JPS6195322A - 光通信用位相変調光発生装置 - Google Patents
光通信用位相変調光発生装置Info
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- JPS6195322A JPS6195322A JP21773884A JP21773884A JPS6195322A JP S6195322 A JPS6195322 A JP S6195322A JP 21773884 A JP21773884 A JP 21773884A JP 21773884 A JP21773884 A JP 21773884A JP S6195322 A JPS6195322 A JP S6195322A
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- JP
- Japan
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- light
- wavelength
- intensity
- modulated
- ray
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/3515—All-optical modulation, gating, switching, e.g. control of a light beam by another light beam
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、位相変調光を発生する位相変調光発生装置
に関する。
に関する。
(従来技術とその問題点)
半導体レーザは、その注入電流を制御する仁とによシそ
の光出力強度を変化でき、またその応答が極めて高速の
ため、パルス直接検波及びASK(アンブリチェート
シフト キイイング)ヘテロダイン検波光通信系の光源
として極めて優れている。また半導体レーザはその注入
電流を微小に変化させると、その出力光の光周波数がI
GH2以上変化(チャープ)するが、この特性を利用
してFSX(フリークエンシイ シフト キイイング)
ヘテロダイン光通信系の光源としても適用が可能である
(例えばI EEE ジャーナル オプ カンタム
エレクトロニクス誌、QE−18巻、4号、582ペー
ジ、1982年)。以上のごとく半導体レーザは上記3
検波方式を用いる光通信系の光源として適しているが、
その理由は、半導体レーザの信頼性が極めて高いことと
共に同レーザは前記のごとく直接高速変調が可能である
ため、系の単純化及び低廉化が可能であることが挙げら
れる。
の光出力強度を変化でき、またその応答が極めて高速の
ため、パルス直接検波及びASK(アンブリチェート
シフト キイイング)ヘテロダイン検波光通信系の光源
として極めて優れている。また半導体レーザはその注入
電流を微小に変化させると、その出力光の光周波数がI
GH2以上変化(チャープ)するが、この特性を利用
してFSX(フリークエンシイ シフト キイイング)
ヘテロダイン光通信系の光源としても適用が可能である
(例えばI EEE ジャーナル オプ カンタム
エレクトロニクス誌、QE−18巻、4号、582ペー
ジ、1982年)。以上のごとく半導体レーザは上記3
検波方式を用いる光通信系の光源として適しているが、
その理由は、半導体レーザの信頼性が極めて高いことと
共に同レーザは前記のごとく直接高速変調が可能である
ため、系の単純化及び低廉化が可能であることが挙げら
れる。
しかし、上記3検波方式のいずれよシも高い受信感度が
実現できるPSK(フェイズ シフト キイイング)ヘ
テロゲイン及びホモダイン検波方式においては(例えば
ジャーナル オブ オプティカルコミュニケーシッンズ
誌、2巻、3号、82ページ、1981年)、従来は半
導体レーザの直接変調が不可能であり九ため、ボッケル
効果等を利用した外部変調器を用いる必要があった。こ
のように外部変調器を用いると、装置が複雑で高価にな
るのみならず、外部変調器の挿入による光損失によりP
SKヘテロダイン及びホモダイン検波方式の特徴である
高受信感度による伝i距離の増大を#1ぼ相殺してしま
うという問題があった。
実現できるPSK(フェイズ シフト キイイング)ヘ
テロゲイン及びホモダイン検波方式においては(例えば
ジャーナル オブ オプティカルコミュニケーシッンズ
誌、2巻、3号、82ページ、1981年)、従来は半
導体レーザの直接変調が不可能であり九ため、ボッケル
効果等を利用した外部変調器を用いる必要があった。こ
のように外部変調器を用いると、装置が複雑で高価にな
るのみならず、外部変調器の挿入による光損失によりP
SKヘテロダイン及びホモダイン検波方式の特徴である
高受信感度による伝i距離の増大を#1ぼ相殺してしま
