JPS6191256A - シ−トモ−ルドコンパウンド - Google Patents

シ−トモ−ルドコンパウンド

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Publication number
JPS6191256A
JPS6191256A JP59213666A JP21366684A JPS6191256A JP S6191256 A JPS6191256 A JP S6191256A JP 59213666 A JP59213666 A JP 59213666A JP 21366684 A JP21366684 A JP 21366684A JP S6191256 A JPS6191256 A JP S6191256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass fiber
binder
hard
type
hard type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59213666A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikata Fukushima
福島 利方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP59213666A priority Critical patent/JPS6191256A/ja
Publication of JPS6191256A publication Critical patent/JPS6191256A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はシートモールディングコンパウンド(以下S
MCと略称)に関するものであり、特にリブ部・ボス部
においてひけを生じず表面平滑性にすぐれ、かつ衝繋及
び曲げ強度に優れたSMCに関する。
(従来技術) 従来SMCを原料として使用し、プレス成形によってF
RPを製造する際、たとえば雄型上に所定量のSMCt
@置し、雌型を下降させてSMCを雄雌両型で挟圧しつ
つ加熱する。SMCをこの間に流動可塑変形し、両型間
を隙間なくSMCを満し、SMCを両型面に密着せしめ
る。
このSMCは、第28回FRP総会講演会要旨集の第1
74〜179頁に記載されているように、自動車用とし
ての用途が増している。
(従来技術の問題点) SMCの主要構成分はガラス繊維束と液状樹脂、充填剤
、増粘剤であるがSMCを流動せしめる場合、上記構成
成分の流動性が大きく異なると均質な製品をうろことが
できない。特に自動車の外板のような大型FRP製品を
製造しようとする場合、SMCの流動性は重大な意味を
有する。大型のしかも薄肉のFRP製品を製造する場合
、FRP製品に所菫の剛性を与える為、リブで補強する
ことが必要となるが、す・プを設けるとリブ部の表面に
ひけが生じ易く、平滑な表面が得られなくなる欠点があ
る。
リブ部にひけが生ずるのは次の理由によるものと考えら
れる。雄型に設けられた凹部に雌型によつ1押圧された
SMCが流入してリブが形成されるが、ガラス繊維は樹
脂に比し、流動性が悪いため、リブ部上部のガラス繊維
がリプ部に流入するがリブ周縁部からのガラス繊維の補
給が充分に行われずリブ上部表面付近におい工樹脂の含
有率が高くなり、この部分は樹脂の硬化に際し、収縮率
が大きく、ひけを生ずるものと思われる。
ガラス繊維の流動性はガラス繊維を構成するフィラメン
トの長さ、直径、収束性等によシ影響される。ガラス繊
維すなわちフィラメントの長さが小さい程、流動性は良
好であるが製品の剛性及び強度が低下する傾向にあり、
リプ部のひけを防止するためにSMCt−二層構造とし
、凹部を有する雄型に接するSMCの裏面層のガラス繊
維すなわちフィラメントの長さが小とすることが提案さ
れている。このようKするとリプ部へのフィラメントの
流入が容易に行われる結果、ひけが有効に防止され、か
つ表面層は長いガラス繊維で構成することができるので
強度も大きいFRPを得ることができる。しかしながら
、ガラス繊維の流動性は繊維の長さのみで決定される分
けでなく、フィラメントの収束性によシ大きく影響され
る。従って、上記方法のみでは未だひけを、完全に防止
することはできず、かつ短い繊維を使用するために強度
低下は免かれ得ない。
ガラス繊維の流動性はそのフィラメントの収束性が良い
程、良好になるがその一方繊維が樹脂に島状に分布し、
強度、剛性の低下をまねくという問題点があった。
(問題点を解決する手段) これらに鑑み本発明においては種々の検討を重ねた結果
、フィラメントの、収束性の良好なガラス繊維、即ち樹
脂に不溶性バインダーよルなるハードタイプを主成分と
し更に溶性バインダーよシなるセミハードタイプを組み
合わせたことにより表面平滑性及び強度・剛性に優れた
製品が得られるSMCを開発するに歌った。
ガラス繊維のバインダーは一般にカップリング剤、フィ
ルム形成剤、界面活性剤等から構成されるがSMC化し
た場合、その一部はコンパウンド中のスチレンに溶解し
、ガラス繊維は開繊する。
ガラス繊維はその開繊度に応じ不溶性のハードタイプ、
可溶性のセミハードタイプ、ソフトタイプに分類される
ここで開繊度はlIのガラス繊維を大量の不飽和ポリエ
ステル樹脂に投入し、lQOJil−cmで攪拌□した
時、充分開繊するまでの時間で表わす開繊時間が350
秒以上をハードタイプ、 100−350 ヲ七者ハー
ドタイプ、 100以下をソフトタイ′ブという。
本発明を実施するにあたっては複層化でも単層化でも良
く、ハードタ□イ/、七゛ミハートリイブガラス繊維の
比率は型構造に応じ決定する。
(作用) 本発明におい又は、SMC材゛料とし1、主剤たる樹脂
と不溶性のバイーンダを用いたガラス繊維、すなわち収
束性の良いガラス繊維を用いたので、フィラメントが束
となった状態で樹脂中高状に存在するので、強度、 r
IfA性は弱いがうねりは少ない。
一方、収束性の悪るいガラス繊維も合せて用いているの
で、成形時にフィラメントがバラバラ□になって均一に
存在するため、強度は高いが、うねシは大きい。
(実施例)       ′ 以下実施例で本発明を詳述する。     ゛〔実施例
1〕    ・ ハードタイプのガラス繊維束を1インチ長さに。
切断し、この切断物(チョツプドストランド)を予め所
定量の樹脂組成物を塗布した合成樹脂フィルム上に落下
せしめた。このシートをメツシュ状の加圧ベルトに通す
ことによりガラス繊維に樹脂組成物を均一に含浸せしめ
、更に熟成し1樹脂を増粘させSMCAlを製造した。
樹脂組成物とし1は下記のものを使用した。
