JPS6194046A - 写真現像剤の活性度評価方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感度測定撲の写真潜像を現像するための現像
剤を使用し、光電透過濃度計により得られた楔プリント
（以後および特許請求の範囲において「カラープリント
」と称する）に関する濃度曲線データを測定し、かかる
データを、標準としてとった一定の活性度の現像剤にお
ける同じ潜在感度測定楔像の現像から得られた少なくと
も一つの参照楔プリントに関する類似データと比較する
工程からなる方法によって写真現像剤の現像活性度を評
価することに関する。

連続したハロゲン化銀写真材料における潜像を現像する
ため現像剤溶液の使用中、溶液の組成は、現像主薬およ
び酸化防止化合物の消費、溶液中へのハロゲン化銀イオ
ンの導入、および大気中の酸素と溶液の反応の結果とし
て変化を受ける。溶液中の現像主薬の量は、露光された
ハロゲン化銀との化学反応および写真材料が溶液を出る
ときそれらと共に現像剤液の取り出しの避けられないこ
とによって減少するようになる。

補給のないとき、現像剤溶液が消費される速度は、温度
、溶液の攪拌程度、個々の写真材料中の現像される（露
光もしくはかぶらせた）ハロゲン化銀の量、および勿論
処理される写真材料の数および種類（ポジまたはネガ）
を含む種々の要因によって決る。

ハロゲン化銀材料例えばグラフィックアート材料の機械
処理においては、できる限り一定に現像条件を保つため
、適切な時に現像剤溶液に１種以上の補充溶液の自動制
御添加を行なうための補給装置が使用されている。

現像剤溶液の活性度は、感度測定模の潜像を現像するた
め溶液を使用し、得られるプリントの濃度特性を、標準
（ｎｏｒｍ　）としてとった予め定められた組成の現像
剤溶液による同じ潜在楔像から作ったいわゆる参照プリ
ントの濃度特性と比較することによって周期的に評価す
ることができる（米国特許第４０８１２８０号参照）。

空気酸化によって生じた現像剤溶液の変化は、二つの実
質的に異なる予め定められた値に像濃度が相当する対照
プリント上の位置を分離する距離（以後濃度範囲と称す
る）を、参照プリント上の同じ像濃度値を分離する距離
と比較することによって評価できる。かかる予定濃度値
は例えば９０９６および５９６人射光透過に相当する値
であることができる。ハーフトーン棟プリントの場合に
おいて、これらは０．０４および１．３０積分濃度に相
当するいわゆる１０％および９５％ドツト値の位置であ
る。上記ハーフトーンプリントの濃度範囲はあるいはス
クリーン範囲と称することができる。

一方ハロゲン化銀材料を現像するのに現像剤溶液を使用
したときその消費程度は、予定像濃度の点（いわゆる感
度点）が生ずる点を対照楔および参照楔に沿った距離を
比較することによって評価できる。像濃度が９０％入射
光透過に相当する点（ハーフトーン楔プリント上の１０
％ドツト値）は例えば感度点としてとることができる。

上述した種類の現像剤溶液における変化は、適切な組成
の補給材料の添加によって補償することができる。例え
ば両種の変化は、一つの補充溶液が空気酸化効果を補償
し、他の補充溶液が現像剤消費を補償する２種の補充溶
液を添加することによって補償できる。

像濃度の肉眼比較は正確な現像比較目的のためには充分
に信頼することができない、従ってコンピューターの助
けによる補給装置が開発された、この装置においては濃
度測定および比較が光検知器を用いて自動的になされる
。かかる装置は１９８０年８月発行、リサーチ・ディス
クロジャーＲＤ　１９６２０に記載されており、アグフ
ァ・ゲヴエルトのＲ，Ｅ、　Ｓ、　Ｏ，Ｘ、　（商標名
）装置として市場で入手できる。その装置においては、
予め露光した対照楔プリントを処理機で使用する現像剤
中である時間間隔で現像し、これらのプリントに沿った
予定濃度帯域の場所を、制御された条件の下処理された
かかる一連のプリントからもしくは参照楔プリントから
誘導された参照値とマイクロプロセッサ−で比較する。