うという問題があった。
(発明の目的)
この発明の目的は、ポッケルスセル等の外部位相変調器
を必要としない位相変調光発生装置を提供することにあ
る。
を必要としない位相変調光発生装置を提供することにあ
る。
(発明の構成)
本発明の位相変調光発生装置は、少なくとも1つの非線
形物質と、強度変調された光を出力する第1の光源部と
、この光源部からの光の波長とは異なる波長を出射する
第2の光源と、該強度変調された光線と前記第2の光源
からの光線を、前記非線形物質内に重なるように入射さ
せるための合波器と、非線形物質出力端にて、前記の異
なる波長の2光線を分波するための分波器とを備えるこ
とを特−とする。
形物質と、強度変調された光を出力する第1の光源部と
、この光源部からの光の波長とは異なる波長を出射する
第2の光源と、該強度変調された光線と前記第2の光源
からの光線を、前記非線形物質内に重なるように入射さ
せるための合波器と、非線形物質出力端にて、前記の異
なる波長の2光線を分波するための分波器とを備えるこ
とを特−とする。
(本発明の原理)
本発明は、非線形物質内に第1の光線と、第iの光線と
波長の異なる第2の光線を前記非線形物質内□に重なる
ように入射させると、一方の光線の位相が他方の光線の
強度に比例して変化するという非線形物質の3次非線形
感受率の実数部に起因する非線形゛効果を利用するが、
同効果については現在までに検討されていなかったので
、とζで同効果の簡単な説明を行なう。
波長の異なる第2の光線を前記非線形物質内□に重なる
ように入射させると、一方の光線の位相が他方の光線の
強度に比例して変化するという非線形物質の3次非線形
感受率の実数部に起因する非線形゛効果を利用するが、
同効果については現在までに検討されていなかったので
、とζで同効果の簡単な説明を行なう。
3次非線形感受率に起因する現象は、3次の非線形分極
を非斉7項とす7:s M a−11(F)方程式6解
1゛くことによシ解析できる。ここでは簡単
のために第1及び第2の光線の電界が2方向に進行する
平面波で表わされ、且つそれらが同一方向に偏光してい
るとする。したがって非線形物質内の全電界は Etotal (z、t)=E1(z)e−1(”1t
−”t)+E1(z)’e−””!t−”’+c、c、
(1)で与えられる。ただしe”、 e 、は複素
共役□項を表わす。3次の非線形分極d″ □
PrN−=4x(シNK 窟
(2)で与えられるが、ここで式(1)の
電界を式(2)に代入して式(1′)のE total
と結合する項だけを残すと、非線形物質内で誘起される
非線形分極が次のように求まる。
を非斉7項とす7:s M a−11(F)方程式6解
1゛くことによシ解析できる。ここでは簡単
のために第1及び第2の光線の電界が2方向に進行する
平面波で表わされ、且つそれらが同一方向に偏光してい
るとする。したがって非線形物質内の全電界は Etotal (z、t)=E1(z)e−1(”1t
−”t)+E1(z)’e−””!t−”’+c、c、
(1)で与えられる。ただしe”、 e 、は複素
共役□項を表わす。3次の非線形分極d″ □
PrN−=4x(シNK 窟
(2)で与えられるが、ここで式(1)の
電界を式(2)に代入して式(1′)のE total
と結合する項だけを残すと、非線形物質内で誘起される
非線形分極が次のように求まる。
P =4x、(’6E11E、It−”””””+e
E、IE11a−1(Wst−”” ))+e、e、(
3)但しX は3次の非線形感−′率である。ここで実
際にはI’tl旧11”、 i=1.2.に比例する項
も結合項としてでるが、これらの項゛は一定の゛位相変
化を表わし本発明の動作には影響しないので無視す□る
。
E、IE11a−1(Wst−”” ))+e、e、(
3)但しX は3次の非線形感−′率である。ここで実
際にはI’tl旧11”、 i=1.2.に比例する項
も結合項としてでるが、これらの項゛は一定の゛位相変
化を表わし本発明の動作には影響しないので無視す□る
。
そこで式(1)と(2)をMam1*の方程式(egs
+単位系)に代入し、5VEA法(例えばF・ザーナイ
クJ、Lミツドウィンター著、アプライド ノンリニヤ
オプティックス、ジョン ウィリー アン)’ t
ンX、1973年)によシ簡単化すると次の連立方程式
が求まる。
+単位系)に代入し、5VEA法(例えばF・ザーナイ
クJ、Lミツドウィンター著、アプライド ノンリニヤ
オプティックス、ジョン ウィリー アン)’ t
ンX、1973年)によシ簡単化すると次の連立方程式
が求まる。
ここで
であ1、−nliびλ1は1光の比屈折率及び波長であ
る。また非線形物質による・光損失を表わす項、αIE
1/2.を加えた。一般にX−は複素数であ・るが、こ
とでは前記のごとく□−を実数とする。この条□件は波
