JPS6196475A - セラミックコンデンサのスクリ−ニング方法 - Google Patents

セラミックコンデンサのスクリ−ニング方法

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JPS6196475A
JPS6196475A JP59217891A JP21789184A JPS6196475A JP S6196475 A JPS6196475 A JP S6196475A JP 59217891 A JP59217891 A JP 59217891A JP 21789184 A JP21789184 A JP 21789184A JP S6196475 A JPS6196475 A JP S6196475A
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JP
Japan
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voltage
ceramic capacitor
screening
temp
samples
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JP59217891A
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Takashi Tomaru
外丸 隆
Taiji Yoshino
吉野 泰司
Akira Tsukada
塚田 旭
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製造されたセラミックコンデンサの中から、
内部欠陥の無いもの、またはそのおそれの無いものを非
破壊で選別(スクリーニング)する方法に関する。
〔従来の技術〕
積層セラミックコンデサは、著しく小型化と大容量化が
進められ、誘電体の厚みがIO数μmと極めて薄いもの
が用いられるようになった。
これに伴い、誘電体内部の僅かな欠陥も積層セラミック
コンデンサの信頼性を低下させる原因となる。
このような積層セラミックコンデンサの非破壊によるス
クリーニングは9次ぎのような高温負荷試験により実施
されている。即ち、製造された積層セラミックコンデン
サを、当該コンデンサについて定められた最高使用温度
に設定された試験槽の中に収納し、この状態で定格電圧
の2倍に当たる直流電圧を1000時間印加する。
しかる後、コンデンサの特性(特に絶縁抵抗IR)が劣
化したものを除去し、劣化しないものを使用するという
方法である。
この方法でスクリーニングされた積層セラミックコンデ
ンサの中には1機器に組み込んで使用した場合に短絡等
のトラブルを早期に起こすものはない。  ” 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、 1ooo時間という長い時間を費して
スクリーニングをすることは、生産性等の点から実用的
ではない。
本発明は、上記従来のスクリーニング法の問題を解決し
、セラミックコンデンサのスクリーニングを短時間で確
実に行う方法を提供するものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明によるスクリーニング方法は、セラミックコンデ
ンサを、その最高使用温度を越える温度に加熱した状態
で、これに印加した直流電圧を絶縁破壊が生じる電圧以
下の電圧域において徐々に昇圧させながら、同漏電流が
急激に増加したセラミックコンデンサを除去する方法で
ある。
〔作 用〕
′本件発明者らは、従来のスクリーニング方法を検討す
る過程で、多数のセラミックコンデンサをその最高使用
温度を越える温度下において。
印加した直流電圧を徐々に昇圧させたときに。
一部のコンデンサに漏電流が急激に増加す、る現象く以
下、「ホッピング現象」という。)を生じるものがある
こと、及びこの現象を生じたものの中に、高温負荷試験
で早期に特性の劣化するものが高い比率で存在すること
を見いだした。
本発明は、この知見に基づきなされたものである。
即ち、上記のようにして多数の積層コンデンサを試験し
た場合、印加電圧の増加に伴って漏電値が漸次増加して
いくもの(図面中aやC)と、それまで僅かずつ増加し
ていた漏電流値が成る電圧のところで急激に増加し、そ
れ以上の電圧では再び漏電流が漸次増加するもの(図面
中すやd)とがある。
前者と後者に属する積層セラミックコンデンサを幾つか
ずつ2000時間までの高負荷試験にかけてみると、前
者の積層セラミックコンデンサでは特性の変化の見られ
るものが無い。これに対し、後者の積層セラミックコン
デンサでは。
高温負荷試験後に特性の変化を示すものが高い比率で発
生しているのが見られる。
従って上記ホッピング現象の有無を調べることにより、
高温負荷試験により特性の変化を示すおそれのある積層
セラミックコンデンサを予め選別し、除去することがで
きる。
このホンビッグ現象は1次ぎのような原因で発生するも
のと考えられる。即ち、積層セラミックコンデンサには
、Nb205 、La203 +Nd2O3等の不純物
が僅かに含まれた誘電体材料が通常使用されている。積
層セラミックコンデンサの誘電体層は、誘電体粒子とこ
れより絶縁抵抗の高い絶縁物とからなるが、これを非、
 酸化雰囲気中で焼成したとき、上記不純物が誘電体粒
子の表面に拡散して析出するか、または同粒子表面を覆
う絶縁物と反応し、一部が原子価制御型の半導体化する
