JPS6193858A - 高粘度材塗布方法 - Google Patents

高粘度材塗布方法

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JPS6193858A
JPS6193858A JP21435884A JP21435884A JPS6193858A JP S6193858 A JPS6193858 A JP S6193858A JP 21435884 A JP21435884 A JP 21435884A JP 21435884 A JP21435884 A JP 21435884A JP S6193858 A JPS6193858 A JP S6193858A
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gun
nozzle shaft
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正浩 梅田
Kaoru Kondo
近藤 馨
Takashi Kaji
敬史 加治
Kazuyoshi Uchiyama
内山 和義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の分野〉 開示技術は、自動車のボディーパネル等の該被塗物の合
せ目にシーラー材等を塗布する技術分野に属する。
而して、この発明は、自動車製造工場に於ける自動車塗
装工程での相互に位置関係、或は、姿勢関係を連係的に
有しながら一体的に構成されている複数部材からなるワ
ークの合せ目等に対する高粘度材塗布装置に関する発明
であり、特に、複数部材の合せ目のうち該合せ目に略平
行な基準となる面が該合せ目付近に位置する場合にはこ
の基準となる面にノズル併設ガイドを伸縮、或は、近接
離反しつつ押圧当接させて該合せ目に該ノズルが指向す
るようにして塗布、吹付けをするようにし、又、該基準
面の無い部位の合せ目に対しては、塗布装置のノズルを
合せ目に指向させ該合せ目に塗布、吹付けをするように
した高粘度材塗布装置に係る発明である。
〈従来技術〉 周知の如く、例えば、自動車製造工場のボディーの塗装
工程では、ボディーを形成するためスポット溶接等によ
り接合された所定パネル相互の合せ目に沿ってシーリン
グ材としてのシーラー等の高粘度材の充填材を塗布する
等塗布工程があり、ボディー回りの降水洩れ対策、及び
、錆、腐食の発生を防止する技術が採用されている。
而して、該種パネルの合せ目を自動的に塗布する従来の
高粘度材塗布装置、例えば、プレイバック式塗装ロボッ
ト等によるものにおいては、該パネル合せ目が、ボディ
ー搬送用コンベヤ等のセンターずれ、ボディーとボディ
ーを積載する台車、或は、冶具との積載時の位置ずれ、
ボディー自体の組付は誤差等の集積誤差のため、自動車
ボディー1ユニツト毎にかなりの位置ずれを生じること
が避けられず、したがって、塗布作業に際しボディーと
塗布装置との相対位置を一定に保ち、゛パネル合せ目に
前記シーラー材等を正確に塗布することは難しいという
難点があった。
就中、自動車ボディーのドア、フード、トランクリッド
等の部位へのシーリング材等の塗布は、前記誤差に加え
、更に、建て付は誤差等も加わり、従来手作業で行われ
てきた如く柔軟に誤差を吸収し、細く合せ目に沿ったシ
ーリング材等の塗布は(はとんど出来ず、正確が期せな
いという欠点もあった。
その結果、近時、次のようなシステムが案出され、前記
自動車ボディーの高粘度材塗布に対処されるようになっ
てきている。
その一つに、ボディーシェルや、これに建て付けられた
ドアパネル等に対し塗布装置をセットし、その設定位置
ずれを検出し、検出した位置ずれ聞を補正量として塗布
装置の動作プログラムに加えて、位置ずれの解消をして
塗布するようにしたシステムや塗布装置にパネル合せ目
と該塗布装置の狙い点との検出した位置偏差の検出信号
を塗布装置をコントロールするフィードバンク信号とし
て入力することによって合せ目に狙い点を一致きせるよ
うコントロールする機能をもつシステムがある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 而しながら、該種在来のシステムにおいては、塗布装置