長間隔が十分に狭い時は一般に成立する。゛すると仁の
連立微分方程式は解析的に解けて、その解析解は以下の
ようである。
る。また非線形物質による・光損失を表わす項、αIE
1/2.を加えた。一般にX−は複素数であ・るが、こ
とでは前記のごとく□−を実数とする。この条□件は波
長間隔が十分に狭い時は一般に成立する。゛すると仁の
連立微分方程式は解析的に解けて、その解析解は以下の
ようである。
ε1(z)=CH(o) e −”” 、 i=1 、
2 ’ (7)φ1(L)=φ5(o)
−ktlS(o)(1−6)/am (8ml φ、(す=φr(o) −丁kl’W(ol[1g−(
ItL)/a。
2 ’ (7)φ1(L)=φ5(o)
−ktlS(o)(1−6)/am (8ml φ、(す=φr(o) −丁kl’W(ol[1g−(
ItL)/a。
(8b)
但し。
E i (z)=−ε1(z)6’φt(z)、 i
=1,2(9)= 3 によシ複素振幅別(zlを実数振幅gi(,1と実数位
相φ1(zlKおきかえ九〇またLは非線形物質の長さ
である5式(7)は2光線の強度変化が一般的な光減衰
であることを示している0しかし式(8)は、第1(ま
たは2)の光線の非線形物質出射時(z=L)の位相が
第2(または1)の光線の入力強度に依存することを示
している。
=1,2(9)= 3 によシ複素振幅別(zlを実数振幅gi(,1と実数位
相φ1(zlKおきかえ九〇またLは非線形物質の長さ
である5式(7)は2光線の強度変化が一般的な光減衰
であることを示している0しかし式(8)は、第1(ま
たは2)の光線の非線形物質出射時(z=L)の位相が
第2(または1)の光線の入力強度に依存することを示
している。
次に、第1図と式(8)を用いて本発明の動作原理を詳
しく説明する・第1図(蜀において、lと2はCW発振
レーザであシ、その発振波長はλ、とλ!である。また
波長間隔は10cm−1以下であシ、この波長間隔では
非線形感受率は実質的に実数である。レーザーの出力光
(第1の光線)は第1図(B)の(a)に示されている
ように連続光であるが、レーザ2の出力光(第2の光線
)はパルス信号源4によシ駆動される強度変調器3によ
シ第1図(lの(b)に示されているように強度変調さ
れている。しかる後に、レーザ1とレーザ2の出力は合
波器5によシ合波され、非線形物質7に入射される。従
りら分かるように波長がλ、の光線の入力強度は既に蓮
べたように強度変調器によシある値(ηとゼロの間をス
テップ状に変化している。ところで、式(8)によると
第1の光線の非線形物質出射時の位相は第2の光線の入
力強度に依−存する。このため第1の光線の非線形物質
出方端に於ける位相は、第1図(B)の(c)K示され
ているように第2の光線がゼロの部分とその他の部分と
では異なる。すなわち式(8)から分かるよりに、第1
の光線の非線形物質出力端の位相は第2の光線の強度が
ゼロの時はゼロであるが(但し第1の光線の非線形物質
入射面での位相をゼロとした)、ゼロ以外の時はその値
に比例し丸値である。従りてレーザ2の出力光(波長λ
、)を強度変調器3KJニジ符号化することKよシ、レ
ーザlの出力光(波長λl)が位相変調され、位相変調
により符号化された波長21の光線が非線形物質出力端
から得られる0その後に分波器8によ)位相変調された
、波長がλ1の光線を分離する。
しく説明する・第1図(蜀において、lと2はCW発振
レーザであシ、その発振波長はλ、とλ!である。また
波長間隔は10cm−1以下であシ、この波長間隔では
非線形感受率は実質的に実数である。レーザーの出力光
(第1の光線)は第1図(B)の(a)に示されている
ように連続光であるが、レーザ2の出力光(第2の光線
)はパルス信号源4によシ駆動される強度変調器3によ
シ第1図(lの(b)に示されているように強度変調さ
れている。しかる後に、レーザ1とレーザ2の出力は合
波器5によシ合波され、非線形物質7に入射される。従
りら分かるように波長がλ、の光線の入力強度は既に蓮
べたように強度変調器によシある値(ηとゼロの間をス
テップ状に変化している。ところで、式(8)によると
第1の光線の非線形物質出射時の位相は第2の光線の入
力強度に依−存する。このため第1の光線の非線形物質
出方端に於ける位相は、第1図(B)の(c)K示され
ているように第2の光線がゼロの部分とその他の部分と
では異なる。すなわち式(8)から分かるよりに、第1
の光線の非線形物質出力端の位相は第2の光線の強度が
ゼロの時はゼロであるが(但し第1の光線の非線形物質
入射面での位相をゼロとした)、ゼロ以外の時はその値
に比例し丸値である。従りてレーザ2の出力光(波長λ
、)を強度変調器3KJニジ符号化することKよシ、レ
ーザlの出力光(波長λl)が位相変調され、位相変調
により符号化された波長21の光線が非線形物質出力端