対照櫟プリントに沿った予定濃度帯域の位置の自動記録
を容易にするため、楔像と平行でかつ側面にそって走る
ミリメートル尺度を含む。対照および参照楔プリント上
の予定濃度位置の比較の結果によって、マイクロプロセ
ッサ−は、現像剤のおよび定着剤の実質的に一定な活性
度を保つために必要な補充溶液の量を自動的に計算する
。補充溶液の実際の配合および投入量も例えばアグファ
・ゲヴエルトから商標名ゲヴアミックスーオート（ＧＥ
ＶＡＭＩＸ　−ＡＵＴＯ，）　テ入手できるコンピュー
ター制御補給装置を用いて、自動的に行なうこともでき
る。

楔読みとりの自動化にもかかわらず、経験では濃度測定
は全面的に信頼しうるものでないことを示した。測定誤
差が、正確でない補給を示す現像剤の活性度における変
動から明らかになる。

この欠陥は周囲雰囲気中の変動で光検知器の挙動におけ
る変動の原因となっていることが明らかになった。光電
濃度計の周囲温度は、時間の経過と共に変化し易い、こ
れは一定濃度の楔プリント帯域を通る光によって照射さ
れた時光検知器からの出力電流が楔プリントを読みとる
時間と無関係でない結果である。周囲温度の上昇は暗電
流および入射光応答出力電流値の増大をもたらす。

制御された一定温度で保たれた室中で使用すべき光電測
定装置を必要とすることは明らかに実際的でないことお
よび測定装置の自己加熱が生じうろことから、測定装置
の温度制御は上述した問題に対する許容できる解決では
ない。

本発明の目的は、光電濃度計の助けの下でなされた楔プ
リント濃度値比較が、光検知器とは無関係にある写真現
像剤の現像活性度の指標を与える方法および装置を提供
することにある。

本発明は特許請求の範囲第１項に定義した方法を提供す
る。この方法は、対照プリントに対して、（ｉ）濃度計
の光検知器の暗電流とゼロ像濃度の部域でかかる対照プ
リントの透明支持体を通る光によって照射されたときの
かかる検知器の出力電流との間の差による概念的濃度範
囲を測定するため、および（ｉ１）上記検知器の出力電
流によって測定したときのその像濃度が上記概念的濃度
範囲に対して予定された比にある対照プリントに沿った
少なくさも一つの位置を測定するため濃度計を使用し；
対照プリントに関してかく確立されたデータを同じ濃度
計によって確立された参照プリントに関する類似データ
と比較する〔それが露光される周囲温度は上記対照プリ
ントデータ（ｉ）および（ｉ１）の測定中性なわれる温
度と同じであるが必ずしもその必要はない〕、これは対
照プリントと参照プリントの概念的濃度がそれらの各概
念的濃度範囲に対して同じ比にある対照プリントと参照
プリントに沿った位置間の関係を測定するためであり、
上記関係は評価する現像剤の現像活性度の測度として使
用する。

かかる方法によれば、比較した概念的濃度位置（即ち光
電濃度計で検知した位置）は、概念的濃度は、同じ濃度
計でそれらの各プリントについて濃度測定のため測定し
た概念的濃度範囲の和尚する割合である位置であること
から、異なるプリントについて濃度測定をする間の時間
間隔中の周囲温度変化は、現像剤活性度の測度として使
用される読みとりに影響を有しない。

一定の楔プリントの長さ内で特定帯域を位置決めするた
めかかる光検知器を使用する時濃度計の光検知器の温度
にとって、その同じプリントの概念的濃度範囲を決定す
るため使用するときかかる光検知器の温度と同じである
ことが必要なことは勿論である。二種の測定は好都合に
は続いて直ちにすることができるから、この条件に従う
ことに問題がないことは勿論である。