この半導体化した物質は、常温での抵抗値より高温での
抵抗値が低くなる。このため、常温では特性の変化を示
さなかった積層セラミックコンデンサでも、より高い温
度で電圧を上昇させながら直流電圧を印加していくと、
まず絶縁性の弱い上記半導体化された部分を通して電流
が流れ、これがトリガとなって漏電流の急激な増加現象
、つまりホッピング現象が現れるものと考えられる。
但しこの現象は、絶縁破壊のような極端な漏電流の増加
を伴うものではなく、また永久的な絶縁抵抗の低下とい
った状態に至らない。
〔実施例〕
次ぎに1本発明の実施例について述べる。
実施例l BaCO3、CaCO3、TiO2、ZrO2等からな
る誘電体材料と、Niペーストを用いて常法に従い、非
酸化雰囲気中で焼成し、 5000個の積層セラミック
コンデンサを作った。このコンデンサは13.21mX
 2.5鰭X 0.9+amの角形チップであり、これ
を構成する誘電体1層の厚みは16μm2層数は、40
層である。これらのコンデンサを常温でlにllzにお
ける静電容量C(μF)と誘電体損失tanδ(%)を
測定し、さらに直流電圧50Vにおける印加開始から2
0秒後の絶縁抵抗IR(MΩ)を測定し、それぞれ次ぎ
の範囲にあるものを初期良品として選別した。
静電容量C1,0〜1.1μF tan δ      1.5〜1.7%絶縁抵抗IR
Q、5〜1.5XIO’ MΩこうして選別された試料
1000個を80℃の温度に保持された恒温槽に入れ、
この状態でIOVから100 Vまで15秒毎にIOV
ずつ段階的に電圧を上昇させながら、漏電流を測定した
この結果、第1図のaで示すように、直流電圧の上昇に
伴って概ね一定の割合で僅かずつ漏電流が増加していく
ものと、同図のbで示すように、ある電圧のところで急
激な漏電流の増加。
即ちホッピング現象が見られ、それ以上の電圧ではまた
再び僅かずつ漏電流が増加するものとがあった。後者の
全体に対する比率は1%であった。
次ぎに前者と後者の双方から無作為に100個ずつの積
層セラミックコンデンサを選び出し。
これを85℃に設定された恒温槽の中に入れ、JIS−
C5102に従い、定格電圧の2倍の電圧(50V)を
印加し、 2000時間までのif’li温負荷試験を
実施した。このとき、別表に示す時間毎に絶縁抵抗IR
を測定し、これが103MΩ以下となったものを「不良
」と定め、その累積数を別表のa、  bの各欄に示し
た。
この結果によれば、ホッピング現象を生じなかったaの
試料100個の中には、 2000時間までの高温負荷
試験において不良とされたものは無かったのに対し、ホ
ッピング現象を生したbの試料1001[1i1の中に
は、 1000時間の高温負荷試験で不良とされた試料
が14個あった。
実施例2 実施例1において恒温槽の温度を80℃から。
120℃に上げ、それ以外は同じ方法2条件で図面にお
いてCの符合で示すようにホッピング現象を生じなかっ
た試料と、同じ(dの符合で示”=rように生じた試料
とを選崩した。前者の全体に対する比率は約3%であっ
た。この中からそれぞれ無作為に100個ずつの試料を
選び出し。
上記実施例1と同様にして85℃、50■の高温負荷試
験により、不良とされた試料の累積数をそれぞれ別表の
Cとdの各欄に示した。
この場合も、ホッピング現象を生じなかったCの試料1
00個の中には、 2000時間までの高温負荷試験に
おいて不良とされたものは無かったのに対し、ホッピン
グ現象を生じたdの試料100(litの中には、 1
000時間の高温負荷試験で不良とされた試料が20(
rMあった。
別   表 試料100iUIA中の個数 〔参考例〕 上記実施例1の基準により初期良品とされた試料100
個を本発明による方法でスクリーニングせずに、−律に
85℃、50vの高温負荷試験を2000時間まで実施
したところ、不良とされた試料の累積数は、別表の割合
(試料100個中の*)で現れた。
〔発明の効果〕
以上説明した通り1本発明によれば、直流電圧を上げな
がら漏電流を測定し、ホッピング現象が生じるか否かを
検知するという方法で、高温負荷試験で特性の変化を示
すおそれのあるものを予め除去することができるので、
長い時間をかけずに、確実なスクリーニングができるよ
うになる。よってスクリーニングの効率の向上と信頼性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は2本発明の実施例において、積層セラミックコン
デンサ(試料)に印加した直流電圧と漏電流との関係を
示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミックコンデンサを、その最高使用温度を越える温
    度に加熱した状態で、これに印加した直流電圧を絶縁破
    壊を生じる電圧より低い電圧域において、徐々に昇圧さ
    せながら、漏電流が急激に増加したセラミックコンデン
    サを除去することを特徴とするセラックコンデンサのス
    クリーニング方法。
JP59217891A 1984-10-17 1984-10-17 セラミックコンデンサのスクリ−ニング方法 Granted JPS6196475A (ja)

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JPH0421329B2 JPH0421329B2 (ja) 1992-04-09

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