から得られる0その後に分波器8によ)位相変調された
、波長がλ1の光線を分離する。
尚、第1図(A)においてはレーザ2、強度変調器3、
パルス信号源4とから第1の光源部が構成されている例
を示した。
パルス信号源4とから第1の光源部が構成されている例
を示した。
(実施例)
第2図は光源に半導体レーザを用いた本発明の一実施例
である。半導体レーザlは安定化電源3によシ直接駆動
され、その出力はCW光である。
である。半導体レーザlは安定化電源3によシ直接駆動
され、その出力はCW光である。
ここではこの半導体レーザlが第2の光源に相当する。
半導体レーザ1の発振波長(λ、)は1.55μmでま
た光出力は10mWである。半導体レーザ1はこのよう
KCW発振であるが、半導体レーザ2はパルス信号源4
によシ強度変調される。すなわち前項本発明の原理では
外部変調器を用いてCWレーザ光を第1図(同の(bl
K示されているようにオン−オフ変調したが、本実施例
に於いては半導体レーザの注入電流を変化させることに
よシ、その光出力を直接変調している。すなわち半導体
レーザ2とパルス信号源4とから第1の光源部を構成し
ている0半導体レーザ2の発振波長(λりは1.552
μmで、その出力強度は10mWである。これら2つの
レーザからの出力光は合波器5にょシ合波されたのち、
レンズ6にょシ直径5μm以下に絞られて非線形物質に
入射される。この非線形物質は光通信系の伝送路である
元ファイバそのものを利用した。前記2波長の光線の伝
播速度が同一(速度整合)であることが望ましいので、
この実施例では1.5μm帯にゼロ分散波長を持つ直径
4μm(実効直径は5μm程度)の単一モードファイバ
を用い九〇光ファイバ内において、前項本発明の原理に
おいて既に説明したように、3次の非線形感受率に基づ
く非線形効果により波長がλ、の光線の光フアイバ出力
端の位相が、強度変調された波長がλ、の光線の入力強
度に従って変化する。この位相変化は式(8)で与えら
れるが、光ファイバ7の損失が0.3de/kmで光フ
ァイバ長が50 km以上とするとαIL>>1が成立
するので1式(8)は次のように簡単化される0 φ、 (L)=φt (o)−Tkt Kg (o)
(10)また本実施例に於いては波長がλ
、の光線の入力強度がゼロとlOmWの2値変化をする
が、この変化に伴う波長が11の光線の光7アイパ出力
端における位相変化は上式から Δφ* (Q=475 k重
(11)となる・に、は式(6)で与えら
れるが、この値は3沃の非線形感受率に依存する。Bi
as系の光ファイバーは上記の波長差程度では実質的に
実数で、その値は6X10 esu程度である(フィ
ジカルレビュー8誌、11巻、2号、964ページ、1
975年)。また光ファイバの屈折率は1.45程度で
ある・以上の値を用いて式(11)から波長がλ1のフ
ァイバ出力端における位相変化が約πであることがわか
る@従って光フアイバ出力は波長がλ、の強度変調によ
シ符号化された光線と波長がλ1で前記の強度変調のパ
ターンに従って変調度がπで位相変調された光線である
が、このセ光線を分波器8によシ分離する。しかる後に
位相変調され九波長がλ言の光線を光P8にヘテロダイ
ンもしくはホモダイン受信回路9に導き、符号を復調す
る。
た光出力は10mWである。半導体レーザ1はこのよう
KCW発振であるが、半導体レーザ2はパルス信号源4
によシ強度変調される。すなわち前項本発明の原理では
外部変調器を用いてCWレーザ光を第1図(同の(bl
K示されているようにオン−オフ変調したが、本実施例
に於いては半導体レーザの注入電流を変化させることに
よシ、その光出力を直接変調している。すなわち半導体
レーザ2とパルス信号源4とから第1の光源部を構成し
ている0半導体レーザ2の発振波長(λりは1.552
μmで、その出力強度は10mWである。これら2つの
レーザからの出力光は合波器5にょシ合波されたのち、
レンズ6にょシ直径5μm以下に絞られて非線形物質に
入射される。この非線形物質は光通信系の伝送路である
元ファイバそのものを利用した。前記2波長の光線の伝
播速度が同一(速度整合)であることが望ましいので、
この実施例では1.5μm帯にゼロ分散波長を持つ直径
4μm(実効直径は5μm程度)の単一モードファイバ
を用い九〇光ファイバ内において、前項本発明の原理に
おいて既に説明したように、3次の非線形感受率に基づ
く非線形効果により波長がλ、の光線の光フアイバ出力
端の位相が、強度変調された波長がλ、の光線の入力強
度に従って変化する。この位相変化は式(8)で与えら
れるが、光ファイバ7の損失が0.3de/kmで光フ
ァイバ長が50 km以上とするとαIL>>1が成立
するので1式(8)は次のように簡単化される0 φ、 (L)=φt (o)−Tkt Kg (o)
