JPS6187890A - 金属基板上に亜鉛又はZn/Si/Pコ−テイングを与えるための電気メツキ組成物および方法 - Google Patents

金属基板上に亜鉛又はZn/Si/Pコ−テイングを与えるための電気メツキ組成物および方法

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JPS6187890A
JPS6187890A JP60173057A JP17305785A JPS6187890A JP S6187890 A JPS6187890 A JP S6187890A JP 60173057 A JP60173057 A JP 60173057A JP 17305785 A JP17305785 A JP 17305785A JP S6187890 A JPS6187890 A JP S6187890A
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ユー―リン テン
チヤールズ マツコイ
フランシス デフアルコ
リチヤード エイ、メイアーニツク
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、延性、接着性、吸着性及び吸収性ある亜鉛コ
ーティング又は珪素及び燐を含む亜鉛コーティングを金
属基板上に電気メッキして、耐摩耗性を改善し、摩損を
防ぎ、かつ腐食及び応力腐食クラッキングに対する金属
の耐性を改善するための水性組成物及び方法に関する。
亜鉛コーティングされた又はZ n / S i / 
Pコーティングされた金属物品には、更に機能的又は装
飾的なコーティングや塗装、成形処理などを実施するこ
とができる。延性有る亜鉛又はZ n / S i /
 Pコーティングは成形工程中のヒビ割れに抵抗性があ
り、本発明の方法で処理した金属物品は、成形分野も含
んで、驚異的に高度の耐腐食性、耐応力腐食タラノキン
グ、耐摩耗性、耐摩損性を発揮するものである。工業的
に重要な殆ど全ての金属は、メッキ出来るが、本発明の
方法は特に、鉄含有金属、スチール、ステンレススチー
ル、銅、アルミニラれらの合金に対して重要である。
従来技術及び発明の解決すべき問題点 用途拡大のため、金属の表面性質を改善する多くの試み
が過去においてなされて来た。初期の試みの一つは、一
種以上の適切な金属で一つの金属をコーティングするこ
とによって耐腐食性を向上させるものであった。例えば
、ベース金属を銀及び/又は金でコートし、また鉄を錫
でコートした。
最も一般的に使用される方法は、+11 /”(リヤー
コーティング;及び(2)陰極保護、即ち金属基材に対
する陽極となる「犠牲的な」金属コーティングを設け、
この「犠牲的な」金属コーティングが金属基材が攻撃さ
れる前に浸食されるようにする方法を含む。亜鉛はこの
目的に広く使用され、亜鉛に冨んだ塗料の形状で、又は
亜鉛メッキ法で適用できる。亜鉛金属を用いた亜鉛メ・
ツキは鉄金属及びスチールの耐腐食性を改良する方法に
最も一般的に使用される方法である。金属基材の亜鉛メ
・ツキ法には熱浸漬法、熱噴霧法、電気メ・ツキ法をが
ふくまれる。
しかし、亜鉛含有塗料は亜鉛粒子を塗布する非導電性の
バインダーを含むものであり、それが「犠牲的な」電池
反応を妨害する。その結果、保護コーティングとしての
亜鉛含有塗料の効果を減少する。熱浸漬法又は熱噴霧法
による亜鉛メッキは大頃のエネルギーを消費し、非常に
高価につく。
更に、亜鉛メッキは成形の困難な脆い、マクロ結晶性の
亜鉛コーティングを形成し、亜鉛表面をクロメート処理
や燐酸塩処理しなければ、許容できる塗装をなし得なか
った。
鉄またはスチールを、トタン引きで腐食から保護するた
めに、亜鉛またはカドミウムを使用′することも知られ
ている。
鉄またはスチールの上に亜鉛または亜鉛化合物の接着性
保護コーティングを与えるための既知の方法は、浸漬亜
鉛メッキ法である。この方法は、溶融した亜鉛の浴に鉄
またはスチールの対象物を浸漬するものである。しかし
、この方法による保護の程度は、浴温、浸漬時間、冷却
またはそのあとの再加熱によって大きく左右される。さ
らに、熱浸漬亜鉛メッキされた基板をつぎに鋭角に曲げ
て成型すると、一般に基板の強度および衝撃強さは低下
し、亜鉛皮膜はひびが入りがちになる。
スチール上に亜鉛の層を電気メッキする方法も示唆され
ている。しかし、スチール上の亜鉛コーティングの保護
作用は主として犠牲的な保護であって、不溶性の表面コ
ーティングの生成によって部分的にのみ与えられること
が認められている。腐蝕に対する保護の度合いは不溶性
の塩基性炭酸塩皮膜の生成によって左右される。
この皮膜形成を妨げる条件が亜鉛コーティングの急速な
損傷を招き、与えられた保護効果を打消してし壕う。さ
らに、゛W!、鉛メッキは、きびしい工業環境の腐蝕作
業に対する保護としては不充分であることがわかってい
る。
亜鉛はpH約3〜4.5の酸性t8液から電気メッキし
てもよい(モダーン・エレクトロブレーティング−19
74年−第3版第442〜460頁参照)、シかし、こ
れらの酸性メッキを8液は金属をメッキして延性及び接
着性に優4また亜鉛の析出を得ることは困難で、大m模
に工業的に利用できるものではなかった。 理論的に束
縛されないが、その理由は、これら従来のメッキでは結
晶格子中の有害物の存在によって干渉されるためと考え
られる。これに反して、本発明で電気メンキされた!I
I釦は結晶格子すjにこれらの有害物を含まない、経験
的に、既知の酸性iIr!鉛電、気メッキ法で、折り曲
げたり、変形でき、しかもクロメート処理されても十分
な彌(腐食性ある延性あるメッキを得るもの番よな力1
つか。
耐蝕性を与える以外に、金属をカドミウムでコートする
と、湿潤性、ハンダづけ性、および適合性の電気伝導性
を与える。カドミウムでコートした製品は、宇宙産業お
よび自動車工業に特に用途がある。カドミウムでコート
したスチールは、航空機、宇宙船用締め具、ディスク−
ブレーキ部品惨 ラジエーターホーヌ継具、ドアヲッチ
およびトーションバー用ボルトに使用される。しかしカ
ドミウムの毒性とそれによる健康障害の可能性のだめ、
カドミウムの使用を制限するきびしい連邦および川の規
制があるdこれがその用途を制限し、コストを増加させ
る。
多くの産業における金属の使用の増加に伴って、金属同
志を結合させる方法が重要になって来た。これは、ボル
ト°、ねじ、ばね、ピンなどのような締具の使用に導く
ことになる。これらの多くは、ねじ切り部分の使用に頼
っており、これは、金属部品を引き離しゃ、はずれから
守るために強いトルク負荷にさらされるものである。
しかし、ねじ切り部分が強いトルクを受けたときは、髄
化水メC腐触、水素脆化、塩化物腐蝕。
1芯力腐帥クラツキングおよび酸化腐蝕のような腐蝕を
受けやすくなる。
このような腐蝕作用に対して保護するために、ねじ切り
部品をメッキし、またはコートする方法が開発されてい
る。
ねじ切り部品のコーティングまたはメッキは極めて薄く
して、ねじの組立てを妨げないようにすることが重要で
ある。また、コーティングまたはメッキがベース金属に
接着し、低いV擦係数を与えかつ腐蝕作用から保護する
ことも重要である。
現在最もよく用いられるねじ部品のコーティングまたは
メッキの方法は、亜鉛引き、亜鉛メッキ、燐酸塩処理、
カドミウムメッキまたは弗化カーボンポリマーコーティ
ングである。しかし、これらの方法には多くの欠点があ
る。
例えば、ASTMB−7ボル1・は80.000ポンド
の最大引張強度と零下ないし600″Cの可(ji t
:情度範囲をもたねばならない。亜りj1引きだけが約
40.000ポンドの引張強度のコーティングを与え得
る。
イ:1着した層は厚くねじの組立てには、特殊なナラ1
−が要る。さらに、コーティングの最小の破損は腐蝕の
促進される部位を与え、それによってナツトとボルトは
−しよに溶融し、保安時に除去のため余分の費用を必要
とすることになる。
亜鉛電気メッキも弱い引張強度と低い耐a!hl生を、
!gえる。
亜鉛コーティングは更に処理できることは公知である。
これらの処理には燐酸塩処理やクロメート転換処理があ
る。クロメート転換コーティングは亜鉛メッキされた金
属基材の耐腐食性を改良するのに意義あるものである。
燐酸塩処理はメッキされた表面に対する塗料の接着性の
改善に利用される。しかし、燐酸塩処理やクロメート転
換法ではいずれも成形の困難な脆いコーティングしか得
られない。
カドミウム電気メッキは、70,000ポンドという引
張強度と低い摩擦係数を与える。しかし、腐食に対する
保護は、中程度しかなく、コーティングの破損が腐食作
用を促進する。また前述のように、カドミウムは毒性が
強くひどい環境条件下にある。
燐酸塩処理は良好なg9.成約性質を与え、ペイントや
弗化カーボンポリマーの基体として働く。
しかし、それ自体では燐酸塩は腐食に対する充分な保護
を与えない。
耐摩損性及び耐摩耗性を賦与し、平滑性を改良する他の
方法として、蓚酸塩転換コーティング、弗化カーボンポ
リマーでのコーティング及び無電解銅、ニッケル、又は
硬質クロムでのコーティングがある。
しかし、蓚酸塩転換コーティングは耐腐食性弗化カーボ
ンポリマーコーティングは良好な耐腐食性と低い摩擦係
数を与える。しかし、使用できる温度範囲が極めて狭く
、弗化カーボンポリマーは応力下にひどく流動する傾向
がある。
銅コーテイングは鉄金属の腐食を招き、無電解ニッケル
及び硬質クロムコーティングは、非常に高度な応力下で
崩壊され易い。さらに、いずれも耐摩耗性はあるが耐摩
損性や平滑性に乏しい非常に硬いコーティングしか得ら
れない。これらの欠点は、耐摩耗性と耐摩損性を同時に
賦与し、平滑性をも改良するための、これらのの方法の
適用性を減するものである。
それ故、腐蝕に耐え、特に油井で摩耗を防ぐようなコー
ティングについて決定的な要望がある。
摩耗は、石油、天然ガス開発でしばしば出くわず問題で
ある。摩耗は高i−ルク負荷にさらされた結果、連結部
のねじが鍛造または溶接された形になって出来る現象で
ある。
石油、天然ガス開発の分野では、多く要求されているエ
ネルギー資源を得るだめに、さく井の深さをますます深
くすることが必要になってきている。硫化水素、高沸点
塩化物、二酸化炭素ガスのような攻撃的な1■蝕項境を
伴う高温高圧が油井開発の問題と組み合わさり、高価な
合金がこの条件に合格するために開発された。
15.000フイ一ト以上の油井を堀ることは一般的で
はないので、さくジ1用パイプは−しよにねじLRJり
されねばならない。さらに、二[具ジヨイント、脈動ク
ンパー、吹き出し防に器、パルプ、電気N11f”、1
1 ?、&が使用され、これらのすべてがねじ連結部を
もっている。ねじ連結部の摩損は石油天然ガス開発では
、時間と費用の増加を来たす重大な間開であった。
特別設計のパイプねじや、非電気メッキのニッケル、硬
質クロムのようなコーティングでこの問題を克服しよう
とする試みがなされて来た。
シカシ、大ていのコーティングは、要求される高応力負
荷下で破損し、また非電気的メッキのニッケルや、硬質
クロムのようなコーチインクの成るものは不均一な撚り
力をもち、遊びが少いように特別設計されたねじ部品を
ゆがめてしまうため、どのコーティングも満足なIIl
′i′決を与桔部の1115蝕に対し、驚くほど効果が
あり、特に油井開発用途Kaしていることがわかった。
もう一つの最近遭遇したきびしい問題は、高強度合金の
応力腐蝕クラッキングである。この高強度合金は、人工
1膚星、宇宙船から自動車、橋梁、原力炉に至るまで多
くの異った分野に使用されている。応用腐蝕クラッキン
グは環境中での水素脆化または、硫化物および塩化物に
よる攻1襲に関係があることが認められている。硫化物
による応力腐蝕クラッキングは一般に、水素脆化の結果
と考えられている。水素原子が、1出蝕の結果として金
属の表面に陰極的に発生すると、硫化水素の存在が、水
素原子を金属の表面内に市めさせる作用をする。これら
の水素原子は、高三軸引張応力の領域または微細(11
1造が水素原子を捕捉させる領域に拡散する。水素の存
在は金属のもろさを増加させる。応ツノ破壊は航空機お
よび自動車事故、橋梁および原子炉の欠ji′1の主因
である。今日まで高強15合金の応力えない。
腐蝕クランキングの生き残れる解決法は与えらインクが
これらの高強度合金の応力腐蝕クラッキングit tz
を改善出来ることがわかった。
摩耗と開部も、金属エンジン部品において重大な間頚で
あり、この場合部品、特にピストンリング、シリンダー
および自動トランスミッションシャフトは互いに接触し
ている。摩耗の程度は、二つの可動部品間の摩擦の量に
直接関係がある。F’N擦を減らすだめ(・て;1“1
コイ・骨斉:jが1吏われる。
しかし場合によってはt門滑浦は部品の機能を阻害する
ことがある;さらに、よごれた潤滑油は珪素/燐のコー
ティングは低い摩擦係数を一年えるだめ、これは相互に
接触する金属部品に持に有用である。
腓蝕、摩1n1摩ttおよび応力腐蝕クララへ−ングに
対する耐性を向上する必要性の認識は、二i工属の表「
i特116の改善の多くの方法の開発をもたらしだ。そ
のような既知の方法の一つに、四塩化珪素および水素の
雰囲気中に800−1400 ”Cの範囲の高7品に金
属基板をさらすことによって金属法阪を”°シリフナ2
イア、′する方法がある、っ別の方法として、珪(ヒ物
の?F11分解を起こすに充分な温度で珪化物の存在で
金属−!N板を加熱して金属結成をシリコナイヌするこ
とも出来る。このようなシリコナイス金萬IN板ばr1
11年中に対して高面Illであり曲1蝕1生をもつ。
しかしこれらの方法は1簗めて多量のエネルギーを消費
し、制御が困難で実用的でない。
燐の生成の研究データはステンレススチールの1fjt
蝕1生向上を示すことが報告されている。しかし、この
方法は高価でl先棟された加工膜[Yflを・必要とし
、現在のところ生産用としては実用的累/燐コーティン
グは、カドミウムのそれと同程度の低い摩擦係数をもつ
。このコーティングの接着11にはよく、大きいトルク
や引張り負11を加えても破壊されない。さらに、すぐ
れた1n11蝕性を与えるのにわずか0,2ないし0.
