JPS619601A - 光学レンズ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は単レンズに係り、特に球面収差を補正した非球
面レンズに好適な光学レンズに関する。

〔発明の背景〕

従来の比較的短焦点の光学レンズは、球面収差を補正す
るために何枚かの球面レンズを使用し組みレンズとした
もの、又はガラス面を非球面に研磨した非球面レンズで
あったので、前者の場合はレンズ枚数が多く重量が重い
、２゛し７．　ｚ・・大きい、レンズ間スペーサやホル
ダが必要、又後者の場合は複雑なガラスの研磨がｌ要と
なり高価となるという欠点があった。又従来の非球面プ
ラスチッ゛クレンズは面精度の点で、光学ガラス製のも
のに比べて１桁悪いという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、小型軽量の単レンズで、かつ特殊な研
磨を必要としない安価な、かつ従来の非球面プラスチッ
クレンズの２倍程度の透通波面精度の得られる光学レン
ズを提供することにある。

〔発明の概要〕

比較的短焦点距離の光学レンズを小型・軽量のために単
レンズで実現するには、非球面レンズを使用しなくては
ならないが、光学ガラス製のものは特殊研磨のため高価
である、又プラスチック製のものでは面精度の良いもの
を得にくい。そこで、光学ガラス製レンズの面精度がブ
４ノ升、ン　　）ニー。

ガラスレンズの片面に球面収差補正用の非球面プラスチ
ックレンズを密着成形させることによって、単レンズで
しかも比較的透過波面精度の良い光学レンズを得た。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を第１図、第２図に占り説明する。

第１図は、光学ガラスを使用した平凸レンズの平面側に
プラスチックの非球面レンズを密着成形したもの、第２
図は、光学ガラスを使用した両凸レンズの片方の凸面に
プラスチックの非球面レンズを密着成形したものである
。

本実施例によれば、高精度に平面研磨・球面研磨された
光学ガラスによる単レンズの片面に、球面収差を補正す
るためのプラスチックの非球面レンズ′を密着成形した
ことによって、比較的短焦点距離の光学レンズを小型・
軽量の単レンズで、かつ特殊研磨を必要としないので安
価に提供でき又、従来のプラスチック単体の非球面レン
ズの２倍程度の透過波面精度を得る効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、片面が高精度なガラス研磨面、もう一
方の面が球面収差を補正するよ°うな非球面のプラスチ
ック成形面で得られる単レンズのため、小型・軽量の単
レンズで、しかも特殊な研磨を必要とせずに安価で、か
つ従来のプラスチックレンズの２倍の透過波面精度をも
つ光学単レンズを提供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例の断面図である。 １・・・平凸レンズ（光学ガラス製）、２・・・非球面
レンズ（プラスチック製）、６・・・両凸レンズ（光学
ガラス製）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、光学ガラスよりなる片面が平面状でもう一方の面が
   球面状、あるいは両面が球面状に研磨された単レンズに
   おいて、そのどちらか一方の面にプラスチックを密着成
   形したことを特徴とする光学レンズ。