(10)また本実施例に於いては波長がλ
、の光線の入力強度がゼロとlOmWの2値変化をする
が、この変化に伴う波長が11の光線の光7アイパ出力
端における位相変化は上式から Δφ* (Q=475 k重
(11)となる・に、は式(6)で与えら
れるが、この値は3沃の非線形感受率に依存する。Bi
as系の光ファイバーは上記の波長差程度では実質的に
実数で、その値は6X10 esu程度である(フィ
ジカルレビュー8誌、11巻、2号、964ページ、1
975年)。また光ファイバの屈折率は1.45程度で
ある・以上の値を用いて式(11)から波長がλ1のフ
ァイバ出力端における位相変化が約πであることがわか
る@従って光フアイバ出力は波長がλ、の強度変調によ
シ符号化された光線と波長がλ1で前記の強度変調のパ
ターンに従って変調度がπで位相変調された光線である
が、このセ光線を分波器8によシ分離する。しかる後に
位相変調され九波長がλ言の光線を光P8にヘテロダイ
ンもしくはホモダイン受信回路9に導き、符号を復調す
る。
以上は一実施例についての説明であシ1本発明は上記の
実施例に限定される訳ではない。上記実施例においては
非線形物質として光ファイバを用いたが、他の非線形物
質を用いて亀より、例えば、GaAs/GaAjAs系
の超格子材料は波長0.8μmの光吸収端付近の波長に
於いて、極めて大きな実効3次非線形感受率(〜6X1
0 esu)を有することが知られている(オプティ
ックスVターズ誌、8巻、9号、477ページ、198
3年)otた、1.5μm付近に吸収端を持つAjGI
AISb等の半導体による超格子材料は同波長に於いて
大きな実効3次非線形感受率を持つことが予想され、こ
の場合は厚さが0.001J1m程度の超格子材料を非
線形物質として利用できる。また本実施例に於いては2
台の半導体レーザを用いたが、強度変調された光線イ発
生用に直接変調が可能で出力が10 mW程度の半導体
レーザを用い、位相変調されるCW光発生用に発振波長
が1.55μmの高出力カラーセンタレーザなどを用い
ることができる0この場合は位相変調されたブt、線の
強度が大きいので、それに伴う伝送距離の増大が図れる
0 (発明の効果) 本発明によ、り、PSK元ヘ元口テロダインホモダイン
通信系において位相変調光発生に従来は不可欠であった
外部変調器を、用いずに、半導体レーザの直接変調が可
能である@このため装置の単純化及び低廉化が可能であ
るばかシでなく、外部変調器の挿入損失がなくなること
Kよる伝送距離の増大が可能である。 ・
実施例に限定される訳ではない。上記実施例においては
非線形物質として光ファイバを用いたが、他の非線形物
質を用いて亀より、例えば、GaAs/GaAjAs系
の超格子材料は波長0.8μmの光吸収端付近の波長に
於いて、極めて大きな実効3次非線形感受率(〜6X1
0 esu)を有することが知られている(オプティ
ックスVターズ誌、8巻、9号、477ページ、198
3年)otた、1.5μm付近に吸収端を持つAjGI
AISb等の半導体による超格子材料は同波長に於いて
大きな実効3次非線形感受率を持つことが予想され、こ
の場合は厚さが0.001J1m程度の超格子材料を非
線形物質として利用できる。また本実施例に於いては2
台の半導体レーザを用いたが、強度変調された光線イ発
生用に直接変調が可能で出力が10 mW程度の半導体
レーザを用い、位相変調されるCW光発生用に発振波長
が1.55μmの高出力カラーセンタレーザなどを用い
ることができる0この場合は位相変調されたブt、線の
強度が大きいので、それに伴う伝送距離の増大が図れる
0 (発明の効果) 本発明によ、り、PSK元ヘ元口テロダインホモダイン
通信系において位相変調光発生に従来は不可欠であった
外部変調器を、用いずに、半導体レーザの直接変調が可
能である@このため装置の単純化及び低廉化が可能であ
るばかシでなく、外部変調器の挿入損失がなくなること
Kよる伝送距離の増大が可能である。 ・
第1図((転)はこの発明の一実施例を示す図。同図に
おいて、lと2はCWレーザ、3は光強度変調器、4は
パルス信号源、5は合波器、7は非線形物質、8は分波
器である。。 第1図(tlは第1図((転)に示されているA点、B
点、及び0点における光波形を示す図で、同図(、a)
は第1図A点での゛光波形を、同図(1は第1図B点て
の光波形を、そして同図(c)は第1r!!JC点での
光波形を示す。 第2図は光源として直接変調可能な半導体レーザを、ま
た非線形物質として光ファイバを用いた実施例を示す図
。同図に於いて1と2は半導体レーザ、3は安定化電源
、4はパルス信号源、5は合波器、6はレンズ、7は元
ファイバ、8は分波器、9は光受信回路である・ 乙′−−°二:Il1 代肩人弁履士内H、Hr、□、 、、/\、−一/ 71図 時間 72図