3ミ/しの厚さの層で充分である。このコーティングは
、どんな環11生基板上にも付着出来、たとえばアルミ
ニウム、チタン、クロム、ステンレスヌチ−/しおよび
合金、宇宙pe業に1史う高強度金属が含まれるが、そ
れらに限定されない。さらに、このコーティングは高強
度合金スチールに(で1随する摩損の間頻を解消する。
その池水発明を応用できる領域は、メッキのむつかしい
アルミニウム、チタンおよびステンレススチールのよう
な金属基板のメッキである。
今日まで、表面上の金属酸化物皮膜の存在のため、これ
らの金属基板への良好な接着を得ることは困難である。
金属酸化物皮膜は酸liまたはアルカリ1生溶岐に浸漬
することで除去できる。
しかし、金属基板を酸化膜除去溶i11から取り出すと
すぐに酸化膜が丙午する。接着性向上のための方法はあ
るが、それらは一般に、追加の加工工程が要り、製造コ
ヌトが増える。
例えば、磁気記録ディスクの製造において、アルミニウ
ムは非電気的ニッケル層と−しよに与えると、そのあと
の磁性コーティングの(,1着のだめの接着性を与える
。しかしニッケルは高価であり、その後の加工のだめ乎
/1)に研磨するのが困FILな硬い表面を与える。
ステンレススチールはアルミニウムヨリメッキし易いが
、電気メッキによる接iRlff1コーチインクの生成
は嘩めて困・γillである。事実、あとで囲域的テス
トのため基板から除去しつるコーチインフラつくすたい
場合は、ヌテンレヌヌチーノvカヨ< 砧1反として用
いられる。ステンレススチールにコーティングを電気メ
ッキする方法には、電気メッキの111にいくつもの酸
洗工■があり、その」二接着けのメッキを達成するには
、さらにffi +l′r、き工程が必要である。
チタンは、瞳めて安定な酸化膜を形成しそれが接iff
 IIココ−ィングの生成を妨げるだめ、メッキがきわ
めて困9:(itである。それ故、この安定な酸化11
與を除去する酸洗工程は、もつとむつかしく弗化水素酸
がよく使われる。明らかに、このものは溶r1にの藺蝕
性と危険性のため、t)fましくない。
それ故、これらの金属のメッキのだめの711%メッキ
法を与えることが望まれる。
珪素を電気メッキする試みは、実験室で行なわれてきた
。不幸にして、これらの方法は、爆高温または非水@煤
の使用が必要である。枠高蒲、は大きいエネルギー消費
を来だし、一方弁水溶媒については水分除去と排液の問
題を克’lF2 Lなければならない。
最近、7と溶液中でハイドロポスファイド」みを含む無
機1生多−金属重合1生コンプレツクスを製1迫する方
法をJホべた3件の特許が登録された。
米国特許4.029.747はアンモニア中の非アルカ
リ全屈およびアルカリ1生溶岐4’9今1生肴ン属コン
ブレツクヌ、例えばアンモニア中珪;ち−ナ1−リウト
およびアンモニア中アルミニウム/ナトリウム/カルシ
ウムコンプレックスを記載している。
米国特許4.117.088は水溶酸中の第1〜1′I
Il族の非アルカリ金属、アルカリ金属および燐化合物
の無機性重合性金属コンプレックスを記載している。特
定のものとして、実施例11には、珪素−すトリウド− 示されている。米国特許4. 117.099は第1〜
1111族の非アルカリ金属、アルカリ金属および硫黄
含有化合物の無機性重合性金属コンプレックスを記載し
7ている。重合性溶液がメッキに有用なことが示されて
いる。特定的には、米国時rr 4.029747ハ、
珪素のメッキにコンプレックスが用いられることを示唆
している。米国特許4.117.088は珪素のメッキ
を開示または示唆しておらず、まだ米国特許4, 11
7.088の実施例11によって調製した溶液では珪素
の電気メッキをつくれないことがわかった。驚くべきこ
とに、出願人らは珪素含有溶面に亜1(1イオンを加え
ると、珪素が亜鉛と共イ+1着することを発見した。し
かし、上記特許の開示には、電気メッキにより珪素お゛
よび燐と亜鉛との共(=J着が得られることを示唆する
ものけ全くないことに注意すべきである。
酸化亜鉛を含む燐酸での燐酸塩処理も金属をコーティン
グするのが困難なことに対する塗料の接着性の改良のた
めに使用されている(米国特許第2 、7 4 3 2
 0 5号参照)、シかし、燐酸塩処理は表面を非常に
脆くし、その結果処理した物品を耐腐食性を犠牲にしな
いと成形できなかった.更に、その工程で大量のスラッ
ジを生じ、それを適当に処置しなければならない.また
、環境をひどく悪化する.接着性を改良する方法として
有効であるとはいえ、−iにこれらは複雑な工程を取り
、製造コストも高くつく欠点があった。
本発明の目的は、金属の腐蝕、摩耗、摩損および応力腐
蝕クラッキングへの耐性を向上する。
経済的で実用的な方法を与えることにある。
本発明のもう一つの目的は、金属上に亜鉛/珪素/燐コ
ーティングを電気メッキして金属の腐蝕、摩耗、摩損お
よび応力腐蝕クラッキングへの耐性を向上させる方法を
与えることにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、アルミニウム、ステ
ンレススチール、およびチタンのようなメッキしにくい
金属を含む金属の上に、亜鉛/珪素/燐コーティングを
電気メッキするだめの水性組成物を与えることにある。
本発明のさらに別の目的は、珪素含有コーティングを確
実に電気メッキすることにある。
本発明のさらにもうーっの目的は、匪鉛/珪素/燐から
成る表面コーティングをもつ金属物品を与えることにあ
る。
更に、本発明の目的は耐腐食性、耐応力腐食クランキン
グ性、耐摩耗性、耐摩損性という所望の性質をすべて有
する、成形性ある延性及び接着性に冨んだ亜鉛コーティ
ングを得るための簡単にして、且つ効率のよい方法を提
供することである。
また、本発明の目的は耐腐食性、耐応力腐食クラッキン
グ性、耐摩耗性、耐摩損性という所望の性質をすべて有
する、成形性ある延性及び接着性に冨んだ亜鉛コーティ
ングを、室温例えば15℃〜35℃で操作できる電気メ
ッキ)8液で、簡単にして、且つ効率よく得る方法を提
供することである。
本発明のもう一つの目的は耐腐食性、耐応力腐食クラッ
キング性、耐摩耗性、耐摩損性という所望の性質をすべ
て有する、成形性ある延性及び接着性に富んだ亜鉛コー
ティングで、鈍い光沢のない表面を有し、塗料、接着剤
及びその他の電気コーティング等のバリヤーコーティン
グに対して優れた基材となるコーティングを得るだめの
簡単にして、且つ効率のよい方法を提供することである
本発明のもう一つの目的は金属コーティングの困難な面
に接着性あるコーティングを析出させ、所望のコーティ
ングを受は入れることのできる基材を提供することであ
る。
問題点を解決するだめの手段 本発明によって種々の金属基板上に亜鉛/珪素/燐の共
付層を電気メッキするのに適した方法および水性組成物
が開発された。
本方法は、約0.5f/l ナイL約5Of/617)
亜鉛、約0.019/l ナイL約10 f/ (l 
)珪素、オヨび約109/lないし約250g/βの燐
から成る電気メッキに適した水溶液の調製を含む。
水溶液は亜鉛および珪素金属を互いに他方の存在下に、
燐を含む酸および水酸化アルカリ金属または水酸化アン
モニウムと接触させるか、または別々の容器中で亜鉛お
よび珪素金属を当該酸およびアルカリと接触させ、個々
の反応の完結後に反応生成物を混合することによって調
製される。
電気メッキのだめの溶液のpHは、約2ないし約5また
は約8ないし約14の範囲にあるのが好ましい。さらに
好ましくは、pHは約2.5ないし約4および約10な
いし約12の範囲がよい。
さらに、反応は約16時間続けるのが好ましい。
本発明によってUF4!JL、!した水溶液は粘い。
電気メッキによってコーティングナベき金属基板け、I
J述のようにして調製された溶液中で洗浄され浸漬され
る。金属基板は陰極として接続される。
約I A/drl (y :/ ヘア /平方デシメー
トル)ないし約7 A /drJの電流密度を約20分
使用すると、少くとも約70型皿%の亜鉛、少くとも約
0.10重爪形の珪素お上、び少くとも約0.5 mI
I員%の燐をもった約10ミクロンのコーチインフカ金
属基板上に得られる、 本発明では、種々の金属物質上に延性及び接着性ある亜
鉛コーティングを電気メッキする方法をも提供するもの
であって、その方法は:(a)i)約5g〜約90 g
/j!の亜鉛イオン;1i)pHを約1.0〜約3.5
の範囲に保持するのに有効な量の緩衝剤; iii)0〜約4モル/lの導電性塩;を含む電気メッ
キ溶液を調製し、 (b)この電気メッキ溶液に洗浄した金属物品を浸漬し
、 (c)この金属物品を陰極として、電気密度内0゜5 
A/ d m2〜60 A/ d m”で少なくとも1
秒間、亜鉛コーティングを電気メッキすることを特徴と
する。
このコーティングは約0.O1ミクロン以上の厚さ、好
ましくは約3ミフロン〜約5ミクロンの厚さであるべき
である。
約15ミクロンの層の走査電子顕微鏡検査では、この延
性及び接着性ある電気メッキした亜鉛コーティングが長
手軸に沿って約4ミクロン〜約8ミクロンの大きさを有