参照楔プリントに関する参照データは一つの実際に関す
るデータであってもよく、一連の楔プリントから導かれ
る平均データによって導かられたデータであってもよい
。参照楔プリントまたは上記一連の参照楔プリントにつ
いて行なわれた測定によって始めに参照データが確立さ
れると、それ以上の参照楔プリントを作ったり、測定し
たりする必要はない。時間をおいて現像剤によって予め
形成した潜在楔像を現像によつで作られた対照楔プリン
トに関するデータはかかる始めに作った参照データと単
に比較しなければならない。その参照データは、要求さ
れるデータ比較を自動的になし、現像剤の現像活性度の
従って補給必要量の信号指示を生ぜしめるためデータ処
理装置にコード化した形で貯蔵できる。

評価のためスクリーン（ハーフトーン）濃度測定楔プリ
ントを使用するグラフィックアート材料において特に使
用するためこの方法を工夫した。

与えられた感度測定櫟プリントの読みとりのため測定し
た概念的濃度範囲は、ゼロ像濃度の部域で透明模像支持
体を通して照射したとき光検知器の出力電流と光検知器
の暗電流の間の差によって表わされる範囲としてとるこ
とができる。暗電流は、濃度計の光源のスイッチを切っ
ている開光検知器の出力電流を測定することによって簡
単に測定できる。この方法は模プリントの最大濃度に関
係なく使用できる、従って任意の連続色調楔プリントに
関して使用できるばかりでなく、スクリーン喫プリント
に関しても使用できる。最大濃度でいわば０％光透過率
を有し、急傾斜階調グラフィックアート（リス）材料上
のスクリーン櫟プリントの場合、濃度計の光源をプリン
トの最大濃度帯域で全面的に遮断した間の光検知器の出
力電流は暗電流としてとることができる、従って測定は
光源のスイッチを切ることなくすることができる。

本発明による方法の一定の具体例において、対照プリン
トを走査して、上記検知器の出方電流によって測定した
その像濃度がその上記概念的濃度範囲に対する予め定め
られた比にある櫟プリントに沿った距離を測定し、その
距離を、上記検知器からの出力電流によって表わされた
その濃度値がその参照プリントの概念的濃度範囲に対す
るその同じ予め定められた比にある参照プリントに沿っ
た距離き比較し、これらの距離の間の差を評価する現像
剤の潜在する感度の測度として登録する。

本発明は上述した如き現像剤の潜在する感度を測定する
代りにまたはそれに加えて、対照プリントを走査して、
上記検知器の出力電流により測定したその像濃度が、そ
のプリントの上記概念的濃度範囲に対する第一および第
二の予め定められた比にそれぞれある点でそれに沿った
第一および第二の位置を測定し、これらの位置の間の距
離間隔を、上記検知器からの出力電流により表わしたそ
の像濃度がその参照プリントの上記概念的濃度範囲に対
する同じ第一および第二の予め定められた比にある参照
プリントに沿った二つの位置間の距離間隔と比較し、こ
れらの距離間隔の間の差を評価する現像剤のコントラス
ト潜在能力の測度として登録する方法を含む。好ましく
は上記第一および第二予定比は１０〜９５％である。

対照喫プリントには、喫読みとり装置中の模プリントの
位置決めの自動検知を可能にする幾つかの形のマーキン
グを設けることができる。

例えばかかるマーキングは、機械的手段によって検知で
きるノツチの形、または光検知器もしくは他の種類の検
知手段によって検知できるスポットの形であることがで
きる。

別法として、対照楔プリントの支持体が、プリントに沿
った任意の特定位置およびプリントの一端の間の距離の
登録を助けるため梗プリントの側面に沿って置いた距離
尺度を有する。

