JPS6193328A - 空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、天井取付型の住宅用空調装置に関する。

（従来の技術） 従来住宅用の空調装置は、冷凍サイクルの圧縮機、凝縮
器、減圧手段、蒸発器を一つのケース内に組み込む一体
型と、上記□蒸発器および減圧手段を収納するユニット
を室内側に配設し、圧縮機および凝縮器を収納するユニ
ットを室外側に配設する分離型とが知られている。

このうち、一体型は、窓に取付けるものと、壁を打抜い
て取付けるものがあるが、窓が狭くなったり、家屋の外
紙、内装の美観を損ねるという不具合がある。

一方、分離型では室内側ユニットと室外側ユニットとの
間に配管をしなければならず、配管作業が煩雑であり、
室外側ユニソ１−が家屋の外観を損ねるという不具合か
ある。

そこで、特開昭５９−７１９３５号公報に示すように、
室内（ｙリュニソトを上部に配し、室外側ユニットを下
部に配して両方のユニットを一体構造に作り、建物にそ
の外部から室内側ユニ７　ｔ−を床土壁部に埋設し、室
外側ユユノ［・を床下壁部に埋設する空気調和機が提案
されている。

（発明か解決しようとする問題点） しかし、この場合、空調機本体を建物の外部から取付け
るために、建物の側面壁には、居住空間に対応する部分
から地面に至るまで欠載部を設けなければならず、この
欠載部が建物の美観を損ねるという問題がある。

そこで本発明は、居住空間の空調を行なう空調装置を建
物の美観を１０ねることなく設置できるようにするため
になされたものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明の空調装置は、空気の吸入口および吹出口が開口
されたケース内に、冷凍サイクルの圧縮機、凝縮器、減
圧手段、蒸発器、および空気の送風機を収納し、前記ケ
ースを天井の裏側空間に配設するという技術手段を採用
する。

（実施例） 以下、本発明を図に示す実施例について説明する。

第２図は、本実施例の冷凍サイクルを示し、冷媒を圧縮
する圧縮機１、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器２、ｌ
疑縮された冷媒を減圧するキャピラリーチューブ３　（
減圧手段）、減圧された冷媒を蒸発させ、周囲空気を冷
却する蒸発器、蒸発した冷媒を気液２相に分離し、ガス
冷媒のみを圧縮機１に吸入せしめるアキュームレータ５
が、順次冷媒配管６によって接続され、冷凍サイクルを
形成するよ・うになっている。また第２図におい′ζ７
は、凝縮器２を冷却する送風機であり、８は蒸発器４に
て冷却される空気を送風する送風機である。

上記冷凍サイクル装置および、上記送風機７゜８を収納
した空調装置の樹脂製ケース９は、第１図に示す如く、
建物の天井１０の天井裏空間１１に配設される。

ケース９の内部は中央にて佳ＬＪＪ壁９ａによって上部
に分Ｍｌｌされており、」二側空間９ｂは、圧縮機ｌ、
アキュームし・−夕５、凝縮機２．６ｉ縮機２の冷却用
送風機７があり、その送風機７用の吸入口１３は天井裏
空間ｌｌ内に向いており、また、吹出口１４は、内壁１
８・外壁１５が（りぬかれた開口部１５ａに面している
。

仕切壁９ａの下側空間９ｃには、キャピラリーチューブ
３、蒸発器４と蒸発器４にて冷却される空気送風用の送
風機８があり、その送風機８の吸入口１６は、居住空間
Δ側に拍出したケース９の下面にあり、また、吹出口１
７は、居住空間Ａ側に露出したケース９の下面のうち、
天井１０から壁１５に向かって斜め方向に延出する斜面
部分に開口されている。なお、上記吸入口１６および吹
出口１７の様子は、第１図のＢ矢視図である第３図によ
く示されている。

また、第４図に示す如く、ブラケット２１の上部にはケ
ース９のＬ型取付は金具２０が引っかかるように折り曲
げ曲げ部２１ａが形成されている。

また、取付は金具２０が設けられるケース９の他端側に
は、梁２５に取付けられたステー２４にビス止め固着さ
れる。

次に上記構成を有する本実施例の作動について説明する
。

内壁１８に設けられた操作スイッチ３０をオンすると、
送風機７・８が作動し第１図の矢印に示す如く空気が流
れるとともに、圧縮機１が作動し、冷凍サイクルが循環
する。