する六方晶、小平板状結晶を含むことを示す、小平板状
結晶は互いに向き合って面と面が重なり合っている。延
性及び接着性ある電気メ・ツキ亜鉛コーティングは又非
常に吸着性も吸収性もよい。この亜鉛コーティングは接
着性よく塗料、ラッカー、又はクロメート析出を受容し
、亜鉛コーティングにこの塗料、ラッカー、又はクロメ
ート析出をより深く浸透させ、その結果、金属物質に非
常に強力な接着をさせうるのである。
本発明による水溶液は、金属基板上に匝鉛/珪素/燐の
コーティングを?[気メッキするのに使用できる。
米国特許4.117.088によって調製した溶i’l
を使用することによって、金属性基板上に亜鉛を電気メ
ッキすることが出来ることがわかった。種々の既知の1
匡解的亜鉛含有溶面を使って亜鉛を電気メッキできるの
で、この方法は期待された。
しかし、米国特許4.117.088に記載された事項
を珪素含有溶液の調製に使用すると、珪素含有種は電気
メッキされなかった。実施例4を参照せよ。
しかし、驚くべきことに発明者らは、珪素含有溶液に亜
鉛含有溶液を添加した場合、珪素は陰極上にきまったよ
うに、確実に亜鉛と共伺着することを見出した。さらに
本発明によって溶液を調製した場合、亜鉛、珪素および
燐の共付着が表面上に形成されることが出願人らによっ
て見出されたつ実施例1°2を参照せよ、すなわち、亜
鉛、珪素および燐を含む複合付着物がこれらの溶液から
電気メッキによって形成される。
これらの三種の種を含む付着物は本発明以前には知られ
ていなかったので、このようなt1着物の性質は完全に
未知であった。すぐれた耐摩損性、耐摩耗性、耐蝕性お
よび応力腐蝕耐性があるのは驚くべきことであった。
本発明による溶液は、約0.59/lないし50f/(
lの亜鉛、約0.01y/6ないし約50!/(lの珪
素および約10f/lないし約250 f/lの燐から
成る。好ましくは、亜鉛/珪素/燐コーティングを電気
メッキするだめの溶面は約1ダ/4ないし201/lの
亜鉛、約OAf/lないし10f/(l珪素および約4
0ダ/lないし約200g/(!の燐から成る。さらに
好ましくは、電気メッキのだめの溶液は、約lOf/1
.ないし20q/βの亜鉛、約0゜5f/(lないし約
2y/4の珪素および約50f/lな、いし約12of
/(lの燐から成る。
水溶液は、亜鉛および珪素金属を、燐を含む酸および水
酸化アルカリ金属または水酸化アンモニウムと、互いに
他方の存在で接触させろう・、または別々の容器中で亜
鉛および珪素金属を当核酸およびアルカリと接触させ、
個々の反応が完了してから反応生成物を混合することに
よって調製される。好ましくは、珪素および亜鉛金属は
大きい粒状である。
第一の方法では、燐を含む酸Q水溶液で亜鉛の存在で珪
素金属を接触させ1.Hが約15ないし約14の範囲に
なるまで、金属水酸化物または水酸化アンモニウムを、
量を増やしながら添加することによって調製される。溶
γ夜は、攪拌せずに約16時間ないし数日間反応させる
。別の方法では、亜鉛の存在で珪素金属を濃厚水酸化ア
ルカリ金属溶i夜と接触させ、つぎにPl(が約1.5
ないし約14の範囲になるまで、燐含有酸の溶液を、量
を増やしながら添加することによって溶γ夜を調製する
。溶液はつぎに、攪拌なしに、約16時間ないし数日間
反応させる。どちらの場合も、反応をすべての金属が溶
解するまで続けるか、またはより一般的には、生成溶液
が所望の金属イオン濃度に達したときに、生成溶液を、
過剰の金属から傾瀉する。
第二の方法では、亜鉛および珪素の濃厚溶液を別々に調
製し、調製後に溶液を混合する。別々の濃厚溶液は、ま
ず、別々の容器中で亜鉛金属および珪素金属を燐含有酸
と接触させ、水酸化アルカリ金属または水酸化アンモニ
ラムラiを増やしながら添加して調製する。別の方法で
は、別々の溶液は、亜鉛金属または珪素金属を濃厚アル
カリ金属水酸化物または水酸化アンモニウムと接触させ
、つぎに燐含有酸を量を増やしながら加えることによっ
て調製出来る。混合物のpHは約1.5ないし約14の
範囲にあるべきである。反応は攪拌なしに、約16時間
ないし数日間進行させる。この場合も反応をすべての金
属が反応するまで続けるか、生成@τ夜が所望の金属イ
オン濃度に達しだときに生成@腋を過剰の金属から頌瀉
する。つぎに亜鉛含有溶液を、亜鉛対珪素比が約8=1
ないし約30=1の範囲になるように珪素含有溶液と混
合する。
燐含有酸に水酸化アルカリ金属を添加するかまたは水酸
化アルカリ金属に燐含有酸を添加すると熱が発生して溶
液の温度が上がる。金属の燐含有酸および水酸化アルカ
リ金属との接触の間、溶液温度は溶液の611点を越え
てはならず、好ましくは80°Cをこえてはならない。
温度は、アルカリ混合物への燐含有酸の添加速度、酸混
合物・\の水酸化アルカリ金属の添加速度を調節するこ
とによって、または従来の冷却装置を使って制御出来る
水酸化アルカリ金属はナトリウム、カリウムおよびリチ
ウム;好ましくはナトリウムまたはカリウムから成る群
から選ばれる。燐含有酸は亜燐酸、燐酸またはオルト燐
酸、好ましくはオルト燐酸である。
別の方法として、珪素金属は濃厚水酸化アルカリ金属水
溶液または水酸化アンモニウムド反応させる。つぎに生
成物を亜鉛の燐酸溶液と混合して攪拌ないし数日間反応
させる。
電気メッキは約2ないし約14の範囲のPH5好ましく
は約2ないし約5または約8ないし約14のpH,より
好1しくは約2ないし約4または約10ないし約12の
pH1最も好ましくは約2.5ないし約3.5のpHで
実施する。上述の方法によって調製した溶液のpHは濃
厚水酸化アルカリ溶液または濃厚燐酸溶酸を使用して調
節する。
付着は電気メッキで行なう。炭素またはチタ7 コ−)
 シksl金属(ダイヤモンドシャムロツらびに溶解性
陽極例えば亜鉛電極が本発明り溶液からの亜鉛/珪素/
燐の共付着に使用できる。
陽極対陰極の面積比は約1:1以上であるべきである。
陽極および陰極は約7c1nないし約18cm 、好ま
しくは、10口はなして設置する。電流密度は、約0.
5A/dJないし約10 A/dr4.好ましくは約1
.6A/dJないし約4A/dJの範囲にある。
超音波攪拌またはジェット衝撃のような特殊な攪拌法を
使う場合は、IOA/dnより高いメッキ電流密度が可
能となる。
本発明による溶液からの電気メッキは約75%の陰極効
率を示す。約3.3A/護の最適電流密度においては、
約10ミクロンの層が約15分間で金属基板上に付着す
る。
溶液の亜鉛、珪素または燐の量が最初の量の50%にま
で減少しても、溶液のpHおよび比重は殆んど変らない
溶液中の亜鉛および珪素の減少量は、亜鉛および珪素の
濃厚溶液の添加で補給するか、亜鉛Iジ 約; せ、l
由 I)五 ↓旦 Δ i斗    y’lh  ゴ式
 、4)澗 げ丁 屍 り? tl 寥 412tよっ
て補給する。亜鉛または珪素の必要量は、うずまった溶
液に残っている亜鉛または珪素の分析で決定できる。こ
の分析は湿式でも機器法でも行ない得る。
本発明による電気メッキ、浴は極めて良好なマクロのメ
ッキ力をもっている。しかし、複雑な形や特殊な形の金
属部品には充分なミクロのメッキ力を与えるには、開隔
性または補助陽庵が要る。
電気メッキで形成された本発明の亜鉛/珪素/燐コーテ
ィングは、つや消しの灰色である。
望みにより約0.5ないし1%の硝酸溶液に浸漬し、水
洗乾燥してコートした部品の外観を改善してもよい。硝
酸で処理した表面は、白く滑らかになることがわかった
。コートした表面はまたクロム酸塩変換法を施して透明
な青色または金色仕上げを与えてもよい。クロム酸塩変
換法は、さらに亜鉛/珪素/燐コーティングによる部品
の耐蝕性を向上させる。
本発明による電気メッキ法を施した部品は1電子分散X
線分析(EDX)によって分析して、金属部品の表面に
ある亜鉛、珪素および燐を定量した。この方法では、試
料片の選ばれた部分に、代表的な加速電圧10ないし3
QI(cvで電子を照射する。電子照射は試料片の表面
に存在する各元素の特徴的なX−線のX−線ヌベクトル
の放射をもたらす。
コーティングは、少くとも約70重量%の亜鉛、少くと
も約0.1重量%の珪素および少くとも約0.5重量%
の燐から成るべきであると考えられる。好ましくは、範
囲は88重量%の亜鉛、9重量%の珪素および3重量%
の燐であるべきである。表面コーティングの組成の測定
は楔めてむずかしい。EDXは合理的なコストを良好な
感度の適度の妥協であり、日常分析に使用できる。
コーティングは、金属駿化物および酸化燐部分の形で酸
素を含むと考えられる。しかし、酸素はEDXでは検出
されない。EDX分析値は通常亜鉛、珪素および燐の重
量%を合計100%として報告されるが、実際には亜鉛
対珪素対燐の重量比の測定値である。
本発明では、金属物質に延性、接着性、吸着性、吸収性
のよい亜鉛コーティング層を電気メッキするための水溶
液及び方法を提供する。
金属物質に延性、接着性、吸着性、吸収性のよい亜鉛コ
ーティング層を電気メッキする方法Cよ、(a)i)約
5g〜約90g/lの亜鉛イオン;1i)pHを約1.