対照プリントに関する濃度曲線データおよびかかるデー
タと参照プリントに関する類似データとの比較は、標準
に対する現像剤の現像活性度の出力信号指標を生ずる電
子装置によって自動的に行なうことができる。

上述した如き本発明による方法で行なった類似データの
比較の結果は現像剤への補充材料の添加を決定するため
使用できる、この補給はこれらの結果を表わす信号によ
って自動的に達成できる。

本発明は上述した如き本発明による方法を実施するのに
使用するのに好適な装置を含む。本発明による装置は特
許請求の範囲第１０項に定義する。かかる装置の電子処
理装置は、かかる処理装置からの出力信号により写真現
像剤に補充材料を自動的に分配するための装置に組合せ
ることができる。

例示のためにのみ示す本発明の一例を、横リーダーの簡
単なブロック図である添付略図を参照してここで説明す
る。

本発明の図示例において、楔プリント１は図面の平面に
対して直角の方向で光密楔読みとり装置中に導入する。

楔プリント上のマーキングは光源２と位置検知器３の間
を通る。模プリントが正しい位置に来たきき、写真楔プ
リント上のミリメートル尺度は計数装置６に接続した光
検知器５と光源４の間を通る。一方棟プリントは光源７
と濃度測定検知器８の間を通る。

楔プリントがこの装置中に供給された直後、楔プリント
の透明部分が光源７と光検知器８の間に位置するように
なる。

ここで二つの極限値が測定される。最も小さい値が、光
源７のスイッチを切っている間に光検知器８からの出力
電流によって表わされる。

次に光源のスイッチを入れる、かくすると、検知器はプ
リントのゼロ像濃度帯域を通って（換言すれば透明像支
持体単独を通って）露光される。

光検知器８の出力電流は電流−電圧変換器９によって電
圧に変えられる。

二つの極限値は楔プリントの概念的濃度範囲を測定する
値を与えるために比較する。このため二つのサンプル回
路１０およびホールニド回路１１が入力信号を追跡し、
理論対照信号によって命ぜられたとき瞬間入力値を保持
し、検知器８によって得られたアナログ情報を、失われ
ることから一つの回路を阻止するに充分な長さである時
間一定電圧に変え、この間他の回路はなお検知される。

その後サンプル回路１０およびホールド回路１１の出力
で測定した二つの値開の差を装置１２で測定する、この
装置は例えば増幅器または二つの信号値間の差を表わす
信号を発生するととのできる他の装置であることができ
る。

計算された測定範囲の予め定められた百分率例えば１０
％および９５％をチェイン１３および１４によってそこ
から誘導する。これらの各チェインは、チェイン１２の
出力によって表わされる範囲を分割するための分圧器で
あることができる。チェイン１３の出力電圧例えば概念
的濃度範囲の１０％をコンパレーター１５に供給する。

同様にチェイン１４の出力電圧、例えば上記概念範囲の
９５％はコンパレーター１６に供給する。

サンプル回路およびホールド回路に、楔プリントの透明
部分を通して検知器８の露光の結果として得られるアナ
ログ情報を採取することができる遅れの後、マイクロプ
ロセッサ−または遅れ回路によって発生された対照信号
は搬送ローラのモーターの駆動を開始する、搬送ローラ
は走査時間中楔プリントを搬送する。

これによって楔プリントは光源７と検知器８の間を長手
方向に運ばれる。この走査時間中、検知器８の出力は両
コンパレーター１５および１６に供給され、これらのコ
ンパレーター１５および１６の各々が、その出力を分圧
器または場合によっては比較しうる装置１３才たは１４
からそれに供給する電圧と比較する。比較した結果が等
しいとき、コンパレーターが信号をマイクロプロセッサ
−１７の入力界面に伝達する。

楔像が光電濃度計で走査されたとき、焼付けられたミリ
メータ尺度は光検知器５を通過し、尺度線の数を力計数
装置６で計数される、計数装置６は光検知器５に接続さ
れて、マイクロプロセッサ−１７に和尚する位置信号を
供給する。

