JPS6186916A

JPS6186916A - スクリ−ンの洗浄装置

Info

Publication number: JPS6186916A
Application number: JP59208955A
Authority: JP
Inventors: Takashi Ito; 隆伊藤
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1984-10-04
Filing date: 1984-10-04
Publication date: 1986-05-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、汚れがｔ下方向に通過する傾斜スクリーンの
洗浄装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点下水処理設備等において、施設の負荷の軽減を図るため
、沈砂池からの汚水に含まれるゴミ類をスクリーンによ
り除去することが行なわれている。。

そしてこのスクリーンは目詰りを起こすことがあるので
、その対策として、スクリーンに対しその前方から直角
方向に洗浄水を噴射可能なノズルを、スクリーン幅方向
に移動させるよう１こした装置が提案されている。

ところで、前記スクリーンにより捕捉されたし渣は、自
重によりスクリーンに沿って落下し、スク′リーン下端
部前方に留まるのであるが、このし活を搬出してし渣処
理装置に供給する必要がある。

そこで従来、スクリーン下端部前方にコンテナを載置し
ておき、コンテナ内に留まったし渣をコンテナごと人力
により搬出する方法がある。しかしながらこのような方
法では、人手を多く要すると共に、スクリーンには汚水
が流れているのでその汚水の飛沫が非常に多く、作業環
境が悪いという問題があった。

またスクリーンの前方にし渣トラフを設け、このし渣ト
ラフに水を流してし渣をし渣トラフの一端側に集めると
いう方法もある。しかしながらこのような方法では、し
液量の２０倍程度の大量の水を必要とし、またし渣は種
々雑多であるが、少し重いし渣は流すことができず、さ
らにはスクリーンで水切りしたし渣の含水率を流水によ
り再びと昇させてしまうという問題があった。

またスクリーンの前方に各種のコンベヤを設けて、この
コンベヤ１こよりし渣を搬出する方法もある。しかしな
がらこのような方法では、コンベヤの設置及び保守点検
のためのスペースを多く必要とし、かつコストが高価な
ものとなり、しかも汚水飛沫の多い雰囲気中に設置され
るので、コンベヤの寿命が短く、保守も繁雑であるとい
う問題があった。

発明の目的本発明はｔ記従来の欠点を解消するもので、スクリーン
の洗浄を行なえるはかりでなく、自動的にかつ確実にし
渣を搬出でき、しかも設置スペースや設置コストが少な
くて足り、さらには保守点検も容易なスクリーンの洗浄
装置を提供することを目的とする。

発明の構成を記目的を達成するため、本発明のスクリーンの洗浄装
置は、水路に設けられたスクリーン１こ対向してスクリーン幅
方向に沿って往復移動する移動台車と、この移動台車に
取付けられて前記スクリーンに向けて洗浄水を噴射する
ノズルと、前記移動台車１こ前記スクリーン幅方向と直
向する水平軸心回りに所定角度回動可能に取付けられた
昇降装置と、この昇降装置により前記スクリーン前方の
し渣トラフに挿抜せしめられる掻寄せ板と、前記昇降装
置を回動可能方向とは逆方向Ｉこ付勢して鉛直姿勢を保
持する付勢装置とを設けた構成としたものである。

かかる構成１こよれは、移動台車がし渣トラフの一端側
から他端側へ走行するときには昇降装置）こよりｉ寄せ
板を虹昇させてし渣トラフから抜き取っておき、移動台
車がし渣トラフの他端側から一端側へ走行するときには
昇降装置により拉寄せ板を下降させてし渣トラフに挿入
しておくことにより、掻寄せ板によりし渣トラフ内のし
渣をし渣トラフ−Ｇ　ｌ！ｔｉ５１こ確実に掻き集める
ことができる。

したがって、し渣トラフの一端部にし渣シュートを設け
ておけは、このし渣シュートを介してし渣をし液処理装
置に供給できる。まｔこ粗太し渣が掻寄せ仮に当接した
場合、昇降装置が付勢装置の付勢力に抗して回動し、掻
寄せ板が粗大し渣を逃げて通過するので、移動台車の駆
動装置等に過負荷が作用して損傷するようなことがない
、また、本来必要なノズル移動用の移動台重音こ昇降装
置等を取付けるという合理的な構成であるため、従来の
流水方式のようにポンプや水切り装置を要せず、また従
来のコンベヤ方式のよう１こコンベヤを設置する必要も
なく、構成が簡単で安価に製作でき、しかも必要なスペ
ースも少なく、保守点検も容易に行なえるのである。