をワーク曲面、特に、自動車ボディーのような複雑な立
体曲面を有する構造物に対して使用するシステムの場合
、位置検出部や制御部の構造が複雑、且つ、高価となる
不利点があり、更に、前者においては検出、及び、動作
プログラムの補正に所定の時間を要し、ロボットの作業
時間のロスにつながるという操作上の不都合さがあり、
後者については、塗布装置自体、或は、−その付近に検
出部を装着する必要があり、したがって、検出部がボデ
ィー構成部材と干渉し、塗布範囲が著しく限定されると
いう不都合さがあった。
そのため、かかる実効上の事情から各部位に適した塗布
装置をそれぞれ専用に取付けて設定し、ボディーの可及
的広範囲に適用可能とする装置も採用されているが、こ
のように配設した装置は、必要な塗布装置台数の増加の
みならず、塗布工程数の増加につながり、スペースの拡
大、コストアップを招き、更に、塗布装置がワークの塗
布部位毎に専用化することになるため、車種の変更等へ
の対応性が悪くなるというデメリットがある。
又、塗布装置としてのロボットの動作にムダが多く、更
に必要な工程数を増加させるという種々のマイナス面も
あった。
そして、ドアアラシイ等複雑な曲面を有するワークに対
して、従来手作業で行われてきたようなスピードで、し
かも、正確に塗布を行い得る凸ポットはこれまでのとこ
ろ限られており、したがって、設備的に制約があり、更
に、シーリング動作の教示に際し、各ポイントの教示に
± 1〜2+u程度の精度が要求されるため、教示に多
大の炉頂な工数がかかるという好ましくない点があった
このような背景のもとに、市販の工業用のロボットを改
造せずに塗布装置として使用可能で、そのうえ自動車ボ
ディーのように複雑な立体構造の構成部材にも装置が干
渉することが無く、スリムでコンパクトな構成で占有空
間が小さく、作業工程を制限することなく、各部位毎に
必要、且つ、充分な精度で吹付塗布、倣い吹付塗布が行
える柔軟で汎用性の高い低コストな塗布装置が望まれて
いた。
この発明の目的は上述従来技術に基づく複雑な立体曲面
を有する自動車ボディー等のワークの合せ目に対する高
粘度材塗布の問題点を解決すべき技術的課題とし、市販
の工業用ロボットに特別な改造をせずに取付けることが
可能で自動車ボディ−等のワークにおいて、ガンが複雑
なワーク構成部材に干渉することなく、又、部位を特定
化、限定せずに作業の自由度を高くし、必要、且つ、充
分な精度で吹付塗布、倣い吹付塗布が出来、しかも、経
時的に装置に無理な操作力が印加されず、構造がシンプ
ルでコンパクトさをもち、小型軽量で作業の自由度が大
きく、広い汎用性を発揮可能で信頼性が高く、塗布シス
テムが低コストであるうえ、工程数、ロボット台数が最
小限で済み、調整や教示工数も低減されるようにして各
種工業製造産業における加工利用分野に益する優れた高
粘度材塗布装置を提供せんとするものである。
く問題を解決する技術的手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの発
明の構成は、前述問題点を解決するために、自動車のボ
ディーパネル等のワークの合せ目等に対するシーラー等
の高粘度材の塗布を行うに際し、塗布部位に平行な基準
面が無い場合はガンボディーブロックに設けたアクチュ
エータを動作させてノズルシャフトに沿って設けた回り
止め溝にリニヤモーションベアリングを後退させてノズ
ルシャフト先端のノズルを所定シーリング部位にに向さ
せて塗布装置の動作によりノズルの狙い点を合せ目に指
向させて教示、及び、所定の塗布、吹き付は作業を行う
ようにし、而して、基準面を有するドアパネルアラシイ
等のヘミング部の合せ目等に対する倣い塗布作業に際し
ては上記ガイドシリンダ、及び、ガイドビン、ノズルシ
ャフトをガンボディーごと所定角度回転させ、ガイドビ
ンを上記基準面に所定に当接させてノズルチップを回転
させることによりその吐出口を該基準面に対し所定に近
接離反調整して教示、及び、塗布、吹き付は作業を所定
に行い、このようにして部材の建て付は誤差、位置ずれ
、軌跡誤差等を吸収して倣い塗布吹き付け、吹き付は塗