マイクロプロセッサ−はコンパレーター１５および１６
からの上記等式信号を受けて結果的に一致する位置信号
を登録し、これらの位置の間の距離の指標の出力信号を
与える。この出力信号の値を参照楔についての類似値と
比較する。

この比較の結果が現像剤の空気酸化を補償するのに必要
な補給の測度であり、この目的のための補充溶液装置の
操作を自動的に制御するのに便用できる。

上記具体例における如く対照および参照スクリーン範囲
を比較する代りにまたはそれに加えて、装置は対照楔プ
リント上の感度点の位置（例えば１０％または９５９６
ドツト値位置）を参照楔プリントに関する相当する記録
データと比較し、かかる位置間の指標である信号を生ぜ
しめ、使用によって消費された現像剤を補償するのに要
する補給の測度として作用させるように設計することも
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は楔読み取り装置のブロック図である。 １は模プリント、２，４および７は光源、３は位置検知
器、５および８は光検知器、６は計数装置、９は電流−
電圧変換器、１０および１１はサンプルおよびホールド
回路、１２は付加回路、１３および１４は分圧器、１５
および１６はコンパレーター、１７はマイクロプロセッ
サ−〇 特許出願人　　　アグファ・ゲヴエルト・ナームロゼ・
ベンノートチャツプ 手続補正書 ）−１１工見イ偽≧″ｆＪ−シ古・に１カしｔナイ（力
泌之、３、補正をする者 事件との関係　　士撃ム千献ジ對々Ａ ４、代理人 （司勺（財（モー先り　　１＄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、感度測定楔の潜在写真像を現像するために現像剤を
   使用し、光電透過濃度計によつて得られる楔プリント（
   以後「対照プリント」と称する）に関する濃度曲線デー
   タを測定し、かかるデータを、標準としてとつた一定の
   活性度の現像剤で同じ潜在感度測定楔像の現像から得ら
   れる少なくとも一つの参照楔プリントに関する類似デー
   タと比較する工程からなる標準に対する写真現像剤の現
   像活性度を評価する方法であつて、濃度計を対照プリン
   トに関して、（ｉ）濃度計の光検知器の暗電流とかかる
   検知器をゼロ像濃度の部域でかかる対照プリントの透明
   支持体を通して光によつて照射したときのかかる検知器
   の出力電流との間の差による概念的濃度範囲、および（
   ｉｉ）上記検知器の出力電流により測定したときの対照
   プリントの像濃度を上記概念的濃度範囲に対する予め定
   められた比にあるところの対照プリントに沿つた少なく
   とも一つの位置を測定するために使用し；対照および参
   照プリントの概念的濃度がそれらの各概念的濃度範囲に
   対する同じ比にあるところで対照および参照プリントに
   沿つた位置間の関係を測定するため、対照プリントに関
   してかく確立されたデータを、同じ濃度計によつて確立
   された参照プリントに関する類似データと比較し〔それ
   が露光される周囲温度は上記対照プリントデータ（ｉ）
   および（ｉｉ）の測定中生ずる温度と同じであるが必ず
   しもその必要はない〕、上記関係を評価する現像剤の現
   像活性度の測度として使用することを特徴とする方法。 ２、評価する現像剤がハーフトーングラフィックアート
   像を現像するのに使用する高コントラストリス現像剤で
   あり、上記対照および参照楔プリントがハーフトーンプ
   リントである特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３、対照プリントを走査して、上記検知器の出力電流に
   よつて測定した楔プリントの像濃度がその上記概念的濃
   度範囲に対する予め定められた比にあるところの楔プリ
   ントに沿つた距離を測定し、その距離を上記検知器から