実施例の説明以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

第１図は本発明の一実施例におけるスクリーンの洗浄装
置の概略正面図、第２図は同要部拡大正面図、第８図は
同要部拡大正面図で、（１）はその幅方向に複数並設さ
れたスクリーンであり、その上端部前方にはスクリーン
（１）幅方向に沿うし渣トラフ（２）が設けられている
。このし渣トラフ（２）の一端部にはし渣シュート（３
）の一端が開口しており、このし渣シュート（３）の他
端はし渣ｌＪＡ理装置（４）に接続されている。（５）
はスクリーン（１）幅方向に沿って往復移動する移動台
車で、この移動台車（５）は、台車本１　（６）と、ス
クリーン（１）幅方向に沿って前記し渣トラフ（２ンの
Ｌ方に設置された一対のレール（７）ｔに載置された合
計４個の車輪（８）と、この車輪（８）の車軸（９）と
、台車本体く６目こ設置された減速機旬きの亀ＷＬ　ｅ
Ｑαｑと、前記台車本体（６）の下方に延設された枠体
東とにより構成されており、前記電動機知によりスプロ
ケットにとチェーンα３とスプロケット０瘤とを介して
一対の車軸（９）のうちの一方が回転駆動されて走行す
る。顧は複数の洗浄水噴射口を有する左右一対のノズル
で、各ノズルαυは、一端を前記枠体αＶに回動調節可
能に固定された一対の支持杆ＬＪＩ１９の他端に固着さ
れたパイプホルダー翰１こより支持されている。（へ）
は昇降装置であり、この昇降装置（至）は、前記枠体σ
１こピンσ９を介して回動可能に取付ζブられた断面コ
字状の基体に）と、この基体四に取付けられた水圧シリ
ンダ装置ｅυと、この水圧シリンダ装置＠のピストンロ
ッドの先端にと端部が連結されｔ、：断面り字状の昇降
体骨と、前記基体（４）１こ固着されて目８記昇降体（
イ）を案内する２側御組で二組設けられた案内部材のと
により構成されている。前記ビン０１はスクリーン（１
）　ｆｌＱ方向と直交しかつ水モであり、前記昇降体骨
の下端部には掻寄せ板（ハ）が固着されている。前記基
体四は、第４図に詳細１こ示すように、前記枠体ａ遵に
固着されたブラケット曽に取付けられた板ばね（４）に
ロッド（ロ）を介して連結されており、板はね（１）に
より付勢されて枠体ａ〃と当接した鉛直姿勢を維持して
いる。

（至）は前記枠体（６）にブラケット四を介して取付け
ら第１たリミットスイッチで、通常時は前記基体（イ）
に面前されたレバー（７）によりアクチェータが押され
た状態にあり、基体（１）が板はね（ホ）の付勢力ｌこ
抗して回動せしめられたときにそれを検知する。０υは
前記レール（７）と平行なレール（２）に沿って移動自
在な複数の支持金具（ハ）により支持さねたホースで、
このホース０１）は、第１の分岐ホース■により第１の
電磁弁（７）を介して前記ノズルＱ５に接続さｆしてい
ると共に、第２の分岐ホース−により第２の電磁弁−を
介して前記水圧シリンダ装匠シυ１こ接わじされている
。なお（ト）は端子ボックス、■は連転中であることを
警告する表示灯である。

