JPS6194670A - パチンコ玉の揚送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は汚れた玉磨ペレットを清浄する拾造を備えたパ
チン声玉の揚送装置に関するものである。

［従来の技術及びその問題点］ パチンコ玉と玉磨ペレットを揚送筒内に導入し、該揚送
筒内に挿入した螺旋コイルの回転によってパチンコ玉を
揚送しながら清浄するパチンコ玉の揚送装置は、例えば
特公昭５５−４５４６号公報等により既に提案され公知
である。しかして、このようなパチンコ玉の揚送装置で
は、パチンコ玉の汚れを玉磨ペレットに付着させて清浄
するものであるから、玉磨ペレットが汚れるとその清浄
効果が弱くなってしまう。このため、従来では玉磨ペレ
ットが汚れるとこれを取出して洗剤等により洗浄し再使
用するようにしていたが、このような洗浄作業は非常に
手間がかかる欠点があった一方、特開昭５９−８０２７
６号公報には汚れた玉磨ペレットを洗浄することなく再
生する研磨材再生機を備えたパチンコ玉の揚送装置が提
案されている。しかし、このものは切削機を回転させて
玉磨ペレットの表面を削り取るものであるから、玉磨ペ
レットが小さくなりすぎてパチンコ玉を洗浄する効果が
低下する虞れがあるばかりか、玉磨ペレットから削り屑
だけを分離して吸収するには４１ｊ造上非常に困難であ
る。例えば吸引力を強くすれば削り屑と一諸に玉磨ペレ
ットが吸収されてしまうことになり、反対に吸引力を弱
くすれば玉磨ペレットの間に混入した削り屑を完全に吸
収し難いという欠点がある。そして、こわら削り屑は玉
磨ペレットと一諸に再びパチンコ玉に混入されてしまう
ことになり、パチンコ玉の清浄効果を低下させることに
なる。更にＶｉ　Ｅ全体が大掛かりとなって場所をとる
上製作コストが窩くっくという欠点がある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明によるパチンコ玉の揚送装置の特徴は、内部に挿
通した螺旋コイルの回転により玉磨ペレットとパチンコ
玉を撹拌混合しながら揚送する揚送筒の周壁一部に玉磨
ペレットよりも小さな多数のパンチング孔を穿設し、そ
の部分の周壁外側を外筒体により密閉状に囲い、該外筒
体には集じん器の吸込みパイプを接続した構成とする。

尚、ここでいう玉磨ペレットとは合成樹脂粒状物である
。

［作用］ 揚送筒内に導入されたパチンコ玉と玉磨ペレットは、螺
旋コイルの回転により撹拌混合され、玉磨ペレットがパ
チンコ玉に付着した汚れを清浄し、研磨する。一方玉磨
ペレットが揚送筒のパンチング孔に接触するとき、その
表面に付着した汚れが除去されて外筒体に排出され吸込
みパイプを介して集じん器に集められる。玉磨ペレット
は螺旋コイルの回転により揚送筒を上昇する途中で位置
を違えなから繰返えしパンチング孔に接触する。それに
より玉磨ペレットの汚れが完全に除去され、パチンコ玉
の清浄効果が向上する。

［実施例］ 次に図面について本発明の詳細な説明する。

図において、１は基台、２はその基台上面に垂直に設置
された揚送筒であって、内部には全長に亘って螺旋コイ
ル３が挿入されている。螺旋コイル３は線材を螺旋状に
捻って形成され、上端部が揚送筒２の頂部に設置された
モータ４の出力軸５に接続されている。６は揚送筒２の
上端側部に形成された排出口であって、この排出口６に
は選別装置７が接続される。

８は、揚送筒２の下端に連通ずる横方向の移送筒であっ
て、これの内部に螺旋体９が挿入されている。この螺旋
体９は回転軸１０の外周に螺旋コイル１１を巻き付けて
形成されており１回転軸１０の一端がモータ１２に接続
されている。また、移送筒８にはパチンコ玉の導入部１
３が形成されており、その導入部１３には玉流大樋１４
が接続される。

前記選別装置７はパチンコ玉と玉磨ペレットＰとを分離
するため、パチンコ玉の径より小さい隙間の簀の子１５
と、該賛の子１５から落下した玉磨ペレットＰを受ける
ホッパ１６を設けて構成している。