0〜約3.5の範囲に保持するのに有効な量の緩衝剤; iii)0〜約4モル/lの導電性塩漬を含む・電気メ
ッキン容ン夜を二周製し、(b)この電気メッキ溶液に
洗浄した金匡吻品をt憂ンjL 、 (C)電気密度約0−5 A / d m ” 〜60
 A / d m 2で少なくとも1秒間、この金属物
質を電気メッキするものである。
この電気メッキ用水溶液は濃厚な燐酸υこ亜鉛を亜鉛金
属又は亜鉛塩類の形で熔解して調製できる。
亜鉛塩類は酢酸亜鉛、炭酸亜鉛、酸化亜鉛、塩イし亜鉛
、硫酸亜鉛、燐酸亜鉛及びスルファミン酸亜−−・・−
−・−1−音・−・−震++’l−−++Lノ′六□−
ζ】士゛viτ丁t−1ト態で使用しても、水で希釈し
て亜鉛イオン約5g〜約90 g / itと燐酸イオ
ン約40g〜約300g/lを含む、好ましくは亜鉛イ
オン約log〜約60 g / lと燐酸イオン約10
0g〜250g/lを含む溶液に調整してもよい。
溶液のp 、Hは約1〜約3.5、好ましくは2.5以
下、より好ましくは2.0以下である。pHは塩酸、燐
酸、硫酸などの濃厚な酸類及び水酸化ナトリウム、カリ
ウム、リチュウムまたはアンモニウムなどの強塩基を用
いて調整される。亜鉛イオン濃度が例えば約5g〜約2
5 g/lという範囲で低い場合、pHは約2.5〜3
.5の範囲であり、亜鉛イオン4度が約30g〜90 
g / 1というように高い場合には、pHは約1.5
〜2.5であるのがよいことに、゛玉意−すべきである
。緩衝剤の存在によってこの系はこのような低いpHで
緩衝され、pHが電気メノキ工程中殆ど変化せず、均一
で平滑な亜鉛コーティングが達成できると信じられる。
適当な緩衝剤には燐酸、オルト燐酸、ピロ燐酸、クロル
酢酸、ジクロル酢酸、ブロム酢酸、その他の強酸類(硫
酸及び塩酸など)及びその塩類が含まれる。好ましい緩
衝剤はオル+−a酸とジヒドロゲンオルト燐酸塩類であ
る。
電気メッキ法では、不溶性の陽極、鉛や貴金属塗布した
チタン(ダイアモンドジャムロック社のDSA陽極)が
可溶性の陽極、例えば金属亜鉛と同様に使用可能である
塩素イオン、硫酸イオン、弗化ホウ素酸イオン等のアニ
オン類を含む導電性塩類の添加が電気メッキ溶液の導電
性を増すことがわかっている。
これは、電気メッキ工程で必要とする電圧を残少する。
しかし、50 g/lより多い塩素イオンを電気メッキ
溶液に添加する場合、金属亜鉛のような可溶性の陰極だ
けが大量の塩素ガスの発注を避けるように使用できる。
硫酸イオンや弗化ホウ素酸イオンを溶液の導電性を増す
ために使用する場合、亜鉛も不溶性の陽極も使用できる
陽極の陰極に対する面積比率は約1:1又はそれ以上で
あるのが好ましい。陽極と陰極は約2.5CI11から
20cm離して置くのが好ましく、特に5cm離して置
くのが良い。電流密度は約0.5 A / d m2〜
約60A/dm”、特に約5A/dm” 〜約40 A
 / d m ”であるのが好ましい。
本発明の溶液による電気メッキでは陰罹効率が約75%
〜95%を示す。最適電流密度は30A/dm2で、約
6ミクロンの層を金属物質上に約1分で析出する。
この溶液は亜鉛がpHを少し下げて10g/j!に残っ
ても、本発明の亜鉛コーティングを電気メッキし得る。
減った亜鉛は酸化亜鉛又は亜鉛イオンの濃厚な燐酸溶液
の使用で補充できる。
上述のような方法で電気メッキした金属物品は延性ある
非常に接着性の良い亜鉛コーティングを有するものとな
る。亜鉛コーティングは更に長手軸に沿って約4ミクロ
ン〜8ミクロンの大きさの六方晶小平板状結晶を含むも
のとしえ特徴づけられる。このようにコーティングした
物品は所望の構造に形成でき、更にクロメート転換コー
ティングや塗料などの第二の保護コーティングを有して
J−1−+\ 11口に株便−九It憂す出桑聞固T、
−十f ;市ス樹断をしたり、鋭利な角度で折り曲げて
も、この結合したコーティングは非常に耐腐食性あるも
のである。また、この亜鉛コーティングは非常に接着性
がよく、ステンレススチール、アルミニウム、ニッケル
、銅などの金属をメッキできる。
電気メッキ用溶i夜は下記の実施例に示される種々の方
法で調製される。
実施例1 電気メッキ溶液を下記のように調製した=50fの粒状
珪素(20メツシユ、99.999%)を、11のビー
カー中で25:2+?のHa PO4(85%)および
52%M/の脱イオン水と混合した。溶液の温度は、)
k浴中で30〜35°Cに保持した。135yのベレッ
ト状苛性ソーダを、しずかな攪拌下に15分間にlOy
の増加量で添加した。合計所要時間は約3.5時間であ
った。8yの粒状亜鉛を溶液に加えた。溶液を攪拌なし
に5日間反応させた。溶液のp)Lは2.97であった
。スチール基板上にコーティングを電解的に共付着させ
るのに、3.2A/dJの電流密度を使用した。10ミ
クロンのZ n /S i / Pの層を約20分で表
面に付着させた。電子分散X−線分析(EDX)がコー
ティング中の亜鉛、珪素および燐の特徴的なX−腺を示
した。
実施例2 11ビーカー中で、250ダの亜鉛を126m1H3P
O4(8E%)および360m1の脱イオン水と混合し
てプレミックスAを調製した。溶液の温度は水浴中で3
0〜35°Cに保った。を混合物は1時間反応させた。
しずかに攪拌しながら85yの苛性カリ(KOH)を1
5分に3yの増加量で添加した。
所要時間は約61/2時間であった。@液は5日間反応
させた。
11ビーカー中で50fの粒状珪素を、126*gH3
PO4(85%)および360罰の脱イオン水と混合し
て、プレミックスBを調製した。ビーカーを水浴中に浸
して温度を約30〜35′Cに保った1゜しずかに攪拌
しながら1151のベレット状KOHを、15分に51
の増加量で溶液に加えた。溶液(プレミックスB)は5
日間反応させた。
つぎに1:1の容量比でプレミックスAとプレミックス
Bを?見合した。
この2.92のpHをもつ混合物を電気メッキでスチー
ル基板をコートするのに用いた。つぎにこのメッキした
表面をEDXで分析したところ、82.2重量%の亜鉛
、3.8重量%の珪素および14,0重量%の憐の存在
を示した。亜鉛:珪素:燐の比は82.2 : 3.8
 : 14.0である。
実施例 2人 上記のプレミックスAおよびBを1:3の比に混合して
、スチール基板上にコーティングを電気メッキするのに
使用した。溶液のpHは、3゜25テアツタ。コーティ
ングのEDX分析は、72.6重量%の亜鉛、8.8重
量%の珪素および18.6重量%の燐の存在を示した。
亜鉛:珪素:燐の比は72.6 : 8.8 : L8
.6である。
実施例3 30°〜35°Cの温度に保った11ビーカー中で45
yのベレット状亜鉛および5.7ダの粒状珪素を252
m1のH3PO4(85%)および720m1の脱イオ
ン水と混合した。このl混合物に1709のベレット状
KOHを15分に7グの増加量で6′/2時間かかつて
添加した。
5.7yのSiと40!7のKOHの溶i夜100mJ
を4時間反応させた。この溶(夜を亜8/珪素/鴎酸混
合物にゆっくり加え5日間反応させた。
3.25のpHをもつ上記溶液中での電気メッキでスチ
ール基板をコートした。メッキした基板の表面をEDX
で分析し、若干量の珪素、燐2よび亜鉛を検出した。
実施例4 米国特許4.117.088による電気メッキ溶液を下
記のように調製した:85yの塊状珪素を塩酸溶液(H
Clを1=1に水でうすめだもの)で洗浄した。つぎに
珪素を溶液から濾過し、11ビーカー中で50 y+l
の85%E(3F’04溶τ夜および200m1の脱イ
オン水の混合物に加えた。60°Cで2日間反応を進行
させた。そのあと、珪素を、J過しだが、溶液中に残存
する珪素含有種の7グ度に、44 ’!/(IT:、p
 HハIL、 2 テアツrc。85”’、;H3PO
4溶液を加えて、溶液のPHを2.9に調節し珪素濃度
を1.31/lに調節した。つぎに銅陰極と熱分解グラ
ファイト陽極を使用して5A/&Jの電流密度で@液に
電流を通した。EDX分析は珪素の特徴的X−線を示さ
ず、珪素含有種が溶液から電気メッキされなかったと結
論された。
実施例5 1.50Vの粉末珪素(20メツシユ、99.999%
)を1500m/の濃厚水酸化アンモニウムとt見合し
てプレミックスAを調製した。アンモニアガスを溶τ夜
にゆっくりバブリングさせた。125fのペレット伏N
aOHを5分間に約3,5ダの増加量で3時間かけて溶
液に加えた。反応温度は48時間の間30〜35°Cに
調節した。
250m/のH3P04(85%)と750m1の脱イ
オン水中で30yの粉末亜鉛を反応させてプレミックス
Bを調製した。すべての亜鉛が溶けるまで、約5時間溶
液をしずかに攪拌した。
攪拌下に、プレミックスAとプレミックスBを1=3の
比に混ぜて、電気メッキ溶液を調製した。
pH2,5で上記の溶液中で電気メッキしたスチール基
板の表面のEDX分析は、9重量%の珪素、3重量%の
燐および残部の亜鉛の存在を示しだ。
実施例6 前述の方法で溶液を調製した。結果を下表に示す。
実施例1  2.97 1.250  7.4  11
0  240   +   +   ’−22,921
,1548,’3− 70  60  +  ++2A
   a、25    +、158   4.1   
 60     90    +    +     
+3 3.25 1.148 5.2 60 2.2s
o  +  +  +4 2.48 1.12214.
5 51 625  +  +  +実施例7 104のH3PO4(85%)および10βの水を5カ
′ロンの反応器に入れたつ酸混合物が25°Cより低い
温度に冷えるまで冷却水槽に冷却水(10°C)を通し
た。9 kqの粒状金属亜鉛を酸混合物に加え、15分
間反応させた。168fのべVット状NaOHを15分
毎に加えて合計4.2 kqを加えた。
溶液混合物は4日間35°C(300−40°)に調節
し、そのあと、可溶化された亜鉛を含んだ澄明溶液を流
し出した。
珪素プレミックス溶液を下記のように調製した: 4’QOgの顆粒状珪素、300yrtlの脱イオン水
および300 mlの燐酸(85%)を14ビーカーに
入れた。
30!7のべVット状NaOHを最初に添加した。
合計480ダのN a OHを15分に30’7の増加
1で添わした。反応温度は50°Cに調節し反応は24
時間行なった。溶液を水で14にうすめた。
透明な珪素プレミックス溶液を流し出した。
600 mlの珪素プレミックス溶液を204の亜鉛プ
レミックス溶;夜にゆっくり?足金した。
スチー/L/基板を上記の溶液で電気メッキした。
BDXによるコーティングの表面分析は亜鉛、珪素およ
び燐を検出した。
実施例8 亜鉛プレミックス溶2夜を調製した: 980kwの塊
状巨船をヌテンVス製反応器に入れた。攪拌下に、18
60kgの85%燐酸および1060 lの水を反応器
に混入した。反応器の冷却水は38°Cの温度を保つよ
うに通した。23 kqのベレット状苛性ソーダを反応
器に加えた。温度が38°Cよシ下がるまで攪拌を行な
った。15分以上たってから、さらに23 kqの苛性
ソーダを加えて攪拌した。合計460kqのベレット状
苛性ソーダが加えられるまで添加と攪拌をくりかえした
。攪拌を止めて@液を少くとも84時間反応させた。透
明な溶液をドラムにとり出した。
珪素プレミックスを下記のように調製した:190#の
顆粒状珪素を4251の水とともにポリエチンンタンク
に入れた。235A:9の85%燐酸ヲタンクに加えた
。23kqのベレット状苛性ソーダを15分毎に、合計
230に9になるまで加えた、反応器コイルに冷却水を
通して反応温度を52゜〜74′Gに保、つた。バッチ
は52〜74°Cに24時間保持したつ透明な溶液をド
ラムに取出した。
亜鉛フレミックス溶液と珪素プレミックス溶液を12:
1の比に攪拌しながら混合してメッキ溶液を調製した。
上記溶液中での電気メッキラ用イタスチール基板のコー
ティングの分析ハ、94.7重量%の亜鉛、3.7重量
%の珪素および1.6重量%の燐を示す。亜鉛:珪素:
燐の比は94,7:3.7:1.6である。金属部品は
、約2ないし約14、好ましくは約2ないし約5または
約8ないし14の範囲のpHで上記溶液のいずれかを使
って電気メッキによってコートすることが出来、PHは
濃厚な燐酸または水酸化アルカリ金属で調製する。電気
メッキ工程は、室温すなわち約10°ないし32°Cの
範囲で行なう。コートすべき金属基板は陰極として接続
する。陽極は例えば、炭素または貴金属コートのチタン
のような不溶性のものでも、例えば亜鉛のような溶解性
のものでもよい。一般に、陽極対陰極の表面積の比は1
:1以上であるべきで、約7備ないし18C1n1好ま
しくは約1o口離して設けるべきである。使用する電流
密度は約0.5ないし約10A/dA、好ましくは約1
.6A/Cイないし4A/讃の範囲である。約3.2 
A−/dIAでは10ミクロンの1を付着するのに要す
る時間は約15ないし20分である。
金属部品ハスチール、ステンレススチール、銅、亜鉛、
アルミニウムおよびチタンから成る群から選ばれた種々
の金属で作ることかでさる。
実施例8A 770gの塊状金属亜鉛および19fの顆粒状金属珪素
を11の水を入れた反応器に入れた。常に攪拌しながら
、400m1085%燐酸をゆっくり、混合物に加えた
。溶液は30分間反応させた。
つぎに、38fの苛性ソーダを30分毎に加えて常に攪
拌しながら反応を進行させたつpHが約3に達したとき
、NaOHの供給を止めた。反応は3ないし4日間、進
行させた。@液を煩瀉によって取り出した。この溶Z夜
は、11 !/lの亜鉛、28yny/lの珪素および
90’//lの燐を示した。
上記溶液中でスチール基板を電気メッキした。
EDXKよるコーティングの表面分析は、0.1重量%
の珪素、0.5重量%の燐および994重量%の亜鉛を
示した。
実施例9 2、3 kqの塊状金属亜鉛を、31の水を入れた反応
器に入れ、5’lfの顆粒状金属珪素をこの混合物に加
えた。常に攪拌しながら1.24の85%燐酸をゆっく
り1//2時間かけて加えた。燐酸と亜鉛の反応は−さ
らにもう1/2時間進行させた。
