPS6197475A (ja) | 1986-05-15 |
JPH0726328B2 JPH0726328B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=24647616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60226030A Expired - Lifetime JPH0726328B2 (ja) | 1984-10-12 | 1985-10-12 | 布仕上剤組成物ならびに布仕上剤を繊維材料に旋与する方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4623683A (ja) |
EP (1) | EP0177972B1 (ja) |
JP (1) | JPH0726328B2 (ja) |
AT (1) | ATE48288T1 (ja) |
AU (1) | AU584643B2 (ja) |
BR (1) | BR8505071A (ja) |
DE (1) | DE3574485D1 (ja) |
ES (1) | ES8705545A1 (ja) |
NZ (1) | NZ213790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015130988A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | 株式会社 ピヨ | アイロンがけ補助具 |
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-
1985
- 1985-10-11 AT AT85112935T patent/ATE48288T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-10-11 ES ES547791A patent/ES8705545A1/es not_active Expired
- 1985-10-11 NZ NZ213790A patent/NZ213790A/xx unknown
- 1985-10-11 EP EP85112935A patent/EP0177972B1/en not_active Expired
- 1985-10-11 AU AU48507/85A patent/AU584643B2/en not_active Ceased
- 1985-10-11 BR BR8505071A patent/BR8505071A/pt unknown
- 1985-10-11 DE DE8585112935T patent/DE3574485D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-10-12 JP JP60226030A patent/JPH0726328B2/ja not_active Expired - Lifetime
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AU4850785A (en) | 1986-04-17 |
EP0177972A2 (en) | 1986-04-16 |
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JPH0726328B2 (ja) | 1995-03-22 |
BR8505071A (pt) | 1986-07-29 |
NZ213790A (en) | 1988-06-30 |
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EP0177972B1 (en) | 1989-11-29 |
EP0177972A3 (en) | 1986-10-08 |
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