おいて、lと2はCWレーザ、3は光強度変調器、4は
パルス信号源、5は合波器、7は非線形物質、8は分波
器である。。 第1図(tlは第1図((転)に示されているA点、B
点、及び0点における光波形を示す図で、同図(、a)
は第1図A点での゛光波形を、同図(1は第1図B点て
の光波形を、そして同図(c)は第1r!!JC点での
光波形を示す。 第2図は光源として直接変調可能な半導体レーザを、ま
た非線形物質として光ファイバを用いた実施例を示す図
。同図に於いて1と2は半導体レーザ、3は安定化電源
、4はパルス信号源、5は合波器、6はレンズ、7は元
ファイバ、8は分波器、9は光受信回路である・ 乙′−−°二:Il1 代肩人弁履士内H、Hr、□、 、、/\、−一/ 71図 時間 72図
Claims (1)
- 1つの非横形物質と、強度変調された光を出力する第1
の光源部と、この光源部からの光の波長とは異なる波長
の光を出力する第2の光源と、第1の光源からの強度変
調された光線と前記第2の光源からの光線を、前記非線
形物質内に重なるように入射させるための合波器と、前
記非線形物質の出力端にて、前記の異なる波長の2光線
を分波するための分波器とを少なくとも備えることを特
徴とする光通信用位相変調光発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21773884A JPS6195322A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 光通信用位相変調光発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21773884A JPS6195322A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 光通信用位相変調光発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6195322A true JPS6195322A (ja) | 1986-05-14 |
Family
ID=16708974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21773884A Pending JPS6195322A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 光通信用位相変調光発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6195322A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6364035A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-22 | Nec Corp | 光波長変換回路 |
JPH025030A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-09 | Nec Corp | 光制御方法および光制御素子 |
JPH02124540A (ja) * | 1988-05-06 | 1990-05-11 | Hitachi Ltd | 量子干渉光素子 |
CN103308209A (zh) * | 2012-03-06 | 2013-09-18 | 上海华魏光纤传感技术有限公司 | 光纤点式测温系统 |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP21773884A patent/JPS6195322A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6364035A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-22 | Nec Corp | 光波長変換回路 |
JPH02124540A (ja) * | 1988-05-06 | 1990-05-11 | Hitachi Ltd | 量子干渉光素子 |
JP2928532B2 (ja) * | 1988-05-06 | 1999-08-03 | 株式会社日立製作所 | 量子干渉光素子 |
JPH025030A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-09 | Nec Corp | 光制御方法および光制御素子 |
CN103308209A (zh) * | 2012-03-06 | 2013-09-18 | 上海华魏光纤传感技术有限公司 | 光纤点式测温系统 |
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