装の両用を可能にするようにした技術的手段を講じたも
のである。
〈実施例−構成〉 次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明すれば以
下の通りである。
第4図に示す様に、自動車ボディー1に対しシーリング
装置としてのロボット2によりシーラーを所定部位に塗
布する態様を当該実施例とすると、該ロボット2の3次
元動作手首3の先端にこの発明の要旨を成す塗布装置4
が設けてあり、その構造の詳細は第1.2.3図に示す
様に構成されている。
即ち、該塗布装置4のベースプレート5には高粘度材と
してのシーラー材の吐出体を成すガンボディー6がブロ
ック体1を成して取り付けられており、該ガンボディ=
6の下部側面には図示しないシーラー材を供給するシー
ラー供給口8が穿設開口され、更に、その下部に図示し
ないボルト等で固着されたガンエクステンション9へ通
じている。
而して、該ガンエクステンション9の下方にはパツキン
10を介してニードルシート11を内装したノズルベー
ス12が強固に螺着され、更に、該ノズルベース12に
は、ノズルパツキン13を挾持し、ノズルチップ14が
ノズル押え15を螺装して押圧固定されている。
又、上記ガンボディー6の上部にはシリンダ16が固定
されてあり、上記ニードルシート11まで、下延するニ
ードルシャフト17を下延固設し、ナツト18で一体固
定したピストン19がリングパツキン20を介して該シ
リンダ16内で摺動自在にされている。
更に、該ガンボディ−6中途側面には、該シリンダ16
に連通するガンOnエア供給口21が穿設開口され、又
、該シリンダ16下部にはシリンダベース22が介装さ
れて図示しないボルトにより固着され、更に又、上部に
はシリンダキャップ23が同じくボルトにより固着され
てそれぞれベース用のリング24とキャップ用Oリング
25とにより、シリンダ16の気密を保っている。
一方、上記ニードシャフト17とシリンダベース22ど
の間にもOリング26が内挿され、プレート27が固定
シールされている。
尚、上記シリンダキャップ23の一側部には、ガンof
fエア供給口28が穿設開口されている。
更に、前記シリンダキャップ23とピストン19との間
には該ピストン19を下方へ押圧付勢することによりニ
ードシャフト1γとの間のシールを確実に行うための加
圧スプリング29が介設されている。
又、前記シーラー供給口8とニードルシャフト17との
間のシール性を確保するため、■パツキン30とVパツ
キン押え31がガンボディー6に内挿セットされてガン
エフテンション9からノズル32に下延するノズルシャ
フト33とニードルシャフト11の断面リング状通路3
4に対するシール性を°保証している。
他方、該ガンエフテンション9の他側には、揺動軸35
が連結固定され、ボールベアリング36を内挿した揺動
軸受ホルダ37により支承されてガンボディー6のブロ
ック7を所定角度内で旋回揺動可能にしている。
而して、該揺動軸35の他端には揺動プレート38の一
端が嵌着され、ビン39を介して枢支連結され(ている
そして、該揺動プレート38の先端にはガイドブツシュ
40が設けられ、ベースプレート5に固定されたガイド
ブラケット41に対向しており、該ガイドブツシュ40
とガイドブラケット41との間には、揺動プレート38
を押圧する揺動スプリング42が介装されて該揺動プレ
ート38をガイドブラケット41に反撥するように押圧
付勢している。
更に、揺動プレート38の中間部に対向してエアシリン
ダタイプの揺動規制シリンダ43がシリンダブラケット
44を介して前記ベースプレート 5に固定され、その
ロッド45の先端は該揺動プレート、38の中央付近に
対向し、揺動動作するようにされている。
而して、ガンエクステンション9の下端、ノズルベース
12の取付部付近までのノズルシャフト33の外側面に
は回り止めの溝46が形成されており、ガイドピン47
をノズルシャフト33の先端ノズル32まで下延して一
体延設して取付けたブラケット48を有するリニヤモー
ションベアリング49が該溝にスプライン式に係合して
、該ノズルシャフト33に沿ってその軸線方向に昇降摺
動自在に軸装されている。