114yのKOI(を30分毎に加えて、常に攪拌しな
がら、反応器の温度を21〜32°Cの間に調節しなが
ら反応を進行させた。pHが約2に達したとき、KO)
Iの供給を止めだ。反応を90°C以下の温度で3ない
し4日間進行させた。顆粒状亜鉛が反応して溶解して行
くにつれて、PHはゆっくり約3.5まで上がった。3
〜4日のち、溶液を煩瀉で取り出したっこの溶液はスチ
ール基板の電気メッキに使用された。
電気メッキした表面のEDX分析は、亜鉛、珪素および
燐の存在を検出した。
実施例10 実施例7で調製した亜鉛濃厚溶液400m’を、400
mtの脱イオン水に加えた。50%N a OH溶液を
加えてpHを7.0に上げた。つぎに、実施例7で調製
した珪素濃厚@2夜20m/を加えた。pHを50%N
aOHで調製し、合計11容でpHR7,0になったっ 若干の白色沈澱がゆっくり析畠した。分析は0.20ダ
/lの亜鉛を示した。透明液中に浸けた陰極にl 2 
A/mの電流密度を15分間加えた。極めて薄い白色の
付着物が見られた。
実施例11 25m1の50%NaOHを800m7の税イオン水に
加えた。実施例7で調製した珪素濃厚溶1Ei(20屑
lを、このアルカリ水に加えた。つぎに実施例7で調製
した巨船濃厚溶iVi 40 mlを攪拌下にゆっくり
加えた。白色沈澱がゆっくり沈降した。
容積を合計14に調製した。この溶液のpHlグ・13
.5であった。可溶性亜鉛は1 !/lであった。この
透明箔γ夜に浸漬した陰極に3.2A/a′、(の電流
密度を15分間加えた。滑らかな暗灰色の付着物が得ら
れた。
実施例12 米国特許4.117.088の実施例11に記載された
方法で溶液を調製した: 422.1Vの高純度塊状珪素を800yの脱イオン水
とl見合しだ。200ダのベレット状苛性ソーダをこの
溶液に加えた。反応温度は、珪素の溶解のため53°C
に保たれた。85%燐酸を一滴一滴ゆっくり反応器に加
えた。pHが約12に達しだとき、燐酸の供給を止めた
。反応は14時時間待させた。
加熱を止めて、さらに燐酸を加えた。反応を一夜進行さ
せた。PHは10.8であった。溶液はスチールパネル コーティングは観察されなかった。BDXでもパネル上
には珪素は検出されなかった。
実施例8に記載された方法で、亜鉛プレミックス溶液を
調製した。この亜鉛プレミックス溶液を、上記の珪素溶
液に加えた。
こうして調製したメッキ溶液を7チール基板上にコーテ
ィングとして付着させた。このコーティングのEDXに
よる分析は、亜鉛、珪素および燐の存在を示した。
改善された耐蝕性を示す例 実施例13 5個の鉄製のカップを、実施例9に記載した方法で調製
した溶液中で電気メッキしてコートした。
この50のコートしたカップをヘキサンに浸漬し、つぎ
に洗浄して風乾した。このカップのうち3個をフェロコ
ート366オイルに浸漬した。
全部つカップを加湿キャビネットに入れて、櫃準の30
日間加湿サイクルにかけた。30日ののちカップをとり
出して肉眼観察した。
コートしたカップは、フェロコートオイルコーティング
を施しだものも施さなかったものも、30日間加湿キャ
ビネットテストに合格した。
5個のカップには鉄さびの形跡は全く見られなかった。
このコートしたカップのうち何個かには、数ケ所に軟か
い白色の付着物が・見られた。
普通の条件で、フェロコート366混合物を使うと、若
干の腐蝕が予測され得る。コートしたカップではこれは
起こらなかった。
表面コーティングがひどく傷つけられた部分にも腐蝕は
見られなかったので、電気メッキが鉄の表面を鎮静させ
たように思われる。
実施例14 ■−1//8I径x8’のASTM A−193  B
7の鋲ボルトおよびASTMA−194級の2Hナツト
の試料を電解的にコートして、8ミクロン厚の亜鉛−珪
素−燐コーティング層を与えたつ負荷のモニタリングの
だめの応力ゲージをつけだロードセルを付けたシミュレ
ーションしたフランジ固定具中で、ポルトおよびナツト
に100%の最小降伏強度までトルりをかけた。このあ
と、5個のポルトおよびナツトを、腐蝕テストのために
ASTMB−117塩霧テスト室中に置いた。300時
間後に2組のボルトナツトをとり出し700時間後に1
組のボルトナツトをとり出し、もう1組のポルト す 
ッ ト は 1000出撃間祷に μ ね 出 1,、
 帛箔のボ ルトは1350時間後にとり出した。煙霧
テストの結果は下記の通りである。
300時間のちでは、目に見える腐蝕物はなかった。
700時間のちでも、目に見える腐蝕はなかったつ 1000時間のちでは、かすかな表面腐蝕があった。し
かしスチール基板の凹みは見られなかった。
1350時間のちでは、ポルトのねじは、塩分および/
または腐蝕物で埋まった。塩分は容易に除去され、締め
具のひどい損傷は見られなかった。若干のちょっとした
腐蝕凹みがあった。しかし、テストにおいて、締め具の
強度は、このちょっとした腐蝕によっては低下しないこ
とがわかった。
実施例15 4枚の2’X3’1010低カーボンヌチールパネルを
実施例7に記載した溶液中で電気メッキした。酸性亜鉛
コーティングした1010ヌチールをクロム酸塩処理し
て、対照パネルとして使用した。5枚のパネル全部を、
1000時間または、綿密な検査を保証するに充分な明
白な劣化が生じるまでASTMB 117テヌト法に記
載されだ塩霧テヌトにかけた。700時間のばく露のの
ち、対照パネルは、その表面の90%以上にはっきりひ
どい腐蝕が見られたが、Zn/Si/Pコートしたパネ
ルは表面積の約70%以上が変色した。
綿密な検査により、表面の腐蝕の種類と程度は異なるこ
とがわかった。対照パネルでは、約2.5脇の深さまで
の多数のピットが見られた。
さらに、表面に赤色の酸化鉄が見られたところはどこも
、その下のスチールは腐蝕による凹みの徴候を示しだ。
これに比して、Zn/Si/Pコートしたパネルでは、
約5.3ミクロンより深いビットは見られなかった。コ
ーティングの多くの部分は酸化鉄で赤く汚れたが、スチ
ール基板の腐蝕による損傷はなかった。小部分からの腐
蝕生成物が、いかにも大面積がひどく損傷したかのよう
に見せたようである。
改善された耐摩耗性を説明する例 実施例16 テイムケンブロツクを実施例9に記載した溶液中で電解
的にコートした。テスト中15 W−40級のモーター
オイルに浸けたコートずみのブロックとコートなしのリ
ングを使って潤滑性テストを実施した。リンクとブロッ
クはティムチンテスターの最大トルクすなわち410吋
−ボンドでも焼付かず、そのあとテストを終了した。結
果は、トルク対重量減のグラフである第3図に示す。
実施例17 3組のテイムケンブロックおよびリングをティムチンテ
スターでテストし、次のように検定した: #1 コートなしのリングとブロック #2 コートしたリングとコートなしのブロック #3 コートしたリングとブロック 試片は実施例1に記載した溶液中で電解的にコートしだ
ミリグラムで表わしたブロックの重量減をトルクメータ
ーの読みに対してプロットし、部品の傷が見られるとき
の摩耗率とトルク値を肉眼的に見られるようにした。3
20吋−ボンドでは3種の試料のどれにも傷は見られな
かった。コートなしのリングとコートなしのブロックは
、350吋−ボンドで傷がつきはじめた。コートしたリ
ングとコートなしのブロックは一定の摩耗率を示しだが
、ティムチンテスターの最大トルクでも傷がつかなかっ
た。コートしたリングとコートしたブロックも一定のし
かし高い摩耗率を示した。410吋−ボンドの最大トル
クでは若干の傷の形跡が見られた。
改善された耐摩損性を説明する例 実施例18 4個のテイムケンブロックを実施例9に記載した溶液か
らの電気メッキでコートした。それらはティムチンテス
ターでテストした。
4個の処理ブロックおよび未処理のブロックを“オイル
抜き“法でティムチンテスターで比較のためテストした
。すべてのチアドは、漂濃の未処理のT 48651テ
ヌトカツプを使って実施した。カップとブロックをテス
ト機に装着して、i?itM (モービルジエツト■オ
イル、100°F入口温度)をそそいだ。テスト機を始
動し、速度を120Orl)mに調節した。
総重量が10ポンドになるまで、毎分1ボンドの割合で
負荷をかけた。ベースライン作動トルクを設定した。
10分の“作動“のちと、オイルの流れを止め、カップ
−ブロック界面に残ったオイルは空気ノズルを使って除
去した。
つぎに、トルクがベーヌラインより10吋−ボンド高く
なるか、総作動時間が50分に達するまで機械を作動さ
せた。
“オイル抜き“したテストブロック(処理あり4個、処
理なし1個)を12ボンド−フィート7吋の初期無負荷
作動トルクでスタートした。
トルクはテスト10分間の“作動“部分のるいだ、かな
り一定に保たれた。すべての作動において、油の流れを
止めた殆んど直後に作動トルクは1ないし2ポンド−フ
ィート7吋低下した。
未処理のブロックは、11/2分以内に10ポンド−フ
ィート7吋の基準をこえ、停止した。処理ブロックは、
無負荷条件で平均14.5分作動した。
処理ブロック上の電柱パターンは、未処理ブロックに見
られる深さまたは広さにはいずれも達しなかった。
実施例19 4個の標準A、 P、 I (米国石油研究所)L−8
0接手(外径2−”/lおよび外径2−’/;3t )
を実施例1に記載された溶液中で電解的にコートした。
これらは、レギュラーA、P、Iパイプでレギュラー“
バックオン“機上で800ポンドのトルりおよび標準A
、 P、 I間隔(5tand off ) ”t’ 
F−プした。
つぎに、接手をとり出して検査した。ピンまたは接手の
上には全く摩損は見られなかった。
この操作を8回くりかえしたが摩損は見られなかった。
実施例20 2−4のL−80接手およびピンを実施例2に記載した
溶液中で電気メッキでコートした。
接手およびピンはL−80パイプでドープし、バックオ
ンおよびオフした。ねじにははっきりした摩損または損
傷は見られなかった。
実施例21 2−/8. L −8のコートした接手およびコートし
たピンを実施例2に記載した溶液でメッキした。それら
は、アンドープし、バックオンおよびオフしたが、はつ
き−りした摩損はなかった。
接手は、二回目の作動でオーバートルクになり、ひどい
摩損が起こった。
実施例22 18UNEF−2を通したねじ部品1−”/16 のセ
ットを、実施例7に記載した溶液でメッキした。
コートしたセットに約120フイート/ポンドのねじれ
負荷を加えた。部品をねじ戻したときにねじの摩損はな
かった。
コートなしのセットに約40フイート/ボンドの負荷を
かけた。コートなしの部品をねじ戻しだときねじは摩損
した。コートした部品の摩擦係数は減少したようである
実施例23 1− ′/8.径x s’長のAs TMA−1938
7鋲ボルトおよびASTMA−194級の2−Hナツト
の5組の試料を8ミクロン厚のZn/Si/Pコーティ
ングでメッキした。100%の最小降伏強度までトルク
をかけて、ポyly )およびナツトを機械的にテスト
した。そのあと、5組のポルト、ナツトを腐蝕テストの
ためASTMB−117塩霧テスト室に入れた。300
時間後に2組のボルトナツトをとり出しだ。ナツトはポ
ルトトの全長を通じて手で自由にまわせた。700時間
後に1組のポルトナツトを塩霧室からとり出した。この
ナツトもポルトの全長を通じて手で自由にまわせだ。
1000時間後にとり出したボiV )ナツトのセット
は20ないし35フイートポンドのオーダーで顕著な発
進) /V り(break out torque)
をもった。
始動のあと、ナツトは手で簡単に回わせた。
1350時間後に取り出した最終のボルトは、塩分およ
び/または腐蝕生成物で埋まっていた。
ナツトは、テスト中ナツトで保護されていなかったボル
トの他の部分では回わすことか出来なかった。
る例 実施例24 ASTMA−194級の2Hねじのスチール製鎖ボルト
(1−′/8# X8”)を、実施例8に記載されt方
法によって調製した溶液中で、3.2 A/dm′の電
流密度で、電解的にコートした。1− /4.の孔をあ
けた焼入れした4140スチールの試験ブロック2個を
クランプで締めた。4個のボルトを1800フイートの
トルクで試験ブロックに組み込み、これは85000ボ
ンドの負荷を形成した。
試験ブロックは4個のポルトの各々に4Iの応力長を形
成した。つぎに試験アセンブリーを水道水でめらして、
14日問屋外の地上KWいた。
この期間中、応力腐蝕クラッキングの形跡はなかった。
つぎにこのアセンブリーを35℃の100%凝縮加湿キ
ャビネットに入れて、9日間放置した。つぎにこのアセ
ンブリーをとり出し、14日問屋外の環境にもどしだ。
材料にクラッキングの1侯は全く見られなかった。
実施例25 4140 y、チール製のねじを切った鋲ポ/l/ )
を、実施例7に記載した方法によって調製した溶液中で
電解的にコートした。実施例24に記載した固定具を分
解し、鋲をはずし、ねじにグリーヌをつけ、実施例24
ですでに露出されたもとのボルトを使って固定具を再組
立てし、ナツトのねじが摩損してもはやトルクががけら
れなくなるまで再びトルクをかけることによって、応力
腐蝕クラッキングによる破損の促進の試みを実施した。
ボルトは破損せず、テストは中止した。
実施例26 P −110ケーシングヌチー/L/(降伏強度、12
8ps i)について、NACE規格TM−01−77
によって8種の引張テストを実施した。この試験片のう
ち4個を実施例8に記載した溶液中で電気メッキでコー
トした。残りの4個の試験片はコートなしのまま残した
。試料を調製しNACE規格でテストした。
始動中、コートしだケーシングを浸けたNACE溶液(
5%NaC1,Q、5%酢酸を基溜水にとかし、ざ下、
15psiでH2Sで飽和したもの)はH2Sを導入す
ると乳濁した。コートなしの試料片では、溶液は透明の
ままであった。H2Sが亜鉛/珪素/燐コーティングと
反応して溶液を濁らせたようである。
4種の応力レベルをテストした。結果は下記のようであ
る: 応力(%)   試験片   破損するまでの時間(時
間)80     コートあ!7         7
.380     コートなし         1.