１７は賛の子１５の傾斜下端に接続した玉補給樋、１８
はホッパ１６に落下した玉磨ペレットＰを移送筒８に戻
す回収パイプである。

しかして本発明は、上記揚送装置において、揚送筒２の
下端近くに位置した周壁の一部に玉磨ペレットＰよりも
小径とした多数のパンチング孔１９を穿設し、このパン
チング孔１９を穿設した部分の周壁外側を適当な間隙２
０を持たせて外筒体２１により密閉状に囲い、さらに外
筒体２１には集じん器２２の吸込みパイプ２３を接続す
ることを特徴とする。

尚上記パンチング孔１９を穿設した部分に対向する螺旋
コイル３内には、玉磨ペレットＰが積極的に上方へ送ら
れるようにシャフト２４が介挿されている。

上記構成からなる本発明のパチンコ玉の揚送装置は、パ
チンコ玉と玉磨ペレットＰが導入部１３がら移送筒８内
へ送り込まれる。そして、モータ１２の駆動で螺旋体９
が回転するとき、゛パチンコ玉と玉磨ペレットＰは混合
されっつ揚送筒２内へ移送される。揚送筒２内へ移送さ
れたパチンコ玉と玉磨ペレットＰは別のモータ４の駆動
により回転される螺旋コイル３によって撹拌混合されな
がら除々にその量を増加し排出口６に向って上昇を続け
る。パチンコ玉と玉磨ペレットＰが螺旋コイル３で撹拌
混合されるとき、互いの接触摩擦によってパチンコ玉の
汚れが玉磨ペレットＰに付着し、或いは除去されて玉磨
きが充分に行われる。

一方、玉磨ペレットＰは揚送筒２の周壁に穿設したパン
チング孔１９に接触してその表面に付着した汚れが除去
され、その上シャフト２４の介挿によって積極的に上方
へ送られることで位置を違えながら繰り返しパンチング
孔１９に接触し、その結果玉磨ペレットＰは汚れが完全
に除去されてパチンコ玉と撹拌混合されることになり、
パチンコ玉の清浄効果を一層向上する。そして、玉磨ペ
レットＰから除去さ九た付着物はパンチング孔１９から
外筒体２１との間隙２０に排出され集じん器２２の吸引
作用により吸込みパイプ２３を径で該集しん器２２に集
められる。これによって、玉磨ペレットＰから除去され
た付若物はパチン、コ玉と完全に分離して排除されるこ
とになり再びパチンコ玉に混入して浄化作用を低下させ
るような虞れがない。

このように、揚送筒２内においてパチンコ玉と玉磨ペレ
ットＰの撹拌混合及び玉磨ペレットＰのパンチング孔１
９への接触により、パチンコ玉と玉磨ペレットの双方の
良好な浄化が行われる。そして、揚送筒２の上方に達し
たパチンコ玉は玉磨ペレットＰと共に排出口６から選別
装置７の買の子Ｉ５上に送り出さ九て玉補給樋１７に流
れ出し、玉磨ベレツトＰは笠の子１５の隙間からホッパ
１６に落下して回収パイプ１８により再び移送筒８の導
入部１３に送り込まれる。

［発明の効果コ 以上実施例について説明したように、この発明のパチン
コ玉の揚送装置によれば、揚送筒内において、パチンコ
玉と玉磨ペレットの双方の浄化ができ、かつ玉磨ペレッ
トの浄化によってパチンコ玉の清浄効果が一層向上でき
る。

さらに、玉磨ペレットを揚送筒の周壁に穿設したパンチ
ング孔へ接触させるだけで汚れを除去するものであるか
ら、切削機のような大掛りな研磨材再生機を一切必要と
せず、その結果構造が簡単で製造費が安く、シがも揚送
筒と一体構造とすることができて設置スペースをとらな
いといった実用上の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は装置全
体を断面にして示す正面図、第２図は一部断面にして示
す要部の斜視図である。 ２・・・・揚送筒、３・・・・螺旋コイル、１９・・・
・パンチング孔、２１・・・・外筒体、２２・・・・集
じん器、２３・・・・吸込みパイプ。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部に挿通した螺旋コイルの回転により玉磨ペレットと
   パチンコ玉を撹拌混合しながら揚送する揚送筒の周壁一
   部に玉磨ペレットよりも小さな多数のパンチング孔を穿
   設し、そのパンチング孔を穿設した部分の周壁外側を外
   筒体により密閉状に囲い、該外筒体には集じん器の吸込
   みパイプを接続してなるパチンコ玉の揚送装置。