一方、上記揺動軸35の基部ブラケット50にはエアシ
リンダタイプのアクチュエータとしてのガイドシリンダ
51が設置され、そのロッド52の先端にはフローティ
ングジヨイント53が設けられて上記リニヤモーション
ベアリング49のベアリングホルダ54の基端に固定連
結されてブラケット48を介しガイドビン47をノズル
シャフト33に沿って回転不能に昇降自在にしている。
尚、55.56はストッパであり、ノズルシャフト33
の上下端に設けられて上記リニヤモーションベアリング
49のストローク規制をするようにされている。
〈実施例−作用〉 上述構成において、自動車ボディー1の所定部位のパネ
ル合せ目をロボット2によりシーラー吹付塗布する場合
、シーリング装置としてのロボット2の動作範囲が、第
4図1点鎖線で扇状に示す様な範囲であると、シーリン
グ作業領域としてドアパネル55とフロアの一部が作業
可能となる。
そして、シーラー塗布作業を行う上で、ドアパネル55
については、第5図に示す様に、ドアパネルアラシイ5
5が先述した如く建付は誤差等により主に上下に二点鎖
線で示す様に、建て付は位置がdだけズしている現実の
前提条件があり、これに対し要求作業条件としては当然
のことながら、フロア等よりドアパネルアラシイ55の
方がより正確な塗布が必要であるという状況下でフロア
への塗布が本来的に可能な精度をもつロボット2であれ
ば、ドアパネル55に対しても同じロボット2と塗布装
置4で充分に正確な塗布を行うことが出来る。
而して、この場合、一般的構造からしてフロアはガンに
対するヘミング部等の当接基準面を有さない周辺構造と
なっており、これに対しドアパネルアラシイ55はヘミ
ング部を有しており、したがって、その外周等を基準面
として利用出来る構造である。
そこで、まずフロア部への塗布の場合、当該実施例の塗
布装置4のガイドシリンダ51に図示しない高圧エア源
よりエア配管を介し高圧エアを供給し、ロッド52を引
き込ませて該ロッド52にフローティングジヨイント5
3を介し連結したベアリングホルダ54によりリニヤモ
ーションベアリング49をノズルシャフト33の回り止
め溝46に沿って不回動裡に上昇させることによりガイ
ドビン47を第1.2図においてスライドアップして後
退させ、ノズル32のみをシーリング部位に臨ませ、他
方、揺動M illシリンダ43を高圧エアにより動作
させそのロッド45を進退させ、これにより揺動プレー
ト38がガイドブッシュ401ガイドブラケツト41間
を進退し、したがって、ブロック1は揺動軸35を中心
に揺動し、そこで、ノズルシャフト33も揺動し、ロボ
ット2に対する塗布動作の教示を行い、シーラー供給口
8からシーラー材を供給すると共に、ガンonエア供給
口21より高圧空気を供給し、加圧スプリング29に抗
し、ピストン19ごとニードルシャフト17を上げ、シ
ーラーを噴射して塗布作業を行う。
この状態であれば、基準面がないフロア部であっても、
即ち、倣い動作がなくともロボット2の動きに忠実に従
ったノズル32の先端の動作が得られ、且つ、ノズル3
2先端部周辺に干渉構造物が無いためフロア部周辺の広
範囲の塗布が行える。
次に、ドアパネルアラシイ55へのシーリング助動に際
してはガイドシリンダ51へ高圧エアを供給しロッド5
2を下降させてリニヤモーションベアリング49をノズ
ルシャフト33の縦軸に沿って不回動裡に下降させ、ベ
アリングホルダー54ごと上記ガイドビン47を前5進
させてシーリング線に略平行にある縁のヘミング部56
基準面に当接させ、ロボット2の再生経路ずれや教示ず
れを塗布装置4に吸収させるようにし、他方、揺動規制
シリンダ44については、上述動作と共に高圧エアによ
りロッド45を引き込ませ、揺動プレート38は第3図
上に於いて左右に自在に旋回動じ得るようにした状態で
塗布動作の教示、及び、塗布作業を行う。
而して、ドアパネルアラシイ55等の外周部は第6.7
図に断面に示す様に、ヘミング部56が形成されており
、合せ目57と最外周との幅Wは、はとんどの部位で1
0〜12mmの幅に形成されており、したがって、第8
図に示す様に、ガイドビン47とノズル32の間隔がこ
れをカバーしシーラー58の塗布動作を行う。