660     コートあり        13.5
60     コートなし         2.54
0     コートあり          21.7
40     コートなし          4.6
20     コートあり           NF
20     コートなし        20.2N
F=破損なし コーティングがこの特別の材料が破損するまでの時間を
延長することはたしかである。−貫して試験したすべて
の応力レベルで、コートあシの試験片はコートなしの試
験片よυ破損するまでの時間が長い。
実施例27 三糎の規格スチール: Al5I 4180.9Cr−
IMOlおよびAl5I 410の重量減腐蝕クーポン
片をNACE溶e、(5%NaC1,0,5%酢酸を蒸
溜水にとかし、75下、15psiでH2Sで飽和した
もの)にさらした。試料は30日間ばく露した。重量減
で測った腐蝕率ははく露前後の重量測定から計算した。
試料の寸法は1吋×2吋×1/16吋であった。材料の
複数の試料をZ n /S i /P コーティングで
コートした。すべてのコートあシの試料は同時にテスト
した。コートなしの試料は、別々の容器中でNACE溶
2夜にばく露した。
腐蝕テストの結果を第5図に示す。Al5I4130に
ついては、コートありの試料の平均腐蝕率はコートなし
のAl5I 4130とほぼ同等であったiコートあり
の9Cr−IMoおよびAl5I 410C1平均腐蝕
率は一般にコートなしの試料のそれより低かった。テス
ト終了後の溶液pHの測定によって、コートありとコー
トなしの試料を含む2つのテストからの溶i夜のPI(
はほぼ同じ(pH=3.7)であることがわかった。こ
のことは3蝕挙動のちがいが、コーティングまたは腐蝕
生成物によって起こされ得るpHのちがいの結果ではな
いことを示唆している。
実施例28 単一の引張テストを、NACE規格TM−Ql−77に
よる方法でNACE溶液中で実施した。材料はP−11
0(降伏強度= 128 psi)であった。試験片ば
Zo / S i/ Pで電気メッキでコートし、材料
降伏強度の80%まで応力をかけた。
P−110のコートありの引張試験片の破損までの時間
は、15.0時間であった。これは、実施例23で降伏
応力の80%でテストしたコートなしの試験片およびコ
ートありの試験片で得られた値より長い。
メッキしにくい金属へのコーティングの接a性を説明す
る例 実施例29 4吋×5吋の304ステンレスヌチ一ルシート5枚をア
ルカリ脱脂し、燐酸溶液に浸漬し実施例8に記載した溶
液からZn/Si/Pコーティングで電気メッキした。
ステンレスヌチール基板上への付着コーティングの接着
をテープテストした。すべて良好な接着を示した。
実施例30 304ステンレススチールシート(4”X5’)5枚を
硝酸処理して表面を不動転化した。(基板への電気メッ
キした金属の接着を妨げる普通の処理)、これらの不動
態化したステンレススチールシートを、実施例8に記載
した溶液からZn/Si/Pコーティングで電気メッキ
した。25ミクロンより厚いコーティングが付着した。
コーティングの縁は鋭いかみそり刃で切った。基板から
コーティングをはがすことは不可能であった。
他の5枚の試料シートの表面はさらに陽極電流で不動態
化してZn/Si/Pコーティングで電解的に付着させ
た。この場合も、コーティングは基板からはがすことは
出来なかった。コートしたステンレススチール試料は、
何回も曲げたり伸ばしたりした。
コーティングのはがれや破壊は全く見られなかった。
実施例3■ 2吋×8吋の5052  アルミニウムのクーポン片を
アルカリ脱脂し、特別の処理なしに酸に浸漬した。それ
らを実施例7に記載した溶液からZn/Si/Pコーテ
ィングで電気メッキした。このクーポン片をテープテス
トし、曲げテストをしだ。アルミニウム基板からのコー
ティングのはがれは見られなかった。
実施例32 実施例8の濃厚溶液を使用してメッキ溶液を調製した。
106の亜鉛濃厚溶液を281の脱イオン水でうすめ、
つぎに0.791の珪素濃厚溶ζ夜をこの溶τ夜にゆっ
くり攪拌しつつ入れた。
メッキ用mK、430mのヌテンレヌヌチール打抜き型
を入れた。この樽をアルカリ洗浄溶液(ダイナテ゛ット
、ニューシャーシー州、バークレーハイツ、オーカイト
プロダクトインコーポレーテイツドから市販)に浸漬し
て6ボルト、70°Cで陽極的に洗浄した。
アルカリ洗浄のあと、樽をまず60°Cの温水洗浄浴に
浸け、つぎに冷水洗浄浴に浸けた。ヌテンレススチール
打抜き型の入った樽を1部の85%燐酸および9部の水
の溶液に浸漬した。
冷水中で水洗したのち、樽をメッキ浴に浸漬し、ステン
レススチール打抜キ5 t FJ 2.5 y ンヘy
/平方デシメートルの電流密度で電気メッキし約75マ
イクロメートルの亜鉛/珪素/燐コーティングのメッキ
を得た。
水洗および乾燥ののち、亜鉛/珪素/燐コーティングは
、ステンレススチールへのxt < ホト優れた接着を
示した。メッキしたステンレススチール打抜き型に、ペ
ンシルバニア州ビツツパーグ、PPGインダスメリーズ
製のコーティングt−m布した。コーティングのステン
レススチールへの接着は優れていた。加湿テスト中コー
ティングまたは亜鉛メッキの接着の気泡発生または劣化
は見られなかった。
遺」L廻」ユよ 85%燐酸48.4 gを容器に入れ、この燐酸に、脱
イオン水35.8ml中に酸価亜鉛(ASARCO社の
AZO55)3.1gを含むスラリーを、攪拌しながら
ゆっくりと加えた。この混合物を冷却し、全ての酸価亜
鉛が溶解するまで65℃〜70℃に保った。
水酸化ナトリウムペレット12.7 gを撹拌しながら
添加し、冷却し、得られた混合物を室温まで冷却させ、
容積67m1とした。次いで、濾過し、濾液50m1を
脱イオン水で150m1に希釈し、水酸化ナトリウムの
50%液でpHを2.8に調整した。、−の溶液は約1
4 g / j2の亜鉛イオンと196 g/lの燐酸
イオンを含んでいた。Q−パネル社からQパネルとして
市販される1010冷圧延f@ 76mmX 127m
mの4枚のパネルを洗浄し、上記希釈溶液に76mmま
で縦に浸漬した。Qパネルの両側を、ダイアモンドジャ
ムロック社のDSA陽極、を用いて3A/dm”で23
分間、室温で電気メッキした。その結果得られたコーテ
ィングは厚さ12−13ミクロンの、艷のない灰色のコ
ーティングであった。
このメッキしたパネルを脱イオン水で洗い、オリ−プー
トラブ(黄褐色)のクロメート/@ ?a (M&Tユ
ニクロム1072)中に60秒間/貞けてクロメート転
換コーティング処理した。その後パ2ルを脱イオン水で
洗い、−夜乾燥した。このバノルの断面のX−線マノピ
ング試験は亜鉛コーティングの頂部8ミクロンにクロム
の存在を示した。
電気メンキし、クロメート処理したパネルを、その後直
径約0.198cmの曲率で135度の角度に曲げてブ
レーキに形成した。
このパネルを塩噴霧室(ASTM 117)で260時
間試験したが、亜鉛コーティングもその下のスチールパ
ネルも腐食された様子は全く認、められなかった。
ス」1皿」−1 酸価亜鉛11.9g(4gのAZO55と7.9gのA
ZO66の混合物)、85%H3P0い水酸化カリウム
3.7g及び脱イオン水39.6mlを用いて、実施例
33の方法に従って、電気メッキ溶液を1周製した。
この溶液を脱イオン水で1:2.4倍に希釈し、塩化ナ
トリウム9.5gを加え、撹拌下、水酸化ナトリウムペ
レットを用いてpHを1.9に調整した。
メッキ浴の亜鉛イオン濃度は42g/#であった。
Qパネル上の亜鉛の電気メッキは亜鉛陽極を用いて電流
密度3A/dm” 、1.6Vで20分間実施した。陰
極効率は84%であることが分かった。
亜鉛メッキしたQパネルを脱イオン水で洗い、M&Tユ
ニクロム1072で処理し、脱イオン水で洗い、−夜風
乾した。このサンプルを実施例33と同様に135度曲
げ、塩噴霧室で試験した。200時間の試験後、平面部
分にも曲げ線上にも腐食は認められなかった。
遺」虹9135− 亜鉛微粉末(メドウブルック社のグレード330)2.
5gを85%燐酸48.4 gと水23.7 gの混合
物にゆっくり攪拌しながら添加し、加熱し、80℃〜9
0℃に保った。亜鉛微粉末を全て溶解した後、溶液を室
温まで冷却した。
水酸化ナトリウムペレット12.7 gを脱イオン水1
2.7mlに溶解し、燐酸溶液混合物中の亜鉛に冷却し
ながら、ゆっくり水酸化ナトリウムを添加した。
この混合物を脱イオン水で1=2に希釈した。
Qパネルを実施例33と同様に電気メッキした。
その結果実施例33のコーティングと同様の亜鉛コーテ
ィングが得られた。
l1亘1工 亜鉛粉末(フェデレイテソド・メタルス社のフェデレイ
テソド・メタルスZ、n No、1)  25 g、8
5%燐酸18g、燐酸二水素ナトリウム76g、N a
 H,P Oa及び脱イオン水781m1を用いて、実
施例33の方法に従って、電気メ・ツキ’Ei ?fl
を調製した。
この混合物235m1をケイ酸ナトリウム溶液(ザーP
Q社の5TAR)259mlで希釈し、pHを2.5に
調整した。
電流密度3 A / d m ” 、6.7 Vで電気
メッキを実施した。陰極効率は88%であった。
11豆主主 ZnO以外の亜鉛塩を用いて実施例33に似た方法を実
施した。即ち、実施例33のZ n O3,1gと水3
5.8 gの代わりに次の物質を用いた:炭酸亜鉛4.
8gと水34.1 g 、塩化亜鉛5.2gと水33、
7 g、水酸化亜鉛3.8gと水35.1 g 、硫酸
亜鉛6.1gと水32.8 g、又は酢酸亜鉛7.0g
と水31.9g。
濃縮物及びメッキ液の調製法並びにメッキ条件は実施例
33と同様に実施した。
大亙亘主工 比較試験のために、 (a)酸塩化物法(M&Tブライト酸塩化物溶液); (b)アルカリ性亜鉛法(バーショウ・アルカ−スター
83); (c)シアン化亜鉛法; (d)硫酸法(酸価亜鉛のp H2,8の硫酸液);及
び (e)熱浸漬亜鉛メッキ法 を用いてQパネルを電気メンキした。
その後パネルをクロメート転換法で処理し、直径約0.