   の出力電流によつて表わされた参照プリントの濃度値が
   その参照プリントの概念的濃度範囲に対するその同じ予
   め定められた比にあるところの参照プリントに沿つた距
   離と比較しこれらの距離の間の差を評価する現像剤の潜
   在感度の測度として登録する特許請求の範囲第１項また
   は第２項記載の方法。 ４、対照プリントを走査して、上記検知器の出力電流に
   よつて測定したその像濃度が、そのプリントの上記概念
   的濃度範囲に対する第一および第二の予め定められた比
   にそれぞれあるところのそれに沿つた第一および第二位
   置を測定し、これらの位置の間の距離間隔を、上記検知
   器からの出力電流によつて表わした参照プリントの像濃
   度がその参照プリントの上記概念的濃度範囲に対する同
   じ第一および第二の予め定められた比にあるところの参
   照プリント上の二つの位置の間の距離間隔と比較し、こ
   れらの距離間隔の間の差を評価する現像剤の潜在活性度
   の測度として登録する特許請求の範囲第１項〜第３項の
   何れか一つに記載の方法。 ５、上記第一および第二の予め定められた比が１０％お
   よび９５％である特許請求の範囲第４項記載の方法。 ６、対照および参照楔プリントの各々の概念的濃度範囲
   を測定するため、上記検知器を透明プリント支持体の上
   記ゼロ像濃度部域を通して照し、光源のスイッチを切つ
   たとき上記検知器からの電流を測定し、光源のスイッチ
   を切つたときの検知器の出力電流を上記検知器の暗電流
   としてとる特許請求の範囲第１項〜第５項の何れか一つ
   に記載の方法。 ７、対照楔プリントの支持体が、プリントに沿つた任意
   の特定位置およびプリントの一端の間の距離の記録を助
   けるため、楔プリントに沿つて位置させた距離尺度を有
   する特許請求の範囲第１項〜第６項の何れか一つに記載
   の方法。 ８、対照プリントに関する上記濃度曲線データおよびか
   かるデータと参照プリントに関する類似データとの比較
   を、上記標準に対する現像剤の現像活性度の指標の出力
   信号を生ぜしめる電子装置によつて自動的に行なう特許
   請求の範囲第１項〜第７項の何れか一つに記載の方法。 ９、類似データの上記比較の結果を現像剤への補充材料
   の添加を測定するのに使用する特許請求の範囲第１項〜
   第８項の何れか一つに記載の方法。 １０、現像剤によつて現像される感度測定楔プリント（
   以後「対照プリント」と称する）に関する濃度曲線デー
   タを測定し、そのデータを、標準としてとつた必須活性
   度の現像剤中での同じ潜在感度測定楔像の現像から得ら
   れる参照楔プリントに関する類似データと比較するため
   の装置を含む標準に対する写真現像剤の現像活性度を評
   価するのに使用する装置であつて、光電透過濃度計、上
   記濃度計の光源およびその光検知器の間に上記対照プリ
   ントを供給するための装置、および（ｉ）その時の検知
   器の暗電流、（ｉｉ）検知器を像濃度がゼロである楔プ
   リント支持体の部域を通して照射したときの検知器の出
   力電流、および（ｉｉｉ）濃度計によつてプリントの走
   査中検知器の出力電流の値を自動的に登録する電子処理
   装置を有し、処理装置が、一方で電流値（ｉ）および（
   ｉｉ）の間の差に対する他方で連続値（ｉｉｉ）の比を
   、同じ濃度計により測定し、参照楔プリントに関する貯
   蔵された類似データと比較するため自動的に機能し、上
   記比が、予め定められた値に等しく、二つのプリントに
   上記比が同じであるところの対照および参照楔プリント
   に沿つた距離の間の差の指標信号を自動的に分配する機
   能をできることを特徴とする装置。 １１、上記電子処理装置が上記処理装置からの上記出力
   信号によつて写真現像に補充溶液材料を分配するための
   装置と連結している特許請求の範囲第１１項記載の装置
   。