・即ち、塗布装N4の揺動方向を、第8図に示す様に、
合せ目51に直角な方向Xに向け、揺動スプリング42
の弾発力によりガイドビン47をヘミング部56の外周
部に押付け、これに沿わせながら塗布動作を行うように
することで、該第8図に二点鎖線で示す様に、ドアパネ
ルアラシイ55の位置ずれがあっても、又、ロボット2
の動作精度が悪く、動作軌跡にずれが生じても適用範囲
はガイドビン47の基準面のある部位に限られはするも
のの、外周部から一定の距離をシール塗布出来、正確な
シーリングが行い得る。
ところで、前述した如く、第7図に示したヘミング部5
6の幅Wは、はとんどの部位で10〜12IIIIlで
あるが、第10図に示す様に、パネルの折れ線部や、ヘ
ミング部56の端部に於いて、511IIll程度まで
変化する場合がある。
したがって、上述塗布装置4で自動化シーリングを行っ
た場合、ヘミング部56の全部位番カバーするためには
5mm〜t2mmの範囲で、第12図に示す様に、すべ
てのヘミング部56の範囲をカバーする幅広いシーラー
材料の塗布が必要になり、材料の使用量が増大する不具
合がある。
これに対処する作業態様としては次の作業手順をとるこ
とが出来る。
即ち、通常は前述第8図に示す様に、ガイドビン41を
ヘミング部56へ直角に、第13図に示す様に、ガイド
ビン41とノズルチップ14のノズル孔59とを結ぶ線
がヘミング部56の縁線に直角になる姿勢で間隔Hを通
常最大にとり、ロボット2により塗布装置4を所定角度
ひねって旋回動させて、第14図に示す様に、ガイドビ
ン47がヘミング部56に傾斜して当接するために、ノ
ズルチップ14のノズル孔59との間隔りがHより所定
に小さくなり、したがって、該ノズル孔59のヘミング
部56の縁線との距離を制御することが出来る。
したがって、このことからノズル孔59からのシーラー
材58の噴出量を一定量にしておいても狭い幅でも充分
合せ目51にシーラー材58を塗布することが出来、結
果的にシーラー材58の経済的塗布量にすることが出来
、又、第11.12図に示す様な曲折するヘミング部5
6に充分シーラー材58を塗布することが出来、余分な
制御機構が要らず、装置の軽量化が図れる。
尚、この発明の実施態様は上述各実施例に限らず、例え
ば、塗布装置4の旋回角度に応じてニードルシャフト1
1の進退量をコントロールしてシーラー材58の吐出量
をコントロールする等種々の態様が採用可能である。
又、ガンブロックに於けるニードルシャフトの昇降機構
のシリンダに変えて適宜の吹き付は機構を設けることに
よって揺動シリンダによるガンブロック、及び、ノズル
シャフトのスイング作用を利用して吹付塗装を行うこと
も可能である。
〈発明の効果〉 以上、この発明によれば、自動車製造工場に於ける塗布
工程等での相互に位置姿勢が複雑ボディーパネル等の部
材の合せ目等に対するシーリング等が建材は誤差等があ
ってもその影響が全くなく、必要な所望精度で塗布する
ことが出来る優れた効果が奏される。
又、シーリング装置に用いるロボットはプレイバック型
等の市販の工業用ロボットに特に特別な制御回路等を改
造して設ける必要がなく、その址ま使用に供せられ、し
たがって、装置の構造が簡単で軽量で製造コストが安く
つく利点もあり、占有空間も少くコンパクトにシンプル
に据え付けることが出来、取扱いがし易いという優れた
効果も奏される。
そして、塗布作業に適用出来る範囲の限定が少いために
セットされる専用のシーリング装置台数が少くて済み、
それだけメンテナンス管理も少くなり作業工程制御数等
も最小限で済みシステム全体がシンプルで低コストに出
来るという優れた効果も奏される。
そして、実効上塗布吹き付はスピードを塗布装置の限界
まで高めることが出来るために高効率の塗布作業が出来
るという効果や、教示工数が飛躍的に低減されるという
優れた効果が奏される。
又、ヘミング部等に於ける倣いが正確に行え、しかも、
ノズルシャフトとガイドピンとの間に伸縮スプリング等
を介装させないために所謂「こりさ」等も生ぜず、操作
が正確にし易(なるという効果もある。
そして、塗布装置全体を旋回動することが出来るため、
ノズル孔のヘミング部に対する近接離反が自在に出来、