198cmの曲率で135度の角度に曲げた。
このようにして曲げたサンプルを走査電子顕微鏡で検査
した。<a>、(b)、(c)及び<e>の方法を用い
たQパネルの曲がった面のコーティングはひどくヒビ割
れしていた。
この曲げてクロメート処理したサンプルを実施例33に
よって電気メンキして曲げたQパネルと共に塩噴霧室に
260時間置装た。
その結果は次の通りである。
数値は、所定の面の、視覚的に見積もった腐食の割合を
示す。
実施例38(a)、(C)、(d)及び(e)によって
製造した一般的な方法でメンキし、クロメート処理した
サンプルの断面を、実施例33によって電気メッキし、
クロメート処理したQパネルと共に、X−線マソピング
試験した。
その結果は次の通りである。
実施例33     12.8    7.68実施例
3 B ’(a )   12.8    0.512
見積量実施例3 B (c)   12.8    0
.512見積量実施例38(d)   12.8   
 5.12実施例3 B (e)   12.8   
 0.512見積量これらの結果は、クロムが本発明の
亜鉛コーティングには約8ミクロン?+mしているが、
酸性の硫酸法を用いた亜鉛コーティングには約5ミクロ
ン、商業的な亜鉛メッキ法による亜鉛コーティングには
約0.5ミクロンしか浸透していないことを示す。
IL貰主↓ 実施例33と同様に調製した溶液で、電流密度3A/d
m”を用いて20枚のQパネルを電気メッキした。12
枚のパネルは12.5分間メッキして6.4ミクロンの
亜鉛コーティング層を得た。
8枚のパネルは23.0分間メッキして12.8ミクロ
ンの亜鉛コーティング層を得た。6.4ミクロンの亜鉛
層を有する8枚のパネルをクロメート処理した。4枚は
イエロークロメート溶液(アライド・ケライト・イリダ
イト80)で処理し、4枚はオリーブクロメート溶液(
M&Tユニクローム1072)で処理した。12.8ミ
クロンの亜鉛層を有する8枚のパネルも同様に、4枚は
イエロークロメート溶液で、2枚はオリーブクロメート
溶液でクロメート処理した。これらのパネルを10枚の
パネルからなる2群に分け、各群に同様に処理したパネ
ルが対をなして存在するようにした。対をなすパネルの
一方を45度曲げた。
その後、全てのパネルにエポキシプライマ一層を約33
ミクロン噴霧塗装し、163℃で20分間熱処理した。
塗装した各パネルの平坦な表面と曲がった線上に、ステ
ンレススチールの鉄筆で2本の交差した線を引き、下層
のスチール物質を露出させた。
5枚の平たいパネルと5枚の曲げたパネルからなる10
枚の一群を湿気のある室に置き、5枚の平たいパネルと
5枚の曲げたパネルからなる第二群のパー、ルは塩噴霧
室に480時間置いた。
その結果、湿気試験では6.4ミクロンの亜鉛を有する
クロメート処理してない曲げたサンプルだけが、曲げ線
に近くに引かれた線に沿って塗装の浮き上がりが認めら
れた。その他のサンプルは全て、塗装の浮き上がりや膨
れを殆ど又は全く示さなかった。
塩噴霧室の試験では、全てのサンプルが塗装の浮き上が
りを殆ど又は全く示さなかった。
l皇11副− 酸化亜鉛<AZO55とAZO66の1:3混合物)3
17g、85%燐酸1191g、脱イオン水1069m
1及び水酸化カリウム82.5 gを用いて実施例33
の方法で電気メッキ溶液を調製した。
この混合物を脱イオン水で5.5pに希釈し、pHを2
.2に調節し、亜鉛イオン46 g / 1と燐酸イオ
ン178 g/j!を含む溶液を得た。
洗浄した8枚のQパネルをこの希釈)8液に浸清し、電
流密度30A/dm2で3分間電気メッキし、厚さ12
.5ミクロンの亜鉛層を析出した。4枚のパネルは実施
例39に示されるイエロークロメート溶液で処理し、4
枚のパネルはオリーブクロメート溶液で処理した。
このようにして、同様に処理したパネル2対からなる1
群のパネルが得られるが、この8枚のパネルを4枚づつ
の1群に分け、四枚のパネルの対をなす一方を45度曲
げた。
その後、全てのパネルにエポキシプライマ一層を約33
ミクロン噴霧塗装し、163℃で20分間熱処理した。
塗装した各パネルの平坦な表面と曲がった線上に、ステ
ンレススチールの鉄筆で2本の交差した線を引き、下層
のスチール物質を露出させた。
一群のパネルを湿気のある室に480時間置き、もう−
一群のパネルを塩噴霧室に480時間置いた。
この結果、湿度室では引いた線に沿った浮き上がりや膨
れは殆ど又は全く認められなかったが、塩噴霧室では引
いた線に沿って僅かに浮き上がりがあった。
ス」L舅」工り 二枚の銅板を洗浄剤で洗い、過硫酸塩溶液で穏やかなエ
ツチングをした。
この銅板の一枚に実施例33で調製した亜鉛溶液を用い
て3A/dm”で5秒間電気メッキした。
メッキした銅板を脱イオン水で洗い、風乾した。
この二枚の銅板に市販の無機ヘースのコーティング、ア
レンコ社のアレンコ348を、76mmの厚さに刷毛塗
りした。その後−夜風乾し、82℃で30分間熱処理し
、コーティングをセットした。
冷却後、二枚の板を90度曲げた。このコーティングは
電装メッキ17た亜鉛層を右するi同ネHには拳套着し
たが、亜鉛でメッキしてない銅板からは剥がれた。
電気メッキした亜鉛を有するコートした銅は、その後5
00℃で30分間加熱した後、室温に冷却された。無機
ベースのコーティングはほんの少ししか剥がれなかった
。このことは、本発明によって金属物質上に電気メッキ
した亜鉛が、金属物質上への所望のコーティングの強固
な接着を促進することを示す。
実施例42 ARMCO社のニトロニック40ステンレススチール二
枚を洗浄剤で洗った。
このスチールの組成は次の通りである。
N−%− 炭素          0.08 マンガン        8.00〜10.00燐  
         0.060 硫黄          0.03 珪素          1.00 クロム        19.00〜21.50ニッケ
ル        5.50〜7.50窒素     
     0.15〜0.40スチール板の一枚を実施
例33と同様にして調製した亜鉛溶液を用いて3A/d
m”で5秒間電気メッキし、メッキした亜鉛板を脱イオ
ン水で洗い、風乾した。
第二(7) ス−J−−/L/板をCu S Oa ・
5 Hz 090g/j!とHzSO−(98%)30
0mlからなる鋼溶?(lで電気メッキした。二枚のス
チール板をピンク試験した。この試験は電気メッキした
金属を一部エッチング除去して電気メンキした金属とス
テンレススチールの間に明瞭な界面を形成し、スチール
からメンキした金属を機械的に取り外すように、この界
面をピッキングするものである。
銅は容易に表面から除去されるが、電気メッキした亜鉛
層は除去できなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による溶液を使った電気メッキ後のヌチ
ール基板の表面の代表的なEDXスペクトルである。ヌ
ベクトルは、スチール表面層中の亜鉛、珪素および燐の
存在を示す。 第2図は亜鉛/珪素/燐コーティングをもつ表面の走査
電子顕微鏡写真である。 第3図はトルり対ミリグラムで表わしだブロックの重量
減をプロットしたグラフである。これはテスト対象物の
摩耗程度を示す。直線はコートなしのリングに対するニ
ートありのブロックの摩耗率を余す。曲線はコートなし
のリングに対するコートなしのブロックの摩耗率を示す
。 第4図は種々の応力レベルにさらしたあとの、コートあ
、りおよびコートなしのケーシング材料についての応力
の大きさ対時間で表わした破損するまでの時間をプロッ
トしたグラフである。 上方の曲線はコートあシのケーシングから得られた結果
であり、下方の曲線はコートなしのケーシングかも得ら
れた結果である。 第5図はAl5I 410.9Cr−IMoおよびAr
5I 4130で作られたスチールのしたものと、コー
トしてないものの金属試験片の腐食率<mpy =ミル
/年)を比較したグラフである。 第6図は本発明によって得た延性及び接着性ある電気メ
ッキした亜鉛コーティング層の走査電子顕微鏡写真(4
000X)である。 第7図は本発明によって得た延性及び接着性ある電気メ
ッキした亜鉛コーティングの折り曲げた層の走査電子顕
微鏡写真(50X)である。 第8〜11図は通常の酸塩化物法で電気メッキしたもの
(第8図)、通常のシアン化物法で電気メッキしたもの
(第9図)、通常のアルカリ性法で電気メッキしたもの
(第10図)、通常の熱浸清亜鉛電気メッキ法でメッキ
したもの(第11図)をメッキ後、形成された又は折り
曲げられたスチール上の亜鉛コーティングの走査電子顕
微鏡写真(50X)である。 第12〜13図は通常の酸塩化物法で電気メツ七  1
  手+ コニ ゐ八 1 − 二  、  ・ノ カ
′  tm+   リ FΔ 嘱   L :譜 づF
  /T’l  −’ノアン化物法で電気メッキした亜
鉛コーティング(第13図)の走査電子顕微鏡写真(4
000×)である。 特許出願人 コルモーゲン テクノロジイズコーポレイ
ション 代  理  人  新  実  健  部外1名 第1図 第2図 第3図 滲」阜δ゛よぴ′潔1し子スト OIo    20   30   40重量琢(飢J
) 第 4 図 石泉才員す?)コ2′淑詩へn(舛F、Fl)第5図 第6図 第7v 第8図 第9図 第10図 811図 第I2図 第13図 手続補正書C方式) %式% 事件の表示 昭和60年特許願第173057号事件と
の関係   特許出願人 優1代理人    〒604 補正により増加する発明の数 補正の内容 別紙の通り 補正の内容 (1)明細書、第69頁〜第71頁を別紙(第69頁、
第70頁)の通り補正する。 (2)別紙訂正図面に示す通シ、第2図、第6□□□〜
第13図を削除する。 (3)別紙訂正図面に示す通シ、第3図を第2図に、第
4図を第3図に、第5図を第4図にそれぞれ繰り上げ訂
正する。 添附書類の目録 (1)訂正図面(’1部−J3ffi )   1通4
、図面の簡単な説明 第1図は本発明による溶液を使った電気メッキ後のスチ
ール基板の表面の代表的なEDX、xベクトルである。 スペクトルは、スチー/L/表面層中の亜鉛、珪素およ
び燐の存在を示す。 第2図はトルク対ミリグラムで表わしたブロックの重量
減をプロットしたグラフである。これはテスト対象物の
摩耗程度を示す。直線はコートなしのリングに対するコ
ートありのブロックの摩耗率を示す。曲線はコートなし
のリングに対するコートなしのブロックの摩耗率を示す
。 第3肉は種々の応カレペ〃にさらしたあとの、コートあ
りおよびコートなしのケーシング材料についての応力の
大きさ対時間で表わした破損するまでの時間をプロット
したグラフである。 上方の曲線はコートあ夛のケーシングから得られた結果
であシ、下方の曲線はコートなしのゲージングから得ら
れた結果でちる。 第4図はAl5I  410.9Cr−IMoおよびA
l8I  4130で作られたスチー〜のしたものと、
コートしてないものの金属試験片の腐食率(mpy=ミ
ル/年)を比較したグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)燐酸1モル当たり0.4モルないし1.3モル
    の水酸化アルカリ金属が加えられるまで、金属亜鉛およ
    び珪素と、燐酸および水酸化 アルカリ金属とを接触させ; b)ガス発生が止むまで反応を進行させ; c)残留金属亜鉛および珪素を溶液から除去し;そして d)pHを2.5以上に調整する; ことを特徴とする少くとも約70重量%の亜鉛、少くと
    も約0.1重量%の珪素、および少くとも約0.5重量
    %の燐から成るコーティングを、金属基板上に電気メッ
    キするのに適した溶液を与える方法。 2、反応温度が75℃より低く、燐酸1モル当たり0.
    6ないし0.9モルの水酸化アルカリ金属を加えること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項の方法。 3、水酸化アルカリ金属を固形で添加することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項の方法。 4、pHを約3に調整することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項の方法。 5、a)金属亜鉛および珪素を燐酸と接触させ;b)反
    応温度が溶液の沸点をこえないように、かつ、燐酸1モ
    ル当たり0.4ないし1.2モルの水酸化アルカリ金属
    が添加されるまで、亜鉛および珪素に、水酸化アルカリ
    金属を 量を増しながら添加し; c)ガス発生が止むまで反応を進行させ; d)残留金属亜鉛および珪素を溶液から除去し;そして e)pHを2.5以上に調節する; ことを特徴とする少くとも約70重量%の亜鉛、少くと
    も約0.1重量%の珪素および少くとも0.5重量%の
    燐から成るコーティングを、金属基板上に電気メッキす
    るのに適した溶液を与える法。 6、反応温度が75℃より低く、燐酸1モル当たり0.