次に１υ作を説明する。汚水はスクリーン（１）をｔ下
方向に通過し、スクリーン（１）により通過を阻止され
たし渣は自重によってスクリーン（１）に？１コつて落
下し、し渣トラフ（２１に落ち込む。スクリーン（１）
を洗沖するに際しては、第１のＶｕＲ弁（７）を開１こ
してノズル（２）から洗浄水を噴射させると共に、電動
機σｃ＞＋駆動して移動台車（５）を往復移酊ノ、さぜ
る。こ才１により全てのスクリーン（１］が洗浄水によ
り全幅にわたって洗浄される。このとき、移動台車（５
）がし洒トラフ（２）の一端側から他端側へと移動する
とき１こは、水圧シリンダ装＠（２）のピストンロッド
を縮退させて第８図に仮想線で示す如く掻寄せ板（ハ）
をし渣トラフ（２）から引きＬげておき、移動台車（５
）がし渣トラフ（幻の他端側から一端側へと移動すると
きには、水圧シリンダ装置（財）のピストンロッドを伸
展させて第８図に実線で示す如く経寄せ板（ハ）をし渣
トラフ（２目こ挿入しておくことにより、し渣トラフ（
２）内のし渣は掻寄せ板（ハ）１ζよりし渣トラフ（２
）の一端部へ掻寄せられ、し渣シュート（３）を介して
し渣処理装置（４）に供給される。このし渣の掻寄せ中
に、掻寄せ板（ハ）に粗大し渣が当接して一定以りの力
が作用した場合、昇降装置側の基体（７）が板はね（１
）の付勢力に抗して第２図に仮想線で示す如く回動し、
掻寄せ板い９は粗大し渣を逃げて通過する。したかつて
過大な負荷が作用することがなく、電動機αｑ等の損傷
を確実に防止できる。またリミットスイッチ（ホ）は、
基体（イ）の回転角が所定角度に達したこと、すなわち
板はね（ホ）の変形歌が所定量に達したことを検出し、
その信号により移動台車（５）を非常停止させる１なお、本実施例のようにスクリーン（１）の洗浄とし渣
トラフ（２）内のし渣の抱き寄せとを同時に行なえば非
常に効廊的で好ましいが、これらは必要に応じて単独で
行なえるのは勿論である。。

また、本実施例のように昇降装置（至）の動力として水
圧シリンダ装置（２）を用いれば、高圧の洗浄水を利用
できるので非常に経済的で好ましいが、水圧シリンダ装
置ｅυの代わり１ζ電動あるいは油圧のシリンダ装置や
その他の駆動源を用いることもできるのは勿論である。

発明の詳細な説明したように本発明によれは、自動的にし渣を先出
できるので、従来のコンテナ方式のように汚水の飛沫か
密集する悪環境下での人力作業を無くすことかでき、ま
た掻寄せ板でし渣を強制的に換部せるので従来の流水ト
ラフ方式のように披残しかない。また本来必要な洗浄用
の移虻１台車を利用したものであるので、従来の流水ト
ラフ方式のように送水ポンプや水切り装置が不要で、ま
た従来のコンベヤ方式と比較しでも構成が極めて簡単で
かつ汚水の飛沫を受けることも少なく、安価でかつ長メ
Ｉ昭でしかも保守・点検が容品であり、さら１こは必υ
スペースも大幅に減少できる。

【図面の簡単な説明】

５：　１１ｍｍは本発明の一実施例１こおけるスクリー
ンの８元浄装皿の厩略正面図、第２図は同要部拡大正Ｌ
Ｊｊメ、第３　ｂｌ　ｉ、を同誓部拡大健１比１図、第
４図は第３因ｌこおけるＩＶ−ｈ諒１こｌａう成略し１
前回である。（１）・スクリーン、（２）・・・しａｌトラフ、（５
し・・移鉤台早、ＪＱ・・・ノズル、（ト）・・昇降装
置、（至）・・・掻寄せ波、い・・・葭はね。

Claims

【特許請求の範囲】

１、水路に設けられたスクリーンに対向してスクリーン
幅方向に沿って往復移動する移動台車と、この移動台車
に取付けられて前記スクリーンに向けて洗浄水を噴射す
るノズルと、前記移動台車に前記スクリーン幅方向と直
交する水平軸心回りに所定角度回動可能に取付けられた
昇降装置と、この昇降装置により前記スクリーン前方の
し渣トラフに挿抜せしめられる掻寄せ板と、前記昇降装
置を回動可能方向とは逆方向に付勢して鉛直姿勢を保持
する付勢装置とを設けたスクリーンの洗浄装置。