よって、凝縮器用冷却空気は、送風機７によって、天井
裏空間１１より、吸入口１３を通って、凝縮器２を冷却
した後吹出ロ１４．開口部Ｌ５ａを通って屋外へ吹き出
される。その時、同時に天井裏空間１１の換気ができる
ため、夏期の冷房負荷軽減ができる。

また、居住空間へよりの空気は、送風機８にて吸入口１
６より吸い込まれ、蒸発器４を通る時、冷却され、吹出
口１７を通って再び居住空間Ａに戻るごとで居住空間Ａ
の冷房が行なえる。

なお、この場合、冷風は、天井１０付近から、居住空間
Ａの下方向かって吹出されるため、冷風は第１図の矢印
Ｃに示す如く、居住空間Ａの上刃から下方にかけて効率
のよい冷房が可能となる。

また、本発明は、上述の実施例に限定されることなく、
以下に述べるような種々の変形か可能である。

（［）本発明の空調装置は、冷房のみに限定されず、上
述の実施例の冷凍サイクル中に四方弁を設け、蒸発器４
、凝縮器２への冷媒の流入順序を逆転させるヒートポン
プサイクルを使用すれば、蒸発器４が凝縮器として作用
し、居住空間への暖房がｉｉＪ能となる。

（２）減圧手段はキュピラリ−チューブ３に限らず、冷
媒の絞り量を冷房負荷に応じて変化させる膨張弁を用い
てもよいことは言うまでもない。

（３）送風機７．８の代りに、凝縮器側と蒸発器側とに
ファンを設け、そのファンを両軸モータにて駆動するよ
うにしてもよい。

（４）空調装置の取付住宅が２階の場合、空調側を前述
と同様に、１階の居住空間に露出させ、凝縮器排熱側を
１階の天井裏空間と２階の床の間としても同様な〃１果
を得る。

（５）また、ケース９を天井１０の裏側空間１１内に完
全に隠蔽し、天井裏側空間にダクトを配設し、このダク
トに複数の吹出口を設け、各吹出口を居住空間側に開口
させることにより、複数の部屋の冷暖房がＨｓＪ能とな
る。

（発明の効果） 上述のとおり、本発明によれば、空調装置は、建物内の
デフ１′スペースである天井裏側空間ムこ配設するため
、建物の美観を損ねることなく空調装置を設けることが
できるという効果がある。

また、本発明の空調装置は、建物の側壁に長大な欠載部
を設ける等の、建物の構成を大きく変更することなく取
付けることができ、しかも、１つのケース内に、冷凍サ
イクルの圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器および空気
の送風機が全て収納されているため、冷媒配管の接続作
業が必要なく、空調装置がコンパクトになるため、空調
装置の取付作業が容易になる。

【図面の簡単な説明】

図面は全て本発明の実施例を示し、第１図は空調装置の
取付は状態を示す断面図、第２図は冷凍サイクル図、第
３図は第１図のＢ矢視外観図、第４図は空調装置のケー
スの取付例を示す断面図で蒸発器、７・８・・・送風機
、９・・・ケース、１３・１６・・・空気吸入口、１４
・Ｉ７・・・空気吐出口。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）空気の吸入口および吹出口が開口されたケース内
   に、冷凍サイクルの圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器
   、および空気の送風機を収納し、前記ケースを天井の裏
   側空間に配設することを特徴とする空調装置。
2. （２）前記ケース内は仕切壁によって放熱室と冷却室に
   ２分割され、 前記放熱室内に前記圧縮機、前記凝縮器、および前記凝
   縮器にて加熱される空気を送風する送風機を収納し、 前記冷却室内に前記減圧手段、前記蒸発器、および前記
   蒸発器にて冷却される空気を送風する送風機を収納する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の空調装置
   。
3. （３）前記放熱室には、前記天井の裏側空間に連通する
   空気の吸入口および吹出口が開口され、前記冷却室には
   、前記天井の表側の居住空間に連通する空気の吸入口お
   よび吹出口が開口されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載の空調装置。