    6ないし0.9モルの水酸化アルカリ金属を添加するこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第5項の方法。 7、a)燐酸1モル当たり0.4ないし1.3モルの水
    酸化アルカリ金属が添加されるまで、金 属亜鉛を燐酸および水酸化アルカリ金属と 接触させ; b)pHが約1.5ないし4の範囲になるまで反応を進
    行させ; c)残留金属亜鉛を溶液から除去し; d)水酸化アルカリ金属1モル当たり0.2ないし0.
    4モルの燐酸が添加されるまで、金属珪素を燐酸および
    水酸化アルカリ金属と 接触させ; e)pHが10ないし12に達するまで反応を進行させ
    ;そして f)残留金属珪素を溶液から除去し; g)亜鉛対珪素比が8:1ないし30:1になるように
    、珪素含有溶液を亜鉛含有溶液 に添加し;そして h)溶液のpHを2.5以上に調整する; ことを特徴とする少くとも約70重量%の亜鉛、少くと
    も約0.1重量%の珪素および少くとも約0.5重量%
    の燐を含むコーティングを金属基板上に与える、電気メ
    ッキに適した溶液の製造法。 8、水酸化アルカリ金属が固形であることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項の方法、 9、溶液のpHを約3に調整することを特徴とする特許
    請求の範囲第7項の方法。 10、a)金属亜鉛を燐酸と接触させ; b)反応温度が溶液の沸点をこえないように、かつ燐酸
    1モル当たり、0.4ないし1.3モルの水酸化アルカ
    リ金属が添加されるまで、水酸化アルカリ金属を、量を
    増しながら添 加して、亜鉛と反応させ; c)pHが約1.5〜4の範囲になるまで反応を進行さ
    せ;そして d)残留亜鉛を溶液から除去し; e)別の容器で、金属珪素を水酸化アルカリ金属溶液と
    接触させ、 f)反応混合物の温度が溶液の沸点をこえないように、
    かつ、水酸化アルカリ金属1モ ル当たり0.2ないし0.4モルの燐酸が添加されるま
    で、燐酸を量を増しながら添加し て、珪素・水酸化アルカリ金属混合物と反 応させ; g)pHが10〜12に達するまで反応を進行させ;そ
    して h)残留珪素金属を溶液から除去し; i)亜鉛対珪素比が8:1ないし30:1になるように
    、珪素含有溶液を亜鉛含有溶液 に添加し;そして j)溶液のpHを2.5以上に調整する; ことを特徴とする、少くとも約70重量%の亜鉛、少く
    とも約0.1重量%の珪素、少くとも約0.5重量%の
    燐を含むコーティングを金属基板上に与えるための電気
    メッキに適し た溶液の製造法。 11、a)特許請求の範囲第1、2、3、4、5、6、
    7、8、9または10項によって調整された電気メッキ
    用水溶液を準備し、 b)基板上に接着性の電気メッキを達成するに充分なだ
    け金属基板を洗浄し; C)洗浄した基板を電気メッキ溶液に浸漬し;そして d)少くとも0.5A/dm^2の電流密度で、基板を
    陰極としてコーティングを電気メッキす る; ことを特徴とする少くとも約70重量%の亜鉛、少くと
    も約0.1重量%の珪素、および少くとも約0.5重量
    %の燐から成るコーティングを金属基板上に電気メッキ
    する方法。 12、約1.6ないし約4A/dm^2の範囲の陰極電
    流密度を使用して、コーティングの電気メッキを行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項の方法。 13、約70重量%ないし約99.5重量%の亜鉛、約
    0.1重量%ないし約10重量%の珪素、および約0.
    5重量%ないし約20重量%の燐から成る電気メッキコ
    ーティングを特許請求の範囲第11項の方法によって与
    え、かくして、改善された耐蝕性、耐摩損性、耐摩耗性
    および応力腐蝕クラッキング耐性をもったコーティング
    を与えられた金属物品。 14、コーティングが、約90重量%ないし約96重量
    %の亜鉛、約2重量%ないし約5重量%の珪素、および
    約2重量%ないし約5重量%の燐から成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第13項の金属物品。 15、コーティングが、約90:5:5ないし約96:
    2:2の範囲の亜鉛:珪素:燐重量比をもった亜鉛、珪
    素、燐から成ることを特徴とする特許請求の範囲第13
    項の金属物品。 16、コーティングが、約93重量%の亜鉛、約4重量
    %の珪素、および約3重量%の燐から成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第13項の金属物品。 17、コーティングが、亜鉛、珪素および燐から成り、
    亜鉛:珪素:燐の重量比が93:4:3であることを特
    徴とする特許請求の範囲第13項の金属物品。 18、a)燐酸1モル当たり0.7モルの水酸化ナトリ
    ウムが添加されるまで、金属亜鉛を燐酸 および水酸化ナトリウムと接触させ; b)pHが約2.0ないし2.3になるまで反応を進行
    させ; c)残留亜鉛を溶液から除去し; d)水酸化ナトリウム1モル当たり0.3モルの燐酸が
    添加されるまで、金属珪素を燐酸 および水酸化ナトリウムと接触させ; e)pHが11に達するまで反応を進行させ;f)残留
    珪素を溶液から除去し; g)亜鉛対珪素比が14:1になるように、珪素含有溶
    液を亜鉛含有溶液に添加し;そ して、 h)溶液のpHを2.8に調整する; ことを特徴とする特許請求の範囲第15項のコーティン
    グを電気メッキするのに適した溶液の製造法。 19、a)燐酸1モル当たり0.4ないし1.3モルの
    アンモニアが添加されるまで、金属亜鉛お よび珪素を燐酸およびアンモニア水溶液と 接触させ; b)ガス発生が止まるまで反応を進行させ;c)残留金
    属亜鉛および珪素を溶液から除去し;そして d)pHを2.5以上に調整する; ことを特徴とする、少くとも約70重量%の亜鉛、少く
    とも約0.1重量%の珪素および少くとも約0.5重量
    %の燐から成るコーティングを金属基板上に電気メッキ
    するのに適した溶液を与える方法。 20、少くとも70重量%の亜鉛、少くとも約0.1重
    量%の珪素、および少くとも約0.5重量%の燐から成
    る電気メッキコーティングを与えた、含鉄金属、スチー
    ル、ステンレススチール、銅、アルミニウムおよびチタ
    ンから成る群から選ばれた金属製物品。 21、電気メッキコーティングが、約82.2重量%の
    亜鉛、約3.8重量%の珪素および約14.0重量%の
    燐から成ることを特徴とする特許請求の範囲第20項の
    物品。 22、電気メッキコーティングが、約72.6重量%の
    亜鉛、約8.8重量%の珪素および約18.6重量%の
    燐から成ることを特徴とする特許請求の範囲第20項の
    金属物品。 23、電気メッキコーティングが約88重量%の亜鉛、
    約9重量%の珪素および約3重量%の燐から成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第20項の金属物品。 24、電気メッキコーティングが、約94.7重量%の
    亜鉛、約3.7重量%の珪素および約1.6重量%の燐
    から成ることを特徴とする特許請求の範囲第20項の金
    属物品。 25、電気メッキコーティングが、約99.4重量%の
    亜鉛、約0.1重量%の珪素および約0.5重量%の燐
    から成ることを特徴とする特許請求の範囲第20項の金
    属物品。 26、金属がスチールであることを特徴とする特許請求
    の範囲第20項の物品。 27、金属がステンレススチールであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第20項の物品。 28、金属がアルミニウムであることを特徴とする特許
    請求の範囲第20項の物品。 29、さらに第二の保護コーティングを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第20項の物品。 30、第二の保護コーティングがペイントであることを
    特徴とする特許請求の範囲第29項の物品。 31、第二の保護コーティングがクロム酸塩変換コーテ
    ィングであることを特徴とする特許請求の範囲第29項
    の物品。 32、電気メッキコーティングをさらに約0.5ないし
    1%の硝酸の溶液で処理することを特徴とする特許請求
    の範囲第20項の物品。 33、(a)i)約5g〜約90g/lの亜鉛イオン; ii)pHを約1.0〜約3.5の範囲に保持するのに
    有効な量の緩衝剤; iii)0〜約4モル/lの導電性塩; を含む電気メッキ溶液を調製し、 (b)この電気メッキ溶液に洗浄した金属物品を浸漬し
    、 c)この金属物品を陰極として、電気密度 約0.5A/dm^2〜60A/dm^2で少なくとも
    1秒間、亜鉛コーティング を電気メッキすることを 特徴とする延性及び接着性ある亜鉛コーティングを電気
    メッキする方法。 34、電気メッキ溶液を約15℃〜35℃の温度で使用
    する特許請求の範囲第33項記載の方法。 35、緩衝剤が燐酸、オルト燐酸、ピロ燐酸、クロル酢
    酸、ジクロル酢酸、ブロム酢酸、硫酸及び塩酸からなる
    群から選ばれる強酸である特許請求の範囲第33項記載
    の方法。 36、緩衝剤が燐酸と燐酸二水素ナトリウムである特許
    請求の範囲第33項記載の方法。 37、電気メッキ溶液が (a)金属亜鉛及び亜鉛塩類からなる群から選ばれる亜
    鉛を、亜鉛イオン約5g〜90g/lと燐酸イオン約4
    0g〜300g/lを含む溶液となる量で、攪拌しなが
    ら85%燐酸に溶解し、冷却してこの混合物の温度を室
    温と100℃の範囲に保ち、 (b)アルカリ性水酸化物でpHを約1.0〜約3.5
    に調整することによって製造されることを特徴とする特
    許請求の範囲第33項記載の方法。 38、アルカリ性水酸化物が水酸化ナトリウム、カリウ
    ム、リチュウム及びアンモニウムからなる群から選ばれ
    る特許請求の範囲第37項記載の方法。 39、亜鉛塩が酸化亜鉛、酢酸亜鉛、炭酸亜鉛、塩化亜
    鉛、硫酸亜鉛、燐酸亜鉛及びスルファミン酸亜鉛からな
    る群から選ばれる特許請求の範囲第34項記載の方法。 40、亜鉛塩が酸化亜鉛である特許請求の範囲第35項
    記載の方法。 41、アルカリ性水酸化物が水酸化ナトリウムである特
    許請求の範囲第34項記載の方法。 42、アルカリ性水酸化物が水酸化カリウムである特許
    請求の範囲第34項記載の方法。 43、導電性塩が塩化物塩類、硫酸塩塩類、弗化ホウ酸
    塩塩類からなる群から選ばれる特許請求の範囲第33項
    記載の方法。 44、電気メッキ溶液中の亜鉛イオン濃度が約5g〜2
    5g/lでpHが約2.5〜3.5である特許請求の範
    囲第33項記載の方法。 45、電気メッキ溶液中の亜鉛イオン濃度が約30g〜
    90g/lでpHが約1.5〜2.5である特許請求の
    範囲第33項記載の方法。 46、電気メッキ溶液中の亜鉛イオン濃度が約35g〜
    60g/lである特許請求の範囲第41項記載の方法。 47、電流密度が約5A/dm^2〜50A/dm^2
    である特許請求の範囲第33項記載の方法。 48、電流密度が約10A/dm^2〜40A/dm^
    2である特許請求の範囲第33項記載の方法。 49、メッキ時間が約1〜45分である特許請求の範囲
    第33項記載の方法。 50、メッキ時間が約1〜5分である特許請求の範囲第
    33項記載の方法。 51、延性及び接着性ある亜鉛コーティングを電気メッ
    キした、鉄含有金属類、スチール類、ステンレススチー
    ル類、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、チタン及
    びそれらの合金からなる群から選ばれる金属から作られ
    た物品。 52、金属がステンレススチールである特許請求の範囲
    第47項記載の物品。 53、金属がアルミニウムである特許請求の範囲第47
    項記載の物品。 54、金属が銅である特許請求の範囲第47項記載の物
    品。 55、更に、燐酸塩コーティング、クロメート転換コー
    ティング、及び塗料からなる群から選ばれる第二のコー
    ティングで処理されている特許請求の範囲第47項記載
    の物品。 56、更に、クロメート転換コーティングで処理されて
    いる特許請求の範囲第47項記載の物品。 57、更に、塗料で処理されている特許請求の範囲第4
    7項記載の物品。 58、耐摩耗性、耐摩損性、耐腐食性、耐応力腐食クラ
    ッキング性を具備するように特許請求の範囲第33項記
    載の方法で電気メッキされた物品。
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