したがって、塗布材料の使用ωを低減させることが出来
、それだけ材料コストは安くなるというメリットもある
又、ガンがワークの構成部材に干渉されることなく、必
要とする各部位に対し、所望の塗布作業が確実に行うこ
とが出来るために、結果的に製品精度の向上を図ること
が出来るという効果もある。
而して、上述建て付は誤差吸収裡に塗布作業が行えるば
かりでなく、揺動規制による吹付塗布も出来る柔軟性を
有する効果もある。
而して、ノズルシャフトに併設したガイドビンが該ノズ
ルシャフトの回り止め溝に係合するりニヤモーションベ
アリングに連係されているようにすることによりヘミン
グ部等に対するシーリングに際し該カイトをヘミング部
を基準面として倣わせてロボットの再生経路ずれや教示
のずれを塗布装置ごと旋回動させることによって正確に
、又、経済的高粘度材の使用量で所定の位置に塗布出来
るという優れた効果が奏され、又、上述の如く、建て付
は誤差等があってもこれを立体的に吸収して正確に所望
の塗布を行うことが出来るという優れた効果が奏される
又、該リニヤモーションベアリングをしてノズルシャフ
トに対し不回動裡に係合させたことにより、複雑な近接
離反装置を設けずども塗布装置ごと旋回出来、したがっ
て、ヘミング部の合せ目が複雑に曲折している場合であ
っても塗布材料を少くしながらも曲折する合せ目に対す
る正確な塗布作業を行ったり、吹き付は作業を行ったり
することが出来るという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の1実施例の説明図であり、第1図は部
分断面側面図、第2図は同断面正面図、第3図は同揺e
装置の部分拡大側面図、第4図は自動車に対するシーラ
ー塗布態様上面図、第5図はドアアラシイ建材は誤差説
明部分正面図、第6図はドアアラシイ側面図、第7図は
第6図Vl −Vl平断面図、第8図は第7図に対する
ガイド近接説明側面図、第9図はドアパネルヘミング部
説明裏面斜視図、第10.11.12図はドアパネルヘ
ミング部に対するシーリング態様の各実施例対応裏面図
、第13.14図はガイドビンとノズルチップのヘミン
グ部縁線への位置関係図である。 2・・・ロボット、   5・・・ベースプレート、3
5・・・揺動軸、  32・・・ノズル、6・・・ガン
ボディー、   4・・・塗布装置、33・・・ノズル
シャフト、  46・・・回り止め溝、46・・・ガイ
ドビン、 49・・・リニヤモーションベアリング、51・・・ア
クチュエータ 出願人  トヨタ自動車株式会社 第9図  第8図 第12図     第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロボットに対し着脱自在に設けられベースプレートに設
    けられた揺動軸に枢支されて先端にノズルを延設してい
    るガンボディーが設けられている高粘度材塗布装置にお
    いて、該ガンボディーから一体延設されたノズルシャフ
    トにその軸方向回り止め溝に係合してガイドピンを延設
    するリニヤモーションベアリングが設けられて該ガンボ
    ディーに固設したアクチュエータに連結されていること
    を特徴とする高粘度材塗布装置。
JP21435884A 1984-10-15 1984-10-15 高粘度材塗布方法 Granted JPS6193858A (ja)

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JPS6193858A true JPS6193858A (ja) 1986-05-12
JPH0410389B2 JPH0410389B2 (ja) 1992-02-25

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JP2009233543A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toyota Auto Body Co Ltd 塗布装置

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