(1)不飽和ポリエステル樹脂(68重童量スチレン溶
液)           60重量部(2)低収縮剤
ポリ酢酸ビニル(30重童量スチレン溶液)     
      40・(3)増粘剤 M9o      
     1(4)充填剤 CaCO518゜ (5)離型剤 ステアリン酸亜鉛    4(6)重合
開始剤  t−ブチルパーオキシベンゾエート1目付3
,500 !l/rr? (ガラス繊維 2514R%
 )次いで、セミハードタイプのガラス繊維を用い1、
同様にSMCA2を作成した。このSMCA1.3枚の
上にSMCA2を2枚積層し、SMCA1が凹部側とな
る如く型にセットし、250X250X 2.5 m!
11のリブボス盟テストピースを作成した。
表に成形物の表面性と物性を示す。リブボス部のひけ、
平面部のうねシはいずれもなく曲げ強度。
弾性率、衝撃強度はソフトタイプガラス繊維ヲ使用した
場合と同程度であった。
〔実施例2〕 ハードタイプガラス繊維12.5重量幅、ソフトタイプ
ガラス繊維12.5重量幅となる如く、ガラス繊維スト
ランドを交互にSMCマシンにセットし、上記の女v<
sMcを製造し九。該SMCを5プライ積層し、リプボ
ス屋テストピースを成形した。
成形物の表面性、物性は表の如くであり、表面性、物性
いずれも良好であった。
参考例 ソフトタイプ、ハードタイプ、セミハードタイプガラス
繊維のみを使用したSMCを上記の如く製造した。それ
らを其々5プライ積層し実施例1、と同様の方法で成形
・評価した結果を表2に示す。
ソフトタイプガラス繊維を使用した場合は強度。
弾性率は良好であるものの表面性が著しく劣った。
一方、ハードタイプを使用した場合、表面性は良好であ
るものの強度はソフトタイプを使用した場合に比べて著
しく劣った。セミハードタイプガラス繊維を使用した場
合は両タイプの中間の特性を示した。
表 ガラス繊維のタイプと成形物の表面性評価方法 (1)触針式粗さ計にて測定、 JIS 0601 K
よる中心線平均粗さRa (2)触針式粗さ計にて測定、56onスパンでの山と
谷のギャップ (3)J I S  K6911に準じる(4)アイゾ
ツト衝撃試験J I S  K 7110に準じる さらに、結果を見やすくするために第1図に図示した。
以上の結果よシ考えうるに適切なバインダーを付着させ
たガラス繊維を使用することによシバランスのとれた特
性を示す成形物が得られる。すなわち、ハードタイプと
セミハードタイプガラス繊維を組み合わせて使用するこ
とにより、其々単独における場合の良好な特性(表面性
 機械的物性)を兼ねそなえることができる。
(効果) 以上述べたように、本発明はガラス繊維束と充填剤を含
み且つ増粘された樹脂組成物とよシなるシートモールデ
ィングコンパウンドにおいて、ガラス繊維が樹脂組成物
に不溶バインダーを使用したハードタイプと溶性バイン
ダーを使用したセミハードタイプの組合せとしたため、
曲げ強度はソフトタイプ基みで、うねりはハードタイプ
並みの性能のFRPを得られるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はSMCに混入するガラス繊維と曲げ強度、うね
シの関係を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス繊維束と充填剤を含み且つ増粘された樹脂
    組成物とよりなるシートモールディングコンパウンドに
    おいてガラス繊維が樹脂組成物に不溶バインダーを使用
    したハードタイプと溶性バインダーを使用したセミハー
    ドタイプの組み合せであることを特徴とするシートモー
    ルディングコンパウンド。
JP59213666A 1984-10-12 1984-10-12 シ−トモ−ルドコンパウンド Pending JPS6191256A (ja)

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JP59213666A JPS6191256A (ja) 1984-10-12 1984-10-12 シ−トモ−ルドコンパウンド

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JPS6191256A true JPS6191256A (ja) 1986-05-09

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ID=16642945

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JP59213666A Pending JPS6191256A (ja) 1984-10-12 1984-10-12 シ−トモ−ルドコンパウンド

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JP (1) JPS6191256A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63160808A (ja) * 1986-12-25 1988-07-04 Nitto Boseki Co Ltd シ−トモ−ルデイングコンパウンド
JP2008127445A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Matsushita Electric Works Ltd シートモールディングコンパウンドの成形方法および成形品
JP2008156535A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Matsushita Denko Bath & Life Kk Smc及びその製造方法
JP2012107259A (ja) * 2012-03-07 2012-06-07 Panasonic Corp Smc及びその製造方法

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JP2008127445A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Matsushita Electric Works Ltd シートモールディングコンパウンドの成形方法および成形品
JP2008156535A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Matsushita Denko Bath & Life Kk Smc及びその製造方法
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